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『ミステリー・推理・サスペンス、近藤史恵(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~41件目/全41件

  • シャルロットは6歳の雌のジャーマンシェパード。警察犬を早くに引退し、2年前、浩輔・真澄夫婦のところへやってきた。ある日、2人が自宅に帰ってみると、リビングが荒らされており、シャルロットがいない! いったい何が起こったのか。(表題作) いたずら好きでちょっと臆病な元警察犬と新米飼い主の周りで起きる様々な“事件”――。心が温かくなる傑作ミステリー。
  • 110(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    近藤史恵
    レーベル: e-NOVELS
    出版社: e-NOVELS

    代わりばえのしない日々に倦んでいた牧村は、通勤途中にある画廊で働いていた咲子に一目惚れする。猛烈なアタックの後、七ヶ月後にやっと自分の部屋に連れてくることに成功した。ところが、ベッドに押し倒し「愛してるよ」と囁いた直後、恐ろしい異変が起きる。彼女が突然苦しみだし、首にはまるで誰かに締められたかのように、赤黒い指の跡がくっきりと浮かび上がったのだ。驚いて病院に運び、一命を取り留めたものの、彼女からは別れを告げられてしまう。諦めきれない牧村は、探偵を雇い彼女の秘密を探ろうとするが…。
  • 55(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    近藤史恵
    レーベル: e-NOVELS
    出版社: e-NOVELS

    高級フランス料理店“アゼル・リ・ドー”に毎日通ってくるアラサーぐらいの、どちらかと言えば美人な女性客がいた。店員たちを不審がらせたのは、決して安くはないディナー・コースを、もう2週間も毎日食べ続けていること。よほど裕福なのだとしても、毎日では胃がもたれたりすることもあるだろうに…。そんなある日、シェフの内山は、消費者金融に出入りしている彼女を目撃する。どうして毎日店に通ってくれるのかと尋ねると彼女は…。
  • 732(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    近藤史恵
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    東京で初めての出産をまぢかに控えた遼子。夫の克哉が、突如、ドバイへ赴任することになったため、遼子は大阪の実家に戻り、出産をすることに。実家に帰ると、両親と妹・美和の間に、会話がないことに気がつく。そして父は新築したばかりの自宅を売却しようとしていた。実家で何があった? 明らかになっていく家族を襲った出来事とは――。 『サクリファイス』の著者が「命の重さ」を描く渾身ミステリー!
  • シリーズ16冊
    1,500(税込)

