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『サスペンス、徳間文庫(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全63件

  • 暴力をふるうようになった恋人と別れたい(「泥棒猫貸します」)。人のものを何でも欲しがる女ともだちに取られた恋人、二人を別れさせたい(「九官鳥にご用心」)。さまざまな状況で、つらい目にあっている女たちの目に飛び込んできた「あなたの恋人、友だちのカレシ、強奪して差し上げます」という怪しげな広告。依頼され、男たちを強奪していく“泥棒猫”こと皆実雛子(みなみひなこ)の妙技と活躍を描く六篇。
  • 605(税込)
    著者:
    鳴海章
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    昼間は男子中学生の好奇の目に晒され、夜はデート嬢として大人の男のあらゆる欲望を満たす。国語教師麻生里久、三十歳。心の裡にぽっかり空いた隙間を埋めるように、男たちの慰みものに。心の闇、癒し、愛、そして容赦ない暴力を描いた衝撃作
  • 605(税込)
    著者:
    岩井志麻子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「歌舞伎町に住んでいる理由? 消えた同級生を探したいので」人気エッセイストとなった林あや美には、痛い思い出がある。もう十二年も前、一緒に夜遊びしていた歌舞伎町で、女子高生の友達が突然消え失せたのだった。そんなあや美の前に、一人また一人現れる奇怪な男女。血塗れの首の女、連続殺人鬼に酷似したストーカー……それが恐怖の始まり、地獄の一丁目だった。
  • 605(税込)
    著者:
    安達瑶
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「あふっ!」男の突入に、女の歓びの声が上がる。男はその年では考えられない強烈な出入を繰り返した。たわわな乳房が揺らぎ、見事にくびれた腰がしなう。それが男の、この世で最後の法悦だった…。政財界の大物が連続怪死。謎めいたセミナーの美貌の女講師との関係が噂され出したころ、サラリーマン秋葉は奇妙な同窓会で、初恋の少女と再会する。淫臭に満ちた秋葉の凶夢は、その日から始まった…。
  • 605(税込)
    著者:
    夏樹静子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    高知県の鉱山で起こった爆発事故で家族を亡くした北村恵は、東京・赤坂にある高級サウナで働くことになった。そこで知り合った巨額の資産をもつ相庭宇吉郎に気に入られ、養女にという話が浮上したのだ!その本当の狙いは何か…?〈シンデレラの夢〉の背後にうごめく黒い影。得体の知れない恐怖をスリリングに描いた会心の長編サスペンス!
  • ゴルフ場経営者が殺された。出入りの造園会社社長・大北耕介が容疑者として浮上するが、失踪。やがて留守宅に、死後切断したと思われる大北の小指が届けられたのだ!?二転三転の展開と鮮やかなトリックで魅了し、日本推理史に輝く名作。
  • 605(税込)
    著者:
    夏樹静子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    ゴルフ場で倒れ、そのまま植物状態となった会社社長の病室に何者かが忍び込み殺害を図るが、発見されて逃亡。警察の執拗な捜査にもかかわらず、“死なれては困る”者はいても、“死んでもらいたい”者は皆無なのだ!意表をつく結末の傑作集。
  • 605(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    由利桂介が約束のホテルの部屋に入ると、待ち受けていたのは青井美保子の全裸死体だった。座卓が部屋の隅に押しやられ、煌煌たる明りの下に美保子は太腿を開いたまま横たわっている。はたして、由利は罠に陥ちたのか? 傷害の前科をもつ由利が、奈良県警の捜査線上に有力な容疑者として浮かび上がっていたのだ。由利と美人スリ桐子のコンビの推理が冴える周遊シリーズ3部作完結!
