『ミステリー・推理・サスペンス、太田忠司、雑誌を除く(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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心があるふりをして生きる僕が、証明したいのは母の無実。
はじまりは孤高の女性作家殺人事件――
死に臨む探偵が、最後に挑む難題とは?
追及は悲劇を呼び、ついに驚愕のラストが!?
『麻倉玲一は信頼できない語り手』著者の野心作!
往年の名優桜崎真吾は、数々の事件を解決し、探偵としても名を馳せていた――。
膵臓癌で余命半年の彼を、青年永山櫻登が訪ねる。前年夏、作家来宮萠子が渋谷区松濤の自宅で刺殺された。
凶器の指紋により容疑者とされた櫻登の母春佳は、「わたしに責任がある」と言い遺して自殺。無実を信じる櫻登は、桜崎に真相究明の助けを求めたのだ。
だが、追及の先に浮かび上がったものとは!? -
遺品博物館は、その名のとおり遺品を収蔵する博物館です。古今東西、さまざまな遺品を蒐集しております。選定基準については諸事情によりお話しできません。ただ、その方の人生において重要な物語に関わるものを選ぶことになっております……生前に約束した遺品の寄贈を受けるため、契約者の遺族の元を訪れる遺品博物館の学芸員、吉田・T・吉夫。この男が収蔵品として選ぶのは、死者自身の人生のみならず、遺された人々の人生にとっても重要な意味を持つ品々だった。彼が遺品と引き換えにもたらすのは、救済か、破局か――。熟練の技巧がえぐり出す、死者と生者を繋ぐ八つの謎物語。/【目次】川の様子を見に行く/ふたりの秘密のために/燃やしても過去は消えない/不器用なダンスを踊ろう/何かを集めずにはいられない/空に金魚を泳がせる/時を戻す魔法/大切なものは人それぞれ/解説=三島政幸
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バブル末期、巨大自動車会社の最新モデルの部品製造を下請けした飯野電気。工場の全員が連日の深夜残業と休日出勤で心身疲弊の極限に達し、暴行事件が発生。そして聞こえる奇怪な音。事故の連鎖、自殺、突然死さらに殺人。出没する正体不明の影。だが最優先される納期、無言の勤務。気づけばいたるところ隈笹が不気味に繁茂し......。傑作ホラー。
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人里離れた山中に妖しくたたずむ神影荘。そこの住人は、首なし男をはじめ、生きた人形、獣人等、この世の者ではなかった。そして殺人事件がっ!! 我らが少年名探偵が奇怪な事件に挑む、好評シリーズ第4弾!!!
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我らが少年名探偵も中学生。本格的に探偵助手を始めた彼を待ちうけるは、5つの奇妙な事件!! 本格ミステリーの元祖少年名探偵も、チョッピリ大人になって、思春期の悩みもかかえて、怪事件・難事件に挑戦!!
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お待ちかねっ♪ 少年名探偵・狩野俊介クンの事件簿第2弾!! 私設博物館に陳列された幻の肉食恐竜の化石。それがくわえていた物は…人の生首だった!!
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本格推理コミック!! 竜が棲むといわれる池で起きた殺人事件に、少年探偵・狩野俊介が挑む!!
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あの「宿少」が帰って来た! 大鴉(おおがらす)博士、紅天蛾(べにすずめ)も登場。「曲馬団」との闘いに決着が!! ーー「世界を我が物にせん」と、この世を統べる「理(ことわり)」を動かそうとする、マッド・サイエンティストたち。前回、破ったはずの「まぼろし曲馬団」が、さらにグレードアップしたゲルマ19号を団長に、異時空結合装置を操って、空間の裂け目から、続々と新宿に来襲! 壮助、響子、謙太郎、美香らは、果たして街を守り切れるのか!? 大好評「新宿少年探偵団」シリーズ、第7弾!
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悲しいほどに愛しいこのエンディングを、誰が予想しえただろうか!? ーー壮助、美香、謙太郎、響子ら4人が、生まれて来た理由とは? 蘇芳(すおう)、ジャン・ポールの正体とは? 阿倍北斗の存在理由とは? 新宿は、なぜ大怪樹に呑み込まれなければならなかったのか? そして、美香、壮助に、生まれながらに与えられた哀しい宿命とは? 新しい世界の様相(パラダイム)が、すべての答が、今ここで明らかに! 大好評「新宿少年探偵団」シリーズ、第9弾=完結編!
