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『ハーレクイン(小説)、松村和紀子(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~53件目/全53件

  • ナースのリアノンは2週間前、亡き親友から忘れ形見を託された。赤ん坊の父親は、世界的に有名なギリシア富豪、ルカス・ペトラキデス。陰のある美貌、洗練された立ち居振る舞いだけでなく、誠実さと責任感の持ち主という評判を知り、リアノンは心を決めた。親元のほうがこの子は幸せなはず。愛着が湧いてしまう前に渡さないと。ところが、電話をしても取り次いでもらうことさえできず、やむなく彼の高級リゾートで開かれるパーティー会場へ向かった。勇気を振り絞り、話を聞いてほしいと告げたリアノンをルカスは冷たく一瞥して、警備員に彼女をつまみ出せと指示した。満座の注目が集まるなか外へ連れ出されながら、リアノンは叫んだ。「あなたの赤ちゃんがいるの!」

    ■ウェールズの郊外でつましく暮らすリアノンは、給料の半月分もの大金をはたいてルカスのホテルの一室を予約したのでした。でも、無慈悲な大富豪はリアノンの訴えを真っ向から否定して……。HQイマージュの代表作家、ケイト・ヒューイットの秀作をどうぞ!
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シリーズ33冊
    330990(税込)
    著者名:
    ダイアナ・パーマー
    翻訳者名:
    杉本ユミ
    レーベル: ハーレクイン

    法医学調査員のアリスは、仕事で訪れたジェイコブズビルでハーリーという名のカウボーイと最悪の出会いを果たす。金物店から飛び出したハーリーがアリスにぶつかり、売り言葉に買い言葉で、大げんかを繰り広げてしまったのだ。「もしあなたが花婿ショップで売りだし中でも、買わないわ」そう言い放ったアリスだが、翌日、彼への印象は百八十度変化する。若者に絡まれているところを助けようとしてくれた、その勇敢さと優しさに触れ、気づいたときには彼に恋していた。男性経験がほとんどないアリスは、駆け引きなどできず、思ったままをハーリーに伝えた。私と結婚しましょう、と。■ハーレクイン・ディザイアもおかげさまで1400号記念を迎えることができました。記念号を飾るのは〈テキサスの恋〉最新作。長年脇役として物語を盛り立ててきたハーリーのお話をお届けします。
  • 薬指のルビーは囚われの身の証。愛しても報われることなどないのに…。

    「弟との結婚をやめろ」式当日に花婿の兄クィンに命じられ、純白のドレスに身を包んだペイジは凍りついた。どうやらクィンは、ペイジの父親が彼ら一族の会社で横領を働き、その罪をごまかすために娘を嫁がせるのだと疑っているらしい。確かに父の強い勧めもあって半ば強引に決まった縁談だが、ペイジにはとうてい信じがたい話だった。一方、ペイジも共犯だと思いこんでいるクィンは、反論にも耳を貸さず、さらにとんでもないことを言い出した。君たち父娘の策略から弟を守るため、僕が君と結婚する、と。
  • 愛されぬ白い結婚に甘んじた理由――それは、あなたを愛しているから。

    夫の亡骸とともに、リリーは茫然とデインの到着を待っていた。もうすぐ彼がここに来る。私を軽蔑している彼が……。デインの兄と極秘の取り決めを交わし、偽装結婚してから、そうとは知らないデインにリリーは罵声を浴びせられてきた。家名を汚す雌狐! 清楚な仮面に隠れて浮気を楽しむ悪女!いわれなき汚名に耐えつづけた結婚生活は、今、幕を閉じた。夫を亡くして、もうデインの憎悪に対処するすべもない。やがて顔をこわばらせたデインが、リリーの前に現れた。彼は知らない。私の体が無垢なことも、この胸に秘めた思いも。

    ■HQロマンスが誇る数々の逸作を厳選してお贈りする“伝説の名作選”。情熱の作家として絶大なる人気を集めるミシェル・リードが綴る狂熱の恋物語をお楽しみください。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 赤ちゃん、泣かないで! アンスティはあやしながら、行方不明の赤ん坊の母親の身を案じた。親友が恋人に捨てられ、赤ん坊を産んだあと失踪したのだ。途方に暮れるアンスティだったが、ふと赤ん坊の伯父にあたる大富豪実業家ケイルのことが心をかすめる。弟を会社から追い出した冷血漢だというけれど……。ケイルに相談をもちかけると、意外にも援助を申し出てくれた。だが交換条件として、屋敷に赤ん坊を引き取る代わりに、ケイルはなぜかアンスティに形だけの結婚を提案してきた!
    *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛する父親が亡くなり、意地悪な継母と二人きりになったニーナ。だが悲しみに浸るまもなく、残酷な現実がニーナに襲いかかる。継母の浪費のせいで、父は多額の負債を抱えており、生まれ育った大好きな屋敷を売るほか道はないというのだ。呆然とする彼女の前に現れたのは、ハンサムな富豪スティード。忘れもしない5年前、ニーナの誕生日パーティで、唇を無理やり奪ったあげく、子供扱いしてからかった無礼な人。スティードは、屋敷を売らずにすむ方法がある――そう切りだすと、ニーナに言い放った。「僕と結婚すればいい」
    *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シリーズ27冊
    660(税込)
    著者名:
    ベティ・ニールズ
    翻訳者名:
    小林節子
    レーベル: ハーレクイン

    唐突なプロポーズ――それは、あまりに悲しい恋の結末。

    ロンドンの聖モード病院で働くオクタヴィアはある日、勤勉な仕事ぶりを買われ、出張看護の命令を下された。地中海めぐりのソクラテス号に乗船しろというのだ。船上で彼女は、かつて病院にけが人を運び込んだ男性と再会する。そのとき彼は“必ずまた会う”と自信満々に言い、オクタヴィアの脳裏にその姿を刻みつけたのだった。オランダの医師だという彼とともに船で過ごすうちに、無愛想だが親切な彼にオクタヴィアは心惹かれるようになる。だが航海が終わったとき、彼がもたらした残酷な仕打ち――それは愛のかけらもない、便宜的な結婚の申し出だった!

