『詩集(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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言葉は着地点を/探すこともなく探し/あるべき場所に落ち着く/飛翔した言葉は/あるべき場所に落ち着く(「言葉は着地点を探す──」より)
言葉は着地点を探す/自分の居場所にとどまることなく/飛び上がり/飛翔し/宙を舞い/風にもまれて渦を巻き/西風に散らされ飛んで行く/片や鮮やかな/片や病的な/赤い落ち葉のように/風にさらわれてゆく/宙を舞う言葉も/重力には逆らえない/言葉は着地点を/探すこともなく探し/あるべき場所に落ち着く/飛翔した言葉は/あるべき場所に落ち着く(「言葉は着地点を探す──」より) -
懐かしい思い出や淡い記憶を辿りながら、自分の現在時点を詩に綴り、探っていく。今回はばっかすという頼もしい協力者をお供に心の旅へといざ進まん!
俺の今までの作品を、どれだけの人が読んでくれたのかなんて俺にも全然わからない。だから、俺はこれまでの凝り固まった俺自身を、ダイナマイトで粉々にして、もう一度、組み立て直してやろうじゃねぇか。「あァ、これが青春なのだ」──懐かしい思い出や淡い記憶を辿りながら、自分の現在時点を詩に綴り、探っていく。今回はばっかすという頼もしい協力者をお供に心の旅へといざ進まん! -
家族への愛、自然とのふれあい、旅の思い出、老いの自覚をテーマにして、巧みな比喩と時空を超える想像力で感性豊かに詠った281首の短歌集。
家族への愛、自然とのふれあい、旅の思い出、老いの自覚をテーマにして、巧みな比喩と時空を超える想像力で感性豊かに詠った281首の短歌集。「豪雨止むライトブルーの秋空にマンタとなりて吾漂わん」「早朝に初老の男塵拾う白浜に散る若さの残骸」「朝日受け煌めきそよぐ公孫樹見上ぐる妻に黄葉がそそぐ」「苔を踏みまた参り来し秋篠寺古老が守る色あせし堂」などが収録されている。 -
たまには空を見上げたくなるような作品集です。
ふわりふわり 風の色あなたを包む 風の色あなたにそっと 囁きかける(「風の色」より) 私が動くと雲が動く 草木が囁いてくれる 何も煩うことはない 静寂の中にいたらよい そうすれば 草木が根をおろし 張っていくように 君の魂も キラキラと輝いてくる (「君へ」より) たまにはこんな言葉といっしょに、空を見上げたくなるような作品集です。 -
著者が日々懊悩し研鑽・模索する俳句の奥深さを垣間見る句集。
百合鴎赤き鉄橋越えにける/治まりて治まりきらぬ百千鳥/鍋中に豆腐一丁動きける……(本文より) 人は、手に届かない物を欲がるものだ、語りつくせぬと解っているから、私は多分日々俳句に向うのだろう。高みを目指すことは出来るが、越えることは永遠にない世界、俳句とは、そのような世界のことではないのか…。著者が日々懊悩し研鑽・模索する俳句の奥深さを垣間見る句集。 -
歌詞用の詩集を作ってみました。こういうのって以外と珍しいのではないでしょうか?曲は思いつくけど歌詞が?そんな時は是非手に取ってみてください。あなたと私で世界を広げましょう!他にも詩はあるので、こんな詩ない?などお問い合わせお待ちしてます。
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恋をしたいなら、恋い慕われる存在になるのは、当然です。そのために、やれることはまだまだある。
そしてそれらは、実に簡単。決して苦行や忍耐、努力を強いるものではありません。
恋の基礎力アップとは、本書で紹介するモチーフやアクションによって、あなたの中の眠れるヴィーナスに目覚めさせること。
自分らしい恋愛、運命の出会い、究極の結婚など、すべては、あなたに寄り添うヴィーナスの目覚めからはじまるのです。
(「はじめに」より)
愛の女神が教える恋愛基礎力がアップする20のヒント
※ 美しい財布を持つ
※ ウエストを際立たせる
※ 自分のために花を買う
※ 母親を観察する
※ 不倫体質を卒業する
※ 金曜日はおしゃれをする
あなたの中のヴィーナスを目覚めさせて! -
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この物語は、私が住んでいる長野県北部の信濃町を舞台としています。信濃で初めて過ごした冬は何日も降り続く大雪の年で、あたり一面の真っ白い世界に驚きました。
私はよく雪の山を散歩し、たくさんの足あとを見つけました。その時、この足あとは何の足あとだろうと思い巡らしました。
