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『ホラー、恋愛、1年以内、0~10冊(マンガ(漫画)、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全68件

  • 【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】魔王サタンを倒すために最強のエクソシストとして、劣悪な環境で育てられた神父の少年は、心に深い傷を負いながら各地に蔓延る悪魔と戦い続けていた。やがて訪れる一人の少女との出会いをきっかけに、少年はこれまで抱くこともなかった温かな感情に触れて――…。これは、聖戦の中で芽生える恋と希望の物語。
  • シリーズ4冊
    211748(税込)
    著者:
    五十嵐純
    レーベル: MFC
    出版社: KADOKAWA

    女子高生と謎の青年、音楽で繋がるプラトニックラブサスペンス第1巻!

    中高一貫校に高校から入学し、疎外感を覚えていた宇野せいかは、ある日迷い込んだお屋敷で一人の青年と出会い、彼の手引きでギターに触れる。無垢な少女と謎の青年を取り巻く、音楽と愛憎の物語が幕を開ける。
  • シリーズ4冊
    814825(税込)

    若手営業マンの宮本均は日々の激務とパワハラ上司に心身の限界を迎えていた。そんな時に出会った謎の美女「じゅり」は彼の全てを受け入れる救いの女神に見えた。彼女は真性の怪物と気付くまでは…!
    あらゆるサイコを詰めた狂女に、男の全てが壊される。
    その地雷を踏んだ時、本物の恋が始まるー-。衝撃の「地雷女」サスペンス堂々開始!!
  • わが胸の急所よりその嘴を抜き わが部屋の扉よりその醜貌を消せ

    19世紀アメリカの詩人、エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe, 1809 - 1849)の比較的後期に属する詩作品から数篇を選んで日本語に訳しました。お楽しみいただければ幸いです。
    <目次>
    「ドリームランド」
    「大鴉」
    「ヘレン(・ホイットマン夫人)に」
    「地下深く」
    「ULALUME」
    「アナベル・リー」
    「エルドラド」
    「鐘」
    原題および画像のソース
  • 青春の焦燥と憧憬が入り乱れて加速するオトメ暴走譚!

    対人関係がニガテな伊藤さんは
    控え目だけど誰とでも仲の良いクラスメイトの高橋さんを羨んでいた。
    ある日、伊藤さんは高橋さんが人を丸呑みしているのを目撃してしまう。
    高橋さんは人間に擬態する化け物だったのだ!

    恐ろしい怪物が平然とクラスに溶け込んでいた――そんなのって超憧れる!!
    ゼッタイ高橋さんと友達になりたい!!

    伊藤さんは化け物の高橋さんから、人間社会の“フツー”を教わることに。
    浮かれる伊藤さんだが、高橋さんには、ある思惑が……。

    異才作家×「幼女戦記」の気鋭イラストレーターのタッグが放つ
    青春の焦燥と憧憬が入り乱れて加速するオトメ暴走譚!
  • シリーズ5冊
    550660(税込)
    著者:
    マツダミノル
    レーベル: GANMA!
    出版社: GANMA!

    兄が死んだ。私は兄の恋人だったひとと、兄の墓参りに来ている──……。これは、兄の恋人と私と「兄だったモノ」のおぞましい恋の話(初出:GANMA!1~9.5話掲載分)

    兄が死んだ。私は兄の恋人だったひとと、兄の墓参りに来ている──……。これは、兄の恋人と私と「兄だったモノ」のおぞましい恋の話(著者名:マツダミノル/初出:GANMA!1~9.5話掲載分)
  • 愛し合う男女を対象に行われる「カップルゲーム」。それは出された指令をカップルでクリアし、競うのみ。舞台は廃墟になった遊園地。優勝したカップルには賞金1億円と永遠の愛が贈られるという。「ねぇ、好きって言ってよ」悲劇のゲームが幕を開ける――。
  • eureka0313詩集 (一天社文庫普及版)

    詩集『魔性の血』『続・魔性の血』の拾遺詩集です。お楽しみいただければ幸いです。
    <目次>
    「今日も桜が」
    「水星」
    「少女心中」
    「海のほとりの花畑」
    「エッセンス」
    「聖少女」
    「対話」
    「婚礼の夜」
    「人形泥棒」
    「海のほとりで待ち合わせ」
    「海に生まれたむすめ」
    「人魚」
    表紙画像のソース
  • シリーズ2冊
    110165(税込)
    著:
    潮見知佳
    レーベル: 花ゆめAi
    出版社: 白泉社

    名作浄霊ロマンスの番外編シリーズ読切が登場!霊能力者の天川緋一郎と、彼の世話をする青年・空木葵。葵にかけられた死の呪いを解くため、二人はある土地へ…!(70P)(この作品はウェブ・マガジン:花ゆめAi Vol.65に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • eureka0313詩集 (一天社文庫普及版)

