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『時代小説、KADOKAWA秋の文芸書・ビジネス書フェア(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全304件

  • 姫さまに、モテ年到来!? 「妻は、くノ一」の姉妹シリーズ、全7冊合本版で登場!

    平戸藩の江戸屋敷に住む静湖姫は、微妙なお年頃のお姫さま。
    大晦日の夜、おかまの店で飲んだくれていると「来年はもの凄いモテ年になる」と占われる。
    年が明け、三十一歳になるのを機に習い始める三十一文字の和歌の会に参加すると、なんと屋根の上に死体が発見された。
    この奇妙な謎を解こうと奮闘する姫の前に、素敵な男性が次々と現れて……。恋に事件に、花のお江戸を駆け巡る!
    大人気著者が放つ「姫は、三十一」シリーズ、全7冊合本版!
  • 日本最古の物語を、原文と注、現代語訳で心行くまで楽しめる!

    竹の中から生まれて翁に育てられた少女が、五人の求婚者を退けて月の世界へ帰っていく伝奇小説。かぐや姫のお話として親しまれる日本最古の物語。第一人者による最新の研究の成果。豊富な資料・索引付き。
  • 231(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    吉川英治
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    黒田官兵衛の若き怒濤の日々を描いた最高傑作

    東に織田信長、西に毛利輝元の勢力に挟まれてた城主・小寺政職。家老の官兵衛は、さっそく信長との仲介を羽柴藤吉郎へ頼みに行く。そこで軍師・竹中半兵衛と出会ったことにより、運命の歯車が廻り始める…。
  • 新たな長屋小説の傑作が誕生した!期待の作家の書き下ろし

    神田明神下にある「出世長屋」は、その名前とは異なり、出世からほど遠い面々が、貧しくも明るく暮らしている。ある日、駕籠かきの桂太は、賭博場で知り合った米問屋の旦那から、奇妙な頼み事をされる──。
  • 還暦からが本当の男盛りってもんよ!

    元同心・藤村、大身旗本・夏木、商人・仁左衛門の3人は、還暦を目前によろず相談所を開いた。八百屋の女房は、剣術に没頭する夫の復讐を止めたいと言うが……。タフな隠居トリオが町の悩みをなんでも解決。
  • 田を襲う野分、姿を消した強盗、絡まる恋の行方――「古米三千俵」完結篇!

    新米の刈入れ時季が迫る中、仕入先の村を野分が襲う。その噂を聞きつけた商人の中で古米を買い占めようとする動きが出てきて善太郎たちは警戒を強める。一方、お波津と銀次郎の恋の行方は……。
  • 748(税込)
    著者:
    篠 綾子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    義経と最期を共にした正妻・郷姫の切なくも美しい生涯を描いた時代小説。

    河越重頼の娘、郷姫は源頼朝の命により、初恋を捨て義経の許へ嫁いだ。周囲は彼女を鎌倉の間者と疑い、義経も次第に愛妾に思いを寄せ、妻を遠ざけるようになる。しかし、彼女は夫を一途に思い続けた。源平の戦いや頼朝・義経兄弟の争いにも巻き込まれていくなか、子を産み、最期は義経と共に壮絶な死を遂げた郷姫。戦乱の世を気高く生きぬいた一人の女性の生涯を描く。歴史に隠された真実が心揺さぶる時代長編。
  • 968(税込)
    著者:
    伊東潤
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    情報戦を勝ち抜き、戦国の世を生き延びろ! 臨場感MAXの戦国時代小説

    天下の簒奪を企む徳川家康は、豊臣家を滅ぼすべく大坂城攻略に乗り出した。出陣の前日、伊賀者の吉蔵は警固隊長から、輿かきの中に刺客が紛れ込んでいると知らされる。大御所様の命は、そなたに懸かっている。吉蔵は紛れ込んだ刺客を見破り、家康を守り抜くことができるのか。桶狭間から大坂の陣まで、手に汗握る情報戦を網羅した、鬼気迫る合戦連作集。悪魔の石を巡る攻防を描いた短編「ルシファー・ストーン」特別収録!
  • 836(税込)
    著者:
    西條奈加
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    直木賞作家の真骨頂! ほっこり笑えてじーんと泣ける江戸人情物語

    巣鴨で六代続く糸問屋の主人を務めた徳兵衛。還暦を機に引退し、悠々自適な隠居生活を楽しもうとしていたが、孫の千代太が訪れたことで人生第二のすごろくが動き始めた……。心温まる人情時代小説!
  • 『化け者心中』で文学賞三冠。新鋭が綴る、エモーショナルな時代小説。

    ときは文政、ところは江戸。武家の娘・志乃は、歌舞伎を知らないままに役者のもとへ嫁ぐ。夫となった喜多村燕弥は、江戸三座のひとつ、森田座で評判の女形。家でも女としてふるまう、女よりも美しい燕弥を前に、志乃は尻を落ち着ける場所がわからない。
    私はなぜこの人に求められたのか――。
    芝居にすべてを注ぐ燕弥の隣で、志乃はわが身の、そして燕弥との生き方に思いをめぐらす。
    女房とは、女とは、己とはいったい何なのか。
    いびつな夫婦の、唯一無二の恋物語が幕を開ける。
  • 古強者たちの、熟練したお悩み解決術をご覧あれ! 快刀乱麻の時代小説。