この物語は私が信濃町を歩き、見て、実際に経験し、感じたことを元に描いています。
この物語を通して信濃の大自然の素晴らしさや、家族と友達の尊さを感じて頂ければ嬉しいです。(著者プロフィールより)
(※本書は2019/11/22に鬼灯書籍より刊行された書籍を電子化したものです。) -
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【目次】
1 この私、そしてぽく〈単細胞生物〉
2 WONDERFUL LIFE(ワンダフルライフ) 〈無脊椎動物〉
3 荒れた海辺〈魚類〉
4 見果てぬ夢〈両生類〉
5 EL CONDOR PA SA (エルコンドルバサ)〈爬虫類 ・ 鳥類〉
6 アフリカの日々〈霊長類・類人猿〉
7 聖プッシュ祭〈霊長類・猿人〉
(※本書は2015/10/17に鬼灯書籍より刊行された書籍を電子化したものです。) -
戦後思想界の巨人・吉本隆明の本質は詩人だった。
吉本はまず私家版の詩集『固有時との対話』(1952年)、同じく私家版詩集『転位のための十篇』(1953年)で、まず詩人として歩みはじめる。その後、武井昭夫との共著『文学者の戦争責任』(1956年)に収められる戦前の左翼文学者の「転向」問題を扱う評論を発表しはじめることで、文壇や論壇でも知られるようになっていく。
その後も吉本隆明は文芸評論家や思想家としての仕事と並行して詩の創作をつづけ、抒情、論理、抽象、追憶、喜怒哀楽…読むものを惹きつけてやまぬ、まさに豊穣というほかない世界を作り上げたのだった。
本書は、著者自撰の『吉本隆明全集撰 1 全詩撰』(1986年)の後半部分(前半は文芸文庫既刊『吉本隆明初期詩集』に収録)を占める「定本詩集4」「定本詩集5」「新詩集」「新詩集以後」という1950年代半ばから80年代まで書き継がれた詩作群、70年代~80年代の雑誌連載をもとにした『記号の森の伝説歌』『言葉からの触手』という2冊の著作、90年代に雑誌掲載された「十七歳」と「わたしの本はすぐに終る」という2篇の詩で構成される。
講談社文芸文庫既刊の『吉本隆明初期詩集』と併せ、吉本隆明による詩の世界を集大成するものとなっている。 -
青海玻 瑠鯉、初の詩集。 テーマは「青」と「海」。
ネットやインディーズ雑誌などで発表した数多の詩編から、厳選した15編を収録。
美を追い求めてやまない「抜けば玉散る刃」の才能が綴った処女詩集。 -
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【目次】
1 虹のぞうさん
虹のぞうさん
なかま
キリンのガイコツ
ピンクの恐竜
ピンナワラ 象の孤児院にて
2 セミ
セミ
無理いわんといて
二月二十二日
ケンちゃんの散歩
ハムスター
ジャンガリアン・ハムスター
ワンちゃんのドライブ
ちちうし
3 電子メール
火星大接近
電子メール
満月
家路の途中で
にんじん
なくしたマフラー
温泉
元気な おなか
パンダがごろりん
コロはいま
たこやき
4ヒューマン・アニマル・ボンド
仔象のパンジャブ
かばの住む泉
ヒューマン・アニマル・ボンド
(※本書は2004/11/01にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです。) -
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猫は人生の師匠。猫のように生きよう。
媚びない、欲望に正直、休みたい時は休む、年をとってもずっと可愛い……、そんな猫のように生きたい! と願う人々に向けて、猫が贈ることばを集めたメッセージ・フォトブック。
「ありがとう」「お疲れさま」「あせらない」「ずっといっしょ」など、テーマ別に描くメッセージをお届けします。その日の気分でページを開けば、ハッとさせられたりホッと癒されたり、元気をもらえること間違いなしです。
著者プロフィール / 新美 敬子(にいみ けいこ)
1962年生まれ。犬猫写真家。20年以上に渡り、世界中の猫や犬と人の温もりあふれる写真を撮り続けている。『旅猫』(講談社)、『職業犬猫写真家』(日本カメラ社)、『すて猫カテキン』(河出書房新社)、『マルタの猫』(河出書房新社)ほか、著書多数。 -
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おもしろネコ写真×古今東西の名言集。迷ったとき、悩んだとき、ネコが教えてくれる!