    ■「君に恋しているふりはできないが」と、ルーカス医師はあまりにむごい言葉とともにプロポーズします。オクタヴィアの返事はいかに……? 伝説のロマンス小説家ベティ・ニールズが描く、心がほっこり温まる珠玉作です。
  • 最初にキスをしたのが間違いだった。二度と会えないとわかっていたのに。

    ケイラは嵐の中、事故を起こして大破した高級車に遭遇した。運転していた男性はアランといい、ひどい怪我をしている。彼を自宅に連れ帰るものの、天候は悪化し、電話も道路も不通。世間から断絶され、二人で語り合う時間は、不思議と穏やかで……気づけばケイラの心には、ほのかな恋心が芽生えていた。そして3日目の夜、流されるままにベッドをともにした。でも、都会から来た大富豪アランにとって、それは一夜限りの関係。田舎で犬と暮らし、ボランティアに身を捧げる孤独なケイラとは、まるで住む世界の違う人――だからケイラは嵐が去った翌朝、まだ眠る彼に一度だけそっとキスをして、彼を送り出すのだった。

    ■名うてのプレイボーイで、女性とは軽い関係しか結ばないヒーローもまた、なりゆきで過ごした一夜のことがどうしても忘れられなくなり……。二人のあいだにいるジャーマンシェパードたちと、チャーミングなヒロインが印象的な、優しさと感動に満ちたロマンス!
  • 17歳で両親をなくしたあと、ルーシーは自活の道を探ろうと秘書養成所に通い、語学力を磨いて、必死で生きてきた。しかし従姉の死後に相続した、崩れかけのコテージに居座る老人からコテージの修理を要求され、途方にくれていた。唯一の財産のフラットを売却する以外、お金は工面できそうもないのだ。そんなとき、先日パーティで出会った富裕な実業家ナイアルとでくわす。一目で彼に惹かれた私の心を見透かしたように、横暴にも唇を奪った男。だが噂でルーシーの窮状を知る彼に、なんとコテージを買い取ると言われた。しかも食事に誘われるとは……。いったいなぜ? 彼には一緒に住んでいる美しい恋人がいるというのに。

    ■魅惑の大富豪との初対面で、品定めするように無遠慮な視線を向けられ、身じろぎしたヒロイン。後日、彼と再会しますが……。野性味あふれる情熱的なヒーローとの恋を描く、大スター作家ペニー・ジョーダンの90年代の話題作をお楽しみください。
  • 550(税込)
    著者名:
    アン・メイザー
    翻訳者名:
    松村和紀子
    レーベル: ハーレクイン

    17歳のカレンは、プレイボーイの御曹司アレクシスに片恋をした。その恋は、人生を危うく狂わせるところで、何年もの間、彼への関心が亡霊のようにつきまとい、カレンを苦しめていた。だが、いまのカレンは仕事に打ち込み、優しい婚約者もいる。恋愛感情こそないが、このままいけば彼と結婚するだろう……。だがある雪の夜、カレンの安寧は突如として終わりを告げる。倦怠の暮らしから、スキー場へ逃れてきたアレクシスに、カレンはめぐり逢ってしまったのだ。瞬く間に過去の痛みが蘇り、これっぽっちも覚えてくれていないのに、彼から目が離せない。
  • ギリシアの実業家で、大富豪のミコノスはマーサの愛する夫だが、二人はしばらく別居している。娘が生まれたとき、夫は、マーサが不貞を働いたと罵った。マーサの知人男性を名指しして、あの男の子どもだろう、と。あまりの言いがかりに、マーサは赤ん坊と家を飛び出した。夫が誤解を悔いて迎えに来てくれるのを待ったが、5年もの月日が流れ、ついに夫が現れたとき、マーサの期待は残酷にも打ち砕かれた。夫は娘を自分の子だと認めた一方で、ベビーシッターを雇い、娘をマーサから引き離そうとしたのだ。いや、それとも、マーサを娘から引き離し、妻を再び自分だけのものにするためか……。■ロマンスの大御所A・メイザーが70年代に執筆した、古典の雰囲気漂う夫婦元さやの物語です。富も愛も惜しみなく注いでくれていた夫は、なぜ突然あらぬ誤解をしてしまったのでしょう。ラスト、思わず絶句するような秘密と愛憎劇が明かされます。
  • ジョージーナが秘書として勤める会社が世界的大企業に買収された。ハンサムな社長のタリスにじきじきに呼び出されたジョージーナは、いきなり友人の男性と別れるよう申し渡され、驚いた。さっぱりわけがわからないジョージーナに、タリスが告げる。新しい重役が君をくびにしろと息巻いている、君がつき合っている男は彼の娘の夫だそうじゃないか、と。とんでもない誤解だわ。私はただの友達よ、愛人なんかじゃない!だが、タリスは彼女の説明に耳も貸さず、厳しい声で命じた。「君には、しばらくのあいだ僕の目が届くところで仕事をしてもらう」私がこんな傲慢な人の秘書に? だが、やがて彼の優しさに惹かれて……。

