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『ミステリー・推理・サスペンス、宝島社(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全174件

  • シリーズ10冊
    713780(税込)
    著:
    佐藤青南
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    『このミステリーがすごい!』大賞作家の作品!!相手の習慣やしぐさ、行動パターンから嘘を見破る行動心理を専門にした女性刑事・楯岡絵麻が鮮やかに事件を解決する、連作短編集です。焼死体が見つかり、被疑者として浮かび上がった被害者の幼馴染がついた嘘を暴く「近くて遠いディスタンス」。人気俳優の夫を殺害したとして自首してきた有名女優の真実を暴く「名優は誰だ」。絵麻の同僚の刑事が殺人事件の犯人として疑われる「綺麗な薔薇は棘だらけ」など、全五話。
  • シリーズ累計20万部突破
    第21回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作

    「密室殺人」「人間消失」「幽霊騒動」…
    孫娘の持ち込むさまざまな謎を「認知症の祖父」が鮮やかに解き明かす!


    ミステリーの扉の先には、わくわくする謎と、
    個性的な登場人物たちの愛が詰まっていました。
    主人公の楓は私と同じ27歳。
    物知りで優しくて大好きだったおじいちゃんに
    会いたくなって胸がいっぱいになりました。
    ――井桁弘恵さん(モデル・女優)


    (あらすじ)
    かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は現在、幻視や記憶障害といった症状が現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。しかし、孫娘の楓が身の回りで生じた謎について話して聞かせると、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻す。そんな祖父のもとへ相談を持ち込む楓だったが、やがて自らの人生に関わる重大な事件が……。古典作品が彩る安楽椅子探偵ミステリー!

    【著者について】
    小西マサテル
    1965年生まれ。香川県高松市出身、東京都在住。明治大学在学中より放送作家として活躍。現在、『ナインティナインのオールナイトニッポン』『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン.TV@J:COM』『明石家さんま オールニッポン お願い!リクエスト』や単独ライブ『南原清隆のつれづれ発表会』などのメイン構成を担当。
    本作で第21回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。他の著書に『名探偵じゃなくても』(宝島社)など。
  • 『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ。洪水・津波・疫病など過去の災害についての伝承を調べ将来の教訓とする「災害伝承」を研究し、マスコミ露出も多い新進気鋭の民俗学者・桜咲竜司准教授。神や妖怪の名を借りた災害伝承について研究する「妖怪防災学」を確立した彼いわく、「妖怪退治とは、人為を超えた不可解な出来事を克服してきた歴史、すなわち防災の伝承でもある」。「新地名に隠された危険な旧地名」や「伝承や神話に登場する怪物の正体」などの講義や書籍が人気で、災害に関するコメンテーターも務める異色の民俗学者である。が、彼には論文盗用の疑いもあった。よく知られた「桃太郎と鬼退治」「河童と人柱」「両面宿儺(りょうめんすくな=頭部の前後両面に顔があり、手足が合わせて八本もある鬼神)の正体」の謎を解く彼の研究は、やがて、思いもよらぬ結論を導き出すこととなり……。そして論文盗用疑惑に隠された悲しい真実とは。知的興奮に満ちた歴史民俗学ミステリー。由来を解き明かされる実在の地名も多数登場します。
  • 770(税込)
    2024/5/7 (火) 配信予定
    著:
    新川帆立
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    シリーズ累計100万部突破
    『このミステリーがすごい!』大賞受賞作&連続ドラマ化
    『元彼の遺言状』のヒロイン再び


    法律相談から殺人事件まで――弁護士・剣持麗子は
    今夜も徹夜で街の事件の謎を解く!


    (あらすじ)
    亡くなった町弁のクライアントを引き継ぐことになってしまった剣持麗子。都内の大手法律事務所で忙しく働くかたわら、業務の合間に一般民事の相談にも乗る羽目になり……。本名も住所も明かさず「武田信玄」と名乗る男に犯罪現場に呼び出されたり、認知症を患っているらしいおばあさんを家まで送ったら首つり死体を発見したり、深夜に次々と舞い込む難題を麗子は朝までに解決できるのか!?


    (著者プロフィール)
    新川帆立
    1991年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』でデビュー。他の著書に『倒産続きの彼女』(以上、宝島社)、『競争の番人』(講談社)、『先祖探偵』(角川春樹事務所)、『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』(集英社)など。
  • 『このミステリーがすごい!』大賞
    出身作家36名が競演!

    3分で仰天するショート・ミステリー集

    なるほど!
    まさか、そんな!?

    ラスト1行で世界が一変・納得・すっきり!!

    (あらすじ)
    ドラマ「主婦たちの完全犯罪」に触発され企てた殺人計画は、誰にもバレないはずだったが……(倉井眉介「味方のいない完全犯罪」)。田中が死ぬたびにタイムリープが発生!?
    果たして俺はこのループから抜け出せるか(三日市零「田中突然死回避計画」)。その他、誰も出した覚えのない特許使用許可の謎や、互いに相手を出し抜こうとする双子の姉妹の話など、ショート・ミステリー全36編収録。
  • 累計40万部突破の大人気「連続殺人鬼カエル男」シリーズ、新連載開始です!

    埼玉県飯能市で起きた、残忍な手口と五十音順しか手がかりがつかめないことから世間を震撼させた、連続殺人鬼カエル男事件。
    そのキーマンである有働さゆりは医療刑務所から脱走し、山手線で目撃されて以来、一切の消息が不明だった――。
    そんな時、埼玉県内で残忍な殺人事件が発生する。稚拙な文章の犯行声明と残虐な手口。
    殺されたのは人権派で知られる烏森弁護士。
    彼は精神疾患を患って罪を犯した被告を無罪にしたことで名を上げていた。
    渡瀬刑事と小手川はカエル男の再来を視野に入れながら捜査をすすめると、第二の被害者が……。
    電子連載特別エッセイは〈才能は悪魔の証明〉。

    本シリーズはデジタル限定で全4回連載。本書vol.1以降、3か月毎に新刊を配信予定です(次回vol.2の発売は2024年3月下旬を予定しております)。
  • 1,650(税込)
    著:
    白川尚史
    レーベル: ――
    出版社: 宝島社

    第22回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作!