    ■朝倉宏景、君嶋彼方、砂村かいり、額賀澪で贈る読切特集「駅×旅」。■新連載 オールブラックス入りした日本人ラガーマンを描いた物語、開幕! 堂場瞬一『フルハウス』。■読切 冷戦末期を舞台に繰り広げられる、異色の陰謀劇。赤野工作「“たかが”とはなんだ“たかが”とは」。雪の降り積もる屋敷で女優が企む殺害計画を描く、本格ミステリ。東川篤哉「暮林紅子の誤算」。■芦辺拓『明治殺人法廷』、高田大介『記憶の対位法』、感動の連載最終回。■創元ホラー長編賞選評ほか。/【目次】【読切特集「駅× 旅」】〈弁天島駅(浜松)〉 きみは湖 砂村かいり●毎年同じ日に同じ場所で購入された切符。いなくなった恋人が集めていたそれを頼りに、わたしは「湖に浮かぶ駅」に降り立つ/〈甲子園駅(西宮)〉 そこに、私はいなかった。 朝倉宏景●高3の夏、真央の応援にたどり着けなかった「私」。彼の一軍初登板の今日、再び西に向かう/〈山鼻19条駅(札幌)〉 雪花の下 君嶋彼方●突然、子供を連れて実家に帰ってしまった夫と、夫の兄。翠と義姉は、それぞれの夫を追ってふたり北海道へ/〈明洞駅(ソウル)〉 明洞発3時分、僕は君に撃たれる 額賀 澪●不倫報道から一年後、ソウルの街で再会した二人と、その跡を追う週刊誌記者。これは果たして逃避行なのだろうか――/行かない旅の栞*妄想鉄は時空も超える 山本巧次/【新連載】フルハウス 第1回 堂場瞬一●日本人選手が初めてオールブラックス入り! 早見剛大、ゴーがその人だ。堂場瞬一、渾身のラグビー小説開幕/【小説・連載】明治殺人法廷 最終回 芦辺 拓●代言人退廷命令により万策尽きた弁護側。起死回生の手段を求め筑波が向かう先は――堂々の大団円!/青い鳥 お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加●望は別の高校に通う幼馴染・洋平と一緒に点心屋を訪れる。そこで遭遇した洋平の同級生とおばあさんには秘密があって……/きみのかたち 第11回 坂木 司●マンションとコンビニで耳にした「いやな子供たち」の出没はシュンに関係があるのか? 悩む大地に声を掛けてきたのは……/粒と棘 第4話 軍人の娘 新野剛志●紙芝居の出版社で働く女性は、左足を失った許婚とともに義兄の消息を待つ――終戦後の東京で生きるひとびとを活写する連作/記憶の対位法 最終回 高田大介●信仰、祖国、そして歴史をめぐる記憶の旅路が、最後に見出す〈答え〉とは――/不等辺五角形 第2回 貫井徳郎●五人の幼馴染みのうちひとりが被害者に、ひとりが加害者となった――残された三人の証言は/【小説・読切】“たかが”とはなんだ“たかが”とは 赤野工作●祖国ソビエトを捨てた技術者グリゴリー・キーロフ。彼が抱えるトランクの中身とは――/暮林紅子の誤算 東川篤哉●雪の降り積もる屋敷で女優が企む殺害計画。そのためには密室をつくらなければ――/【コミック】第6回 鵺の記録 熊倉 献●ここに、私が出会った愛しい“鵺”たちとの日々を綴る/【受賞作決定!】創元ホラー長編賞 選評 澤村伊智・東 雅夫・東京創元社編集部/【創立70周年記念企画】エッセイ 「わたしと東京創元社」●豪華執筆陣による一年限定特別連載! 芦辺 拓/綾辻行人/貫井徳郎/日暮雅通/宮部みゆき/ピーター・スワンソン/【特別企画】第24回本格ミステリ大賞候補作決定! 第24回本格ミステリ大賞予選会選評・選考経過/【ESSAY】私の小さな地図帖 その六 光る水たまり 山崎佳代子/装幀の森 第11回 柳川貴代/翻訳のはなし 第十四回 翻訳していて出遭った食べ物あれこれ 三角和代/乱視読者の読んだり見たり 第11回 本当の ナボコフの「スタイル」――『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』の書き出しを読む 若島 正/【COLUMN】みすてりあーな・のーと その3 艋舺謀殺事件 戸川安宣/ごほうびごはん*朝のフルーツ 十三 湊/読書日記 澤田瞳子/【INTERVIEW 期待の新人】白川尚史/真門浩平/【INTERVIEW 注目の新刊】『家族解散まで千キロメートル』 浅倉秋成/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 離婚して一年。荒んだ生活を送っていた幸彦は、ある「学校」を紹介される。そこには様々な事情を抱える生徒たちが通っていた――。忙しすぎて“生活”が後回しになっている、大人たちへの応援歌!
  • 下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルのスタッフは、変人シェフ三舟さんとスーシェフの志村さん、ソムリエールの金子さん、ギャルソンの高築くんの四人。コロナ禍で厳しい状況の飲食店業界、〈パ・マル〉でも、テイクアウトメニューを考えたり、料理教室を始めたり……。そんななかで、料理教室で起きた気まずい出来事、ひとり分のテイクアウトを買いにくる男子中学生の謎、自身のレストランにスタッフが定着しない理由がわからず悩む他店のシェフ、高築くんのいとこのプロポーズ計画等々、名探偵シェフのまわりには相変わらず謎や相談ごとがいっぱい。全7編を収めた待望のシリーズ第4弾。絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ!/【収録作品】クスクスのきた道/未来のプラトー・ド・フロマージュ/知らないタジン/幻想のフリカッセ/間の悪いスフレ/モンドールの理由/ベラベッカという名前
  • クラスメイトの稚拙な行動の理由。忘れ得ぬ在りし日の祖母の姿。他人のものばかり欲しがるあの子。いるはずのない住人の気配。甘やかに秘密を分かち合う二人の女。宿命的な死に蝕まれた村。妻と別れた男に訪れた非日常。言い訳はいらない。もう、とりつくろえない。隠された真実に気づかせてくれる珠玉の作品集。(紙書籍版と異なり、本電子版には「金色の風」は収録されておりません。あらかじめご了承下さい)
  • 781(税込)
    著者:
    近藤史恵
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    岩居久澄、二十七歳。無職。実家暮らし。
    今のところ生活に不満はない。不満はないけど、不安はある。私の将来どうなるんだろう……。
    そんな久澄に奇妙なバイトが舞い込んだ。祖母の代わりに芝居を見に行き、感想を伝える。ただそれだけで一回五千円もらえるという。
    二つ返事で了承した久澄は、初めての経験に戸惑いながら徐々に芝居の世界にのめり込んでいく。
    とても楽しい。けど、久澄には疑問があった。なぜ劇場で毎回あの老紳士に会うんだろう?
  • シャルロットは七歳の雌のジャーマンシェパード。お利口だけれど、普段はのんきな元警察犬。彼女と一緒にいると、いろんな事件に遭遇する。向かいの家には隠されたもう一人がいる? 偶然関わることとなったドッグスクールの不穏な噂とは? それでも、シャルロットと出会えて本当に良かった。謎に惑い、犬と暮らす喜びに満ちた、極上のコージーミステリー!
  • 836(税込)
    著者:
    アミの会(仮)
    著者:
    大沢在昌
    著者:
    乙一
    著者:
    近藤史恵
    著者:
    篠田真由美
    著者:
    柴田よしき
    他3名

