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『ミステリー・推理・サスペンス、KADOKAWA、仁木悦子(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~14件目/全14件

  • 550(税込)
    著者:
    仁木悦子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ハードボイルドの香り。探偵・御影潤の活躍、5篇

    たまの休暇、なんと私の前には、ホテルのテラスから転落した女性の死体が……。私立探偵などという因果な商売をするせいなのか。しかも帰京した私の囲りで、どうも殺人の臭いのする事件が続発したのだ。狙われたのは、うら若い美女。「アッシには、関わりのない」と思いながら、いつしか事件の渦中に巻き込まれていた。そして、謎の真相に近づいていった時、意外な事実が……。私立探偵・三影潤シリーズ傑作集。表題作ほか「色彩の夏」「どこかの一隅で」「白い時間」「しめっぽい季節」を収録。
  • 快い切れ味と優しい視線が印象的な7篇。傑作集<5>

    「父が殺されるかもしれない!」と言ってひとりの女が、休職中の新聞記者を訪ねてきた。話によれば、大資産家である彼女の父は喉頭ガンにおかされ、死の床についていた。おまけにその家には、ぐうたらで金の亡者のような親戚たちがいつの間にかころがりこんでいた。そして、その中の誰かが少しでも早く莫大な遺産を手に入れるために、彼女の父の命を狙っているらしいのだ。財産をめぐる連続殺人を描く表題作ほか「空色の魔女」「赤い真珠」「巷の騎士」「夏雲の下で」「毒を制する法」「鬼子母の手」を収録。
  • 506(税込)
    著者:
    仁木悦子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    名探偵・仁木兄妹の活躍。軽妙かつ本筋の長編推理

    名探偵コンビ、仁木雄太郎、悦子兄妹を、ある日ひとりの紳士が訪ねてきた。ここしばらくの間に、何度も命を狙われるような体験をしたので相談に乗って欲しいというのだ。紳士の話では、一度は、横丁から飛び出してきた車にひき殺されそうになり、2度目は川の中に突き落されたという。しかも最近、怪しい男に自宅を覗かれるにおよんで、遂に仁木兄妹を頼ることにしたわけだ。話を聞いた兄妹は、早速事件解決に乗り出した。だがその矢先、紳士の妻が何者かに絞殺されるという事件が起きた……。軽妙なストーリー展開と緻密な構成。燻銀の巧さが光る傑作長編推理!
  • 著者独自の多彩な趣向の推理小説、6篇。傑作集<3>

    新年早々、アパートの一室でホステスが扼殺された。住人の中には前夜、彼女が立てないほどに泥酔した男を助けて部屋に入る姿を見たり、言い争う声を聞いたりした者がいたが、犯人割り出しの決め手にはならなかった。外部からの侵入者による犯行の形跡はなく、住人達にも、完全なアリバイがあった。誰が、どんな方法で、捜査の盲点をつく犯罪を遂行したのか……。表題作をはじめ、女流推理の第一人者が、意表をつくトリックを駆使した「死を呼ぶ灯」「肌さむい夏」「あの人はいずこの空に」「最も高級なゲーム」「老人連盟」を収録。
  • 462(税込)
    著者:
    仁木悦子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    仁木兄妹、最後の事件。豊かな読後感の長編推理

    ある日知人のリサイタルの切符を売り歩いていた音楽大2年の仁木悦子は、かつて先輩の家で何度か会ったことのある有田絵美子に呼び止められた。今は国近という姓に変っている彼女は、悦子が事情を話すと切符を買ってくれた上、家族にも奨めてみるという。彼女の好意に甘え、悦子は田園調布の国近家まで同行することにした。絵美子には二歳半になる直彦という神経質な男の子と、マユミという女の赤ちゃんがいた。だが絵美子の夫・昌行は、なぜか直彦にだけ極端に冷淡だった。そしてこの日も一悶着あった直後、直彦が何者かに誘拐されてしまった……。仁木雄太郎、悦子の兄妹名探偵の活躍を描いた傑作長編推理。
  • 462(税込)
    著者:
    仁木悦子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    明朗な哀しみ。著者の作風を最もよく示す傑作長編

    江見次郎は混雑する夕暮の商店街を歩いていた。「今夜は納豆にするか」と独り言しながら角を曲った時、次郎は誰かにつき当られた。死んだ弟によく似た平べったい顔の青年だ。ごめん、と一言謝り、青年は人ごみの中に消えていった。帰宅した次郎は、ジャンパーのポケットに見知らぬ札入れを発見し驚いた。中には、全部名前の違う8枚の名刺が入っていた。明らかにあの青年の仕業である。青年に親近感を抱いた次郎は、警察には届けず、名刺を足がかりに持ち主を探すことにした。だが、これは恐るべき殺人事件への誘いだった……。叙情豊かな筆致で謎に迫る傑作長編ミステリー!
  • 550(税込)
    著者:
    仁木悦子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    子供の目で描かれる秀逸な作品など、6篇。傑作集<7>

    初めておばあちゃんちの倉の中に入ったぼくは、あちこちがつぶれた、赤っぽい銅の筒みたいなものを発見した。矢立というのだそうだ。珍しいその矢立を貸りて遊んでいると、おかつさんという、金貸しをしているおばさんに声をかけられた。矢立を見せてくれというのだ。矢立を見つめるおかつさん。その晩、おかつさんが殺されてしまった。ぼくはこわいけどおかつさんを殺した悪い奴をさがしてやろうと考えた。表題作をはじめ「誘拐犯はサクラ印」「二人の昌江」「山峡の少女」「倉の中の実験」「あかねを歌う」の珠玉の傑作を収録した推理作品集。
  • 209(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    仁木悦子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日本のクリスティ(乱歩・評)の面目躍如の傑作長編

