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『江戸情緒と人情たっぷり 講談社文庫の時代小説フェア、501円~800円(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全116件

  • 病と称して江戸城に現れない毛利家2代目当主を引っ張り出せるのか。痛快! 凄腕コンサル時代劇第2幕。

    本作の舞台は江戸。戦国の毛利元就からつながる長州藩2代目当主の毛利綱広は反骨心が強く、徳川家に仕える身でありながら、病と称して江戸城に行かないことがあった。大江戸コンサル、戸ノ内兵庫はどうやって綱広を引っ張り出すのか。
  • 737(税込)
    著:
    輪渡颯介
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    怖い話が上手にできたら。美味しいごはんを無代(ただ)にします!

    看板娘のお悌が満足する怖い話を聞かせられたら飯が無代になる、という不思議な一膳飯屋「古狸」。
    職人修行中の奉公先を追い出された虎太は、鈴の音のような声に惹かれて、金も無いのに「古狸」に入り浸る。
    お悌と兄弟三人と母親とで切り盛りする一膳飯屋、菓子屋、蕎麦屋が並ぶ「古狸」。
    怪談も幽霊も苦手な虎太は、死神が棲むという長屋を探ることになり……!?
    そこで虎太が見たものとは! そして、貧乏でそそっかしい虎太の恋は叶うのか?

    怪談+美味+謎+笑い+猫……輪渡颯介の楽しさ満載のシリーズ、第一弾!
  • 古風(さきかぜ)十一(じゅういち)、話を聞く耳を持て。
    裁きの陰で泣いている者はおらぬか。晩年の大岡越前を支え、少年の死の謎を追う若き十一。

    町奉行から外れても、大岡越前は裁きが気にかかる。
    十七年前、寺の年若い下男が折檻されて殺され、山桜の下に埋められた。父親が下手人御免の願いを出し、皆、お咎めなしと決した。
    その事件にいま、ある疑惑が浮かぶ。大岡越前は、鷹匠の子・古風十一に探索を命じた。
    あの裁きは正しかったのか?〈文庫書下ろし〉

    辻堂 魁の「次」はこれだ!
    味わい豊か、情感あふれる異色の事件帖。若き古風十一の活躍を描く、上質な時代書下ろし小説!
  • 消えた獄門首の謎を追え!

    累計130万部突破!
    大人気時代小説シリーズ、その始まりの物語第八弾!
  • 遊び人の茂として、ふらふらしていた茂蔵も、巳之助の弟分におさまり、小間物屋・大黒屋で真面目に働いている。その茂蔵が花見の後、酔った勢いで祠の戸を開けて、紐で固く結ばれていた箱を開けてしまう。箱の中にあったのは女の長い髪。するすると伸びて、茂蔵の足に触れたとたん、大音響が響き渡った。逃げるように立ち去った茂蔵は、翌朝、帳場の観音像が真っ二つに割れているのを見つける。観音像が身代わりになってくれたのか。幽霊が見える太一郎によると、「封じ込めている」ものを茂蔵が開けてしまったらしい。祠の場所には昔、三十年前に焼け落ちた履物問屋備前屋の寮があった。今の主の徳五郎によると、先代はかなり悪辣で、借金漬けにして潰した下田屋から寮を強奪したらしい。下田屋の亭主は行方知れず、一人娘も病で失ったお此という不幸なおかみさんが失意の末に自害して、長い髪を残したというのだ。茂蔵が開けてしまったのは、備前屋が封印したお此の髪だった。この世に怨みを残すお此を太一郎や茂蔵は救えるのか? 人気シリーズ第九弾!
  • 累計130万部突破!

    江戸を守る
    これが私の歓びだ

    将軍と公家武者が敵の手に墜ち――
    銭才編、ついに決着!

    ーーー

    敵は金峰山にあり。布陣の背後を突いた徳川方は伏兵に遭う。
    暗躍する仇敵・銭才は江戸に向かうと同時に、
    先帝の血を引く薫子と信平を引き離す卑劣な策略を仕掛ける。

    狼狽える民、揺れる江戸城、遂に全貌を現す剣豪十士――。
    巨魁との永きに渡る戦いの決着は今! 

    実在の傑人を描く傑作時代小説〈文庫書下ろし〉
  • 江戸の長屋を舞台に、当代を代表する作家たちが描いた、笑って泣ける人情絵巻。
    新しいショートショートの世界をご堪能くださいませ。

    江戸時代――。それは日本の歴史のなかでも稀有なほどに、
    人と人が肩を寄せ合い、互いに助け合った時代。
    そこには日本人の原風景ともいえる情緒が溢れていた。
    長屋に集う住人たちの日常あれこれを、7人の名手が描く掌編競作。

  • 累計130万部突破!
    大人気時代小説シリーズ、その始まりの物語第七弾!