  • 605(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    凍てつくような寒夜、全身麻痺を訴える患者が救急病院に運び込まれ、当直医は精神的ストレスと断定したが、翌日、なぜか患者はある決意を告げて退院してしまった。数カ月後、横浜埠頭に荷揚げされた燻蒸中のバナナの山から死体が発見された。警察は傷害の前科をもつ由利桂介に疑いをかけたが、彼は自らの再生を賭けて荷役会社社長の娘との四国周遊の婚前旅行から帰ったばかりだった。そして意外にも……。
  • 江戸川探偵長のもとに横浜、総得寺の貫首の長女・花女から、行方不明になった寺宝を探して欲しいと依頼がくる。事の真相を解明した江戸川は花女の信頼を得、彼女の妹・乙女―通称卍の息子で高校生の弓夫の教育係を頼まれる。弓夫の父は民自党党首・河山善助の長男、善太郎。将来を嘱望されていた弓夫に、東大寺放火事件の嫌疑がかかる中、善助の妻・よね子の他殺体も発見されるが…!?会心の長篇推理。
  • 605(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    横浜に銀行強盗事件発生!一味と思われる男の死体が新幹線の中で発見された。由利桂介は一匹狼の私立探偵だが、奇妙な依頼を受け、指定された新幹線に乗るが、依頼者はあらわれず、殺人の被疑者にされてしまった。一方美人スリの桐子は遠山産業の社長に接近、新婚気取りで九州周遊に旅立つが、その遠山がやがて怪死をとげる。桐子と旧知の桂介は、真犯人を求め、長崎―熊本―大分へと、逃亡と追跡の活劇推理。
  • 出雲に嫁いだ一人娘の雪路を連れ戻してほしい―一匹狼の調査員・岩波惇哉の許に、松平と名乗る男から依頼があった。浮気性の夫と別れたいが、相手が承知しないという。前金は100万円。岩波は、彼を「組長」と呼んで慕う巨木探索グループの一員・20歳の真那津と共に出雲へ飛んだ。雪路を訪ねたが彼女は留守。そしてその家で女性の絞殺死体が発見された!警察に疑われる岩波。無実を証明できるのか。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    岩波淳哉は一匹狼の私立探偵。全国各地で未発見の巨木を見つけようという巨木探しグループの“組長”でもある。今回の目的地は八ヶ岳山麓の蓼科高原。別荘に着いた一行は管理人夫婦と出会うが、数日後、警察らしい人間が管理棟を張り込んでいるのに気づく。やがて二人は岩波にボストンバッグを預け、別荘地から姿を消した。訪ねてきた刑事から、男が自分の妻殺しの容疑者として追われていることを知り…。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    上高地から岳沢へ登攀中、雪洞に貯蔵していた食糧を口にした三人パーティの一人が急死した。青酸毒であった。半年後、またメンバーの一人が立山で墜落死した。彼らは十五年来の岳友だという。豊科署刑事道原伝吉は、二つの事件を結ぶ糸を探ったが、徒労に終わった。そしてさらに半年、今度は冬の剣岳で、メンバーの長男が遭難するに及んで、道原の脳裏には意想外の仮説が浮かんでいた。長篇山岳サスペンス。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    世界遺産に登録された白神山地の秋は美しい。調査員の岩波惇哉をリーダーとする一行は、日本一のブナを求めて原生林を歩く予定だった。出発前夜、東京に降った黒い雨。それは不吉な事件の前兆だった!赤石川と滝川の合流地点で、一行は女性の死体を発見した。軽装だったことから、岩波は同行者の存在を疑う。被害者は東京の資産家の娘。しかも父親も二年前に行方不明になっているという…。長篇山岳推理。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    美しい人妻から、夫を探す依頼を受けた私立探偵・岩波は、神秘の湖と呼ばれる摩周湖へ飛んだ。地道な調査により、黒づくめの服装の女と一緒であったことをつかんだが、男は遺体となって発見された。黒を纏う女は誰か。どこへ消えたのか―。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    私立探偵・岩波をリーダーとする探検グループに西表島行きの話がもちあがった。そんな折、メンバーのひとり真那津が、阪神大震災で被災し身寄りのない少女・花を連れて神戸から帰京した。