古今東西の「名言」を面白ネコ写真と組み合わせた、マイナス思考に陥りがちな現代人にとって、明日を生き抜くためのヒントが満載のフォトブック。
投稿誌『ネコまる』に寄せられた傑作ネコ写真は、癒され効果も抜群です。 -
画家すずきゆきお作「心あいの風」にインスピレーションを得て詩作した詩は、誰の心の奥底にも根差す人間存在自体への深い洞察が感じられる。
今の日本社会の世相はどこか虚ろです。騒がしくて表面的で、深くて静かな世界に沈潜することなどまるでないようにも思えます。この詩集がそうした人々の心に少しでも潤いをもたらすことができれば、と心から願っています(「まえがき」より)。画家すずきゆきお作「心あいの風」にインスピレーションを得て詩作した詩は、誰の心の奥底にも根差す人間存在自体への深い洞察が感じられる。 -
育まれたふる里での遠い日々…都会で育んだ家族模様…思いは、これから育ちゆくキミたちへ…。包み隠さず表現した5部構成の詩集から、著者の思いが強く迫ってくる。
育まれたふる里での遠い日々…都会で育んだ家族模様…思いは、これから育ちゆくキミたちへ…。『揺りかご』では幼少期を、『蛹』では都会に出てきた青春時代を回顧する。我が子の成長過程での喜びや懊悩を中心にした『雛を得て』。やがて、一度はばらばらになった親子の間の氷も解けていき……。包み隠さず表現した5部構成の詩集から、著者の思いが強く迫ってくる。 -
あって無いような才能を振り絞り、持てる技術の粋をかき集めた電子詩集の第五弾。
書き溜めた詩は、掃き溜めの詩か。ここは孤高か孤独は毒か、はたまた死に際の詩は皺くちゃな詩か。
道なき未知なる詩を目指した数奇な13篇。
【所収作品】
・言葉の果て
・メテオの邂逅
・黒い鳥
・何処か行き着く宛のないまま
・はじめから終わりまで
・ダークマター
・言葉と無い世界
・東京
・一月一日
・洗面台で
・猫の踪跡
・イン ザ マスク
・閉められる窓 -
「幸福の科学ユートピア文学賞2019」で入賞した作品のうち、上位4作品を掲載した作品集です。
【景山民夫賞 入選】
<小説>「地獄なんかクソくらえっ!~こっくりさんの秘密~」(篠原 侑希)
<作品概要>霊界に行って地獄に堕ちた祖父を救ったタケルのもとに、雪乃と名乗る少女の霊が現れる。雪乃は「こっくりさん」をしたあと、身体を抜け出したと言う。軍神モスの命をうけ、タケルと母マキは雪乃を助けるために奮闘する。
【景山民夫賞 入選】
<エッセイ>「ロックンロール史から読み解く『ジョン・レノンの霊言』
ジョン・レノンが霊言だって? それ、ロックじゃん」(鳥居 はじめ)
<作品概要>『ジョン・レノンの霊言』(大川隆法著、幸福の科学出版刊)について、ビートルズ・ファンである筆者が生前のジョン・レノンのインタビューや記事など、様々な資料を駆使して、ロックンロールの本質論にふれながら霊言が真実であることの実証を試みたエッセイ。
【入賞】
<小説>「パティスリー・パティ」(一条 幸子)
<作品概要>パリの路上でお菓子を売るパティと猫のセブは、地獄に堕ちかけの元天使。大天使に救われ、普段は異世界にいながら、地上に出て迷える人を救済するように命じられていた。パリで暮らす悩める4人を救うため、努力奮闘するうちに、パティとセブは過去の過ちに向き合い、天使としての心構えを思い出していく。
【準入選】
<児童書>「スプラッシュ・マジック」(原田 京子)
<作品概要>魔法使いの弟子カイトは、魔法使いになるための卒業試験を前に、進路について悩んでいた。ある日、人間界に行ったカイトは、イルカや人魚たちの命を自分の魔法で救ったことをきっかけに、魔法使いとしての使命に目覚めていく。 -
集大成となる詩創作25周年記念詩集ついに完成!