    岡村十万石の藩主が望んだのは――信平を婿養子に!?
  • 子どもをさらい、非情な鍛錬をして人体兵器に変えていく裏伊賀の隠れ砦から、命からがら脱出した鬼市。八丁堀同心一家の城田家の温かさに救われ、「八丁堀の忍」となった。裏伊賀のかしら・高尾の南の非道ぶりに憤った城田新兵衛は、裏伊賀討伐隊を組織し、裏伊賀に向かった。鬼市と同じく抜け忍の風、花が先陣を切る。最後の死闘の火ぶたが切られた。堅牢な要塞から、高尾の南を引きずり出したものの、底知れぬ妖術が討伐隊を苦しめる。はたして、鬼市たちは、裏伊賀を壊滅し、本願を果たせるのか? そして、鬼市や花は、親きょうだいを見つけだすことができるのか!? 若き忍たちの激闘を描く物語、堂々の完結。
  • 奉行から月也に「深川飯を食べろ」との奇妙な指令が。沙耶と二人でご当地を探っていると盗賊と会うことに……好評書下ろし時代小説!

    文政八年、月也が沙耶を小者にしたばかりの頃、奉行の筒井から奇妙な指令を受ける。沙耶を連れて一番美味しい「深川飯」を探せというのだ。月也は早速沙耶に事情を話し、ご当地の深川に二人で繰り出すことにする。こういう訳のわからぬ指令が出るということは、きっと「訳あり事件」に違いない。沙耶は月也と深川飯を食べ歩くと同時に、音吉や牡丹に協力を要請する。そして、庶民に盗んだ金の一部を与える「義賊」の情報を得、また木づくり職人の治郎吉という男を紹介してもらい、足を洗おうとしている盗賊であることがわかる。おかしな指令が少しずつ結びついていく……。
  • 江戸に大火あり。
    災いに理由あり。

    解き明かすは
    京より来たりし公家武者なり。

    ☆☆☆

    累計130万部突破!
    大人気時代小説シリーズ

    ☆☆☆

    江戸城天守閣、焼失。

    信平は赤坂御門内に拝領したばかりの屋敷を失い、
    妻・松姫は城下の惨状に心を痛めて寝込んでしまう。

    荒れる城下を鎮めるため、将軍家綱に金千両を与えられた信平は、
    その金子を焼け出された民に使うよう伝える(「妖し火」)。

    実在した公家武者の爽快無比な立身譚、始まりの物語第六弾!
  • 累計130万部突破! 
    勝負の4カ月連続刊行決定!

    大人気時代小説シリーズ、ますます絶好調!
  • 駕籠舁きたちの心意気に涙が止まらない。

    優しく爽やかな江戸の人情
    これぞ、岡本さとるの真骨頂!

    文庫書下ろし

    おそのという女が川へ身投げするのを防いだ駕籠舁き・太十。自分のせいで何人もの人が死んだと嘆く彼女は、無実の罪を着せられていたらしい。口封じを狙う凶賊から彼女を守るため、太十は相棒の新三と暗躍するが、普段は冷静な太十の心は乱れるばかり。彼に一体何が。正義が胸を打つ第三弾。

    <第三巻のお客>
    一 不死身の男
    喧嘩無敵の父と優男の息子。家族のもめ事に新三と太十が巻き込まれる。

    二 帰ってきた男
    ほら吹き親爺が駕籠に乗り込む。それが大事件の始まりだった!

    三 雨やどり
    “駕籠留”の面々が言葉を失う身投げ女の悲しき過去とは?
  • 大ヒット時代小説シリーズ、始まりの物語第5弾!

    千石の石高に達さなれば松姫とともに暮らせない信平。
    若き思いと立身栄達がまじりあい、さらなる物語へと結実する!
  • 累計130万部突破!

    父は江戸を守り、
    息子は陰謀の京へと上る。

    大人気時代小説シリーズ、ますます絶好調!

    ☆☆☆

    皇軍の胎動、京にあり。
    ともに戦った忠興の御家断絶を憂う信平は、
    処分に関わる陸奥藩井田家に潜む刺客衆・赤蝮を知らされる。

    同じ頃、信平の息子・信政に京から誘いあり。
    いまだ十四歳の彼への極秘依頼は、帝に関わる潜入の任で――! 
    実在の傑人を描く大定番の時代小説、父と子でさらなる高みへ!
    〈文庫書下ろし〉
  • たまは猫又。尻尾の先が二つに分かれたネコの妖怪である。岡っ引きの平次のところに押しかけ、妖怪に取りつかれて廃屋となった両国橋近くの長屋にいっしょに住んでいる。だから近所づきあいは、雪女のお雪などの妖怪とばかり。平次は人間にはモテないが妖怪ウケはいいので、それで満足している。そんな折、町奉行の榊原が平次のもとを訪ねてくる。最近江戸で、人間の盗賊と妖怪が手を組んでいるので、平次も妖怪といっしょに賊を取り締まってほしいという要請だった。見返りは長屋を正式に貸し与えることと、役所として二人を夫婦と認めることだった。破格の条件にたまは飛びつき、平次は押し倒される形で賊退治へ……。
  • こんなに面白い「新感覚江戸怪談ミステリー」を知らないなんてもったいない!――(田口幹人・さわや書店フェザン店)

    幽霊と必ず会える屋敷に一晩泊まってみませんか?

