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『KADOKAWA秋の文芸書・ビジネス書フェア、角川書店単行本(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全192件

  • 1,980(税込)
    著者:
    大門剛明
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    冤罪救済チームが、難攻不落の再審請求に挑む。迫真の社会派サスペンス。

    冤罪被害者の救済活動に取り組む日本初の団体「チーム・ゼロ」。弁護士や学者などのスペシャリストで構成されるチームのもとに、無実を訴える一通の手紙が届く。それは23年前の郡上おどりの夜に岐阜県郡上郡で起きた一家四人殺害事件の犯人として、死刑判決を受けた死刑囚・宮原からのものだった。
    チームの一員として理想に燃える若手弁護士・藤嶋翔太は宮原と面会し、事件について調べ始める。宮原の当日の行動、凶器に残された指紋、そして宮原自身による証言。そのすべてが宮原の犯行を決定づけるように思えたが、やがていくつもの違和感が浮上してくる。
    信頼の置けない科学捜査や心理的なバイアスなど、藤嶋たちは様々な要素から真相を手繰り寄せるが、チームを大きな悲劇が襲い――。
  • NHKに出演、専門紙でも執筆。6000件の相談を受けた(2020年4月現在)探偵が見た現実

    (目次)
    はじめに
    第一章 低年齢化し、過激化するいじめ
    第二章 子どもを守る法律はできたけれど
    第三章 学校の機能不全はなぜ起こるのか
    第四章 子どもが被害にあったら/加害者だとわかったら
    第五章 子どもを守りきるために
    第六章 いじめを本気でなくすには
    あとがき
  • 古代ギリシャから伝わる驚異の性格分析法が新版に。第一人者による決定版!

     ギリシャ哲学を源流に、最新の心理学を取り入れた性格分析法「エニアグラム」。人を生まれがらの気質によって9つのタイプに分類し、各タイプが本来もっている可能性や特徴を驚異的な正確さで描いた、第一人者による決定版。
     ビジネス、コーチング、カウンセリング、教育、CIAなど、さまざまな分野で活用され、世界中で大きな反響を呼ぶエニアグラムを、その歴史から理論、各タイプの特徴を詳説。 また、自分の性格タイプを割り出すための詳細な診断テスト付きで、より正確な診断ができるのが特長。自分自身まだ気づいていない隠された可能性やストレスへの効果的な対応法などもわかり、本当の自分に気づくだけでなく、ビジネスや恋愛、家族関係などの人間関係で、相手をより理解することもできるベストセラー最新版!


    [もくじ]

    第一部 内へと向かう旅

     第一章 自分の性格タイプを見つける
         九つのタイプとは
         エニアグラム簡易分類テスト
     第二章 古代のルーツと現代の研究
     第三章 本質と性格


    第二部 エニアグラムの基本構造

     第四章 三つの要素
         本能・フィーリング・思考(三つのセンター)
         社会的スタイルによる三分類
     第五章 ダイナミズムとヴァリエーション
         ウィング
         成長のレベル
         統合と分裂の方向


    第三部 九つの性格タイプ

     第六章  タイプ1・改革する人
     第七章  タイプ2・助ける人
     第八章  タイプ3・達成する人
     第九章  タイプ4・個性的な人
     第十章  タイプ5・調べる人
     第十一章 タイプ6・忠実な人
     第十二章 タイプ7・熱中する人
     第十三章 タイプ8・挑戦する人
     第十四章 タイプ9・平和をもたらす人
  • 770(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    的場 文男
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    「大井の帝王」的場文男、還暦のトップジョッキー7000勝の軌跡

    還暦を過ぎても、公営競馬・大井競馬のトップジョッキーとして活躍している騎手がいる。その名は的場文男。派手な騎乗スタイルと持ち前のド根性で「大井の帝王」と言われる。他の競技を見渡しても、60歳を過ぎて第一線で活躍しているアスリートはいない。これまで、馬に顔を蹴られて前歯が吹っ飛んだり(すべてインプラントに)、腹を蹴られて脾臓と腎臓が二つに割れたりする大怪我を負いながら、競馬界のレジェンド・的場が積み上げた勝ち星は歴代2位。競馬界トップの佐々木竹見騎手(引退)の7151勝が射程圏に入っている。大井競馬において通算21回のリーディングジョッキーとなり、G1勝ちも多い的場だが、43年の騎手生活でまだ勝っていないのがダービーである。2016年まで東京ダービーに35回挑戦して、2着は9回あるもののいまだに勝利しておらず、「大井の七不思議の一つ」とまで言われている。「いつまで乗れるか、一年一年が勝負」と語る的場が、還暦の年に悲願のダービージョッキーとなれるのか。“生ける伝説”的場文男の60年の波乱万丈の騎手人生、生きざまをまとめた1冊。JRA最多勝利ジョッキーの武豊も「的場さんは、ぼくの尊敬する素晴らしい騎手です」と大絶賛!

    巻頭カラー 的場文男60年の軌跡
    PART1 騎手・的場文男
    PART2 東京ダービー
    PART3 記憶に強く残る馬
    PART4 南関東4場の戦術
    PART5 調教、騎乗スタイル、怪我
    PART6 人間・的場文男
    データファイル(60年の歩み、7000勝までの道のり、重賞勝利一覧、年別勝利数・収得賞金)
  • 筋肉肥大トレーニングでは「鍛えられないこと」がある

    疲れやすい、体がだるい、回復が遅い……そんな方に朗報! スポーツでも日常生活でも「運動効率のよい体」を作るにはコツがあります。きつくないのに効果のある【上手な体の使い方】と【トレーニング法】を紹介。
  • 周りに流されず、自分の人生を生きる!

    中学校から本格的に始めたバスケットボール。貧血と診断され、練習でもひとり追いつけず苦しいことも多かった名門・桜花学園時代。複数のチームからオファーがあったなか、自ら選んだデンソーアイリスへの入団。日本代表主将としてチームをまとめ、バスケットボール界初のオリンピック銀メダル獲得。一方、30歳を機に立ち上げたTRUE HOPEでアスリート兼社長としての活動をするなど、精力的に様々なことに挑む高田のポジティブ思考の原点がわかる!

    ●目次●
    1章 東京五輪 メダルへの挑戦
    2章 「勝つこと」を意識する
    3章 日々、進化すること
    4章 実業団選手として、思うこと
    5章 オリンピックを終えて
    6章 TRUE HOPEへの思い
  • 1,870(税込)
    著者:
    山吹 静吽
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    あまりにも美しく苛烈な、ヒストリカル・ネオファンタジー×魔法少女物語

    異国から来た少女は、眠りの世界で魔女修行をする。「夜の都」を望む異界を訪れて。
    魔女の「クダン」から教わるのは、妖精の鱗粉を触媒とした、月の姫から授かりし魔術。
    亡者どもを追い払う任務を、世界を守る役目を、図らずも背負わされた少女の運命は。
    圧倒的な想像力が世界を創造する、あまりにも美しく苛烈な、ヒストリカル・ネオファンタジー×魔法少女物語。

    ===
    1920年代前半(大正時代)、父と義母とともに、『ガリヴァー旅行記』に登場する東洋の島国を訪れた14歳の少女・ライラ。
    7日間を保養地のホテルで過ごすことになったライラだが、古い祠として祀られていた岩井戸で、底から湧き出た星のような小さな光の粉が眼に入ってしまう。
    部屋に帰り猛烈な睡魔に襲われた彼女がベッドに倒れ込むと、なぜかそのまま真っ暗闇の空間を落下し、気が付くと見知らぬ場所にいた。
    月のように巨大なシャンデリア、大理石の環状列柱が支える絢爛の大広間。
    夢だと思ったライラが不思議な空間をさまようと、何処かで電話機のベルが鳴っている。
    応答したライラに語り掛けてきた相手は、「月の姫より直々に眠りの魔術を授かりし禍の魔女」で「クダン」と自らを呼ぶようにと言った。
    クダンはここが「星の界の異界」であり、空の彼方に屹立する摩天楼群を「夜の都」だと語るのだが……。

    日本ホラー小説大賞出身作家、待望の第2作。


    ===
    装画=朱華 「眠る島」 2021
  • 一戦必勝、短期決戦における勝負のポイントはどこにある?