    紀元前1300年代後半、古代エジプト。
    死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができない。
    欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったが、期限は3日。
    ミイラのセティは、自分が死んだ事件の捜査を進めるなかで、やがてもうひとつの大きな謎に直面する。
    棺に収められた先王のミイラが、密室状態であるピラミッドの玄室から消失し、外の大神殿で発見されたというのだ。
    この出来事は、唯一神アテン以外の信仰を禁じた先王が葬儀を否定したことを物語るのか?
    タイムリミットが刻々と迫るなか、セティはエジプトを救うため、ミイラ消失事件の真相に挑む!
    浪漫に満ちた、空前絶後の本格ミステリー。

    【選考委員 大絶賛!】
    死者が甦る世界でなければ書けない魅惑的な謎に正面から挑んでいる。
    これだけ野心的な設定を用意して、壮大な物語をきちんと着地させた点を高く評価。
    このミステリーはたしかにすごい。
    ――大森 望(翻飲家、書評家)

    現世に蘇ったミイラが何の違和感もなく受け入れられるあたり、
    落語にも似たとぼけた味わいがあり、思わず吹き出しそうになった。
    奇想天外な謎作りといい友情溢れる人間関係劇といい大賞の価値あり。
    ――香山二三郎(コラムニスト)

    探偵役がミイラ、タイムリミット有り、不可能犯罪のほか謎がちりばめられ、
    読ませるポイントが随所に用意されている。
    古代エジプトに興味をもてない方々もぜひ読んでほしい。
    ――瀧井朝世(ライター)
  • 790(税込)
    著:
    遠藤かたる
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    2024年 第22回『このミステリーがすごい!』大賞
    文庫グランプリ受賞作

    行き着く先は破滅か、ステージか!
    待ち受けるどんでん返し!

    (あらすじ)
    大阪で活動する三人組女性地下アイドル「ベイビー★スターライト」は、様々な問題を抱えて危機的な状況にあった。尊大な事務所社長、グループ内での人気格差、恋人から暴力を受けているセンター……そのような中で、“ベビスタ”はさらに大きな問題に見舞われる。メンバーのひとりが事務所で人を殺してしまったのだ。彼女の罪を隠蔽するため、三人は死体を山中に埋めることを決意して――。

    【著者について】
    遠藤かたる
    1988年生まれ。愛媛県松山市出身。甲南大学法学部卒業。現在、化粧品メーカー勤務。第22回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、本作でデビュー。
  • 840(税込)
    著:
    高野結史
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    孤島に立ついびつな形の洋館・奇岩館に連れてこられた日雇い労働者の青年・佐藤。到着後、ミステリーの古典になぞらえた猟奇殺人が次々起こる。
    それは「探偵」役のために催された、実際に殺人が行われる推理ゲーム、「リアル・マーダー・ミステリー」だった。
    佐藤は自分が殺される前に「探偵」の正体を突き止め、ゲームを終わらせようと奔走するが……。

    密室。見立て殺人。クローズド・サークル――ミステリーの常識が覆る!
  • 750(税込)
    著:
    新川帆立
    レーベル: ――
    出版社: 宝島社

    第19回『このミステリーがすごい! 』大賞 大賞受賞作
    「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」――奇妙な遺言状をめぐる遺産相続ミステリー!

    シリーズ累計48万部突破!
    テレビ・新聞・雑誌・WEBニュースほか各メディアで話題

    (あらすじ)
    「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。元彼の森川栄治が残した奇妙な遺言状に導かれ、弁護士の剣持麗子は「犯人選考会」に代理人として参加することになった。数百億円ともいわれる遺産の分け前を勝ち取るべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。ところが、件の遺書が保管されていた金庫が盗まれ、さらには栄治の顧問弁護士が何者かによって殺害され……。
  • シリーズ2冊
    715759(税込)
    著:
    海堂尊
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    「バチスタ」シリーズでおなじみ加納警視正&玉村警部補が活躍する珠玉のミステリー短編集! 出張で桜宮市から東京にやってきた田口医師。厚生労働省の技官・白鳥と呑んだ帰り道、二人は身元不明の死体を発見し、白鳥が謎の行動に出る。検視体制の盲点をついた「東京都二十三区内外殺人事件」、DNA鑑定を逆手にとった犯罪「四兆七千億分の一の憂鬱」など四編を収録。書き下ろしのあとがきを含む電子特典付き。
  • 半年後までに、邪魔なものはみんな“片付ける”――。海老名亜希子は「お掃除コンシェルジュ」として活躍する人気エッセイスト、五十歳・独身。歩道橋から落ちて救急車で運ばれ、その時の検査がきっかけで癌が見つかった。余命は半年。潔く“死”を受け入れた亜希子は、“有終の美”を飾るべく、梅屋百貨店の外商・薬王寺涼子とともに“終活”に勤しむ。元夫から譲られた三鷹のマンションの処分。元夫と結婚した妹との決着。そして、過去から突きつけられる数々の課題。亜希子は邪魔なものを“片付けて”終活に奮闘するが、マンションのクローゼットに大きな秘密を抱えていた――。イヤミスの女王が放つ二転三転の“終活”ミステリー、待望の文庫化です。
  • 748(税込)
    著:
    倉井眉介
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    第17回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作は、サイコパス弁護士 vs. 頭を割って脳を盗む「脳泥棒」、最凶の殺し合い! すべては26年前、15人以上もの被害者を出した、児童連続誘拐殺人事件に端を発していて……。自分は怪物なのか? では人とは何か? 善悪がゆらいでいく主人公に「泣ける!」との声もあがったサイコ・スリラー。
  • 雑誌編集者の楓は、娘の衣装を自作する人気ブロガーに批判的なコメントをしたことから、自身の過去のブログを匿名掲示板で晒され、陰湿なストーカー被害に遭うようになった。一方、寝たきりの妻を抱える官僚の棚島は、家庭や職場でのストレスを解消するため、ブログで執拗に絡んできた女を破滅に追い込もうとする――。ネット上の二人が現実で交叉したとき、驚天動地のどんでん返しが炸裂する。
  • 780(税込)
    2024/5/7 (火) 配信予定
    著:
    三日市零
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    コミカライズも決定した人気作『復讐は合法的に』シリーズ続巻! 美貌の合法復讐屋・エリスは様々な依頼を受ける。逆恨みで嫌がらせを繰り返すYouTuberはどのような報復を受ける? 死亡事件を起こしたブラック企業への反撃の手段とは? ある犬の身に起きた虐待事件。犯人の正体と罪の所在は? そして最後に予想外の事件が起きる。エリスが復讐を果たす前に、依頼人が殺人容疑で逮捕され——。
  • 800(税込)
    2024/5/7 (火) 配信予定
    著:
    福田悠
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    東京の大手老舗文具店のバイヤー・榎本史郎は、京都伏見で文房具店を営んでいた祖母の死を機に、店を継ぐことにした。祖母の形見の硯箱に入っていた、謎の大学ノートとファーバーカステルの鉛筆。物に無頓着な親友が突然くれた高級万年筆。転落死したイラストレーター。大学の書道学科で起きた紛失事件。様々な謎や悩みを、史郎が文房具をヒントに優しく解きほぐす。
  • 累計80万突破! 連続ドラマ化した大ヒットシリーズ、ついに完結!
    相手のしぐさから嘘を見破る美人刑事・楯岡絵麻。相棒である西野圭介の婚約者宅に火をつけた犯人は、12人を殺害した元精神科医の死刑囚、楠木ゆりかだと見破る。絵麻は同僚の筒井とともに、獄中から指示を受け放火した実行犯を探すが、尻尾をつかめない。その間も楠木は絵麻を潰すために、次々とターゲットに襲いかかり--。
    絵麻は仲間を守るため、最後の敵に立ち向かう!
  • 元科捜研研究員の著者が描く、最前線の警察科学捜査ミステリー! 特殊捜査班の熊谷は、ほぼ全焼した養護施設に向かい、科捜研の小春と共に、出火原因の調査を行う。すると煙草の不始末による失火で、その煙草を始末したのは、行方不明の少年・望だと判明。彼が書いた遺書も見つかった。しかし、望が生きていると踏んだ小春は熊谷と共に捜査を続行し……。第22回『このミス』大賞・隠し玉作品。
  • シリーズ3冊
    759850(税込)
    著:
    歌田年
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    第18回『このミステリーがすごい! 』大賞・大賞受賞、読書メーター「読みたい本ランキング」第1位(単行本部門 月間(2020年1月6日~2020年2月5日))の作品が、待望の電子化!
    どんな紙でも見分けられる男・渡部が営む紙鑑定事務所。ある日そこに「紙鑑 定」を「神探偵」と勘違いした女性が、彼氏の浮気調査をしてほしいと訪ねてくる。
    手がかりはプラモデルの写真一枚だけ。ダメ元で調査を始めた渡部は、伝説のプラモデル造形家・土生井(はぶい)と出会い、意外な真相にたどり着く。
    さらに翌々日、行方不明の妹を捜す女性が、妹の部屋にあったジオラマを持って渡部を訪ねてくる。
    土生井とともに調査を始めた渡部は、それが恐ろしい大量殺人計画を示唆していることを知り――。
  • 累計1080万部突破
    『チーム・バチスタの栄光』シリーズ