    総領息子が座敷牢に閉じこめられたり盗賊に一家惨殺されたり……女の幽霊や顔の潰れた男の首が出るいわくつきの屋敷。夜、怪しい音を耳にした鉄之助は忽然と消えた。怖がりの甚十郎も消えた。そして、死体が残された。「本物の幽霊屋敷だ」と見切っていた平松左門は、どう解く? 怪談ミステリの気鋭の会心作!
  • いざ、裏伊賀へ!

    裏伊賀が差し向けた忍に、新兵衛の長男が深手を負わされた。
    幼い子を狙う非道な仕打ちに積年の恨みを爆発させた鬼市は、今こそ隠れ砦を滅ぼすべきだと決意する。
    だが因縁の地へと向かう最中、鬼市と同じある過去を背負う忍が、刺客として牢から解き放たれていた。

    最終決戦目前、白熱の第五巻。<文庫書下ろし>
  • 公家の高貴と武家の正義
    ともに備えて世を正す――

    累計100万部突破!
    真摯でひかえめ、
    しかして江戸の騒乱は秘剣で解決。
    大人気時代小説シリーズ、とくと見よ!

    ☆☆☆

    京都所司代を歴任した傑士、襲撃さる。
    賊は狩衣を着ていたそうだ。

    公儀に取り調べを受ける信平は、
    修行時代に出会った板倉に疑いを晴らしてもらう。
    だが新たに嫌疑を向けられたのは、死罪となったはずの浪人だった。
    秘剣誕生の過去に迫る江戸騒動(「暴れ公卿」)。

    実在の公家武者の立身譚、始まりの物語第四弾!
  • 料理屋・福芳で修行するも、やむを得ない事情から店を辞めることになってしまい、途方に暮れていた麻四郎。

    困って街を歩いていると、古くからの知り合いである千右衛門に声を掛けられ、皆塵堂を紹介される。
    どうやら人手が足りないらしく、ひとまず十日ほど試しに働いてみることに。

    麻四郎が店番を手伝っていると、呉服屋の弥平という男が訪れ、やけに綺麗な壺を「ただで引き取ってほしい」という。
    おかしな話だが、峰吉の巧みな交渉によって、壺数個を買うことを条件に、綺麗な壺を引き取ることに。

    だがその晩、麻四郎がふと目を覚ますと壺の口から人の手が出てきていて……!?
    その幽霊の正体とは? そして、麻四郎の不運の本当の理由とは。

    大人気シリーズ、3年ぶりの待望の新刊!
  • 江戸の芝居見物は家族総出で1日がかり。その隙をつく「芝居泥棒」が横行しだした。月也と沙耶の出番は?──書下ろし時代小説!
  • 元禄バブルの厄介事を若い4人がスカッと解決。カッコイイ奴らが、金に絡んだ江戸の厄介ごとを、知恵で解決する裏稼業。定斎(じょうさい)売りの蔵秀(ぞうしゅう)、長身男装の絵師・雅乃、文師・辰次郎、飾り行灯師・宗佑の若い4人が力をあわせ、豪商・紀伊國屋文左衛門とも渡り合う。大店が桁違いに抱えた大豆を、大掛かりなアイディアで始末する「端午のとうふ」、他4編を収録。(講談社文庫)
  • 「ひとに媚びない、生一本な味だ」。定斎売り蔵秀、女絵師雅乃、文師辰次郎、飾り行灯師宗佑の裏稼業4人衆は、柳沢吉保をも唸らせた土佐の銘酒・司牡丹の江戸での広目を請け負う。佐川村までの道中厄介ごとを片付けつつも、知恵と技を揮った大仕掛けは今度も首尾よく運ぶのか!? シリーズ第2作遂に文庫化。(講談社文庫)
  • 江戸を陰から守るは――公家武者なり!

    これぞ江戸活劇!
    実在した公家武者が、将軍に見込まれ秘剣を振るう大人気時代小説!

    ☆☆☆

    時の将軍・家綱より拝領した刀を奪われる四谷の弁慶事件が頻発。
    信平は三千石旗本の大隈家を助けるため、刀を取り戻そうと動き出す。

    離れて暮らす妻の松姫を江戸の屋敷に迎えるためにも、
    名刀・狐丸を腰に差し神出鬼没の男を追う(「四谷の弁慶」)。

    実在した公家武者が江戸を守る時代小説、始まりの物語第三弾!
  • 難題かかえた客を乗せ、粋な駕籠舁き、江戸を奔る。
    軟禁された箱入り娘の心の闇を新三と太十は晴らせるか?

