『ミステリー・推理・サスペンス、内田康夫(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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伝説の首塚に背を向けた「将門の椅子」に座ると死が訪れる。巨大銀行で囁かれていた迷信は現実のものとなり、エリート銀行員が次々に不審な死を遂げる。そして、阿部奈緒美が所属する国際部からもついに犠牲者が。大学の同期である奈緒美から依頼を受けた浅見光彦は、平将門の祟りとされる事件の真相を追う。(講談社文庫)
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現役最長老「越中富山の売薬さん」を訪ねる途中、魚津埋没林博物館で幸運にも蜃気楼に出会った浅見光彦。そこへ案内してくれた館員梶川優子の祖父急死の報が入ったが、その尋助こそ取材すべき人物であった。尋助の足取りを追う浅見の前に虚飾に満ちた世界が露わにされてゆく。(講談社文庫)
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諸行無常の理(ことわり)を表わすという鐘の音。浅見家代々の菩提寺、聖林寺の梵鐘から血が滴るという怪事件があってまもなく、顔にその鐘の模様痕をつけた男の変死体が隅田川に浮かんだ。四国高松、越中高岡と、被害者の美しい妹とともに鐘の謎を追いかける浅見光彦の旅が始まる。(講談社文庫)
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名古屋の名家に代々伝わる「幽霊箪笥」の修理を依頼した男が、港の運河で殺された。さらにその箪笥修理の職人を訪ねた謎の男の死が、遠く奥松島で発覚する。真相究明を依頼された浅見光彦は、箪笥に隠されていた五言絶句と「在不等辺三角形之重心」という謎の一文に目を留めた。二つの死と漢詩を結ぶ接点とは!? 作家生活三十周年&講談社創業百周年記念書き下ろし作品。(講談社文庫)
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行員の怪死は、やはり将門の祟りなのか。浅見光彦は、「将門の椅子」の後任・川本と会い、調べを進めるうちに、次々と将門ゆかりの地を踏破する。それらは、日本列島を貫く中央構造線上に重なっていた。経済の暗部、歴史に潜む闇、世紀を超えた壮大な謎を追う浅見光彦が、伝説の深奥に見つけた驚愕の真相とは。(講談社文庫)
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浅見光彦、謎の光芒と髑髏(どくろ)を追い九州へ。人目を避け暮らしていた男が消え、美人モデルが続いて消息を絶った。男が隣人に託した桐箱には、黒い石をかみしめた髑髏が。のこされた言葉「不知火(しらぬい)」を追い、浅見光彦は九州・八代(やつしろ)に向かう。かつての炭坑町に秘められた、20数年前の血塗られた事件の真相とは。壮大に叙情豊かに描く文芸ミステリー。(講談社文庫)
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セピアに色褪せた写真のセーラー服の2人の少女。義姉・和子宛に届いた封筒にあるのはその一葉と謎めいた脅迫の言葉。相談をうけた浅見光彦は益田の消印を手がかりに独自の捜査を始めるが安芸の宮島と岩国で発見された2つの死体に、謎の手紙とを結ぶ糸を直観するのだった。(講談社文庫)
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浅見さん、京の男はたいへんですやろ。
高価な高麗青磁の壺とともに失踪した老舗骨董店の若夫人。その壺に〈紫式部〉と名付けた男は、7年前に変死を遂げていた。壺に魅せられた男女に降りかかる数々の災厄。紅葉の京都を舞台に、名探偵・浅見光彦が蠱惑の壺を巡る事件の謎を解き明かす! 巻末には著者による書き下ろし自作解説と、京都生まれ京都育ちのイラストレーター・小林由枝によるカラーイラスト舞台探訪記「京都 空想迷路―浅見光彦と歩く―」を収録。 -
