『サスペンス、ビッグコミックスピリッツ(マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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アンデルセンの有名な童話に因む、コペンハーゲンの人魚姫のブロンズ像。この像はこれまで2度、何者かによって首を切断されており、オリジナルの首は失われている。この人魚姫の受難を追いかける男がいた。彼はカリフォルニアのある彫刻家のアトリエを訪れた後、東京のギャラリーフェイクに現れる。ところが、店主のフジタはフローラダニカを探して出張中だった。男はフジタを追い、デンマークへと戻るが……
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時は2021年、スペース・シャトルによる宇宙旅行が始まっていた。フライト間近になって、NASA予約センターのミスで乗客の身体的データが消去され、日本人乗客30人のチケットが発券されない事態が起こる。1人1万ドル、予約は5年先までいっぱい。そんな宇宙旅行がキャンセルになれば、旅行会社は危機に立たされるのは明らか。そんなとき、ミカド・ツーリスト社長三角淳平は、1998年、自分の人生を変えた一日のことを思い出していた……大学4年生の三角は、就職活動の真っ最中。だが、思いを寄せる彼女のひとことで、フランス・ワールドカップ観戦に出かけることになる。だが、現地・トゥールーズに到着してみると、観戦チケットがない!途方に暮れる友人たちを見て、三角は移動中のバスで出会ったフジタという怪しげな男に連絡をとるが…
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甲冑を探して出張中のフジタに代わり、ギャラリーの留守をあずかることになったサラ。彼女はホテルのカフェで知り合ったアートディーラー・堀部に珍しいカブトの話を持ちかけられる。サラは乗り気ではなかったが、堀部がギャラリーに持参したカブトを見てすっかり気に入ってしまった。だが、フジタと連絡がとれないため、偽物かもしれないそのカブトを買う決心がつかない。考えあぐねた彼女は、ギャラリーによく視察に来る国宝Gメン・知念に鑑定を依頼するが…
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ゲームデザイナーのリッキー吉村は、新作の構想を得るためカンボジアへと向かう途中、機内でフジタと知りあう。フジタはプノンペンで美術商のタンから幻の秘宝”東洋のモナリザ”がポル・ポト派支配下のパンチェイ村にあると聞くが、タンは踏み込んできた警察に射殺され、フジタはポル・ポト派に加担した容疑で投獄されてしまう。一方、リッキーはアンコールワットを取材したものの、スランプ脱出の鍵をつかめずにいた。アイデアにつまったリッキーは道中耳にした「幻の密林寺院」の噂を信じ込み、ポル・ポト派の支配地域に乗り込むことを決意。彼はふと手にした新聞でフジタが拘束されていることを知り、裏の世界に通じているフジタに案内を頼むことを思い付く。リッキーの立て替えた保釈金によってフジタは無事釈放されるが、ポル・ポト派に顔が利くタンは殺されており、パンチェイ村に行く手立てがない。二人が途方に暮れていると、話を立ち聞きしていたストリートチルドレンのコンポンがガイド役を申し出た。それぞれの思惑を胸に、パンチェイ村への旅が始まる…
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5年ぶりに祖母の墓参りのために故郷に里帰りをしていたフジタ。彼はそこで、従兄から、公民館で行なわれる「お宝鑑定」の鑑定士を依頼される。町民が持ってきた「お宝」は、どれもガラクタばかり。だが、その中に一つだけ、フジタのお眼鏡にかなった品があった。それは、江戸時代の『蟹の盃』である。フジタはそれを500万で購入した。意外な戦利品に喜ぶフジタであったが、一つだけ気掛かりなことがあった。それは、持ち主に言われた「この蟹を身近に置くものは、なぜか心臓を患う」という言い伝えのことであった。
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『ギャラリーフェイク』に、安藤広重の浮世絵を展示しようとするものの、何か趣向を凝らしたいと考えるフジタ。しかし、いいアイデアが浮かばない。そんなとき、ある男からスイスの高級時計メーカー・ブラパンの“1735”の問い合わせの電話が入った。フジタはその電話で、月光の描写が美しい安藤広重の浮世絵とムーンフェイズ付腕時計の“1735”を一緒に展示することを思いつく。そして、展示から数日後、『ギャラリーフェイク』に“1735”を購入したいという男がやって来る。しかし、その男は……
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藤田のもとに、昔パチンコ仲間だった売れっ子モデル、江副ルミが「最近ストーカーに付け狙われている」と泣きついてきた。ストーカーからの手紙を見た藤田は、ある確信を持つ……。(第1話)▼金沢に来た藤田とサラ。旅館で偶然出会った将棋の増田名人は、サラが骨董屋で買った将棋の駒に、過剰な反応を示すのだが……。