    身分を超えた絆で結ばれた藤村・夏木・仁左衛門の3人組は、隠居を機に隠れ家の〈初秋亭〉でよろず相談を始めた。珍妙な事件に振り回される日々のなか、夏木が中風の発作で倒れてしまう。意識がもどらないまま、初秋亭には何も盗らない不気味な押し込み事件の相談が持ち込まれ……。身体の不調に、できの悪い息子たち。悩みの絶えない男たちの“いぶし銀の青春”を描く時代小説。書き下ろし掌編「夏木権之助の猫日記」特別収録!
  • 770(税込)
    著者:
    あさのあつこ
    イラスト:
    丹地陽子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    己が斬るのは公儀か藩か、それとも父か? 熱い「青春時代小説」!

    江戸時代中期、十五万石を超える富裕な石久藩。鳥羽新吾は上士の息子でありながら、藩校から郷校「薫風館」に転学、自由な気風を謳歌していた。その「薫風館」で陰謀が起きる。かつての学友たちが斬殺され、その真相を知った学友だった瀬島が自害。中老である彼の父も罷職となった。真実を知るはずの新吾の父は、事件後何事もなかったかのように妾宅に住み、そして二年が過ぎようとしていた。新吾は元服を迎え、親友の栄太は江戸へ遊学し同じく同輩の弘太郎には嫁取りの話が来ている。ゆっくりと時が進んでいたある日、弘太郎の近所で太刀傷の死体を見たと証言した隠居の老人が事故死する。同時に、弘太郎の許嫁の八千代が不自然に新吾の姓「鳥羽」に対し戦く。そして、突然栄太が謎の理由で帰郷する。かつての陰謀から再び不穏な気配がわき起こる。熱い「青春時代小説」!
  • 1,980(税込)
    著者:
    梶よう子
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    「だから、おれは、お前たちを描きたかった」 魂を揺さぶる浮世絵師小説。

    絵師を目指し、安房から江戸に出て十年。菱川吉兵衛は、吉原と芝居小屋という「二大悪所」に入り浸る自堕落な日々を過ごしていた。
    狩野探幽への弟子入りを門前払いされたものの、その面目なさから郷里の縫箔屋の跡を継ぐ決心もできずにいたのだ。
    そんな中、ひょんなことから吉原の女たちの小袖に刺繍を施すことに。福良雀と笹の葉、波千鳥、吉祥文様の宝珠、玩具の手毬や扇子に草花。
    さまざまな美しい意匠を縫い付けながら、吉兵衛は、未来の見えない辛い日々の中でも懸命に明るく生きようとする彼女たちの心の温もりに励まされ、再び筆を執ることを決意する。
    だが、ある日突然巻き起こった大火に吉原と江戸の街が飲み込まれ……。江戸の人々の暮らしを見つめ続けた菱川師宣こと吉兵衛が本当に描きたかったものとは?
    浮世絵の祖の生涯を描く、人情と愛に満ちた波瀾万丈の浮世絵師小説。
  • 836(税込)
    著者:
    冲方丁
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    江戸百万の命を背負い、勝海舟と西郷隆盛、二人の麒麟児が駆ける!

    慶応四年三月。鳥羽・伏見の戦いに勝利した官軍は、徳川慶喜追討令を受け、江戸に迫りつつあった。
    軍事取扱の勝海舟は、五万の大軍を率いる西郷隆盛との和議交渉に挑むための決死の策を練っていた。
    江戸の町を業火で包み、焼き尽くす「焦土戦術」を切り札として。
    和議交渉を実現するため、勝は西郷への手紙を山岡鉄太郎と益満休之助に託す。
    二人は敵中を突破し西郷に面会し、非戦の条件を持ち帰る。だが徳川方の結論は、降伏条件を「何一つ受け入れない」というものだった。
    三月十四日、運命の日、死を覚悟して西郷と対峙する勝。命がけの「秘策」は発動するのか――。
    幕末最大の転換点、「江戸無血開城」。命を賭して成し遂げた二人の“麒麟児”の覚悟と決断を描く、著者渾身の歴史長編。
  • カッコイイ歳の取り方って、こういうことだぜ。 粋でいなせな時代小説!

    隠居を機に江戸でよろず相談所を開いた元同心の藤村、大身旗本の夏木、商人の仁左衛門の幼なじみ3人組。豪商の妻たちから「主人が秘密の会合を持っている」と相談を受け、調査に乗り出してみると……。
  • 902(税込)
    著者:
    篠 綾子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    幕末の世の人々の絆と生き様を鮮やかに描き出した、青春時代小説の傑作!