    人生は、迷いの連続!? 短編の名手による珠玉のミステリ8編

    大沢在昌/乙一/近藤史恵/篠田真由美/柴田よしき/新津きよみ/福田和代/松村比呂美

    数多くの傑作アンソロジーを生み出してきた実力派女性作家集団「アミの会(仮)」が、豪華ゲストを迎えて贈る、珠玉のミステリ小説集。空き部屋から真夜中に響く騒音の原因
    を調べると…(「未事故物件」)。深酒で記憶が飛んでいた間に、他人の家に迷い込んでしまい…(「迷い家」)。人生で起こる「迷う」時を鮮やかに切り取った8つの物語。

    【目次】
    近藤史恵「未事故物件」
    福田和代「迷い家」
    乙一「沈みかけの船より、愛をこめて」
    松村比呂美「置き去り」
    篠田真由美「迷い鏡」
    新津きよみ「女の一生」
    柴田よしき「迷蝶」
    大沢在昌「覆面作家」
    あとがき/福田和代
  • 1,760(税込)
    著者:
    近藤史恵
    レーベル: ――

    地球の裏側で遭遇する“日常の謎”
    未知の世界へ一歩踏み出す勇気がわいてくる物語

    念願かなって、海外旅行の添乗員になった遥。アイスランドを皮切りに、スロベニア、パリ、西安で、ツアー参加客それぞれの特別な瞬間に寄り添い、ときに悩みながらも旅を続ける。
    ところが2020年、予想外の事態が訪れて――ドラマ「シェフは名探偵」、ロングセラー『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』の著者による、ウェルメイドな連作短編集。
  • 犬の切ない気持ちに
    心が張り裂けそうになること必至!
    愛犬との暮らしを守るため
    女が取った行動は思わぬ展開に……。
    名手が贈る傑作ミステリー!

    愛犬エルとの生活を綴ったブログがきっかけとなり、
    ようやく仕事が入り始めたモデルの草間都。
    だがある夜、家に帰るとエルは……。

    エルの死は都にとって、
    人生の大切な伴侶の喪失であるだけでなく、
    仕事の危機をも意味していた。
    追い込まれる都。
    だがそんな彼女の前に、ある日、
    エルそっくりの犬が現れた。
    いけないと知りつつ、犬を連れ帰ってしまったことから、
    都は思いがけない事件に巻き込まれていく。

    すべての犬を愛する人に贈るミステリー。
  • 大阪郊外の巨大団地で育った小学生の友梨。
    同じ団地に住む里子が、家族内で性虐待を受けていたことを知り、衝撃を受ける。
    助けられなかったという自責の念を胸に抱えたまま中学生になった友梨は、
    都会的で美しい親友・真帆を守ろうとして、暴漢の男を刺してしまう。
    ところが何故か、翌日警察に連れて行かれたのは、あの里子だった。

