『ミステリー・推理・サスペンス、祥伝社、その他(レーベルなし)(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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著者の企みに舌を巻く! 哀しみと可笑しみの令和ミステリー
小学生のときは女男と指をさされ、母親からはあなたの代わりは誰にもつとまらない、胸を張れと言われる。
平穏を求めて入学資格に性別条項のない私立の中高一貫校に入るが、いじめはさらにエスカレートし、みじめな姿がSNSで世界中にさらされていく。
それは僕の名前が太郎だから――(「彼の名は」) -
栂野真琴は浦和医大の研修医。単位不足のため、法医学教室に入ることになった。真琴を出迎えたのは法医学の権威・光崎藤次郎教授と「死体好き」な外国人准教授キャシー。傲岸不遜な光崎だが、解剖の腕と死因を突き止めることにかけては超一流。光崎の信念に触れた真琴は次第に法医学にのめりこんでいく。彼が関心を抱く遺体には敗血症や気管支炎、肺炎といった既往症が必ずあった。「管轄内で既往症のある遺体が出たら教えろ」という。なぜ光崎はそこにこだわるのか――。解剖医の矜持と新人研修医の情熱が隠された真実を導き出す、迫真の法医学ミステリー! WOWOWで連続ドラマ化!
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「おれにとってはおまえが正義だ」
13年前に球界を追放された先輩が不審死を遂げた。
なぜ今になってこの世を去らねばならなかったのか――
20年ぶりのリーグ優勝を目前にするプロ野球・横濱セイバーズ。
その快進撃の立役者である投手コーチ二見里志は、抑えの新田隆之介らの疲労管理に頭を悩ませ、リリーフ陣を酷使したがる辻原監督と衝突が絶えない。
そんな里志のもとに、突然の訃報が届く。里志の現役時代の恩人であり、ある“罪”の発覚以来、球界を追放されていた盟友・壇野晋が亡くなったという。
当初、自殺と思われていた事件は殺人と発表され……。
独自のコーチ哲学を貫くプロ野球の投手コーチ二見が
球界の闇、盟友の無念に迫るミステリー -
美麗の変人&超絶お人好し、ふたりの高校生探偵が、“怪物”に迫る。
ボイルドエッグズ新人賞受賞作『ドールハウスの惨劇』から続く、衝撃の連鎖!
探偵たちが目にしたのは、男子高校生が自分自身を傷つける衝撃の動画だった。
“呪いの動画”の中で、血塗れの少年は加害者たちを告発していた。
動画に隠された真意を追うと、禍々しい事件の幕が開く!
爽やかで凄惨な心ゆさぶるミステリー!
鎌倉にある名門・冬江高校2年の滝蓮司は、眉目秀麗だが変人の卯月麗一とともに生徒や教師からの様々な依頼を解決する”学内便利屋”活動にいそしむ。
よく晴れた秋の日、“凄惨な動画”がSNSで注目を集める。
蓮司と麗一は、動画内で自殺を図り何者かを告発した男子高校生・円城寺蒼と交際していた少女・田崎菜月から、ある依頼を受ける。
――蒼は何者かに脅迫されていたのではないか。
真実を知ろうと調査を進めるふたりは、“人の闇”と直面する。
良妻賢母と評判の、蒼の母親・貴子、お嬢様学校に通っているはずの菜月、同級生から慕われていたという蒼自身にさえも、仄暗い噂が……。
さらに事件は過去へもその業火を広げてゆく! -
呪われし1999年7月生まれ――
東京郊外で発見された15人の遺体。胸に抱かれた預言書には、「人類滅亡の章」にしおりが挟まれていた。
当初は集団自殺とみられたが、他殺の可能性が浮上。被害者には、1999年7月生まれのオカルト好きが集まる“世紀末五銃士”のメンバーも含まれていた。
事件から1年半、残る“世紀末五銃士”のメンバーが次々と惨禍にみまわれ……。
終末への新たなる警告! 戦慄のオカルトミステリー。 -
第25回ボイルドエッグズ新人賞受賞、衝撃のミステリー!
正義感の強い秀才×美麗の変人、ふたりの高校生探偵が驚愕の事件に挑む!
舞台は鎌倉にある名門・冬汪高校。
同高二年の滝蓮司は、眉目秀麗だが変人の卯月麗一とともに、生徒や教師から依頼を受け、思ってもみない方法で解決を図る"学内便利屋"として活動している。その名も「たこ糸研究会」。会長は蓮司、副会長は麗一。取り壊しの決まっている古い校舎の一角が、ふたりの部室にして"事務所"だった。
ある日蓮司は、道を歩けばスカウトが群がり学内にはファンクラブすら存在する超絶美少女、藤宮美耶という同級生から、ある依頼を受ける。
その依頼とは――。
蓮司と麗一が依頼を引き受けたがゆえ、惨劇の幕は開く!