    詩集『魔性の血』の続編です。お楽しみいただければ幸いです。
    <目次>
    「不死は不思議な夢でした」
    「校舎のうらに寝ころんで」
    「岬」
    「私には夕陽が見えた」
    「魔性の血」
    「売春宿に潜入だ」
    「人妻殺しのうた」
    「人形」
    「透明人形」
    「未来」
    「姫は見つめなければならなくて」
    表紙画像のソース
  • 825(税込)
    著:
    ムコQ
    レーベル: DOELO
    出版社: 海王社

    大学で民俗学を研究しているハビエルは、夏季休暇を利用して地元に帰ってきた。
    地元はナマズ信仰の伝統がある土地で、その元締めである神社の長男・涼介はハビエルの初恋の人。
    そんな相手との再会を喜ぶハビエルだったが、
    涼介は「ナマズ様」を降ろすことのできる特異体質から、
    村の男達に痴態を晒す儀式に参加させられていることがわかり……!?

    一途な年下男子×ナマズ体質のぬるぬる年上男の和エロスラブ!
    ※本電子書籍は 『ナマズを抱く』を18禁版用に一部改訂したものです。 同タイトルと同内容ですので、重複購入にご注意下さい。
    ※18歳未満の方の購入・購読は固くお断り致します。
  • 282(税込) 2024/5/31(金)23:59まで
    著:
    屋乃啓人
    レーベル: ――

    大学生の能登まひろはゼミの集まりの帰り道、何でも売っているという不思議なフリマで、「理想の恋人」を買った。
    翌日まひろのもとには「彼氏」を名乗る見知らぬ男、秋津があらわれる。
    自分の望んだ理想像に等しい秋津に困惑しつつも、惹かれていく能登。
    しかし「フリマでは対価として自分の大切なものを差し出さねばならない」ということを思い出す。
    酔って忘れてしまった自分が差し出した「対価」とは一体何だったのだろうか…。
    twitter(現X)で連作の形で描いていた作品です。描きおろし後日談収録。
  • 「あの鍋にはワシらのエキスがたっぷりと…」―――優しい妻・愛梨(あいり)と、可愛い娘・真凛(まりん)に囲まれ、それなりに幸せな人生を送っていた成瀬颯太(なるせ・そうた)。愛梨の仕事のために離島に引っ越すことになった3人は優しく穏やかな島人たちから歓迎される。しかし、島の本当の姿は子孫繁栄のためにはなんでもするカルト島で...?殺人・盲信・服従…狂った倫理観が当たり前なこの島で、仲睦まじかった家族は崩壊していく――…

    広告で話題のセクシーホラー!
    ついに、単行本化!!

    【※この作品は話売り「ディストピア~移住先は不貞の島でした~」の単行本版です】
    「ディストピア~移住先は不貞の島でした~」第1話~第7話
    巻末描き下ろし 7ページ収録
  • 江戸川乱歩の最高傑作長編と呼び声の高い小説を、美麗なタッチで完全コミック化! 貿易会社に勤める青年・蓑浦は、同僚の木崎初代と恋に落ち結婚を約束していた。しかし、初代は自宅で何者かに胸を刺され殺されてしまう! 事件の日、初代の自宅の鍵はすべてかけられており、侵入の痕跡は見当たらない。遂行不能な密室殺人事件であるように思われた。蓑浦は初代の復讐を誓い、私立探偵業である友人の深山木幸吉に捜査を依頼するが……?!
  • 踊れ踊れマンドラゴラの娘。

    植物学者の父親と大きな屋敷に暮らす13歳の少女、ミラ。
    学校へ行くのを禁じられ退屈していたミラは庭師見習いの少年・デュークと仲良くなるが、ある日突然彼が蒸発。
    「裏庭の温室に行ってはいけないよ」
    父の戒めに隠されたおぞましい秘密とは。
    (ホラー/洋風)
    表紙:宮菜(@miyanamiya38)様
  • 他殺・自殺・その他。ご利用の際は該当事故物件のグレード表をご覧ください、報酬額は応相談。

    巻波 南(まきなみ・みなみ)27歳、職業はフリーター兼事故物件クリーナー。
    事故物件には二人目以降告知義務が発生しない。その盲点を突き、様々な事件や事故が起きて入居者が埋まらない部屋に引っ越しては履歴を浄めてきた彼女が、新しく足を踏み入れたのは女性の幽霊がでるアパート。
    当初ベランダで事故死したと思われた前の住人の幽霊は、南の夢枕に立って「コロサレタ」と告げる。
    犯人はアパートの中にいる―……?
    南はバイト先のコンビニの常連である、男子高校生の黛 隼人(まゆずみ・はやと)と組み、前の住人・ヒカリの死の真相を調べ始めるのだが……恋愛/ТL/NL/年の差/高校生(17)×フリーター(27)
    スラップスティックヒューマンコメディ、オカルト風味。
    イラスト:がちゃ@お絵描き(@gcp358)様
  • 或る夏の日、ナニカに囚われたエモーショナルホラーBL