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ついに美香までも……。パンドラの箱は開いた! いよいよクライマックスへ。ーー「これは自分と世界との戦いなのだ」。イカロスと名乗る若者は、マッド・サイエンティストの力を借り、新宿の街を覆い尽くさんばかりの巨木=ユグドラシルを生んだ。人を殺し栄養分とするユグドラシルを、現代科学の黄昏と世界再生の象徴とする彼らに、「宿少」のメンバーはどう対峙する!? シリーズ風雲急、絶頂へ! 大好評「新宿少年探偵団」シリーズ、第8弾!
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夏の暑い盛りのある日、私立探偵・野上英太郎の事務所を佐方康之と名乗る依頼人が訪れた。彼は27年前に姿を消した母親と妹を、父に内密で捜しているという。手掛かりは写真一枚のみだが、野上は調査を引き受ける。しかし翌日、康之は死体となって発見された。彼の出身地・鳶笊村へ向かった野上と助手である中学二年生の少年・狩野俊介は、余命幾許もない康之の父が住まう、洞窟内に建てられた奇怪な屋敷を訪れた。そこで俊介は己と同じく推理の才を発揮する不思議な男と出会う――江戸時代から伝わる謎の神楽、佐方家の財産をめぐる確執、神楽のさなかに発生する殺人。少年探偵の成長を縦糸に本格の興趣を凝らす著者の代表作〈狩野俊介〉シリーズ誕生30周年を記念する待望の最新長編!
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仕事に行き詰まっていたホラー作家の津久田舞々は、担当編集者の勧めで、駅前に自販機すらない過疎の町・古賀音を訪れた。そして町長直々に、この町のことを書き残してほしいと依頼を受ける。なぜわざわざホラー作家に頼むのか訊ねたところ、町長はこう答えた――ホラーを書いていらっしゃる方でしたら、そういう方面の耐性がおありだと思いまして。到着したその日から立て続く怪奇現象、次々姿を現す妖との共同生活、かつて古賀音に財をもたらした奇人の遺した謎。気弱な怪奇小説家が目にする、田舎町に秘められた想像を絶する「真実」とは? 稀代の物語作家が贈る、世にも不思議なジェントル・ゴースト・ストーリー!/解説=似鳥鶏 ※単行本『優しい幽霊たちの遁走曲』の改題・文庫版を底本としました。
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死刑が廃止されて28年後。
生存する最後の死刑囚・麻倉は、離島の特別拘置所で、刑を執行されることなく過ごしていた。
ライターの熊沢は、彼に関する本を執筆するため取材に向かう。
自ら犯した殺人に対して「彼らには死すべき理由があった。僕は審判なんだよ。人の命をジャッジする」とうそぶく麻倉の態度に、熊沢は激しい嫌悪感を抱く。
この仕事に疑問が生じ抱き始めたとき、恐ろしい事件が起きた…。
読者の予想を覆す奇想ミステリーの問題作! -
密室殺人事件の裏に潜んだ驚愕の真相とは何か!? ――僕の体には、殺人鬼の血が流れている!? 不審な交通事故死をとげた父。僕宛てに残された「本当はお前も連れていきたかった」という1行だけの遺書は、いったい何を意味するのか……。そのときから、「僕を知る旅」が始まった。密室殺人事件に潜む驚愕の真相がついに明かされる! 新本格推理・3部作、待望の完結編。
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青春の夢と孤独を描く愛のミステリー。「だって、あの子人を殺してるんだよ」僕の17歳の夏を狂わせた、美少女の秘密! 姿を消した美少女、美奈の行方を追え! ――こんがり焼けた肌、すらりと伸びた脚と長い髪……。夕暮れの海辺で出会った美少女の名は美奈。彼女との出会いが、僕の17歳の夏を狂わせていく。2つの殺人、そして奇妙な誘拐劇……。得体の知れぬ陰謀に巻き込まれた、僕を待っていた事件の真相とは? 期待の俊英が放つ、青春の危険な香りに満ちた「愛」のミステリー!
