『歴史、詩集、詩(新書、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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肉体の性別とは違う性認識を持つことが尊重されるようになってきた。先進的に見えるが、じつは日本の古典文学には、男女の境があいまいな話が数多く存在する。
男同士が恋愛仕立ての歌を詠み合ったり、経済力のある姫が一族を養う。武士は泣き、女将軍が敵に向かい、トランスジェンダーきょうだいは男女入れ替わってすくすく成長――。太古の神話から平安文学、軍記もの、江戸川柳まで古典作品を通して伝統的な男らしさ・女らしさのウソを驚きをもって解き明かす。昔の日本の「性意識」がいかにあいまいだったか、それゆえに文芸が発展したかも見えてくる。年表作りを愛する著者による「ジェンダーレス年表」は弥生時代から現代までを網羅。 -
戦後の国論を二分してきた憲法改正議論だが、その成立の不透明さを護憲派は何故だか避けてきた。しかし、占領下の日本で公布された「日本国憲法」は、体裁上は国際法に則ってはいるが、原文英文のGHQによる理不尽な押しつけ憲法である事は事実である。
本書は、戦後日本の多くの病巣を生み出した「日本国憲法」の瑕疵と偽瞞を炙り出し、短歌という形の要項集でまとめ上げた作品である。
マッカーサーの戦略・制定過程・理不尽なる脅迫を時空列で追いながら全容を明らかにし、憲法改正の必要性を問う、尊皇歌人・荒沢義実氏による魂の叫びである。
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