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フジタは事務所に警察に追われているある男をかくまった。その男はイタチの辰蔵(たつぞう)という通り名で、美術品窃盗の常習者。ある日、辰蔵は仕事の依頼を断ったものの、大事な一人娘を誘拐され、仕事をせざるを得なくなった。その仕事とは…。
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高田美術館に高田グループ会長の3男・高田健介が、理事長としてやってくる。だが健介は仕事に興味はなく、一日中遊びほうけてばかり。そんななか館長の小夜子は疲労でダウン。館長代理としてやってきた藤田が、美術館を仕切ることに……
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フジタと同じアパートに住む小梅おばさんが倒れ、息子が経営している病院に入院した。この病院は、快適な空間を患者に提供することをモットーに建てられたもので、各部屋ごとにカラーコーディネートがなされていた。小梅おばさんは、一番上等で、紫でコーディネートされている部屋に入院していた。しかし、小梅おばさんは、この部屋にいると気分が悪くなると言いだした。
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大手出版・九重書店が、経営不振で大幅なリストラを行うことになった。創業者の神代氏の私財が売却されることを知った国宝Gメン・知念は、文化財保護のため奔走する。だが一足遅く、資産のほとんどは売却済みで、しかも尾形光琳作といわれる幻の“花見重”まで国外に流出することが決まっていた。この件にフジタがからんでいることを知った知念は「ギャラリーフェイク」に乗り込んでゆくが…?
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クリスマスの夜。フジタの秘書のサラは、ひとりぼっちで「ギャラリーフェイク」の店番を任されていた。フジタは極秘の取引のためにドイツにおり、サラはなんだか心細い。そんな中、ひとりで仕事をこなすサラは、自分をずっと尾行している不審な男に気づく。だが、その男は実は…
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フジタがテレビ局に貸し出した乾山の皿が、破損してしまった。怒ったフジタは、テレビ局に乗り込み、弁償を請求する。そこで、三田村小夜子の妹でタレントのみちるに偶然出会い、みちるが司会をしている番組の鑑定人の代理を急遽務めることになったが…
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知人・加茂水仙の紹介で、台湾での仕事を引き受けたフジタ。その仕事とは、台湾財界の要人・林海羽のもとに持ち込まれた絵画の真贋を鑑定することだった。その絵を贋作と見破り信頼を得たフジタは、「茶藝」という林の新事業に関わる新たな仕事を依頼される。茶の道を通して、台湾に新しい文化を創造しようというのだ。だがその一方、政界にも大きな影響力を持つ林を快く思わない人間も、多く存在していた。そんな政敵の一人が、闇のルートを使って殺し屋を雇う。そして、フジタの身にも危険が…!?
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長期滞在中のホテルで、いつもと同じ朝を迎えるサラ。偶然その日、人気歌手のMASA唐沢が、結婚披露宴のために同じホテルを訪れていた。彼とエレベーターで乗り合わせ、感激して握手を求めるサラ。だが、結婚を発表して以来、唐沢は悪質なストーカーに悩まされていた…
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アメリカのソフトウエア制作会社“マルチメディア社”会長、キルバート・ベイカーは、末期癌の母親が欲しがっている“窓の絵”を探していた。だが、窓がついたどの絵を見せても、母親は違うと首を振るばかりであった。困り果てたベイカーは、フジタに相談をするが…。
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大東亜生命の総務部長である北白川は、美術に造詣が深い。かつては、芸術品の買い付けに奔走するほどであったが、現在は窓際に追いやられている。ある日、北白川は、企業の名品展の実行委員長を命じられた。北白川と三田村小夜子は、展示に必要な中国磁器を借りるため、ギャラリーフェイクを訪れる。
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1999年の大晦日。フジタはいつもの年と同じように、四国にある安閑寺というさびれた寺で新年を迎えようとしていた。その寺でフジタは、毎年元旦から遍路を始める難波という老人に加え、今年は青島という青年とも一緒になる。この青島は、コンピュータやパソコンという言葉を聞いただけで、途端に気分が悪くなる妙な男。実は彼は、東京の医療機器メーカーの営業マンで、2000年問題を前に心身ともクタクタになり、会社から逃げてきたのだった。そんな青島に難波は「すぐに東京へ帰れ」と諭す。その理由は…?