    偶然、街で大学時代の友人・塩入に出会った新聞記者の吉村駿作は奇妙なことを依頼された。塩入には3つ年下の従妹がいるのだが、その父親が去年、3階建ての自宅ベランダから墜死した。警察も認めた完全な事故死だが、彼女は、自分の過失から父親が死んだという自責の念で、ふさぎ込んでいる。別の原因をでっち上げて彼女の心の負担を取り除いてくれないかというのが塩入の依頼だった。吉村は、飛躍したその話に一旦は断ろうとしたが、人助けと思ってと言われ、結局、引き受けることにした。だが、吉村が調べ始めていくと、意外な事実が判明してきたのだ。女流推理作家の第一人者が丹念な構想と筆致で描いた傑作長編ミステリー。
  • 253(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    仁木悦子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    子供の描写、深い余韻。粒ぞろいの6篇。傑作集(4)

    それは、雨降りでゆううつな日曜日の朝に起こった。私は、偶然通りかかった八幡様の境内で、顔見知りの老文学博士の死体を発見してしまった。死因は、お酒の飲みすぎによる卒中。私はどうも納得できない。あんなに体を気遣っていた人が飲みすぎるはずはない。父親の急死を告げられた時の息子の態度も、なんとなくヘンだった。遺体が持っていた手帖に、死の直前メモされた「紫式部」とは何を意味しているのか。ご存知、仁木雄太郎、悦子兄妹が活躍する表題作ほか傑作「くれないの文字」「うす紫の午後」「早春の街に」「かわいい妻」「木がらしと笛」を収録。
  • 550(税込)
    著者:
    仁木悦子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    素人探偵の推理が解き明かす人間関係…傑作長編

    電話の向こうで、喘ぐような息遣いが聞こえる。矢竹謙吾の母親だった。「謙吾が死体で発見されました……」。ようやく口を開いた母親のひと言に、朝人は送受器を握ったまま、立ち尽した。小さな翻訳事務所の青年経営者・砂村朝人は、ある日、下請けの若い翻訳家の謙吾から一通の速達を受取った。中身は、頼みもしない翻訳原稿。その日の午後、朝人は謙吾の母親の不意の訪問を受けた。息子が失踪したので相談に来たというのだ。朝人は謙吾の行方を探し始めた。だが、捜索を開始してまもなく、彼は何者かに襲われた。そしてその直後、謙吾が死んだという連絡が……。輻輳する謎に挑む素人名探偵・砂村朝人の活躍を描く傑作長編推理。
  • 550(税込)
    著者:
    仁木悦子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    探偵役、冴えたトリック、人気の高い6篇。傑作集(2)

    私立探偵をしている三影潤の元へ、緊急電話がかかった。潤が以前、家庭教師をしていた篠村家からだ。かつての教え子・賢一郎が伯父・神野を殺してしまったらしい。神野家へ急行した潤は窓を破り、屋内に侵入し、呆然としている賢一郎を発見した。だがその部屋は、神野と賢一郎を閉じ込めた密室。何か暗示を受けたのか賢一郎は室内から閉めた掛け金に、手を触れられなくなっていたのだ。しかも、そこには神野の遺書さえあった。自殺か? それとも数億にのぼる財産を狙う者の仕業か?表題作をはじめ、名作の評価高い「おたね」「赤い痕」「虹の立つ村」「小さい矢」「ねむい季節」収録の傑作短編集。
  • 506(税込)
    著者:
    仁木悦子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    猫好きのではの表題作など、本格推理5篇。傑作集(8)

    ぼくのあだ名はオバQ、大の仲よしの康志ことコーヒーと、子ねこを拾ったばかりに殺人事件に巻きこまれてしまった。それもぼくたちのあこがれの女先生に深いかかわりがあるらしい。どうしよう! 著者が生前こよなく愛した猫をテーマに描いた表題作、ほかに「坂道の子」「サンタクロースと握手しよう」「蒼ざめた時間」「縞模様のある手紙」を収録した本格推理小説集。
  • 506(税込)
    著者:
    仁木悦子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    児童文学者でもある著者の本領を示す6篇。傑作集(6)

    近所で起きた強盗殺人事件の一部始終を聞いて、かね子はびっくりした。なんと、家出中の息子が犯人として逮捕されたのだ。頼りにしたい亭主はずっと以前に亡くしているし、家にいるのは、かなりモウロクしているしゅうとめだけだ。そこでかね子が、我が子可愛いさから、殺人の証拠を消して回ったため、捜査陣の印象は、なおさら悪くなってしまった。ところが、あのボケてたはずのおばあちゃんが、真犯人は別にいると言い出したのだ。おばあちゃん探偵の名推理が冴える表題作ほか「罪なき者まず石をなげうて」「虹色の犬」「ただ一つの物語」「恋人とその弟」「壁の穴」を収録。
  • 462(税込)
    著者:
    仁木悦子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    温かい眼差しと端正なたたずまいの6篇。傑作集(1)

    私の善意を踏みにじり、この卑劣な罠をかけたのは誰だ!私は隣に住む知恵遅れの娘・房代に週1、2度こっそりと手紙を出し続けていた。これは私だけの秘密だった。ところがその後、房ちゃんが、何者かによって、川むこうの雑木林の中で絞め殺されたのだ。しかも犯人は、私の名をかたった偽手紙で、房ちゃんをおびき出していた。誰が、何のためにこんなむごいことを――。憎むべき犯人を、私は夫とともに追っていった。表題作ほか「花は夜散る」「初秋の死」「遠い絵図」「金ぴかの鹿」「一日先の男」。女流推理の第一人者が放つ名短編集。

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