『ミステリー・推理・サスペンス、いるかネットブックス(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
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殺人願望少年の初殺人。赤髭サンタクロースの正体。空腹で食べた物。ヘアサロンが半額の理由。寝言に話しかけたら……残酷エロティックモダンホラー短編小説集・五編集録。一・【殺意の塊】二・【赤髭のサンタクロース】三・【空腹】四・【黒い水玉模様】五・【寝言】
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サヤ香は関西の財閥系のお嬢様。今は東京に住み、ワインバーのオーナーでもある。週に3回、大学の心理学教授の榊原が趣味で開く、探偵事務所で働いている。
探偵事務所には、様々な悩みを持った人たちが訪れる。
サヤ香には特殊能力があり、夢か幻か、自分の前に犯人や被害者たちが現れ、彼らと手をとってダンスしながら、事件を解いていく―― -
長編サスペンス小説。
風に色がついて見える、風車大好きな女の子・風香。その風香たちの研修先、世界最大級の風力発電所で爆発事故が発生。さらに爆発は世界中の風力発電所を襲う。
風車をとりまく風の色がどんどん変わっていき、やがて赤い風が吹いて──。しかも、風が止まったら施設そのものが爆発する!?
ピンチを救えるのは風が見える風香。でもどうやって?
「君のその力を貸してくれるかな」。
力強い青い瞳の青年が風香へ手を差し出す。風の吹く先、そこは──。 -
長編サスペンス小説。
唄姫、ディーバ。彼女の唄は群衆心理を操作する。
テロリスト集団・ビスナからその唄が消えた。
その2年後、世界一の透明度を誇るロシア地区のバイカル湖で異常発生。同時に連続殺人事件。さらには北極点の大幅移動と緊急事態が多発する。
解決に向かうのは、かつて英雄と謳われたひとりの男、ナユタ。その軟派で鳴らすナユタがディーバに恋をした!?
事件とナユタの恋の行方は── -
長編サスペンス。誰もが認めるマッドサイエンティストのフォックスは17歳からRWMの技術開発部の部長を務めている。そんなRWMに例によって任務が舞い込む。そのアイテムを超絶技巧で作成する中、恋人の碓氷に異変が。原因は17年前のあの事件!?フォックスの取った想像の斜め上をいく行動とは?
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爽やかミステリ小説。目の前には火口、隣はイカレた同僚男、そして年下彼氏とケンカして三日目。マリの手元にはヤツのアイテムがある。かつてヤツのアイテムで有毒ガスが発生し、1000人を超える民間人殺害未遂を起こしたマリ。以降、ヤツのアイテム量産化阻止に全力を注いできた。それなのに、なぜヤツのアイテムばかり? 何を企んでいる? 事件の再発か? そこに彼氏の見合い話が急浮上。「あの日」のチョコが、すべてを決めたのを、マリはまだ知らない。
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長編ライトミステリー。カズが主任となったカフェに通うヒイラギは「ペンギン好き?」とカズにいきなり訊ねられる。直後、舞い込んだ事件はペンギン大量死事件。そして現場は意外な場所だった。ツグミが足をひっぱり、ボブが頭をはたく。それでもヒイラギは己を曲げない。頑固で神経質な上に目の前にある事象すべてを自分の手で救いたいと躍起になる男、ヒイラギ。「カズとヒイラギがタッグを組むと案件が複雑になるんだよ。ふざけんなよっ」。ボブの雄叫びが響く場所はどこだ!
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アルビは、中学卒業と同時に養護施設を出なくてはいけなかった。就職が決まっていないアルビに、若き美しい弁護士、サミュエルの助手という願ってもない話が飛び込んできて……。サミュエルとの甘い暮らしを期待していたアルビ。しかし待っていたのは、サミュエルと先輩助手、ネッドとの3人の暮らしだった。「こう……したら……怒るかい?」「せんせ、やっ!」3人の思いは複雑に絡み合い、そして事件は起きてしまった。(注)本作品は、過去に、(株)K-アド・プランニングより電子書籍として発売されていた作品を、いるかネットブックスより再発売した作品です。
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木深い山々に囲まれた守寄市。夏休みを目前にひかえた守高茶道部の面々は、いつものようにグダグダでウダウダな日常を過ごしていた。そんなとき、インターネット上で人気の占い師「ミヨセ様」は、茶道部の幽霊部員「明星桃乃(みよせももの)」ではないかという噂を耳にする。夏休みのプリントを届けるため、ほとんど遊び半分で彼女の家を訪ねることになった茶道部一行だが、そこで待ち受けていたモノは……。友野朔が送る、摩訶不思議妖怪退治ミステリ第三弾。
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昨日、雪乃が屋上へと続く階段から誤って転落し病院に運ばれた。まだ目を覚まさないらしい。教室では島田さんの虐めが原因だと皆が噂する。証拠は無い。しかし島田さんが何かを隠してることに皆、薄々は気づいている。「誤魔化してるんですか~。私は種島さんが心配だから聞きたいだけなのに……」誰かが教師にそう言った。狡賢く、純粋(ピュア)な十代の男女が集まる教室に居る限り「私たち」「俺たち」は何にでも化けられた。種島雪乃は何故そんな場所に居たのだろう?