    ■〈ゴージャスな恋人〉と銘打ちお贈りする企画第2弾は、ハーレクイン・イマージュの人気作家ジェシカ・スティールの大ヒット作。永遠の人気テーマ、ボスと秘書の恋を描きます。
  • 「手切れ金は払う。だから父とは別れてくれ」社長の御曹司ライルから蔑むような目で見られ、そう一方的に告げられて、ケルサは思わず彼の頬を叩いていた。私を社長の愛人だと決めつけるなんて、酷いわ!だがじつはケルサ自身、なぜ入社早々に気に入られ、社長秘書に抜擢されたのか不可解に思ってもいたのだ。ほどなくして社長が亡くなり、遺産の半分をケルサに遺したことがわかると、ライルの疑念はますます深まったようだった。今度は私を金目当ての女だと罵倒するのかしら?意外にも彼は切なげな表情で、驚くべき真相を口にした。■父親の愛人だと思っていた秘書に思いがけず惹かれ、さらにその女性に新たな疑惑も巻き起こり……。ヒーローの複雑な胸中を、実力派作家ジェシカ・スティールが丁寧に描きだします。
    *本書は、ハーレクイン・リミテッド・エディションから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 会社が倒産寸前に追いこまれ、ニーナの父は心労で倒れた。父の会社を乗っ取ろうとしているのは、富裕なギリシア人投資家、男っぽい色香が漂う甘いマスクのアントン・ラキトスだ。ある夜、ニーナは買収を考え直してもらおうと寝室に忍びこむが、酔っ払っていた彼に、無理やりベッドに引きずりこまれてしまう。暗闇でもつれ合ううちにニーナの体は痺れ、奥底に熱を感じ、望んでもいないのに甘い感覚を呼び覚まされるのだった。しかも、ニーナが誰だかわかると、怯える彼女の混乱をよそに、アントンは救済を盾にして、執拗に契約結婚を強要してきたのだ。
    *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シリーズ5冊
    1,1001,320(税込)
    著者名:
    キム・ローレンス
    著者名:
    メレディス・ウェバー
    著者名:
    リズ・フィールディング
    翻訳者名:
    高木晶子
    翻訳者名:
    原淳子
    翻訳者名:
    矢部真理
    レーベル: ハーレクイン

    「シークと乙女」/ある日、ベアトリスは手紙で弁護士事務所に呼びだされた。通された部屋にいたのは、ザフラト国の次期国王タリク・アル・カマル。いきなり弟と別れてほしいと多額の手切れ金を提示され、ベアトリスは驚いた。彼の弟ハリッドをたぶらかす性悪女と間違われたのだ。「砂漠に咲いた愛」/ハナは奥地にある集落に短期滞在していた。妹が育児放棄をした六歳の息子ミッキーも一緒だ。そこへ突然、スレイラ国のシーク――マリク・サイディが小型ジェット機で乗り込んできて、信じられない話を告げた。ミッキーが国の王位継承者になったという。「プリンセスに選ばれて」/亡き祖母の遺品の整理中、バイオレットはアラブの短剣を見つけ、鑑定番組に出演することになった。専門家によれば、途方もない宝物らしい。その事実が新聞で報道され、バイオレットは一躍話題の人に。翌朝、アラブの王国の皇太子ファヤドが彼女の家に現れる。
  • 仕事を終えてケイシーがやっと家にたどりつくと、思いがけない人物が待っていた。莫大な富を所有する著名な映画プロデューサー、ザンダー・フレイザーだ。そんな人が、わたしになんの用だろう?いぶかるケイシーに告げられたのは、とんでもない申し出だった。◆ネバダ州エルコ。キャサリンがこんな場所までやってきたのには、大きな理由がある。彼女が養子に迎えようとしている赤ん坊の父親に、子供を引き取る意思がないことを確認しに来たのだ。ところが彼の兄だという人物――コールが現れ、事態は信じられない展開に。◆ミアの父は有名なロックミュージシャンだ。その父が深刻な病気になってしまい、彼女は世間の目から父を守るために自らスキャンダルを起こそうと心に決めた。そこでミアは、かつて父と同じバンドに在籍していたC・J・ハンターのもとを訪れ、ある依頼をする。
  • モーネイは凍りついた。姉の夫が事故を起こし、逃げ去ったのだ。義兄に泣きつかれ、モーネイはやむなくその場をあとにしたが、助手席にいたモーネイには、男性の姿をはっきりと見てとれた。長身で黒っぽい髪、貴族的な顔立ちの洗練された紳士。ところが、その男、実業家ブラッド・ケンドリックもこちらの顔をしっかりと見ていた。翌日、良心の呵責からブラッドの病室に見舞いに行くと、男は、一方的に彼女を犯人と決めつけ、罪のつぐないを求めてきたのだ。モーネイは姉の家族を守るため、言いなりになるしかなかった。
  • 「手切れ金は払う。父と別れろ」社長の息子ライルのその言葉を聞いたとたん、ケルサは彼の頬を打っていた。ケルサ自身、なぜ入社早々社長に気に入られ、社長室付秘書のアシスタントに抜擢されたのかわからないが、愛人と誤解されるのは許せなかった。頬を打たれたライルは怒りに満ちた目でケルサの腕をつかんだ。そして次の瞬間、信じられない行動に出た。
  • シリーズ8冊
    550770(税込)
    著者名:
    エマ・ダーシー
    翻訳者名:
    溝口彰子
    レーベル: ハーレクイン