    殺人事件、スクールカースト、子育て、孤独と希望、繋がり。
    お互いの関係を必死に隠して大人になった3人の女たちが過ごした20年、
    その入り組んだ秘密の関係の果てに彼女たちを待つものは何だったのか。
    大人になった三人の人生が交差した時、衝撃の真実が見えてくる。

    女たちが幼いころから直面する社会の罪、言葉で説明できないあやうい関係性、深い信頼。
    ラストに用意された、ミステリファンも唸る「驚き」。
    『サクリファイス』で大藪春彦賞を受賞した近藤史恵が描く傑作長編。

    解説・内澤旬子

    橋本環奈・葵わかな・吉川愛でWOWOW連続ドラマ化決定。

    ※この電子書籍は2017年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • カウンター七席、テーブル五つ。下町の片隅にある小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。シェフ三舟は、フランスの田舎のオーベルジュやレストランを転々として修業してきた変人。無精髭を生やし、髪を後ろで束ねた無口なシェフの料理は、気取らない、本当にフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんな彼が、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。常連の西田さんが体調を崩したわけは? フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか? 絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ!
  • 1,584(税込)
    著者:
    近藤史恵
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    祖母に頼まれた観劇代行のアルバイト。
    とても楽しいけど不思議なことが一つあった。
    なんで毎回あの老紳士に劇場で会うんだろう?

    岩居久澄、二十七歳。無職。実家暮らし。
    今のところ生活に不満はない。不満はないけど、不安はある。私の将来どうなるんだろう……。
    そんな久澄に奇妙なバイトが舞い込んだ。
    祖母の代わりに芝居を見に行き、感想を伝える。ただそれだけで一回五千円もらえるという。
    二つ返事で了承した久澄は、初めての経験に戸惑いながら徐々に芝居の世界にのめり込んでいく。
    とても楽しい。けど、久澄には疑問があった。
    なぜ劇場で毎回あの老紳士に会うんだろう?
  • 704(税込)
    著者:
    近藤史恵
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    少女たちが学園にまつわる謎と怪異を探る、青春ミステリ・ホラー

    歴史あるお嬢様学校、凰西学園に入学した真矢は、マイペースな花音と友達になる。ある日、「幽霊が出る」という噂のあるピアノ練習室で、二人は宙に浮かぶ血まみれの手を見てしまうのだが……。
  • 冒険、ミステリー、人間ドラマ、恋愛……。
    11人の人気女性作家が同じテーマに挑む短編小説集!

    誰しも、自分だけの隠しごとを心の奥底に秘めているもの――。
    実力と人気を兼ね備えた11人の女性作家たちがSNS上で語り合い、「隠す」をテーマに挑んだエンターテインメントの傑作!

    『アンソロジー 捨てる』に続く「アミの会(仮)」が送る、注目シリーズ第2弾。

    多彩な物語すべてに、共通の「なにか」が隠されています。
    (答えが掲載されている「あとがき」は、最後にお読みください)

    これが、本物の短編小説集。

    ※この電子書籍は2017年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 「世の中はお掃除と一緒だよ。汚れたらきれいにすればいい」――懸命に働くすべての人に読んでほしい! おしゃれでキュートで、お掃除が大好きな女の子・キリコが、怪事件や悩み事をクリーンに解決する大人気ミステリー〈清掃人探偵〉シリーズ第1 弾。新入社員・梶本大介のデスクから書類が相次いで消える。フロアの清掃を担当しているキリコは持ち前の洞察力を発揮し……(「オペレータールームの怪」)。シリーズ誕生20周年を記念して、新版で登場!  新装版のための著者あとがきを巻末に収録。
  • シリーズ3冊
    628681(税込)
    著者:
    近藤史恵
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    変わり者の整体師合田力は、“身体の声を聞く”能力に長けている。助手を務める屈託のない美人姉妹も、一皮剥くと何がしかの依存症に罹っていた。新婚七カ月目の墨田茜を初めて看たとき、力は底知れぬ暗い影を感じた。彼を驚愕させたその影とは? やがて不安が現実に茜を襲うとき、力は決死の救出作戦に出た! 蔓延する現代病理をミステリアスに描く傑作、誕生。
  • 「少し離れた小島に、遠浅のきれいな海岸があるからね」夏休みに二泊三日の海水浴に出かけた十七歳の少女五人。無人島に渡った彼女らは、砂浜の美しさに酔いしれるあまり帰りの船に乗り遅れ、その島で一晩過ごすことに。ところが、島にはもう一人、男が潜んでいた! ―理不尽な体験を通し、少女から大人に変わる瞬間を瑞々しい感性で描く傑作ミステリー。
  • 715(税込)
    著者:
    近藤史恵
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    人気アイドル、謎の自殺──。彼女の親友・蓮美(れみ)は呆然とするが、その死を悼む間もなく激動の渦に巻き込まれる。自殺の原因が、蓮美のいじめだと彼女のブログに残されていたのだ。まったく身に覚えがないのに、マネージャーにもファンにも信じてもらえない。全てを失った蓮美は、己の無実を証明しようと立ち上がる。友人の死の真相に辿りついた少女の目に映るものは……衝撃のミステリー。
  • 660(税込)
    著者:
    近藤史恵
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    梨園の御曹司の妻・美咲が本当に愛した男は、誰だったのか――。