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異母兄雅史の突然の死により、妾だった母共々鵜藤家に引き取られた秀二は、次期当主としての生活と人生を強要される。冷酷な父、そんな父に媚びる母、そして愚かしくも秀二に纏い付く許嫁の美代子。身勝手な周囲の思惑にがんじがらめにされた秀二を唯一救ったのは、雅史の純粋な『愛』だった。しかしその『愛』を信じた秀二には、やがて残酷な結末と現実だけが遺される。
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短編ミステリ。12歳の少年カズはRWMの運輸管理部員だ。同じく運輸管理部員の女性シャムと男性タヌキの三人で世界中に荷物と情報を配り回っている。そんな中、発生したサーモカルスト事件。事件は世界中を大洪水に巻き込んでいく。その発生原因は?そしてカズはどうして12歳で社員にならざるを得なかったのか。少女・ホナミとはいったいどんな存在なのか。首飾りの意味は?アップテンポ! でもハートウォーミング物語。
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若狭はH署に勤務する刑事だ。桃子ちゃんと茂雄君の二人の養護小学校児童が、連続して校内の浄化槽で溺死体で発見されるという事件が起きた。H署は、養護教諭の松雪を殺人容疑で逮捕したが、証拠不十分で不起訴。取り調べにあたった若狭はその後、松雪と親しくなり、事件の闇を知ることになる……。大人になるにつれ、忘れ消えていくもの……子供の深層心理と、若狭が松雪に惹かれていく様を描いてみました。SFではありません。
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動植物と自在に会話ができる少女・ミズキ、史上最強ESP能力者の少女・マリア。二人は世界を守るために人類滅亡作戦「ミッションくらげ」を敢行する。ところがそこで二つの別の計画が持ち上がり、二人はどんどん奔走されて行って。二人は無事に世界を救うことができるのか。十三年に渡ってマリアの側にいた男・ロック、そして同じく十三年の年月ミズキを思い続けた青年・ハヤト。二人が彼女たちを思ったのも……偶然ではない!?長編ファンタジック・サスペンス。
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不気味な絵を描くことで気味悪がられていた朝比奈唯花。クラスメイトの一之瀬雫は唯花の絵に事件解決の鍵が隠されていると知り、唯花に協力を要請する。折しも、舞台となる女子校では不穏な事件が起きていた。葬儀の際に盗み出された女子生徒の遺体に残っていた産褥の跡。しかし、生前の女子生徒に妊娠した様子はなかった、とルームメイトだった雫は語る。死体がなにを出産したのか、唯花と雫はその謎を追うのだが──少女たちの想いが交錯する学園ミステリ。
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短編ミステリ・ラブコメ。水玉とグローブはRWMの新人運輸管理部員。際立つフォロー力のある青年・グローブは天然馬鹿ガールの水玉とペアを組んで任務についている。そんな二人にある日、脅迫文が届く。さらに、任務をともにするはずのサクラが行方不明に。なぜ、脅迫文が?サクラはどこに。謎は深まるばかりの中、任務期限が迫る。グローブと水玉は代わりに任務に向かうのだが。水玉のポカをグローブはフォローしきれるか!
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世間から見放された〈ホラーパレス〉に住み付くのは、泣く子も黙るアウトローたち。その名も、幽霊、妖怪、宇宙人――。板張りの安上がりな洋館で平和に暮らしていた彼らだったが、ある日、事件は起きる。階段の踊り場で死んでいた宇宙人A。そして、時を置かずして〈ホラーパレス〉に届いたバラバラ死体。犯人は? 目的は?ツクエカンダル星から環境保護のためにやって来た宇宙人Bがこの不可解な事件に挑む!新感覚のSF・コメディー・ミステリー!