花の出奔中の父親が石垣島にいることがわかり、岩波達は沖縄へ飛ぶ。しかし、父親は三年前から再び行方不明だった。グループは西表の密林で謎の死体を発見する。遺体は花の父なのか、彼の過去には何が…書下し長篇推理。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    高校生の一人娘・比呂子が東京で若い女を刺した―。知らせを受けた長野県警豊科署の道原伝吉刑事は、急遽、麻布署へ飛んだ。被害者は中田邦子。邦子に連れそっていた男は姿を消すが、二週間前槍ヶ岳で出会った男に似ていると比呂子はいう。犯罪の臭いをかぎとった道原は槍ヶ岳を捜索し、若い男の遺体を発見する。娘の無実は証明されるのか。雄大なスケールで描く長篇山岳ミステリー。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    黒部・餓鬼山で、二年前に行方不明となった平塚晃一のザックと破れた羽毛服が発見された。平塚はチョモランマ登頂に成功した世界的なクライマーだった。しかも現場近くで、のこぎりで切断されたらしい女性の頭部と腰骨が見つかり、事件は奇怪な様相を見せ始めた。長野県警諏訪署の道原伝吉が捜査を開始。女性の身元をつきとめるが、その矢先、平塚の山仲間の遺体が八ヶ岳で発見される…。長篇山岳推理。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    八ヶ岳の岩場から、絞殺された若い女が投げ込まれた。被害者は東京のOL西岡万沙子。事件を追う諏訪署の道原刑事は、同じころ万沙子の親友の塩谷涼子が、木曽川で水死体で発見されたことを突き止めた。しかもその前年、涼子の弟勝史までが木曽御岳で遭難死していたのだ。3つの事件に関連はないのか。だが3人につながる人物には、鉄壁のアリバイがあった。長篇山岳ミステリー。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    道原伝吉四十六歳―長野県警諏訪署のベテラン刑事が、妻子と共に遅い夏休みをすごした三日後、事件は起った。一家が泊った八ヶ岳高原のホテルに同宿していた一人旅の美貌の女性が、下諏訪町の鷲ヶ峰で絞殺死体となって発見されたのだ。さらに同日未明、東京の彼女の自宅では、夫が放火による焼死体となって発見されていた。殺された夫婦の身辺を洗うため、若い貞松刑事をつれて上京した道原だったが―。
  • 中央アルプス山麓・菅ノ平駐車場に車を放置したまま、東京の加古川奈未が失踪した。同じ頃、空木岳では小竹達三の他殺死体が発見される。駒ヶ根署から派遣された刑事・道原伝吉は、小竹のアパートで奈未の写真と2千万円の預金のある通帳を見つけ、2つの事件が結びついたかに見えた。が、半年前に起きた槍ヶ岳落石事故との関りが浮上し、事件は予想外の展開をみせ始めた…。会心の長篇山岳ミステリー。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    長野県諏訪市で轢き逃げ事件が起った。目の不自由な母親の杖代りになっていた五歳の少女がはねられ、重態だという。諏訪署の刑事・道原伝吉が捜査にあたるが、単身東京で暮らす父親は休暇中で連絡がとれず、道原は不吉な予感を覚える。が、三日後に父親が現れ、北アルプス・白馬から唐松を縦走していたという。一方八ヶ岳・硫黄岳で男の遺体が発見され、事件は意外な方向へ……。長篇山岳ミステリー。
  • 新宿高層ビル街の一角に沖幹次郎、村井貴里子らK・S・P特捜部が駆けつける。植え込みから白骨体が見つかったのだ。
    身元は警視庁捜査二課の溝端悠衣警部補。死亡前の動向を探ると、未解決の轢き逃げ事件を単独捜査していた形跡が浮上。
    被害者は暴力団組員で、溝端は保険金の受取人である婚約者とも接触していた。彼女が秘密裏に突き止めようとしていたものとは。事態はやがておぞましき全貌を――。
    警視庁歌舞伎町特別分署KSPシリーズ第3弾!
  • 1,045(税込)
    著者:
    西尾潤