    「リズ、あなたは結婚に向いた男性とおつきあいするべきよ」数年つきあった恋人にふられたリズに、ある日、母親が言った。三人の姉妹も、幸せな結婚生活を送っているので、ただ一人未婚のリズを思ってさまざまなアドバイスを口にしはじめる。三人はリズの上司で富裕な投資アドバイザーのコールに狙いを定め、いつも地味な彼女を説得して華やかに変身させた。出社したリズを待っていたのは、コールのとまどった顔だった。「いったいどうしたんだ?」なじるような口調で言う。だが有能な個人秘書としてしかリズを見てこなかったコールは、あまりに魅力的になったリズから目が離せなかった。■“オフィスでの恋物語”――ただの秘書だけど、ひとりの女性としても見てほしい……。オフィスを舞台に燃える熱い愛の物語です。
  • 『放蕩領主と美しき乙女』 キャロル・モーティマー作■貴族のグレイは亡兄から相続した領地を初めて訪れた。暗い屋敷に足を踏み入れると、亡兄の義理の娘アミーリアに悪漢と間違われ発砲される。お仕置きとばかりに抱きすくめ明かりをつけると、彼が2年前に会った17歳の少女は、見違えるほど美しく成長していた。■『イヴに天使が舞いおりて』 レベッカ・ウインターズ 作■挙式寸前に婚約を破棄された痛手から立ち直ろうとしていたブルック。クリスマスイヴの夜、彼女は吹雪の中で泣いている少女を発見した。少女を自宅で保護して警察に連絡すると、魅力あふれる男性ヴァンスが事情聴取に現れた。もしかして、わたしの運命の人?■『花嫁にメリー・クリスマス』 マリオン・レノックス作■2年前に夫を亡くしたジェニーは経営するブライダルサロンの売却を決めた。亡夫と共に事故に遭って火傷を負った息子の治療費を捻出するためだ。だが売却先の会社の社長ガイが店に現れ、傍若無人な態度をとった。ジェニーが激怒すると、突然彼に唇を奪われ……。■『純情なシンデレラ』 エリザベス・ロールズ 作■裕福な家の娘ポリーは不運に見舞われた。父の遺産を全部失ったうえ、住みこみの家庭教師の職も解雇されたのだ。心優しい教区牧師のアレックスに相談すれば、新設される学校の教師として雇ってもらえるかもしれない……。しかし、彼女の期待は見事に裏切られる。 4話収録。
  • シリーズ3冊
    770880(税込)
    著者名:
    ダイアナ・パーマー
    翻訳者名:
    松村和紀子
    翻訳者名:
    山田沙羅
    レーベル: ハーレクイン

    ●『ガイ・フェントン』―カウボーイのガイはかつて、操縦していた飛行機で事故を起こし、その際に婚約者を失ってしまった。以来、安い酒場に行ってはお酒に溺れ、辛い記憶を消そうとする毎日だ。そんなガイの前に、牧場を見学しに女記者キャンディが現れた。キャンディは亡き婚約者にどこか似ていて、ガイの心は乱される。●『実らぬ純愛』―ジャニーがレオ・ハートに夢中だということを、ジェイコブズビルで知らぬ者はいない。いっこうにレオに相手にしてもらえず、ジャニーは、彼好みのカウガールに変身しようと決める。変わっていくジャニーの姿に気づいたのか、ある日レオはキスをしてくれたが、舞い上がったのも束の間……。
  • シリーズ8冊
    550660(税込)

    看護師のリーは、命に携わる仕事に生きがいを見いだしながら、医師になるための勉強も続けている。一人前の医師になるまでは、男性との恋に溺れるつもりはない。過去の苦い恋の痛手を思えばなおさらだ。ある日検査を受ける予定の男性の名前を聞き、リーはその場に凍りついた。アダム――かつて心から愛し合い、傷つけてしまった人。今でも本当は、忘れられないくらい愛している男性。緊張を隠しながら近況を尋ねたリーに、彼は冷たく言い放った。「ぼくは過去について話すためにここに来たんじゃない」★ミニシリーズ『ある運命の物語』の二作目です。運命のいたずらで、生き別れた姉がいることを知ったアダム。さらに十年前、突然彼のもとを去った恋人とも再会し、心乱れますが……。★
  • 『トム・ウォーカー』―秘書のイリージアは、ボスのトムにずっと憧れていた。ある夜、そのトムに誘われてベッドをともにするが、なぜかそれ以来、彼の態度は残酷なほど冷淡になってしまう。ショックを受けたイリージアは退職し、故郷の町へと戻った。そして数年後、イリージアは町でトムを見かけて凍りつく。彼女には、絶対トムに知られたくない秘密があった。
    『情熱のパラダイス』―デリアはカジノで酔った客といさかいになり、浅黒い肌をしたハンサムな男性マーカスに助けられた。億万長者のマーカスは、ギャングだとも噂される人物だったが、その不思議な魅力にとらわれ、デリアは彼と交際を始めることに。家族にも内緒で会い続けるうち、やがて妊娠に気づく。幸せを噛みしめ、彼のもとへ報告しに行ったデリアだが……。2編収録。
    *現在、配信中の『トム・ウォーカー』『情熱のパラダイス』と内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シリーズ2冊
    440(税込)
    著者名:
    ジェニファー・ドルー
    翻訳者名:
    小池桂
    レーベル: ハーレクイン