    厚労省の変人役人 vs 中抜きハイエナ!?
    コロナ三部作堂々の完結!

    「コロナ三部作は、現実の事象をリンクさせつつフィクションでしかできないことをやってのけた」
    鈴木エイト(ジャーナリスト・作家)

    (あらすじ)
    2022年7月、新型コロナウイルスの新規感染者数は1日10万人を超えていた。その頃、東城大学医学部付属病院のホスピス病棟とコロナ病棟の責任者を兼務する田口公平は、医師のワークライフバランスを主張し、病棟に「効果性表示食品」を導入しようとする新任の中堅医師・洲崎洋平に手を焼いていた。田口は問題解決のための禁断の一手として、厚生労働省の白鳥圭輔を東城大に召喚するが……。

    (著者プロフィール)
    海堂尊
    1961年、千葉県生まれ。作家、医師。第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2006年に『チーム・バチスタの栄光』で作家デビュー。著書は「桜宮サーガ」と呼ばれるシリーズを成し、本作および『コロナ黙示録 2020災厄の襲来』『コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴』(以上、宝島社)も連なっている。他に、キューバ革命のゲバラとカストロを描いた「ポーラースター」シリーズ、北里柴三郎と森鷗外の確執を描いた『奏鳴曲 北里と鷗外』(ともに文藝春秋)などがある。
  • 2024年第22回『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリ受賞作!


    「他人からの評価を可視化するアイデアをコンゲームのネタに使っているところがうまい。エンターテインメントとしてたいへんよくできている」大森 望(翻訳家・書評家)

    「ユニークな設定、文章力、テンポもよくて一気読み。さまざまな人物が有機的に連なっていく過程も面白かった」瀧井朝世(ライター)

    「軽妙ライトノベルタッチで展開するキャンパス・サスペンスで、キャラも立っているし呈示される設定もユニーク」香山二三郎(コラムニスト)

    ビジネスセンスを備えた人材の育成を目指す木津庭商科大学では、学食等での支払いのみならず、家賃の支払いや単位の売買にも使用できる「ポイント」を獲得するため、学生たちがしのぎを削っていた。そうした大学において、サークルとは、共通の趣味のために存在するのではなく、事業を行うために存在していた。
    家庭の都合により、突如残り半年で卒業しなければならなくなった2年生の降町歩は、不正にポイントを稼ぐ者たちを摘発する「監査ゼミ」に所属する。家庭教師サークルを装いガールズバーを運営していると噂が出ているサークルに調査に行くが、逆に取り込まれ……。

    単位は買ってでも取得しろ。大学卒業をかけた、一世一代の大仕掛け!
  • 『このミス』大賞シリーズ
    平安転生×ミステリー

    若紫は名探偵!?

    源氏物語の世界に転生したので
    優雅な平安貴族ぐらし…と思ったら
    奇妙な事件が次々と…!

    物の怪に取り憑かれたとされる葵上の死の謎など
    王朝絵巻の事件に令和の就活女子が挑む

    (あらすじ)
    皇居のお濠に転落した就活生の紫乃。目を覚ますと、彼女はなぜか平安時代の幼い姫君に転生してしまっていた。しかもただの平安時代ではなく、そこは「源氏物語」の世界で――!? 紫乃は光源氏にすべてを打ち明け、若紫として生活を続けることに。そんななか、源氏の妻・葵上が急死し、六条御息所の生霊に取り殺されたという噂が立つ。これは殺人事件ではないかと考えた紫乃は真相を探り始める。

    【著者について】
    日部星花
    2001年、神奈川県厚木市生まれ。2019年に「DEATH★ガール!」で第2回青い鳥文庫小説賞金賞を受賞。同年、第17回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『偽りの私達』(宝島社)を刊行し、小説家デビュー。現在お茶の水女子大学に在学中。
  • シリーズ累計130万部突破!宝島社大人気ショートショートシリーズの中から
    おぞましいラストから鬱展開、ドロドロの愛憎劇まで深~~い闇を抱えたイヤミスの物語だけを集めました!