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宝石商のハウザーに貸した金を回収するため、そのあとを追って、はるばるニューメキシコ州までやってきたフジタ。ハウザーは“インディアン・ジュエリー”の売買によって借金を返そうとするが、取り引きはうまくいかない。そんなハウザーに、フジタはある街へ行くことを提案する…
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昔なじみの質店をクローゼット代わりに使っているフジタは、季節の変わり目に、いつものごとく“着替え”にやってきた。しかし店主は「店を閉めるので、もう預かれなくなってしまって…」と告げる。息子に後をまかせ、リサイクルショップとして再出発するというのだ。その新しい店に行ってみたフジタは、息子の強引な経営方針に不安を抱く。そんな折り、開店直前の店の品が全て信用していた店員に持ち逃げされた…
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ハワイで休暇中のフジタ&サラは、偶然そこで三田村館長と出会う。フジタと三田村のアヤしい仲(?)に妬いたサラは、怒ってスワップミートに出かけ、そこでアンティークの万華鏡を購入して一人で眺めていた。有名なブリュースター作の逸品と思った三田村は、サラに調べさせてほしいというが…
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サラにせかされて、一緒に自分の部屋の大掃除を始めたフジタ。ところが、動かしたことのない本棚の裏から、一台の古いちゃぶ台が出てきた。乱暴に扱おうとしたサラに、フジタはそれがギャラリーフェイクの商品であることを説明する。しかもそのちゃぶ台は、現在テレビを賑わせているタレント、小金沢リョウと関係があって…?
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出張ヘルス嬢の連続殺人事件が発生し、捜査本部では目撃者の証言からCGによる似顔絵を作成し、捜査にあたる。しかし、超アナログな警部補・高倉は、目撃者にふたたび会い、自作の似顔絵を元に手がかりを探していた。一方、フジタは“ギャラリーフェイク”にふらっと現れては、真作と贋作を言い当てるナゾの紳士にしどろもどろ。ある日、パチンコで大勝ちしたフジタの前に、高倉のモンタージュにそっくりな男が現れる…!
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かつてフジタに贋作を買わされたという男がサラを人質に取り、身代金として1億円を要求してきた!男は父が遺したルーベンスの「麦わら帽子の女」を大切にしていたが、どういうわけか絵が真っ黒になってしまったというのだ。知り合いの社長に土下座してまで資金を工面したフジタが、約束の場所に向かうと…
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雁作専門の画廊、「ギャラリ-フェイク」のオ-ナ-、藤田玲司のもとに、衆議院議員の梶が、モネの「つみわら」の真作を売ってほしいと商談を持ちかけた。フジタは贋作だけではなく、裏では美術品のブラックマ-ケットに通じ、盗品や美術館の横流し品を取り引きしていることを知ってのことだった。その商談の様子を、S美術館の学芸員である酒井が見ていた。酒井はフジタに、芸術のなんたるかをわかっていない梶には、「つみわら」を売ってほしくはないと懇願する。
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ある日料亭に呼び出されたフジタは、“日本のドン”と称されるフィクサーの国府双六から、雪舟の雁作を作ってほしいと依頼された。国府が所持している雪舟は実は盗難品で、正式な所有者である在日フランス大使・ブロト-に返さなくてはならない。雪舟を手離したくない国府は、雁作を作り、それをブロト-に返そうというのだ。フジタは、姑息な雁作では厳しい審美眼を持つブロト-を欺けないと、この依頼を断る。
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イリノイ州・ニューケンジントン市長の注文で、ワシントン大統領ゆかりのアンティーク銃を入手したフジタ。ところが最近、市内で無差別発砲事件が起き、いま銃を買えばイメージダウンになると、直前にキャンセルを要求してきた。怒ったフジタは市長との直談判に訪れるが、そのとき暴漢が市庁舎に乱入してきて…