    学問と剣術、いずれにも長けた川越藩国家老の息子、小河原左京。彼はある日、城下の村にある道場で自分と瓜二つな農民の少年、時蔵に出会う。一度は互いの出自を疑うが、次第に身分の差を超えた友情を育み、平穏な青春を過ごす2人。しかし世間は世直し一揆や農兵の導入に揺れ、激動の時代を迎えつつあった。そんな中ある武士が2人の眼前に現れ、彼らの出自を疑い、その姿を執拗に追うようになる。彼の狙いはいったい何なのか――。美しい川越を舞台に、幕末の人々の生き様を鮮やかに描き出した傑作時代長編。
  • 946(税込)
    著者:
    梶よう子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    お茶を愛する少年の成長と挑戦を描く、天下一の絶品時代長編!

    優れた味覚を持つ仁吉少年は、〈森山園〉で日本一の葉茶屋を目指して奉公に励んでいた。ある日、大旦那の太兵衛に命じられ上得意である阿部正外の屋敷を訪ねると、そこには思いがけない出会いが待っていた。
  • 1,056(税込)
    著者:
    近衛龍春
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    関ヶ原の戦いで、もっとも人々の胸に刻まれた武将、その名は島津豊久。

    絶体絶命の窮地にあり、主君を逃がすため、自らが犠牲となって敵陣に飛び込んだ若き武者。その名は島津豊久。その知られざる半生を、緻密な筆致で描いた書き下ろし長篇歴史小説。
  • 田を襲う未知の災厄――飛蝗の大群から刈入れ前の稲を守れるか!?

    大量の古米を抱えることになった米問屋羽前屋の主人・善太郎。大黒屋手代の銀次郎らとともに売込みに奔走していたが、新米の刈入れ時季が迫り思うようにいかない。さらに銀次郎が何者かに襲われ、生死の境をさまようことになる。不安に包まれる善太郎の元に、仕入れ先周辺の村で飛蝗の大群が現れて稲を食い尽くしてしまったとの知らせが届く。未知の災厄から刈入れ直前の稲を守るため、善太郎はある覚悟を決めて村に向かうのだが……。度重なる災難を善太郎はどう乗り越えるのか。「新・入り婿商い帖」シリーズ第八弾!
  • 歳はとっても、魂は老いぬ! 隠居3人組の活躍描く、痛快時代活劇

    少年時代からの悪友3人組、元・同心の藤村・大身旗本の夏木、商人の仁左衛門は豊かな隠居生活のため、男だけの隠れ家を作ることにした。物件を探し始めた矢先、商人の女房の誘拐事件に巻き込まれて……。
  • 江戸の悩みは、酸いも甘いも噛み分けた隠居三人組にお任せあれ!

    大川のほとりに佇む〈初秋亭〉には、江戸中の悩みがひっきりなしに届けられる。隠居後の悠々自適な生活を夢見ていた元同心の藤村、大身旗本の夏木、商人の仁左衛門の三人組は、積み重ねた経験を武器に一風変わった依頼の解決に邁進する。豪商〈高瀬屋〉の旦那が持ち込んだ依頼は、跡取り息子が惚れたという奇妙な金魚屋の娘の身辺調査だった。一線を退いても、生涯働き盛り! 海千山千の老兵たちの活躍描く、痛快時代小説。
  • 1,232(税込)
    著者:
    諸田玲子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    密偵として生きた女性の激動の人生を描く、第26回新田次郎賞受賞作!

    その美貌と聡明さを武器に、忍びとして活躍する村山たかは、ある時、内情を探るために近づいた井伊直弼と激しい恋に落ちる。だが、苛酷な運命が二人に襲いかかって……。著者の代表作が新装版で登場!
  • 隠居の爺さん3人組、江戸のお悩み解決に飛び回る!

    元同心の藤村、大身旗本の夏木、商人の仁左衛門は子どもの頃から大の仲良し。悠々自適な生活のため3人の隠れ家を見つけ出したが、江戸中から次々と悩みが持ち込まれて……!? 大人気シリーズ待望の復活!
  • 経済か、生命か? 圧政と闘う無私の生きざま

    足尾銅山の鉱毒で甚大な被害を受け、反対運動の急先鋒となっていた谷中村は、絶体絶命の危機にあった。
    銅山の資本家と結託した政府が、村の土地を買収し、遊水地として沈めようとしていたのだ。
    反対運動の指導者、田中正造は、村を守るため、政治権力に法廷での対決を挑む。
    だが、それは果てしなく、苦難に満ちた闘いだった。
    日本最初の公害闘争を巡り、権力の横暴に不撓不屈の精神で立ち向かった人々を描いた伝記文学の傑作。
    解説・魚住昭
  • 刈り入れ前の田んぼに起こった悲劇――。善太郎たちに更なる試練が!!