    容姿もスタイルも悪くないのに男性に女扱いされないテスは、男性から頼られるばかりの毎日にうんざりしていた。そんなある日、高校時代憧れていたコールに偶然再会する。今や社長となり、魅力を増した彼の姿にときめくテスだが、コールが彼女に発したのは信じられないほど残酷な言葉だった。
  • シリーズ4冊
    550(税込)

    いつの日か運命の人にめぐりあえる。そう信じて待ち続けてきたけれど……。■カリフォルニア最後のバージン。それがリラについた不名誉なあだ名だった。高校時代は勉強熱心なあまり、浮いていた。大学時代は気軽に男性とつき合えず、デートの相手もいなかった。そして、今は……軍人の父が連れてくる花婿候補に会うたび、風変わりな外見とふるまいのせいで断られつづけている。もう、うんざり。わたしは一人で生きていくわ。そう決心した彼女は見合いを阻止するため、婚約者がいると嘘をつく。だが父は取り合わず、またしても部下の男性を引き合わせた。たくましい体つき、輝く緑の瞳。目をみはるほどハンサムな男性だ。思わず心ときめかすリラに、彼ははっきりと自分の考えを示した。君のお父さんに頼まれたから仕方なく会ってみただけだ。誰とも結婚するつもりはない。まして上官の娘なんてまっぴらだ、と。
  • ●『ボスにお手上げ』(レイ・モーガン著)シャイラの上司マットは、ハンサムでやり手の実業家だが、人間味には欠けている。そんな彼が、ひょんなことから赤ん坊を引き取ることに。世話係をシャイラに押しつけると、マットは平然と言い放った。「あとは、妻を人材紹介所から探してきてくれ」
    ●『一夜の奇跡』(アネット・ブロードリック著)テスは早朝のしつこい呼び鈴で起こされた。玄関先には、二年は戻らないと言ってチベットに発った幼なじみのクレイグが立っていた。なぜ、二カ月もしないうちに帰ってきたのかしら?ふとテスは彼が旅立つ前の、あの一夜の出来事を思い出した。
  • 旅行業を営むケイトは、ツアーの視察のためにバラカット首長国に降り立った。空港でハディという名の男にいかにも尊大な調子で声をかけられる。彼女は瞬時に反発を覚えたが、じつは彼はケイトの案内役で……。(『氷のシーク』)ソフィーはバカンスでバラカット首長国へやってきた。早くに起き出して浜辺を散歩していたとき、白いローブを翻し黒馬を駆る男性が鋭い視線を投げてきた。彼女が不思議に思っていると、彼が近づいてきて言った。「僕はきみが何者か知っている、ソフィー」(『シークの至宝』)伝説と魔法に満ちた神秘の地に愛の熱風が吹く――魅惑の短編を2作収録!
  • あと少しで30歳になるなんて。ジェインは一刻も早く赤ん坊がほしくなり、去年別れたマイクが暮らすサンフランシスコにやってきた。赤ん坊の父親にふさわしいのは、やはり彼だ。再会して熱い夜を過ごしたものの、ジェインは彼とやり直すことなど無理だと悟る。
  • 兄の結婚式に参列するため、ギャビはハワイのカウアイ島にやってきた。誘われてサーフィンの講習を受けたとき、彼女はインストラクターのフィンに心を奪われた。たくましいだけでなく知性も漂わせたフィンが、彼女の人生を激変させることになるとは知りもせず。
  • 『復讐は愛ゆえに』―女優のジェシカは写真撮影のため、カメラマンのアレク・ステッドマンの仕事場に向かった。アレクと会ったとたん、ジェシカは圧倒された。百九十センチを超える長身と、金色に輝く不思議な目。撮影が始まるやプロとしての厳しい要求が続き、ジェシカはついに倒れてしまった…。『ファンタジー』―あまりに大きなショックを受け、イブは闇の中、ひたすらアクセルを踏み続けた。茂みを抜けると、目の前に海が開けた。車を止めた彼女はためらわず服を脱ぎ、泳ぎだしていた。ところが、ふいに脚がつって、イブの体は海中に沈んだ。意識が戻ったとき、彼女の前には男の姿があった。
  • サンフランシスコに住むソフィー・コルトンは、ある夜ナイフを持った暴漢に路地裏で襲われ、顔にも心にも深い傷を負った。静養のため故郷へ戻ってきたものの、母に傷跡の醜さを罵られるつらい毎日が続いた。誰かにすがりつきたい。そんな思いで、ソフィーは初恋の相手リバーのもとへと向かう。だがリバーは以前彼女を拒んだときと同じ、冷たい口調で言った。「きみはしっぽを巻いて帰ってきたんだ」
  • 550(税込)
    著者名:
    アン・メイザー
    翻訳者名:
    松村和紀子
    レーベル: ハーレクイン

