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『映画、その他(レーベルなし)、0~10冊、雑誌を除く(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全632件

  • お見合いで出会ったのは映画好きの男と映画を知らない箱入り娘。
    「私の趣味に合わせなくて良いですよ」という男に箱入り娘がかけた言葉は
    「一緒に映画を観てくれませんか?私、行ったことがないんです」
    どの巻から読んでも楽しめる連作短編コミック。


    【登場する映画】
    サウンド・オブ・ミュージック
    ミッドサマー
    新感染 ファイナル・エクスプレス
    悪魔の毒々モンスター
    映画クレヨンしんちゃん 謎メキ! 花の天カス学園
    スタンド・バイ・ミー
  • シリーズ累計15万部突破! 小説、脚本、マンガ、演技、二次創作、TRPG…すべての創作者必携のバイブルが増補改訂版として再登場!
    飯間浩明氏(国語辞典編纂者、『三省堂国語辞典』編集委員)推薦!

    2015年の発売からロングセラーとなった 『感情類語辞典』は、「感情」にまつわる表現の幅をぐんと広げ、様々な創作活動を助ける貴重なツールとして重宝されています。

    愛、憎しみ、孤独、懐かしさ……物語を生き生きと描くためには、さまざまな場面に置かれた登場人物・キャラクターの心理を、生き生きと「描写する」ことが不可欠ですが、頭で考えるだけではどうしても行き詰まってしまいがち。気づくといつも同じリアクションをさせてしまったり、ドラマ性のない説明文になってしまったり、大げさに書きすぎてリアリティがなくなってしまったり…こうした失敗に陥らずに、そのキャラクターらしい、自然でオリジナルな表現を生み出すには、どうすればよいのでしょうか?

    本書は、人間の喜怒哀楽を項目化し、それぞれの感情に由来する行動や反応を集めた、創作者のための新しい「類語辞典」です。ある感情における目に見える「外的なシグナル」、体の内側に起こる「内的な感覚」、心理状態を表わす「精神的な反応」、そしてその感情が強烈だったり、長期にわたる場合のサインや、本人が周囲に隠したり、自覚がない場合のサインなど、ひとつの感情につき60〜90個前後の「類語」が収録されているので、お決まりの表現に頼らずに、人間らしくリアルな、物語を引っ張っていく魅力的なキャラクターを生み出すことが可能になります。

    さらに増補改訂版では、より細かい感情を表現するために、項目数が75から130と大幅に増量。「読むだけで心に突き刺さる」と評判だった、悩める創作者を導く「まえがき」の部分も加筆されています。また、各感情に結びついた行動を描写しやすくするため、その感情を強く想起させる動詞のリストを新たに追加。また、キャラクターの感情が今後どう移り変わっていくのかをわかりやすくするため、各感情が発展あるいは後退すると、どの感情に至るのかが参照できるようになりました。

    小説家だけでなく、脚本家、シナリオライター、漫画家、さらには演出家や俳優など、物語の執筆だけでなく、キャラクター作りや役作りといった<人間を表現する仕事>のよき相棒として、あらゆる創作者を助けてくれる「類語辞典」です。
  • 創作者のための虎の巻、類語辞典シリーズ第4弾は物語の舞台・世界観をつくりあげる「場面設定」のノウハウを伝授! 読者が主人公と一緒になって人生を体験するには物語への没入感が重要です。本書では「郊外編」「都市編」合わせて全225場面を通じ、「見えるもの」「聴こえるもの」「味」「匂い」「質感」等の要素から、例文とともに「場面設定」のキモを徹底解説します。

    物語をつくるうえで見落とされがちな要素が「場面設定」です。規模の大小、実在か架空かにかかわらず、ユニークかつ印象深い「場面設定」は、読者と感情的な絆を結ぶために極めて重要な効果を生みます。設定は背景を伝える役割としてだけでなく、雰囲気の構築や物語の誘導、登場人物を特徴づける手段として、読者の感覚を深めるための重要な情報を提供するのです。

    「場面設定」はあくまでも、視点となる登場人物や語り手の描写であることを忘れずにいることが重要です。本書では表現のテクニックを紹介すると同時に、よくある落とし穴について注意を促しています。とりとめのない描写のしすぎや説明過多、無秩序な時系列といった読者を混乱させる可能性のある表現について、解決方法を示しているので安心してください。本書を活用することにより、説得力のある設定、場面に読者を深く引きつける技術を獲得することが可能となるはずです。

    場面設定が苦手な人でも描写の勘所がつかめるユニークな好著。
    「得られる効果」を読むだけでも得るものが多いだろう。
    ――有栖川有栖(小説家)

    体育館裏でカツアゲ。私たち、飽きてます。夜の海で愛の告白。私たち、飽きてます。
    ぜひ、この本を読んで、別案を。
    ――武田砂鉄(ライター、『紋切型社会』著者)
  • 1,650(税込)
    原案・監修:
    むつー
    執筆協力:
    黒十字
    イラスト:
    東西
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    船内にいるのは、拉致された3人の男女。そして、異形の存在。

    「訳アリと言わんばかりの女と、頭の軽そうな男。そして私。……共通項は、なんだ?」
    TRPGシナリオでは異例の2.5万部超え!
    大ヒットシリーズ1作目が待望のノベル化。
    むつーの壊胎、新たなストーリーがここに。

    ――鼓膜がとらえたその音は、確かな重量を持つ何かの足音のように思えた。少なくとも人が発する音ではない。
    極度の緊張。逸る心拍がやたらと脳に響く。
    しかし五月蠅いのは脳内だけで、この静寂な空間には隣の部屋の音が鮮明に聞こえてきた。

    「ギダギド・デダデラバ」
    「……ゴドジョクダ・ガロバイミ・ ゴズグダク・ジャメムバダ」

    心底気持ちが悪かった。いっそ船酔いのせいだと思いたかった。
    狂っている。――この世界は、吐き気がするほど理不尽だ。
  • 恐れるな、恐ろしくあれ
    竜、サメ、ゾンビ、悪魔、吸血鬼、巨大生物……
    人々はなぜこんなにも「モンスター」に惹かれるのか――

    H・P・ラヴクラフト歴史協会推薦!
    すべての迷える創作者たちに捧ぐ「人ならざるもの」を描くための導きの書

    映画、ドラマ、小説、ラノベ、マンガ、ゲーム、TRPGなど、あらゆるジャンル作品に登場する「モンスター」なる異形のものども。本書は、モンスターという「リアルでないもの」を、「もっともらしく」表現するためのガイドブックである。

    第一部では「モンスターとは何か」という根源的な問いから、それを恐ろしいと人が感じる要素や理由、悪役(ヴィラン)との違いについて明らかにする。第二部および第三部では、作品におけるモンスターの役割、モンスターを創造する際の実践的な手段、五感に訴えかけるような生き生きとした描写の方法、登場人物だけでなく読者にとっても恐ろしく、意味を持った登場の仕方など、創作活動における実践的な取り入れ方についてレクチャーしている。

    また、各章末のコラムでは、既存の作品に登場してきた数々のモンスターをカテゴリごとに紹介。ゾンビや吸血鬼といった原初的なモンスター像から、超有名モンスター、サメや自然などの現実に存在するものをモンスターとして活かす方法、あるいは未確認生物や幽霊船、呪いのアイテムといった細部まで、実例を交えながら解説する。

    ファンタジー、SF、ホラーといったジャンルの創作活動への最良のガイドブックであるとともに、H・P・ラヴクラフト歴史協会メンバーの著者の語る卓越したモンスター論としても読める、知的好奇心を駆り立てる一冊である。

    ★H・P・ラヴクラフト歴史協会による序文
    ★「クトゥルフ(クトゥルー)神話」の生みの親、H・P・ラヴクラフトの短編『名状しがたきもの』を解説つきで収録
    ★あなた好みのモンスターを創造するための練習問題付
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    初代から、2023年8月に公開されるビースト覚醒を含めてトランスフォーマーを紹介する、すべてを網羅した超百科。画像素材などタカラトミーの全面協力を受け、まさに完全版と呼ぶにふさわしい一冊。マニアにもライトファンにも楽しめる一冊です。
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • シリーズ累計22万部突破!
    小説、脚本、マンガ、演技、二次創作、TRPG……
    すべての創作者必携の大ヒット類語辞典 第7弾!
    登場人物に最適な《コンフリクト=対立・葛藤》を組み込むことで、
    物語は鮮やかに動き出す

    本書は創作者にとっての魔法の杖だ。
    対立がキャラクターに血を通わせ、葛藤がストーリーに生命を吹き込む。
    ──読書猿( 『独学大全』著者)

    現実世界では避けたい対立や葛藤は、フィクションにおいてはいくらあっても足りないもの。人の不幸、番狂わせ、裏切り、身の毛もよだつありえない展開……私たちはそれらを追体験することで、登場人物に感情移入し、臨場感たっぷりの物語を味わうことができます。本書は、常に書き手を悩ませている「対立・葛藤をどう作品に組み込むべきか」について解説する最適な手引書となっています。読者の心を捉えて離さない物語を書くためには、キャラクターに個人的なリスクを負わせ、失敗すれば大惨事を招きかねないように、ストーリー全体を通して緊張感が高まっていくような対立や葛藤が必要となります。本書はあらゆる作品づくりにおいて、最適な表現をする助けとなるでしょう。

    シリーズを通して好評の前半パートでは、対立・葛藤を物語に組み込むことの重要性から、プロットやキャラクターにもたらす効果、様々なストーリーの「型」の紹介、内的・外的葛藤の役割などを実例を交えながら丁寧に解説。後半の辞典パートでは、具体的なシチュエーションを例に、それぞれの対立・葛藤が生じる具体的な状況、引き起こされるネガティブな問題や困難、起こりうる悲惨な結果・特性、もたらされる感情、起こりうる内的葛藤、基本的な欲求への影響、対処に役立つポジティブな特性や結果などを、見開き1ページで紹介しています。

    この『上巻』では、「人間関係の摩擦」、「失敗と過ち」、「道徳的ジレンマと誘惑」、「義務と責任」、「プレッシャーとタイムリミット」、「勝ち目の無いシナリオ」に分けた110もの対立・葛藤が生じる場面を収録。さらに多様な項目を収録した『下巻(仮)』は2023年ごろの刊行を予定しています。

    あらゆる創作指南書において最重要視されている《コンフリクト=対立・葛藤》の適切な使い方についてまとめ、作品づくりに役立つ豊富なアイデアを提供する、唯一無二にして実用的な1冊となっています。
  • 米Amazon脚本術部門で売上No.1のベストセラー、『SAVE THE CAT! The Last Book on Screenwriting You’ll Ever Need』がついに邦訳!!