    妹を排除できてすっきりしたはずが……。(中山七里「ふたり、いつまでも」)
    僕が出会ったのは誰にも愛されない可哀想な子。(武田綾乃「かわいそうなうさぎ」)
    ある日を境に、不気味な贈り物が届くようになって……。(林由美子「ギフト」)
    愛の手料理、召し上がれ。(佐藤青南「私のカレーライス」)
    後味がいやなイヤミスの物語、25作品を収録!

    【著者】※五十音順
    伽古屋圭市/桂 修司/貴戸湊太/佐藤青南/新藤卓広/高山聖史/武田綾乃/辻堂ゆめ/塔山 郁/中村 啓/中山七里/ハセベバクシンオー/林 由美子/深沢 仁/深津十一/降田 天/堀内公太郎/森川楓子/柳原 慧
  • シリーズ累計10万部突破
    『このミス』大賞受賞作
    『名探偵のままでいて』続編

    南原清隆(ウッチャンナンチャン)感嘆!
    「幻影の中に誰も見えない真実が見える認知症の祖父とその孫娘。
    登場人物たちが私の心に棲みついて、ミステリーの連鎖にドキドキしながらも、
    一編の人情落語のように余韻が残りました」

    〝密室状況からの消失〟〝学校の七不思議〟――
    謎を解くのは認知症を患う、私の祖父。

    (あらすじ)
    クリスマス直前、居酒屋で〝サンタクロース消失事件〟について議論していた楓たちは、紳士然とした男性・我妻に声をかけられた。彼は、かつて小学校の校長を務めていた楓の祖父の教え子なのだという――。〝連続自殺未遂事件〟や〝泣いている死体〟など、楓や我妻が持ち込む不可解な謎を、レビー小体型認知症の祖父が名探偵のごとく解決する。しかし、その症状は一進一退を繰り返しており……。

    (著者プロフィール)
    小西マサテル
    1965年生まれ。香川県高松市出身、東京都在住。明治大学在学中より放送作家として活躍。
    第21回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2023年に『名探偵のままでいて』(宝島社)でデビュー。
    現在、ラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン.TV@J:COM』『明石家さんま オールニッポンお願い!リクエスト』や単独ライブ『南原清隆のつれづれ発表会』などのメイン構成を担当。
  • シリーズ7冊
    618790(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    祖父と従姉妹とともに火事に遭い、全身大火傷の大怪我を負いながらも、ピアニストになることを誓う遥。コンクール優勝を目指して猛レッスンに励むが、不吉な出来事が次々と起こり、ついに殺人事件まで発生する……。ドビュッシーの調べも美しい、第8回『このミス』大賞・大賞受賞作。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    32年の信頼と実績を誇る、新作ミステリーランキングブックです。巻頭は100巻目前「名探偵コナン」大特集! ミステリーの視点から見た「名探偵コナン」を徹底解析します。各業界人も注目する2020年の国内&海外のミステリー小説ランキング・ベスト20をはじめ、作家生活20周年を迎えた伊坂幸太郎特集、超人気作家による自身の新刊情報&特別エッセイなど、人気コンテンツも充実の一冊です。
  • 累計60万部突破『果てしなき渇き』著者
    デビュー20周年記念、待望の新装版!

    極悪&痛快なバイオレンス・アクション!

    ――敬意を払うに値しない相手には相応の死を。
    それがあたしの流儀。

    殺人強盗放火が日常茶飯事、都会も田舎も等しく極貧にあえぐ20XX年。
    東北のアウトロー少女が荒廃した世界を爆走する!

    (あらすじ)
    20XX年、震災によって荒廃した東北をひとりの少女が爆走する。
    稀代の不良・桐崎マヤ――ナイフを常に持ち歩き、目的のためなら手荒い行為もいとわない、通称“切り裂き”マヤ。
    時に大麻を収穫すべく舎弟を連れて隣県まで乗り込み、時に強盗放火殺人の容疑をかけられながら真犯人を追いかけ……。
    無慈悲な世界を舞台にした連作短編集が、深町秋生デビュー20周年を記念して装いを新たに再臨!


    【著者について】
    深町秋生
    1975年、山形県生まれ。第3回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2005年に『果てしなき渇き』(宝島社)でデビュー。同作は「渇き。」として2014年に映画化。他の著書に「組織犯罪対策課 八神英子」シリーズ(幻冬舎)、「ヘルドッグス」シリーズ(KADOKAWA)など多数。
  • 江戸の両国橋近くに住むおゆうは、老舗の薬種問屋から殺された息子の汚名をそそいでほしいと依頼を受け、同心の伝三郎とともに調査に乗り出す……が彼女の正体はアラサー元OL・関口優佳。家の扉をくぐって江戸と現代で二重生活を送っていたのだ――。優佳は現代科学を駆使し謎を解いていくが、いかにして江戸の人間に真実を伝えるのか……。ふたつの時代を行き来しながら事件の真相に迫る!
  • 東京のとある一角。どこの店も「close」の看板がかかる早朝に、スープ屋「しずく」は、こっそり営業している。フリーペーパー制作の仕事をする理恵はある朝、しずくでポトフを口にした途端に、しずくの虜になった。職場で起きた盗難事件と対人関係で悩み、食欲も減退していた理恵。店主の麻野に悩みを抱えていることを見抜かれて話すと、麻野は推理を繰り広げ、鮮やかに解決する!
  • 電車内には、たくさんの物語があふれている――

    世界23言語に翻訳
    『人生写真館の奇跡』
    著者書き下ろし最新作!

    笑いあり、涙あり、感動あり!
    3分で楽しめる一駅間の超短編集!

    (あらすじ)
    母親から教育虐待を受けている児童を救うため、立ち上がる三人の乗客たち。その方法とは……(「通勤電車の流儀」)。一週間で一番憂鬱な月曜日。そんなとある月曜日、満員電車に乗っていると聞こえてきたのは笛の音で――(「月曜日の笛吹き男」)。駅と駅のあいだの時間で一編が楽しめる、山手線をテーマにしたチャーミングでシュールでハッピーなショートショート・ミステリー全30話、詰め合わせ!

    (著者プロフィール)
    柊サナカ
    1974年、香川県生まれ。第11回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として、『婚活島戦記』で2013年デビュー。他の著書に『人生写真館の奇跡』『古着屋・黒猫亭のつれづれ着物事件帖』「谷中レトロカメラ店の謎日和」シリーズ(以上、宝島社)、「機械式時計王子」シリーズ(角川春樹事務所)、「二丁目のガンスミス」シリーズ(ホビージャパン)、「天国からの宅配便」シリーズ(双葉社)、『お銀ちゃんの明治舶来たべもの帖』(PHP研究所)、『ひまわり公民館よろず相談所』(KADOKAWA)などがある。
  • 『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作家最新作
    地面師vs中国系半グレ!激しい騙し合いの末、消えた4000万円は誰の手に?