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ハロウィンの夜、エリーがバイトを終え帰宅したのは深夜の二時。いつもなら母親がテレビを見ながら待っているのだが、その夜は違っていた。エリーが目にしたのは、父と母の見るも無惨な姿。エリーは幸せな暮らしから急転直下、奈落の底に投げ込まれてしまったのだ。その後、トピーカという町に移り住んだエリーは、働き者で誠実な青年、レンとルームシェアをする事になる。レンとの出会いはエリーを救うのか、それとも??(※)本作品は、過去に、(株)K-アド・プランニングより電子書籍として発売されていた作品を、いるかネットブックスより再発売した作品です。
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出会いは最悪だった。運命というものがあるのならその運命を憎みたいくらいに最悪な出会いをした順平とチトセだが、そう思っていたのは順平だけだった。チトセは事件に巻き込まれていく順平を案じて常に傍に寄り添っている。しかし、事態が動く中、別行動をしなくてはならなくなる。離れて知るチトセの存在の大きさ、この感情が意味するのは、友情? それとも恋?はじめての感情に戸惑いながら、事件解決へと挑んでいく…ミステリーBL。
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古書店経営者の本郷瞬は、知人の毒島にさそわれてルーマニアパブを訪れた。そこで、リディアという名のホステスと知り合いになった。そして彼女からある相談をもちかけられる。リディアの母アンナが革命前のブカレストで遭遇した事件についてだった。舞台は1977年にうつる。アメリカ煙草のケントという銘柄が価値ある時代だった。人々が大統領夫妻を賛美していた時代だった……
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忘れかけていたころに人は過去の闇とむきあう。買い物にでかけた尾形雪菜はスーパーで初老男に呼び止められた。石橋の名札に雪菜は戦慄する。あの日が目の前に甦ろうとしていた。高校生だった時に雪菜は同級生の絵里に命じられてゲームに参加させられた。「役にたたないものをもちだす」のがルールだった。なぜ雪菜は参加しなければならなかったのか。そして現在の雪菜にむすびつかされた過去の闇は、すこしずつ、ゆっくりしたしあわせの日々を不安に陥れようとしていた。
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その男はいつも、同じ曜日の、同じ時間、同じ席に座り、市営の科学技術館を訪れていた。そのフロアでは、毎回、同じ内容が上映されているだけだった──男の目的とは一体何か?数ヶ月が経った頃、疑心暗鬼に陥ったオーナーは、ある取引を持ち出した。「この金と引き換えに、もう来ないでくれ」それは実に率直なものだった。そして男は大金を手にした──影で暗躍するオーナー、フロア主任、映写スタッフ、消えた探偵、妻と名乗る女……その男の真の目的とは?
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医師の穂坂はバーで出会った美しいモデルの卵・千春を恋人にする。しかし従順で無垢な彼の目を盗んで浮気をしたことから立場が一変。冷酷な本性を現した千春に誰にも言えなかった性癖を暴かれた上、監禁・去勢されてしまう──!抱く側から抱かれる側へ。狭門を犯され屈服を強いられた穂坂が、最後に知る千春とのおぞましい繋がりとは……
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私はここが嫌いだ。ここには、姉がいる。姉に会ったことはない。あたりまえだ。そもそも、私に姉はいない。しかし、この家に来ると、いつも感じる。姉は、私がこの家に来るのをじっと待っていたと。「みなと~。やっと二人で、遊べるね~」私に残された逃げ道は、ひとつしかない。避けてきた廊下の奥だ。姉は、すぐそこまで来ている。逃げなくては。──姉に捕まる前に!私は身をひるがえし、走りだす。決して行きたくなかった、闇の奥へと。
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盲導犬シュバイツを心の支えとする、盲目の少年泉に、ある日突然魔の手が!?拉致監禁され、スカトロを強要される。体全体を弄られ嬲られ、玩具にされたあげく、拷問。シュバイツの助けを求める泉は救われるのか!?泉に執着する元カメラマンの執拗な攻めに、地獄の花が咲く――!