    「小難しい脚本術の分析書はいらない。シンプルで、しかも本当に大手映画会社が買ってくれる脚本を書くための最低限のコツを教えてくれ!」。本書は、プロにも素人にも役立つこと間違いなしの、売れっ子脚本家による脚本マニュアルです。芸術であると同時に、科学でもある脚本を支配する普遍の法則、本書のタイトルである「SAVE THE CAT !」とは、脚本の常識やストーリーテリングの基本的ルールを表す象徴的なシーンの意味を込めています。売れるために大切なのは大きなスタジオでも多額の予算でもなく、良い脚本を書くための法則に従って書くことなのです。

    本書では、業界を知り尽くした筆者が、脚本仲間と一緒に長年蓄積してきた売れる脚本の黄金法則を、いつでも簡潔に、楽しく見直すことができます。ジャンル、プロット、構成、販売戦略、キャスティングなどの基本要素から、誰も教えてくれなかったハリウッドのDNAを受け継ぎ、ビジネスとアートのバランスをうまくとるコツを教えてくれます。映画だけでなくテレビや舞台、ゲームなど、ストーリーを扱うすべての人が必読です。

    この業界で勝負するならホームランを狙うのが当たり前!  インディーズ映画ももちろんすばらしいですが、メジャーな市場で大ヒットを飛ばしたいあなたのための超実践的な脚本術です。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    伊藤沙莉主演、2024年前期連続テレビ小説「虎に翼」の全26週分のシナリオを、いつでもどこでも読める電子書籍としてリリース。番組台本のレイアウトそのままに、収録の過程などでカットされたシーンやセリフも余すことなくすべて楽しめる! 読み物として放送とはまた違った趣で、感動の名場面や名セリフなどドラマの神髄を味わえる朝ドラファン必携のシナリオ集。
    あらすじ:
    昭和4年、日本初の女性専門に法律を教える学校が設立された。そこへ集ったのは、主人公・猪爪寅子をはじめ当時の日本のどこにも収まれない、あふれ出す何かを抱えた女性たち。彼女たちは“魔女部”と陰口をたたかれた女性だけの学び舎で、自らの道を切り開くため法律を学んでいく。やがて学校を卒業し、日本初の女性弁護士として法学という社会に羽ばたく翼を得た寅子たちに待ち受けるのは、刻々と色濃くなる戦争の気配。戦後、すべてを失った寅子は、戦争で親を亡くした子どもや苦境に立たされた女性たちのため、家庭裁判所の設立に奔走。自ら裁判官になった寅子は、追い詰められた人々を法の力で救うべく、情熱を携えて立ち向かっていく――。
    *第4週:「屈み女に反り男?」を収載。
  • これは、確かに存在した世界と今を結ぶ物語。

    私のせいで親友は死んだ。だけど死者を蘇らせる方法はある。あとは生贄だけ。
    あの時から、私の長い贖罪の日々は始まった。

    YouTubeで370万再生超え!光溢れる世界を描き出す新進気鋭のクリエイター秋鷲の作品が小説に!
    大人気声優・佐倉綾音とHoneyWorksのGomが推薦。

    【あらすじ】
    ―ねぇ、ネモ?あの時、私はなんていえばよかったの?

    魔女と共に生きる街、ウルガルズ。
    魔法学校に通うベナ、サラ、そしてネモラは、禁断の魔法が書かれた本を見つける。
    その本いわく、想い人に会えるという『魔女の涙』がウルガルズの大樹にあるという。
    興味津々の彼女たちは、三人は一緒に大樹へ向かうが、そこには危険が潜んでいて…。
    これは切なくて寂しい、「死者を蘇らせる禁忌術」と3人の魔女と生贄の少年の物語。
  • シネマティックな画づくりの秘訣! 構図の""基本""を説いたベストセラーの完全改訂版

    映画の画づくりには、定番の原則があります。
    そして、想像力を働かせ、それを覆した印象的なショットがあります。

     >>「羊たちの沈黙」でクラリスが立ち向かった """""""" 本当の敵"""""""" とは?
     >>「レイダース/失われたアーク」でインディの """""""" 悲痛"""""""" を伝えた演出は?
     >>「トゥルーマン・ショー」の """""""" すべてを悟る瞬間"""""""" は、なぜ胸に迫るのか?

    ショットの定番を知れば、観客に伝わるストーリーテリングが可能になります。
    そして、逆転の発想、意表をついた構図で強烈な印象を残すことも可能です。


    ■映画のボキャブラリーであるショットを「美観」「作用」「技術」の3側面から掘り下げる、独自のアプローチで解説。
    本書を読めば、ストーリーを雄弁に語るショットをどう撮り、どう使うかを理解できます。

    ■ 実践的な知識で映画の構図を解説した名著の改訂第2版。
    新規ショットタイプ、テクノロジーの発展に応じた改訂を全面的に加えました。
    大幅なページ増で、新しい作例とショットが掲載されています。


    ■推薦の言葉■
    「この素晴らしい参考書を推薦します。選りすぐりの画像で、ショットの構想や撮影についてわかりやすく説明しています。
    特筆すべきは、映画撮影術がストーリーテリングに果たす、強力な役割を分析していることです」
    - フロリアン・バルハウス ASC会員、撮影監督:「フライトプラン」「プラダを着た悪魔」「ダイバージェントNEO」

    「映画・映像作品に使われているテクニックを取りあげ、何が、なぜ有効なのか、あるいはルールを破ることでどのような効果を得ているかを具体的に解説しています。
    学生からベテランまで、経験を問わず役立つ一冊です」
    - デンソン・ベイカー ASCおよびNZCS会員、撮影監督:「The Dark Horse」「オフィーリア」「The Luminaire」
  • シリーズ累計18万部突破!
    小説、脚本、マンガ、演技、二次創作、TRPG…… すべての創作者必携の大ヒット類語辞典 第6弾!

    キャラクターの人生にとって欠かせない要素=職業を適切に設定し、読者や観客をのめり込ませるために必要な知識が詰まった最強のガイドブック!

    小説の構想は、登場人物の職業が決まると転がりはじめる。
    あの快感の秘密がここに載っていた。
    ―― 宮下奈都(小説家)

    全ページ、物語の種に満ちている。
    これは書きたくなる!!
    ―― 池澤春菜(声優/第20代日本SF作家クラブ会長)

    物語に登場するキャラクターの職業を決めなければならないとき、つい自分の経験や憧れ、面白そうだという思い込みだけで選んでしまっていないでしょうか。または特定の職種の役柄を演じたり想像するときに、どこかで見たことがある“ベタ”なキャラクターばかりを思い浮かべたりしていないでしょうか。

    現実に生きる私たちと同様に、作品に登場するキャラクターも、なぜその職業を選択したのか、自分の仕事が好きなのか嫌いなのか、その仕事の何を信念として持ち、人生においてどんな目標を達成したいのかはそれぞれ異なり、存在に係わる重要な意味を持ちます。

    本書ではあらゆる職業における特徴や必要な知識、スキルなどの基本的なデータ、その職業に就くことで抱えがちな葛藤、または場面における立ち振る舞いから、スレレオタイプを避けるためのアドバイスといった、非常にユニークな視点から構成された辞典です。軍人や弁護士、小説家やプロスポーツ選手といった数多くの作品に登場する職種から、剥製師や料理評論家、霊術療法士といったストーリーにインパクトを与えるような職種まで、120を超える職業の設定の肝を詳細に記述しています。

    仕事をめぐる登場人物の特質や選択は、どのように特徴づけられ、プロットに結びつき、必要とあれば対立関係を吹き込むことができるのか。どうすれば読者や観客が登場人物を自分に重ね、作品にのめり込むことができるのか。本書によって職業設定に紐づくストーリーテリングの無限の可能性が広がることでしょう。

    ☆カバーイラスト:小山健
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    伊藤沙莉主演、2024年前期連続テレビ小説「虎に翼」の全26週分のシナリオを、いつでもどこでも読める電子書籍としてリリース。番組台本のレイアウトそのままに、収録の過程などでカットされたシーンやセリフも余すことなくすべて楽しめる! 読み物として放送とはまた違った趣で、感動の名場面や名セリフなどドラマの神髄を味わえる朝ドラファン必携のシナリオ集。

    あらすじ:
    昭和4年、日本初の女性専門に法律を教える学校が設立された。そこへ集ったのは、主人公・猪爪寅子をはじめ当時の日本のどこにも収まれない、あふれ出す何かを抱えた女性たち。彼女たちは“魔女部”と陰口をたたかれた女性だけの学び舎で、自らの道を切り開くため法律を学んでいく。やがて学校を卒業し、日本初の女性弁護士として法学という社会に羽ばたく翼を得た寅子たちに待ち受けるのは、刻々と色濃くなる戦争の気配。戦後、すべてを失った寅子は、戦争で親を亡くした子どもや苦境に立たされた女性たちのため、家庭裁判所の設立に奔走。自ら裁判官になった寅子は、追い詰められた人々を法の力で救うべく、情熱を携えて立ち向かっていく――。

    *第3週:「女は三界に家なし?」を収載。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    『王様戦隊キングオージャー』のCG背景の紹介を中心にしたバーチャルプロダクションガイド

    メンバー全員が王様のスーパー戦隊という、これまでに類を見ない設定もさることながら、CG技術を駆使したハイクオリティな映像により、ファンだけでなく映像業界からも大きな注目を集めている『王様戦隊キングオージャー』。

    この本では作品の世界観を支えたCG背景のビジュアルを中心に掲載。バーチャルプロダクションという撮影技術によって『王様戦隊キングオージャー』の世界がどのように形作られてきたのか資料も交えて紹介します。

    さらに、この書籍のために上堀内佳寿也監督や大森敬仁プロデューサーをはじめ総勢20名超のスタッフに取材を行い、インタビューやコメントとして掲載。制作陣の熱い想いがこもった1冊です。

    ※電子版に見開き機能はありません。紙書籍版と色味が異なる場合があります。
  • 「帰ってきたあぶない刑事」2024年5月24日公開
    新作書き下ろし
    定年を間近に控えた近藤課長に迫る危機! タカ&ユージ、そしておなじみの港署メンバーが、90年代の横浜を駆け抜ける。

    【著者】:柏原寛司
    1949年、東京都生まれ。脚本家、映画監督。一般社団法人シナリオ作家協会会長、日本シナリオ作家協会副理事長を歴任。日本大学芸術学部在学中に『クレクレタコラ』の脚本でデビュー、97年には映画『猫の息子』で監督デビューを果たす。「あぶない刑事」「探偵物語」「西部警察」「太陽にほえろ」など多数の脚本を担当。また、アニメ「ルパン三世」「キャッツアイ」「名探偵コナン」なども手掛けている。
  • ジブリの名プロデューサー VS 世界的鬼才監督

    君は、そこまで言うのか!?
    忖度いっさいなし。“悪友”同士が語りつくす、40余年の愛憎。
    仕事観、人生観、旅、思い出......アニメと映画の未来まで

    『君たちはどう生きるか』を“宣伝なき宣伝”で大ヒットさせた、スタジオジブリのカリスマプロデューサー=鈴木敏夫と、世界的に評価される作品を作り続けてきた映画監督=押井守による初の対談集。

    両氏ダブルネームでの初書籍となる本書は、まさに、ファンのみならず、全クリエイター、迷えるビジネスパーソンも必読の一冊です。

    語りの達人であるふたりが、これまでおこなってきた対談の集大成。
    歴代のジブリアニメや押井作品、共同作業となった『天使のたまご』『イノセンス』などについて、雑誌・新聞・ラジオ・イベントでおこなわれた数々の対談に加え、80年代「アニメージュ」誌(徳間書店)での座談会やコメントもピックアップ。さらに、本書のための<新規特別対談>も収録!!