舞台は、鎌倉に佇む白亜の豪邸。ふたりは特異な家族にまつわる、おぞましい事件の真相をひもといてゆく。
新進気鋭の著者が放つ、渾身のミステリー! -
「わたしは、さらわれた子ども」――
小説家志望の美女の不審死。遺作『失踪』に隠された忌まわしき記憶。
偽りの素性に即製探偵コンビが挑む!
元「小説新潮」編集長が満を持して放つ、完璧なミステリー!
突然死した藤堂理沙の死因の調査をしてほしい――。
依頼を受けた高円寺の私立探偵・常念勝は、理沙の親友である麻川マリから、小説教室で理沙が提出した課題作品『失踪』を渡される。
誘拐された子どもが生みの親を訪ねるという内容は、かつて自分を「さらわれた子ども」と語っていた理沙そのもの。常念とマリは、理沙の執筆の足跡をたどり、神戸、京都、大阪へと飛ぶ。
いないはずの弟、消えたパソコン、二人を襲う暴力……。複雑に絡まり合う謎と、輪郭をなくしていく理沙の正体。
常念は理沙の遺したフィクションの迷宮にはまっていく……。 -
第73回日本推理作家協会賞短編部門受賞『夫の骨』の著者、受賞後初の長編ミステリー!
罰を受けるべきなのは誰――
次々と身の回りで起こる不穏な出来事に、刑事の妻・柊子は追いつめられていく。
愛する家族を護るため、彼女が取った行動は――!?
「あなたを、殺したいと思って」
母娘二人だけのドライブの帰り道、青沼柊子は峠の展望台で、暴行の現場を目撃する。
暴漢たちは柊子たちを逃がすまいと車の前に立ち塞がるが、構わず柊子がアクセルを踏むと、サイドミラー越しに、男の影が崖下へと転落していくのが見えた。
あの男は死んだのか? 思い悩む柊子だが、県警捜査一課の刑事を務める夫の哲司には、正直に話せない。
すると翌日、マンションのポストに告発文めいた脅迫状が投函されており……。
血の因縁が浮かび上がらせる、二十年越しの真実! -
俺は犯人なのか――。
強盗殺人容疑で逮捕された、桐谷雅樹。
証拠は全て雅樹の犯行を示す!
最注目の著者が描く、"冤罪"ミステリー。
「桐谷雅樹。殺人の容疑で逮捕する。午前八時十一分」
2015年2月、桐谷雅樹の“日常"は脆くも崩れた。
渋谷区松濤の高級住宅地で飲食店経営者が殺害され、現金およそ二千万円を奪われる事件が起きた。凶器が購入された量販店の防犯カメラに映っていたのは、まぎれもなく自分自身の姿。
犯行現場から検出されたDNA型は雅樹のものと一致する。紙で切ったはずの手の傷跡、現場付近で寄せられた目撃証言……。すべては雅樹による犯行を示唆していた。
やはり俺が犯人なのか――自らの記憶、精神をも疑いはじめた矢先、雅樹の不在証明が偶然にも立証される。
しかし、待ち受けていたのはさらなる苦難だった――。 -
あなたはこの結末に驚かずにはいられない――
予知夢を見る男と女。
皆殺しの惨劇は回避できるのか? そして凶悪な殺意の主とは?
斯界を席捲する〈特殊設定ミステリー〉
先駆けたる著者が満を持して放つ決定的傑作! -
北宋―遼、西夏の外圧に苦しみながら都市文化が繚乱とした時代、検屍の技術・制度は当時の世界最高水準に達していたという。
八代皇帝の御代、政和七年(1117)四月半ばの朝。首都開封一の盛り場、桑家界隈の芝脚小屋海棠棚で、人気女役者楊安奴の死体が発見された。外傷はなく病死とも考えにくいが、赤子を朶んでいたことから、愛憎の末の殺しとも見られる。
捜査検屍を担当する方淵之が死因解明に苦慮するうち、部下の丘千五が紅い油傘を死体に翳すと、なんと鳩尾に傷跡が浮かんできた…(第1話 紅油傘)
首都開封と水都蘇州を舞台に、愛と殺意の果てを描く七幅の絵巻!