「知ること」とは言葉を体験することだ
あえて言わせていただくと、私の詩集というものは、どちらかというと哲学的なにおいのするものが多いということがあって、まあ哲学という世界観は、大変に好きな観念なのであるから仕方がないのだが、今回もそういった世界観で構成されたものである。(「あとがき」より)
(※本書は2018-06-26に鳥影社より発売された書籍を電子化したものです。) -
2004年に京都市左京区に車が飛び出た外観の「ガケ書房」を開き、2015年に「ホホホ座」へと改名・移転。その名物店主・山下賢二が本屋創業20年の節目におくる、散文ときどき詩。筆談とジェスチャーで過ごした小学生時代、夢を削るように生きていた二十代、ほっこりという盲目に違和感を溶かす今。誰もが発信者になり受け手にもなる「承認欲求の時代」に、たしかな言葉、信じられるものは一体どこにあるのだろう。近年に発表された単行本未収録のさまざまな散文(エッセイ)と詩を書き下ろしも含めて収録。人間と世の中を、過去と現在を、山下賢二ならではの視点で言葉に刻んだ。
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読む人の世界の美しさのきっかけになりたい――。webマガジン「yom yom」掲載詩を中心に、「最果タヒ書店」のグッズ、雑誌、SNS発表作品を加えた44編を収録。詩の映画化、個展、作詞、街とのコラボレーションなど、ジャンルを超え続ける詩人が、言葉にならない思いを紡ぎ、未知の感覚を呼びさます最新詩集。 ※このコンテンツは固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
句作を始めて21年目に、これまでの句の数々と、書きためていたエッセイを併せて、句文集『草の花』としてまとめた。それからさらに、11年の時を経て再刊。年月が経っても色あせない、句の向こう側に人生が見える味わい深い一冊。
勧められて平成3年から始めた句作。月に5作を目標に、子供の成長、自身の退職、病を得た夫との生活、そして日常の中で見つけた景色を詠ってきた。句作を始めて21年目に、これまでの句の数々と、書きためていたエッセイを併せて、句文集『草の花』としてまとめた。それからさらに、11年の時を経て再刊。年月が経っても色あせない、句の向こう側に人生が見える味わい深い一冊。 -
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2021年の北海道新聞文学賞などの受賞作をまとめた1冊。創作・評論部門の佳作小説「白鹿」(原雪絵さん)、詩部門の佳作「亡骸のクロニクル」(二条千河さん)と「芭露の森」(本田初美さん)、短歌賞の受賞歌集「崖にて」(北山あさひさん))、佳作作品集「父の言伝」(高取剛さん)、俳句賞の佳作句集「露浄土」(生出紅南さん)「佳作作品集「黙契」(齊藤まさしさん)を収録。選評や受賞者のインタビューも掲載しています。今回から電子書籍とオンデマンド印刷本のみとしました。 -
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一度だけ言うよ!きみを好き!