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フジタは、家・財産を差し押さえられた会社社長の美術コレクションの鑑定に来ていた。たくさんのコレクションは二束三文のものばかりであったが、国宝級の真作とおぼしき円空の「日光菩薩」があった。しかし、喜び勇んで持ち帰った日光菩薩は、プロの目にも本物に見える巧妙な偽物であった…。
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ギャラリーフェイクでサラの企画した「世界の美男子展」が、女性を中心に連日大盛況。そこに美容整形外科医の福沢が訪ねてきて、カラバッジョの「“若者たち”の合奏」を売ってほしいと言ってきた。しかし、フジタは福沢の美に対する考えに異を唱え、申し出を断って他の希望者に売ってしまう…
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事務所の掃除をしていたサラは、高級宝飾店、「ジェイド」の招待状を見つけた。店のオーナーは、一流の宝石泥棒・翡翠(フェイツイ)であった。サラと店にやってきたフジタは、翡翠からある依頼をうける。その依頼とは…
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国立瑞宝美術館の依頼で絵画を修復したものの、一向に代金が支払われないため取り立てに向かったフジタ。だが応対した若い館員達は、館が独立行政法人になってから集客イベントが重視される反面、地味な部門には予算が回らなくなったと逆に不満を漏らしてきた。さらに彼らは、新館長が収蔵作品の横流しを企んでいると訴え、フジタにリアトリビューション(真贋鑑定)を頼むのだが…
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ロシアの天才少年ピアニスト、ミーシャの演奏会に来ていたフジタは、モスクワ音楽アカデミーの教授から、ある絵を探してほしいという依頼を受ける。それは、ムソルグスキー作曲のピアノ組曲、「展覧会の絵」の構想に使われた、ガルトマンの10枚の絵のうちの1枚だった。
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6年前に「導入詐欺」で黒崎の父親にとどめを刺した、
ひまわり銀行本店管理部門次長・宝条を喰うために動き出した黒崎。
ひまわり銀行・全国有力支店の支店長を宝条が束ねた「宝条グループ」なるものの存在を調べながらも、「ローン詐欺」を行う首都中央支店に狙いを定めた黒崎がついに、宝条帝国に突き進む…!! -
『クロサギ』と呼ばれる男・黒崎。彼は、人を騙し金銭を巻き上げる詐欺師『シロサギ』のみを喰らう最凶の詐欺師。詐欺で家族を失った彼の復讐はまだ終わらない…。戦慄の詐欺サスペンス、待望の新シリーズ開幕!
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宿敵・御木本を喰うべく、配下の実働部隊を潰した黒崎が、次に集金部隊である詐欺団体三社を狙って動き出した。まず、最初の一社「ジービー証券」にデイトレーダー・赤須と名乗って接近し、自分には100億もの資金があると吹聴。ついで、コンサルタント会社社員・鵜坂の名で「東京グリーンファンド」に乗り込み、二酸化炭素排出量取引に関する“うまい”話を持ち込み…。
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留学斡旋業者「グローバルジャンプ」が、破産申し立てを行ったとのニュースが報じられた。氷柱の大学の先輩・伊藤早智子は、この会社に120万もの留学費用を払っていたため、慌てて法学部の教授に相談しようとするが、教授は不在。そこで氷柱は代わって鷹宮助教を紹介するが、鷹宮の結論は「この契約にはクーリングオフが適用されないから、金を取り返すのは不可能」というもので…。
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最大手・ひまわり銀行を辞め、フリーの投資顧問をしている女性・三枝。だが、アメリカの大手証券会社の破綻に伴う“ブーニン・ショック”恐慌を受け、運用資金が大幅マイナスに。資金繰りに詰まった彼女は、配当金を支払う当てがないまま、配当率を上げて新規の客に投資を呼びかける詐欺行為を…。
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病床に伏す岸川の友人が巻き込まれた詐欺事件。
それは、貧しき者を助けるという“正義の仮面”の下に
弱き者からカネを毟(むし)り取る、悪辣な貧困ビジネス詐欺だった…!!
