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事件、社会ものの第一人者、登道烈山　本名　望月恒広が、狭山身代金少女誘拐殺害事件、石川一雄無罪に迫る。　1963年5月1日起きた、狭山身代金少女誘拐殺害事件だが、この事件の根底にとあるのは、石川一雄差別地区出身と言うところにとあった。　　この事件よりほぼ1カ月前の1963年3月31日村越吉展ちやん誘拐事件が起きた。　犯人にと身代金引き渡しの際、40人もの捜査員を配置しておきながら、真犯人を取り逃がすという、大失態を演じることとなる。　当時村越吉展ちやん、誘拐事件で50万の身代金を盗られたうえに、犯人を取り逃がしたことから、警察に対する避難は大きなものとなっていた。　これにと慌てた警察は、何としても狭山事件の即急犯人検挙の必要にと、迫られていた。　そこで目にと止まったのは、被害者の少女の通学路の途上にとある、養豚場だった。　それは被害者の少女の遺体を、埋めたとされるスコップが、養豚場から盗まれたものだった。　そこで目をつけられたのが、差別地区出身の石川一雄氏だった。　　そもそもこの事件には被害者の少女の体内にと残されていた、真犯人の体液というものが、B型のLe(a-b+)ということが、判明しているではないのか。　ならばこれ程の絶対的な証拠が、何処にとあろうか。　今日のDNA鑑定の精度は、まずは100パーセントだ。　これを石川氏のDNAと比べたかどうか。ということではないのか。　筆跡がどうのこうの等の、二次的なことを言う前にこの絶対的な証拠が、あるではないか。これほど簡潔明瞭ものが、どこにとあろうか。　確かにと事件当時の1963年頃は、DNA鑑定は無い。　これが採用されたのは、1989年のことで26年程先の話しだか、しかし1989年以降に石川氏のDNAと比べたかにと尽きる、ということではないのか。　もしこれをやって、隠しているとならば、これはただ事ではない。証拠捏造だ。　今日警察の出す証拠により、98パーセントは、有罪にされるという。　つまり裁判所は警察の出す証拠を、鵜呑みとしているということである。　ならばその証拠を捏造するなどということは、まさにと今日の司法制度を根底から覆す、重大な犯罪以外何ものでもない。

事件、社会ものの第一人者、登道烈山、本名望月恒広が30人殺害という、我が国犯罪史上未曾有の大事件、津山三十人殺害事件にと臨む。　　この事件は結核という、1930年代当時不治の病にと感染した、犯人の都井睦雄が。　犯行現場となる、岡山県の西加茂村貝尾集落において、非難排斥、誹謗中傷をうける。　都井一家は村八分の憂き目をこうむる。　このため積もりに積もった怨念から、未曾有の一大事件にといたる。　ならばこれ程の大量殺人にと至った、住民との確執、怨念の深さたるや何か。　その闇の深さというものを掘り下げ、追及するものです。

事件ものの第一人者登道烈山　本名　望月恒広が、闇に屠られた、府中3億円事件を切る。　果たして真犯人だれか。　この府中3億円事件が、発生から半世紀以上もたち、今日なお持ち上げられると言うのは、この3億円というのは、今日の貨幣価値からしたら、事件当時大学初任給が、約3万600円。今日の大学初任給が22万6000円。 この値というものからして、20億円余りにも匹敵する巨額なものだった。　しかもこれが、劇場型犯罪でありながら、世間の注視を煙に巻き、時効で逃げ切り完全犯罪成し遂げるという、離れ業を演じたことだろう。　果たして真犯人は何者か。　そこには計画、実行犯となる、真犯人Xの親、兄弟の言うに言われぬ貧窮、窮乏に落とし込む、肉親ならではの、切っても切れぬしがらみがあった。　この苦悩から追い込められた、真犯人Xの3億円事件に至る、原動力と成して行った。　その道程をここから、突き詰めて行こう。　果たして真犯人Xは何者か。　闇に屠られた3億円事件を、半世紀以上の時を経て、突き詰めて行くこととなります。