戸川乱歩賞受賞の異才が放つ傑作中国医学ミステリー、待望の電子化。 -
【単話版】
「あなたにぜひともお引き受けいただきたい仕事があるのです」
1日1話、ただ読むだけ――
駅のホームで見知らぬ老紳士から声を掛けられた美織は、「ミスター・コント」という謎の人物が記した短編を18本読み、簡単な感想を書くという仕事をもちかけられる。
報酬は1字10円、総額143万円。新手の詐欺かと訝しみつつも押し切られる形で前金を受け取った美織は、1日1話届けられる物語に次第に追い詰められていく……。
世にも奇妙な仕事に隠された、驚くべき真相とは?
『珈琲店タレーランの事件簿』の著者が新たなるミステリーの形に挑んだ野心作!
“むごくて、いびつ、せつなくて、まっすぐ”な作中の18の短編を1話ずつ配信。 -
「あなたにぜひともお引き受けいただきたい仕事があるのです」
1日1話、ただ読むだけ――
駅のホームで見知らぬ老紳士から声を掛けられた美織は、「ミスター・コント」という謎の人物が記した短編を18本読み、簡単な感想を書くという仕事をもちかけられる。
報酬は1字10円、総額143万円。
新手の詐欺かと訝しみつつも押し切られる形で前金を受け取った美織は、1日1話届けられる物語に次第に追い詰められていく……。
世にも奇妙な仕事に隠された、驚くべき真相とは?
『珈琲店タレーランの事件簿』の著者が、新たなるミステリーの形に挑んだ野心作! -
認知症を患い、日ごと記憶が失われゆく老女には、それでも消せない “秘密の絆” があった――
過去の断片が、まあさんを苦しめている。それまで理性で抑えつけていたものが溢れ出してきているのだ。彼女の心のつかえを取り除いてあげたい――
アイと富士子は、二十年来の友人・益恵を “最後の旅” に連れ出すことにした。それは、益恵がかつて暮らした土地を巡る旅。
大津、松山、五島列島……満州からの引揚者だった益恵は、いかにして敗戦の苛酷を生き延び、今日の平穏を得たのか。彼女が隠しつづけてきた秘密とは?
旅の果て、益恵がこれまで見せたことのない感情を露わにした時、老女たちの運命は急転する――。
八十六年の人生を遡る最後の旅が、図らずも浮かび上がらせる壮絶な真実。
日本推理作家協会賞 『愚者の毒』 を超える、魂の戦慄! -
なんとか殺人に“格上げ”できないものか――それは、地味な市議の死。外傷や嘔吐物は一切なし。医師の診断も心不全。しかし、本庁への栄転を目論む卯月枝衣子警部補、29歳。彼女の出来心が“事件性なし”の孕む闇を暴くことに…!? 軽妙に見事に、人間の業の深さに迫る新感覚ミステリー!
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冷戦時代の東ドイツ。体制を批判するシェイクスピアの翻案で名を馳せた世界的劇作家ヘルムート・ギジ。彼が三十年ぶりに新作を執筆中というニュースは世界を驚かせた。完成を待つ中で進む舞台の稽古中、女優が重傷を負う事故が発生。直後、ギジが新作原稿とともに姿を消した。ドイツでギジに師事していた気鋭の劇作家内藤岳はギジの足跡を辿り、やがて彼の経歴から消された闇を知ることに……。
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湯浅夏美と長江高明、熊井渚の三人は、大学時代からの飲み仲間。毎回うまい酒においしい肴は当たり前。そこに誰かが連れてくるゲストは、定番の飲み会にアクセントをつける格好のネタ元だ。今晩もほら、気持ちよく酔いもまわり口が軽くなった頃、盛り上がるのはなんといっても恋愛話で……。ミステリーファン注目の著者が贈る傑作グルメ・ミステリー!
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「天使様、お助け下さい」歩行者天国に暴走車を突っ込ませた後、通行人を殺害した男が、謎の呟きを残して百貨店の屋上から飛び降りた。新種の合成ドラッグ〈スノウ・エンジェル〉が原因と睨む厚生労働省の麻薬取締官・水月笙子は、その根絶を狙い、ある男に捜査協力を求めた。神西明、元刑事。九年前に相棒を殺され、犯人五人を射殺、そのまま逃亡して首謀者・マシューを追い続ける男だった……。起こりうる近未来の薬物犯罪を描く、黙示録的警察小説!
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都会で夢破れ、故郷・平塚に帰ってきた元OLの川島美伽は、高校時代の旧友・生野エルザと再会する。“雌ライオン”の異名を持つエルザは、地元の刑事も一目置く名(?)探偵に成長していた…! 強引に助手にされた美伽はエルザと共に、厄介な依頼人が持ち込む奇妙な事件の調査を始める。海と祭りの街を舞台に、最強の美女探偵コンビの名推理が炸裂する本格ミステリー誕生!