    <アマチュア野球にはデータ分析への「誤解」がある>

    プロ野球ならいざしらず、アマチュア野球に関していえばデータ分析を取り入れるのが難しいというのも理解できます。まず、そもそも人手が足りません。もちろん、時間もお金もないでしょう。状況的に、データ分析すること自体が難しいのです。「データがあれば有利になるけれど、とてもじゃないが手がつけられない」というのが実情だと推測します。

    確かにそのとおりです。後述しますが、わたしはこのなかでも、特にデータ分析を担う人手を確保することについては、もっともハードルが高いと考えています。

    その一方、「最初からあきらめるのは、もったいないことではないか?」とも思っています。なかなか一歩目を踏み出すことができない背景には、「そこまでする重要性や必然性はないのでは?」と思ってしまう「誤解」があるからだと見ています。これまでに、わたしがよく耳にしてきたものをいくつか挙げてみましょう。

    1、アマチュア野球の多くはリーグ戦ではなくトーナメント方式による一発勝負なので、データを取る意味がそこまでない。
    2、データ分析をするには、ひとつの相手に対して複数の試合データを取らなくてはならないので、とてもやりきれない。
    3、映像がないとデータは取れない。映像を撮るための道具や設備がない。あるいは、ルール上、映像を撮ることが禁止されている。
    4、そもそも、正確なデータを取れない。そういった能力を持った人材がチームにいない。
    5、データ分析をして攻略のプランを立てたとしても、そのとおりに選手が動けない。

    ざっと、このようなところでしょうか。これらの誤解に対して、本書で一つひとつクリアにしていきます――(第1章より)
  • 935(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    山下 征士
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    捜査を指揮した元一課長が初めて明かす、少年Aにたどり着く激動の90日

    「兵庫県警には、”棘”が刺さったまま残っているんや。2本も。これは絶対に忘れてはならん」。
    未解決事件のことを、先輩刑事が表現した”棘”とは、「114(グリコ森永事件)」「116(朝日新聞襲撃事件)」の2つの未解決事件のことである。その「2本の棘」は、警察退職後30年を経た今なお、著者の心の中に突き刺さり、後悔の念が強く残っている。なぜこの2事件は解決できなかったのか。また、捜査一課長として指揮を執り、執念の末に「少年A」の逮捕に至った背景とは。昭和・平成に起きた凶悪事件担当の元捜査一課長が初めて明かす事件の全て。

    目次(一部抜粋)
    ・1章 神戸連続児童殺傷事件
    チャート図に掲載された「14歳少年A」の実名/神戸新聞社に送られた声明文/6人の幹部たちに限定した「捜査会議」/少年Aを「シロにする」捜査/職務質問で確認された直径3ミリの「血痕」/ダンテ『神曲』に影響された作文/極秘に進められた早朝の任意同行
    ・2章 グリコ・森永事件
    秘密主義で進められた捜査/「焼き切り」で割られていたガラス/大阪府警と兵庫県警の主導権争い/「キツネ目の男」と7つの音声
    ・3章 ノンキャリ刑事の青春 昭和事件簿1
    「国鉄集団スリ事件」/北朝鮮工作員が上陸した「切浜事件」
    ・4章 亡き者たちのために 昭和事件簿2
    駅へと続いていく「ルミノール反応」/新・指紋照合システムによる事件解決「第1号案件」/特捜部長が語った「取り調べに必要なもの」/「編物教室女性殺人事件」
    ・5章 朝日新聞阪神支局襲撃事件 「赤報隊」を追って
    新聞社「デスク十戒」が示すもの/2種類の「赤報隊」犯行声明/休日の夜に響き渡った銃声/目撃された不審な「白のマーク2」/始動した朝日新聞の「特命チーム」/「疑惑の中心地」からの肉声
  • 935(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    竹内亮
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    巨龍を動かすのは、市井の人びとだ。中国は雑踏から見るほうが面白い――。

    黄河の農村に誕生した71歳インフルエンサー。
    中国式漫画ビジネスに挑む漫画家。
    定年退職後に語学力ゼロでカレー屋を興した男。
    中国在住の大人気ドキュメンタリー監督が全土を駆け回り、中国人の心を震わせた人びとを描くルポ!
    中国は雑踏から見るほうが面白い――。

    彼らが見た現実。彼らから見える実態。
    ■中国テレビ界のスターとなった男
    ■中国建国記念パレードで行進した日本人
    ■大連で奮闘するシングルマザー
    ■「妻」でなく「私」を目指した女性起業家
    ■「中国版シリコンバレー」に集う挑戦者たち
    ■中国映像界を駆け上がるドキュメンタリー監督

    「我住在這里的理由(私がここに住む理由)」。中国で大人気を博すドキュメンタリー番組で累計再生回数は6億回を超える。
    この番組では、2015年より日本に住む中国人と中国に住む日本人、約200人が登場してきた。
    本書は特に濃い人を厳選し、カメラをペンに替えて描いたルポである。
    巨龍を動かすのは、市井の人びとだ。

    【目次】
    まえがき
    第一章 黄河の農村の七一歳インフルエンサー 農業家・川崎広人
    第二章 中国式漫画ビジネスに挑む 漫画家・浅野龍哉
    第三章 中国テレビ界のスター 俳優・矢野浩二
    第四章 中国建国記念パレードで行進した日本人がいる 安達家 
    第五章 シングルマザー奮戦記 会社員・松尾梨恵
    第六章 「歌舞伎町の案内人」から「政治家」へ  事業家・李小牧
    第七章 富裕層が見た中国社会 起業家・星本祐佳
    第八章 挑戦者は「中国版シリコンバレー」に集う  ビジネスマンの群像
    第九章 武漢でカレー屋を興した老人  店主・嶋田孝治
    終 章 中国映像界を駆け上がる  ドキュメンタリー監督・竹内亮
  • 「あたなだから、頼りたい」は、VUCA時代を生き抜くための魔法の言葉!