    この世ならざる怪異が視える壱千(いち)と、視えない春永(はるなが)はセフレの関係。
    恋人という傍にいる理由が欲しいのに、踏み込めないまま絶妙な距離感を保っている。
    そんな二人は教授の頼みで心霊相談を受けることに。
    『写真に写った自分に、とある変化が起こる』
    或る夏の日、ナニカに囚われた過去と今。
    事情を聞けば聞くほど増していく違和感の正体は――
    俊英・美山薫子が描くエモーショナルホラーBL!
  • 絶望と祈りが交錯するディープ因習村BL

    ■神の肉を喰らう村がある――。
    十月十日ごと村に現れる異形の化け物■神様。
    ■神様の肉を捌き村人に与える神職の善智(よいち)は、閉鎖的な村を厭いながらも過去のトラウマゆえ「外」の世界を臆していた。
    しかし父の死を機に、奔放な幼馴染の匡(きょう)が村に戻ってくる。
    「共に逃げよう」善智を救い出そうとする匡だが、彼は”ある秘密”を抱えていて――…
    連鎖する怪奇、血族の呪い…絶望の中で見出した究極の愛と祈り。
    圧倒的なスケールで描くディープ因習村BL!
  • おもちゃ会社に勤める晃(あきら)は、会社帰りのある日終点まで電車を乗り過ごし、見知らぬ駅で妖しい化け物に身体を犯されてしまう。
    それから晃は毎晩化け物に弄ばれる夢を見続けるが、隣に住む美青年・亜衣(あい)に助けられる。

    「これから毎日僕とセックスする」

    亜衣は除霊ができる体質で、毎日自分とセックスをすれば楽になれるというが、感じやすくなっている自分の体と亜衣の行動に戸惑う晃。
    なぜここまで親身になってくれるのだろうか、そこには亜衣の大切な想いがあるようで……。

    年下霊媒師×色情霊にとり憑かれたリーマンの不思議なエロティック・ホラーBL。
    その後の二人を描いた豪華14P描き下ろし漫画付き!

    ■収録内容
    ・「お祓いするから挿れますね」1~7話
    ・単行本版限定描き下ろし14P漫画+表紙ラフ案

    ※この作品は、デジタル配信用に編集した電子コミック単行本です。
  • 平凡な顔しためぐと可愛い加奈は仲良し。
    同じ高校3年のモデル琴音の撮影を見に近くの公園に行くと、
    加奈じゃなくて、めぐがスカウトされてしまう。
    めぐは驚きながらもこれが本当の私だと自信がついていく。
    だけど人気者のめぐを嫉妬するような敵意を感じるようになっていき……。
    表題作『ほんとの私はね。』のほか、『TRUE』『後悔』『舅になんて負けないぞ!』を収録。少女ホラーをはじめ、さまざまな切り口で描かれた阿部ゆたか作品集。
  • シリーズ6冊
    748792(税込)
    著者:
    山本 和音
    レーベル: HARTA COMIX
    出版社: KADOKAWA

    ゾンビに囲まれた危機的状況の中で、僕たちは、恋に夢中だった――。

    ゾンビパンデミック×シェアハウス、かつてない恋の物語が始まる。

    成田空港に到着した1機の航空機、それが全ての始まりだった。
    1人の乗客によって持ち込まれたウイルスが、またたく間に感染拡大。
    日本政府は、千葉県境を封鎖することを決定。

    ゾンビが町に溢れるなかで、6人の男女が幕張のショッピングモールに逃げ込んだ。
    安全と食料を確保した彼らは……恋に夢中になっていた。

    前作『星明かりグラフィクス』で美大生の青春を描いた山本和音の新作は、
    極限化でのおかしな人間模様を描くサバイバル・ラブコメディー!
  • セミの鳴き声がうるさく響く夏のある日。
    高校2年生の七海遥花は、隣の高校に通う工藤暁に告白される。
    「話したこともないのに…」と戸惑う遥花に対し、工藤は「まずは友達から」と提案し、2人は連絡先を交換することに。
    時を同じくして、2人の住む町のとある踏切では連日、同じような人身事故が続いていた――。
  • シリーズ5冊
    713748(税込)

    あの日、平穏だった俺の日常は…壊された。28歳会社員、小さい家に妻と子供の3人暮らし、 平凡だけど平穏だった俺の人生… あの日、「さやか」と再会するまでは。 彼女は俺の中学時代の初恋相手で… いじめっ子の命令により処女を奪ってしまった相手。 罪悪感で土下座する俺に、彼女は 「私も、あの頃本当は…」 と恥ずかしそうに本音を伝えてくれた。 可愛いさやか。 ダメな俺を求めてくれるさやか。 甘い声で乱れるさやか。 ……でも、さやかは狂ってた。 ※この作品は過去、電子書籍「骨の髄まで私に尽くせ。1~6巻」に掲載されました。重複購入にご注意下さい。
  • 大人気ボカロ小説がコミカライズ!心を抉るダーク・ラブ・ファンタジー!