    「駕籠屋春秋 新三と太十」シリーズ2ヵ月連続刊行!
    講談社文庫創刊50周年書下ろし作品

    新三(しんざ)と太十(たじゅう)が舁く駕籠は乗って安心と大評判。
    そんな二人に思わぬ依頼。
    悪評絶えない男に拐かされた質屋の娘を救い出し、運ぶというものだ。
    無事に親許へ届けた二人だが、後日、娘と軟禁男の密会を目撃してしまう。
    事件の奇妙な展開に、情に厚い駕籠舁きたちが真相求め動き出す。
    温かさが胸に広がる第二弾。

    <第二巻のお客>
    一 質屋の娘
    色事師に囚われた娘の許へ。駕籠で救い出される娘の様子に違和感が!?

    二 新太
    ワケありの父持つ子供がお客様。人形町の“駕籠留”は大騒ぎ!

    三 男の矜持
    殺気を放つ武士を運んで剣術道場へ。中の光景に新三と太十が立ちすくむ。
  • 見習いとして働くため、ついに溝猫長屋を出た忠次たち。

    だが、お多恵ちゃんの祠に手を合わせる日々が終わってからも、幽霊を「見る」「聞く」「嗅ぐ」能力は続いたまま。
    本来なら下の子たちに引き継がれていくはずなのに――一体なぜ?

    さらに、自称「箱入り娘」のお紺にも縁談話が持ち込まれ!?
    人の良さそうな質屋と強面で評判の悪い質屋。
    お紺の縁談の行方は!?

    人気シリーズ、堂々完結!
  • 「いつの時代でも《新三》と《太十》のように“粋”でありたい」
    ――歌舞伎俳優・片岡愛之助さん推薦!

    お節介が気持ちいい。男も惚れる駕籠舁き、江戸を駆ける!
    「取次屋栄三」「剣客太平記」「居酒屋お夏」の大人気作家の新しい人情時代小説シリーズ誕生!

    講談社文庫創刊50周年書下ろし作品

    江戸の町を駆け廻る美男の駕籠舁き・新三(しんざ)と太十(たじゅう)。
    悩みを抱えた客が駕籠にひとたび乗れば、二人のお節介で心が晴れると評判だ。
    ある日、武家屋敷近くで瀕死の若侍を助けた二人は、大名家の騒動に巻き込まれ……。
    若侍の志に心打たれた駕籠舁きの思わぬ行動とは?
    優しさと爽快感が心に響く人情時代小説開幕!
  • 雲州松江の粋人大名松平治郷の気まぐれで、学問一辺倒だった九頭竜覚山は、花街門前仲町に仮寓することになった。この堅物兵学者に、深川一の売れっ子芸者米吉が惚れたのだから、わからない。料理茶屋万松亭の主長兵衛に、覚山は通りの用心棒をたのまれる。ある夜、料理茶屋青柳でひとりの深川芸者が殺された。定町廻りの喜平次と謎を追うことになった覚山だが!? 剣難、女難、深川人情新シリーズ、開幕!
  • 学問一筋の兵学者九頭竜覚山は、深川一の人気芸者だったよねと所帯を持ち、花街門前仲町の用心棒となり、頼りにされている。事件があると、北町奉行所の定町廻り柴田喜平次にも協力もする。賽銭泥棒を疑われた清貧の浪人父子は、長屋で切腹して武士の気概をみせた。祝言を前にして、大店両替屋達磨屋の娘がなにを思ったか、蓬莱橋から身を投げた。悲劇の裏にはうごめく悪がいる! 剣難、女難、深川人情シリーズ、第二弾!
  • 船強盗が横行しているという話が持ち上がった。遊山船を専門に狙う強盗である。遊山船というのは、芸者や遊女を乗せて「座敷を まるごと船に積み込んで川を下る」と言う贅沢な船である。乗っているのは金持ちが多いから結構な稼ぎになる。おまけに川を使って逃げてしまうので追いかけようがない。また、遊女を乗せているとなると岡場所扱いになるから奉行所に届けることもできない。盗賊からするとやりたい放題である。しかも奉行所には遊山船を守れない事情があった。遊山船は吉原の商売敵である。吉原の利権を守る立場の幕府としては遊山船を守ることができないのだった。そこで町奉行筒井は、月也に捜査を命じる。 遊山船に沙耶と月也が芸者一行として潜入して、犯人を捕まえることに。そして、音吉、牡丹、沙耶、おりん、おたまに加え、鰻屋のさきも加えて「音吉芸者組」として船に乗り込むことになった。やがて、船に乗り込んできた盗賊団と対決することに……。
  • 公家武者信平の最初の物語、第二弾! 結婚はしたもののまだともには暮らせない信平、そんななか江戸は由比正雪の乱の残り火がくすぶっていた――!
  • 晩秋九月。学者にして門前仲町の用心棒九頭竜覚山と深川一の名妓であったおよねの夫婦とも親しい、売れっ子芸者の友助の落籍話がまとまった。相手は塩問屋の主という。友助に憧れていた船頭松吉は悲嘆に暮れる。花街で頼りにされる覚山は、酔いつぶれた侍や匕首をしのばせた破落戸どもを撃退し、鳶と川並のいざこざの仲裁にも入り、忙しい。一方、北町奉行所の同心柴田喜平次は、地所持ちで四人の柳橋芸者を住まわせていた大店の主、信兵衛が女と死んでいた一件に手こずっていた。財産狙いの殺しか相対死にか。そして料理茶屋の後架では、花街の案内人が五寸釘で心の臓を突かれ、息絶えていた。そして友助の落籍話もあやしい雲行きに!? 覚山に休む間なし。江戸情緒あふれる深川人情シリーズ、第四弾!
  • 師走の朝、一面の雪。深川一色町の河岸で娘が冷たくなっていた。一色小町と評判の娘みつ。それを皮切りに、門前仲町の近隣でいくつかの殺しが続いた。料理茶屋千鳥の女中頭が井戸端で首を絞められ、みつめあてに出茶屋に通っていた表店の若旦那二人が溺死体で見つかる。門前仲町の用心棒九頭竜覚山は、南北奉行所の定町廻り柴田喜平次、浅井駿介にも頼りにされている。船頭の松吉や知り合いの芸妓たちから聞き込み、男女の愛憎が複雑にからみあう事件を追うのだが――。女房のよねに首ったけの覚山に、男女の機微はわかるのか? 江戸情緒事件簿、第五弾!
  • 深川一の人気芸者を妻にし、花街門前仲町でなにかと頼りにされる九頭竜覚山。剣の腕も立つが、それだけに敵も多い。三人の刺客を棒術で撃退するが、初めて傷を負う。同じ夜、辻斬と強盗があった。大店の料理屋の若旦那が殺された。美人姉妹のいる居酒屋からの帰りだった。北町奉行所の定町廻り柴田喜平次の疑念を聞いた覚山は動き出すのだが!? 深川人情シリーズ、第三弾!
  • シリーズで最も手に汗握る展開になりました。正直、自信作です
    佐々木裕一