    【本書の内容】
    人口減少が続き、新型コロナウイルス感染症予防で人との対話が生まれにくくなっている社会において、
    重要性を増す力「受援力」。自分と相手の自己肯定感を高める、「困った時に他の人の助けを求めること
    ができる力」を紹介します。
    著者自身の経験をふまえ、受援力が高い人の共通要素を抽出しながら、公衆衛生学、コーチング理論、
    脳神経科学などの科学的な知見を整理したのが本書です。

    【受援力】(じゅえんりょく)とは――
     ・困った時に他の人の助けを求めることができる力
     ・言葉や考え方を変えると、誰もが楽に頼れるようになるスキル
     ・頼ることで、相手の自己肯定感が高まる効果も

    【こんな場面で役立つ】
    「増えていくばかりで仕事が回らない」
    「リモートワークは孤独」
    「自己責任論に押しつぶされそう」
    「もっと雑談したいのにできない」
    「友人が少ない、つながりを感じられない」
    「人手不足でパンク寸前」
    ――そのような困った状況は、受援力によって解決できます。そしてこの力は、
      「誰もが持っている」のに、「使ってこなかった」スキルなのです。

    【「プロローグ」より】
    「頼る」という言葉にネガティブな響きを感じるかもしれませんが、
    そんなことはありません。
    むしろ「人に頼る」スキルは、社会人にとって最も必要な能力の一つ
    といっても過言ではないのです。


    【目次】
    第1章 頼るのは「弱いから」ではない
    第2章 上手に頼るための「伝え方」
    第3章 上手に頼るための「言い換え」
    第4章 「うまく主張する」「うまく断る」方法
    第5章 「人間関係資本」と「チーム」について
    第6章 心理的安全性の高い職場と社会をつくろう
  • ようこそ、ノスタルジックで味わい深い台湾〈客家〉の里へ。

    まるで、客家(Hakka)の人々のぬくもりが、そのまま伝わってくるよう――
    台湾好きが待ち望んでいた「次に必ず訪れたい台湾」が、ここにあります。

    漢民族のなかでも、独自の言語や生活様式を持つ民族〈客家〉。長い年月をへて、台湾・台三線エリアに定住した「台湾客家」の人々の、豊かで魅力あふれる暮らしぶりを、イラストレーター小池アミイゴ氏によるスケッチと紀行エッセイ、撮り下ろし写真で紹介。さらに、台湾客家委員会、現地編集スタッフの全面的な協力支援のもと、観光スポット、グルメ、物産などの最新観光情報も満載。
    ノスタルジックで最高にエコロジーな「客家スタイル」を、現代的な視点で紹介する本は、ほかに類を見ない。アフター・コロナに真っ先に訪れたい旅先として、台湾台三線を強く印象づける、ハイクオリティでスタイリッシュな紀行本。
  • 警察小説と本格ミステリの奇跡の融合。新米刑事が綻びから世界の欺瞞を暴く

    度重なる不祥事から警察の大改革が行われた日本。
    変革後の警察にブラックIT企業から転職した新米刑事の藪内唯歩は茨城県つくば警察署の刑事課で警部補の仲城流次をパートナーとし殺人事件の捜査にあたる。
    刑事課の同僚たちの隠しごとが唯歩の心を曇らせ、7年前の事件が現在の捜査に影を落とす。
    ノルマに追われながらも、持ち前の粘り強さで事件を解決した先に、唯歩を待ち受ける運命は――。
    リアル警察小説と本格ミステリの2重螺旋! 白黒が全反転する奇跡の終盤に瞠目せよ!!
  • 『化け者心中』で文学賞三冠。新鋭が綴る、エモーショナルな時代小説。

    ときは文政、ところは江戸。武家の娘・志乃は、歌舞伎を知らないままに役者のもとへ嫁ぐ。夫となった喜多村燕弥は、江戸三座のひとつ、森田座で評判の女形。家でも女としてふるまう、女よりも美しい燕弥を前に、志乃は尻を落ち着ける場所がわからない。
    私はなぜこの人に求められたのか――。
    芝居にすべてを注ぐ燕弥の隣で、志乃はわが身の、そして燕弥との生き方に思いをめぐらす。
    女房とは、女とは、己とはいったい何なのか。
    いびつな夫婦の、唯一無二の恋物語が幕を開ける。
  • 935(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    長野まゆみ
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    消えた茶碗とみずからのルーツを追って、桜蔵の異界めぐりの旅がはじまる。

    武蔵野の隠れ宿を実家に持つ桜蔵(さくら)は、霊園行きのバスの中で奇妙な出来事に遭遇する。祖父の遺品に導かれるように、消えた茶碗の行方とみずからのルーツを追って異界めぐりの旅がはじまる。
  • 現場に「がんばれ」で解決してはいけない――

    ノルマなし、閉店5分後に退勤、家族と過ごしながら年収1000万円――みんなで幸せに働けることが、お客さんにとっても幸せなはず。それはフランチャイズでも変わらない。ワークマンが挑戦するこれからの働き方!


    1、業績好調の理由は? →「鉄人であるより凡人であり、家庭人であってほしい」という思い
    2020年の日本の衣料消費市場規模(金額)は13.7%減少、過去20年間で最大の落ち込みでした。コロナ禍でアパレル業界が苦境に立たされるなか、ワークマンはひとり勝ちとも言える状況です。一過性のブームで終わらず継続的な成長を可能にしているのは「フランチャイズ加盟店に無理をさせないためにはどうすればいいか」ということを常に考える同社の姿勢にあります。

    2、「ホワイト」とは? →子どもやスタッフが「あとを継ぎたい」と思える働き方
    一部業界では「収奪型フランチャイズ」がニュースになり、ブラックな労働環境に陥りやすいというイメージが拡がりました。しかし、ワークマンがフランチャイズで目指すのは、子どもやスタッフがあとを継ぎたいと思える働き方。保育園のお迎えは一番乗り、閉店5分後には帰る、平均年収1600万円……残業・ノルマなしで本当に可能なのか? 実際の店長や社員たちの働き方を解説、紹介します。

    3、加盟店に「やさしすぎる」? →オーナーの自由度こそワークマンの特色
    2012年にワークマンに入社した土屋氏も当初は「加盟店にやさしすぎる」姿勢に違和感を持ったと言います。しかし、がっつり働きたい人もいればマイペースでやっている人もいるという、その自由度の高さこそがワークマンの特色だと考え、オーナーそれぞれが自分らしい価値を求めながら、長く続けていけるような仕組みづくりを目指したのです。
  • 辺土とは、遍路で生活する者である。日本最後の聖と賤を描く類書なきルポ!

    辺土(へんど)とは、遍路で生活する者である。
    時に放浪者として迫害される彼らに密着取材!
    誰も書けなかった「日本最後の聖と賤」たるもう一つの遍路を、5年をかけて描いた唯一無二のルポ!

    【辺土(へんど)とは】
    草遍路、乞食遍路、プロ遍路、職業遍路、生涯遍路とも呼ばれる。
    長い歴史の中、「へんど」はやがて乞食を意味するようになるが、昭和三〇年代までは遍路といえば「へんど」だった。
    一方で、八八ヵ所を経文を唱えて回る遍路は、ときに畏敬と畏怖の目で見られた。彼らは聖と賎を同時にそなえる存在だったのだ。

    現代の草遍路を探し、共に托鉢修行も著者は行うだけでなく、福田村事件(関東大震災で起きた日本人による日本人虐殺)をはじめ、
    路地の歴史もたどりながら5年をかけて遍路を続けた。
    最後の聖域の本質を大宅賞作家が抉り出す、類書なき紀行ルポ!