    「押井さん」「敏ちゃん」と呼び合う“悪友”ならではの、他の誰にも許されない本音の応酬は、痛快で、スリリングで、刺激的。ここでしか読めない秘話の数々が、日本のアニメーション史・映画映像史の一断面を明かします。


    <目次>
    はじめに。あるいは、この本の企画者として 鈴木敏夫
    序 若き日 ──「アニメージュ」の時代
    第1章 初対談 この時代に、何を作ったらいいか?
    ──「人間」を描くのがむずかしくなってきた
    第2章 道端(みちばた)には自由があった
    ──「食べもの」から見たニッポン戦後史
    第3章 監督とプロデューサー、お互いの縄ばり
    ──「やっちゃいけないこと」は何?
    第4章 変わりゆく二人の作風
    ── 宮﨑駿『崖の上のポニョ』vs 押井守『スカイ・クロラ』
    第5章「勝つ」よりも、「負けない」が大事
    ── J・キャメロン『アバター』に敗北宣言?
    第6章 そこまで言う? 忖度なき舌戦
    ── ドワンゴ創立者の川上量生氏とともに
    第7章 鈴木敏夫を“演出”してみた
    ── 四たびのキャスティング秘話
    第8章 ファンタジーも、映画も、あきらめない
    ── デジタルに賭けた過去と現在
    第9章 次世代クリエイターに告ぐ
    ── 鈴木・押井コンビ vs 早大生 特別講義
    第10章「わからないもの」を求め続けて
    ── 我々は どこから来て どこへ行くのか?
    EXTRA 真・みかん対談
    ── 40余年をふりかえって
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    「あなたのテロップ、それで大丈夫?」

    番組制作会社で映像エディターとして約20年活躍し、今は映像制作の講師も務めるクリエイター・ナカドウガによる初の著書。「テロップ」に絞った映像制作本は、本書が初となります。「ずっと使えるテロップの教科書」を目指して、ナカドウガが魂を込めて執筆。「そもそもテロップとは?」といった基礎的な考え方や、文字の大きさやレイアウト、フォントなどの項目を絞った解説も。アレンジやモーションの付け方、作例集なども掲載し、テロップに困った時に開きたい一冊に仕上がりました。
  • なぜ、「怖い」のに「見たい」のか?
    なぜ、存在しないものを怖がるのか?

    ここから、ホラーの哲学は始まった
    分析美学の第一人者であり、映画・大衆芸術(マス・アート)研究の分野でも活躍するノエル・キャロルによる、ホラーの哲学を初めて理論化した革新的かつ体系的著作、待望の翻訳!

    『フランケンシュタイン』『ジキル博士とハイド氏』『ドラキュラ』『エクソシスト』『オーメン』『エイリアン』、さらにはH・P・ラヴクラフト、スティーヴン・キング、クライヴ・バーカー、シャーリイ・ジャクスンなどなど…… 
    本書では、古典的名作から現代のヒット作品、さらには無名のB級作品まで、膨大な作品群を縦横無尽に取り上げながら、ホラーとは何か、その本質や定義、物語構造とプロット分析、ホラーの魅力、さらにはホラーモンスターの作り方についてなどを論じる。
    さらに哲学的な観点から、存在しないとわかっているものをなぜ怖がってしまうのか(フィクションのパラドックス)、また、恐怖を与えるホラー作品をなぜわざわざ求めるのか(ホラーのパラドックス)について考察する。

    吸血鬼、ゾンビ、人狼、悪魔憑きの子ども、人造人間、スペースモンスター、幽霊、その他の名もなき怪物たちが、なぜわたしたちの心を摑んで離さないのか。
    フィクションの哲学、感情の哲学、ポピュラーカルチャー批評を駆使して、その不思議と魅力の解明に挑む!
  • それは「現れるに値するもの」だ

    「ブルーフィルム」と言われてピンとくる人はどれだけいるだろうか? 本書は気鋭の現象学者がまさに今失われつつある「違法のポルノ映画」の世界を読者の前に甦らせ、この社会で疑われることのないビジョンを動揺させる。過去のブルーフィルム研究も総括した、瞠目の哲学書!

    *電子書籍版には一部収録していない資料写真がございます。あらかじめご了承ください。
    【内容】
    はじめに 禁じられた映画を見る山田五十鈴
    序章 経験を通じて思考すること ――「土佐のクロサワ」と現象学
    第1章 ブルーフィルムとは何かと問いながら
    第2章 ブルーフィルムを見るとはどのようなことか
    第3章 ブルーフィルムは何ゆえに美しいのか
    第4章 ブルーフィルムを前にして何をすべきか
    第5章 ブルーフィルムはどのような(不)自由をもたらすのか
    第6章 ブルーフィルムとともに生きるとはどのようなことか
    終章 現れるに値するもの
  • 「彼は悲しんだ」と書いても、読者は悲しまない――
    感情は「語る」ものでも「見せる」ものでもなく、「引き出す」ものだ!

    年間150冊以上の小説を売り込む敏腕文芸エージェントが、読者の心を揺さぶるテクニックを徹底伝授。

    感情を「見せるか、語るか」。小説指南書でたびたび取り上げられるトピックです。ハリウッドの脚本の世界に「語るな、見せろ」という格言があるように、一般的には感情を登場人物に語らせるのではなく、アクションで見せるほうがよいとされています。

    しかし本書は「見せること」も「語ること」も、読者の感情には直接的にはほとんど影響を及ぼさないと説きます。

    読者は、登場人物とともにストーリーの世界を生きているのだと思われがちですが、実際にはそうではありません。読者は、小説を読みながら自分自身の経験を重ねているのであって、ストーリーはそのきっかけにすぎません。同じ小説でも、読む人によって受け止め方や感想がまったく異なるのは、読者の経験やそれによって引き出される感情が異なるからなのです。

    必要なのは、感情を向ける対象となるものを作り出すことではなく、読者の感情を引き出すこと。読者は小説を読むというより、むしろ反応しています。めざすべきは、「体験」と評されるほど強烈で印象深い感情を引き起こすことです。

    本書では、年間150冊以上の小説を売り込むベテラン文芸エージェントの著者が、数多くの小説作品を引用しながら、感情面での鮮烈な経験を読者にもたらすための効果的な見せ方、語り方、その他数多くのテクニックを徹底解説しています。「感情を引き出す技巧」が身につく34の演習問題も収録した、豊富な経験と知識に裏打ちされたきわめて実践的な一冊です。
  • 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』をスクリーンへ

    本書はあなたをこのプロジェクトの舞台裏へといざない、さらにそのストーリーテリングや、世界観の構築、映画の背後にある創造性を紹介しています。

    お気に入りのキャラクターやモンスター、ロケ地の背後にはどんな映画制作の魔法があったのか。鍵となる場面にいかにして命を吹き込んだのか。

    コンセプト・アートや撮影風景、キャストやスタッフへのインタビューを通してそのすべてを明かされたなら、この映画をもっと深く知ることができることでしょう。
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    ついに完結! 大反響大河ドラマのガイドブック第3弾!

    三谷幸喜脚本の極上エンターテインメント大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を、とことん楽しむためのガイドブックもついに「完結編」。源頼朝なきあとの鎌倉幕府で、男たち・女たちの権力をめぐる争いは加熱し続ける。京までを巻き込んで繰り広げられる群像劇の中で、小栗旬演じる主人公・北条義時はいかなる決断を下すのか。巻頭は、小栗旬と山本耕史がドラマのこれまでとこれからを語り尽くす義時・義村対談。出演者インタビューでは、物語の終幕に向けた出演陣の生の声をお届け。新たな登場人物を含む多くの登場人物の役柄紹介、最終話までのあらすじ、美麗グラビア、登場人物関係図など充実の内容に。ドラマを彩った女性たちにフォーカスした特集記事、歴史的な背景がわかる歴史読み物、過去の大河ドラマ作品のプレイバックなど、「鎌倉殿の13人」を多角的に楽しみ、これまでの歩みを振り返るページも。すべての「鎌倉殿の13人」ファンに贈る必携の1冊!

    *電子書籍版ではプレゼントページほか、一部収録していないコンテンツがございます。

    ■完結編インタビュー(予定)
    主演・小栗 旬(北条義時)
    小池栄子(政子)
    坂口健太郎(北条泰時)
    菊地凛子(のえ)
    瀬戸康史(北条時房)
    宮澤エマ(実衣)
    柿澤勇人(源 実朝)
    寛一郎(公暁)
    山本耕史(三浦義村)
    市原隼人(八田知家)
    栗原英雄(大江広元)
    横田栄司(和田義盛)
    尾上松也(後鳥羽上皇)
    山寺宏一(慈円)
    生田斗真(源 仲章)
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    「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」のパンフレットに【電子版】が登場!
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    ★ 作り手から演者まで、
    すぐに活用できる
    実践ノウハウ を凝縮!!

    ★ 起承転結のバランスで観る者を引き込む

    ★ 時間を操って物語に深みを持たせる

    ★ 台本の書き方&応用テクニック

    ★ ストーリーをもっと魅力的に!

    ★ 情景をもっと思い通りに!

    ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆

    これまで30年、映画を作りたいという方の
    お手伝いをしてきました。
    シナリオが書けないという悩みにも
    多く向き合ってきました。
    自分も経験してきたこのような思いに寄り添ううち、
    分かってきたことがあります。

    「コツさえつかめばシナリオは、
    誰でも必ず書ける! 」

    「自分の映画を作りたい! 」
    この本を手にされたあなたも、
    熱い思いを抱いてまずはシナリオに
    取り組もうとされていらっしゃることでしょう。

    シナリオは一見、芸術作品に
    思えるかもしれません。
    しかし実際は技術の塊です。
    映画やドラマを観客として楽しむのとは別の、
    職人的ノウハウが必要です。
    この世のシナリオは、
    ごく一部の天才的作家によるものを除いて、
    多くはこうした知識と技法で生み出されています。

    そこでこの本では、私が自問自答の中から
    整理してきた知識と技法を、
    余すところなく盛り込みました。
    実際生徒さんたちはこれらを習得することで、
    1年程度で中編・長編の卒業制作作品が
    書けるようになりました。

    知識と技法からスタートしながら、
    その先の芸術的感動に至るのが、
    プロの世界。
    ようこそ、作り手の世界へ。

    衣笠竜屯



    ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

    ☆ CHAPTERI
    誰でもできる物語作り[起]
    * 常識を捨て誰かのために神様と悪魔を使いこなせ
    * 物語ってなに?世界の変化を理解する手法
    * 物語の仕組みを知って面白いストーリーを組み立てる
    * 変化を生み出すために[Xa→Xb]理論を適用しよう
    * 3ステップでできる一番簡単な物語の作り方
    ・・・など

    ☆ CHAPTERII
    面白い物語の作り方[承]
    * 時間の操り方を知れば物語作りの魔法が手に入る
    * ラストから始める物語の実作を体験しよう
    * 物語の見つけ方
    * 物語に引き込む
    * 事件・世界・キャラ物語発想の3タイプ
    ・・・など

    ☆ CHAPTERIII
    シナリオ実作の基本[転]
    * シナリオに書く前に物語を把握しよう
    * 箱書きの作り方とシナリオ作成ソフトウェア
    * 世界で通用するシナリオの書き方
    * シナリオは設計図表現方法とやってはいけないこと
    * 依頼や改稿時の打ち合わせ効率的そして実りあるものに
    ・・・など

    ☆ CHAPTERIV
    映画分析でレベルアップ[結]
    * 映画を分析する
    * 分析を活かす
    * 小説や漫画との違いを映画独自の作品作りに活かす
    * メディア特性を踏まえシナリオ制作に活かす
    * シナリオの読み方
    ・・・など
  • もう「中身がない」とは言わせない!
    互いに関連し合うストーリーの「三大要素」最後のピース、テーマについて徹底的に掘り下げたありそうでなかった執筆指南書。
    小説、映画、マンガ、演劇、ゲーム、アニメーション……あらゆる物語が輝き出す。

    プロットとキャラクターを一生懸命に考える人は多いのに、テーマが置き去りにされがちなのはとても残念なことです。
    これまでテーマは、その創作法を習得することはもちろん、深化させるためにどう語ればいいのかさえ難しいと考えられてきました。しかしテーマがストーリーにおいてどのような機能を持ち、プロットやキャラクターにどのような相互作用を及ぼすのかを理解することができれば、「テーマとは曖昧なものだ」という考えと決別することができます。

    テーマとは、ストーリーに統一性をもたらす着想や題材であるためプロットやキャラクターはテーマと無関係ではありません。テーマが定まっていないストーリーでは「プロットとキャラクターはいいけど、ストーリーとしては駄作」と言われるのがオチですが、優れたストーリーではこれらの三大要素が一体となって共生しています。

    本書はテーマの役割や機能について、プロットやキャラクターとの関係についてじっくりと解説しています。小説や映画だけでなく、マンガやゲーム、アニメーションなど、さまざまなジャンルにおいて自分で意識的にテーマを構築できるようになる、ありそうでなかった実践的創作術です。
  • パトリシア・ハイスミス曰く、「あらゆる物語には、サスペンスがある。」

    鋭利な観察眼と執拗な心理描写、深い洞察と巧みな構成で世界中の読者を魅了するサスペンスの巨匠が、「書くこと」と「仕事にすること」についてのノウハウを明かす。

    「私は物語のきっかけになるような日々の出来事からこの本を始めている。作家はそこから進んでいく——まず作家が、次に読者が動き出す。芸術はいつでも、おもしろいことや、数分ないし数時間を費やす価値があると思えることを語って、読者の気を惹けるかどうかの問題なのである。」(本文より)

    鋭利な観察眼と執拗な心理描写、深い洞察と巧みな構成で多くの文芸ファンをも魅了するサスペンスの巨匠、パトリシア・ハイスミス。「この本はハウツー式の手引き書ではない。どうすれば成功する本、つまり読みやすい本が書けるかを説明することは不可能である」と本書冒頭で確言する著者が、自らの「小説を書くことと、それを職業にすること」についてのノウハウを明かした、文章読本・執筆論。

    本書は、1966年に初版が刊行され、その後なんども版元を変えながら現在まで熱心に読み継がれてきたハイスミスの隠れた名著。長編・短編集を合わせ30タイトルほどある作品のほぼすべてが邦訳されている作家の唯一の小説指南書であり、今回が待望の初邦訳となる。

    何が「小説を書くこと」を専門的職業としうるのか、なおかつ何がそれを刺激的で生き生きとしたものにするのか。同時に、絶えず失敗の可能性を秘めたものである「執筆」において、失敗から学べることとはなんなのか。ハイスミスは本書において、サスペンス小説の重要な要素をプロセスに分けて解説し、アイディアの芽、書き始め、プロットの作り方、行き詰まり、初校、改稿など、自身の小説から豊富な実例を示しながら余すところなく説明していく。自身の経験から成功や失敗についても包み隠さず語られ、そのキャリアに基づいた実践的なアドバイスは、失敗や行き詰まりを経験した作家志望者の心を必ず捉えるだろう。ミステリにとどまらず、全てのジャンルの小説家志望者の必読書!
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    加速するエンターテインメント群像劇、大好評大河ドラマのガイドブック第2弾!

    小栗旬が主人公・北条義時を演じる極上のエンターテインメント、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を、とことん楽しむためのガイドブック「後編」が登場。
    源平の争いを制し、鎌倉幕府を打ち立てた源頼朝と坂東武士たち。しかし、鎌倉と京を舞台に、男たち・女たちの権力を巡る思惑はさらに混迷の度合いを増していく。幕府を支えるため奔走する北条義時、頼朝とそれに続く「鎌倉殿」、そして北条家の家族たちの命運やいかに。
    続々と加わる新たな出演者を含めた豪華出演陣のインタビューでは、ドラマに向き合う生の声をお届け。あらすじ、美麗なグラビア、登場人物関係図など、充実の内容に。セットの魅力に迫る美術特集、源平合戦シーンの振り返り企画、歴史的な背景がわかる歴史読み物、時代考証の特別インタビュー、過去の大河ドラマのプレイバックなど、多角的に「鎌倉殿の13人」を楽しめるページも。大河ドラマファン必携の1冊!

    *電子書籍版ではプレゼントページほか、一部収録していないコンテンツがございます。
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    源平・鎌倉時代を舞台にした予測不能エンターテインメント!

    2022年放送、注目の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を、とことん楽しめむためのガイドブック第一弾が登場。ドラマの舞台は、源平の争いから、鎌倉幕府樹立、そして承久の乱へと展開する武士の世の始まりの時代。権力の座を巡り男たち女たちの駆け引きが繰り広げられる中、野心と無縁だった若者・北条義時は、やがて武士の頂点に上り詰めることになります。そこでは、どんな戦いが繰り広げられたのか。ドラマ・ガイド前編では、主演・小栗旬と大泉洋の「北条義時・源頼朝」対談からスタート。豪華出演陣のインタビューではドラマに向き合う生の声をお届け。三谷幸喜インタビュー、あらすじ、撮影ロケ日記、登場人物関係図など、充実の内容に。歴史的な背景がわかる読み物や舞台地紹介など、多角的に「鎌倉殿の13人」を楽しめるページも。美麗グラビア満載でお届けする、大河ファン必携の1冊!

    *電子書籍版ではプレゼントページほか、一部収録していないコンテンツがございます。

    ■前編インタビューに登場の出演者
     主演・小栗旬(北条義時)
     新垣結衣(八重)
     菅田将暉(源義経)
     小池栄子(北条政子)
     松平健(平清盛)
     佐藤浩市(上総広常)
     坂東彌十郎(北条時政)
     宮沢りえ(りく)
     大泉洋(源頼朝)
     西田敏行(後白河法王)
  • 映画やドラマをもっと楽しく!
    ストーリーやアイデアを面白く、重層的に伝える!

    そのために、レンズについて知っておくべきことは何でしょう?
    レンズの種類、それとも被写界深度の設定方法でしょうか?

    ケイト・ブランシェットが「エリザベス」で伝説の女王に変貌を遂げていく
    レオナルド・ディカプリオが「レヴェナント」で雄大な自然に立ち向かう

    こうした姿はどれも、「レンズ」を通して記録されています。

    レンズは、ストーリーやアイデアを伝えるための「道具」です。設定方法を知ることよりも、どうすれば目的に表現が可能になるかを知ることの方が大切です。

    本書では、名画のケーススタディから、どのような画が、どのようなストーリーや感情、アイデアを伝えるかを学びます。そして、その裏にあるレンズテクニックを読み取ります。

    ショットをレンズの観点から解説した「Filmmaker's Eye:レンズの言語」は、ストーリーやテーマ、アイデアを支え、キャラクターの感情やサブテキストを伝える画作りのテクニックを明らかにします。

    映画制作者であり、ニューヨーク市立大学で映画制作を教える教授でもある著者が、選りすぐりの名画からフルカラーの画像を使用して、詳細な分析と解説を加えていきます。
  • 技巧(クラフト)が芸術(アート)を可能にする
    『ゲド戦記』『闇の左手』のアーシュラ・K・ル=グウィンによる小説家のための手引き書

    「芸術には運もある。それから資質もある。それは自分の手では得られない。ただし技術なら学べるし、身につけられる。学べば自分の資質に合う技術が身につけられる。」(本書「はじめに」より)

    ハイファンタジーの傑作『ゲド戦記』や両性具有の世界を描いたフェミニズムSF『闇の左手』などの名作を生み出し、文学史にその名を刻んだアーシュラ・K・ル=グウィン。
    本書は、ル=グウィンが「自作の執筆に励んでいる人たち」に向けて、小説執筆の技巧(クラフト)を簡潔にまとめた手引書である。

    音、リズム、文法、構文、品詞(特に動詞、副詞、形容詞)、視点など、ライティングの基本的なトピックを全10 章で分かりやすく解説。各章には、ジェイン・オースティンやヴァージニア・ウルフ、マーク・トウェイン、チャールズ・ディケンズなど偉大な作家が生み出した名文が〈実例〉として収録され、ル=グウィン自身がウィットに富んだ〈解説〉を加えている。また章末に収録されている〈練習問題〉を活用することで、物語のコツと様式について、自らの認識をはっきりと強固にすることが可能になる。

    小説の執筆は、技芸(アート)であり、技巧(クラフト)でもあり、物作りでもある。執筆の楽しみを満喫することができる一冊。
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    “写真写り”を劇的に変えるポージング入門書

    【ダウンロード特典】ポージングバリエーション早見表(PDF形式)付き!

    本書はフォトグラファーが覚えるべき、ポージングと撮影のノウハウを紹介する目的で作成しました。
    そう、モデルがポージングを覚えるのではなく、
    フォトグラファーのスキルとして人の魅力を際立てるためのものです。

    なぜなら、私たちが撮影する対象はプロのモデルとは限りません。
    カメラの前に立つことに不慣れで、
    自身を動きで表現できない人のほうがよほど多いのです。
    こうした一般の人を被写体にしたとき、
    撮影者がよりよく見える姿勢や動きをディレクションしていく必要があります。

    本書はそのためのノウハウを提供する目的で制作しました。
    前半は、フォトグラファーが知っておくべき、ポージングの考え方とカメラの知識。
    後半は基本ポーズをもとにした体の魅力的な見せ方と
    バリエーションの展開例を紹介します。

    途中には、「Practice」として、間違い探しのような要素を挟み込み、
    本書のノウハウを確認できるページも用意していますので、目を養うのに使ってみてください。
    また被写体となる方に本書を見せながら
    「こんなポーズをとってみませんか」とコミュニケーションのきっかけにしてもよいでしょう。

    ポージングのノウハウをつけて、
    より質の高い写真制作ができるようにスキルアップしていきましょう。
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    ストロボの基本から作品づくりまでしっかりわかる!