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逢魔が時に紡がれる 怪奇と恐怖の物語。覗いた者は戻れない! ――夕暮れの薄闇が下りてくる黄昏の頃には、災いや魔物がこの世に現れるという。我がもの顔で町を荒らし回る残忍な悪党とその手下が出会った不思議な男(「雄牛の角亭(つのてい)の客」)。有名な探偵が乗った列車で起こる奇怪な密室殺人(「憂い顔の探偵」)。異界の扉を開き、迷い込んだ者たちが遭遇する、8つの妖しの物語。
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愛知県警捜査一課内で広く敬われながらも同時に恐れられている、通称“氷の女王”こと京堂景子警部補。ずば抜けた捜査能力と体術で犯人を追い詰めるクールビューティーな姿は、新人刑事・築山瞳にとって密かな憧れであり目標だ。そんな京堂警部補は、自宅に着いた途端に叫んだ――「ただいまあ。ねえ新太郎君、お腹空いたあ」「お帰り。今ご飯作るから」職場では鋼鉄の刑事、だが家では年下のダーリンにデレデレの景子さんと、イラストレーター兼主夫として妻を支えながら安楽椅子探偵の才能も発揮する新太郎君の名コンビによる謎解き7編!/解説=熊崎俊太郎(紅茶鑑定士)
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少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
父の行方を捜してほしい、石神探偵事務所に現れた中井田は切り出した。
依頼者の父は一代で財閥にまで成長させた会社経営を親族に譲った後、西巻村に移り住み仏像彫刻を始める。
二年前、莫大な資金を投じて巨大な釈迦涅槃像を作った直後、謎の失踪を遂げたのだ。
探偵・野上栄太郎と助手の狩野俊介は事件を洗い直すため現地へ赴く。
涅槃像は内部が刳り貫かれ、お堂と宿坊が造られていた。完成披露で集まった中井田家の親族と同宿した晩、惨劇が起きた。
次々と襲われる親族たち。野上は犯人を目撃するが、その姿は…。 -
少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
「イブの夜、思い出の場所で待つ」。
老人のもとに届いた電報は、五年前に死んだはずの妻からだった。
だが、彼には「思い出の場所」がどこなのか見当がつかない。
単なるいやがらせとも思えず、石神探偵事務所の野上と俊介のもとに相談にあらわれた。
少年探偵狩野俊介の名推理が、かたくなに抱きつづけた老人の心の闇を解放する(「思い出の場所」)。
そのほか、季節の思い出にまつわる佳篇書き下ろし3作
「ふたりの思い出」「思い出を捜して」「そして思い出は……」を加えた、連作集。 -
少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
新しく建造された巨大飛行船・翔騎号。
夢と希望を乗せた飛行船がついに完成し、札幌までの航路が計画される。
ところがその矢先に、運航会社に「飛行船の運航を止めろ」という脅迫文が届いた。
運航会社社長から相談を受けた野上探偵と助手の狩野俊介が脅迫者の捜査を始めるが、
社長は攻撃的な経営で知られ、親族をふくめ周りは敵だらけだった。
ひとりひとり恨みを持っていそうな人物をあたっていくが、確証を得られぬうちに、お披露目飛行の当日になてしまった。
栄えある披露飛行に招待されたのは、なんと社長に対し腹に一物を持つ者ばかりだった。
出航して間もなく、トイレから死体が発見される。被害者は披露飛行に招待されていながら欠席していた新聞記者だった。
さらに被害者の衣服から新たな脅迫状が発見された。
それによれば、飛行船には爆発物が仕掛けられ、高度1000メートル以下になると爆発するという。
招待客として乗船していた野上探偵と狩野俊介は、絶体絶命の危地に陥る。
脅迫事件と殺人事件の犯人は誰なのか?
書き下ろし長篇ミステリー。 -
少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
町に須黒魔術団がやってきた。
開幕前の派手なパフォーマンスを街頭でくりひろげる魔術師たちだったが、
宝石店輝美堂の店長・前田達弥は
「須黒魔術団がやってきた町には必ず宝石強盗が起きる」
という噂を聞きつけ、石神探偵事務所に相談に来る。
魔術団は町に伝わる「百舌姫伝説」に材をとったマジックショーを上演するが、
これが後援会社の地元新聞・真実日報社長の逆鱗にふれ、
公演はとりやめになってしまった。
そんな折り、輝美堂からダイヤの指輪が盗まれてしまう。
魔術団のメンバーに容疑がかかるなか、商工会議所会頭の死体が自宅庭の木に串刺し状態で発見された。
それはまるで、百舌姫伝説の”百舌の早贄”と同じ死に方だった。
町を揺るがす怪事件に、狩野俊介と野上探偵が立ち向かう!