事件ものの第一人者。登道烈山、本名望月恒広が、｢たか号｣沈没に迫る。　ジャパン、グアムヨットレース途上、シケの海で高波に飲まれ、｢たか号｣は転覆、沈没はからずや大海の藻屑と消え去る。　そして救命ゴムボートで、クルー6名の命綱の水、食料が流出ほとんど何もないなか、太平洋の波浪の間に間をあてどもなくさ迷う、27日間のたった横川優輝　　ただ一人生き残る、漂流地獄絵図は始まった。　次々と死亡するクルー。凄絶なる漂流地獄絵図。　ジャパン、グアムヨットレース参戦前夜の横川優輝の会社とのしがらみ、家族との板挟みの人間模様。　果たしてそれはいかばかりか。

遂にに事件史上初めて、｢おい小池！｣徳島、淡路父子殺害事件単行本化なる。　親子二人強盗放火殺害の、捕まれば死刑確実の小池俊一。　それは小池にとって命運をかけた、必死の逃亡だった。　殺人事件に時効なし、それは小池にとって、逃げて逃げて、地の果てまで逃亡するしかなかった。　小池を晒し者にする、300万の懸賞金、全国にと張り出された108万枚のポスター。　4000件余りに渡る情報提供。　追い詰め窮鼠小池が、52歳で死ぬまで11年余りに渡って生き延びれたのは、やはりそれだけの、大きなアシストがあればこそである。　はたしてそれは何か。　しかし小池も人の子、こうなってもなお、残された家族への慕情。その板挟みでと悶え苦しむ。　そして小池俊一、52歳で心臓病で死をもってして11年余りに渡る決死の逃亡に終止符をうつ。　登道烈山、事件史上初めて真相に迫る。

少女A子、母親タリウム毒殺未遂事件で、逮捕。　実母にとタリウムという毒を盛り、ブログにと毒殺日記を書き綴る、日本犯罪史上類例を見ない暴挙。　それは少女A子の狂信的崇拝して止まない、一世紀に一人と言われる毒殺魔、グレアムヤングを模写したものだった。　しかし周りの人間にと、手当たり次第に毒を盛った、グレアムヤング。　ところが少女A子は、母親一人のみのターゲットにした、犯行だった。　果たしてそこに何が、隠されているのか。　実母に毒を盛り、しかも意識不明の植物人間にと、おとしめるまでにといたった、世を震撼させた、この猟奇事件。　母親と少女A子との、熾烈な葛藤たるや果たして何か。

「連帯責任です。」恐怖に食いつぶされ、次々と逃亡する人質たち。その代償は残された人質への、処刑だった。全国から殺到した犯人狙撃、人質救出へのシュプレヒコール。精神的に屠殺された最後まで残された、9人の女性人質。　男性人質を後部座席へ追いやり、女性人質を前部へと移動、その際の序列が生死をわける。トイレ休憩を人質にとつのり、いの一逃亡という幸運を手に入れた、西瀬恵美子。　　第一通報者をよそおい、世間の目をはぐらかそうとし、迫真の名演技。行きずりの人質に、義理もなにもなかった。　「連帯責任」という名のもとに、山本由香理を、報復の屠殺にかかる少年A、被害者の首っ玉に念には念を入れて突き立て、瀕死の重症を負わせる。　パニックから松長幹穂、窓から決死の逃亡。松長幹穂の逃亡の代償に、処刑される三人目の犠牲者、塚浦達代。牛刀で必要に頸動脈を突き立てる。　さらに後部座席から男性人質が、窓から逃亡。連帯責任の名のもとに、瀕死の塚浦達代に、止めの凶行及ぶ。凄惨なる悪魔の晩餐が始まった。　塚浦達代への、めった刺しの凶行、水溜まり状に鮮血がほとばしり、車内はヘドの出るような、異様な鮮血の臭いが、充満しつくす。　次は我が身か、人質ちに背筋が縮み上がり凍り付く、異常なまでの戦慄が走る。車内は押し殺ししたような、重苦し殺伐とした情景にと、包み込まれた。次にいの一処刑宣告された、長瀬知理。この後車内は心理の屠殺場と、変貌していくこととなる。　長瀬知理の次にと、処刑宣告された池辺美知。死刑執行への独房にと、繋がれたように順番待ちをする、十二時間余りの精神的屠殺に会う二人。　ロシアルーレットなみの、極限的精神的なぶりをま食らう、長瀬知理。車内は人間不信のむれむれとする、地獄絵図と化す。何度も死の覚悟した、いの一処刑宣告の長瀬知理。犯人狙撃抜本的解決策を、取らなかったため、翌朝まで精神的屠殺、なぶられる女性人質たち。　この裏で全国から殺到した、犯人狙撃、人質救出シュプレヒコール。　肉体的傷は癒えても、心のトラウマは、何倍も長きに渡ってうずく。　肉体的、精神的両面から捉えてみて、はじめて分かる事件の全貌。　突入直前の警官隊と少年Aの、切迫した駆けひき。運命の五時三分警官隊突入、バスジャック全面解決。救出された女性人質たちの、ひきつった顔こそ、残痕とどめて止まず。