    陸上自衛隊・特殊作戦群に所属していた橘。現在は地面師グループの一員として、北海道の土地を利用して大金を騙し取っている。
    今回もいつものように海外企業から金を奪うことに成功した橘は、仲間との合流地点に向かう。
    しかし、そこで仲間の一人が無残な姿で殺害されていた。
    さらにその仲間が預かっていたはずの金はどこにもないうえ、なぜか謎の中国人たちに追われることになり……。

    北海道で激しく繰り広げられる、至極のガンアクションエンターテインメント!
  • 『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作家最新作


    大正時代から現代に戻る鍵は関東大震災!?
    現役医師が描く医療ミステリー×タイムリミットサスペンス

    研修医の井筒は東北旅行中、ある洞窟の割れ目に吸い込まれ、
    大正12年6月の東京・王子にタイムスリップした。
    近所にある病院の院長宅に居候することになった井筒は、
    診察を手伝い、病院に持ち込まれる事件や謎を解決しながら現代への戻り方を探る。
    そして9月1日の関東大震災発生時、王子で時空の扉が開く可能性が高いことを知るも、
    井筒は8月から大阪へ往診に出かけることになり――!?
  • シリーズ11冊
    715770(税込)
    著:
    柏てん
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    ワーカホリックな29歳、れんげ。会社から唐突な退職勧告を受け帰宅すると、結婚予定の彼氏と見知らぬ女!?「俺がいなくても、れんげは生きていけるだろ?」。そんなことあるか、ボケ!! 傷心のれんげは旅立つ、超メジャーだが未踏の地、京都へと。そこで出会ったのは、おっとり系大学生男子とおしゃべりな黒狐。黒狐曰く「れんげの願いを叶えて、徳を積むのです!」。スルーしたものの、次々と怪異に巻き込まれ……。あやかしと老舗甘味を巡る、不思議な物語、開幕です!
  • 880(税込)
    著:
    城山 真一
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    シリーズ累計12万部突破
    人生が交差する驚愕の傑作・刑務所ミステリー

    ミステリー的な息詰まる葛藤劇が並ぶが、その一方で、心温まる着地があり、感涙にむせぶ人生賛歌もある。読者は体を熱くして読み進めることになるだろう。
    池上冬樹(文芸評論家)
    河北新報 ほか/時事通信 2022・3・8配信

    骨太にして珠玉。前作を超えるサプライズと感動を、たっぷり味わっていただきたい。
    大矢博子(書評家)

    (あらすじ)
    釈放前の更生プログラムに参加した模範囚が、外出先で姿を消した。発見されるまでの「空白の30分」でいったい何が起きたのか(「しゃくぜん」)。刑務所内で行なわれた運動会の翌日、集団食中毒が発生。これは故意の犯行なのか。炊事係の受刑者が容疑者に浮上するが……(「甘シャリ」)。自身の信念を問われるような事件の数々に奔走する刑務官たち。一方そのような中、敏腕刑務官・火石には不審な動きが――。


    (著者プロフィール)
    城山真一
    1972年、石川県生まれ。金沢大学法学部卒業。『ブラック・ヴィーナス 投資の女神』で第14回『このミステリーがすごい! 』大賞を受賞。他の著書に『仕掛ける』『看守の流儀』(以上、宝島社)、『相続レストラン』(KADOKAWA)、『ダブルバインド』(双葉社)など。

    ※本書は2022年2月に刊行した単行本『看守の信念』を文庫化したものです。
  • 裂かれた腹に石を詰められ、特殊詐欺グループの男が殺された。死体のそばに置かれていたのはグリム童話の一ページ。男は『赤ずきん』の狼に見立てて殺されたのだ。
    その事件を皮切りに、焼けた鉄の靴を履かされて死ぬまで踊らされた『白雪姫』の母親、作中の妻たちのように吊り下げて殺された『青髭』の男など、童話の悪役を想起させる殺人が次々と起こる。

    戦慄のサスペンス・ミステリー!
  • 宝島社のショートショートシリーズ累計125万部突破!

    幼い二人はなぜ殺されたのか。(中山七里「オシフィエンチム駅」)
    一年前に夫が死んだ場所で、妻が望んだのは……。(安生正「白い記憶」)
    この物語の意味に気づいた時、あなたはきっと戦慄する。(岡崎琢磨「三霊山拉致監禁強姦殺人事件」)
    「父を殺した」と言う、祖父の言葉の真意とは。(海堂尊「赤い顔」)

    宝島社の大人気ショートショートシリーズから、鮮やかで濃密な殺人事件の物語を25作品、厳選!
  • 人が死ななくても、ミステリーってこんなに面白い!

    『このミス』大賞シリーズのなかから、著者自ら選んだ“人の死なないミステリー”のみを集めました!
    抽選くじの番号が重複してしまった理由とは……岡崎琢磨「ビブリオバトルの波乱」。
    危険なダイエットを続ける女子大生に隠された秘密とは? 友井羊「ふくちゃんのダイエット奮闘記」。
    日常に潜む謎を名探偵たちが華麗に解決! 怖がりさんでも楽しめるとっておきのミステリー集。


    【目次】
    ビブリオバトルの波乱(「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズより)
    岡崎琢磨

    緋色の脳細胞(『名探偵のままでいて』より)
    小西マサテル

    知識と薬は使いよう(「薬剤師・毒島花織の名推理」シリーズより)
    塔山 郁

    ふくちゃんのダイエット奮闘記(「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」シリーズより)
    友井 羊

    暗い部屋で少年はひとり(「谷中レトロカメラ店の謎日和」シリーズより)
    柊サナカ
  • 電子書籍限定にて連載した『このミステリーがすごい! 中山七里「いまこそガーシュウィン」vol.1~4』、待望の書籍化です!