    「帰るところもなくなった生活を賭けて、托鉢と接待、野宿だけで何年も何周も巡礼することによって、その人は確実に浄化され昇華されていく。本質的な何かを取り戻すか、もしくは欠けていた何かを得ることができるようになる。
     四国遍路で人は変わることも、再生することもできるのだ。私はこの目で、確かにその一例を目撃した」(本文より)



    【目次】
    第一章 辺土紀行 徳島――高知
    第二章 幸月事件
    第三章 辺土紀行 高知――愛媛
    第四章 托鉢修行
    第五章 辺土紀行 松山――香川
    第六章 草遍路たち
    おわりに
    参考文献一覧
  • 1,980(税込)
    著者:
    梶よう子
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    「だから、おれは、お前たちを描きたかった」 魂を揺さぶる浮世絵師小説。

    絵師を目指し、安房から江戸に出て十年。菱川吉兵衛は、吉原と芝居小屋という「二大悪所」に入り浸る自堕落な日々を過ごしていた。
    狩野探幽への弟子入りを門前払いされたものの、その面目なさから郷里の縫箔屋の跡を継ぐ決心もできずにいたのだ。
    そんな中、ひょんなことから吉原の女たちの小袖に刺繍を施すことに。福良雀と笹の葉、波千鳥、吉祥文様の宝珠、玩具の手毬や扇子に草花。
    さまざまな美しい意匠を縫い付けながら、吉兵衛は、未来の見えない辛い日々の中でも懸命に明るく生きようとする彼女たちの心の温もりに励まされ、再び筆を執ることを決意する。
    だが、ある日突然巻き起こった大火に吉原と江戸の街が飲み込まれ……。江戸の人々の暮らしを見つめ続けた菱川師宣こと吉兵衛が本当に描きたかったものとは?
    浮世絵の祖の生涯を描く、人情と愛に満ちた波瀾万丈の浮世絵師小説。
  • 2,420(税込)
    著者:
    篠田節子
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    古い友人も、ノーベル賞作家も、「岬」に消えた。神無き時代の新たな黙示録

    古くからの友人も、ノーベル賞作家も、その「岬」に消えた――

    この物語はあなたを、思いもよらぬところまで連れて行く。

    人が人であるというのは、どういうことなのか。
    練熟の著者が今の時代に問う、神無き時代の新たな黙示録。


     以前から美都子が夫婦ぐるみで付き合ってきた、憧れの存在である友人・清花。だが近年、清花夫妻の暮らしぶりが以前とは異なる漂白感を感じさせるようになり、付き合いも拒否されるようになったのち連絡がつかなくなった。清花たちは北海道に転居後、一人娘・愛子に「岬に行く」というメッセージを残し失踪したようだ。彼女の変貌と失踪には肇子という女性が関わっているようだが、その女性の正体も分からない。
     時は流れ約二十年後の二〇二九年、ノーベル文学賞を受賞した日本人作家・一ノ瀬和紀が、その授賞式の前日にストックホルムで失踪してしまった。彼は、「もう一つの世界に入る」という書置きを残していた。担当編集者である駒川書林の相沢礼治は、さまざまな手段で一ノ瀬の足取りを追うなかで、北海道のある岬に辿りつくが――。

     やがて明らかになる、この岬の謎。そこでは特別な薬草が栽培され、ある薬が精製されているようで……。
     近未来から戦時中にも遡る、この国の現実の様相。

     岬に引き寄せられる人々の姿を通して人間の欲望の行き着く先を予見した、著者畢生の大作。
  • 1,870(税込)
    著者:
    降田 天
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    日本推理作家協会賞受賞シリーズ。慟哭必至のミステリー。

    別々の人生を歩み、10年ぶりに再会したアサヒとユウヒの兄弟。ふたりはある目的のため、狂言誘拐を実行に移す。その犯罪は成功したかに見えたが、思いもよらない結末を迎えることになった。
    それから8年後、神倉駅前交番の警察官・狩野雷太は、マンションの一室で衰弱した男児を保護する。男児の傍らには、餓死した妹の亡骸があった。神奈川県警捜査一課の烏丸靖子は兄妹の母親を取り調べるが、彼女がかつて誘拐事件に巻き込まれていたことがわかり、状況は一変する。悲劇的な事件の裏に横たわる、さらなる衝撃とは――。
  • 1,430(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    中川右介
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    歌舞伎から映画へ移り成功した最後の世代、市川雷蔵と勝新太郎――

    市川雷蔵と勝新太郎ともに一九五〇年代から六〇年代にかけて、大映、いや日本映画界を支えた俳優である。

    歌舞伎から映画へ移った俳優たちはみな、世襲と門閥で配役が決まる歌舞伎の世界ではいい役につけず、映画という新天地を目指した。そして雷蔵の死と大映の倒産で「時代劇映画の時代」はとりあえず終わり、残った時代劇スターたちの活躍の場もテレビへ移行した。雷蔵と勝は、歌舞伎から映画へ移り成功した最後の世代だった。

    はじめに
    前史
    第一部 関西歌舞伎の凋落
     第一章 脇役の子 一九三一年~一九五一年
     第二章 歌舞伎役者・市川雷蔵 一九五二年~一九五四年
    第二部 長谷川一夫を追う者たち 一九五四年~一九六二年
     第一章 注目されないデビュー 一九五四年
     第二章 雷蔵の飛躍 一九五五年
     第三章 量産時代の始まり 一九五六年
     第四章 開く差 一九五七年
     第五章 日本人が最も多く映画を見た年 一九五八年
     第六章 忍び寄るテレビ 一九五九年
     第七章 それぞれの転機 一九六〇年
     第八章 悪名 一九六一年 
     第九章 座頭市と忍びの者 一九六二年 
    第三部 両雄並び立つ 一九六三年~一九七一年
     第一章 カツライス時代の幕開け 一九六三年
     第二章 新しい取り組み 一九六四年
     第三章 第三のシリーズ「若親分」「兵隊やくざ」 一九六五年
     第四章 第四のシリーズ「陸軍中野学校」「酔いどれ博士」 一九六六年
     第五章 勝プロ創立 一九六七年
     第六章 雷蔵倒れる 一九六八年
     第七章 雷蔵無念 一九六九年
     第八章 雷蔵のいない大映 一九六九年~一九七一年
    終章 生ける伝説 一九七二年~一九九七年
    あとがき
    市川雷蔵・勝新太郎・長谷川一夫 出演映画リスト
    参考文献
  • 圧倒的リアリティで「入れ替わり」を描く。第12回小説野性時代新人賞受賞作!

    高校1年の坂平陸は、プールに一緒に落ちたことがきっかけで同級生の水村まなみと体が入れ替わってしまう。いつか元に戻ると信じ、入れ替わったことは二人だけの秘密にすると決めた陸だったが、“坂平陸”としてそつなく生きるまなみとは異なり、うまく“水村まなみ”になりきれず戸惑ううちに時が流れていく。もう元には戻れないのだろうか。男として生きることを諦め、新たな人生を歩み出すべきか――。迷いを抱えながら、陸は高校卒業と上京、結婚、出産と、水村まなみとして人生の転機を経験していくことになる。
  • 1,870(税込)
    著者:
    三羽省吾
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    デビュー20年、著者最高到達点となる、衝撃ミステリーサスペンス。

    お前は、誰を守ろうとしてるんだ?