このいわきいじめ裁判は学校での、いじめ児童の自殺問題の、先駆けとなる裁判で、社会にと訴えるものは、大きなものがあります。　　御存知のとおりこれ以降、後を絶たない児童のいじめ自殺問題、大きな社会問題と化していきます。　子供がいない、あわてふためく両親。するとカモイにと首を吊った、無惨な我が子の自殺体を発見、とりみ乱す両親。　必死にと息子の死を、否定しょうとする両親。　検死にかけられる息子の遺体。方々に青アザも生々しい息子の遺体。古キズを消毒薬でえぐる、必要な現場検証。　大学ノートにびっしりと書かれた、遺書を発見。将来の夢、最と勉強をしたかった。と訴える息子。　しかし息子の人生を、木っ端微塵に打ち砕く、運命的な出来事、卑劣な校内暴力、いじめ。　九人の悪辣にいびりなぶられ、いじめの底無し沼、蟻地獄へとはまりこむ。精神的追い詰められたいじめは、自殺へと直結する。　死神が微笑む、第二の生、極楽浄土のユートピアで、好きな勉強が出来る。と死神は手招く。自分と同じめにとあっている、五万といる仲間の、声ならぬ声の代弁を。　さて食いごろとみるや、息子の銭にとたかりつき始めた、悪ども。　味をしめた悪ども、ダニのように取り付き、骨の髓までしゃぶりつくす。散髪代までむしりとられる。　このことを、口外出来なかった両親に、複雑な心理を解く、息子。　義務教育という、囲い場のオリにと囲われた、いじめ子どもの、企画外の異次元の、子供領分の世界、ワナ。　　文中、両親の前にと、初めて自殺を口外する。最後の別れを告げる。　自らは冥土でめいいっぱいやる、心配におよばず、と両親をねぎらう。　いじめを社会から根絶するためにも、この遺書を世間へと暴露し、いじめ子のやっらを、刑務所へと叩き込み、仇を取ってと哀願する。二度と自らのような、悲劇を起こしてはならない。と訴える。　この息子の切なる叫びというものに、両親は、なんとしても答えてやりたいと、加害者はもとより、市、学校を相手どり訴訟を、起こすこととなります。　いじめ裁判の先駆けとなった、このいわきいじめ裁判、被害者救済のための、画期的判決が、降りることとなります。はたしてそれは何か。この書はとくと突き詰めて、行きます。