SNSで恋愛の詩を執筆したり本人自身が撮る花々を投稿している中で読者ファンが集まり人気が出ました。ファンたちの熱望に応える為に厳選して一冊の詩集が出来上がりました。全くの素人ながら恋愛の詩にキュンキュンさせられたりドキドキさせられたり…。恋愛中の人たちもそうでない人たちもキュンキュンドキドキして頂けたら嬉しいです。
X(Twitter)、ブログで定期的に詩を配信している詩人。いくつかのアカウントを運営しており、トータルでのフォロワーは1万人を超える。
※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。
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※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。
※本書内容はカラーで制作されているため、カラー表示可能な端末での閲覧を推奨いたします -
慎重に言葉を選び、丁寧に紡いで織りなした若々しい詩集である。
慎重に言葉を選び、丁寧に紡いで織りなした若々しい詩集である。テーマは人間の営為や生き方。内省的な書き方に等身大の作者像が浮かび上がってくる。直面する数々の問題や苦労にも反発することをせず、ひたすら考え、感じ、内面に目を凝らす──作品から透けて見えてくる作者の姿は、このようなものである。弱く未熟な自分を恐れずに受け容れる勇気が眩しく美しく感じられた。 -
【私の短歌から、この本が気になると感じる一冊を手にとって頂ければ、こんなに嬉しいことはありません。人との関係に悩んだとき、物事が思い通りに進まないとき、息苦しく感じるとき、いつでもどんなときでも本は私達に寄り添いやさしく背中を押してくれるのです】
【私の短歌から、この本が気になると感じる一冊を手にとって頂ければ、こんなに嬉しいことはありません。人との関係に悩んだとき、物事が思い通りに進まないとき、息苦しく感じるとき、いつでもどんなときでも本は私達に寄り添いやさしく背中を押してくれるのです】(「はじめに」より)。「散り際に/人間の価値決まるなら/大切なのは/品格かしら」(『終わった人』内館牧子)。 -
同じようでいて実は同じではない毎日を、ことばで丁寧に紡いだ詩集。
同じようでいて実は同じではない毎日を、ことばで丁寧に紡いだ詩集。やさしくてあたたかい言葉の数々は、まるで光が緑にきらきらと降り注ぐなか、白い葉うらが時折揺れるように、控えめでありながらも、読むものの心をつかんで離さない。父や母と過ごした過去の思い出、現在の思い、そしてこの先は…。人生をじっくり味わいながら壮年期を過ごす著者の、その日その日を大切に生き、働く姿が目の前に見えてくるようで清々しい。 -
冒険者たち――ある詩人の癌闘病記
死を見つめ、病を見つめ、これに打ち勝とうとする力――。読む人を圧倒する力強い筆致で癌という病と闘う日々を綴る千慶烏子の連作詩集『冒険者たち』。闘うこと、負けないこと、生き延びることに向けての明確で頑強な意志の表明。
僕たちはさよならを言わない。僕たちは涙を見せない。再び会う日までさよならはお預けにするのだ。それが冒険者というものなのだ…(本文より)
著者紹介:千慶烏子(せんけいからす)は日本の詩人・批評家。男性。欧文表記では Callas Cenquei と記す。代表作に『やや あって ひばりのうた』『TADAÇA』『冒険者たち』など、著書多数。 -
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くらたここのみ童謡詩集。珠玉の言葉で綴った66編を収載!