    迷走する警察。暴走する世論。壊れゆく家族。
    ひとつの殺人事件が、隠された過去の真相を炙り出していく。
    その罪は赦されるか。愛と憎しみの衝撃サスペンスミステリー。

    岐阜県の山中で顔面を激しく損壊された男性の遺体が発見された。取材に赴いた週刊誌記者の宮治は、警察が何かを隠していると疑う。隣県にはひとつ歳下の弟・夏樹が住んでいた。久々に弟の部屋に立ち寄った宮治は、その言動に不信感を抱く。弟が事件になんらか関わっているのかもしれない。報道の使命を貫くか、家族を守るか、宮治は揺れ動くが……。

    カバーイラスト/三部けい
  • 大変な日々が思い出させてくれたのは、大切な人々のことでした。

    新型コロナウイルスの蔓延によって改めて気付けた、様々な「支えてくれる人」のこと。
    ツイッターに投稿された、たくさんの「ありがとうの手紙」――
    そこに綴られたまっすぐな気持ちは、きっとあなたにも前を向く力をくれるはずです。

    こくみん共済 coopが「#今できるたすけあい」プロジェクトを通じて
    ツイッターで募集した、「ありがとうの手紙」を一冊の本にまとめました。


    【目次】

    ・はじめに
     大変な日々が思い出させてくれたのは、
     大切な人々のことでした。

    第1章 出逢えたあなたに、ありがとう

    ・コラム
     3年前、運動会で。

    第2章 いつも支えてくれているあなたに、ありがとう

    ・コラム
     医療従事者の妻に聞いてみた。
    ・コラム
     おすそわけに、たすけられる

    第3章 あの時のあなたに、ありがとう

    ・コラム
     『家、ついて行ってイイですか?』の番組ディレクターが、
     リモートワークで気づいた、たすけあい。

    第4章 見守ってくれているあなたに、ありがとう

    ・コラム
     もっているものを分け合う、両親が遺してくれた
     「みんなで生き延びる」ということ
    ・コラム
     縮小された卒業式「一生忘れられない」
     心を救ってくれた先生のサプライズ

    ・おわりに
     今できるたすけあい、一緒に考えてみませんか。
  • 福岡のヒーロー・ドゲンジャーズが、ついに枠(ローカル)を超えて全国へ!

    1期では子ども向けの『ドゲンジャーズずかん』を発売しましたが、今回はドゲンジャーズファンの要望に応え、大人向けの書籍にしています。メインキャラクターの貴重な設定資料や、書き下ろしの4コママンガ、ロケ地マップなど、本書オリジナルのコンテンツが盛りだくさん。各キャラクターの最新プロフィールのほか、《モーニングルーティーン》や《これって自分だけ?と思うこと》など、個人情報も満載! 「ドゲンジャーズnice buddy」を1000%楽しく振り返れます!!
  • 1,925(税込)
    著者:
    伊岡瞬
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    真の姿を隠しているのは誰か? 衝撃のノンストップ・クライムサスペンス!

    読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、作家・評論家としてTVで活躍する三条公彦。三条の秘書として雇われた菊井早紀は信頼を得てゆく一方で、その謎多き私生活と過去が気になっていた。そんな折、パン店経営者の妻・宮崎璃名子の白骨遺体が発見される。行方不明となった新田文菜の捜査にあたる刑事の宮下は、文菜と璃名子の不審な繋がりに気づく。人気評論家の三条は二つの事件に関わっているのか? 「仮面」で真の顔を隠しているのは誰なのか? ラストまで目が離せない瞠目のクライムサスペンス!
  • 中村憲剛は5年前に引退を決断していた。誰にも明かしていなかった内実。

    <<「40歳で引退する」ということを35歳の時に決断してから歩んできた5年間の記録>>


    朝、家を出るときから今日こそ伝えようと心に決めていた。妻の加奈子にも「今日、話そうと思っているから」と言ってクラブハウスに向かった。あの人に伝えることで、“すべて”が動き出す。そう思っていたからだ。2020年10月23日――久々にもらった連休が明け、練習が再開された日のことだった。僕にとっては、ずっと指標にしてきた40歳の誕生日を1週間後に控えていた。
    (中略)
    この5年間で僕は数え切れないほど、本当に、本当に多くのものを手にすることができた。それはタイトルという星の数だけでは測ることができない。その過程にはすぐに思い出すことができる栄光や歓喜もあれば、誰にも言えないような多くの葛藤や苦悩もあった。振り返れば、プロサッカー選手として過ごした18年間で経験してきたすべてが、かけがえのないものだったと、先のステージに進んだ今、改めて言い切ることができる。

    だから、そのすべてをここに綴りたいと思う。僕が過ごしてきた18年という日々が、誰かの、何かの力になるならば、というメッセージを込めて――。(本書「プロローグ」より)

    【目次】
    プロローグ
    第1章 2016年
    第2章 2017年
    第3章 2018年
    第4章 2019年
    第5章 2020年
    第6章 2020年最終章
    エピローグ
  • シンプルなコツが人生を豊かにする

    免疫力を高めるサラダ、血糖値を下げるスクワット、不調のときの自己診断法……健康と体調を保つためには。コロナ禍を通して、医学研究に裏付けされた小さな取り組みが私たちの健康を守るということがわかりました。それは感染症対策に限ったことではありません。働き盛りのひとにこそ始めてほしい、人生100年時代を生き抜く新習慣を紹介!
  • ”もしも”のときにかならず役立つ! 自分で作れる防災グッズ

    ”もしも”のときにかならず役立つ! 自分で作れる防災グッズ
    集中豪雨、洪水、台風、地震……。近年の日本は多くの気象災害により、甚大な被害を受けることが多くなっています。
  • 世の中は一気に大きく変わっていく――今、私たちが手にすべき3つの「F」

    ベストセラー『1分で話せ』著者、伊藤羊一氏による最新刊。自身の信念でもある「FREE」「FLAT」「FUN」という概念は新型コロナウイルスによって、その重要性がより明らかになった。今、必読の1冊。
  • 1,760(税込)
    著者:
    寺地はるな
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    魔法みたいに強い言葉はいらない。わたしの“声”を取り戻したい。

    日常に息苦しさを感じるあなたへ贈る物語。

    「こんなところにいたくない」パート帰りの希和が見つけたのは、小学四年生の息子・晴基とそっくりの筆跡で書かれた切実なメッセージだった。本人に真意を問いただすことも夫に相談することもできない希和は、晴基が勝手に出入りする民間学童『アフタースクール鐘』で働きはじめる。マイペースな経営者・要や子どもたちに振り回されながらも、希和はいつの間にか自分の考えを持たない人間になってしまっていたことに気付く。周囲から求められるものでも、誰かからの受け売りでもない、自分自身の言葉を取り戻すためにひとりの女性が奮闘する、大人の成長小説!
  • 後悔せずに死ねますか? 終活サロン――そこは、人生最後の駆け込み寺。

    『県庁の星』の著者が贈る、超高齢化時代に必読の¨エンディング¨小説!

    ◆終わりに直面した人々の、それぞれの「終活」

    1.鷹野亮子 五十五歳……独身・子無し・仕事一筋で生きてきたキャリアウーマンの「終活」
    2.森本喜三夫 六十八歳……憧れの長兄が認知症になった後期高齢者三兄弟の三男の「終活」
    3.神田 美紀 三十二歳……仕事と育児に母親の介護が重なり絶望するシングルマザーの「終活」
    4.原優吾 三十三歳……突然のガン宣告で人生が一変した若き天才シェフの「終活」
    5.三崎清 五十三歳……七十歳で貯金ゼロの未来予想図を突き付けられた終活相談員の「終活」
  • まちに潜む水路のあとに気がつけば、驚きと発見がいっぱい!