    不審な火事が原因で意識不明となった歌舞伎役者の妻・美咲。その背後には二人の俳優の確執と、秘められた愛憎劇が――。梨園の名探偵・今泉文吾が活躍する切ない恋愛ミステリ。
  • 下町の小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」へようこそ!!飾り気のないアットホームなお店ながら、腕を振るうシェフの三舟さんの料理は、高級レストランにも引けを取らないと大評判!!そんな雰囲気と味を求めて、多くのお客様がいらしっしゃいますが…レストランという場所柄、料理に関わる、ちょっと不思議な謎や事件があったりします。ふだんは無口で無愛想な三舟シェフですが、お客様のなにげない言葉からその謎や事件を鮮やかに解決しちゃうんです!!この店の一番の謎は…もしかして三舟さん!?
  • 484(税込)
    著:
    近藤史恵
    レーベル: 新潮文庫
    出版社: 新潮社

    ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと――。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた! 大藪春彦賞受賞作。
  • 627(税込)
    著:
    近藤史恵
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    脚本家として順調に生活する鈴音(36歳)が、高校時代の友達・水絵に突然呼び出された。子連れの水絵は離婚し、リストラに遭ったことを打ち明け、再就職先を決めるために一週間だけ泊めてほしいと泣きつく。鈴音は戸惑いつつも承諾し、共同生活を始めるが……。人は相手の願いをどこまで受け入れるべきなのか? 揺れ動く心理を描いた傑作サスペンス。
  • 671(税込)
    著:
    近藤史恵
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    歌舞伎子役と親同士を巡る、心理サスペンス。

    市川萩太郎は、蘇芳屋を率いる歌舞伎役者。花田屋の中村竜胆の急逝に伴い、その息子、秋司の後見人になる。同学年の自分の息子・俊介よりも秋司に才能を感じた萩太郎は、ふたりの初共演「重の井子別れ」で、三吉役を秋司に、台詞の少ない調姫(しらべひめ)役を俊介にやらせることにする。しかし、初日前日に秋司のおたふく風邪が発覚。急遽、三吉を俊介にやらせることに。そこから、秋司とその母親・由香利と、萩太郎の関係がこじれていく。そしてさらなる悲劇が……。サクリファイスシリーズから、ビストロ・パ・マルシリーズまで、幅広いジャンルで傑作ミステリーを発表しつづける著者が、長年あたためてきた作品がいよいよ文庫に。歌舞伎に詳しくなくても存分にスリルと感動を味わえる。
  • 社会人1年生・梶本大介の平和なオフィスに起こる、8つの事件。首をおとされたぬいぐるみ、会社にひよこ…頭をひねる大介を尻目に、あざやかに事件を解決するのは、20歳そこそこの掃除スタッフ、キリコ。ビル1棟をたったひとりで担当、しかも「歩いたあとには、1ミクロンの塵も落ちていない」という掃除の天才・キリコは、ミニスカートにポニーテールが似合う、キュートな女の子でもある。いったい何者? と大介は惹かれていくが…スイートなミステリー。
  • 110(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    近藤史恵
    レーベル: e-NOVELS
    出版社: e-NOVELS