    YouTubeで大人気のイルコ・アレクサンダロフによるオフカメラ・ポートレート・ストロボライティングの基本と実践を解説したテクニックガイドです。クリップオンストロボを使用して、1灯や多灯ライティングから、各種アクセサリーを使用した作品づくりまでをしっかりと習得できる1冊です。
  • ストーリーにさらなる輝きを与えるための、本当に知りたかったメソッドがここに!
    あなたの物語に足りないのは「キャラクターアーク(登場人物の変化の軌跡)」だった!!

    『アウトラインから書く小説再入門』、『ストラクチャーから書く小説再入門』で画期的な創作方法を指南してきた著者が満を辞して上梓したのが、主人公の心の動きに着目した本書である。 「キャラクターアーク」を理解すれば物語の中で登場人物が躍動し、必然的に物語の力が発揮される、なぜならキャラクターアークを書くことは物語を書くことと同義だからだ。

    人物がたどる変化の軌跡=「キャラクターアーク」三つの基本形とは、「ポジティブなアーク」「フラットなアーク」「ネガティブなアーク」である。本書では、

    ・キャラクターアークを作るには、まず何を考えればいいのか
    ・ストーリーの構成とはいつ、どのように関係し合うのか
    ・キャラクターアークはどんな働きをするのか
    ・作品の長さや内容、ジャンルに関わらず、優れたキャラクターアークを確実に作る秘訣とは何か

    を詳しく解説しながら創作者のモチベーションを上げ、キャラクターと物語構造についての理解を一気に深める内容となっている。

    【本書の内容】 (「イントロダクション」より抜粋)

    プロットの構成を考える人はたくさんいますが、登場人物とその人物がたどる変化の軌跡(=アーク)に対する意識はおろそかになりがちです。人物を素直に描いていけば、心情の移り変わりは自然に表れるはずだと思われているからです。しかしそれは大きな間違いです。

    「プロットと人物は一心同体」というのはプロットの「構成」と人物の「アーク」が一体だということを意味します。言い換えれば、人物の内面の移り変わり(=アーク)がしっかり構成できれば、プロットもテーマもしっかりと安定したものになるということです。

    本書は、人物がたどる変化の軌跡=「キャラクターアーク」に注目し、キャラクターアークの基本形な三つの型について詳しく言及しながら、登場人物とストーリー構成がいつどのように関係し合うのかを説明しています。

    登場人物の容姿・性格・属性・背景などをひたすら紙に書き出すだけでは、キャラクターは動き出しません。
    「読者の心をつかんで揺さぶり、趣味の域をはるかに超えた深みのある作品」を書くためには、キャラクターアークへの理解が必要不可欠なのです。
  • 世界で最も読まれているシド・フィールドの脚本術シリーズ最新刊、待望の邦訳!

    映画脚本だけでなく、テレビドラマ、演劇、マンガ、アニメ、小説、二次創作など、""物語""を書くすべての人がぶつかる問題を明確にして、具体例から解決に導く究極の指南書が登場!!

    「行き詰まったとき、
    にっちもさっちも行かなくて投げ出したくなったときに、
    この本は役に立つ。
    プロの脚本家のための教則本。」
    ———山田洋次(映画監督)推薦!

    「始めはゆっくりとペースを溜めておきラストは一気呵成クライマックスへと傾れ込み、お客の喝采を呼び込む。
    この僕もいつもそのように演出しているから、大いなる共感をもって読み進んだ。」
    ———大林宣彦(映画作家)推薦!

    世界22ヶ国語で翻訳され、全米400以上の学校でテキストとして採用されている 『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術』、著者のシド・フィールドが世界中で開催したワークショップをもとに作られた実践書 『素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック シド・フィールドの脚本術2』 を経て、問題を自分で認識し、自分で解決するための方法を学ぶ第3弾待望の刊行です。

    映画のシナリオ創作術として、1979年に著者によって理論化された「三幕構成」をもとに、往年の名作『パルプ・フィクション』『ショーシャンクの空に』『テルマ&ルイーズ』『羊たちの沈黙』『クリムゾン・タイド』を徹底的に紐解くことで、そこに共通する問題解決法を抽出し伝授します。完成された映像作品から遡り、どのように脚本で表現されているか、クオリティを高めるために何をどうすべきかを具体的に学ぶことができますので、できればこの5作品は観てから読むと、効果絶大です!

    「書くことは書き直すこと」という古いことわざの通り、本書は物語を創作するすべての人の作品を「名作」にするためのズバリ道標となるでしょう。
  • シリーズ発行部数累計10万部突破!
    すべての創作者必携の、大ヒット類語辞典シリーズ最新作!!

    物語の創作を志す者はぜひ持っておきたい一冊。
    「この本といかにつきあうか」を考えるだけでも価値がある。
    ———綾辻行人(小説家)

    「心の闇」なんて言いますが、心なんて押し並べて闇です。
    私が知りたいのは、闇の種類です。
    ———武田砂鉄(ライター)

    私たちは誰もが、大小さまざまな形で「トラウマ」と呼ばれるものを抱えているのではないでしょうか。不意の事故や予期せぬ災害、幼少期の体験、失恋や社会不安……自らの経験に基づいた心の傷はいつの間にか消え去ってしまうものもあれば、日常に訪れた些細な出来事によってふとした瞬間に蘇り、そのたびごとに心を締め付け、そしてときにはさらなる傷を生み出すかもしれません。

    本書は、キャラクター形成と物語を牽引するために不可欠である「心の傷/トラウマ」が作品にどのような作用をもたらすか、その原因となる具体的な事例とともに詳細にまとめた、画期的な辞典です。

    物語に登場するキャラクターにはもちろん過去があり、その過去にひも付いたトラウマは彼らの行動を動機づけるばかりでなく、具体的な動作・振る舞いにも多大な影響を及ぼします。本書は、トラウマによって、キャラクターがどのような先入観を抱き、どのように人格を変化させがちになるのか、どのような行動や態度を生み出すのか、あるいはトラウマがもたらす物語の起伏にはどのようなケースが想定できるのか、読者の共感を呼び起こすことができるトラウマ設定のバリエーションをコツコツと収集。物語創作における心理描写の核心ともいえる心の傷/トラウマについて、100を超える事例とともにその状況設定を網羅的に解説します。

    Twitterから爆発的に広まった<類語辞典>シリーズは、小説家、脚本家、漫画家、演出家、俳優、ライター、二次創作者(ライトノベル・同人誌)など、多くの創作者、表現社たちにとって重宝され続けています。過去のシリーズ愛用者はもちろん、作品により深みを出したい、妄想をよりリアルなものにしたいなど、使い方次第でいかようにも楽しめる強力なツールです!

    ☆カバーイラスト:小山健
  • あなたが映画の「魔法」を信じたいなら、この本を読まないことをお勧めする。上級テクニックを紹介することによって、銀幕の魔法を解体してしまう。手品を見て感激したあとで種明かしをされるようなものだ。 (本文抜粋より)

    私たちが、映画や小説の世界にのめりこんで時も忘れて楽しめるときかかっている「魔法」、その正体とは、物語の始めから終わりまで心を揺さぶる「感情的インパクト」のこと。人は感情を動かされるために、映画のチケットを買い、数時間を費やすのです。

    本書の原題は「Writing for Emotional Impact」、つまり「感情的なインパクトを起こすための書き方」です。読者や観客の感情を掻き立て、心をつかんで離さないためのあらゆる設計を、あますところなく伝授します。

    脚本の基礎を身に着け、テクニックも駆使しているのに、なぜ自分のホンが採用されないのか。それは「魔法」がとけてしまう瞬間がどこかにあるからです。1ページ目から大事なのです。一瞬たりとも、一行たりとも気は抜けないのです。著者は数々の脚本家の卵たちを教えた経験から、物語がつまらないのではなく語り方が下手なのであり、求められているのは「読者に感情的な体験を提供することだけ」と解きます。本書では、名作の脚本を徹底的に解体し、語り方を分析しながら、キャラクター造形や構成など大枠はもちろん、場面(シーン)でのやり取り、一つ一つの台詞、単語ひとつに至るまで、細かく具体的な技巧を指南。二度と同じ目線で同じ作品・脚本を観られなくなるはずです。

    脚本の基礎は大事ですが、他の本で学んでください。基本から最高の1本までの長い道のりにおいて、もう一歩を抜け出したいときに、本書は必ず役立ちます。合わせて、同著者の『脚本を書くための101の習慣』もぜひご一読ください。
  • 「拙いシナリオからは、どんな名監督の手にかかっても、良い作品は生まれない。徹底したディテールと構造の考察が、傑作をうむことを教えてくれる。」
    ――山田 洋次

    「勉強になりました。クールに時に熱く書かれた脚本の名指南書。」
    ――犬童一心

    世界中でベストセラーであり、ストーリー創作に携わる者ならば必読のハリウッド式脚本術のバイブルが邦訳。映画だけでなく小説、マンガ、ゲームなどすべてのストーリー創作の基礎となる三幕構成(状況設定、葛藤、解決)を習得する!

    脚本は技術であり芸術である。では良い脚本が共通して持っている概念的な構成要素とは何だろうか。脚本の本質は、映像で語られるストーリーであり、すべてのストーリーとは共通して「発端」「中盤」「結末」をもって、部分と全体のよい関係をまとめられたものである。つまり、大切なのはストーリーそのものではなく、構造でありアクションである。脚本家はストーリーを進めるにあたりドラマの展開を決定していくが、そのひとつひとつのアクションの選択は決して行き当たりばったりで生半可に決断してはいけない。読者は、アクションのかたまりがシーンをつくり、シーンの集合体(シークエンス)が脚本の骨格となることがいかに重要か、本書によって常に意識することができるだろう。

    本書はいわゆるHOW TO書ではない。つまりどうすれば書けるかを教えることはできない。
    本書はWHAT TO書、つまり素晴らしい脚本を書くために何をしなければならないか、アイデアを持っているが脚本を書けないひとのために何をすれば書くことができるか示す、最良の指南書である。

    脚本を書くことと、書こうとすることはまったく別のこと、書くか書かないかはあなた次第である。
  • 爆発的ヒット『感情類語辞典』シリーズに「性格」版が登場!「ポジティブ編」では「優しさ」「責任感」、「情熱」といった活動的で前向きな99項目の属性を分析。小説家、脚本家、漫画家、アニメ・ゲーム作家、演出家、俳優の創作のヒントとしてはもちろん、人間の行動心理にひざを打つこと間違いなし!