    コンクリートで蓋をされ、アスファルトで埋められて、道路へと変えられた川や水路たち。かつての水面が地面になったもの、それが「水路上」である。
    道路の亀裂でわかる川の跡、ガードレールになった橋の欄干、水車の形を模した遊具――全国各地の水路上を歩いた2人のマニアによる、偏愛に満ちた入門書!


    【目次】

    第1部 “水路上”観察入門 ~路であって路ではない~

    第1章 街角の違和感にはわけがある
     1 細長い公園の秘密を探る
     2 せめぎあいが生んだ芸術的配列
     3 珍しい遊具に秘められた記憶
     
    第2章 “水路上”のもつ特徴
     1 見ることのできる裏側
     2 境界をつくるもの
     3 複雑怪奇なその歴史

    第3章 水の記憶のしたたかさ
     1 唐突にある謎の池
     2 失われた幻の弁財天

    コラム1 “水路上”から“水”路上へ

    コラム2 路上が“水”路上に変わるとき

    第2部 “水”路上観察入門 ~かつての水路を愉しむ~

    第1章 “水”路上とは何か
     1 路上のフラジリティ
     2 “水”路上のいま
     3 水辺、草萌える場所
     4 よどみへのまなざし

    第2章 水面からの視線
     1 水面から見上げるもの
     2 蓋on蓋~“水”路上にかかるもうひとつの蓋~
     3 川岸としての擁壁を味わう

    第3章 水の名残りとしての橋
     1 かつての水路に残る「暗橋(あんきょう)」
     2 「野良」暗橋はロックだ!
     3 はみだす暗橋たち
  • 825(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    鈴木涼美
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    誰もが知るおじさん著名人たちへのファジーな嫌悪感の正体に迫る!!

    キャバ嬢、AV女優など実体験を通して夜の世界を体現しつつ、社会学の視点と女の感性を織り交ぜた軽妙な筆致で人気を博している文筆家・鈴木涼美によって、日本社会が生み出した難解なおじさんたちが今、解剖される
  • 2,420(税込)
    著者:
    呉明益
    訳者:
    小栗山 智
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    世界十数か国語に翻訳。『自転車泥棒』の呉明益の最高傑作、待望の本邦初訳!

    ある日突然、台湾に巨大な塊が押し寄せた。それは人間が捨てた「ゴミの島」だった――。夫と息子を失い絶望する大学教師と、言葉を解さぬ島の少年の出会いを軸に、多元的視点と圧倒的スケールで描く幻想小説。
  • 江戸中期から御代に至るまで、皇室は何を捨て、何を継承していったのか

    元々は傍流だった光格天皇から、血脈を絶やすことなくつながる現代の皇室。8代の天皇が250年間で形成したものとは一体何か。近世皇室の歴史をひも解く1冊。
  • 「死」を考えることは「生」を考えること。あなたはどう生きますか?

    死と向き合うことで、
    自分はどう生きるべきかということが
    浮かび上がってきます

    格差社会と言われる中、誰にでも「平等」に訪れるもの――それは「死」です。
    どんなに健康を保とうと努力しても、「死」は万人が受け入れざるを得ない“宿命”なのです。
    あなたにとって「死」のイメージとはどんなものでしょうか? やはり怖いものですか? 
    死ぬ前・死ぬとき・死んだあと――いったいどんなことが起きるのでしょうか? 
    そもそも死ぬことは不幸なことなのでしょうか?
    誰もが迎えることになる「死」についての知識を深めることは、「自分の生き方」について深く考える作業となります。「死」を考えることは「生」を考えること。
    三大宗教をはじめ、多くの宗教の現場を取材し、それぞれに向き合ってきたジャーナリスト池上彰氏による「死」の世界の考察。
    巻末には、釈徹宗氏との対談も収録。読者の皆さんからの「死」をめぐる質問にお答えします。


    ■はじめに 
    ■第1章 そもそも「死」って何だろう
    ■第2章 人はなぜ死ぬのだろうか
    ■第3章 宗教でこんなに違う「死生観」
    ■第4章 「死ぬとき」に起こること
    ■第5章 「突然の別れ」と向き合う
    ■第6章 「死」をめぐる質問にお答えします

    ■おわりに 
    ■コラム 世界のお葬式から
  • 「ルームメイトは逃亡しました」紋切型報道では描かれないディープルポ!

    「ルームメイトは逃亡しました」
    国からは「高度」と見なされない、圧倒的多数(外国人労働者)の世界。
    大宅賞『八九六四』著者が、絶対的な弱者でも敵でもない、彼らの「現実」に迫るディープルポ!

    日本政府をはじめ、公的機関が使用している言葉、「高度外国人材」。
    「高度」な人材がいるということは、国の定義とは真逆の属性を持つ人材も存在するはずだ。
    それは、「(年齢だけは若いかもしれないが)学歴・年収が低く、日本語はろくに喋れず専門知識もない、非熟練労働に従事している」人たちといえる。
    しかし、日本社会は彼らにこそ強く依存しており、必要としているではないか。
    生身の「“低度”外国人材」は、紋切り型の報道のなかで語られるような、絶対的な弱者や被害者たちの群れではない。
    ましてや、陰謀をたくらむ存在でもない。
    そもそも中国は経済成長をとげ、稼げない日本に見切りをつける中国人は多く、外国人労働者の主役はベトナム人に移行している。

    ──われわれは記号としての弱者や敵を想定していたのに、いたのは人間だった。

    3年にわたって中国、ベトナム、日本各地を回り、生身の姿に迫ったディープルポ!

    【目次】
    はじめに
    第一章 コロナ、タリバン、群馬県――隣人は平和な「イスラム原理主義者」
    第二章 「兵士」たちの逃亡と犯罪――主役は中国人からベトナム人へ
    第三章 頼りなき弱者――ベトナム「送り出し」業者に突撃してみれば
    第四章 「低度」人材の村――ウソと搾取の「破綻した制度」
    第五章 「現代の奴隷」になれない中国人――稼げない日本に見切りをつけるとき
    第六章 高度人材、低度人材――「日本語だけは上手い」元技能実習生
    第七章 「群馬の兄貴」の罪と罰――北関東家畜窃盗疑惑の黒い霧
    おわりに
    主要参考文献
  • 825(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    山口真由
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    ふつうの家族ってなんなんだ? そもそも家族ってなんなんだ?