    七月下旬。角次郎の罪も晴れ、大黒屋の賑わいも戻ってきた。今年の作柄も良いと、善太郎たちが喜んでいた矢先、打越屋の銀兵衛が相談に来た。その内容に隠された陰謀とは……。さらに江戸では流行り病が!
  • 八丈島と江戸、両者に忍び寄る影とは……

    八丈島へ流された角次郎は、破落戸らとともに生活の基盤を築いていく。一方江戸では、善太郎が角次郎を呼び戻すため奮起していたが、戸締の最中に商いをしていたことが取りざたされ、さらに困難な状況に!
  • 日本を代表する名監督の映画になった原作を読もう!

    【収録書籍】
    『羅生門・鼻・芋粥』著者:芥川龍之介
    『新訳 マクベス』著者:シェイクスピア 訳者:河合祥一郎

    【映画紹介】
    映画「羅生門」
    芥川龍之介の同名作品を基に、1950年黒澤明監督により三船敏郎、京マチ子の出演で製作された時代劇大作。その強烈なテーマ、独特の映画手法によって公開時に大きな話題となった。1951年のヴェネチア国際映画祭でグランプリを獲得、51年度のアメリカのアカデミー賞外国映画賞を獲得し、世界の評価も集めた。

    映画「蜘蛛巣城」
    1957年、黒澤明監督によりシェイクスピア作「マクベス」を日本の戦国時代に翻案し、能の様式美を取り入れ制作された作品。監督が得意とする強烈な人間描写が凄まじいまでに迫り来る。特に、主演の三船敏郎によるラストシーンは圧巻!
  • 902(税込)
    著者:
    山本一力
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    人の弱さも企みも、家宝の天眼鏡で全てお見通し。江戸町人情物語、開幕!

    日本橋の村田屋は創業百二十周年の老舗眼鏡屋。そのあるじの長兵衛は、すぐれた知恵と家宝の天眼鏡で謎を見通すと評判だった。
    ある日、目明かしの新蔵が長兵衛に助けを求めてくる。住吉町の裏店で起こった人殺しの本当の下手人を挙げるのに長兵衛の力を借りたいという。
    浜町の目明かし・巳之吉が、殺人が起こった長屋の者たちの手を検分して、手が汚れていたというだけでそこに住まう十七の娘おさちに縄を掛けたという。
    ろくな調べもせずに罪なき娘を引き立てたことに怒りを覚えた長兵衛は、広い人脈と持ち前の人柄を発揮して事件を解決に導く。
    長兵衛の評判がますます高まる中、今度は木場の檜問屋・福島屋矢三郎の遺言状の真贋鑑定を依頼される。
    息子の豊太郎に遺されたものの他に、矢三郎の弟・新次郎の許にも遺言状があるのだという。
    長兵衛は天眼鏡で真贋を明かすが、福島屋を自分のものにしたい新次郎の企みによって、事態は思わぬ方向へ動き……!?
  • 990(税込)
    著者:
    伊東潤
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ふたりの武士、ふたりの生き様。感涙必至の骨太歴史長編!

    西郷の首を発見した軍人と、大久保利通暗殺の実行犯は、かつての親友同士だった。激動の時代を生き抜いたふたりの武士の友情、そして別離。「明治維新」に隠されたドラマを描く、美しくも切ない歴史長編。
  • 最強の女刺客、川中島の戦場を駆ける。

    永禄四年、武田信玄と上杉謙信が対峙する川中島の戦場を駆け抜ける少女がいた。名は「野風」。密命を帯びた女刺客が目指すはただ一つ、謙信の首! 圧倒的な躍動感でおくる、アクションエンタテイメント!
  • 早替えによる変装で不正に迫る、よんどころない男、その名は草二郎!

    家を出て役者になった旗本次男坊の草二郎は「音次郎」の名で舞台にあがり、女形として評判をとっていた。ところがある日、兄の訃報が届く。実家に帰ると兄は暗殺されていたことがわかり、兄嫁から犯人捜しを懇願される。追い打ちをかけるように奢侈禁止令によって芝居小屋が打ち壊されてしまう。下手人捜しと芸能への弾圧――。突然振りかかった「よんどころない」事態。草二郎はどう戦うのか。手に汗握る本格的時代活劇!
  • 814(税込)
    著者:
    垣根涼介
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    信長の渇望と、家臣たちの焦燥。信長の内面を抉る、革新的歴史小説!

    「垣根涼介の時代小説こそ
     真に『独創的』という言葉がふさわしい。」
    ――恩田陸氏

    何故おれは、裏切られ続けて死にゆくのか――。
    斯界の絶賛を受けた歴史長編、ついに文庫化!

    織田信長は、幼少時から孤独と、満たされぬ怒りを抱えていた。
    家督を継ぎ、戦に明け暮れていた信長はある日、奇妙な法則に気づく。
    どんなに鍛え上げた兵団でも、働きが鈍る者が必ず出る。その比率は、幼い頃に見た蟻と同じだ。人間も、蟻と同じなのか……と。
    信長は周囲の愚かさに苛立ちながらも、軍事・経済の両面で戦国の常識を次々と打破。怒濤の血戦を制してゆく。
    不変の“法則”と史実が融合した革新的エンタテインメント!
  • 何故おれは、裏切られ続けて死にゆくのか。信長の内面を抉る革命的歴史小説

    織田信長の飽くなき渇望。家臣たちの終わりなき焦燥。
    焼けつくような思考の交錯が、ある原理を浮かび上がらせ、
    すべてが「本能寺の変」の真実へと集束してゆく――。
    まだ見ぬ信長の内面を抉り出す、革命的歴史小説!