    たとえば、何事も諦めず困難に立ち向かう、溌剌とした性格の主人公を作り上げたい場合、ただポジティブな性質ばかり加えても、すべての人の記憶に残るヒーローやヒロインを生み出せるとは限りません。リアルで誰からも好かれる人物には、目標を達成させるためのポジティブな長所を与えると同時に、成長するために克服するべき欠点が必要なのです。ひとえに「ポジティブ」なキャラクターと言っても、多様な要素が重なり合うことで、より説得力のある登場人物が作られるのです。

    ではどのようにしてポジティブなキャラクターに強度を持たせればよいのでしょうか? 単純な成功ストーリーだけに頼らず、性格心理に裏づけられた人間味のあるキャラクターを描くには、どうすればよいのでしょうか?

    本書では、キャラクターが持ちうる「属性」のポジティブな面を列挙し、その要因、行動、態度、思考パターンなどを類語としてまとめています。1つの性質を通じて人格がみるみる深まり、無限に連鎖していく発想と創作のヒントが満載です。読者と登場人物のあいだに絆を生み、感情移入できる魅力的なキャラクター創作のために役立つ、あらゆる「表現者」のための類語辞典です。

    朝井リョウ(「桐島、部活やめるってよ」で小説すばる新人賞、「もういちど生まれる」で直木賞受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者)推薦!

    飯間浩明(国語辞典編纂者、『三省堂国語辞典』編集委員)推薦!
  • 言葉で考える人間が、絵で伝えるものが映画だ。
    言葉と映像との葛藤が劇を生み、脚本術こそが映画の核となる。
    面白く、劇的な一冊だ。
    ──大林宣彦(映画作家)

    脚本は映画の地図、作戦計画書、そして魂。
    ──犬童一心(映画監督)

    ハリウッド映画を知るためにまず最初に師事すべきシド・フィールドの、世界で一番読まれている脚本術、待望の邦訳第二弾! あなたのアイデアを傑作に変えるプロセスのすべてを指南する。

    脚本術のバイブル『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと』の第二弾が登場。シド・フィールドが世界各地で行なったワークショップをベースに執筆された、より実践向きの内容となっている。本書では、脚本を書くまでの準備、そして実際の執筆にあたってのポイントを、順を追って丁寧に説明。アイデアはあるのだが何をしたらいいのかわからない読者に、脚本を書くためのプロセスを教えるwhat-to本である。長編映画でも短編でも、どんな映像の表現形態を制作するにしても必ず役に立つ。各章を読み、練習問題に取り組めばどの段階で何を書かなければならないかが即座にわかり、読み終わったら脚本が一本書けている仕組みだ。

    脚本はシステマティックな技術でカバーできる部分が非常に大きいことを忘れずにいてほしい。
    あなたは、思い描くようにうまくいかなくても、チャレンジし続けることができるだろうか。どうしようもなく下手くそなものを何ページも書き続ける勇気があるだろうか。怒りや不安に襲われても辛いだろうが、それで書くのを止めてしまったら何も学べない。試行錯誤を恐れず、どれだけ時間がかかっても書けば、必ず脚本を書くための技術やコツが学べる。

    ジャン・ルノワールの言葉を読者に贈る。「完璧さは心の中にのみ存在するものだ。現実には存在しない」。最初から完璧を求める必要はない。すべては書くことから始まる。
  • 爆発的ヒット『感情類語辞典』シリーズに「性格」版が登場!「ネガティブ編」では「意地悪」「疑い深い」「臆病」といった人間の闇の部分106項目の属性を分析。小説家、脚本家、漫画家、アニメ・ゲーム作家、演出家、俳優の創作のヒントになることはもちろん、欠点が人物に与える複雑な効果に感心すること間違いなし!

    人物は、ポジティブな要素だけで成り立っているわけではなく、短所は長所の鏡であり、むしろネガティブな要素にこそ魅力が隠されています。不安定な心の変化や悩み、葛藤などについて理解、考察して登場人物を描写することによって、ブレのない、ひねりのきいたストーリーが生まれるのです。

    本書では、人間の「欠点」について考えられる要因や行動、態度、思考などを通して、キャラクターのネガティブな属性の効用を学ぶことができます。実際の文学や映画作品にみられる事例も豊富に紹介し、創作者にとってはわかりやすく、また鑑賞者にとっても登場人物に照らし合わせて楽しむことができる内容です。

    一見、キャラクターの暗い面に光を当てていますが、ポジティブな面も同時に認識することで、「魅力的な欠点」づくりができる仕組みになっています。出入りの激しい感情と異なり、性格は一貫して存在し続けるものであり、行動を決定づける上で大きな役割を果たします。人間の両面を知ることは物語に深みを与えるだけでなく、読者の心の奥にある、自分自身について知りたい欲求を鷲掴みにし、キャラクターに自己投影していくでしょう。読者と登場人物のあいだに絆を生み、感情移入できる魅力的なキャラクター創作のために役立つ、あらゆる「表現者」のための類語辞典です。

    藤子不二雄A(漫画家)推薦!
    飯間浩明(国語辞典編纂者、『三省堂国語辞典』編集委員)推薦!
  • ソニーで長いこと電機製品を売ってきた私が、突然命じられた片道切符の「出向」。行った先は、業界最下位にあえぐアメリカの大手映画スタジオだった──。日本人初のハリウッド経営者として、瀕死のコンテンツ産業を救うさまざまな方策を編み出し、見事トップを争う会社へと立て直した著者の、工夫と粘闘のストーリー。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    伊藤沙莉主演、2024年前期連続テレビ小説「虎に翼」の全26週分のシナリオを、いつでもどこでも読める電子書籍としてリリース。番組台本のレイアウトそのままに、収録の過程などでカットされたシーンやセリフも余すことなくすべて楽しめる! 読み物として放送とはまた違った趣で、感動の名場面や名セリフなどドラマの神髄を味わえる朝ドラファン必携のシナリオ集。

    あらすじ:
    昭和4年、日本初の女性専門に法律を教える学校が設立された。そこへ集ったのは、主人公・猪爪寅子をはじめ当時の日本のどこにも収まれない、あふれ出す何かを抱えた女性たち。彼女たちは“魔女部”と陰口をたたかれた女性だけの学び舎で、自らの道を切り開くため法律を学んでいく。やがて学校を卒業し、日本初の女性弁護士として法学という社会に羽ばたく翼を得た寅子たちに待ち受けるのは、刻々と色濃くなる戦争の気配。戦後、すべてを失った寅子は、戦争で親を亡くした子どもや苦境に立たされた女性たちのため、家庭裁判所の設立に奔走。自ら裁判官になった寅子は、追い詰められた人々を法の力で救うべく、情熱を携えて立ち向かっていく――。

    *第2週:「女三人寄ればかしましい?」を収載。
  • “ありのまま”を肯定するイラストレーター「sekuda」初画集

    ありのままの自分を表現する人物を描く、イラストレーター「sekuda」。
    「sekuda」の作品に登場するのは、個性豊かなファッションを身に纏い、色とりどりの体表を彩る多様な人物たち。

    本書は、写実的かつイラストレーションならではのラフなタッチを残して描かれた人物画を中心に、
    多数の描き下ろしとともに加筆修正を加えた厳選作品を約120点収録しました。

    レインボーフラッグの6つの色をテーマに制作された連作「pride of ~ -rainbow series-」を始め、
    カラフルなカバーイラスト「POCKETS」ができるまでのメイキングも掲載しています。

    作品を通じてポジティブなパワーを発信する「sekuda」の創作テーマが詰まった作品集です。

    《以下、「pride of ~ -rainbow series-」CONCEPTより抜粋/コメント:sekuda》

    『好きなものを隠さずに表現することや、「隣にいる」ということを意識して制作しました。

    作品を通して、過去の自分のようにクローゼットの中で孤独を感じている方へ、
    ここに「仲間がいるよ」と伝えられることを願っています。』

    ■CONTENTS
    ・pride of ~ -rainbow series-
    ・ILLUSTRATION 2019-2024
    ・COVER ILLUSTRATION MAKING
    ・CINEMATIC CANVAS -illustration inspired by a film-

    著者:sekuda
    プロフィール:愛知県在住のイラストレーター。2021年から商業活動開始。主に書籍の挿絵や装画などを手がけている。映画が好き。
  • 友近、初エッセイ。これまでの人生の中で、ひっかかってきたこと、面白がってきたことを「ここらで忘れないうちに」書き留めた初のエッセイ。私生活、幼少時代、つい口をついて出てきてしまうネタなど、クスッと笑える話が盛りだくさん。

    普段から本人のことをよく知る、ハリセンボン・近藤春菜さん、関ジャニ∞・安田章大さんとの特別対談も収録。

    【目次】
    ■まえがき
    ■環境問題(笑)
    ■こだわりたいもの
    ■思わず言っちゃう気づいちゃう
    ■とにかく好き!
    ■おじさん
    ■持論
    ■対談
    ハリセンボン近藤春菜さん
    関ジャニ∞安田章大さん
    ■あとがき
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    伊藤沙莉主演、2024年前期連続テレビ小説「虎に翼」の全26週分のシナリオを、いつでもどこでも読める電子書籍としてリリース。番組台本のレイアウトそのままに、収録の過程などでカットされたシーンやセリフも余すことなくすべて楽しめる! 読み物として放送とはまた違った趣で、感動の名場面や名セリフなどドラマの神髄を味わえる朝ドラファン必携のシナリオ集。
    あらすじ:
    昭和4年、日本初の女性専門に法律を教える学校が設立された。そこへ集ったのは、主人公・猪爪寅子をはじめ当時の日本のどこにも収まれない、あふれ出す何かを抱えた女性たち。彼女たちは“魔女部”と陰口をたたかれた女性だけの学び舎で、自らの道を切り開くため法律を学んでいく。やがて学校を卒業し、日本初の女性弁護士として法学という社会に羽ばたく翼を得た寅子たちに待ち受けるのは、刻々と色濃くなる戦争の気配。戦後、すべてを失った寅子は、戦争で親を亡くした子どもや苦境に立たされた女性たちのため、家庭裁判所の設立に奔走。自ら裁判官になった寅子は、追い詰められた人々を法の力で救うべく、情熱を携えて立ち向かっていく――。
    *第1週:「女賢しくて牛売り損なう?」を収載。
  • 「この書物には、その著者による『これこそ映画だ』という呟きがみちている(あとがきより)

    映画批評の最高峰と称されるグリフィス論、ヒッチコックのショット分析からゴダール、イーストウッド、侯孝賢、ヴェンダース論に書き下ろし「殺し屋ネルソン」論まで。単行本未収録作17本を収めた、蓮實映画批評ベスト・オブ・ベスト!

    収録作――『殺し屋ネルソン』――あるいはこの上なく不自然な自然さについて/単純であることの穏やかな魅力 D・W・グリフィス論/防禦と無防備のエロス――「断崖」の分析/周到さからもれてくるもの ヒッチコックの『めまい』の一シーン分析/囁きと銃声 ルキノ・ヴィスコンティの『イノセント』/緋色の襞に導かれて ロベール・ブレッソンの『ラルジャン』/揺らぎに導かれて――グル・ダット讃――/エリック・ロメール または偶然であることの必然/透明な痛みのために 『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』/孤独と音響的宇宙 クリント・イーストウッドの西部劇/彷徨える断片の確かな痕跡について ジャン=リュック・ゴダール監督『イメージの本』/寡黙なイマージュの雄弁さについて――侯孝賢試論――/静穏な透明さを超えて――エドワード・ヤン監督『クーリンチェ少年殺人事件』/ガラスの陶酔――ヴィム・ヴェンダース論/「撮る」ことの成熟、あるいはその理不尽な禁止について――『アネット』をめぐって/「冒険」について――ペドロ・コスタ試論――/『燃える平原児』 見るものから言葉という言葉を奪う この知られざる傑作について
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    3月15日(金) 全国公開!