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資産家の娘・早百合に意中の相手がいるのか。調査を依頼された探偵の木暮と菜々は、最後の候補者と早百合がスクランブル交差点ですれ違うよう仕向ける。だが、その寸前に、なぜか木暮は早百合に電話を入れた……(「意中の交差点」)。借金苦から、休暇を利用して質屋に押し入った刑事の角垣。逃走中に電柱に衝突するも目撃者はなく、無事逃げおおせた。だが、なぜか上司の南谷は、角垣が犯人だと見抜くのだった……(「ある冬のジョーク」)。とっておきのアイデアを注ぎ込み、ストイックに紡がれた贅沢な作品集。
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〈オレ、鷹代航はごく平凡な十七歳。密かに漫画家を目指しているんだけど、学校では絶対に目立ちたくない。一緒に暮らす脳天気なじいさんとの相性は最悪だ〉《俺、鷹代章吾は人望の厚い六十三歳。エンジニアだったが運悪く会社をリストラされて連日のジム通い。自分の部屋に籠もってばかりの航には青春を謳歌させてやりたい》ある夜、自転車置き場で倒れている章吾を、偶然航が発見した。何者かに襲われたらしい。慌てて駆け寄った瞬間、大きな衝撃を受けた航は気を失ってしまう。やがて意識が戻った二人を待っていたのは、中身が入れ替わったカラダだった……!「フツー、入れ替わるならかわいい女子とだろ!?」孫とジジイの最高のバディ誕生!
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怒涛の魔夜峰央ワールドに待望の新キャラ誕生!! ヨーロッパの小さな国の王子様プリンス=コロネット。正式な名前はエルキュール=ファイロ=エラリー=コロネット。ご存知の方はピンとくるでしょうが、これらはミステリーにでてくる有名な名探偵の名前です。父である国王が大のミステリー好きなので付けられた名前です。そんなコロネットも、父の蔵書を読み育ち、やがて
ミステリーファンとなり、フリークとなり、マニアとなって、ついには「名探偵」となったのです! メガネ一つで完璧変装! 事件と聞けば瞬間登場! とってもキュートな名探偵プリコロが純粋推理を駆使して、犯人をズバリ的中! 今回の難事件は May探偵誕生!!/鬼運べ/Vの悲劇/クリキントン殺害事件 の4つ。 プリンス=コロネットの大活躍の幕開け!シリーズ第1巻! -
英国の伝説的園芸家アデル・コープから、弟子・エチカは21世紀最高のミュージシャンにして世界で10本の指に入る大富豪、T・モリスの庭作りを頼まれる。彼が終の住処に選んだのは月面で、人類最初の“月の庭”を作ろうというのだ。その邸宅には、音楽家、小説家、投資家、大女優ら、曰くありげな老人たちも集っていた。すると、少女誘拐、幽霊騒ぎ、老小説家の身投げ未遂など不可解な事件が続き、さらに“キテハイケナイ”と告げる悪夢や世界環境機関の妨害、隕石騒動など、さまざまトラブルが起きる。一連の出来事の鍵を求め、“月の声”が聞こえるという“シェラの崖”を訪れたエチカが謎の球体を持ち帰ると、邸宅を幻影の嵐が襲い、エチカは老人たちとともに人生の真実を知ることとなった……。若き女性園芸家が事件と謎に挑む SFミステリーの傑作!
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「モルゴット・ラ・フェ」のボーカル・憂夜は霊感が強く、幽霊や魔物に好かれる体質。修一は雑誌の取材が入る深夜のライヴで、いやがる憂夜を無理やり歌わせたが…。魔物蠢くオールナイトのライヴ…1曲ごとに増える招かれざる客。憂夜はまつわりついた妖魔から逃れられるのか!? 大好評「モルゴット・ラ・フェ」シリーズ全3編など、耽美かつ幻想的な世界を堪能できる、榎本由美の怪奇ホラー傑作選。
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美香の父は醜い。美しい母とはまるで正反対に…。大学教授である父は病弱な妻のために毎日薬を与えていた。だが、ある日、父は逃げようとした妊娠中の妻を地下室に閉じ込めてしまう…。表題作「地下室の旋律」ほか、人形作家が生み出す秀麗な作品が恐るべき変化を遂げる「人形たちは夜歩く」、医者を志す寡黙な少年の切ない悲劇「白昼夢」など、榎本由美が贈る優美な怪奇ホラー全7編。
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