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    賢い姉、愛らしい妹に比べて自分には何もない。夢を持てず、鹿水真瑠子は毎日をなんとなく過ごしていた。そんなある日、バイト先の掲示板で不思議な貼り紙を目にする。「磁力と健康セミナー・無料開催」。それは、地獄への扉だった――。認めてほしい。ただその一心で始めただけなのに、どうしてこんなことになってしまったのだろう。ここは地獄か天国か。マルチの世界にハマった女性をリアルに描く、ノンストップサスペンス! 朝日新聞、日本経済新聞、週刊文春など多数のメディアで紹介され、第四回細谷正允賞を受賞した話題の書、待望の文庫化!
  • は一日に何度も分かれ道に立っている。そして、一日に何度も、ほとんど意識しないまま、悩むこともなしに、どちらの道を行くべきなのかを瞬時に決めている。
    たとえば、今朝はどのスーツを着て会社に行くのかを決める。たとえば、職場に設置された自動販売機の前で、コーヒーを飲むのか、紅茶にするのかを決める。
    たとえば、昼の食事はカツ丼にするのか、天ぷら定食にするのか、それともファストフードにするのか。多くの場合、どちらを選んだとしても、人生が大きく変わることはない。ほとんどの道はどこかでまた合流し、結局は同じところに向かうのだから。
    けれど、時には、その無意識の選択が人生を決定的に変えてしまうこともある。この作品は、そんな分かれ道を題材にした連作短編集である。
  • 1941年上海。日本軍傀儡の特務工作機関「ジェスフィールド76」主任、丁黙邨を暗殺せよ。美貌の女スパイ鄭蘋茹(テンピンルー)に指令が下った。日本人の母と中国人の父。二つの祖国に引き裂かれながら、非情なテロルに身を投じた女性の胸中に去来したものは…。蒋介石直属の諜報謀略機関、藍衣社とC.C.団は、汪兆銘政府に対して徹底的なテロを繰り広げ、日本軍の占領工作に大打撃を与えた。これに対抗するため日本軍が極秘に設置した特務機関が、共同租界ジェスフィールド路76号番地を本拠とする「ジェスフィールド76号」だった。中国国民党中央執行委員会調査統計局の工作員として引き抜かれた蘋茹は、残忍で冷酷と恐れられるジェスフィールド主任の丁黙邨から情報を盗むため、彼の懐に飛び込む。黙邨の寵愛を受けることに成功した蘋茹に組織から最終指令が下った。だがそれは危険で非情な、後戻りできないものだった…書下し長篇歴史サスペンス
  • 847(税込)
    著者:
    笹本稜平
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    氷点下40度×放射能極限サバイバルが今始まる! 核実験に巻き込まれた7人の調査員。北極海で孤立した彼らの運命は――資源探査会社に勤める郷田裕斗は、海底油田の探査のために北極の基地にいた。仲間は同僚や、アメリカ人の準石油メジャーのオブザーバー、海洋学者、そしてカナダ系イヌイットたち。ある日、北極海の水中で核実験が行われる。だが、郷田たちはまだそのことを知らず、いつの間にか孤立していたのだった。通信機器の故障により外部との連絡は取れず、リード(氷の割れ目)は増え続け、燃料と食料も刻一刻と減る中、ついに精神を追い詰められる者まで現れて……。大国の思惑と駆け引きに巻き込まれた郷田たちは、氷の世界で生き残ることができるのか。
  • シリーズ累計発行部数60万部を突破した『殺人鬼フジコ』の著者・真梨幸子の原点であり、ライフワークでもある作品。
    1768年、革命前の爛熟した熱気を帯びたパリで娼婦の残虐な殺人事件が起きた。
    たった20人しかいないパリの警察組織において、貴族の醜聞を取りしまる特殊任務についた警部マレーが殺人事件の裏に潜んだ陰謀を暴く!
    歴史ロマン×警察小説の華麗なる融合!
  • 550(税込)
    著者:
    笹沢左保
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    二つの死が、大丸製薬宣伝課員・海老原の運命を大きく変えた。一つは、彼とともに京都へ出張し、某医科大の有名教授をTVコマーシャルに出演させようとして失策を犯した先輩社員・印南の怪死。もう一つは、新薬を試飲した混血CMガールの怪死だった。この二つの死が調合されたとき、海老原にとっては企業の非情の論理が浮き上り、愛欲の罠を呼ぶ、魔の誘引剤となった……。長篇ロマン・サスペンスの秀篇!!。
  • 冒頭の28ページ。
    読み返して気づく、その真実。
    鳥肌が止まらない。
    愛しているのは誰で、愛されているのは誰?
    想いの強さが生んだ
    悲劇の物語。

