『官能小説、勝目梓(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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夜毎テレフォン・セックスで自らを慰めるOL。意気投合した男と一夜を共にしたことが悪夢の序曲となる。
昼は普通のOLをしている佳子は、夜のなると別の顔を見せる。ひとり寝の空虚な夜、テレフォン・クラブに電話をかけて見ず知らずの男たちと淫話を交わしながら自慰にふけるのだ。
しかし、あるとき意気投合した男と会うことに。そのまま、ホテルへ行って獣のように欲望を貪り合う。そして、その男と何度か肌を重ねるうちに、次第に佳子の近辺に不審な出来事が起こる。
まず無言電話が頻繁にかかってくるようになった。そして次第にエスカレートして佳子の情事の際の喘ぎ声が流れてくるようになる。相手の男には素性は明かしていないのに・・・・・・犯人はあの男なのか?なんの目的で?
性に渇いた女に迫る恐怖の日々。そして意外な結末が待ちかまえていた。
表題作に加え、官能バイオレンス七篇の短編集。
団鬼六に師事し、季刊官能文芸誌「悦」の創刊編集長を務めた松村由貴による解説つき。 -
〈鷹〉と名乗る男から医師会会長宅に電話が入った。娘を誘拐したというのだ。〈鷹〉――柴淳二は、1年前に妻子を失っていた。病院が診みくれれば助かるはずの命だった。が、大型病院進出阻止のための診療拒否が2人の命を奪った。その裏に黒いスキャンダルがあることを嗅ぎつけた柴は、〈鷹〉という名の復讐鬼に変身したのだ。注目の気鋭作家が、誘拐と報復の息づまる7日間を描ききった長篇代表作。
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「とうとうキスしちゃった……」先に体を離した川村英子が、笑顔を見せて言った。雨宮は、相手の意図がわからないまま、甘美な短いキスの余韻の中にとり残された――。妻と妻の友人・英子の三人で過ごす海辺の別荘で、雨宮を英子が誘惑できるか妻と賭けをした、という。いったいなぜ? やがて、異様な嫉妬を見せる妻。その妻の前であからさまに誘惑する英子。三人の行方は!?(表題作「みだらな素描」)。性の恍惚の裏に静かに忍び寄る死の影、絡み合う男女の心理が生み出したおぞましい欲望と恐怖……円熟の名手が放つ官能サスペンスの傑作集!
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全編に流れるユーモアと哀感。彩り豊かなエロスの万華鏡。
●単身赴任先での不倫関係がやがて妻妾同居にまで至る酒乱男。●学生時代、下宿の未亡人の誘惑に屈したが為に、その後、悔恨の人生を歩む男。●二人の女と同時に不倫関係に溺れた結果、妻から食事もセックスも拒否された男。●痩せた妻に不満で、豊満な女と浮気した男。 全編に流れるエロチックなユーモアと哀感。彩り豊かに描く、酔いどれたちの世迷(よま)い言(ごと)。 -
全裸で戯(たわむ)れる美女も、おれと同じ空巣狙いのプロだった!? 二人は意気投合して……。
一人全裸でお楽しみ中の美女も、おれと同じ空巣狙いのプロだという。二人は意気投合した。女の指示で、でかい仕事を――。その直後、忍び込んだ家の夫人が殺害されたとニュースが流れた。犯人の特徴はおれそっくり。畜生! 陥(おとしい)れたのは、あの女と誰かだ。 小説に独自の分野を開拓した著者が、性と暴力を鮮烈に描く! -
全裸で手足を針金で縛られた、丸坊主の女が転がっていた。行きがかりから女を助けた元刑事。それが悪夢の序曲だった。女の失われた記憶に潜む恐るべき秘密とは?
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