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両親を亡くし、夢も失った圭輔は、母の郷里の叔父泰之の下へ身を寄せる。そこで蔵に住む美しい文緒の世話を命じられるが、その夜泰之に陵辱される。初めは泰之を恐れていた圭輔だが、彼の想いもよらぬ優しさに次第に心を開く。夜毎血縁を忘れ愛欲に溺れる圭輔。しかし、泰之の胸の内には遠い日の歪んだ恋情が未だに燻っていた。泰之が文緒を人知れず蔵の中で育てた理由とは。圭輔は泰之と文緒のことを調べるうち、やるせない結末へと辿り着く。
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ライトミステリー恋愛小説。社内でキス魔事件が横行する中、シャルドネ・ピノ・ミオの三人は部屋の前でデータチップを拾った。数字の羅列の入ったチップのデータは犯行予告とも何かのシミュレーションとも取れる代物。どうしてそれが三人の部屋の前に「わざと」落ちていたのか。キス魔の目的は?ただの強制わいせつ行為ではない?キーワードは「情報」。「……信用しているから、許しちゃう。何があっても」。
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目が覚めると、そこはラブホのベッドの中で下着姿だった私。慌てて着替えて帰宅すると友達の優美から連絡があり、テレビをみろという。言われた通りにテレビを見ると、さっきまでいたラブホで事件があったらしい。さらに優美のイトコの拓巳さんが訪ねて来て、飲み会のあと、どうしたのかを聞かれる。関わりたくない私は嘘をついてしまうのだけど、その嘘が後々厄介なことになり、私たちは事件に関わってしまう。ただ愛しただけなのに…その感情がある人を狂わせただなんて…複雑な恋愛感情が絡み合うミステリ。※作中、スペルや記号が出てくるので「横書き」表示をお勧めします。
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人気の小説、受賞してこれからという階段をのぼりかけた時、復讐の幕が既に上がっていた。気心知れた作家仲間とのオフ会に参加した主人公が体験したのは、自分の作品の主人公と同じ行為。指で焦らされ、人の目に晒され……悔しいのに、恥ずかしいのに、気持ちを裏切るように躰は馴染んでいく……※少しだけ同性同士での描写がありますので苦手な方は気を付けてください。また恋愛描写はありません。
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韮崎いずみは窓も扉もない部屋にいた。ゆうべ以前のことがなにひとつ思いだせない。部屋の円柱から娘が下半身を埋められているのに気づく。死体の娘だった。過去と現実を知りたくていずみは娘とむきあう。だが娘にも身元をあきらかにするものがない。いずみは娘の埋まる円柱をほりだす。ほりだした下からでてきたものはまたべつの死体の娘だった。この部屋は何のためにあるのか……
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飯富(おぶ)裕子は、人材派遣会社の営業事務を担当して多忙な毎日をおくっていた。ある日の帰り道、虫をたたく坊やとはちあわせして「おとなのおじちゃんにおそわった」と告げられた。その後に、裕子の学生時代の悪友=羽柴詩穂にもちかけられた合コンに出る途中で愚連隊にからまれるが、運よく西城と名乗る男にすくわれる。じつは西城も合コン出席者のひとりだった。そのままドライブにでた裕子は西城の別面をしらされることになる……
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唯にとっては実はめちゃめちゃ危険な行為だった『巫女のバイト』もカズのフォローにより無事に暴走を食い止められた。そのカズと唯をマッドサイエンティスト・ダブルが追い打ちをかける。彼にとっては良かれという行為はすべての歯車を狂わして。そしてカズの謎がようやく明かされる。どうしてカズは16年前の姿のままだったのか。どうしてカフェから出られないのか。それを──ホナミは知っていた!? 解決編、ではない第4巻(全5巻)。
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三十二歳の独身巡査部長桜川美月は、ブログで殺人事件の予知夢と思われる記事を発見した。そのブログが更新されると、また新たな殺人が起こり連続殺人事件に発展する。浮かび上がるブロガーと被害者、そして過去の自殺事件との共通点。非科学的現象を否定しない桜川美月は事件の鍵が予知夢だと信じ、年下のイケメン相棒、黒谷優哉を引き連れ捜査に乗り出す!