少女Ａ子を9年2カ月監禁して、その間一歩も外にと出さず。この世を震撼させた事件の犯人の鬼畜男が、いかにして形成されたか。そこには犯人の男の、育てかたに問題があったのです。　この犯人の男というのは、父親が実に67歳の時の子で、母親は後妻で35歳の時生まれたのが、この男だった。なんと異母姉と母親とが、同じ年だった。このため可愛いボクチャン、可愛いボクチャン、とばかり甘やかされ放題甘やかされて、育てられる。親として子が社会生活送るがうへで、悪いことは悪いと、規範を身につかせる義務がある。　自立心の育たぬナマクラ刃の男は、37歳でこの事件をおこすまで、仕事をしたのは、わずか3カ月というありさまで、今日社会問題となす典型的な、ニート引き籠り人間と化していく。病的な社会性なき閉鎖された、母子密着関係。男の暴力により、奴隷化する母親。非常手段に訴えてでも、女をものにしょうとする男に、当時9歳だった少女Ａ子が、そのアミにとかかってしまう。　同世代の恋人を諦め、代理的小児愛にはしる男。周到な準備のもとに、少女A子を誘拐、車のトランクに押し込む。　犯人の男の貧欲なる、少女嗜好の餌食とされる。発見された時少女A子は、監禁部屋で活動を、厳しく制限されていたため、足の筋力は衰え、歩くことも出来なかったのです。　まさにと少女A子の青春を奪い、大きなトラウマを背負わせた、監禁に厳しいアメリカなら、まずは終身刑確実なこの卑劣、非道な犯罪。そしてその後の事件のあらまし。　少女A子なぜ鍵のかからぬ監禁部屋から逃げなかったのか！！犯人はなぜこの事件を起こしたのか、背景、動機、そして全貌をここにと論理的、実直的にと述べたものです。　それにこの事件に関しては、監禁事件解決の芽を次から次へと潰す、不祥事には不祥事まみれの救いようのない、新潟県警の大嘘、大罪があったのです。　そこには当初から少女A子の食事、重箱弁当を作り、日常品を買っていた犯人の母親が、監禁幇助罪で逮捕がなされぬ、重大な疑惑がこの事件にはあるのです。はたしてそれは何か！！さらに少女A子が発見当日最高幹部が、飲めや歌えで、賭け麻雀にこうじていたというのです。そもそも警察官たらんがもの、賭けマージャンとはなんですか。しかも最高幹部がですよ。これは賭博罪の一つではないでしょうか。

【著者略歴】　佐賀バスジャック事件　悪魔の晩餐十七歳の凶行で、当時国内最大刊行部数を誇っていた新風舎の、第20回新風舎出版賞今一歩の、第三次最終候補に選出される。　新潟少女九年二か月監禁事件真相はこれだで、第一回碧天文芸賞今一歩の第三次最終候補に選出される。【作品説明】　第一章　世田谷惨殺事件被害者を二度調べていた男　アオキノブオ　事件5か月前にと、アオキノブオというえたいしれずの男に、一家の身元を調べられ、付け狙われていたという。調査事務所に二人の刑事が入り、身辺調査をしていた人物の、事情調書を取ろうとする。　所長を説き伏せ分厚いファイル、依願人アオキノブオ。事件の重要な端緒を握るアオキノブオ。この後消息はプッチリトきれる。　第二章　至福に満ちた最後の晩餐.。　　一家総出でしめ飾り。6時間後に奈落の谷底遺影となる写真。一家そろって健全な一年、和気あいあい車で食材の買い出し。　　　30日午後8時晩餐は雑炊鍋、美味しいご相伴。正月休みの箱根めぐり。事件まで2時間後に迫る最後の晩餐。至福の幸福論。　第三章　犯人被害者宅へと侵入　公園拡張計画で被害者邸をいれて、二軒残るのみ。ピッキングで玄関の扉をやぶる。バーチャルの世界に毒された犯人。主人のパソコンに事件を解くカギ。空き巣で押し入った犯人。ヒップバックから柳刄包丁を取り出す。単なる物取りでは全貌は解けない。バーチャル犯罪に酔いしれる。留守宅と期待。　犯人子供部屋で長男と出くわし絞殺。一家惨殺の幕は、切って落とされた。屋根裏部屋に人の気配。双方が金縛りにあう。押し込み強盗にと取って代わる。　盾となって我が子を守る母性本能、追い詰められた母子。娘を庇おうと最後の抵抗。外出から帰って来た主人への、めった刺しの凶行。三人の首を切り落とそうした、兆候の見える猟奇的殺人。　一家四人殺害後11時間近くも犯行現場にとどまり、凶行の後、喉が乾き腹が減ったようで、冷蔵庫にあった、二リットルのブレンド茶を飲みながら、マックスメロンを皮ごとかぶり付き、三個のメロン味のアイスクリームを鷲掴みにし、サジを使わず握り潰すようにと、かぶり付き銭を漁りながら、パソコン三昧にとこうずることとなる。　そして11時間近くも居座った10時5分、不信に思った被害者の母親のかけた電話音にビックリ仰天、現実にと立ち返る。