浅見さん、京の女は恐ろしおすえ。
浅見光彦に錦秋の京都での取材が舞い込んだ。長期滞在で内容はグルメレポートという好条件に警戒する浅見を待っていたのは、老舗骨董店の娘・伊丹千寿。高麗青磁の壺〈紫式部〉を手に失踪した母・佳奈を捜してほしいと懇願する。残された手がかり、縁切り神社といわれる安井金比羅宮の形代には、佳奈の離縁を祈願する内容に、見知らぬ女の名前が添えられていた――。怨念の連鎖を浅見は断ち切れるのか。名探偵が古都の謎を巡る! -
著者からのお願い――この本は浅見光彦シリーズを3冊以上お読みになった方以外はお読みにならないでください
詩織の母はいまわの際に「トランプの本」と言い残して病死。そして、父・大輔も出張先の広島で「トランプの本」を見つけたというメッセージを残して非業の死を遂げた。さらにその部下、野木もまた九州・柳川から「面白い物を見つけた」という葉書を詩織あてに書いた直後に失踪。途方にくれる詩織がたよれるのはもはや浅見光彦しかいない。ところが、その浅見にも死の影が……。著者のお願い――この本は浅見光彦シリーズを3冊以上お読みになった方以外はお買いにならないでください。 -
核燃料の取材で鳥取県を訪れた浅見光彦は小泉八雲が“地獄”と称した場所で事件に遭遇
核燃料の取材で鳥取県を訪れた浅見光彦は、小泉八雲がかつて“地獄”と形容した宿で美人異父姉妹と出会った。浅見は二人に切実な相談を持ちかけられる。それは、妹の父親が突然の死を遂げた真相を究明することだった。録音テープに残された“カイダンの道”という謎の言葉を手がかりに、浅見は調査を開始するが、今度は姉の父親が何者かに殺害された! ふたつの事件に秘められた過去。浅見はやがて、三十年前に起きた悲劇に辿りつくが……。 -
殺害された製薬会社の営業マンが密かに預けていた骨壺。浅見は謎を追って童謡詩人金子みすゞの故郷へ
殺害された製薬会社の営業マンが、密かに淡路島の寺に預けていた骨壺。事件後、それを持ち去った謎の女性。さらに寺に現れた偽の製薬会社社員――。取材中に被害者と出会っていた浅見光彦は、錯綜する謎の接点を求めて、童謡詩人金子みすゞゆかりの地・山口県仙崎へ向かう。そこには、生命の尊厳と倫理を脅かす驚愕の真実が……。脳死、臓器移植など、最先端医療の原罪を追及する浅見、その死生観が深い感動を呼ぶ。 -
浅見光彦が初めて登場した記念すべき作品。“後鳥羽伝説”の地で浅見の妹を襲った悲劇が事件を招く
一人旅の女性が古書店で見つけた一冊の本。だが、その本を手にした彼女は、広島県の芸備線三次駅で絞殺死体となって発見された。しかも、被害者の所持品に本は含まれていなかった。捜査が進むにつれ、被害者は浅見光彦の妹・祐子と8年前にこの地方を旅していて土砂崩れに巻き込まれ、一人生き残っていたことが明らかになる。“後鳥羽伝説”の地を舞台に再び起きた悲劇の意味は……。名探偵浅見光彦が初めて登場した記念碑的作品。 -
伊勢神宮に仕えた皇女たちの儚い哀しみの歴史と、34年前の皇太子御成婚前夜に起きた惨劇の謎を追う浅見光彦
帝の名代として伊勢神宮に仕えた皇女たちの生涯は、儚い哀しみの歴史に包まれている。その斎王伝説を題材に、滋賀県土山町で映画のロケが行われていた。ところが現場付近のダムで、男性の水死体が発見され、容疑がロケ隊のメンバーにかかってしまう。監督の白井は高校時代の旧友、浅見光彦に嫌疑を晴らして欲しいと依頼するが、その直後に第二の殺人が発生した。真相を追う浅見は、やがて34年前の皇太子御成婚前夜に起きた惨劇に辿りつくが――。 長編本格ミステリー。 -
高知にある平家の落人部落に秘められた謎。そこに住む美少女と浅見光彦のほのかな恋
銀座ホステス・萌子は、当山という男の三年間で一億五千万円になる仕事という言葉に誘われ、稲田と偽装結婚する。だが稲田は船上から転落死を遂げ、誘いをかけた当山も二年後に事故死してしまう。事件を追う浅見光彦は高知にある平家の落人部落にたどり着く。そこに秘められた謎、一族の血を受け継ぐ美少女・佐和とのほのかな恋、浅見の周囲で事件は思わぬ展開を見せ始める。
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