    お姉ちゃんが死んだ。首をつって。
    あたしと二人で暮らしていた
    マンションの自分の部屋で。

    姉の明香里は三つ違いで、綺麗で成績も良く、
    両親にとって自慢の娘だった。
    社会人二年目で、仕事も順調そうだったのに、
    何故?
    姉の携帯に残されていた四人の男のアドレスとメッセージ。

    妹の穂乃花は、姉のことを知るために
    彼らに会いに行く。
    待ち受ける衝撃のラストに、あなたは愕然とする!
    (書下し)

    プロローグ
    第一章 佐々木隆也
    第二章 巴美智彦
    第三章 典宮航生
    第四章 益田良一
    エピローグ
  • 大好評「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ
    堂々の第二十巻!

    アイドルに憧れて上京したものの、
    なかなかチャンスに恵まれないルミ。
    平凡な高校生だったはずなのに、
    修学旅行でスカウトされて
    アイドルの階段をのぼる寿子。

    二人の運命が交錯するとき、
    強盗殺人犯が現れて事態は思わぬ方向へ……。
    盗むことにかけては右に出る者のいない淳一と
    美人刑事真弓の夫婦が今回直面したのは、
    卑しい大人たちの事情による、とある策略だった。
  • 悲しくて切ない想いが詰まった恋愛小説であるこの作品は、
    読者にとって思いがけない結末を迎える。

    まさかどんでん返しで
    こんなにも
    泣かされるなんて

    見合いで結婚した夫には好きな人がいた。
    十年も前から、今も続いている。
    その事実を知っても、平凡な主婦の華美には、
    別れて自力で生きていくことが出来ない。
    そんな彼女の癒やしは、絵を描くことだけだった。
    ある日、自分のデジカメに撮った覚えのない少年と、彼が書いたと思われる詩が写っているのを見つける。
    その少年にひかれ、恋をした時、
    運命は、とんでもない方向へ動き始めた……。
    (ノンストップ・ラブ・ミステリー)

    第一章  桜の乱
    第二章  バタフライ・エフェクト
    第三章  恍惚
    第四章  はらわたに棲む悪霊
    第五章  炎に魅せられし者
    第六章  失われたノート
    第七章  持ち寄りピザ・パーティー
    第八章  ストーカー
    第九章  残されたメッセージ
    第十章  逆流の旅
    第十一章 怯える住人
    第十二章 愛されない者、愛せない者
    第十三章 連続放火魔の正体
    第十四章 琵琶湖の家
    第十五章 タイムスリップ
    第十六章 十年前のアルバム
    第十七章 めぐり会い

    解説 村上貴史
  • 803(税込)
    著者:
    姉小路祐
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    定年すぎてもまだまだやれる!
    給料激減、待遇曖昧、昇級降級無関係。
    だからこそ、好きにやれまっせ!

    老害なんて言わせへんで!
    培ってきた経験で、勝負や!

    一般企業の定年退職後雇用延長のように、大阪府警が再雇用警察官制度を開始。
    給与は定年時の六割程度、巡査部長待遇という曖昧な階級で銃も貸与されない__
    安治川信繁は新設の府警生活安全部消息対応室に配属された。
    本部から左遷されてきた芝室長、難波署少年係から転属した似顔絵描きの名手新月良美との三人所帯。
    事件性があるか否かのグレーゾーンの行方不明者を調査する地味な部署である。

    知らないうちに勝手に退職した夫が、退職金を持ったまま失踪し、直後に不審な電話がかかってきた…。
    本間淳子の訴えに調査を開始した安治川。どうやら夫は自分の意思で失踪したらしいと見当がついたのだが、大阪湾で本間雅史の保健証を所持した殺害死体が発見されて事態は急変。
    死体は雅史のものではなかったのだ。死体の身元は? 雅史が犯人なのか?
    特殊なベルトのバックルを手掛かりに安治川は神奈川県警の捜査共助課の助けを借りて、死体が下河内健であることを割り出す。
    が、その矢先に今度は大阪の山中で本間雅史の縊死死体が見つかった。
    長澤一郎名義の身分証明書を身につけていた。この三人につながりは見られない。見知らぬ者同士がなぜ入れ替わっているのか…?

    昔取った杵柄とばかり地道かつ着実な捜査で真相に迫る安治川だったが…。
    自らも人生の黄昏を迎えた再雇用警察官が、
    ミッドライフ・クライシスに惑う男たちが引き起こした切なくも複雑な殺人事件を解く!