    ルームシェアをしている真紀と涼子のマンションの隣室に、幼馴染みだという男性二人、大塚と飯島が引っ越してきた。爽やかなルックスの彼らに、すぐに夢中になった真紀と涼子。やがて四人は互いの家を行き来するほど親しくなったのだが…。甘いふわふわした恋物語は、やがて思いも寄らない展開を見せる。人の怖さ、業の深さを鮮烈に描いた珠玉のストーリー。
  • 110(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    近藤史恵
    レーベル: e-NOVELS
    出版社: e-NOVELS

    その夜三好は、商店街でビラを配るピエロ姿の男に耳元で囁かれた。「今夜は最高の夜になるよ」と。最高の夜にするために彼が向かったのは、大学のサークルの新人、苑子の部屋。複数の男性部員が狙っている彼女に、今夜ならダメもとで告白できるような気がしていたのだ。果たして彼女を訪ねると、泥棒でも入ったかのように無残に荒らされた部屋の中心に、部員の山中の死体が…。このままでは苑子が殺したことになってしまう。三好は苑子をかばいアリバイ工作を企てるが…。ピエロの予言がもたらす衝撃の結末。
  • 55(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    近藤史恵
    レーベル: e-NOVELS
    出版社: e-NOVELS

    愛する夫と、何不自由なく暮らしている元子。しかし、彼女は月に数回、出張と偽り、「黄昏ホテル」と呼ばれる、郊外のホテルに宿泊する。そこで元子は決して夫には言えない秘密の時間を過ごす。めくるめく夜を求めて、彼女は今日も次の予約のために、電話に手を伸ばし…。(本作は「黄昏ホテル」をテーマとする読み切り連作小説の一篇です)
  • 110(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    近藤史恵
    レーベル: e-NOVELS
    出版社: e-NOVELS

    まどかの夫・弘は、最近評価が上がっている浄瑠璃語り。大人しくて真面目な人という紹介者の言葉に背中を押され、見合い結婚をした。しかし、幸せも束の間、ハネムーンベイビーの舞に対する夫の態度に、まどかは不満を募らせる。もっと愛情をもって接して欲しいと言うが、弘はだんだん稽古のためと言って家を空けがちになり…。そんなある日、弘の語りを聞きに行ったまどかは大きな衝撃を受ける。「子殺し」がテーマだったからだ。二人の間には大きな溝ができて…。
  • 伝染病により「唇を合わせること」が禁じられた世界。先輩の死はその病ゆえなのか。少女が辿り着いた甘く残酷な真相を描くミステリー。

    閉ざされた学園を震撼させる一人の美少女の死。先輩、教えてください。あなたがここにいないのは人を愛したせい? それとも誰かに殺されてしまったの?感染から数週間で確実に死に至る病。そのウイルスの感染ルートはただひとつ、唇を合わせること。かつては愛情を示すとされたその行為は、国際的に禁じられ、封印されている。しかし、ある全寮制の学園で一人の女生徒が亡くなり、「彼女の死は、“あの病”によるものらしい」と不穏な噂が駆け巡った。真相を探る後輩の美詩が辿り着いた、あまりに甘く残酷な事実とは。鮮烈な印象を残す青春ミステリー。
  • シリーズ2冊
    607628(税込)
    著者:
    近藤史恵
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    大阪の南方署、刑事課に配属の會川圭司は最初の現場でどじを踏んでしまった。犯行現場のバスルームで鑑識がみつけた髪の毛を流してしまったのだ。そんなヘタレな刑事が新しく組んだ相棒が黒岩という女刑事。こちらもお荷物扱いのようだが……黒岩の粘り強い捜査は、思いがけない真実をあぶり出していく。ヒューマンな刑事物語!
  • 演劇と本格ミステリーの競合!