※本書は2017/10/11にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです。 -
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風や光や森の精気 清々しい樹木の香り 手に触れる言葉たち……。
※本書は2017/11/20にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです。 -
「彼女の生命は根底からおびやかされた」――英詩人クリスティナ・ロセッティ(Christina Georgina Rossetti, 1830 - 1894)の代表的物語詩。名作を新訳でお楽しみください。アーサー・ラッカムによる挿画四枚を収録。
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認知症という認知機能が脱落・低下していく病を当事者、そして介護する人々とともに見つめてきた著者だからこそ詠める短歌集。読む者に、認知症という病の現実を知らしむと同時に、社会と福祉の今後を一考させる。
脳神経外科の医師として27年間、患者の診療と研究にあたり、その後28年間、老人病院や老人施設で認知症診療に携わり、千数百人以上もの認知症患者を診てきた著者。認知症という認知機能が脱落・低下していく病を当事者、そして介護する人々とともに見つめてきた著者だからこそ詠める短歌集。読む者に、認知症という病の現実を知らしむと同時に、社会と福祉の今後を一考させる。 -
自由の歌は、決して死なずに君を抱きしめる
闊達自在、変幻自在。しなっては消えて逝く――。
はかなく、勇ましく、ときに悩ましく、まるで、前衛アートのような作品集。
詩界に衝撃を与える渾身のデビュー作。
澄んでいく、澄み切っていくハート&デザイン。
ナンセンス。ポイントオブバックグラウンド・ラブセンス。
祈りの時が終わり、祭りの時が、来て、恋は最高潮のまま、フェードアウト。
生き急いだ天使。
ギターを抱えた堕天使。
崩れゆく楽園。
それから俺は、孤独なアヴァンギャルド。
(「澄みゆく恋」より) -
すべての出会いが良縁であるわけではない。それを知ったうえで「花ひらく」ことを「きっと きっと と信じ」るという著者が、何かに躓いて落ち込んでいる人、仕事や人間関係につかれた人にエールとして贈る詩集。
すべての出会いが良縁であるわけではない。それを知ったうえで「花ひらく」ことを「きっと きっと と信じ」るという著者が、何かに躓いて落ち込んでいる人、仕事や人間関係につかれた人にエールとして贈る詩集。「何とか到達できればいい/辺りを気にして信じて進む/時には 鼻歌を友にする/遠回りになったって未知との出会いもある/答えは一つではない」(「道」)。 -
日本各地には,おしら遊び,つるし雛,うりずん,蝦夷梅雨,青味返り,いぶりがっこ,小夏日和など,その土地の貌を映し出す季節のことばがある.これらのことばを「地貌季語」と称して,その発掘に努めてきた著者が,例句を挙げながら,ゆるやかな「いくつもの日本」を描きだす.従来の季語体系の見直しを迫る一冊.
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色んな人に
あいさつをする
会社でも道端でも
手紙を書くときも
相手と そっと
つながりたいから
丁寧に
でも わたしは
近ごろ
自分に
あいさつをしていない
──「あいさつ」
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〈 自分にそっと 優しく 声を掛けてください 〉
──ことばがこころを包む時がある。
かなしみと共に歩むための、詩という姿をまとった贈り物。
NHK「100分de名著」指南役としてお馴染みの批評家・詩人による第7詩集。
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【目次】
■言葉とことば
■あいさつ
■言えないことば
■常識
■現実
■言葉の壁
■ことばの抱擁
■二つの理由
■涙の石
■ことばの光
■旅することば
■高貴な人生
■ノヴァーリス
■愛しみを産む
■愛の秘義
■美神のおとずれ
■言葉を溶かす
■孤独の意味 I
■孤独の意味 II
■ある詩人への手紙
■亡き者のつぶやき
■天使
■啓示
■なぐさめ
■四十六億年の果て
■永遠の日
■痛み
■休日
■沈黙の声
■言葉を生きる
■火花
■ことばのありか
■光であることば
■時間の壁
■ことばの翼
■奇蹟のことば
■あとがき -
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シリーズ 子ども詩のポケット。童謡集。
1 やぐるま草(あざみ;ゆり ほか)
2 もうすぐ春です(ゆうびん;岬の風 ほか)
3 入道雲(雨上がり;鯉のぼりのうた ほか)
4 僕がうたう秋のうた(夕風;秋ですよ ほか) -
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少年詩シリーズ「子ども 詩のポケット」
小学校国語教科書掲載の「ゆびのおへそ」に続く、池田もと子の最新童謡集。
春風のように爽やかな詩集です。
幼年からを対象に童謡詩31編収載。
(本書は2014/4/1にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです)
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