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理想の夫と結ばれ、幸福な結婚生活を送っていた保子。しかし、初めての妊娠が失敗に終わり、二度と子供は望めないと医師に宣告されてしまう。その原因は、保子が過去に冒したただ一度の過ちだった。保子は後ろめたさからブランドのマタニティドレスをすべて処分しようとするが・・・。
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兄が突然家出してしまった。妹の真由美は、逃亡ではないかと疑う。世間を騒がせている女子高生連続殺人事件、その犯人像に兄が合致していたからだ。残された家族の困惑や悩みが茶の間に錯綜する、ブラックなホームドラマ。
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19歳の人気若女形の吉之丞は、ぞっとするほど美しい切れ長の眼差しの持ち主。楽屋に帰れば、ジーンズのよく似合う、ほっそりとした体つきの今時の若者だ。
いつもパソコンに向かっている物静かな彼は、IQが200の超天才的頭脳の持ち主でもある。
同じ一座の18歳の役者小武蔵は、ひょうきんな明るいキャラクターで、吉之丞とは幼ない頃からの親友。
旅公演で訪れた佐賀で、吉之丞たちは、佐賀の実業家の孫娘、楓と結香と出会う。彼女たちの祖父要蔵の祝宴に呼ばれて、舞を舞った吉之丞は、翌日、要蔵が土蔵の中で殺害されたことを知らされる。
土蔵はキーと電子暗号ロックがかかった、完全な密室。その土蔵には1枚の美人画の掛け軸がかけられていて…。 -
グラマラスな美女・鷹司晴香(たかつかさ はるか)。あるときは、清純な女子大生。また、あるときは、派遣職員。が、彼女の素顔は、自らの肢体を武器に、女の敵を闇に倒す始末師!弱い女をいたぶる男は、このわたしが許さない!「わたしは、始末師(ヒットウーマン)。わたしは殺さない。ただ、破滅させるだけ」。都会の闇を舞台に、美しき狩人の戦いの幕が上がる!
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帰宅途中を謎の男に襲われ、拉致された美少女・真田秋穂。その母・由美は、犯人に脅迫されるままに、凄腕の女探偵・如月麗を待ち伏せするが、逆に倒されてしまう。麗の実力を知った由美は、麗に自分と協力し、秋穂を奪還してほしいともちかける。全世界を覆う闇の組織インクナス。そのトップエージェント・レオの華麗なる冒険が、ここにはじまる!
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オネエ探偵こと慎一は、大財閥のお坊ちゃまにして、医学部中退。新宿で探偵事務所を開いている。
助手をつとめるのは、見惚れるほど美青年のコウタ。
2人とも美形だが、口を開けば、そのやり取りは辛らつで面白い。
そんな2人の探偵事務所を、30代のサラリーマン、大川が訪れる。結婚式の途中で、彼の花嫁が挙式会場から姿を消し、失踪したと言うのだ。
「彼女の様子がおかしくなったのは、独身最後の旅行だと言って、神戸を訪れてから…」
大川の言葉に、慎一とコウタは神戸に向かう。
失踪した花嫁が秘めていた過去とは…。
新宿二丁目のトシママとのやりとりもいい味だしている、オネエ探偵シリーズ第1弾。 -
蜘蛛は糸をはり、獲物を待つ。その獲物が糸に触れたら、二度と逃れない。そして餌食になる。それと同じように、幽霊をイメージするような、気味の悪い空家に、幽霊より怖いものが、忍び込んだ者を待っていたとしたら……。そして相手を自由の利かないようにする魔の手。その魔の手とは、いったい何か?これは世にも恐ろしい物語。
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集中治療室で、医者に向かって訴える妻――
「最後の時間は、二人だけにしてください」だが夫の先輩刑事である黒木――「しかし……」「黒木さん、心配しないでください。決して、おかしな真似はしませんから」「奥さん、本当に大丈夫ですか?」「はい。ただ、二人で誰にも邪魔されずに過ごしたいのです」笑みさえ浮かべてそう告げる妻。
黒木の胸に、熱いものがこみ上げてきた。そして、この夫婦をこんな不幸に叩き落した元凶でもある自分が、二人のために今できることは、妻のこの願いを受け止めてやることしかない――そう思い直した。(作中より) -
冴子は32歳、独身、処女。孤独な生活を送る彼女に、元級友からもたされたある情報。それは、カタログからセックス相手の男性を選べる通信販売だった。日常にひそむ悪意や歪みが狂気へと変わり殺意を誘発する。そんなピリッと怖いショート・ミステリーを貴女にお届けします。