    吉法師は母の愛情に恵まれず、いつも独り外で遊んでいた。長じて信長となった彼は、破竹の勢いで織田家の勢力を広げてゆく。だが、信長には幼少期から不思議に思い、苛立っていることがあった――どんなに兵団を鍛え上げても、能力を落とす者が必ず出てくる。そんな中、蟻の行列を見かけた信長は、ある試みを行う。結果、恐れていたことが実証された。神仏などいるはずもないが、確かに“この世を支配する何事かの原理”は存在する。そして、もし蟻も人も同じだとすれば……。やがて案の定、家臣で働きが鈍る者、織田家を裏切る者までが続出し始める。天下統一を目前にして、信長は改めて気づいた。いま最も良い働きを見せる羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益。あの法則によれば、最後にはこの五人からも一人、おれを裏切る者が出るはずだ――。

    ※ 本電子書籍は『信長の原理 上』『信長の原理 下』を1冊にまとめた合本版に、電子書籍版特典として、「小説 野性時代」2016年8月号掲載「垣根涼介×東山彰良 連載開始記念対談」を加えたものです。
  • 814(税込)
    著者:
    垣根涼介
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    すべて敵だ。正義などない――。人間の根源に肉薄した、歴史小説の金字塔!

    「信長を主人公にした戦国小説は無数にあるが、その中でも特異な輝きを放つ作品だ。」
    ――細谷正充氏(文芸評論家)

    信長が天下統一へと邁進する中、織田家中では羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益ら師団長たちが苛烈な出世争いを続けていた。
    が、“この世を支配する原理”によれば、5人のうちの1人は必ず働きが鈍り、おれを裏切る。いったい誰が? 
    焼けつくような駆け引きは、やがて「本能寺の変」の真相へと集束する。
    理想を追い求めた異端児の苦闘と内面をまったく新しい視点から抉り出し、人間の根源に肉薄した歴史小説の金字塔!
  • あらぬ罪をかぶせられて、遠島になった角次郎! 善太郎は救えるのか!?

    冤罪で島流しになってしまった、大黒屋の主・角次郎。協力関係にある羽前屋の助けを借りつつ、罪をかぶせた犯人探しに奔走する善太郎。 善太郎の苦悩、そして成長に目が離せない新章第二弾!
  • 我が敵は織田信長──本願寺の間者となった少女は、戦国の世になにを見るか

    十六歳になる孤児の千世は、本願寺の間諜組織「護法衆」の一員として育てられ、篤い信仰心と類まれな戦闘技術を身に付けていた。信長と本願寺の戦いに身を投じた千世の運命は──。著者渾身の長編歴史小説。
  • 新章開幕! 羽前屋の婿となった善太郎に、新たな試練が!!

    羽前屋に旗本吉根家の用人から、米を仕入れてほしいと依頼があった。同じ頃、角次郎は藩米の仲介仲間の寄り合いで、仙波屋に声をかけられ、吉根家を紹介される。どうやら取引には裏がありそうで……。
  • 902(税込)
    著者:
    中路啓太
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    腐敗した世の中を、己惚れながら生き抜いてゆけ!

    「俺は見境をなくすほどに己惚れている」。侍の世も終わりに近づいた天保年間。たとえ愚か者と罵られようとも、己の信じた道を貫き通す男がいた。誰よりも武士らしくあろうとした男の、手に汗握る一代記!
  • 1,980(税込)
    著者:
    矢野隆
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    愛する者の城を滅ぼせ! 藤吉郎の下した、命がけの決断!

    木下藤吉郎は、実現不可能と目されていた墨俣城築城を成し遂げ、織田家中でも一目置かれる存在となっていた。だが、藤吉郎の前に足利義昭の使者として、明智光秀が現れた。信長は、光秀を重用するようになるが……。
  • 836(税込)
    著者:
    天野純希
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    織田信長、豊臣秀吉─。 英傑の「父」たちは、 果たして息子を愛したのか

    戦国時代を戦い抜いた英傑たちと、その父の姿を、圧倒的な筆致で描く傑作歴史小説。織田信秀、木下弥右衛門、松平広忠、武田信虎、伊達輝宗、長尾為景ら、歴史に埋もれてしまった真の父子の姿が明かされる。
  • 足利義昭と明智光秀、二人の出会いは、必然だったのか。書き下ろし歴史長編

    織田信長から助力を得て、上洛を果たした足利義昭は、兵力もない形ばかりの将軍となった。だが、才気溢れる明智光秀との出会いが、彼の心を大きく揺るがしていく──。新たな視点で描かれる本能寺の真実とは。
  • 924(税込)
    著者:
    高山由紀子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    形見の品に遺された想いを、大切な人へ届けたい。感動の書き下ろし時代小説