    ―――

    忍びの一党「蜘蛛」の頭領を探す信平は、
    敵の毒に身を蝕まれ――。
    大人気時代小説シリーズ!

    ―――

    日ノ本中に散った三万の忍び「蜘蛛」を束ねる頭領を探せ。
    公儀にたてつき謀反の疑いのある井田家に対抗するため、
    菱という名の忍びの頭領に会うべく会津に入った信平と茂木。

    二人を待っていたのは京の魑魅・下御門の手下と、
    刃に塗られた名も知れぬ毒だった――。

    実在の傑人を描く大人気時代小説、更に白熱!

    ―――

    【実在の「公家武者」松平信平】
    1636年、公家としては最高の家格の鷹司家に生まれる。
    15歳で江戸へ下り、徳川家光から歓迎され武士となる。
    徳川家綱の計らいで紀州徳川家の娘・松姫と契りを交わし、それから松平家を称した。
  • 江戸の女は深情け。
    しかし、駄目男にかける情もなし――。

    流れ着いた真一郎は下町長屋で何を見つけるのか。

    大注目の女性時代作家、筆ますます冴え渡る!

    ―――

    橋場町の川沿いで猫の桃を探していた
    真一郎に人殺しの疑いがかけられた!?
    番屋に囚われたなか、疑いを晴らすべく仲間と奔走する(「桃と桜」)。

    矢師兼用心棒の真一郎や笛師の大介、謎めいた美女・多香など、
    江戸下町の人情と色恋が事件となって顔を出す――。

    共感必至の筆致で描かれる人気時代小説シリーズ!(書下ろし)
  • 原点にして最新。
    今の私が紡ぐ「公家武者のはじまり」です。
    佐々木裕一

    ―――

    若き公家武者の物語が
    大幅加筆し新登場!

    ―――

    十五歳の公家・信平は仏門に入ることを嫌い、
    将軍・家光の正室である姉の孝子を頼って江戸に出た。

    五十石の貧乏旗本暮らしを始めた信平は、
    清き心と秘剣の腕で、江戸を大きく揺り動かしていく。

    公家から名門・鷹司松平家を立ち上げた実在の傑人を描く大人気シリーズ、
    その始まりの物語が大幅に加筆し登場!
  • ついに黒幕・鳥居耀蔵の姿を捉えた鬼市たち。

    裏伊賀から抜けてきた鬼市を救ってくれた、同心・城田新兵衛は、鳥居に仕えることを拒否し、若隠居を申し出る。

    着々と裏伊賀を叩き潰す計画を練る鬼市たちだったが、高尾の南が率いる彼らに立ち向かうにはあまりにも弱すぎた。
    そんな彼らのもとに、左腕に大怪我を負った忍が現れる。
    裏伊賀を抜けてきたその隻腕の忍びは、「風」と名乗った――。

    高尾の南が操る新たな刺客も登場!大波乱のシリーズ第4弾!
  • かつての弟子から、旗本屋敷の幽霊退治を任された古宮蓮十郎。

    幽霊が「わかる」忠次ら4人と屋敷に泊まりこもうとする蓮十郎だったが、屋敷の手前で恐ろしい幽霊の気配を感じた忠次・留吉・新七の3人は引き返すことになり、銀太と泊まることに。

    その晩、女の幽霊を目撃した蓮十郎。翌朝、弟子に話を聞くと、恐ろしいことが明らかに。
    今まで、女の幽霊をなんとかしようと訪れたものは皆、二日目の晩以降に大半が死んでしまうのだそうな。

    蓮十郎は無事に屋敷から生還できるのか?