書き下ろし560枚の大作ミステリー! -
少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
名探偵・石神法全の事務所を引き継いだ野上英太郎のもとに、
法全の紹介で狩野俊介少年と愛猫ジャンヌが訪れた。
探偵志願の俊介の助手入門を許した直後、依頼人が扉を叩いた。街一番の病院の院長、豊川だった。
妻が宗教にいれ上げ、怪しげな導師を家に泊めて迷惑しているという。
彼等が邸に赴くと、導師は庭内の庵で奇跡を見せると嘯いた。
午前零時、突如停電が起り、密室の庵では殺人が……。
長篇本格推理シリーズ開幕! -
少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
十年前に両親を殺した犯人を捕えて―
石神探偵事務所の野上英太郎のもとに、大金を携えた少女が訪れた。
そして数日後、名門遠島寺家の当主で高級旅館「幻竜苑」の主・重義が「人殺しの嫌疑を晴らしてほしい」とやってきたのだ。
少女は、重義の兄夫婦の娘で、両親が不慮の死を遂げた後、重義に引きとられていたのだったが…。
野上と助手の狩野俊介が真相解明に乗り出した!
人気シリーズ第二弾。 -
少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
狩野俊介が通う中学の担任教師・松永麗子が石神探偵事務所を訪れた。
兄の死の真相を調べてほしいというのだ。
―20年前、兄の宏が誘拐され、身代金を用意したものの犯人は現れず、警察への通報を非難する電話を最後に連絡は絶えた。
やがて宏の指が発見されるが生活反応はなく、既に死亡していると断定された。
一年後、妖怪伝説が伝わる夜叉沼に宏の幽霊が現れ、その場所から白骨死体が出てきたのだ! -
少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
夏休みが終って二週間、飼育部に所属する遠島寺美樹は早出した。
飼育当番に当っていた先輩が体調を崩し、
代わりに禽舎で飼っている四羽の金糸雀の世話をするためだった。
が、いつもそこにいるはずの金糸雀が一羽もいなくなっており、美樹が疑われる。
扉の閂はかかったままだった。
誰かのいやがらせか?
学校は飼育部を潰したがっていた…。
親友の狩野俊介は、事件解明に乗りだした。
「金糸雀は、もう鳴かない」等待望の連作集。 -
少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
街の名家・森名家に伝わる巨大な降魔弓から矢が放たれた!
矢は十キロ離れた森名家の孫・保一の胸を貫いていた。
一体誰が四メートルもある巨大な弓を扱うのか!?
石神探偵事務所の野上英太郎と助手の狩野俊介が、
名家の隠された謎に迫る! -
少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
石神探偵事務所の野上英太郎のもとに全身黒ずくめの女が訪ねてきた。
鈴木道子と名乗った彼女は、一枚の写真を見せ、
そこに写っている少年の行方を捜して欲しいと依頼する。
調査を開始するうち、不審な点がいくつか出てきたため、道子を再び呼び出した野上。
その目の前で、道子が毒死した!