    日本橋で四代続いた唐物屋「西湖堂」のひとり娘・小夜は、店の再興を願い、かつて店を裏切った丈四郎の「玉寶堂」の門を叩いた。商いを教えてほしいと、ひと月通い、ようやく小夜に与えられた仕事は、死者の遺品を選別する「かたみ仕舞い」だった──。浅草の髢屋の大女将・千代の遺品を整理するため、「菱屋」を訪ねた小夜は、そこで、不自然な長さの刀剣を見つける。小夜は、その剣に他の遺品にない千代の想いを感じるが……。
  • 836(税込)
    著者:
    波多野聖
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    美を求め能を求めて、明治、大正、昭和を生きた女性の、華麗なる生涯!

    室町から続く能楽家に生まれた綾は、女ながら能楽師になりたいと志すかたわら女子英学塾にも学び、たぐいまれな審美眼をもつ才媛へと成長する。
    そんな折、綾は親友同士である魅力的な2人の学生、重光伊織と高見友則と出会う。
    3人での輝くような青春の日々が過ぎ、やがて綾は伊織と友則、どちらかを選ぶ時がくる——。
    結婚、渡英、そして1920年代のパリへ。真の上流が繰り広げる、絢爛たるロマンスと人生! 『花精の舞』改題。解説・宮内美樹(観世流シテ方能楽師)
  • 748(税込)
    著者:
    あさのあつこ
    イラスト:
    丹地陽子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    抗ってみせる。ここに在る、志も心も、命も。きっと守り通して見せる。

    江戸時代中期、十五万石を超える富裕な石久藩。上士の息子でありながら、鳥羽新吾は藩校から郷校「薫風館」に転学する。母からは強く反対されたが、毎日仲間たちと切磋琢磨しつつ青春を謳歌していた。かつて通った藩校は家格で全ての順列が決まる息苦しい場所だった。ある日、気の強い母を厭い落合町の妾の家に暮らす父が久しぶりに家に戻ってきた。新吾と二人きりになると「薫風館」を探る間者になれと新吾に命じる。「薫風館」の教授陣の中に、藩主の暗殺に関わる陰謀があるという。それは新吾の仲間たちまでも巻き込む嵐の前触れだった!
  • その正義感、父親譲り。大人気シリーズの新芽たちが活躍する外伝が登場!

    善太郎の従兄弟が巻き込まれた“婿入り試合”騒動、お転婆娘のお波津が果敢に立ち向かう祖母孫の危機、札差の女主人として成長するお稲が出会った貧しい武家の兄姉……。人気シリーズ、瑞々しい短編集!
  • その愛と知恵を、民衆は求めた。 その奇蹟を、朝廷は恐れた。

    王の法より仏の道──。
    天平13年(741年)3月、聖武天皇に招かれ、謁見する僧侶がいた。僧の名は、行基。民草を救うため、仏の教えを広めた僧は、その人心への影響力から、朝廷に恐れられ、弾圧すらされた。朝廷から大僧正の位を授けられ、文殊菩薩の化身とよばれた男はどのような生涯を送ったのか──。自然と愛するものに囲まれ、仏の道に目覚める幼年期から東大寺大仏建立、入寂までを丹念に描いた、長篇歴史小説。
  • 704(税込)
    著者:
    佐藤雅美
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    天下の御意見番・ 大久保彦左衛門が説く侍の本分とは? 本格歴史長篇!

    家康にも真っ向から逆らった“天下の御意見番”大久保彦左衛門とその矜持を描いた歴史長篇。

    主君のことを思えばこそ、主君におもねってはならない――頑固一徹、家康に対しても己の言を曲げなかった徳川家の譜代、大久保彦左衛門。
    その強情な性分から、元和偃武を迎えたときの禄はわずか千石だった。そんな彦左衛門が子孫に向けて書き遺した『三河物語』には、徳川家と、それに仕えた大久保一族の歴史が描かれている。
    彦左衛門が語る侍の本分とは?
    直木賞作家が、緻密な考証で生き生きと紡ぐ本格歴史長篇!
  • 武力ではなく、経済の力で世界と戦うのだ。今必読の歴史ドキュメント小説!

    激動の昭和で、常に権力の中枢にいた稀代の政治家・岸信介が目指したものとは?
    これからの日本を語り合うための、歴史ドキュメント小説!

    昭和8年(1933)。商工省・臨時産業合理局事務官の岸信介は、組織の枠を超えて活躍していた。
    人当たりがよく、話もうまい。上司にも女にも気に入られる岸は、末は次官や大臣にもなるのではないか、と目されていた。
    国家運営の根幹は経済であり、列強と対峙していくには武力ではなく経済力が必要だと説く岸は、関東軍が支配する満洲に乗り込み産業発展に邁進、日産コンツェルンの満洲移転という奇手の実現を図る。
    が、戦争は泥沼化してゆき――。

    きな臭い時代にこそ、文官の役割は重大だ。
    マルス(武の神)ではなく、ミネルヴァ(文の神)こそが先頭に立たねばならない。
  • 岸信介vs田中角栄! 平成が終わるいま読むべき、昭和史小説の新たな金字塔

    巣鴨プリズンから生還し、政界に蘇った男の激闘――。

    いまに連なる「昭和」に、何が起きたのか?
    真の独立国家再建を目指した政治家・岸を通じて描く、渾身の歴史小説!

