『官能小説、光文社、501円~800円(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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暑くけだるい夜。晴子の体は甘い匂いを振りまきながら熟し崩れていく果実のようだった。年収2000万円の企業役員でありながら、晴子は週末だけ体を売っている。10代から憧れていた和也。運命の男の転落を知り、彼女の心の中で何かが壊れた――。17歳で初体験。和也と一夜だけ体を重ねた24歳。婚約者と別れた37歳。そして……。流転する女の人生を描く!
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新妻は初心(うぶ)すぎて刺激がない。結局、梅田は人妻に復讐するより征服願望に駆られていく。
童貞喪失は必ずしも悦楽の夢につながらない。梅田功一は十五歳で年上の人妻に弄ばれた。やがて就職、良縁に恵まれるが、新妻は初心(うぶ)すぎて刺激がない。結局、梅田は人妻に復讐するより征服願望に駆られていく。脱サラの不安を数々のヒット作品で克服した著者が、徹底的躍進を賭けた魅惑の長編官能小説。 -
新世界生命保険・大島恭平(おおしまきょうへい)が支社長に赴任して半年、中央支店の業績は急回復。36歳で単身赴任、やり手の上司に、セールスレディたちから熱視線が集まる。恭平は、営業ノルマに追われる彼女たちを心身ともにサポート。連日連夜のベッドインで、売上げはますます絶好調! 溢(あふ)れる気力と体力で、仕事に邁進(まいしん)し、部下たちとの情事に奮起(ふんき)する。爽快!「野望シリーズ」。
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銀行員(バンカー)として出世コースに乗るのか、平凡な道を歩むのか。中央銀行に勤続7年目、小田切正雄(おだぎりまさお)は勝負の夜を迎えていた。二流の私大を卒業、このままでは運が良くても地方の支店長止まり。だが目の前にいるワンマン頭取の姪を口説き落とせば、話は変わる。結婚まで持って行けば、閨閥(けいばつ)を利用して一気に道は開ける! サラリーマンのストレスを吹き飛ばす傑作!
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おれは26歳、強靭な肉体を誇る。ある夜、絶世の美女に迫られ、男の液を放つ。
おれは26歳、強靭な肉体を誇る。ある夜、絶世の美女に迫られ、男の液を放つ。「夢精した」と気付くと、おれは棚の天女像を見上げた。股間が汚れている。『日本霊異記』に同じ話があるので、驚いた。棚の一方には誰かの髑髏がある。おれは愛液で、それを磨き、供養したつもりだ。が、不思議な現象が次々と……。他に会心作を満載。 -
新聞記者やテレビ解説で磨いた筆者の観察眼はユニークな官能ものを生んだ。
飯干晃一の作品には二つの流れがある。ヤクザの世界を描くアウトロー路線と現代人の生態を追求する情欲路線だ。この本は典型的な後者。レイプあり、殺人ありで、刺激と興奮が行間にまで満ち溢れている。だが、陰気さはない。新聞記者やテレビ解説で磨いた観察眼はユニークな官能ものを生んだ。 -
「素敵よ、いきそう!」。理性では抑え難い肉体の疼(うず)き。
「ああ、抱きしめてほしい。資料室なら空(あ)いてるわ」。節子が雑誌や新聞で知る“オフィス・ラブ”を自分が体験しようとは!? ゆきずりの恋、セックスペット、レズビアン、不倫……と人間の周囲には様々な性愛がある。「小説現代」新人賞獲得の気鋭の女流作家が、新しい愛のかたち(セックス・ニュー・モラル)を求めて果敢に挑戦! -
佐知子の情人・中山と寝てみたい……ふたりの秘め事を垣間見た三重の感想はそれだった。
「ね、一回でいいから、貸してくれない?」。三重は冗談まじりに母の佐知子に頼んだ。佐知子の情人・中山と寝てみたい……ふたりの秘め事を垣間見た三重の感想はそれだった。他方、中山も母娘の違いを知りたいという《悪魔的な欲望》が……。(表題作) 著者永遠のモチーフ「若者たちの悩める性」。その多彩な貌を浮き彫りにしながら語られる、美しき神話の数々。 -
全裸で戯(たわむ)れる美女も、おれと同じ空巣狙いのプロだった!? 二人は意気投合して……。
一人全裸でお楽しみ中の美女も、おれと同じ空巣狙いのプロだという。二人は意気投合した。女の指示で、でかい仕事を――。その直後、忍び込んだ家の夫人が殺害されたとニュースが流れた。犯人の特徴はおれそっくり。畜生! 陥(おとしい)れたのは、あの女と誰かだ。 小説に独自の分野を開拓した著者が、性と暴力を鮮烈に描く! -
「お父さんの再婚相手が怪しい」父親から遠ざけられ窮地に陥った女子高生ユリの訴えに、速見涼次は中国人妻の調査を開始する。涼次の仕事は依頼を受けて男女を別れさせる「壊し屋」、人間の裏の顔を暴く調査はお手のものだ。資産家でもあるユリ一家の財産乗っ取りを企む外国人のネットワークに辿り着いた涼次に闇の男達が牙を剥く! サスペンス&エロス溢れる快作!
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「その診察台に寝て」恋人と愛の交歓をすませて亜美は患者の秘部を診(み)る。
婦人科の亜美(あみ)先生は若くて美人。毎日、同性のアソコを見詰めて暮らす。でも、亜美先生の治療はいつも体当たり。お陰でレズられかけたり、調査のつもりが患者の主人に迫られたり……。恋人の翔一(しょういち)は不安から亜美を夢中で抱く。ベテラン官能作家が巧(たく)みな設定で女の秘部を公開、男の昂(たか)まりを掻き立てる。 -
一度は反発してみたが、結局は彼の負けだった。佐和子は、全裸の美少年を手玉に取って……。
いつもこんな手でスカウトするのかよ、といった目で美少年は梶佐和子をみつめる。二人ともベッドで全裸だ。佐和子は「梶芸能プロダクション」の女社長。「わたしを夢中にできたら必ずスターになれる」と自信をもって言いきる。「小説現代」新人賞作家が連作手法で奔放かつ濃密なエロチシズムを展開! -
フリーの記者・吉井は、レズビアン、マゾ夫婦、近親相姦の母子などに取材し、彼らの愛欲の姿をさぐった。
フリーの記者・吉井は、女性週刊誌の企画でユニークな性生活を送る男女を取材した。レズビアン、マゾ夫婦、近親相姦の母子などに取材し、彼らの愛欲の姿をさぐった。常識では信じられない愛と欲望の世界が、吉井の前に生々しく現れる。
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