    SNSで話題沸騰!! 大人気ボカロ小説がコミカライズ!!
    恵まれた容姿ゆえ、「遊び相手」に困らない大学生活を過ごす霞(かすみ)。
    ある日、彼は高校時代のクラスメイト・雲母(きらら)と再会し、一夜をともにすることに。
    それ以来、彼女から一方的に想いを寄せられるようになった霞だが、だんだん疎ましく感じるようになって…?
    「真性の屑」、霞を待ち受けている運命とは。
    そして誰も知らない雲母の本当の姿とは――。
    心を抉るダーク・ラブ・ファンタジー連載開始!
  • 村に鳴るサイレンは、セックス開始の合図!?淫らな因習によって、理性の外れた村人たちの欲望が襲い掛かる――!失踪した妹を探すため、団根村の学校に赴任した女教師の空子。村はのどかで生徒たちも良い子ばかり。ところが祭事が行われるという日、サイレンとともに「儀式の時間です。近くの男女でまぐわってください」という放送が鳴り響く。途端に空子を押し倒し、身体中をまさぐる男子生徒たち。容赦なく若い情欲をぶつけられて、否応なく濡れたアソコも熱を帯びていき…この快楽に溺れずに妹を見つけることが出来るのか…!?
  • 165(税込)
    著:
    森園みるく
    著:
    村崎百郎
    レーベル: ――
    出版社: Milkyway

    森園みるくが描く、エロティックホラー。
    恋人である涼平が突然失踪し、その行方を探し続けている萌美。ジャーナリストである涼平はある教団について調べていることを以前語っていた。
    危険を承知で萌美はその教団に潜入する。
  • 【特別描き下ろしのおまけ付き!】「このままだと死ぬよ」大学で見知らぬイケメンから突然告げられた陰キャの愛莉。そこで身の回りで起きる怪奇現象を解決してもらおうと、オカサーを訪れるが…。※本作品は「オカサーの姫!~憑かれ系女子のオカルト日誌~ 【分冊版】1~7」と同内容を収録しています。重複購入にご注意ください。
  • ひととひとでなし、この邂逅がもたらすのは破滅か、それとも――。

    「私は君を喰べに来ました。」
    突然現れた人魚の少女・汐莉は
    海辺の街に独り暮らす女子高生・比名子の手を取り
    そう優しく語りかける。

    妖怪を惹きつける特別に美味しい
    血肉を持つ比名子を求め現れた彼女は、
    成熟し、最高の状態を迎えるまで比名子を守り、
    そして、
    すべてを喰らい尽くす。

    遠からぬ未来の理不尽な死を突き付けられ、
    比名子の胸に渦巻く想いは――。

    「このひとなら私を――…」
  • DNA、生命の記憶の聖域へつづく、永遠の階段ー。生物科学に魅了された瑠璃子は、父親の言葉に耳を疑った。「あの子の存在自体が間違いなんだ」出生に疑いを抱く彼女が出会った予士矢。宿命の二重ラセンの中で、彼らが見た真実とは…!?衝撃のサイエンス・ロマン。
  • ■収録作品私は負けたことがないウィズバイラス・インジュピター夢の中の少女ソシャゲ世界のやり直しだいたいゾンビのせい信じた手紙は花の香り素敵なお話いっぱい書いてね!〜小説家のあなたが“ファンな”あの子にご奉仕される〜カクヨム編【CV:五月あめ】
  • 1,650(税込)
    原案・監修:
    むつー
    執筆協力:
    黒十字
    イラスト:
    東西
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    船内にいるのは、拉致された3人の男女。そして、異形の存在。

    「訳アリと言わんばかりの女と、頭の軽そうな男。そして私。……共通項は、なんだ?」
    TRPGシナリオでは異例の2.5万部超え!
    大ヒットシリーズ1作目が待望のノベル化。
    むつーの壊胎、新たなストーリーがここに。

    ――鼓膜がとらえたその音は、確かな重量を持つ何かの足音のように思えた。少なくとも人が発する音ではない。
    極度の緊張。逸る心拍がやたらと脳に響く。
    しかし五月蠅いのは脳内だけで、この静寂な空間には隣の部屋の音が鮮明に聞こえてきた。