    A級戦犯容疑で投獄されたものの、不起訴処分で巣鴨プリズンから釈放された岸信介。
    大国のエゴとエゴがぶつかり合う戦後世界において、岸は文人政治家として、日米安全保障条約の改定や、自主憲法の制定、二大政党制の実現を目指して動き出す。
    だがそこには、途方もない困難が立ちはだかる。
    アメリカの野望。マスメディアの批判。自宅まで押し寄せるデモ隊。党内外の争い。そして弟・佐藤栄作のもとで勢力を伸ばす田中角栄――。

    昭和六十二年、満九十歳でこの世を去るまで政治の表裏に関わり、「昭和の妖怪」と呼ばれた男の波乱の生涯!
  • 792(税込)
    著者:
    梶よう子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    許婚だった男は、将軍を暗殺したのか──。注目の著者による傑作時代小説

    西丸書院番組頭を務める立原家の娘、志津乃には、決して忘れることのできない男がいた。かつての許婚の坂木蒼馬は、西丸書院番士であったが、徳川家治の嗣子、家基の死を切っ掛けに突如出奔したのだ。彼を忘れられずにいる志津乃に対し、蒼馬の友人だった男は、蒼馬が家基の暗殺を疑われていることを告げるのだった――。蒼馬が出奔した真相を知るため、志津乃は彼を捜す決意をする。意外な真相が胸を打つ、傑作時代小説。
  • 1,012(税込)
    著者:
    吉川永青
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    西国一の侍大将と讃えられた男は、 なぜ下克上の代名詞となったのか。

    天文九年の師走。毛利元就の居城、安芸国(現広島県)の郡山城に尼子軍が攻め寄せようとした時、一万の援軍が颯爽と現れた。まだ二十歳の美しき軍師の名は、陶隆房(晴賢)。毛利家を従える大内義隆の重臣にして、援軍の大将を務める男だった。見事な戦略により尼子軍を打ち破った隆房は、毛利元就の盟友として、親交を深めていく。だが、隆房の敵は、外部だけではなかった。下克上の悪名を背負った武将の
    儚き半生を描く、長篇歴史小説。
  • 直吉に濡れ衣の罠! そして、変わりゆく家族の形。波乱の新章、完結!

    家族の形は変わりゆく。
    大凶作、打壊し、さらに殺しの濡れ衣――苦難を乗り越え、絆を新たにした大黒屋の行く末は?


    打壊しの危機を乗り越えた角次郎は、長く大黒屋を支える番頭の直吉に暖簾分けをゆるす。
    互いへの恋心を抑えきれない善太郎とお稲は、次こそ最後の逢瀬と、ある場所へ足を向ける……。
    そんな中、金貸しが何者かに殺され、金を奪われる事件が発生。
    生き残った小僧の証言等から、直吉が捕らえられてしまった!
    事件の裏に張り巡らされた罠をはね返し、直吉の潔白を証すべく、一同は力を合わせ奔走する。
    急展開の新章、完結!
  • 奉行所一の切れ者と、美味いものには目がない同心見習いが、「謎」を追う!

    例繰方の香川景蔵の許に届けられた文は、現実に起った事件を暗示したものだった。果たしてそれは犯人からの挑戦なのか。そして第2の謎文が届けられ──。知恵と力の同心コンビが江戸を奔る!
  • 748(税込)
    著者:
    辻堂魁
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「風の市兵衛」の著者入魂! 異形の<傾き者>と刀鍛冶・国包が対峙する!

    ドラマ化で話題沸騰「風の市兵衛」の辻堂魁、新境地!
    続々重版の「刃鉄の人」シリーズ。

    書評家 菊池仁氏、絶賛!
    「息を呑む面白さだ。非凡な才能が、本作で大輪の花を咲かせた」


    時は元禄――
    初代・市川団十郎が舞台上で刺殺されたその数日後。

    刀鍛冶・一戸前国包(いっこまえくにかね)の仕事場に、傾き者のごとき、異形の男が現れた。
    天を衝くほどの体躯の異相異風。だが目鼻だちは美しく整っていた。
    全身の風貌は異様な妖しさを漂わせながら、むしろ、神々しささえ感じさせるほどだった。

    団十郎に強い憧れを持つその男は、世間では”かげま団十郎”と陰で呼ばれる、旅一座の座長・熊太夫だった。

    熊太夫の依頼はふたつ。
    自身が持つ朱鞘の小さ刀と同じこしらえの大刀を打ってほしいということ、そしてその小さ刀が誰のものだったかを調べてほしい、とのこと。
    その小さ刀にはなんと、「武蔵国包」と銘が打たれていたのだ。

    だがその依頼は、哀しみに満ちた熊太夫の過去、さらに若き日の国包に繋がっていた。

    息もつかせぬ展開、胸に迫る結末。
    神陰流の達人・国包の剛剣唸る、「刃鉄の人」シリーズ!
  • 江戸にばらまかれた謎の読売と卑劣な罠……大黒屋を打壊しの危機が襲う!