    母と姉が男性に裏切られて不幸の一途をたどったため、ベス・ヘイリーは男を毛嫌いしていた。とはいえ、子供だけはどうしても欲しい――思い悩んだベスは、あるパーティに紛れて誰かを誘惑するという大胆な計画を立て、大人の雰囲気を漂わせたアレックスなる人物に近づく。妊娠するためだけの一夜は意外なまでに燃えあがるが、ベスは素性を隠したまま、寝ている彼を残して姿を消した。まさかアレックスが、ギリシアに名を馳せる財閥の跡取りで、その権力を使って自分の行方を捜し回るとは夢にも思わずに。
  • 会社が倒産寸前に追いこまれ、ニーナの父は心労で倒れた。父の会社を乗っ取ろうとしているのは、裕福なギリシア人投資家で黒髪にきりりとした顔立ちのアントン・ラキトス。ある夜、ニーナは父を苦しめないでほしいと懇願するために彼の家を訪れた。だが、酔った彼にベッドに引きずりこまれてしまう。暗闇の中でもつれ合ううち、ニーナは燃えるような刺激に体がしびれ、それまで知らなかった感覚を呼び覚まされた。憎んでいる男性に抱かれたいと思うなんて、私はどうしてしまったの?酔いがさめたアントンは、ニーナが誰だかわかると彼女の混乱をよそに、父の借金を持ち出して結婚を迫った。そんなことできるわけがない。私はほかの男性と婚約しているのよ。
  • 王女の身分を隠してアフリカ奥地で慈善活動をしているリーザは、命を救ってくれた軍人らしき男性に初めて胸がときめくのを感じた。故郷に帰れば、親の決めた許婚―子どものころに一度顔を会わせたきり、避け続けてきた王子との結婚が待っているのに…。
  • ある日、ローズは家の玄関先に現れた男性を見て息をのんだ。かつて愛を分かち合ったドルーが腕に赤ん坊を抱えている! 赴任地から帰国したところ、娘の存在を知らされ困り果てているのだという。絶句しつつも見捨てられず、ローズはドルーとの同居生活を始める。
  • 親友の結婚式で友の幸福に涙するエリザベス。そんな彼女に温かな笑みを投げかける男性がいた。花婿の兄ジェイソン・コルトンだ。思わずときめいたエリザベスだが、次の瞬間はっとした。彼に恋してはならない。私はマンスフィールド家の末裔。両家の間には、三百年の長きにわたる反目の歴史が横たわっているのだから……。
  • 夫の亡骸とともに、リリーは茫然とデインの到着を待っていた。もうすぐ彼がここに来る。私を軽蔑している彼が……。デインの弟と極秘の取り決めを交わし、偽装結婚してから、そうとは知らないデインに罵声を浴びせられつづけてきた。家名を汚す雌狐! 清楚な仮面に隠れて浮気を楽しむ悪女!いわれなき汚名に耐えた結婚生活は、今、幕を閉じた。夫を亡くして、もうデインの憎悪に対処するすべもない。やがて顔をこわばらせたデインが、リリーの前に現れた。彼は知らない。私の体が無垢なことも、この胸に秘めた思いも。
  • 愛することも、愛されることも危険すぎる!

    その男は危険すぎた。何者にも負けない強烈な意志と涼やかな美貌の持ち主ルーク。海軍特殊部隊に所属する彼は、フリーの記者であるシドを、軍が関与するある事件の調査から追い払うためだけに、まるで烙印のように熱いキスを仕掛けてきた! 堅物と呼ばれるシドは、自分がキスひとつでとろけてしまいそうになったことに衝撃を受けた。一方、ルークも愕然としていた。懲らしめを与えようと軽い気持ちでシドの唇を奪った途端、予期せぬ情熱が体を駆け抜けたのだ!
  • 待ち望んでいたはずの結婚式を翌日に控え、ガブリエラは眠れぬままハンガーにかかった美しいウェディングドレスを見つめ続けていた。日が昇る前、とうとうガブリエラは決めた。やはりスティーヴンと結婚はできない。彼が私の過去を知ったら……。詫びの言葉だけの書き置きをスティーヴンの家の郵便受けに入れ、フェリーで英仏海峡を渡り、車でイタリアへ。湖水地方にいる幼なじみのパオロなら、忌まわしい記憶を忘れられずにいる私のこの苦しみをわかってくれるはず。だが、世界中に権勢を誇る実業家スティーヴンは、急遽結婚式をキャンセルしたあと、苦もなくガブリエラの居所を突き止め、険しい形相で追ってきた。■起伏に富んだ心理描写を得意とする往年の名作家、シャーロット・ラム。本作は、キリスト教の“七つの大罪”のひとつ――“憤怒”をテーマに描いた、ドラマティックな作品です。
  • 550(税込)