    大好評シリーズ第4弾!
  • 音吉の付き人「箱屋」となって芸者の世界に潜入することになった沙耶。他方、月也はなんと女装して芳町の陰間茶屋で働くという大胆な作戦。夫婦同時潜入の捜査なのだ。沙耶は得意の若衆姿で、山本町の座敷へ向かう音吉に付き従った。そこにいたのは以前から音吉に言い寄っていた金持ちの札差・吉兵衛だった。そして、音吉にではなく沙耶に相談を持ち掛けてきた。大奥に勤める姪が、抜け出して遊んでいるというのだ。しかも行先は陰間茶屋だと。もしかすると、月也と遭遇を? 夫婦同時潜入はここでつながるのか!
  • どこからでも読める、エンタメ度満点の大人気時代小説「公家武者シリーズ」第8弾。

    【実在の「公家武者」松平信平】
    1636年、公家としては最高の家格の鷹司家に生まれる。15歳で江戸へ下り、徳川家光から歓迎され武士となる。徳川家綱の計らいで紀州徳川家の娘・松姫と契りを交わし、それから松平家を称した。
  • 米の豊作で江戸では酒が余り、各酒問屋は販売不振に悩む。
    そこで卯吉が思いついたのは、各問屋が酒と呑み手を出し、
    一番多くの量を呑んだ者が優勝するという「大酒呑み競争」。
    義母のお丹や二人の兄、そして他の酒問屋の思惑を前に、
    卯吉は強敵を抑え、見事一番をとることはできるのか――。

    老舗大店を救うため、今回も若き手代の卯吉が奔走!
    大人気シリーズ第4弾。
  • 沙耶と月也は、湯治のためにひと月の休暇をもらい、箱根に旅立つことになる。といっても関所を越えることはなく、箱根で湯治をして戻ってくるという予定の旅だった。旅の途中、保土ヶ谷でひと組の若夫婦と知り合うが、二人はなんと駆け落ちの途中だった。旗本の「鈴村兵庫」の娘「八重」が、使用人であった「丹次郎」と駆け落ちしてしまったのである。追手に捕まれば斬られるかもしれない、とおびえるふたりを拾って、「四人連れならバレないかもしれない」と合流する月也。駆け落ちの事情を聞きつつも箱根湯本の旅館でゆったりとすごす四人。ところが箱根の神社で八重の兄「十兵衛」に追いつかれてしまう。武士の意地と女の幸せのはざまに立って、月也と沙耶は決死の仲裁にはいるが……。
  • 日本橋本石町にある弥三郎店の住人は事情をかかえた人たちばかりだ。気になる相手ができたと思えば出戻りだったり、旦那が勤め先から帰ってこなかったり、あげくの果てには店立ての噂が持ち上がる!
    日本橋本石町に弥三郎店と呼ばれる長屋があった。事情を抱えた住人ばかりが住んでいて――。
    心温まる江戸人情を描いた連作集。

    「時の鐘」
    真面目一徹、そろそろ嫁をと周囲から勧められる鉄五郎。そんな鉄五郎に気になる相手が現れたのだが、若くして出戻ったおやすという莨屋の女だった。

    「みそはぎ」
    おすぎは、老いた母親の面倒をみている。ある日、勤め先の井筒屋に見慣れぬ男が来るようになった。

    「青物茹でて、お魚焼いて」
    おときの旦那は錺職人。次第に泊まり込みの日数が長くなり、しまいにはひと月にもなった。

    「嫁が君」
    おやすはずっと旦那が家にいるおひさのことが羨ましい。ある日、この旦那が寄せ場からきた人物だと噂になる。

    「葺屋町の旦那」
    おすがのかつての奉公先の倅が、弥三郎店にやってきた。どうやらこの倅、わけありのようで。

    「店立て騒動」
    弥三郎店が店立てに?! 住人は緊急事態にてんやわんやの大騒ぎ。どうにかこの事態をとめられないか。長屋の住人が一致団結して行ったことは。
  • どこからでも読める、エンタメ度満点の大人気時代小説「公家武者シリーズ」第7弾。

    戦国時代の名刀・露斬りの出物が同時に二本現れた。本物は大名が買った二千両の刀か、二百両の与力の刀か? 信平は切れ味比べに立ち会うが、贋作は本物に勝るほどの最上品だった。なぜか刀を鍛えぬ謎の鍛冶職人が何者かに拉致され、信平が向かうは愛息・信政の修行先、京。黒幕はどこにいる?