    見えぬ敵、卑劣な罠!
    角次郎が家族一丸となり迎え撃つ。

    姦計により奪われそうになった米の仕入れ先を、留め置くことに成功した角次郎。
    安堵した矢先、凶作で上がり続ける米の値に、ついに近くの米問屋・湯浅屋で打壊し未遂と付け火騒動が起こった!
    角次郎は行きがかり上、湯浅屋の米四百俵を預かることになる。
    しかし時を同じくして、何者かが江戸の各所で大黒屋を“売り惜しみをする悪徳米問屋”と評する読売をばらまき始めた……。
    見えざる敵に、角次郎は家族と共に立ち向かう!
    人気シリーズ二ヶ月連続刊行、第二弾!
  • 大黒屋の礎を脅かす不穏な影。大人気シリーズ待望の新章は二ヶ月連続刊行!

    米商いの幅を広げる角次郎。だが凶作の年、信頼関係を築いてきた村名主から取引先の変更を告げられる。さらに村名主は行方不明となり……。世の不穏な空気と、大黒屋に迫る影。角次郎は店と家族を守れるか?
  • 792(税込)
    著者:
    経塚丸雄
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    娘を守るため――。旗本の地位を捨て、尾張家家老の家来として奮闘する!

    直参旗本の次男、高見沢彰吾は、忘れ形見の娘の為に、旗本の身分を捨て陪々臣として生きる道を選んだ。与えられた役目は、他家との外交役。懸命に仕事に取り組む彰吾に、思いもよらぬ事件が――。
  • 1,760(税込)
    著者:
    矢野隆
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    敵地の真ん中に、城を築け!

    出世のために、信長の無理難題を乗り越えろ!

    今川義元率いる軍勢が、三河から尾張へと侵攻せんとする頃。小者頭の藤吉郎は、清洲城で見かけた美しい娘に、身分も顧みず求婚していた。
    浅野又右衛門の養女・於禰に、「儂は天下人になる男じゃ!」と吠えてみたものの、にべもなく振られる始末。
    今川との戦いに際し、織田信長に同道するが、出世はなかなか見込めない。
    だが、西美濃侵攻に際し、信長から木曽川の川筋衆の主・蜂須賀小六の調略を命じられる。
    川筋衆を味方につければ、犬山城攻略は圧倒的有利に運ぶ。
    千載一遇の機会を得た藤吉郎は、小六の許へ乗り込むが、信長を嫌う小六は一筋縄ではいかなかった──。
  • 792(税込)
    著者:
    岡本さとる
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    恋の逃避行は悪党どもを巻き込む大騒動に。命懸けで愛し合う二人の運命は?

    運命的な恋に落ちた絵草紙屋の店番・千七と、茶立女のおゆき。
    御家人崩れの悪漢を心ならずも殺してしまい、裏社会の大立者・鬼政一家に追われる身となった。
    二人は明日をも知れぬ逃避行を続けるうちに、おゆきが知らぬ間に持たされていた書付が大金の在処を示すものだと気付く。
    やがて二人を追う鬼政達や、金の横取りを企む与力らも、その場所を探り当て、これに大金を隠した盗賊も絡み、瀬戸弁財天に悪党たちが集うが……。

    「脂がのりきっている岡本さとるの一、二を争う素晴らしい仕事。この物語、すでに映画を超えている」
    ――崔洋一氏(映画監督)

    著者真骨頂の時代恋物語、大興奮の完結巻!
  • 396(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    山田康弘
    出版社: KADOKAWA

    現代人と縄文人、意外と似ている? 「回帰と再生」の思想をよむ墓の考古学

    土器に納められた生後間もない赤ちゃんの遺体。妊娠線が刻まれた臨月の女性土偶。抱きあって合葬された親子の墓。顔にイヌを乗せて埋葬された女性――。縄文の墓や遺物は、精一杯の生を送り、ときに病魔や死の恐怖と闘った何千年も昔の人びとの姿を雄弁に物語る。そしてその背後に広がる、自然や母胎への回帰、再生をめぐる死生観とは? スピリチュアルブームや散骨葬など、現代日本人の死のあり方をも照らし返す、墓の考古学。

    *『生と死の考古学 縄文時代の死生観』を改題し文庫化したものです。


    【目次】

     まえがき──墓を研究するということ
     プロローグ──発掘調査の現場から
    第一章 縄文時代の墓とその分析
    第二章 土中から現れた人生──ある女性の一生
    第三章 病魔との戦い──縄文時代の医療
    第四章 縄文時代の子供たち──死から生を考える
    第五章 縄文の思想──原始の死生観
     エピローグ
     文庫版あとがき

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