    アメリカで指折りのピアニスト、エドワードは、大統領選挙の影響で人種差別が激化し、変貌しつつある国を憂い、音楽で何かできないか模索していた。そこで、3カ月後に予定しているカーネギーホールでのコンサートで、黒人音楽を愛した作曲家、ジョージ・ガーシュウィンの名曲「ラプソディ・イン・ブルー」を弾くことを思い立つ。しかし、マネージャーがガーシュウィンでは客を呼べないと反対したため、ショパン・コンクール中に演奏で人命を救い、一躍有名になった男、岬洋介との共演を取り付けることにした。一方、新大統領の暗殺計画を進めていた〈愛国者〉は、依頼主の男から思わ提案をされー一。音楽の殿堂、カーネギーホールで流れるのは、憎しみ合う血か、感動の涙か。

    どんでん返しの帝王が放つ、累計168万部突破の音楽シリーズ最新刊!
  • シリーズ4冊
    715790(税込)
    著:
    志駕 晃
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    麻美の彼氏の富田がタクシーの中でスマホを落としたことが、すべての始まりだった。拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる凶器へと変わっていく。一方、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され……。
  • シリーズ2冊
    780(税込)
    著:
    南原詠
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    第20回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作が待望の文庫化!
    型破りな女性弁理士の剛腕が炸裂! 特許をめぐるまったく新しいリーガルミステリー!

    特許権を盾に企業から巨額の賠償金をふんだくっていた凄腕の弁理士・大鳳未来。
    現在は「特許権侵害を警告された企業を守る」ことを専門にし東奔西走している。
    今回のクライアントは、映像技術の特許権侵害を警告され、活動休止を迫られる人気VTuber・天ノ川トリィ。
    調べるうちにさまざまな企業の思惑が絡んでいることに気づいた未来は、トリィを守るため、いちかばちかの賭けに出る――。
  • 仕掛けられた「騙り」の罠
    十三回忌の夜、嵐で孤立した家で起きた事件の真相とは?

    市川憂人さん推薦!
    「誰が毒を入れたのか?
    油断するなかれ。大胆かつ巧妙に淹れられたその謎は、単純に見えて深く濃い。
    カップの底から真相が浮かび上がるとき、読者は『自分が何服も盛られていた』ことに気付くだろう」


    (あらすじ)
    自室で毒入りコーヒーを飲んで自殺したとされている箕輪家長男の要。
    遺書と書かれた便箋こそ見つかったものの、その中身は白紙だった。

    十二年後、十三回忌に家族が集まった嵐の夜に、今度は父親の征一が死んだ。
    傍らには毒が入ったと思しきコーヒーと白紙の遺書――要のときと同じ状況だった。

    道路が冠水して医者や警察も来られないクローズドサークル下で、過去と現在の事件が重なり合う!


    (著者プロフィール)
    朝永理人
    1991年生まれ。福島県郡山市出身。第18回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『幽霊たちの不在証明』で2020年にデビュー。
    他の著書に『観覧車は謎を乗せて』(以上、宝島社)がある。
  • 謎の異常気象! 連続怪死事件!
    その猛烈な吹雪が過ぎ去ると、死体の山が築かれる――

    「あらゆるジャンルを覆い尽くす、前人未到の“絶滅”娯楽小説!
    “人類絶滅”が絵空事ではなくなった今、本作が描く”犯人“も創作とは言い切れない」
    ――小島秀夫(ゲームクリエイター)

    「どう考えても、必読の一冊」
    ――村上貴史(書評家)

    累計137万部突破「生存者ゼロ」シリーズ著者が贈る、衝撃パニック小説

    (あらすじ)
    アフガニスタンと中国を結ぶワフジール峠で、中国の国境警備隊が全滅した。
    タジキスタン側から登ってきた日本の気象観測隊も、猛烈なブリザードのもとで何ものかの襲撃を受ける。
    果たして極寒の山岳地帯でなにが起きたのか。グリーンランドで同様の現象を目にしたプロ登山家の甲斐は、
    連絡の途絶えた気象観測隊の救出に協力するよう政府に求められ、研究者とともにワフジール峠に向かうが……


    (著者プロフィール)
    安生正
    1958年生まれ。京都府京都市出身、東京都在住。京都大学大学院工学研究科卒業。
    第11回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『生存者ゼロ』(宝島社)にて2013年デビュー。
    現在、建設会社勤務の傍ら、執筆活動を続けている。他の著書に『ゼロの迎撃』『ゼロの激震』(ともに宝島社)、『レッドリスト 絶滅進化論』(幻冬舎)、『不屈の達磨 社長の椅子は誰のもの』(角川春樹事務所)など。
  • どんでん返しの帝王・中山七里が描く、シリーズ累計160万部突破の音楽シリーズ、新連載スタート!

    本シリーズはデジタル限定で全4回連載。本書vol.1以降、3か月毎に新刊を配信予定です(次回vol.2は2023年1月に配信予定)。

    ショパン・コンクールで入賞し、アメリカで指折りのピアニスト、エドワード。彼は大統領選挙により変貌しつつある国内の様子に憂い、音楽を通して何かできないか模索していた。一方、暗殺者である〈愛国者〉はある男から新大統領の抹殺を依頼される――。
    電子版特別エッセイ「右も左も上も下も」掲載。
  • シリーズ6冊
    803840(税込)
    著:
    塔山郁
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    ホテルマンの水尾爽太は、処方薬を丹念に塗るも足の痒みがおさまらず、人知れず悩んでいた。薬をもらいに薬局へ行くと、毒島という女性薬剤師が症状を詳しく聞いてくる。そして眉間に皺を寄せ、医者の診断に疑問を持ち……。急激な眠気に襲われるホテル従業員、薬を過剰に要求してくる老人、ダイエット薬を格安で売る病院など、水尾は毒島とともに、薬にまつわる様々な事件に挑む!
  • 第21回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉

    六年付き合った彼氏に手酷く裏切られたOL・麻友が出会ったのは「合法復讐屋」エリス。
    弁護士資格と法律知識を活かして麻友の復讐を代行したエリスは、その後も様々な依頼をこなす。
    妄想じみた依頼から辿りつく、殺人事件の意外な真相とは。法律の通じない権力をもつ相手に、エリスはどう立ち向かうのか。
    そして最後のターゲットはエリスと同じ「復讐屋」……。
    異色の連作リーガルミステリー!
  • 790(税込)
    著:
    倉井眉介
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    あなたの町は殺人鬼だらけ、かもしれない
    読者を悪夢的迷宮にいざなう、寓話的ミステリー

    映画化で話題&『このミス』大賞受賞作の『怪物の木こり』著者最新作!