    「ギダギド・デダデラバ」
    「……ゴドジョクダ・ガロバイミ・ ゴズグダク・ジャメムバダ」

    心底気持ちが悪かった。いっそ船酔いのせいだと思いたかった。
    狂っている。――この世界は、吐き気がするほど理不尽だ。
  • いじめられっ子のマナの前に現れた学園の王子・ヒロ。しかし彼には何やら違和感が……?
    "ショジョ恋。-処女のしょう子さん-"などの作品で知られる漫画家/イラストレーターの山科ティナによる奇妙な学園短編マンガ。
  • 「俺は猛獣の檻だ 不用意に覗きに来てくれるな 食われるのは…お前なんだぞ」『ホラー作家に愛され過ぎて眠れない』に続く、一千秋視点の物語。はじまりは18年前、父が一人の女性を連れてきたあの日から…。訳あり家族のもとに生まれてきた二千夏。
    ピュアな弟の放つ圧倒的な「かがやき」は、一千秋の心をも少しずつ変えてゆき…?父、純夏、依子、小柴、そして枸櫞(くえん)。舞台裏で二人を見守っていた人々の姿も明らかに。そして辿り着くのは、兄のみぞ知る驚愕の真実…!!愛し愛され過ぎて眠れない兄弟の物語は、ついに最終章へ!※こちらには【第1話~第2話】が収録されています。
  • 『魔法使いの嫁』の世界を深く読み解く公式副読本、登場! 累計400万部を突破した『魔法使いの嫁』を読み解く、待望の公式副読本が登場! ヤマザキコレが描く人と人外が共存する世界を、神話やフォークロアとともに紹介・解説。あのときエリアスが採った行動が、あのエピソードの意図が、この本を読めばより理解できること、間違いなし。ヤマザキコレ監修の本書とともに、改めて単行本を読み直そう!※目次では173P「索引」/175P「参考資料」と表記しておりますが、電子版では173P「参考資料」/174P「索引」の順で掲載しております。
  •  満月は人を狂気にいざなうという。その恐怖の事件もやはり、満月の夜に起きた。横浜に住む華僑、〈風〉一族の若者がつぎつぎに何者かに拐われ、殺害された。犯人の狙いは、〈風〉一族が持つ秘宝“風の天宝輪”。そして魔の手は風一族の娘、瀧沢暁子にまで及んだ。謎の一団に襲われる暁子。その時、魔的なまでに妖しい美貌を持つ少年、劉アモンが彼女を救った。“風の天宝輪”をめぐる闇の戦いが激化する中、暁子はアモンに魅かれていく。横浜を舞台にくりひろげられる死闘の行方は……。
     ミステリアス伝奇ロマン「月鬼(ムーンデビル)」シリーズ、第1弾。電子版あとがきを追加収録。

    ●六道 慧(りくどう・けい)
    東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年、朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。
  • 770(税込)
    著者:
    六道慧
    レーベル: ――

    「父さんと母さんがまぐわうとこを見たい」「よいか、時雨。まぐわいは見るものではなくやるものだ」父の力強い励ましを背に、阿無村をあとにした赤木時雨。都会では女の子釣り放題かなあ。そんな期待を胸に抱いた純朴童貞青年を待っていたのは、性別不詳の美貌エステシャンだった!? 性欲、食欲、排泄、寄生虫。体が溶解する美少女に、ニューハーフ軍団、得体の知れない物体化人間などなど。とことん暴走するスラップスティック小説……電子版あとがきを追加収録。

    ●六道 慧(りくどう・けい)
    東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年、朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。
  • シリーズ4冊
    715(税込)
    著:
    コアヤアコ
    レーベル: ハレム
    出版社: 白泉社

    幽霊を見る条件…それはオナニー!?美人JKをイかせて幽霊を見つけ出せ!巨乳を描かせたら日本一の作家「コアヤアコ」が贈るバカエロコメディ★(このコミックスにはハレム vol.24~30に掲載された第1~7話を収録しています。)
  • 訳ありアパートで待っていたのは恋の予感!? それとも…

    強い霊感を持つことを誰にも言えずに生きてきた爽良。そのせいで新卒で入った会社も早々に辞めるしかなく、生き辛さを感じていたところ、疎遠になっていた祖父から遺言状が届いて……。代官山にある訳ありアパート鳳銘館の管理人として新生活をスタートした爽良は次々と奇妙な事件に巻き込まれていく。無口で美形な幼馴染の礼央や、鳳銘館の住人兼管理人代理である御堂に見守られ、爽良は謎多き住人たちと関わりながら自分の居場所を見つけ始める――。ときめきと成長のオカルトお仕事ストーリー!
  • ※若干グロテスクな表現がございます。
    40代の夫婦。妻に末期がんが見つかることで日常が急変する。
    既に手が付けられない状態だと言われても諦めきれない夫は行動を起こした。
    その行動は純粋な愛なのか、エゴなのか。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     父が消えた理由について、信次はすこしずつ周囲の噂を知るようになった。正確に言えば父は消えたのではなく「死んだ」のだが、信次はそういう言葉を遣いたくなった。「警察では、わからなかったそうだ」村の誰かがそんな話をした。何かが父を奪ったのだとわかる年齢になってきた。その何かが誰なのかというより、どうしてそんなことをしたのかを知りたかった。(「赤い竹蜻蛉」より)
     昭和の古いおもちゃを題材に、少年の成長を葛藤を描く。十篇のファンタジック・ロマンを収録した作品集。

    *赤い竹蜻蛉
    *蒼い喧嘩凧
    *星空の缶蹴り
    *淡い影絵
    *白い日光写真
    *燃え尽きた逆さ面
    *ぱっちん
    *永久影踏み
    *だるまさんが転んだ
    *遠い糸電話