しかも彼女は街の名家・天霧家の娘だった。
助手の俊介は夏休みで同級生の別荘に出かけて不在。
どうする、野上!? -
少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
復帰公演を前にした女優、百嶋美也子から警護を依頼された野上探偵と俊介は、
二十年前に銀扇座で行われた公演が事件を解く鍵であると考える。
当時の関係者の周辺を洗っていくと、そこには意外な事実が…。
そして惨劇は起こった。
本番前の稽古中、共演の俳優、水越蒋太郎が
舞台で十字架に磔となったまま短刀で刺されて死亡したのだ。
まさにそれは「予告」どおりの死に様であった。
事件は野上や俊介たちまでも巻き込み、意外な方向へと展開していく。 -
少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
野上探偵と俊介の許を訪れた中垣弁護士が依頼したのは、
街で最古の劇場、銀扇座で二十年ぶりの復帰公演を行なう往年の人気女優、百嶋美也子の警護だった。
一週間前、美也子の許に届いた復帰断念を求める脅迫状、
そこには警告を無視すれば美也子のみならず周囲の者たちも血の裁きを受けることになると告げられていた。
美也子の過去に何かがあると推理した野上と俊介が調査すると、
二十年前にも美也子は銀扇座で、同じ演目を上演していた。そして予告どおりの惨劇が…
周到なトリックで描く書下し長篇全二巻。 -
少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
北の方角を守る神・玄武。その屋敷には玄武をあらわすいくつもの要素が盛り込まれていた。
石神探偵事務所の野上英太郎とともに、数々の難事件を解決してきた中学生・狩野俊介がたちむかう新たな事件―
それは、二人が行きつけの喫茶店「紅梅」の看板娘アキにかかわるものだった。
親友・紫織の故郷にある玄武屋敷と呼ばれる西洋館を訪れたアキ。
そこに待っていたのは、財産がらみの一族の桎梏と、謎に満ちた殺人事件だった。
そして、巨大な塔のからくりとは?
名探偵狩野俊介、デュアル文庫に初登場。 -
少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
中学生にして名探偵。狩野俊介の日常には謎めいた出来事がいっぱい―。
突然舞い込んだ遺言状騒動では、俊介はなぜか元市長の財産相続人に!?
しかもその文面には謎の諺が書かれていた!?
愛猫のジャンヌと事務所の所長で俊介の親代わり・野上英太郎とともに、
調査に乗り出した彼が見つける真実とは?―
『国語』『理科』『算数』『音楽』―いろいろな教科を学ぶように、
数々の事件を経て“名探偵”として成長していく少年探偵・狩野俊介を描く、
大人気ミステリー・シリーズ。 -
少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
清麗女学院理事長の塩谷勝弘が石神探偵事務所を訪れた。
娘の美香の誕生会で奇妙な出来事が―差出人不明の小包から、硝子細工の鼠が出てきた。
美香が大の鼠嫌いと知っての悪戯? 彼女は怯えきって、学校へも行かず家に閉じこもったまま。
送り主を捜し出してほしいというのだ…(硝子の鼠)。
他、中学一年生の名探偵狩野俊介と猫のジャンヌが活躍する四つの事件を収めた会心の本格ミステリー集。 -
五歳のとき別荘で事件があった。胡蝶グループ役員の父親が階段から転落し意識不明。作家の母親は自室で縊死(いし)していた。夫婦喧嘩の末、母が父を階下に突き落とし自死した、それが警察の見解だった。現場に居合わせた僕は事件の記憶を失い、事業を継いだ叔父に引き取られた。十年後、怪しいライターが僕につきまとい、事件には別の真相があると仄(ほの)めかす。著者長篇デビュー作、待望の復刊!
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石神探偵事務所を訪れた初老の男性。柊遼、大企業・柊興業の代表だ。依頼内容は二十年前に自殺した兄・凱の死の真相調査。野上と俊介は、化石研究家だった凱が発見した肉食竜が展示されている白亜館を訪れた。そこで一族を襲った惨劇とは!?
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あなたの御主人、お料理できますか? 殺人事件のトリック、解けますか? 妻は29歳、美貌の剛腕刑事。料理の得意な夫は21歳、ハンサムかつ名推理で妻を支える気鋭のイラストレーター。京堂夫妻が難事件を一挙解決! スパイスの利いた10編の本格ミステリ。
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女優以上に美人かつ一瞥で人を竦ませる京堂景子警部補は難事件を数々解決。だが実際は、彼女の夫でイラストレーターの新太郎の名推理によるものだった??。職務中は「鉄の女」、夫の前ではデレデレの可愛い妻と、それを世界でただ一人知る料理上手でクールな夫が8つの怪事件をあざやかに解く傑作ユーモア・ミステリ。
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世間を敵にまわす人権派弁護士、自殺志願者を唆す「死の天使」、翼をもがれた球体関節人形……
目くるめく謎の連鎖! 社会派&サプライズ・ミステリーの傑作が誕生!
売れない作家の兄・鈴島陽一と、人権派弁護士の弟・薫。
家族と絶縁し父親の葬儀にも顔を出さない弟に、陽一は腹立たしさを抑えられないが、
やがて薫が失踪したことを知る。
薫は自殺志願者に自死を唆す「死の天使」嶌崎律子の弁護を引き受けていた――。
待ち受けるサプライズを、あなたは見抜けますか?