    人殺しの現場を目撃してしまった塾帰りの高校生・辻浦良太。
    彼は、ある秘密に気付いてしまい……
    あかね町――この町は何かがおかしい。


    (あらすじ)
    あかね町には人殺しがたくさんいて、至るところでしょっちゅう人が殺されている――。
    夜のあかねの森公園で人殺しの現場を目撃してしまった塾帰りの高校生・辻浦良太は、暗視ゴーグルをつけた謎の女性に助けられてなんとか難を逃れた。
    しかし、彼女曰く、この町では警察は助けてくれず、通報すれば必ず報復で殺されることになるという……。
    妄想か、真実か。奇妙な町を舞台にした殺人物語。

    (著者プロフィール)
    倉井眉介
    1984年、神奈川県横浜市生まれ。帝京大学文学部心理学科卒業。
    第17回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2019年に『怪物の木こり』(宝島社)でデビュー。
  • 殺人罪を自白しながら自分の本名を頑なに隠す被疑者の目的とは。

    「もう一人埋めました」という供述で事件の様相はどう変わるか。

    「風邪をひいたから夫を殺した」という言葉が示す真相とは。

    認知心理学で嘘を見破り、事件を解決に導く検事・大神。検察事務官・朝比奈は彼のもとで成長し、その成長は大神にも影響を及ぼしていく。しかし、新しい被疑者は、大神の過去に関わる人物で……。
  • 大自然の中で謎と心が解かれる!
    キャンプ飯が評判のアウトドア・ツアー会社「満天キャンプ」。ある事件を通して常連となった刑事の霧谷歩子はそこで様々な謎に遭遇する。バーベキューの最中起きた奇妙な誘拐、死体が消えると噂の山、高級別荘地の窃盗団。
    キャンプガイド・天幕包助がアウトドア知識と料理の腕前を活かして事件を解決し、関係者の心を癒やす、爽快アウトドア・ミステリー。
  • 第21回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉!
    街に潜む悪人を次々と殺し始めた犯人は、主人公がかつてデザインし
    お蔵入りになったヒーロースーツを着ていた!?
    ご当地ヒーローの運営会社で働く青年が、町田で起きた連続殺人事件の真相に迫る。

    東京・町田の人気ご当地ヒーロー、マチダーマン。その運営会社であるMHF(マチダ・ヒーロー・ファクトリー)のデザイン部で働く志村は、ある日テレビのニュースを見て衝撃を受ける。町田で少年が誘拐されたが、何者かが誘拐犯を殺害し、少年を救出。助けられた少年が「正義のヒーロー」として描いた絵は、かつて志村がデザインし、お蔵入りになったはずのヒーロースーツと酷似していた!周囲は空似だというが、志村が悶々とするなか、第二の事件が起き――。


    (著者情報)
    おぎぬまX
    1988年、東京都生まれ。元お笑い芸人。ギャグ漫画家として2019年に『だるまさんがころんだ時空伝』で第91回赤塚賞入選。2021年には「ジャンプSQ.」(集英社)にて『謎尾解美の爆裂推理!!』を連載(同社より単行本も刊行)。また、ジャンプ小説新人賞2019・小説フリー部門にて銀賞を受賞し、『地下芸人』(集英社)で2020年に小説家デビュー。他の著書に『キン肉マン 四次元殺法殺人事件』(集英社)がある。2023年、第21回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として本作が選出される。
  • 小説でこんなにも笑ったのは、いつ以来だろう?
    もしかして、初めてではなかろうか?!
    七尾与史先生は、センスの塊。――神永学(作家)

    作者が作品世界を構築する姿勢はきわめて真摯で丁寧だ。
    ふざけることに対して、全く手を抜いていない。――古山祐樹(書評家)

    ヌーディスト法が施行された日本で、全国初の全裸刑事が登場!
    累計55万部突破『死亡フラグが立ちました!』シリーズの著者、前代未聞の短編集

    (あらすじ)
    「全裸は究極のエコだ」時の総理大臣がヌーディスト法の施行を高らかに宣言してから一年。
    人々の価値観は多様化し、日本は公共の場での全裸生活を認めることとなった。
    そしてついに、警視庁に全国初となる全裸刑事が登場した。彼の名は茶理太郎――通称チャーリー。
    捜査一課強行犯第5係の警部である彼は、反全裸派の相棒・七尾を巻き込み、ヌーディスト絡みの事件を次々と解決していく!

    (著者プロフィール)
    七尾与史
    1969年、静岡県生まれ。第8回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました! 』(宝島社)で2010年デビュー。
    他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「山手線探偵」シリーズ(ポプラ社)、「バリ3探偵 圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)など多数。
  • 捜査一課八係・八班に異動となった原麻希。そこへ平成生まれの手塚大翔巡査部長が配属されてくる。いつもスマホを手放さない手塚を、上司の広田達也は「スマホ刑事」と揶揄する。そんななか、住宅街での不自然な連続孤独死が発覚。事件のにおいを嗅ぎ取った麻希は捜査にあたるが、その裏には過去に日本を震撼させた悪質な事件が隠されていた――。キレ者女性刑事が活躍する、人気警察小説シリーズ、新章スタートです!!
  • エブリスタ×宝島社の『この文庫がすごい!』大賞の受賞作

    生来の虚言癖が災いし、クビ同然に福岡県警から放逐され、ヤクザにも追われる立場となった橘涼真。そんな彼に唯一手を差し伸べたのは、警察庁の組織犯罪対策部だった。選択の余地がないまま涼真は潜入捜査官となり、日本最大のヤクザ組織「阿頼組」五代目の一人娘に接近するが⋯⋯。涼真の口から勝手に飛び出す嘘が、歴戦のヤクザたちを翻弄する! 虚実混交のジェットコースタークライムノベル登場!
  • 第21回 『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作!

    「どんでん返しが大好きな私にとって最高の作品でした!
    最初から最後まで、物語にどんどんと引き込まれていき、そしてある一文で鳥肌が立ちました。
    狂気に満ちた人間たちに翻弄されて、読み終わったあとは放心状態になります。
    沢山伏線がはってあるので、何度も読み返したくなる作品です!」――齋藤なぎさ(女優・声優)

    「二転三転四転五転の展開にねじ伏せられました」――瀧井朝世(ライター)

    十年前、洋食屋を営んでいた父親が通り魔に殺されて以来、母親も失踪、それぞれ別の親戚に引き取られ、不遇をかこつ日々を送っていた小林姉妹。
    しかし、妹の妃奈が遺体で発見されたことから、運命の輪は再び回りだす。

    被害者であるはずの妃奈に、生前保険金殺人を行なっていたのではないかという疑惑がかけられるなか、
    妹の潔白を信じる姉の美桜は、その疑いを晴らすべく行動を開始する。