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  中学校の絵画部で一緒だった小西繁夫と、夕暮れの渋谷で偶然出会った。こいつはたしか死んだんじゃなかったのか。いや、記憶が交錯しているようだ。個展の招待状をもらったので何気なく足を運ぶと、屈強な男たちに取り囲まれ、拉致・監禁されてしまう。そして小西は私からあらゆるものを?奪した。退職、戸籍抹消、住居の撤退。そういうことを確かにやったと信じるには、この部屋の完璧さを見れば充分だった。彼は、あるいは彼らは、冗談や遊びなどではないのだろう。私はこの空間から出られるのか、元の社会に復帰できるのだろうか……。
     どこか見知らぬ地下空間へ連れ去られ、自分を見失った男による再生の物語。長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     少年は工場のほうへ歩いていった。もうあたりは真っ暗になって、ところどころに立っている水銀灯の明かりが、工場と空き地を照らしている。闇のなかに、キリンの巨大なシルエットが見えた。少年は立ち止まった。キリンが気がついて近寄ってきた。ゆらゆらと、大きなシルエットが揺れながら近づいてくる。だめだ。近寄って来ちゃいけない。犬だって猫の子だって、見かけたらすぐに、そこを離れなきゃいけないんだ。近寄ったり触ったりすれば、絶対に離れられなくなる。(「飼育する少年」より)
     思春期の少年たちを待ち受ける深い淵、邪悪な穴、試練の丘とは。独特の世界観に彩られた短篇小説集。

    *飼育する少年
    *夜の遮断機
    *首市場
    *地下室の声
    *メメリン広場
    *僕の細道
    *月夜の少年兵
    *飛ぶ棒
    *初恋監視センター
    *漂流譚
    *路爺退治
    *旅風船
    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     以前勤めていた広告代理店から依頼された大仕事、それは世界的マジシャン「ブルー」を日本に招聘することだった。生い立ちも正確な年齢も、すべてが謎に包まれた存在。世界中の誰もが知っている人物なのに、ステージ以外での彼の素顔を見た者はいない。なんとか彼との接触に成功した僕だったが、少し高音の混じったその声は、どこかで聞いたことのあるように思えた……。長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

    「……かまいません。どうぞ、お持ちになって行ってください」女は決心したようにそう言って、時計と岡崎を見くらべた。「大切にしていた時計なのですが、あなたになら。……似てるんです」「え? 誰が、誰にですか」口に出してから、無粋なことを言ったと、彼は悔やんだ。女はもう、壁の時計のところに立っている。時計の針は全速力でまわっていたが、女がそれを取り上げると、その回転がぴたりととまった。持ち上げたはずみで、ぜんまいが切れたか、歯車でもはずれたのだろう。(「枕時計の女」より)
     記憶の時空を越え、出会った男女の淡き交わりを紡ぐ十二の短篇小説を収録。

    *枕時計の女
    *鳥を捜す女
    *卒業しなかった女
    *蜩になった女
    *カモシカを追う女
    *糸桜の女
    *黒百合を食べた女
    *浜茶屋に来た女
    *露天風呂にいた女
    *喫煙室の女
    *飛翔する女
    *地下鉄の女

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     子供たちは広場に集まっていつも星間ロケットをつくっている。その最新式のロケットが今日、完成したらしい。「乗る順番を決めようとしただけじゃないか」アルマジロの次郎吉は口先をとがらせている。その言葉にアキラはいっそう腹を立てて、空中でハサミをかちかちと鳴らした。「決め方が問題なんだよ」「だから、じゃんけんで……」「こいつう!」争いの原因がだいたいわかった。つまりアキラは蟹だからハサミしか出せない。じゃんけんなんかしたら負けるに決まっている。(「蟹座じゃんけん」より)
     十二種の星座をテーマにした摩訶不思議なストーリー。短篇小説集。

    第一話 山羊座通信
    第二話 水瓶座日記
    第三話 魚座システム
    第四話 牡羊座新聞
    第五話 牡牛座特急
    第六話 双子座ファンクラブ
    第七話 蟹座じゃんけん
    第八話 獅子座レース
    第九話 乙女座伝言板
    第十話 天秤座からくり
    第十一話 蠍座カレンダー
    第十二話 射手座大戦争

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  日本海に面した人口七十八万人のX県は、女性就業率ランキング第一位、女性の働きやすさランキング第一位、育児環境ランキング第一位。しかし、誇らしげに語る「X県しあわせ創造課」担当者の言葉には裏があったのだ。日本一の子育て県に貢献することこそ、住民の誇りと幸せ。夫の転勤や結婚などでX県に移住してきた者にとって、地方社会独特の“掟”は恐怖そのものだった……。連作短篇サイコスリラー。電子版あとがきを追加収録。