    中野信子さん(脳科学者)推薦!「家族法研究者 山口真由が明かす家族の本質」

    「ふつうの家族」――それは聖なる呪いである。
    家族も、親子も、夫婦でも――常に「スイッチオン」でなくていい。その関係は「点いたり、消えたり」でいい。

    「"ふつう"を押し付けられたくない私は、"多様性"を押し売りしたいわけでもない。新しく生まれつつあるマジョリティの側にまわって、「空気を読まない」古臭い奴らをつるし上げたいわけじゃない。(略)これからの時代、私たちがすべきことは"違い"をあぶりだすことじゃなくて、”同じ”を探しにいくことなんじゃないか。家族のあり方が変わってもなお、昔と変わらない普遍的ななにかをその真ん中のところに見つけにいくことじゃないかと、私は思うようになった」(「おわりに」より)


    はじめに
    第1章 親子
    言葉を失った「卵巣年齢50歳」の衝撃
    結婚じゃない! 子どもなんだ!!
    精子バンクはオンラインデート
    「フェミニストの希望の星」が残した宣言 他

    第2章 結婚
    親友の結婚話でヒートアップした私
    同性婚を認めた感動的な判決
    ジャネット・ハリーというロック・スター
    権利と義務の束としての結婚 他

    第3章 家族
    謎だった「男のお母さん」
    私が育った日本の家族
    多様になりつつある日本の家族
    「家があります。緑と白の家です」 他

    第4章 老後
    日本の「家」は会社だった?
    現代社会における「家」の残り香
    「家」か? それとも「個人」か? 他

    第5章 国境
    アメリカの「実子」、日本の「養子」
    「結婚」なんて点いたり、消えたり
    「親子」ですらも、点いたり、消えたり
    ステイタスとしての家族、プロセスとしての家族 他
    おわりに


    装画:赤 | aka
    装幀:原田郁麻
  • 福岡の平和を守るため結集したヒーロー・ドゲンジャーズの初ファンブック! 電子限定「100日後に爆発する怪人」全話掲載

    福岡県で、謎の激バズり番組「ドゲンジャーズ」。あまりに人気すぎて、放送日には福岡県限定での放送にもかかわらず、毎週Twitterのトレンド入りするなど大きな話題に。
    そんなドゲンジャーズの世界観や、キャラクターがよくわかる「ずかん」が登場!
    さらに、電子書籍特典として、Twtitterで連載され大好評を博した「100日後に爆発する怪人」も全話収録!
  • 食べ物の選び方で、人生は決まる。ハーバードの医師による最新研究。

    不安を軽くするには赤身の牛肉か海藻サラダ、認知力をアップさせるにはターメリック+ブラックペッパー。あらゆる脳と心の不調を整え、力を引き出す食べ方があります。
  • 1,650(税込)
    著者:
    高橋久美子
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    旅に出たい、旅をしたい、旅人になりたい。

    バックパックを背負って詩人が飛び込んだ
    世界の国々――10年を辿るエッセイ!

    ゾウの頭の上でその可愛さと揺れにメロメロ、失恋を引きずるダメンズと友人になったタイ王国、
    サハラ砂漠から日本のラジオに生中継。
    パリ、路上の賭け事で大勝利のはずが…。
    下北沢で自由を愛する人々に憧れる。

    タイ、カンボジア、ベトナム、台湾、フランス、
    北欧、スペイン、モロッコ、
    奄美大島、東北、長野、東京……
    旅に出たくて仕方ないすべての読者に贈る15編!
  • 1,980(税込)
    著者:
    楡周平
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    粉飾、癒着、学閥……。 大企業病に立ち向かえ! 極上経済エンタメ小説!

    家電商品の発火で死亡事故が発生し、マスコミから経営体質を批判された世界的電気メーカー・ニシハマ。ハーバード大を卒業し、創業一族に婿入りした梶原賢太は政界のフィクサーから、ニシハマが窮地を脱するための極秘計画を持ち掛けられる。それは、モンゴルでの使用済み核燃料の最終処分場建設という、政官財を巻き込む一大プロジェクトだった! 交錯する利権と思惑。賢太はある賭けに打って出るが――。
  • 「水曜どうでしょう」でおなじみのメンバーが、ふたたび九州へ~!

    鈴井、藤村、嬉野、3人のおじさんたちが、番組で訪れた懐かしい大分&鹿児島へ! 姫だるま、白熊、西郷像など、水どうゆかりの地をめぐり、温泉につかり、酒を酌み交わしながら、思い出話を語り尽くす。
  • 屈指の知日派がはじめて明かす、日米外交の知られざる現場。

    屈指の知日派が、日米外交の現場を明かす!
    オバマ大統領の広島訪問から、トランプ政権誕生まで。

    ------------------------------------------------
    外交官の資質の本質は、何世紀にもわたり変わらない。
    赴任国への深い見識を持ち、共感を抱けること──。(本文より)
    ------------------------------------------------

    「いかなる場所にも赴きます」と署名し、生涯をかけて世界各地を巡るアメリカの外交官。
    彼らは、どのような試練や訓練を経て抜擢され、その「使命」を果たしていくのか。
    ときに「株式会社アメリカ」のセールスマンとして、ときに日米同盟の中枢をつかさどる通称「菊クラブ」の一員として──。

    アゼルバイジャン、ウクライナ、イラク、ジブチ、バルカン半島などでの任務を経て、
    通算17年を日本で過ごした知日派で、オバマ大統領の広島訪問を支えたトップ外交官が明かす、知られざる外交の現場。
  • 825(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    辰野勇
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    私たちに必要な「24時間の自然を満喫する」経験をしてみませんか

    「淡々と」
    「不要なものは何ひとつ持たず」
    「目の前の作業に没頭する」……

    モンベル創業者にしてアウトドアの達人が、
    「非日常を、自然体で楽しむ」考え方を伝授。

    今こそ、現代人に必要な「自然に生きる」力とは。


    (目次)
    第1章 24時間の自然を満喫する
    第2章 不要なものは何ひとつ持たない
    第3章 山には文学がある
    第4章 ただ「一歩先」へ
    第5章 「なんとかなる」
    第6章 「好き」を仕事にする
    第7章 アウトドア義援隊
  • イギリス人の僕は、ずっと疑問だった日中韓の奇妙な関係を探ろうと思った

    『英国一家、日本を食べる』『英国一家、日本をおかわり!』のマイケル・ブース新刊。三国を旅して見えてきた真実と、未来
  • 死別の悲しみ、苦しみを分かち合うことば。全米100万部超えのロングセラー

    娘を失って数か月の間に、私は四冊のノートを書きつぶした。一日一度の日があると思えば、何度もノートに向かう日もあった。何日も書かずに過ごしたこともあった。自分の感情やその日あった出来事、思い出や悲しみ、希望を書き連ねた。執筆は悲しみを動かして、別の場所に移し、流し去るための手立てだった。親しい人を喪う悲しさと苦痛には限りがない。シェイクスピア、エミリー・ディキンソン、セネカ、ゴッホ、C・S・ルイ ス、ヘレン・ケラー--文豪や芸術家、アメリカ先住民、ケルトの言い伝え。16歳の愛娘を亡くした著者が、死別の苦しみを見つめるなかで出会った、数々のことば。1年365日、亡き人の魂に寄り添うことばを集め、全米で多くの共感を得た一冊、待望の復刊!
  • ダークWEBのハッカーたちの 襲撃の陰で、街の意志が目を覚ます。

    最先端のテクノロジーと霊的なものとの衝突が物語に思いがけないひねりを加え、最後まで一気に読ませる。
    ――大森望(書評家)

    AI 防犯システム、対自然災害、IRカジノ――”理想の街(スーパーシティ)”を護り抜け。
    最先端テクノロジーに警鐘を鳴らす、近未来ミステリー!