    カバーイラスト:『めしばな刑事タチバナ』の旅井とり!
  • 605(税込)
    著者:
    勝目梓
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    伊野英二、三十二歳、独身。二週間前までは会社員だった。サラリーマンを辞めたのには理由があった。軍資金を作らねばならないのだ。数億の金が必要だった。そのためには汚ない手を使わねばならない。伊野は女を利用して二人の男を罠にはめた。競艇場の現金輸送車を強奪するためだ。しかし、この行動も大作戦を敢行するための準備でしかない。伊野を狼にさせたのは何か。そして真の狙いは。長篇サスペンス。
  • 消費者金融の営業マンの水野が家に帰ると、妊娠九ヶ月の妻が何カ所も刺されて殺されていた。おまけに腹を切り裂かれて、胎児までも……。理由もわからぬまま、警察に疑われ、追い詰められていく中、犯人を知らせる差出人不明のメールが届く。水野は、闇サイトを通じて、復讐代行業者「Furies(フューリズ)」に依頼した。犯人を捕まえ、妻を殺した理由を知るために。しかし、捕らえた犯人の反応は……。
  • 858(税込)
    著者:
    新堂冬樹
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    制裁女。それは美しくも恐ろしい六人の女たち。六本木のラウンジでママを務める悠華(ゆうか)を司令塔に、獣医の奈菜、地下アイドルのノノ、歌舞伎町のナンバー1キャバクラ嬢・灯(あかり)、堅物の高校教師・志麻、空手黒帯の名門女子大生・蕾(つぼみ)が女を食い物にする男たちを破滅へ追い込んでゆく。しかし、六人の最終標的は並外れて狡猾かつ凶暴だった。仲間に犠牲者を出したことで、悠華は決意を固める。怖いけど心地よさ抜群の復讐劇!
  • シェパードばかりを狙った飼い犬の連続誘拐殺害事件が都内で発生していた。空手大会出場のため上京中だった山梨県警南アルプス署の神崎静奈の愛犬バロンまでもが、犯人グループに連れ去られてしまう。「相棒(バディ)を絶対に取り戻す!」静奈は雨の降りしきる都会を突っ走る。激しいカーチェイス。暗躍する公安捜査員の影。そして事件の裏には驚愕の真実が! 大藪春彦賞作家の書下しアクション。
  • 「あのおじさんに、凄く…凄く嫌なことを」教え子の川瀬佳南(かなみ)が意味深な言葉を残して転校していった。新米小学校教師の羽村克彦はなすすべなく見送るしかなかった。新興住宅地の住民と旧弊な地元民の対立も露な町でなにかが起こっている。数ヶ月前にもPTA活動の虐(いじ)めで自殺者が出ていた。そんな折、シングルマザー麻由美が越してきた。垢抜けた美貌に色めき立つ街の男…。悲劇の発端だった。ダークヒロイン冴子降臨!
  • 704(税込)
    著者:
    大石圭
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    わたしは特別。みんなとは違う。何者かになるべき存在。幼い頃から、今井花梨(かりん)はそう思い込んできた。三十二歳になった今は、もう、いくら何でもそんなふうには考えない。考えられない。それでも、「人に注目されたい」「みんなから羨ましがられたい」という強迫的な願望から、どうしても逃れられずにいる……。そんな花梨が陥った罠は、あまりにもエロティックな匂いに満ち満ちていた。
  • 627(税込)
    著者:
    七尾与史