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【登場人物】
◎柿本冴子 三十一歳のアラサー独身女性。長年勤めたクレジットカード会社を寿退社しようとしたが、結婚が破談になり無職へ。笹野探偵事務所に派遣事務員として勤める。勝気で真面目、仕事にやりがいを求めるタイプ。
◎笹野達也 四十歳のアラフォー独身男性。笹野探偵事務所の探偵である一方、プロゴルファーになる夢を未だ捨て切れない。マイペースでいい加減なところがあるが、おおらかで誠実な人柄に冴子が次第に好意を寄せる。
◎秋田陽介 新聞記者で笹野達也の大学時代からの友人。笹野探偵事務所に情報を与える。大食いで体格がいい。冴子と達也が結婚すればいいと思っている。
◎山浦貴史 柿本冴子の別れた恋人。三十三歳のIT企業社長であるが、裏で非道な計画を企んでいた。
◎マリアテレサ・ルイビノ フィリピン、マニラ出身の二十歳。フィリピンパブで働く。権藤建設の社長室で手首を切って死亡。4233という血文字を残す。
◎権藤優作 権藤建設取締役社長。五十五歳。マリアテレサ・ルイビノと浮気をしているのではないかと夫人に疑われ笹野探偵事務所に浮気調査される。
【作品紹介】
アラサーの柿本冴子は失業後、笹野探偵事務所に派遣社員として勤める。初めての浮気調査の尾行でマークした女性が死亡。手首を切って自殺したように思えたが、床に4233という謎の血文字を残していた。死亡推定時刻に犯人と疑わしき愛人の男は妻とラブホテルに。しかもその証人は探偵の達也と冴子自身であった。冴子らはアリバイ作りに利用されたのだろうか。血塗られた4233の意味とは一体? アリバイを崩し事件の真相に迫ることができるのか! -
ラブホ専門の探偵、谷崎シオ28歳。毎夜女子高生に変装し、様々な男達をラブホに連れ込み一夜を過ごし情報収集をしている。ある日ジャーナリストの加納が政治家と暴力団組長の密会を調べる為、シオの事務所に依頼をしてくる。身勝手なセックスを強要する男達に飽き飽きしていたシオは、爽やかな加納と出会い大人の男との一夜を想像するが、突然、加納を追う謎の男達がシオ達の前に現れて……。シオは政治家と暴力団組長の癒着を見事暴き、加納と甘い一夜を過ごすことができるのか!?◆ラブホ探偵シリーズ
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警視総監の指示で、犯罪学の権威である梅沢教授を訪ねていった友坂刑事が紹介されたのは、法学部の学生である鏡晃一という男だった。先月に起きた不可解な殺人事件。被害者は芸術大学の女子学生で、首を絞められて殺害された後、腹部をナイフで刺され、公園の公衆トイレのドアノブに首をくくられていた。警察も手を焼く難事件を、鉄面皮のイケメンこと鏡晃一が名推理で解き明かす。【登場人物】鏡晃一・・・帝東国立大学法学部二回生友坂刑事・・・西ノ宮署特定捜査班班長、警部補梅沢教授・・・犯罪学の権威、帝東国立大学教授野崎智子・・・帝東国立大学法学部二回生、晃一の同級生
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転んでも、ただでは起きない……どころか、倍返しさせるまでは起きない。通った跡には、一本たりともぺんぺん草を生えさせない。どんな悪銭でも平気な顔で身に付ける。恐るべし女流探偵――その名は、木俣マキさん。おまけにその風貌も黒ずくめに瓶底眼鏡と、他の追随なんぞ許しやしない。当作品は、そんな彼女と弟子の“おにぎり”こと田部クンが巻き起こすドタバタ現代活劇。身勝手な彼女、最後には必ずこう言い放つのであった――「木俣だけに、キマッタ!」【登場人物】●木俣マキさん(24):わがまま&身勝手が服を着ているような、瓶底眼鏡の女流探偵。(実は、超美形)。一に金、二に金、三、四がなくて五に男●田部是也(28):そのオタクな助手、あるいは召使い。通称「おにぎり君」。マキの魅力に呪縛されたままこき使われる、残念な男●船虫警部(38ぐらい):四恋署(よっこいしょ)の、これでも刑事課課長。通称ハゲ虫さん。ボロクソに言われながらもマキを頼りにしている。
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美貌の犯罪心理学者 花見小路 珠緒 が、犯罪心理学教室の学生たちと一緒に、警察も投げ出した数々の難事件を解決する。恨み、ねたみ、奢り……人間の心の闇が生み出す現代の怪奇の奥底に挑む珠緒……◆今回のお話~病院で死に神たちの声を聞いた珠緒は、それが幼馴染みのロックシンガー・池上和のことだと気づいた。死に神たちから幼馴染みを守るため、死に神と闘う決心をする珠緒。だが、池上は自暴自棄になっていた……◆女優の田丸麻紀、「相棒」の山中祟史など人気スターが出演したラジオドラマの人気シリーズ~「犯罪心理学者 花見小路珠緒の不思議事件ファイル」