    2020+年、オリンピック後の東京に新設された、対自然災害の実験都市・SC特別区。そこは未来の理想都市として、AIで完璧に管理されていたはずだった。そのオープン初日、安全管理センターの所長・神代は、街に仕掛けられた罠に気づく。街のセキュリティ突破には、ダークWEB上で巨額の懸賞金がかけられていたのだ。神代は、副所長の鷹宮やオペレーターたちと、カジノやITサミットを狙ったテロに対処していく。だが、その裏で謎の突然死がエリア内に多発していた……。

    「まるでこの街に意思があって、機会があれば住民を殺しているみたい」
  • 2,090(税込)
    著者:
    篠原悠希
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    少年たちの運命の旅、ふたたび! 大人気和製古代ファンタジー!

    久慈島(くじのしま)と呼ばれていた九州。神の力を秘めた少年・隼人は、 鬼のように強い剣の腕を持つ鷹士とともに、まだ見ぬ世界へ旅立つことを決めた。血沸き肉躍る冒険の旅が始まる!
  • サダト、ムバラク、フセイン一族――政官中枢に近づき暗躍した空手家がいた

    サダト、ムバラク、フセイン一族――政官中枢に近づき暗躍した空手家がいた

    中東で秘密警察や政府要人に空手を指導、外国製品の闇ルート販売とカジノ経営に乗り出す。
    命運を賭したビジネスがイラク戦争開戦により頓挫した男は、ナイルに散った……。
    200万人に及ぶ“空手の種”を撒いたその光と闇の濃い人生を描くノンフィクション!

    1970年、映画「アラビアのロレンス」に憧れシリアに向かった岡本秀樹。空手の稽古を通じて、
    アラブ民族に自立への誇りと現地の活気をもたらしていく。稽古を通じ築いた政官中枢との
    人脈を生かしエジプト、イラクでビジネスに挑むが、イラク戦争勃発により計画は暗礁に乗り上げる。
    すべてを失った彼が、たどり着いた場所とは――。
    日本の外務省に徹底的に嫌われながら、灼熱の地でアラブ民族に
    “自立の精神”を刻んだ男――構想十八年、国際ジャーナリストが満を持して贈る!

    序章   「オカモト」が生まれた日
    第一章 取材ビザを求めて(イラク前編)
    第二章 空手との出会い(日本編)
    第三章 中東の空手家(シリア・レバノン編)
    第四章 闇商売に堕ちる(エジプト編)
    第五章 最後の賭け(イラク後編)
    終章   岡本が遺したもの
  • 健さんは、何を思いこの言葉を遺したのか

    俳優として、男として、人間として、高倉健が遺した言葉を、亡くなるまでの30年間近くで取材し続けた編集者が伝える。
  • 我が敵は織田信長──本願寺の間者となった少女は、戦国の世になにを見るか

    十六歳になる孤児の千世は、本願寺の間諜組織「護法衆」の一員として育てられ、篤い信仰心と類まれな戦闘技術を身に付けていた。信長と本願寺の戦いに身を投じた千世の運命は──。著者渾身の長編歴史小説。
  • 自分を強くして自己肯定感UP↑ 相談件数4万件(2020年3月現在)の人気・心理カウンセラー

    【自分を強くする】【自己肯定感UP↑】【相談件数4万件(2020年3月現在)の人気・心理カウンセラー】

    ついつい、人にふりまわされてしまうあなた。
    理不尽なことをされても、NOと言えないあなた。
    「いつかだれかが幸せにしてくれる」と願うあなた。
    あなたには「わがまま」になる練習が必要です。
    「わがまま」――それは単なる身勝手ではなく、ありのままの自分でいること。
    そんな強い自分になれたら、苦しい人間関係なんてなくなります!

    【【境界線・コフート・アドラー・ユング心理学】】を使って強い自分をつくりましょう!


    心の中に線を引いて「わがまま」な自分になると……
    ・人間関係が整理され、人にふりまわされなくなる。
    ・落ち着いて自分を見つめられ、何が大切なのかがはっきりわかる。
    ・自分に自信がつき、能力を最大限に使えるようになる。
    →ありのままの自分を好きになり、自己肯定感UP↑

    カバーイラスト、本文イラスト/ウラモトユウコ
    デザイン/須田杏菜参照

    ※本作品は紙書籍で収録されている書き込みシートをそのまま再現しておりますが、直接文字を書き込むことはできません。あらかじめご了承ください。
  • 混迷はなぜ続くのか。テレビ局の中東特派員だった著者が追った衝撃の現実

    世界で吹き荒れた「イスラム国」のテロリズム。過激な思想や暴力性の背後をたどると、イスラム教徒の怒りや深い絶望が見えてきた。一方、正義を掲げた大国はなぜさらなる混乱を招いたのか。倒錯した現実を活写する。

    (目次)
    はじめに
    第一章 衝撃の駐在初日 ── 後藤さん、湯川さん事件
    第二章 拡大するテロリズム ── 過激思想伝道師との接触
    第三章 追われる人々 ── レスボス島、難民上陸の瞬間
    第四章 大国の欺瞞 ── 兵器のバルカンルート
    第五章 大量破壊兵器はなかった(上) ── 一人の嘘になぜ世界は乗ったのか
    第六章 大量破壊兵器はなかった(下) ── アメリカ史上最悪の決定
    第七章 ゴーストタウンの要塞で ── 政府軍に転身した元兵士の熱狂
    おわりに
    参考文献
  • 1,540(税込)
    著者:
    東田直樹
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    ここには僕の、ありのままの心が、詰まっている――。

    「自分の心の有り様を残しておくために、僕は言葉を紡いでいる」――13歳で『自閉症の僕が跳びはねる理由』を著した東田直樹。25歳の等身大の心をありのままに、おもねることなく綴った一年半の日記エッセイ。
  • 世界がクリアに見えてくる22章。2019年アイルランドベストセラー

    人間を他の動物と分けるものは、「思考力」だ。何が正しく、何が嘘かを見抜き、判断を下す。──はずなのだが、実際は人間は情報を読み間違い、だまされ、偏見や無知によって、誤った判断を下しがちだ。
    なぜこのようなことが起こるのか?
    物理学者でガン研究者、科学ジャーナリストとして、あらゆる種類の間違った判断を見てきた著者が、旧ソ連から中国、アメリカ、オーストラリア、イギリス、アフリカなど全世界の実例を挙げながら、まどわされずに思考するために何に気をつければいいのかを説く。
    読むうちに、頭がクリアになり、世界がくっきり見えてくる。
  • 1,980(税込)
    著者:
    矢野隆
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    愛する者の城を滅ぼせ! 藤吉郎の下した、命がけの決断!

    木下藤吉郎は、実現不可能と目されていた墨俣城築城を成し遂げ、織田家中でも一目置かれる存在となっていた。だが、藤吉郎の前に足利義昭の使者として、明智光秀が現れた。信長は、光秀を重用するようになるが……。
  • 880(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    今井 健太郎
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    懐かしくて新しい、銭湯の底知れない魅力を再発見

    癒しの場として、日常生活のアクセントとして、人々が出会う場として、いま銭湯が若い人を中心に大きな人気となっている。銭湯の画期的なリニューアルを多数手がける建築士が豊富なビジュアルと共にその魅力を語る。
  • 1,870(税込)
    著者:
    犬塚 理人
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    東京で私的な安楽死処置を続ける〈ミトリ〉の存在は正義なのか、悪なのか?

    スイスで黙認されている安楽死=自殺幇助を行う団体のスタッフである若き医師・絵里香は東京で起こった自殺幇助事件の真相を確かめるために日本に渡る。尊厳を守るため死を選ぶことは正しいのか、それとも——。

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