    最多6部門のアカデミー賞を受賞した、フランク・ハーバートによる古典SFの映画化第2弾の舞台裏。
    ドゥニ・ヴィルヌーヴによる『デューン 砂の惑星PART2』制作の旅路とは。
    ファン待望の新作に生命を吹き込んだ驚異的な創作過程。


    本作のプロデューサーでもあるタニア・ラポイントが案内人となって、壮大な舞台設定、複雑な衣装コンセプト、画期的なデジタル効果に至るまで、このプロジェクトの裏側を紹介。
    ドゥニ・ヴィルヌーヴをはじめ、プロダクション・デザイナーのパトリス・ヴァーメットら主要スタッフや、豪華キャストへの独占インタビューも掲載。

    ヴィルヌーヴによるの先見的なアプローチが多分に含まれた最新&最高傑作を語る上で欠かせない一冊。


    序文:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
    イントロダクション:ブライアン・ハーバート&ケヴィン・J・アンダーソン
    翻訳:阿部清美


    『デューン 砂の惑星PART2』
    2024年3月15日(金) 公開
    監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
    脚本:ドゥニ・ヴィルヌーヴ、ジョン・スペイツ
    撮影:グレイグ・フレイザー
    出演:ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、ジョシュ・ブローリン、オースティン・バトラー、フローレンス・ピュー、デイヴ・バウティスタ、クリストファー・ウォーケン、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、レア・セドゥ、ステラン・スカルスガルド、シャーロット・ランプリング、ハビエル・バルデム
    配給:ワーナー・ブラザース映画
  • 「君と夢見るエンドロール」続編 初セックスのすべてー
    少し危険で映画オタクの院生・満×入学したてで無垢でぼっちの大学生・学。
    映画を通して両想いになったその先は…?
    大事に、優しく、たくさん会話をしながらえっちをするふたりをまるごと収録!
    映画に癒されながら、少しずつ恋をしていく年の差BL。
  • 追悼 山田太一さん

    「魂の話をしましょう。魂の話を!」

    「キルトの家」
    震災から1年。
    旅先で震災に遭遇した若い男女と
    独り暮らしの老人たちの物語。

    「時は立ちどまらない」
    3年後。
    津波で被害を受けなかった一家と
    家族を失った一家の鎮魂の物語。

    「五年目のひとり」
    五年後、
    震災の記憶を引きずる男が
    亡き娘の面影を追うファンタジー

    あの大震災を前にフィクションに何ができるか?
    を考え続けた著者の、最晩年の傑作三作品を収録。

    【著者紹介】
    山田太一(やまだ・たいち)
    1934年東京浅草生まれ。脚本家・作家。
    早稲田大学を卒業後、松竹大船撮影所入社。木下惠介監督に師事。1965年脚本家として独立し、テレビドラマの世界で数多くの名作を書く。
    1983年「ながらえば」「終りに見た街」などで第33回芸術選奨文部科学大臣賞、同年「日本の面影」で第2回向田邦子賞、1985年第33回菊池寛賞、1988年『異人たちとの夏』で第1回山本周五郎賞、1992年第34回毎日芸術賞、2014年『月日の残像』で第13回小林秀雄賞、同年朝日賞などを受賞。
    2023年11月29日永眠。
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    約束をすべて果たして水になる今ほんとうにあなたに会えた
    『ビッグ・フィッシュ』より

    忘れられないとびきりの映画とドラマについて、歌人・東直子が短歌と絵を添えて心で観た世界を綴るエッセイ集。
    33本の映像作品、22点のイラスト、41首の短歌を収録!

    花を掬うように魚を手のひらに ひとときの芯したたるばかり
    『火の魚』より

    風がふいてふりかえったらもういない君は花びらそのものだから
    『パリ・テキサス』より

    うつくしい一瞬だけでよかったの 川を流れてゆく柩たち
    『いつか読書する日』より

    映画やドラマに触発されて作った短歌は、その細部を新しく記憶でき、自分の感覚をまじえてその世界を胸にしまっておけるような気がします。さらに、映像として体験した世界を、そこに生きている人をいとおしく思い、讃えるような気持ちで絵を描きました。
    ――「はじめに」より

    目次より
    はじめに
    『火の魚』         本のめぐりを生きる緋
    『2001年宇宙の旅』     未来を見る未来
    『アンという名の少女』   フェミニストとしてのアン
    『耳に残るは君の歌声』   忘れないで、でも、忘れて
    『野のなななのか』    「やさしさ」のための遺言
    『ビッグ・フィッシュ』   ありったけの愉快な嘘を
    『山の郵便配達』      見たことのない懐かしい道
    『すいか』         居てもいい場所で、生きる
    『はちどり』        14歳、意志の火をともす。
    『平清盛』          ひたむきに夢みた海の都
    『パリ、テキサス』     砂地をつらぬく長い道
    『トニー滝谷』       あなたに足りないものはなに?
    『過去のない男』      人生は後ろには進まない
    『あのこは貴族』      窓を見る、ドアを開く
    『リリーのすべて』     身体の奥から生まれた願い
    『あまちゃん』       一人残らず好きになる
    『サイダーハウス・ルール』 生きていくための儀式
    『スナック キズツキ』    ノンアルコールスナックの自由
    『友だちのうちはどこ?』   ジグザグ道に希望を託して
    『歩いても 歩いても』    確かに生きていた
    『いつか読書する日』    長い長い階段と恋

    光の名前 ~映画短歌~
    『81/2』  
    『地球は女で回ってる』
    『あ、春』
    『富江』
    『夢』 
    『日の名残り』
    『火火』
    『ミス・ポター』
    『転々』  
    『アダムス・ファミリー2』  
    『オアシス』 
    『バベットの晩餐会』

    著者紹介
    東直子(ひがし・なおこ)著
    歌人・作家・イラストレーター。1996年歌壇賞受賞。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』など。小説に『とりつくしま』『さようなら窓』『階段にパレット』ほか。2016年『いとの森の家』で第31回坪田譲治文学賞受賞。
  • シブヤ・トーキョーカルチャーを牽引するアートディレクター千原徹也のアートワークとデザインロジックを一挙公開。

    写真や文字を駆使した独自の世界観を発揮し、
    東京・渋谷のクリエイティブを牽引している千原徹也。
    広告媒体をはじめ、企業ブランディング、ファッション、Web、映像、舞台ブランディング、キャンペーン企画、CDジャケット、装丁・雑誌エディトリアル……。
    挙げればキリがないほど多岐にわたるプロジェクトに携わり、
    デザインを武器に縦横無尽に活躍の場を広げています。

    話題になったドラマのポスターも、インターネットやテレビで見る広告も、
    街頭広告も、昨年の大晦日の歌番組のロゴも、
    千原が手掛けたアートワーク。
    今年は、「映画制作をデザインする」をテーマに、
    初監督を務めた映画「ICE CREAM FEVER」が公開予定(2023年7月14日)の、
    日本で最も忙しい、今、話題のアートディレクターです。
    では、なぜ千原がそれほどまでに求められているのか?
    本書では、千原の「リアル」に迫り、デザインをテーマに
    さまざまな視点から切り取り、クリエイティブの本質に迫ってみました。
  • 1,650(税込)
    著者:
    関根勤
    レーベル: ――
    出版社: 扶桑社

    TBS『ぎんざNOW!』で5週連続勝ち抜いてデビュー。ギラギラした目とアクの強い芸風の「カマキリ男」として名を馳せ、今ではすっかりお茶の間に欠かせない存在となった関根勤さん。
    今年で芸歴50周年を迎える彼を語る際に欠かせないのが、芸能界で聞こえてくる評判です。

    「関根さんの悪口を聞いたことがない」
    「関根さんを嫌いな人は芸能界にひとりもいない」

    関根勤さんはなぜ、こんなにも慕われているのか?
    生き馬の目を抜くような芸能界で天狗になれなかった理由、腑が煮えくり返るようなことがあっても受け流せた理由。コンプレックスを乗り越えた方法、芸人としてのこだわり。
    タモリさん、明石家さんまさん、萩本欽一さんなど大物芸人たちから学んだこと。
    そして一人娘であるタレント・関根麻里さんを育て上げた個性的な子育て論、関根勤さんを「ドゥドゥ」と呼ぶ孫たちとの微笑ましい関係……。
    麻里さんのコメントも交えながら、関根勤さんの50年の芸人人生を楽しく紐解いていきます。
    人間関係で悩んでいる人、毎日明るく生きていきたい人、必読です。
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    テギョン(2PM)が時代劇に初挑戦!韓国ドラマをより楽しめるビジュアル満載ブック

    韓国ドラマ「御史とジョイ」をもっと楽しめる公式ガイドブックが発売! 人気アイドルグループ「2PM」のテギョンが時代劇初挑戦にして主演を務める注目のドラマを、魅力たっぷりに紹介。美食家のお坊ちゃまが王の隠密捜査官である暗行御史(アメンオサ)として、不正を働く地方役人たちを成敗する痛快コミカル捜査劇。テギョン(2PM)の撮りおろしグラビア&インタビューほか、ドラマに出てくる料理の紹介や撮影の舞台地特集など余すことなく収載。ファン必携の一冊!

    【内容】
    テギョン(2PM)スペシャルインタビュー/登場人物紹介/ストーリー完全ガイド(全16回)/歴史解説~朝鮮王朝Q&A/ドラマに出てくる料理を作ってみよう/ラ・イオンのコーディネート図鑑/舞台地紹介/オフショットなど
  • 人はどうして、後味が悪い映画に惹かれてしまうことがあるのだろう。
    予定調和的なハッピーエンドに飽き飽きしたから?
    自分はこの映画の主人公よりはマシだと現実逃避したいから?
    単なる怖いもの見たさから?

    様々な理由があるだろうが、それだけ後味が悪い映画というものには、触れた者にビターな爪痕を遺してゆくような強いインパクトがあるに違いない。ハッピーエンドに感涙することが感動である一方で、バッドエンドに戦慄することもまた感動なのではないだろうか。恐ろしくもついつい指の間から見てしまう、《後味が悪すぎる映画》の魔力あふれるディープな世界に、皆様をご案内したい。
  • 常にキャンセル待ち! 人気講師のカタカナ英語脱出プログラム。動画+音声+確認テストによる、リアルレッスン!