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三年前に知り合った一人の女の子が自殺した。冷えた家庭から飛び出し、都会の夜に身を投じた彼女を死に追いやったものは何なのか。死臭を嗅ぎ分けることのできるビリーは真相追究に乗り出すのだが……。
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綾里真冬は、世界的企業・桐生グループの御曹司、桐生義人との結婚式当日、何者かにさらわれコンクリートに囲まれた密室で目が覚める。密室で男達に囲まれている現実に愕然とする真冬だが、事件に巻き込まれる中、さらわれるに至った秘密が明かされていく!真冬の過去を調べた謎のファイル、ジャーナリストの真冬の父と義人との関係、桐生グループと政治家との黒い噂、謎に包まれた男、新庄の正体!真冬は、数々の謎を解き、見事、密室から脱出し、幸せを手にすることができるのか!?◆恋する花嫁シリーズ
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高台に建っている不気味な館。どこからともなく薄気味の悪い泣き声。その中で次々に起きる怪奇にみちた謎また謎。ガードマンはその謎の中に巻き込まれていく。最初はおびえていた彼も、次第に度胸が出、その謎を解き明かしていく。この館を怪奇に仕立てた者は誰か?その目的とは意外なものだった。
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あけぼの商事の社長・曽我は、本社から送り込まれてきたふたりの美女が、自分を探るためのスパイだ、と見抜き、先手を打って拉致、監禁し、はげしい拷問をくわえ、凌辱する。女たちが吐いた本社の意外な秘密。曽我は、部下の角田らに命じ、この秘密を逆用し、本社を脅そうと企む!「闇の拳」シリーズとならび、著者の代表作のひとつが、ついに電子書籍に登場!
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ギザの大ピラミッドに関するミステリー歴史小説。正確な史料を踏まえながら「クフ」王名は偽造された可能性があることを小説に託して推理する。
ピラミッドに魅了された冒険家ヴァイズは「王の間」の天井裏に「秘密の部屋」があることを突き止め、火薬爆破によって強引に通路を作り、世紀の大発見をもくろむが「何もない空間」が見つかるばかりだった。
そこで、危険な大発見の賭けに出る。
★歴史の名を遺した男の「偽りの大発見」の経緯と心境を克明に綴った特異な推理小説。 -
食品会社で働くОL沢田茜は、容姿もスタイルも抜群、おまけに性格も良く職場では受けが良かった。しかしそれは仮の姿であり、その本性は血の通わぬ悪魔だった。茜にとって、人の悲しむ姿こそ喜びであり、波乱こそ最高の安らぎだった。茜は幸せな同僚にターゲットを定め、恐ろしいゲームはスタートする。しかし恐ろしい狂気を隠し持っていたのは、茜だけではなかった。他人の幸せが許せない×××こんな女が近くにいたら、うかつに幸せを口にしてはいけない。
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東京と仙台。約350キロをへだてたふたつの場所で、同じ日にふたりの女性が墜落死した。投身自殺と処理されそうなふたつの死の解明に、獣医師にして天才プロファイラー、南城征吾が乗り出す! 戦慄とともに浮かび上がる意外な真犯人とは?! そして、南城征吾は、飼い主の敵か味方か?! ペットブームに沸き立つ現代に問う意欲作!
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眠っている恋人、智の口から漏れた「マリ」という名前……「高校時代の恋人に決まっている」……そう信じる美樹だが、やはり気になり、智と同じ高校出身で親友でもある遙の協力で「マリ」探しを始めた。遙に借りた高校の卒業アルバムには、4人もの名前にマリがつく「容疑者」がいた。やがて、ふとしたことをきっかけで、美樹は「マリ」の正体について核心に触れることに……
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
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・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。