2017年3月20日　初版　第一刷発行 【著者略歴】 　佐賀バスジャック事件　悪魔の晩餐十七歳の凶行で、当時国内最大刊行部数を誇っていた新風舎の、第20回新風舎出版賞今一歩の、第三次最終候補に選出される。 　新潟少女九年二か月監禁事件真相はこれだで、第一回碧天文芸賞今一歩の第三次最終候補に選出される。 【内容に関して】 　一審判決の折「最後に一言、言わせろや」とばかりに、宅間は三枚便箋を掲げながら、裁判官にと直訴をします。 　しかしこれが認められず、法廷から摘まみ出されるという、屈辱をもらいこうむることとなる。 これ以降宅間は、この三枚の便箋を真相ともども口を閉ざしてしまう。 　ならば宅間が口を開かぬ限り、三枚の便箋ともども事件の真相は、闇の中えと封じ込められてしまいます。 　それは人生を投げ出したというよりも、明日死を待つ身にとって、それどころではなかった。 　この一審での判決で、宅間は控訴を取り下げてしまいます。 　つまり一審で死刑が確定してしまう。 　これは明らかにと宅間の遺書だつたのです。 　はたしてそこに何が書かれていたのか。 　そこで文通を通じて死刑廃止論者でクリスチャンの、最後に獄中結婚をする、五番目の妻Y子出会う。 　それは宅間にとって最後を託せる相手だった。 ここで宅間はY子の最後の奇跡にとかける。 宅間は実にと、生涯五度の結婚をすることになります。 　打算に取らわれることの無いY子にと、心を許すこととなります。 　それまでがんとして口外しなかった三枚の便箋の内容を、告げることとなります。 　その便箋の内容こそ、これまで闇にと封印された池田小乱入事件の真相、動機背景というものが、語られていたのだった。 　このように最後の妻Y子との交流を通して、三枚の便箋に書かれた内容を突き詰め、事件そのものの本質、真相を解明していくものです。

あの懸賞あ金2000万、世田谷一家四人惨殺事件の真犯人が、遂に断定。これは犯行現場に残された数々の遺留物から、真犯人は印刷会社の従業員ということが、判明します。実にと真犯人と45点の絶対証拠が一致したのです。そこで重大な物証の一つ、問題のヒップバックです。　1600粒の微粒子がこの中から発見され、この内にと、紙の表面加工に使われる、チタン酸バリウムという、白い粉末。これこそ印刷会社を決定づける、有力な物証となりました。　そしてさらにと、印刷機のインキ汚れ防止のための、特殊フィルムだった。犯人はこのフィルムから、ガラス球五、六個を剥ぎ取りしまい込んでいた。　この男当時着の身着のままでやって来た、ホームレスでした。この大日本印刷との関係は、すぐにと日雇い日払いのアルバイトにと、就いたことにと、事は始まります。　そこにはこのホームレスの男と、真犯人を結び付ける実にと45点の一致点があったのです。　印刷会社に潜り込んで、消却法捜査という手法により、次第次第に暴かれていきます。　犯人が犯行現場に放置した、遺留物のほとんどが、JR荻窪駅の駅ビルにある、タウンセブンと同センターに隣接する、西友荻窪店でと扱っていたからです。　ならばこの男この荻窪駅を、大日本印刷市ヶ谷本社工場にと、日雇い日払いのアルバイトに出勤するための、拠点にと使っていたのです。　まずはこの男犯人と断定すべく、身長、ヒップバックのベルトの長さから、推定ウェスト70センチの痩せ形、当時20代前半という年齢的一致。　ラグランシャツ(トレーナー)を着たこの男、大日本印刷市ヶ谷本社工場内で目撃される。　インキの付着していた部分から検出された特殊洗剤。　この発見こそ、大日本印刷市ヶ谷本社工場印刷課と、犯人とこの男を結び付ける、一つの重大な要素と取って代わるのです。　問題のヒップバックが、この男が付けていたヒップバックと形、色、製造年月日が一致したのです。この男と真犯人を結び付ける45の一致点をみたのです。これぞ世紀の大スクープです。