    ●雀野日名子(すずめのひなこ)
    石川県で生まれ、福井県と大阪府で育つ。ゴーストライターやノベライズライターから物語執筆へと移行し、『機械仕掛けのアン・シャーリー』でジャイブ小説大賞入選。『あちん』で「幽」怪談文学賞短編部門大賞を受賞し、同作で小説家デビュー。『トンコ』で日本ホラー小説大賞短編賞受賞。「雀野日名子」名義での単著に、『太陽おばば』『幸せすぎるおんなたち』『終末の鳥人間』『かぐや姫、物語を書きかえろ!』などがある。カルト映画と80sをこよなく愛する、文壇アレルギー症。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     あのかたちを忘れはしない。校舎の時計塔の上に取り付けられて、風が来る方向を毎日眺めていた、あの風見鶏だ。学校が帰ってきた。二十年前、ダムの底に沈んだはずのあの学校が……。ダッチン、デミ、嶋本、テンドン、ナルカン、そしてトミー。これが当時、遠原村の小中学校をあわせた全校生徒だった。村役場の観光課職員として一人故郷に残っていたナルカンこと成島は、懐かしい顔に会うために同窓会合宿を計画した。しかし思い出は常に美化される。六人の子供たちは、本当に仲が良かっただろうか。思いだそうとするが、まったくわからなかった。遠い昔のことだ、親友も敵も、ごっちゃになって記憶の底に泥のように沈んでいた……。
     過疎化した村の廃学校で語られる、少年少女たちの“忘れられた約束”とは。ホラー・ファンタジー長篇。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • シリーズ2冊
    737759(税込)
    著者:
    神江ちず
    原作:
    千冬
    キャラクター原案:
    紅木春

    加賀百々は一見、明るくちょっと天然な女子高生だが、実は人々と神を繋ぐ「在巫女」見習いだ。実家を出て神使・香佑焔と修行に励んでいる。ある日、百々は同級生から「後輩が廃屋に行ってからおかしくなった」と相談される。一瞬神の力を感じた百々は廃屋へと向かうが――。
  •  享保十三年、第八代征夷大将軍・徳川吉宗が招聘したのは、巨大な「象」であった。海を越えてはるばる旅をしてきた象は、長崎の港に着いたのち、陸路、徒歩で江戸城に向かう。多くの人間を引き連れた象の行く先々は、珍獣を一目見ようとする見物人であふれかえり、さまざまな人間模様を見せる……。史実を元にファンタジックに描かれた連作短篇時代小説。

    *わらしべの唄
    *獺祭の湊
    *象鳴き坂
    *半鐘さん
    *マン・オン・ザ・ムーン
    *千日手の解法
    *エピローグ 象を引く

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     施設から引き取られ、食品メーカー社長の御曹司となった武藤英行。彼は義父母には馴染めず、家族というものに価値を見いだせなかった。金銭さえあれば自尊心も家庭も、生きるために不可欠なものだとはどうしても思えなかった。英行は大学を卒業すると同時に家出同然でアメリカへ留学、勝つためのゲーム理論を身につける。ラスベガスのカジノで知り合った相棒と共に帰国すると、義父の経営する会社は大きく傾いていた。閉鎖的な同族経営に反発があった英行は、義理人情を切り捨ててあくまでもドライに会社再建に手を貸すことにした……。長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     フリーランスのデザイナー、カメラマン、ルポライター。気の合う者同士が寄り集まって仕事場にしていた「鮮酔館」。各メンバーの仕事に関与しない。集団としての活動は原則として行わない、あくまでもフリーの集まりだ。だが、いつまでも俺たちは若くない。大きな仕事は個人には発注されない。日本の税制は個人には不利に出来ている。このままではジリ貧になっていくだけだ。メンバーの一人が入院したことをきっかけに会社組織にしようと決心し、成り行きで代表取締役を務めることになった森田だったが、法人を作るなんて初めてのこと。戸惑いながら実際に会社経営を始めてみると、あれやこれやとトラブルが襲いかかってきて……。経営者の苦難と人間関係をユーモラスに描いた長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     暴走族「狩人」の頭をしている妹尾樹林は、無菌の町タヒチで生まれた。塵も細菌もウイルスも漂っていない、病気も犯罪もない町。二万数千人が暮らしているこの実験都市は、ドーム型のエアウォールで覆われており、生活のすべてがコンピュータに管理されている。タヒチでは、誰がいまどこにいるか、何をどこでいくつ買ったかを中央機構が把握し、たとえばもし屋外で強い臭いのするものを飲食すれば直ちに環境局が飛んできて、罰金か、さもなければ拉致されてしまう。だが、この実験都市が生まれた本当の理由を誰も知らない。ドームは明らかに人為的なものだ。誰が、何のために? 完全無菌の世界から解放されて「外」へ出てみたい……。ある日、B25地区に幽霊が出るという噂が立った。ブルーの服を着た髪の長い幽霊だという。その正体を暴いてやろうと、樹林はワープと呼ばれる二輪駆動機に跨がった……。
     近未来ディストピア社会を描いたSF長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • とにかく怖い女の子と、とにかくビビりな男の子の、怖くてカワイイ(?)新感覚・青春ホラーラブコメ!!