解説・巽昌章 -
中学1年生ながら、数々の難事件を解決してきた少年「名」探偵・狩野俊介。ある日彼は、事件性がないと思われてきた、ある事故の捜査を依頼されるが…。俊介が前代未聞の密室殺人事件に挑む書き下ろし原作の表題作「降霊会事件」、そして学園内の難事件を解き明かす「金糸雀は、もう鳴かない」の2編を収録した人気傑作ミステリー小説コミック版!
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愛知県警捜査一課に君臨する京堂景子警部補は、絶対零度の視線と容赦ない舌鋒の鋭さで“氷の女王”と恐れられている。そんな彼女が気を許せるのは、わが家で帰りを待つ夫の新太郎ただひとり。日々難事件を追ってくたくたになって帰ってくる彼女を、主夫として家事もこなす彼が料理とお酒でもてなしてくれる。そうして夕食を終えて一日の疲れもすっかり癒された頃、景子が事件の悩みを話すと、新太郎が鮮やかに解き明かしていき――。旦那さまお手製の美味しい料理と名推理が、今夜も京堂家の食卓を彩る。デザートまで取り揃えた安楽椅子探偵譚9編。/解説=大矢博子
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探偵・ムナカタ氏は三十年以上も前、両親と宿泊した思い出のホテルを訪ねた。かつてこのホテル内のバー「とわいらいと」で見た不思議な魔法の謎を解くために…。著者の人気シリーズ「休日探偵ムナカタ氏」のムナカタ探偵が子供時代の謎に挑む短編ミステリー。(本作は「黄昏ホテル」をテーマとする読み切り連作小説の一篇です)
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都内で連続殺人事件が発生。遺体は頭部を切断し、星座を象ったオブジェにすげ替えられていた。警視庁特殊犯捜査係へ異動となった和賀は「ゾディアック」を名乗る犯人を追う。だが捜査の過程で、思いもよらぬ人物に犯人の魔の手が迫る。殺戮の連鎖を止めるべく、最強女子高生・夏月が再び立ち上がる――。シリーズ堂々完結。
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英国の伝説的園芸家アデル・コープから、弟子・エチカは21世紀最高のミュージシャンにして世界で10本の指に入る大富豪、T・モリスの庭作りを頼まれる。彼が終の住処に選んだのは月面で、人類最初の“月の庭”を作ろうというのだ。その邸宅には、音楽家、小説家、投資家、大女優ら、曰くありげな老人たちも集っていた。すると、少女誘拐、幽霊騒ぎ、老小説家の身投げ未遂など不可解な事件が続き、さらに“キテハイケナイ”と告げる悪夢や世界環境機関の妨害、隕石騒動など、さまざまトラブルが起きる。一連の出来事の鍵を求め、“月の声”が聞こえるという“シェラの崖”を訪れたエチカが謎の球体を持ち帰ると、邸宅を幻影の嵐が襲い、エチカは老人たちとともに人生の真実を知ることとなった……。若き女性園芸家が事件と謎に挑む SFミステリーの傑作!
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宇宙旅行を可能にする軌道エレベーターの地球駅がモルディブ共和国に完成した21世紀末。首都マーレの移民局員マイコが失踪した。手掛かりは、彼女が直前に接触した移民申請者カネダの記録。そこには「イルカはもういない」という謎のメモが残されていた。探偵の結城が捜索を依頼されるが、マイコの過去もまた秘密のベールの中だった。やがて背後に、宇宙開発に反対する過激派環境テロリストが浮上、結城は鍵を握る男を追って地球駅へ。黒色火薬騒ぎ、整備課職員の死体、そして高性能爆弾……事件は南洋から宇宙へと拡大する。本格ミステリーとSFを融合させた傑作サスペンス!
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商社を辞めて探偵事務所に勤め始めた藤森涼子に、ペットショップ「サクラ」のオーナー・桜八重子の身辺警護の仕事が舞い込む。八重子が、謎の人物に命を狙われているというのだ。気性が激しく冷酷で、人の恨みを買いやすい八重子の前には、案の定容疑者と言えるような人物が複数現れた。涼子自身でさえ、自分を使用人同様にこき使う八重子に、嫌気が差してきていたある日、ペットショップで八重子の死体が発見された…。八重子を殺したのは一体誰なのか?