    赤ちゃん、泣かないで! このアパートは子供不可なんだから。アンスティはあやしながら、行方不明の赤ん坊の母親を案じた。親友のジョアンナは妊娠を告げたとたん心変わりした恋人レスターも、子供が生まれれば気持ちが変わると信じて出産したが、彼は拒絶するばかり。そのショックでジョアンナが姿を消し、残された赤ん坊を抱いて、アンスティは途方に暮れていた。ふと、レスターの兄ケイルのことがアンスティの心をかすめる。 大富豪の実業家で、弟を会社から追い出した冷血漢だというけれど……。ケイルに相談をもちかけると、意外にも援助の手をさしのべてくれた。だが交換条件として、屋敷に赤ん坊を引き取る代わりに、ケイルはなぜかアンスティに形だけの結婚を提案してきた。■ボス&秘書ものや愛人契約もので大人気の、イマージュのベテラン作家ジェシカ・スティールの作品をお贈りします。起伏に富んだドラマチックなストーリーを存分にお楽しみください!
  • アリーは、家のドアを開けて愕然とした。部屋中が水浸し。ベッドはもはや水を吸った巨大スポンジ同然だ。いったい、どうなってるの? 水が天井から漏れ出してるわ!彼女はすぐさま、階上の住人の部屋へ駆けあがった。父さんだ。また父さんが何かやらかしたに決まっている。沼地と化したキッチンのシンクの下を調べながら、ネイサンは毒づいた。この2年、不器用な父のいらぬお節介でどれほど迷惑してきたことか。だが、部屋に入ってきた女性をひと目見るなり、彼は父親のことなどすっかり忘れ去った。
  • 愛する父親が亡くなり、意地悪な継母と二人きりになったニーナ。だが悲しみに浸る間もなく、残酷な現実がニーナに襲いかかった。継母が豪遊していたせいで、父は多額の負債を抱えており、もはや生まれ育った大好きな屋敷を売るほか道はないという。ショックのあまり呆然とするニーナの前に現れたのは、父と生前親交の深かった、黒髪のハンサムな富豪スティード。忘れもしない5年前、ニーナの16歳の誕生日パーティに、彼女の唇を無理やり奪ったあげく子供とからかった、最低な男だ。屋敷を売らずにすむ方法がある――そう切りだすと、スティードはニーナをまじまじと見つめた。「僕と結婚すればいい」
  • イザベルはアレックスの言葉に唖然とした。「結婚してくれ。次の仕事には妻が必要なんだ」好きだけど愛していない友達を“妻”にするだなんて、彼は完全にどうかしている。こんな申し出を受け入れてはいけない。でも、もし彼が私を……。  アレックスは必死だった。僕にはイザベルが必要だ。大好きな友達のイザベルなら信頼できるし、妻役も難なくこなしてくれるだろう。そもそも僕は愛なんて信じていない。友達が“妻”になったところで、なんの問題も生じないはずだ。ただ一つ、気になっているのは……。◆RNA2009 Romance Prizeの栄誉あるファイナリスト、ケイト・ハーディの最新作! 最高の友情が最高の愛情へと変化していく過程をみずみずしい筆致で描いた珠玉のロマンスです。◆
  • 幼い頃から死んだと聞かされていた父がメキシコで生きていた。ずっと私に自分の存在を知らせたがっていた――急死した母の遺品から明らかになった事実に、ロレインは激しく動揺する。父に会わなければ。あれほど父を愛していた母が嘘をついた理由を知りたい。ロレインは周囲の反対を押し切り、一人旅立つ。その時の彼女は、まさか自分がマヤの秘宝を巡って生命の危機にさらされることになるとは夢にも思っていなかった。そして、その危機の向こうに運命の出会いが待ち受けているとは……。世界的ベストセラー作家の感動ロマンス。
  • 著名な建築家コーマックの秘書を務めるリジーは、ある日、カリブ海の小島への出張に同行するよう言われて驚く。もう二年以上コーマックのオフィスで働いてきたけれど、仕事の指示以外に、ボスが私に話しかけてくれたことなどない――ひそかに思いを寄せる私の気も知らないで。それなのに、二人きりで南の島への出張旅行だなんて!だがその夜、コーマックがリジーの家を訪ねてきて、秘書にふさわしい洋服を今から買いそろえようと言い出したときには、リジーの驚きは疑惑に変わった。いったいなんのために?翌朝、謎は解けた。僕の妻を演じてほしい、と彼が切り出したのだ。■やぼったい秘書のリジーと、彼女がひそかに慕うゴージャスなボスとのもどかしいラブストーリーです。今月、日本初登場の作家ケイト・ヒューイットの情熱的な世界をご堪能ください。
  • メロディーは休暇で訪れたある村で、たまたま競売に出ていた家をアダムという男性と競り合った末に獲得した。実はその家は、亡き母が以前働いていた宿の近くにあり、メロディーはその家で生まれたと聞いたのだ。自分の出生をめぐる秘密を明かし、できれば父の名を知りたい。だが競売のあとに話しかけてきたアダムは、敵意をむきだしにしてよそ者が村に家を買うことをあからさまに批判した。それなら、頻繁にここに滞在して、村になじんでみせる。そう決心した翌朝、意外なことにアダムは態度を和らげ、メロディーを食事に誘ってきた。どういうつもり? 訝りながらも、彼の魅力に抗えず……。
  • コロラドからモンタナへ、マイアは逃げるようにしてやってきた。やっと見つけた生みの母には、捜さないでと書き置きだけ残して。あれからひと月。この山間のリゾートでは彼女の名前はマイア・スミス。マイア・ハノーヴァーという本名を、決して知られてはならない。なのに、山歩きをしていて、あのドクターに出会ってから、ここは、これからの人生を静かに考えられる場所ではなくなった。マーシャル・ケイツはもはや、単なる診療所のドクターではなく、温かい愛情で包んでくれる、大きな心の支えとなりつつあった。でも、マーシャルはマイアの素性を知ったら、きっと軽蔑するだろう。貧しい養母に背を向け、裕福な実母に走ったうえに、ひと月前、その養母を死に追いやった女など、愛してくれるはずがないから。★8月刊行の「独身貴族にさよならを」(HTP-31)に続き、『ホワイトホーン・マーヴェリック』の新たなミニシリーズ第二作をお届けします。傷心のマイアを優しく包み込む西部の力強い男の愛を、全編をおおうモンタナの美しい自然とともにお楽しみください。★
  • アビーは財政難のなか念願の雑誌社を立ち上げた。是が非でも成功させないと、大事な家を手放すはめになる。そこで影響力のある人物に広告塔になってもらうため、名家の出身で投資家のフリン・グレンジャーに白羽の矢を立てた。彼はめったに人を自分のオフィスに入れないと噂されていたが、なんとか面会の約束を取りつけた。与えられた時間は五分。この機を逃すとあとはない。アビーは緊張の面持ちで彼のオフィスに足を踏み入れた。すると、奥のほうにシーツの乱れたベッドのある部屋が見え、そこからフリンがシャワー浴びたてのような姿で現れた!
  • 三年前の結婚式当日、キットは幸せの絶頂から不幸のどん底に突き落とされた。夫となるはずだったピーターが、式をすっぽかしたのだ。打ちのめされた彼女は仕事だけにうちこむようになり、今では親友が所有するホテルの広報部部長となっている。あるとき、キットはホテルでファンタジー・ウィークエンドというイベントを行うことを思いつく。応募者の中から数人を選び、望みどおりの週末をホテルで過ごしてもらうというものだ。だがイベントの初日、現れた受賞者を見て彼女は絶句する。その人物はなんと裏切り者の元フィアンセ、ピーターだった。
  • “暴君”“地獄から来たボス”――それが、ブライアント開発の社長タイにつけられたニックネームだ。マデリンは、彼のイメージを刷新するために臨時の広報担当として雇われた。だが、前途は多難。プランは白紙のままだ。この人は、誰かに愛されたことなんてあるのかしら?頭を抱えるマデリンの前に、赤ん坊を連れた弁護士が現れた。不慮の事故で他界した、タイのいとこ夫婦が、子供の後見人としてタイを指名している。そう告げて、弁護士は強引に赤ん坊を置いて出て行った。唖然としてマデリンがタイを見ると、意外にも彼は穏やかに赤ん坊を見つめていた。★“暴君”タイの広報担当として雇われたはずのマデリンは、初日からベビーシッター役を押しつけられて……。S・メイアーの軽妙洒脱なロマンスをお楽しみください。★
  • 550(税込)
    著者名:
    ローラ・ライト
    翻訳者名:
    松村和紀子
    レーベル: ハーレクイン