    ニューヨークにて2000年から「発音矯正の駆け込み寺」として多数の日本人の発音の悩みを解消してきた著者の「スライドメソッド」。タイムズスクエア近くに拠点を構え、そのレッスンは常にキャンセル待ち! 日本語と英語の口の開け方や筋肉の違いを細かく研究し、検証を積んできた日本人著者だからこそ編み出せた、画期的なメソッドを日本で初公開。「発音さえもっと上手にできれば、自分の英語に自信が持てるのに…」と悩む人でも、何年もかかると言われる発音矯正を2週間のレッスンでこなしてカタカナ英語から抜け出すことができます。●本書の特長:著者はニューヨークで活躍する発音矯正のプロフェッショナル。/著者のレッスンを再現した動画を、特設サイトでチェックできる!/音声ナレーターは、ニューヨークで活躍する俳優たち。
  • あの、高田純次が喜寿、77歳を迎える――。
    そう聞いて、あなたは何を思うだろうか。
    「こないだ散歩の番組を見たけどテキトーなことしてた」
    「相変わらずシモネタ言ってた」
    「あんな77歳いる?」

    年齢、老若男女問わず、一般視聴者はもちろん、各界の著名人にもファンの多い高田純次。浮き沈みの激しい芸能界において、「適当」という唯一無二のポジションを確立し、お茶の間を賑わせてきた彼も実は他の人と同じように年齢を重ねていた。2024年1月21日、高田純次77歳。
    出版業界においても彼の足跡は特筆すべきものがある。

    発売の会見時に「さっき初めて読んだけど良いこと書いてたよ」と語った「適当論」。
    使い勝手を度外視した世界初のスケジュール帳「適当手帳」。
    適当ブームに乗って文庫がバカ売れした「適当教典」。
    そして、日記を銘打ちながら後半は週記、最後は月記になってしまう適当の最高到達点「適当日記」。
    これらはそれぞれ10万部以上のヒットシリーズとなっており、ちなみに、高田純次に無関係な書籍も含めれば累計2,000万部を圧倒的に超える。『世界で1000万部!「嫌われる勇気」シリーズ』もかわいいものである。

    そんな彼が寄る年波の中で一つの決断をした。
    「もう面倒な仕事はしたくない」「本を出すなんて散歩に比べて疲れすぎる」

    それを聞きつけた旧知の編集者が、半ば強引に最後の書籍として依頼したのが本書「最後の適当日記(仮)」である。2008年に刊行された「適当日記」と同様、前年1月21日から喜寿を迎える2024年1月21日までの1年間、"無理やり書かされた"彼の日々だ。
    年甲斐もなく若い女の子を翻弄したつもりで翻弄される、顔だけ覚えてる人に勘で話しかけたら全くの赤の他人、生命保険を確認に行ってスタッドレスタイヤを買って帰る…。
    世界一日記が似合わない男が最後に綴る日記は、土佐日記、更級日記とともに3大日記文学と並び称されることになるのか?

    「最後の書籍」にふさわしく、付録も充実。
    おなじみの脚注での「日記の振り返りインタビュー」に加え、芸能界デビューから現在に至るまでの出演歴をまとめた「高田純次全仕事」は今回の読みどころ。内容・分量ともに、日記より価値があると発売前から評判を得ている。

    高田純次とはいったいなんだったのか。本書は矍鑠なうちに彼を語り合うための我々の原典になる。刮目せよ。
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    2024年大河ドラマは貴族社会で懸命に生きた女性の一生を描く華やかな平安絵巻!

    主演・吉高由里子が紫式部を演じる2024年放送予定大河ドラマ「光る君へ」を、とことん楽しむためのガイドブック第1弾が登場。きらびやかな平安貴族の世界と、その世界で懸命に生きて書いて愛した一人の女性の一生を描く平安絵巻ドラマの魅力を、詳細に伝える。吉高由里子と藤原道長役・柄本佑による巻頭座談からはじまり、豪華出演者のインタビューでは、平安の世を生きる人々を演じる俳優陣の生の声をお届け。脚本・大石静をはじめ、題字や音楽、時代考証など制作陣インタビューも。源氏物語を書き上げた紫式部とはどんな人物だったのかに迫る特集や、和歌からドラマの世界を読み解く特集など、ドラマの時代背景を楽しく理解できる記事が多数。衣裳・セット特集、ゆかりの地紹介などでは、多角的にドラマを深掘りする。また、あらすじや人物相関図など、ドラマが分かりやすくなるページも充実。美麗グラビア満載でお届けする、大河ドラマ・ファンには欠かせない一冊!

    *電子書籍版ではプレゼントページほか、一部収録していないコンテンツがございます。

    ■前編・出演者インタビュー登場者(予定)
    吉高由里子(紫式部/まひろ役)
    柄本 佑(藤原道長役)
    岸谷五朗(藤原為時役)
    高杉真宙(藤原惟規役)
    国仲涼子(ちやは役)
    段田安則(藤原兼家役)
    井浦 新(藤原道隆役)
    玉置玲央(藤原道兼役)
    吉田 羊(藤原詮子役)
    板谷由夏(高階貴子役)
    財前直見(藤原寧子役)
    上地雄輔(藤原道綱役)
    黒木 華(源 倫子役)
    町田啓太(藤原公任役)
    坂東巳之助(円融天皇役)
    本郷奏多(花山天皇役)
    ユースケ・サンタマリア(安倍晴明役)
    秋山竜次(藤原実資役)
    渡辺大知(藤原行成役)
    金田 哲(藤原斉信役)
    ファーストサマーウイカ(清少納言役)
    瀧内公美(源 明子役)
    佐々木蔵之介(藤原宣孝役)
    毎熊克哉(直秀役)
    野村麻純(さわ役)
    ※誌面登場順
  • Netflix『サンクチュアリ-聖域-』の脚本家が描く、笑えて泣ける、ある姉弟の物語。装画は、ゴトウユキコさん。

    二十歳なのに姉ちゃんは、おそらくもうすぐ死ぬ。



    Netflix『サンクチュアリ-聖域-』やTBSテレビ『半沢直樹』の脚本家・金沢知樹が描く、ある姉弟の物語。

    「私はねー、チンチンば入れてみたか」旅先で、〝姉ちゃん〟から衝撃の告白を受けた〝ぼく〟は、その願いを叶えるため、友人のツトムと二人で奔走する――

    笑い、泣き、悲しくも温かい気持ちに包まれる感動作。そして、読者だけに語られる、この小説の本当の意味とは?



    装画は、『R-中学生』『ウシハル』『水色の部屋』『きらめきのがおか』『夫のちんぽが入らない』(原作:こだま)『フォビア』(原作:原克玄)『36度』『天国』などの、漫画家・ゴトウユキコさん。



    金沢知樹(かなざわ・ともき)

    長崎県出身。2023年、世界中で大ヒットしたNetflix配信ドラマ『サンクチュアリ-聖域-』の脚本を手がけた。同作で、アジア太平洋地域で最も優れたクリエイティブを表彰する『Asian Academy Creative Awards2023』にて、最優秀脚本賞を受賞。テレビ番組の構成作家などを経て、2022年に地元を舞台にした映画『サバカン SABAKAN』で監督を務めたほか、TBSテレビ『半沢直樹』でも脚本を担当した、今注目の脚本家。





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  • 【電子版のみ特典として、本文画像をカラー化!】
    〇歴史、文化、言語など、あらゆる視点から映画『RRR』を深堀り!

     2022年10月に劇場公開されたテルグ語映画『RRR』(配給:ツイン)は、日本におけるインド映画興行史上の記録を塗り替えるほどの大ヒットとなりました。本書は字幕監修を務めた山田桂子氏と、インド映画愛好家・山田タポシ氏によって、全5回にわたって日本各地で行われ大盛況を博したトークイベントの内容を再構成したものとなります。

     二人の軽妙なトークを通して、映画『RRR』を歴史、文化、言語など様々な視点から隠されたメッセージ性や、監督の意図などを読み解いていきます。精緻な解題にとどまらず、時系列を再構成した年表や、映画の舞台にクローズアップした地図なども収録し、『RRR』への理解、そして熱狂がさらに高まる1冊となっています。

    ※映画画像の収録はございません。予めご了承ください。

    〇著者プロフィール

    ・山田桂子(著)

     茨城大学人文社会科学部教授。専門はテルグ語地域の近現代史。『RRR』以外にも『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』『マガディーラ 勇者転生』『サーホー』など、日本で公開される数多くのテルグ語映画の字幕監修を担当。

    ・山田タポシ(著)

     Web制作などを⽣業としながら、映画上映や上映後トークイベントの企画、MCなどに携わる。ラジオパーソナリティとしても「ぱるるんシネマ倶楽部」(FMぱるるん)でインド映画などの情報を発信している。

    ・安宅直子(編集)

    ライター、書籍編集者。インド映画に関する書籍や映画パンフレットなど数多く寄稿し、書籍編集も手掛ける。主な寄稿として『インド映画完全ガイド マサラムービーから新感覚インド映画へ』(世界文化社刊)、『新たなるインド映画の世界』(弊社刊)など。
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    フィルム・ノワールの時間を切り刻み、
    スーパーヒーロー映画にリアリズムをもち込み、
    スパイ・アクションとSFを融合させる……

    現代の映画界で最も著名で最も成功した映画監督のひとり、クリストファー・ノーラン。複雑極まりない展開や難解な設定にもかかわらず、幅広い層の観客を虜にする彼の歩みを、長編デビュー作『フォロウィング』から最新作『Oppenheimer』まで追いながら全貌を明らかにします。

    芸術性と商業性を兼ね揃えた特異点を持つノーランをカテゴライズするのは容易ではないでしょう。彼は映画監督であるだけでなく、建築家、芸術家、科学者とも言え、ロマンチックな伝統主義者でありながらも、前衛的な急進主義者でもあるという矛盾を抱えた存在です。

    本書は、ノーランの謎に満ちた発言や動機を読み解き、作品ごとに、インスピレーションの源泉、熱意、飽くなき挑戦の連続である撮影法、そして成功への軌跡を解説します。スタンリー・キューブリック、スティーヴン・スピルバーグ、フリッツ・ラング、マイケル・マン、アルフレッド・ヒッチコックといった映画監督のみならず、作家のホルヘ・ルイス・ボルヘスやレイモンド・チャンドラー、画家のM・C・エッシャー、建築家のルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエなど、ハリウッドの法則に逆らうこの男を形成してきた人々にスポットライトを当てていきます。また『スター・ウォーズ』や『ブレードランナー』、『パルプ・フィクション』、『AKIRA』などノーランの監督作に影響を与えた作品についても紹介しています。

    図版を多数引用しながら長編デビュー作『フォロウィング』から、ノーランを一躍有名にした『メメント』、スーパーヒーロー映画を革新した「ダークナイト・トリロジー」、エッシャーの世界に時間を取り込んだ『インセプション』、キューブリックとスピルバーグのハイブリットとも言える『インターステラー』、時間の概念に挑戦した『TENET テネット』といった多彩な作品群、そしてこの夏北米で公開した最新作『Oppenheimer』まで、作品に秘められた核心とそのインスピレーション源を検証した、ファン必携の一冊です!

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