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雪永鋼は、腕のいいオルゴール修復師。限られた仕事のみを受け、傷ついた心を抱えながら愛犬ステラと静かに暮らす日々だ。そんな彼の前に現れた一人の女性。父の形見のオルゴールが奏でる曲が、なぜか昔とは全く違うものになってしまったというのだが……(「夏の名残のバラ」)。オルゴールを巡る謎と人の心の不思議を解き明かしてゆく、切なくも優しい連作ミステリー。
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天才的オルゴール修復師のもとに届いた、壊れたオルゴール、隠された真実、謎めいた遺産と脅迫状――。傑作本格推理。
オルゴール修復師・雪永鋼のもとに、遺産相続の話が舞い込む。いちど修理を引き受けたことはあるものの、直接会ったこともない洋服量販店の創業者が、所有しているオルゴールすべてを遺贈する、というのだ。理由がわからず、戸惑う鋼のもとに、相続放棄を唆す脅迫状が届く――。壊れたオルゴールが、鋼の手によって失われた音楽を取り戻したとき、奏でられた真実とは? 清廉な筆致で静かな感動を呼ぶ、傑作本格推理。 -
休日になるとあてもなく街を散歩し、そこで出会った小さな謎を解決することを楽しみとしているムナカタ氏。ある日の午後、公園を歩いていたムナカタ氏は、上品な老婦人からお茶に誘われる。だがその翌日、再び出会った彼女は…。“休日探偵”ムナカタ氏のささやかな活躍を描く、短編ミステリー第3弾。
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学生時代は勉強に、社会人になってからは仕事に追われ、ひたすら忙しい日々を送ってきたムナカタ氏。会社の事情が変わり、突然、閑職に追いやられてしまった彼は、暇を持て余し公園で時間を潰すことに。公園のベンチに腰をかけて観察を続けていると、平和なはずのその場所で、さまざまな事件が起きていて――。ムナカタ氏が“休日探偵”を名乗るきっかけとなった最初の事件を描く、短編ミステリー。
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企業戦士として第一線で働く日々から突然解放され、閑職に追いやられてしまったムナカタ氏。休日にはすることもなく(かといって家にも居場所がなく)、街を歩くことが彼の楽しみとなった。そこで出会う小さな謎を解決するために――。昨日まで土しかなかった花壇いっぱいに並ぶ、桔梗の花。この家の住人はまったく覚えがないという。それを聞いたムナカタ氏は…。“休日探偵”ムナカタ氏のひそやかな活躍を描く、短編ミステリー。
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見知らぬ土地で真夜中近く、喉の渇きを癒そうと歩き回っている際に、偶然入った場末のバーのよう店。客は私ひとりだったが、すぐに複数の若い男女が入ってきた。彼らは店の常連らしく、マスターらしき男に、ビデオテープを渡した。まもなく、店内の大きなモニターに、彼らが海辺でたわむれるプライベートな映像が映し出されたのだが、そこに映っていたのは…。
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小学校3年になる息子が苛められている…。妻からそれを聞いた秀幸の脳裏に、30年ほど前の苦い記憶が蘇った。小学校に入り立ての彼を、登下校の途中にある公園でいつも待ち伏せしていた“あいつ”。「おい、持ってきたか」。彼は、いつも同じことを言った。その度に秀幸は自分の持っている物を差し出すが、どれも彼の意に染まず、「違う! こんなもの持ってくんじゃねえよ!」と逆上して秀幸をいたぶるのだった。その記憶を前に、息子に対して何もできない自分を歯痒く思うのだが…。
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いつもの、ありふれた朝。妻と一人息子と共に朝食をとっていた和樹の動きが止まった。テレビから流れてくる強盗殺人事件のニュース。画面には指名手配されている容疑者の男の顔が映し出されていた。和樹は、この男の顔を知っていた。「まさか、本当にいたなんて」…。和樹を襲う、悪夢の結末は?