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    迷子の親探しにいったまま、奈美が戻ってこない―誘拐か?旅行先で国分は青ざめた。空港や観光街で撮ったビデオに映る、奈美に視線を這わす男。予感は確信に変わった!国分は奈美の兄マモル、探偵の蓮見と手分けして探し始めた。事件の糸口を掴んだ蓮見は二人に連絡を取ろうとするが…。蓮見の行方、マモルの決意、国分に迫る影、奈美の生死は? 息つく間もないシーンの連続!
  • 660(税込)
    著者:
    森村誠一
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    妹が飛び下り自殺の巻き添えで死んだ。その瞬間、出張先のホテルで秋谷修一は悪夢によって目覚めた。網膜に残像が浮かんでいる。妹が最期に見た何かを自分に伝えてきたことが彼には分かった。残像に引かれるまま、秋谷は裏磐梯へ。そこで出会ったのは記憶喪失の美女詩織だった。彼女の記憶を失わせた恐怖の体験とは。そして彼女に導かれるように明らかになる妹の死の真相と戦慄の秘密。
  • 心から尊敬している上司の刀根(とね)が放火の犠牲に──。一か月ほど前から立て続けに起こっている火事と関係があるのか? 中学時代に巻き込まれた放火事件をきっかけに、自ら望んで火災原因調査官となった新見茜(にいみあかね)は、刀根を弔うため、自分の力で犯人を捕まえようと力を尽くす。しかし法制上、火災原因調査官には捜査権も逮捕権もない。思うようにならない茜は、ついに思い切った行動に出るが……。(消防サスペンス『想い火』改題)
  • 1,026(税込)
    著者:
    五條瑛
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    世界最先端の施設警備システムROMESを擁する西日本国際空港に突きつけられた、伝説のテロリストからの挑戦状。その狙いは、空港で展示される黄金の女神像、そしてROMES! しかもテロリストは、空港警備の要を担う天才・成嶋優弥の過去と深くかかわっていた……? 成嶋とテロリスト、互いの知を賭けた頭脳戦が始まる! NHKドラマ『ROMES06 空港防御システム』原作でもあるシリーズ第二弾!
  • 世界最先端の施設警備システム・ROMES06を擁し、世界で最も安全とされる西日本国際空港で密輸の摘発が続発した。税関から協力要請を受けた空港警備チームは、ROMESを駆使して次々と運び屋たちを発見していく。だが……うまく行きすぎる。疑問を抱いた天才システム運用者の成嶋は、一人調査を開始する。大規模密輸を隠れ蓑にして、進んでいた恐るべき計画。成嶋は首謀者の男の知性と情に驚嘆しつつ、男の行動を阻止すべく戦いに挑む!
  • 完璧顔面整形で別人になったはずのデート嬢冴子。しかし、大阪ミナミで客引きに見せられた古い写真には自分と瓜二つの女が? 全く身に覚えがなく当惑する彼女の前に現れた怪しげな病院の事務長輝本(てるもと)が奇妙な仕事を提案してきた。同じころ、冴子と懇意の女医津坂(つさか)が拉致された。貧困医療ビジネスを追及していたライター殺しと関連があるらしい。喜怒哀楽渦巻く“下流の街”を、闇猫が疾る!
  • 二十七歳のOL早水深雪は、清楚な美貌の模範的な社員。しかしその姿は仮のもの。本当の深雪は、出張SM嬢としてサディストの男たちに嬲られる仕事をしていた。金のためでなく快楽のため、彼女は鞭で打たれ続ける。そんな深雪にも、浩介という恋人が出来た。浩介は深雪にプロポーズをするが、深雪の心は揺れ動く。わたしは、結婚してはいけない女。きっと浩介を不幸にしてしまう――。
  • 692(税込)
    著者:
    望月諒子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