そして、ホームレスを支援すると嘯(うそぶ)くNPO法人
「アンゼリカの会」のスポンサーが、なんと、
黒崎の父親を破滅に追い込んだ主犯・「ひまわり銀行」の宝条で
あるという衝撃の事実が発覚し…世相を激しく揺さぶる震撼展開――。 -
公共事業入札に参加する建設会社に「自分なら最低落札価格がわかる」と言って手数料を騙し取るシロサギ・熱田。彼が今狙っているのは、中部地方G県の徳利川干拓事業の落札を狙う、公共事業に参入してまだ日が浅い斧山建設。その熱田の仕事を潰せと親爺の命令を受けた黒崎だが、この件に絡んでは白石も動いていて…?
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新キャラクターの公証人・犬伏が初登場!
死んだ岸川のじいさんから紹介された犬伏と
黒崎の因縁とはーー!?
そして、宝条に迫る黒崎ーー意外なる展開が!!
卑劣なる貧困ビジネス詐欺をはたらく
「アンゼリカの会」の飛鳥から、ついに
黒崎が金を騙し取る[貧困ビジネス詐欺]ほか、
[出会い工作詐欺]、[カード現金化詐欺]の3編を収録。 -
震災につけ込む卑劣なるシロサギを喰う[震災復興詐欺]、
総額20億をせしめた女性秘書を喰う[秘書詐欺]、
宝条帝国に連なるシロサギを追う[劇場型詐欺]の3編を収録。
最新手口の劇場型詐欺に絡む詐欺会社、
証券会社「プレシャスファイナンス」を調べるうちに
宝条の闇への繋がりを見出した黒崎が、
果敢にも宝条グループへと切り込んでいく。 -
公証人・犬伏と宝条との奇妙な因縁とはーー
そして、犬伏が岸川と交わした言葉が導く
黒崎への思わぬ贈り物とは…!?
[カード現金化詐欺]大注目クライマックス。
アメリカ帰りのやり手弁護士として
白石が関わってくる[知的財産詐欺]。
その壮大なるスケールと“シロサギ-白石”をめぐる攻防とは…!?
そして、日本中を席巻する新たなる詐欺がーー
あまりにも卑劣なその手口に神志名警部補が動く
[養子縁組詐欺]序章! -
多大な借金を抱えながらも、家族や従業員のため働き続ける町工場社長・鍋沢。ようやく大きな仕事を得て、代金が入るまでの2か月間の運転資金を借りるべく、三富ファイナンスという金融会社を訪れる。鍋沢の自宅はすでに2番抵当まで打たれ、彼が望む2千万の融資は難しい状況。だが、それでもと頭を下げる鍋沢に対し、元銀行員の三富ファイナンス社長・園部は“特別な手順”を踏めば融資が可能と誘いかけ…。
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頻発する最新最凶手口…
劇場型詐欺の全貌を解き明かす!
そして、豊田商事事件をはるかに超える被害額4300億円!
国内史上最大消費者被害事件・和牛預託詐欺の闇にメスを入れる!
宝条グループの一社「プレシャスファイナンス」が関わる劇場型詐欺を追う黒崎に迫るとんでもない危機とは…!? -
あまりに卑劣なる手口のシロサギを黒崎が喰う[養子縁組詐欺]、
政治家とマルチ商法の闇に迫る[裏献金詐欺]、
震災につけ込み詐欺をはたらく悪質なシロサギをぶった切る
[震災復興詐欺]の3編を収録!
宝条の家族について調べていた黒崎が行き着いた
公証人・犬伏の過去の宝条とのとんでもない因縁とは…!?
そして、犬伏がいまだ隠し持っていた“官僚時代の青臭い理想”とはーー!?
戸籍ブローカー、国会議員と秘書ーー
黒崎が現代日本のシロサギを痛快に喰い続ける、
戦慄の詐欺サスペンス。 -
御木本死す。
そして、黒崎はいずこへ――
[ECO詐欺]衝撃エピローグ収録!
御木本の下を後にした黒崎の運命は…!?
業界戦慄! -
舞台は北京、マカオ、そして台北へ――
逃げる御木本。追い詰める黒崎。
黒崎を追って台北へ到着した神志名。
衝撃のラストを見逃すな…。
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