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私立篤風高校で起きた残虐な殺人事件。被害者は扼殺されたあと、内臓を抜かれていた。半年前の事件の影響で本庁から葛飾署に左遷された和賀も現場に急行する。被害者が残した謎の言葉「くまり」を手がかりに独自の捜査を進める和賀は日中の路上で襲撃される。窮地を救ったのは、前の事件の最重要人物――夏月だった。人気シリーズ、登場!
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中学二年生の久世伸弥じゃ、巨大な笑う月と大きな鎌を持った人影に追いかけられる奇妙な夢を見る。友人だけでなく、己さえも偽りながら日常を送る伸弥にとって、その夢はなぜか心をかき乱すものだった。そんな伸弥が、ひと目にとめた“レンテンローズ”という花屋を訪れた時、彼の運命の歯車が音もなく動き出した――。伸弥の周りで連続する殺人事件。追いつめられた彼は真実を探ることができるのか…。幻想ミステリー第二弾。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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高校の演劇部に所属する露木千歌は、「眠る竪琴」という台本に登場する役になりきれず、思い悩んでいた。花屋“レンテンローズ”でノブやミユキに悩みを打ち明けながら、過去に「眠る竪琴」を演じた先輩に意見を伺おうとする千歌だったが、その人物は火事で亡くなっていることを知る。まるで台本のシーンが現実で起きたように感じた千歌。そんなとき、千歌の目の前で顧問が焼死する事件が起き――!? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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両親を航空機事故で失って以来、達哉は姉・伊月とふたりで暮らしてきた。しかし、最愛の姉は今度の日曜日に金持ちの男と結婚してしまう。暗い想いを抱えた達哉は誘われるように「レンテンローズ」という名の花屋を訪れ、店主のノブらとともに久々に心安らかな時間を過ごした。だが結婚式当日――伊月が無残な姿で発見され……!(「裁く十字架」より)太田忠司の傑作幻想ミステリ登場!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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「かけがえのないひとを殺した、ジョン・レノンが死んだあの日に…」その言葉とともに渡された小説の原稿が、私を過去へと引き戻す。80年11月、大学自治会長の森山が猟奇的に殺され、工学部4年の矢部たちが事件を調べ始めた矢先、また一つ死体が発見される――当時の事件をなぞる小説の意外な結末と、17年後の衝撃の真実とは? 追憶の青春群像推理。
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タフな女性探偵が真相を探る!!
クールでタフな女性探偵・涼子が真相を探る!! 名古屋・千種駅に程近いビルの一室に、探偵事務所を構える藤森涼子。所員は、女性ばかり。ITに強い美紀、ファッションはロリータ系ながら鋭い洞察力を持つ綾、得意の変装で尾行する年齢不詳の李理亜。ひったくり現場に遭遇した涼子たちは、犯人を追いかけ捕まえるが、被害者の男は犯人を逃がせと訴え……(「石楠花の詞」)。涼子が通うキックボクシングジムで、練習相手の茉莉花から生き別れの兄を探してほしいと依頼され……(「金木犀の徴」)。涼子のもとへ、「盗聴されてるかも」と大学生の姪・静子が訪れ……(「夾竹桃の焔」)。3話に加え、書評家・大矢博子氏による解説「四十代のコーデリア」を収録。20年にわたり書き続けられている人気シリーズ。「探偵・藤森涼子の事件簿 金木犀の徴」改題。 -
ある晩秋の日曜日、父危篤の報せを受けて、二十二年ぶりに実家に足を踏み入れた元警官の介護士・阿南。父との反目から家族とはほぼ絶縁状態だった彼は、老いて日常生活も覚束なくなった父の姿を見て、強い衝撃を受ける。翌朝父は、すでに死亡した母の名前を呼びながら、突如「わしが、殺した」と阿南に告げて泣き出した。二歳のときに死に別れた母。知ろうとしなかった父の人生。自らの家族にかつて何が起きたのか? ごく普通の人びとが抱える孤独と哀しみから浮かび上がる過去の謎を、鮮やかな筆致で綴って忘れがたい余韻を残す傑作ミステリ。
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本格ミステリとオカルトの理想的な融合!! お屋敷で謎解き、如何ですか?
新人刑事の無藤太郎は、名探偵刑事・南塚と、名家の当主・北小路の盟友コンビのせいで、幽霊がらみの事件にかり出されるように。今度は北小路に届いた一通の手紙によって、驚くべき事件に巻き込まれ……。
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