     脳底部に腫瘍影が認められたため、入院していた秋山が、手術前日となって突然、脳外科医の俺に言った。「眼鏡を、かけられた方がいいかと思うのです」――意味不明な言葉を理解できぬまま、執刀当日を迎えた。頭部切開の最中、ふとした拍子に秋山の髄液が目に飛び込んできた。それ以来、脳裏に不思議な映像が浮かんでくるようになった俺は……。脳外科医・沢村に襲いかかる戦慄の禍! 日本ミステリー文学賞新人賞受賞作家の傑作。(『ハイパーブラジア 脳内寄生者』改題)
  • 星野鈴音は十人並以下の容姿。けれど初めて見た瞬間、榊原優一は激しく心を動かされた。見つけた! 彼女はダイヤモンドの原石だ。一流の美容整形外科医である優一の手で磨き上げれば、光り輝くだろう。そして、自分の愛人に……。鈴音の「同僚の亜由美より綺麗になりたい、綺麗なほうと呼ばれたい」という願望につけ込み、優一は誘惑する。星野さん、美人になりたいと思いませんか?
  • 723(税込)
    著者:
    福田和代
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    宵闇の新宿。雑踏に色とりどりの風船が浮かび、大音響と共に爆発した!「十二神将」を名乗る爆弾テロリストの、それが東京への宣戦布告だった。さらに浅草寺、六本木ヒルズ、新丸ビルを襲った後、突如、犯人は企業へと標的を変えた。「怒れる神々」と称するテロリストの怒りとは何なのか? 首都が騒然とする中、一人のペルー国家警察テロ対策本部警察官が新神戸駅に降り立った……。
  • 770(税込)
    著者:
    鯨統一郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    目が覚めると、そこは病院で、母と名乗る女性がいた。しかし、何も憶えていない。自分の名前すらも……。帰宅途中に襲われて記憶を失ったらしい。母は彼女が非嫡出子で、病気で余命少ない実父、腹違いの弟妹がいることを教える。戸惑う私の前に、次々と恋人を名乗る男たちが現れた。その最中、実父が亡くなり、莫大な遺産を相続することに……。傑作サスペンス。
  • 警視庁捜査一課の敏腕警部・大谷努はスマートな二枚目だが強度のマザコン。その母親と、大谷の部下で恋人の女刑事・香月弓江とは徹底したライバル関係だ。そんな大谷と弓江はあるアイドル歌手の突然死事件を追ううち、占い師サキ・巌の不気味な影に気づく。彼の周辺で次々と不審死が起こっているのだ。弓江は占い師に接近し捜査をしていくが……。好評シリーズ初のサスペンス長篇!
  • 空自のイーグルドライバー・鏡黒羽は、女優である双子の妹と間違われ、何者かにスタンガンで気絶させられた。目覚めると、そこは非政府組織〈平和の翼〉のチャーター機の中だった――。「偉大なる首領様」への貢物として、北朝鮮に拉致された黒羽は、日本の〈青少年平和訪問団〉の幼い命を救い、脱出できるのか!? 祖父から継いだ天才の血がついに……! かつてなきパイロット・アクション。
  • 日本国憲法の前文には、わが国の周囲には『平和を愛する諸国民』しか存在しない、と書いてある。だから軍隊は必要ないと。ほかの国には普通にある交戦規定(ROE)は、自衛隊には存在しない。存在しないはずの日本の破壊を目論む軍事勢力。イーグルのパイロット風谷三尉はミグによる原発攻撃を阻止していながら、その事実を話してはならないといわれるのだった! (『僕はイーグル 哀しみの亡命機』改題)
  • 755(税込)
    著者:
    大石圭
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    三浦加奈30歳――タレントとしては芽が出ず、今は派遣社員。そんな彼女の前に現れた岩崎。年収一億を超えるが四度の離婚歴がある。加奈は不安を感じつつも交際を重ね、美貌を武器に結婚に至る。高級品に囲まれた夢のような生活。やがて岩崎は加奈に異様なまでの執着を示し始める。彼の意思に背くと、暴力的なセックスと恥辱的な拘束が……。やめて! これ以上わたしに求めないで!
  • 尖閣諸島を、イージス艦を、謎の国籍不明機(スホーイ24)が襲う!  風谷修を撃墜した謎のスホーイ24が、今度は尖閣諸島に出現。平和憲法を逆手に取った巧妙な襲撃に、緊急発進した自衛隊F15は手も足も出ない。目の前で次々に沈められる海保巡視船、海自イージス艦!「日本本土襲撃」の危機が高まる中、空自新人女性F15パイロット・漆沢美砂生は、スホーイと遭遇……! (『僕はイーグル[2]』改題)
  • 734(税込)
    著者:
    仙川環
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    一夜のうちに症状が悪化し、死に至る。関西の山奥の集落で、強毒性の新型インフルエンザと覚しき感染症が発生した。医療チームが派遣されるが感染経路は掴めず治療も間に合わない。感染拡大を恐れ、集落から出る唯一の道は警察の手で封鎖された。娘を、この集落から逃がさなくては。杏子は、封鎖を突破しようと試みるが……。医療サスペンスの俊英が、明日起こる恐怖をリアルに描く!
  • 愛する夫の赤ちゃんが欲しい。なのになぜ。美沙子がガンの治療で子宮を失ったのは、まだ三十歳になる前。壮絶な喪失感と赤ちゃんへの想いは、やがて美沙子とその家族を思いがけない選択の連続に追いこんでいく。代理出産は罪なのか。誰が代理母を引き受けるのか。ひとつ選択するごとに悩み、答えを探しつづける美沙子たち。ベストセラー『感染』の著者が描くヒューマン・サスペンスの傑作!
  • 715(税込)
    著者:
    安達瑶
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    殺されてる! デート嬢・冴子の目に同僚の惨殺体が飛び込んできた。彼女は今夜、冴子の代わりを務めてくれたのだ。東京から大阪へ流れてきた冴子は受難続きだった。超傲慢若手検事に、高検検事との売春容疑で締め上げられもした。四国へ逃げた彼女を追ってきたのは、なんとその宿敵検事。彼は一連の事件に関わる検察の深い闇を打ち明け、あろうことか冴子との共闘を願ってきた……。
  • 713(税込)
    著者:
    大石圭
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    僕は人形を作り続ける。42号と名付けられたこの人形の頭部にはまだ髪がなく、唇にも紅は塗られていない。しかし柔らかな筆で丹念になぞると、その頬は赤みを帯びていく。まるで、死体に命を与えているかのようだ。42号が完成すれば、僕はもう、人を殺さなくて済むかもしれない……。美麗なビスクドールを造る天才人形作家、椿涼。その裏の顔は、忌まわしい連続快楽殺人鬼であった。

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