    高身長で運動神経抜群な小賀正道(おがまさみち)は、とにかくビビりな少年。 彼は最近あることに悩まされていた…。
    それは、学校で自殺した少女の幽霊につきまとわれているというものだった。
    しかし、小賀が幽霊と恐れるその少女はただの人間で、彼に恋する健気な女の子・佐山呻子(さやまうめこ)だったのである。
  • シリーズ6冊
    0803(税込)
    編:
    朝宮 運河
    イラスト:
    作:
    黒川裕子
    作:
    黒史郎
    作:
    最東対地
    作:
    澤村伊智
    他6名
    出版社: ポプラ社

    てのひら怪談──それは、てのひらにおさまるほど小さな小さな物語。すべて800字以内で書かれた、こわい話やふしぎな話のこと。短いから、あっというまに読みおわる。でも、油断しちゃだめだよ。幽霊やのろいの話、学校でおこった事件、聞いたこともないような変わった話……どれも本当におそろしいんだ。さあ、勇気を出して、ページをめくってみて。50編の小さな物語が、きみがやってくるのを待っているよ──。
  • 平凡なサラリーマン・時治は、ある日公園でボロボロの格好をした少女に声をかけた。
    その正体は人を喰う悪魔だった!!
    かわいい顔をして次々に人肉を貪る彼女との同居で時治はどうなる!?
    謎の宗教団体・万物神義教も忍び寄り、平穏な生活は終わりを告げる……。

    【収録内容】
    アクマと僕 第1話
    アクマと僕 第2話
    アクマと僕 第3話
    アクマと僕 第4話
    アクマと僕 第5話
    アクマと僕 第6話
    あとがき
  •  知名度ワースト、陸の孤島、と本社の人間から軽んじられていた福井県。ところが、怪異を引き寄せてしまう体質の山本くんにとっては、無数のモノノケが蠢く魔境だった!? 昔からの「ふるさと」の姿を守りたい鉄拳女上司・経塚部長と、「まちおこし」に躍起になるNPO法人・ビタミンのキュートな女性・夏井さんとの板ばさみになってしまった山本くん。さらには地霊がすり寄ってきて大騒動に! 
     名所・旧跡・珍スポット、歴史・伝説・逸話、外部の人間にはわからないフクザツな県民感情まで。ありとあらゆる北陸福井の要素を盛り込んだホラーコメディ。文庫版から大幅に加筆修正の上、巻末には郷土愛あふれる「取材ノート」を追加収録。

    ●雀野日名子(すずめのひなこ)
    石川県で生まれ、福井県と大阪府で育つ。ゴーストライターやノベライズライターから物語執筆へと移行し、『機械仕掛けのアン・シャーリー』でジャイブ小説大賞入選。『あちん』で「幽」怪談文学賞短編部門大賞を受賞し、同作で小説家デビュー。『トンコ』で日本ホラー小説大賞短編賞受賞。「雀野日名子」名義での単著に、『太陽おばば』『幸せすぎるおんなたち』『終末の鳥人間』『かぐや姫、物語を書きかえろ!』などがある。カルト映画と80sをこよなく愛する、文壇アレルギー症。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     あれは夢だったのだろうか。変電所点検の仕事で秋田を訪れた生田俊彦は、吹雪の夜に遭難、雪原で見知らぬ女に出会い、そして体を重ねた。「黙って。何も話してはなりません。話せば、愛は枯れてしまいます」その美しい女はそう言って姿を消した。あれは寒さで疲労した脳が生み出した悪夢のはずだ。だが、病院で目覚めた生田の目の前にいた看護婦は、彼女に瓜二つだった……。謎めいた女の幻影に惑わされる男を描いた長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  液晶画面の中で育てるペット、電子猫は大ヒットした。『天使猫』という愛称で呼ばれるようになってテレビCMにも登場した。だがあの猫は、いつかは死ぬ。不摂生をすれば肥満にもなるし、病気にもなる。エサをやらなければ、飢える。それに、電子猫には老衰による自然死がプログラムに組みこまれているのだ。開発者であるサムは、その条件だけは譲らなかった。こうして電子猫は人間社会に大きな影響を与えたが、サムにはさらなる構想があった。誰にも明かさず、彼が密かに開発を進めていた「実験」とは……。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  ついに僕は、ドードー鳥の飼育係に選ばれるという幸運に恵まれた。ドードー鳥は十七世紀に乱獲のため絶滅している。絶滅した鳥を飼育するのは名誉でもあるけれど、とても難しいことらしい。僕は二十四時間態勢で動物園に泊まり込み、がらんとしているドードー舎の監視を始めた。だが鳥が見えなければ、ただの空き地の管理者みたいじゃないか。いつかは見えるようになる、同僚のナオミが言った言葉を信じる以外になかった……。
     摩訶不思議で不条理でハートフルな9つの物語を収録した短篇小説集。

    *ドードー鳥の飼育
    *東京フラミンゴ
    *箱女システム
    *A級ハムサンド
    *穴
    *ぽ・先生
    *無人駅長
    *時間喰い(タイムイーター)
    *眠れない街

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     夕海子は、寒くなるとその名簿をひらく。名簿からランダムに選んで、その一人に電話をかける。家を訪ねていく。そして、泊めてくれないかと頼む。それが行き詰まったとき、夕海子は最後の手段に出る。彼女を暖かな場所に連れ戻してくれる最後の脱出装置は、いつも抱えている黒いボストンバッグの底にある……。長篇サスペンス。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。

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