    “お金持ちでハンサムな男はみんなくず”男性不信のマライアは、日ごろからそう思っていた。最近、隣に越してきたザヤドと正面衝突したときも。異国の王を思わせる堂々たる立ち姿に惹かれつつも、そのみなぎる自信と傲慢さに反感を抱いていた。ある日、マライアは浴室で転倒して動けなくなる。助けを求めて大声でルームメイトを呼んでいると、物音を聞きつけたザヤドが浴室の外までやってきてしまった。裸で、しかもこんなにぶざまな姿を彼にさらすのだけは避けたい。入ってこないでと懇願したもののドアは容赦なく開けられ……。★ロマンスの王道を行く人気作家ローラ・ライトの作品をお贈りします。★
  • ジュリーは図書館で働く、地味で目立たない女性。これまで男性とつき合ったこともない。でも、どうしても子どもはほしい。その夢をかなえようと、彼女は結婚仲介サービスに入会した。待ちに待った紹介相手のビデオテープが届くと、映っていたのはすてきな男性タイラー・フォーチュンだった。女性に不自由しているとはとても思えないのに、なぜ?とまどいながらもデートに応じたジュリーは、タイラーにいきなり告げられた。「この結婚は純粋な取り引きだと考えてくれ」★先月よりお届けしている『富豪一族の花婿』。今月の花婿はプレイボーイと評判のタイラー。ジュリーは彼のハートを射止めることができるのでしょうか?次の花婿も本作に登場しています。★
  • 苦労してキーリーを育ててくれた最愛の母が再婚した。相手は、母がハウスキーパーをしていた屋敷の主。思いがけないシンデレラ・ストーリーにキーリーは喜ぶが、幸せに輝いているはずの母の顔が浮かない。聞くと、再婚相手の息子が“財産めあてに父を誘惑した”と母を責め、小切手を持たせて追い出そうとしたというのだ!キーリーは憤慨した。許せないわ、そのタラントという息子――。オフィスに乗り込んだ彼女を迎えたのは、長身のハンサムな男だった。「きみがあの禿鷹の娘か? 母親が言うとおりの美人じゃないか」傲慢な笑みを浮かべ、無遠慮に彼女の体をながめまわす。気づくと、キーリーの手が音をたててタラントの頬を打っていた。■ハーレクイン・イマージュは、おかげさまで2200号を迎えました。記念号として、ジェシカ・スティールによる1984年の未邦訳作品をお届けします。作家からのメッセージと併せてお楽しみください。

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