    【実在の「公家武者」松平信平】
    1636年、公家としては最高の家格の鷹司家に生まれる。15歳で江戸へ下り、徳川家光から歓迎され武士となる。徳川家綱の計らいで紀州徳川家の娘・松姫と契りを交わし、それから松平家を称した。
  • 溝猫長屋の奥にある祠にお参りしてから、幽霊を「見る」「聞く」「嗅ぐ」ことができるようになった忠次ら四人。

    ある日、彼らは忍び込んだ空き家で父子の幽霊に会う。
    そこには昔、借金を苦に夜逃げした一家三人が住んでいたというが、ならば母の幽霊は一体どこへ?

    そして不思議な少女に調子よくついていった仲間の留吉は、川に引きずり込まれてしまい――。

    少年たちの滑稽さが小気味いい人情怪談シリーズ第3弾!
  • 女を騙して金を巻き上げる悪党「色悪」。沙耶が「男に騙されやすい女」に見せる訓練をして、囮捜査で犯人たちを捕らえたものの、黒幕の松五郎まではいきつけなかった。その後こんどは、色悪になる方法を教える「色悪講」なるものまでできたらしい。奉行の命令で月也は商家のボンボンに扮し、色悪講に入ることになった。そして、本気で沙耶を口説きだした。二人の間にはいったい何が起こったのか!
  • 幼い頃に親元から連れ去られ、裏伊賀の砦で「人体兵器」として育てられていた忍、鬼市。決死の思いで里を抜け、たどり着いたは八丁堀。人情溢れる下町・江戸で同心・城田新兵衛に拾われて生活を共にする中、鬼市の心も徐々にほぐれていく。そんな中、江戸には三方領知替えに反対する越訴衆が現れる。幕府の重鎮・水野忠邦が張り巡らせた計略により、越訴衆は圧倒的に不利な状況。故郷を奪われる苦しみを知っている鬼市は、越訴衆に協力しようとするが…。新たな刺客として登場するのは。裏伊賀で修行を共にした美人くの一・花と最強の幻術使い! 裏伊賀の本当の黒幕の影も見え隠れする中、鬼市は三方領地替えを食い止めることができるのか!?大人気シリーズ第三巻!
  • ぶらり浅草、ちょいと色恋。浅草・下町長屋の住人たちが降りかかる騒動を解決。注目女流時代作家、人気のシリーズ、第2弾!吉原の妓楼・尾張屋で、遊女の小間物を盗んでいるやつがいる。楼主の頼みで、真一郎と大介は盗人探しに乗り出すが……。不遇な遊女の運命に涙する「盗人探し」ほか、元矢師の用心棒・真一郎と洒落者の大介、出自不明の美女・多香など、貧乏長屋の住人がおせっかいと男気で事件解決に奔走する!目次:第一話 盗人探し 第二話 預り物 第三話 破寺の雪女 第四話 辻射り
  • 女を騙して金を巻き上げる「色悪」というものが江戸を荒らしている。とはいえ、騙された娘たちが誰ひとり訴えようとしないために奉行所も手の打ちようがない。そこで、沙耶が囮になって色悪を捕まえようということになる。そのため、沙耶は「男に騙されやすい女」になるための修行を積むことに。そして男心を学んで犯人を逮捕するのであった。
  • 信平を美しい公家の姫が訪ねる。客間に籠もり夜更けまで話し込む二人の関係を心配する妻の松姫。幼馴染の信平を頼り、ひとり京から江戸に来た女・西園寺薫に何があったのか? 愛息・福千代の元服と将軍・家綱への拝謁を控え、緊迫した空気が漂う松平家。どこからでも読めるエンタメ度満点の大人気時代小説、第6弾。【実在の「公家武者」松平信平】1636年、公家としては最高の家格の鷹司家に生まれる。15歳で江戸へ下り、徳川家光から歓迎され武士となる。徳川家綱の計らいで紀州徳川家の娘・松姫と契りを交わし、それから松平家を称した。
  • 858(税込)
    著:
    朝井まかて
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    今、いちばん勢いのある時代小説作家・朝井まかてが、こよなく愛する江戸の町を舞台に、歌舞伎役者や職人、商売人など様々な生業の人々の姿を、中身の詰まった8編の人情話に仕立てた傑作短編集。