    小劇場界の著名女優・麻子は、夫で演出家の匠に呼ばれ、雪深い山荘へやってきた。山荘には匠によって、初対面である八人の俳優らが集められていた。匠の新作は本格推理劇で、演じる側にも犯人がわからないよう稽古は行われていく。台本が進行するにつれ、麻子を含む女優たちに疑心が兆し、それは恐るべき事件の形を取って表れた。作中劇の中に隠された真相は――。
  • 495(税込)
    著:
    近藤史恵
    レーベル: ――

    ことばが、頭から消えていくんだ――役者生命を奪いかねない症状を訴える若手歌舞伎役者中村銀弥。後ろめたさを忍びながら夫を気遣う若妻。第一幕に描出される危うい夫婦像から一転、第二幕では上演中の劇場内で起こった怪死事件にスポットが当てられる。二か月前、銀弥の亭主役を務める小川半四郎と婚約中の河島栄が、不可解な最期を遂げた。大部屋役者瀬川小菊とその友人今泉文吾は、衆人環視下の謎めいた事件を手繰り始める。梨園という特有の世界を巻き込んだ三幕の悲劇に際会した名探偵は、白昼の怪事件と銀弥/優の昏冥を如何に解くのか?
  • 660(税込)
    著:
    近藤史恵
    レーベル: ――

    燃える火に夜と書いて、カヤ。赤い髪に華奢な躯、大きな眸をした捉えどころのない娘。行く夏の海で火夜に逢った真波は、何の違和感もなく一緒に住むようになっていた。その火夜が不意に姿を消してしまう。そして二週間、真波の許へ火夜と同じエナメルを塗った小指が届く。動顛した真波は同じマンション内の今泉文吾探偵事務所を訪ね、火夜を捜してほしいと依頼するのだが……。謎めいた娘を求めて、植物園と見紛うばかりの庭苑に足を踏み入れた探偵。血を欲するかのように幾たりもの死を招き寄せる庭で、今泉が見出したものは? 悲痛な真相が惻々と胸に迫る、本格ミステリの傑作。
  • 495(税込)
    著:
    近藤史恵
    レーベル: ――

    友人と喫茶店を切り盛りする北斎屋店長野坂あやめは、得意客込みの慰安旅行を持ちかけられる。行先は瀬戸内海に浮かぶ無人島。話は纏まり、総勢八名が島へ降りたつことになる。ところが、退屈を覚える暇もなく起こった事件がバカンス気分を吹き飛ばす。硝子扉越しの室内は無惨絵さながら、朱に染まった死体が発見され、島を陰鬱な空気が覆う。道中の遊戯が呼び水になったかのような惨事は、終わらない。――連絡と交通の手段を絶たれた島に、いったい何が起こったか? 由緒正しい主題に今様の演出を加え新境地を拓いた、第四回鮎川哲也賞受賞作。
  • 550(税込)
    著者:
    近藤史恵
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    梨園を舞台に描く、切ない恋愛ミステリ

    15年前、大物歌舞伎役者の跡取り息子として将来を期待されていた少年・音也が死亡した。それ以降、音也の妹・笙子は、自らの手で兄を絞め殺す悪夢を見るようになる。自分が兄を殺したのではないだろうか? 誰にも言えない疑惑を抱えて成長した笙子の前に、音也の親友だったという若手歌舞伎役者・中村銀京が現れた。2人は音也の死の真相を探ろうと決意するが——。封印された過去の記憶をめぐる、痛切な恋愛ミステリ。
  • 名手が抉り出す、珠玉のミステリ短編集!

    シェフの内山が勤める高級フレンチレストランに毎晩ひとりで来店する謎の美女。黙々とコース料理を口に運ぶ姿に、不審に思った内山が問いかけると、女は意外な事実を語り出して……(「マリアージュ」)。立ちはだかる現実に絶望し、窮地に立たされた人間たちが取った異常な行動とは。日常に潜む狂気と、明かされる驚愕の真相。ベストセラー『サクリファイス』の著者が厳選して贈る、謎めく8つのミステリ集。書き下ろし短編収録。
  • 美しき歌舞伎芝居の舞台袖。女形・小菊と探偵・今泉は、悲恋が生んだ奇妙に迫る…新本格ミステリー

    歌舞伎座での公演中、毎日決まった部分で桜の花びらが散る。誰が、何のために、どうやってこの花びらを散らせているのか? 女形の瀬川小菊は、探偵の今泉文吾とともに、この小さな謎の調査に乗り出すことになった。一枚の花びらが告発する許されざる恋。そして次第に、歌舞伎界で二十年以上にわたって隠されてきた哀しい真実が明らかにされていく――。歌舞伎座を舞台に繰り広げられる、妖艶な魅力をたたえた本格ミステリ。

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