    (著者プロフィール)
    1987年生まれ、京都府出身。京都府立大学卒業。第8回「暮らしの小説大賞」を受賞し、『焼けた釘』(産業編集センター)で2021年にデビュー。2022年、本作で第21回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞。
  • 第9回『ネット小説大賞』の受賞作。濡れ衣のネット炎上&逆転を描いたサスペンス! ウェディングプランナーとして充実した日々を送っていた藍原ひかる。ある日、トラブルだらけの披露宴に出くわし、騒ぎの収拾に手を貸した。――その後日。「#A原、死んで詫びろ」「#A原を許さない」ハンドメイド作家としてSNSで知名度のあった新婦の投稿から、瞬く間に式当日のずさんな対応が拡散され、なぜかその責任者として藍原の名前が挙がっていたのだ。悲劇のヒロインとして注目を浴びたい新婦、広がる炎上に愉悦感を覚えて火種を投下し続ける新婦友人、ゲーム感覚で藍原の個人情報を特定していくネット民。絶体絶命の窮地で、藍原が出会った弁護士・九印葉桜は彼女に“前代未聞の訴訟”を提案し……。怒濤の逆転劇が幕を開ける!
  • 小説投稿サイト「エブリスタ」上で開催したコンテスト『この文庫がすごい!』大賞を受賞したパニック・ホラー・アクション! 水上だけでなく湿地や砂浜すら走破できる船舶、エアボート。日本では数少ないエアボート操縦士の菊崎鷹彦は、新潟県の阿賀野川で、河川遊覧から警察の水上任務のバックアップまで様々な仕事を請け負っていた。ある日菊崎は、依頼を受け支流の湿地帯へと向かうが、そこで驚くべき光景を目にする。動かなくなった人間に、大型の巻き貝が何十体も群がり、触手のような細い管を思い思いに皮膚に突き刺していたのだ……。元自衛官がエアボートを自在に操り、猛毒を持つ巻き貝の群れと、その背後に隠された恐るべき陰謀に立ち向かう!
  • ヒトとは――? 人類の本質に迫る問いにテンション高めで挑む人々のバチバチな生存競争(サバイバル)が秀逸!――冲方 丁(作家)

    第21回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作です。
    大学院で霊長類学を研究する季華が所属する研究室に、米国企業からコンゴでの道路建設に関するアセスメントへの協力依頼が舞い込む。
    調査対象であるボノボの生息地を目指してコンゴの大地を進む調査隊。彼らは森の中から助けを求めにやってきた少年に出会う。
    その矢先、調査地付近の村で人々が何者かに惨殺され――。霊長類学の聖地で繰り広げられる、衝撃のパニックサスペンス!

    【著者について】
    美原さつき(みはら・さつき)
    1986年生まれ、大阪府大阪市出身。滋賀県立大学・滋賀県立大学大学院では環境動態学を専攻。現在は衛生管理会社に勤務。第21回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、本作でデビュー。
  • 770(税込)
    原案・脚本:
    岡田道尚
    ノベライズ:
    ハセベバクシンオー
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    第73回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門招待作品!

    主演:中島裕翔(「ピンクとグレー」)×監督:熊切和嘉(「私の男」)×原案・脚本:岡田道尚(「マスカレード・ホテル」シリーズ)のタッグで放つ、
    ワンシチュエーション・スリラー『#マンホール』(2023年2月10日公開)を、『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作家の著者がノベライズ!
    予測不能、驚愕の結末を本でも楽しめます。

    (あらすじ)
    自身の結婚式前夜に開かれたサプライズパーティーで、新たな人生の幕開けを同僚たちに祝われる「川村俊介」。
    パーフェクトな自分の人生に満足していたが、その帰り道、深酔いした彼が暗闇のなか目を覚ますと、そこはマンホールの底だった。
    手元にあるのはスマホだけ。
    しかしGPSは誤作動を起こし、知人や警察も当てにならない。
    タイムリミットの夜明けが迫るなか、唯一通話できた「元カノ」と、SNSでアカウントを立ち上げてつながったフォロワーたちに助けを呼びかけるが、事態は予想外の展開に向かうのだった――。
  • 宝島社×エブリスタ
    『この文庫がすごい!』大賞 受賞作
    応募総数1874作品

    その探偵、食べものの声を聞く【フードヒアリング】!

    漫画家を目指すフリーター宇佐見太一は事故で意識不明となってしまう。
    目覚めたのは、高校時代に自分が描いていた漫画『食べもの探偵トモアキの事件簿』の世界。
    “食べものの声”を聞き事件を解決する奇妙な探偵・トモアキの助手をしつつ、
    現実世界への帰還を目指すが徐々に意識の境界が揺らぎはじめ……!?

    一方で宇佐見の友人である沙月は、彼を目覚めさせる、とあるアイディアを思いつく!
    交錯する夢と現実。謎だらけの名探偵。
    新感覚クロスオーバーミステリー!
  • シリーズ累計120万部突破! 宝島社の大人気「ショートショート」シリーズの中から
    “最後の1行”“最後の1ページ”であっと驚くどんでん返しの物語だけを集めた傑作選、第2弾です。
    「チーム・バチスタ」シリーズの海堂尊、「岬洋介」シリーズの中山七里、「珈琲店タレーラン」シリーズの岡崎琢磨、『元彼の遺言状』の新川帆立、『木曜日にはココアを』の青山美智子など、ベストセラー作家が勢揃い!

    【著者】 ※五十音順
    青山美智子/一色さゆり/岡崎琢磨/海堂 尊/柏 てん/喜多 南/喜多喜久/黒崎リク/佐藤青南/沢木まひろ/志駕 晃/上甲宣之/新川帆立/辻堂ゆめ/塔山 郁/友井 羊/中山七里/英アタル/林由美子/柊サナカ/堀内公太郎/三好昌子/山本巧次
  • 応募総数13,116作品
    ネット小説大賞受賞作品!!

    名状しがたいオカルト事件
    這い寄る狂気はすぐそこにある


    怪しげな男、曽根崎慎司は、警察では手に余る名状しがたい怪事件を請け負う「怪異の掃除人」だ。そんな彼のもとでアルバイトをする竹田景清も、不可解な事件に巻き込まれていく。

    街中で見つかるちぎれた小指。
    吸えば溺死する漆黒のタバコ。
    体の一部が喰われる夢。

    そして、生ける炎を信仰するカルト教団。
    狂気に呑み込まれてしまえば、終わり。闇の底から這い寄る怪異に立ち向かう、ホラーサスペンス開幕。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

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