    1編目の「ぞっこん」では、「筆」が語り手になる。看板書きだったあるじと「筆」との出会いや情の深まりを、緩急をつけた落語調の文体で読ませる。2編目の「千両役者」は、ぱっとしない歌舞伎役者に千載一遇のチャンスが巡ってくる。もう後がない役者の焦りと、破滅と背中合わせの功名心が生々しく伝わる。3編目の「晴れ湯」は、湯屋(銭湯)を営む家に生まれた少女が主人公。客の戯作者や長屋のおかみさんたちのふるまい、子どもなりの家業への意気込み、江戸で恐れられた火事……。少女は大小のドラマに遭遇しながら、道楽者の父と働きづめの母という夫婦を、一つの男女の形として受け入れていく。続いて、自分のやりたいことを見つけた古着屋の少女が巻き込まれた揉め事に、愉快なオチを付けた4編目「莫連あやめ」。離縁された大喰らいの姉と、彼女を馬鹿にしながら利用する弟の、それぞれの顛末を活写した5編目「福袋」。さらに、女絵師が描いた枕絵が、昔の恋を照らす6編目「暮れ花火」。堅物の家主が、神田祭のお祭掛になってしまった7編目「後の祭」。その日暮らしの遊び人、卯吉と寅次の二人が助けた男からお礼にもらった品で商売を始める8編目「ひってん」。と、まさに福袋のように、何が入っているかわからないワクワク感とお得感。直木賞作家・朝井まかて初の短編集にして、第11回舟橋聖一文学賞を受賞した傑作!
  • 忠次たち溝猫長屋に住む年長組の四人は、長屋の祠にお参りしてから幽霊を「見る」「嗅ぐ」「聞く」ことができるようになった。空き家となった大店でかくれんぼしていた彼らは、「おとじろう」と告げる幽霊に出くわす。その店の娘と縁談のあった男たちは次々に姿を消していた。乙次郎もそのうちの一人だが!? 少年たちの好奇心が怖い出来事を呼び起こす。ドキドキ&ほのぼの、猫たちも多数登場の人情事件譚!
  • 美人画で名が売れはじめた浮世絵師・歌川広重から「男装姿を描きたい」と、絵姿になることを頼み込まれた沙耶。最初は断るものの、その後奉行所から受けるようにとのお達しが出る。じつは最近「個人写生会」が問題になっていた。もちろん「奢侈」という意味合いもあるが、個人写生会に参加した事実をネタに金持ちを強請る連中がいるらしいのだ。しかも、強請られた側は決して口を割らない。手がかりを掴むために沙耶を美人画の絵姿にしよう、というのが奉行所の狙いであった。沙耶は広重の依頼を受けると同時に、「強請り」の犯人を見つけようとするが……。
  • 大身旗本家同士の婚姻で、灘の下り酒を将軍家に献上することになった。献上酒に選ばれる銘酒はどれか。有力酒問屋が競う中、武蔵屋の「稲飛」も有力候補に。手代卯吉が苦労して売り伸ばしてきた「稲飛」。だが卯吉は品薄なのを心配していた。好敵手を蹴散らし、「稲飛」は献上酒に選ばれる。だが、海難事故もあり、在庫切れで百樽の献上ができない。慶事に水を差すことも、店の栄誉を手放すこともできない。いきなり窮地に立たされた卯吉に手立てはあるのか!?
  • わらべの頃から伊賀の山中で人体兵器として養成される、おそるべき裏伊賀の集団。十五の若者・鬼市は、決死の思いで抜け忍となり、隠密廻り同心・城田新兵衛に出会った。生まれてはじめて人の優しさに触れ、江戸の闇を守ろうとする鬼市に、裏伊賀の秘密を守るため放たれた強力な追っ手が襲いかかる! 鬼市は大切な人たちを守れるのか。大川端での死闘が始まる。活劇と人情の忍び物語、快調新シリーズ、第2弾!
  • 最近江戸で「九両強盗」というものが流行っていた。情報は奉行のもとに届くが、盗難届は出ない。「十両以上の盗み」は打ち首、九両なら遠島。ぎりぎりの線を狙った強盗である。そのうえ、強盗はかなりのイケメンで、人も傷つけないし、女も犯さない。「綺麗な盗賊」ということで、むしろ「押し入ってもらってスリルを味わいたい」という金持ちまでいるほどである。そこで奉行は雲を掴むような事件を月也に命じるが……。
  • 祖父・頼宣の死を悲しみ沈む孫の福千代。信平は福千代に馬を与え領地へ赴かせるのだが、そこで思いもよらぬ事件が……人気時代小説シリーズ第5弾!
  • 芝浜松町にある酒問屋武蔵屋の分家は、次男次郎兵衛に任されている。だが辛抱が足りず見栄っ張りで、困ると本家の母親お丹に泣きつくばかり。旗本御用達を餌に借金の保証人となるが、それが月々ふくれあがっていた。妾腹三男で主にはなれない手代の卯吉は、新酒「稲飛」の販売を任され奮闘していたが、義母のお丹は、卯吉の新酒買い付け代金を次郎兵衛の借金返済に充てようとする。分家の不始末を押しつけられた卯吉は、どうする?
  • 大雪に慌てる江戸。雪のために帰路を失った北町御番所の同心たちに振る舞われた酒に毒が盛られていた。さらに、北町御番所の前に置かれた雪だるまの中から遺体が発見される! 探索に出た新八郎だが、そこには賄賂の横行、大奥を足がかりにした私利私欲の政治に翻弄される旗本たちの姿があった。幕府の威信を揺るがす事件の陰にある2年前の哀しい出来事とは!? 表題作ほか5編を収録。大人気シリーズ堂々の完結!

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