セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です
期間限定!初めての予約購入で最大コイン+20%還元!

『ハーレクイン(小説)、メイシー・イエーツ(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~31件目/全31件

  • シリーズ2冊
    550660(税込)
    著者名:
    メイシー・イエーツ
    翻訳者名:
    片桐ゆか
    レーベル: ハーレクイン

    初めて愛した人に、すべてを捧げた。
    まさか……騙されていたなんて。

    レイチェルは父親のため、品行方正な娘として生きてきた。決められた婚約者アイアス・クーロスはギリシアの大富豪で、そこに愛はなくても、結婚を拒否する理由などなかった。独身最後の思い出に旅したコルフ島で、アレックスと出会うまでは。ふたりは激しい稲妻に打たれたようにひと目で惹かれあい、眩暈のするような時間を過ごした。そしてレイチェルは捧げた――未来の夫のために守りとおしてきた純潔と、心からの愛を。だが翌朝、アレックスがその正体を現す。彼は運命の人などではなく、宿敵アイアスに復讐するためだけにレイチェルを誘惑した、大金持ちの投資家アレクシオス・クリストフィデスだったのだ!過ちはそれだけでは済まなかった。レイチェルは妊娠してしまい……。■『身代わり花嫁のため息』で結婚式を逃げだした姉レイチェルの物語をお届けします。婚約者の宿敵の子を宿し、姿を消さざるをえなくなったレイチェル。けれど復讐のためだけに彼女を誘惑したはずのアレックスが結婚式に現れ、花嫁を連れ去った理由は――?
  • その結婚式はなにもかもが完璧なはずだった。クララは新郎となるザックのため、心をこめてケーキを作った。でも新婦の姿が見あたらない。花嫁は式に出ないと決めたらしい。ザックはクララの上司。そしてひそかに憧れる人。クララは披露宴会場にひとりいる彼のもとに歩み寄った。ところがザックはさほど気落ちはしていなかった。結婚はビジネス上の取り決めにすぎず、新婦への愛はなかったと言う。さらに商談を兼ねたタイへのハネムーンはやめられないから、婚約者の身代わりで、クララに一緒に来てくれないかと誘うのだった。私はお手軽な代役? 残酷な言葉に傷つきながらも、クララは迷った。■昨年6月デビュー以来さまざまな作品を書き、人気のM・イエーツ。彼女の最新作をお贈りします。
  • ハンナはウエディングドレスで結婚式場に向かおうとしていた。迎えのリムジンに乗りこむと、運転手が行き先を確認する。この声。わたしはこの声を知っている。ハンナはとっさに顔を上げられなかった。そっとバックミラーを見る。やはりエドゥアルド・ヴェガ! 形だけとはいえ、5年前、半年だけ結婚していた元上司。彼がリムジン運転手の買収までして、ハンナの前に現れた。今ごろどうして? わたしなんて忘れたままでいてほしかったのに。だが彼の話で、ハンナは捨てたはずの過去と向き合うことに――。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • あらゆる罪も喜びも知り尽くした彼こそが、世継ぎの父親にふさわしい。

    まだ恋も知らない若き女王アストリッドは、父の死後、世継ぎを待ち望む家臣たちに結婚を急かされていた。ある日、雑誌で中世の略奪者さながらの野性的な風貌の男性、イタリアの放蕩富豪マウロ・ビアンキを見て、国に伝わる秘法の行使を思い立つ。“宿した世継ぎに父親はいない――そう宣言すれば女王の地位は守られる”身分を隠し、生まれて初めて着るセクシーなドレス姿でひそかにマウロのクラブ〈氷の宮殿〉を訪ねたアストリッドは、黒曜石のような瞳の彼と目が合った瞬間、全身に電流が走った。純潔であることをひた隠し、やがてマウロと体を重ねるが……。

    ■無垢なヒロインが宿した世継ぎの秘密の父親は、“女性にありえないほどの喜びを与える達人”。メイシー・イエーツらしい大胆な発想力と生き生きとした表現力が光る、情熱の初恋物語。世にもセクシーなプレイボーイとのスリリングな誘惑シーンにご注目!
  • そばにいても手が届かない男性。これほどせつない関係があるだろうか。

    ある日、義兄のルカに呼び出されたソフィアは衝撃を受けた。サン・ジェナーロの国王として、彼は平民上がりの義妹のために、結婚相手を選ぶ舞踏会を開くつもりでいたのだ。私は誰とも結婚なんてしたくない。好きなのはルカだから。しかし国王に逆らっても無駄で、舞踏会の夜はやってきた。悲しみのあまりソフィアは屋外へ飛び出し、薔薇園へ逃げこむが、追いかけてきたルカに唇と純潔を奪われてしまう。その数週間後、彼女は急な吐き気に襲われ、妊娠に気づいた。ルカに命じられた別の男性との結婚式は、目前に迫っていた……。

    ■どんなに想いを寄せても、体面をなにより重んじる義兄の王が私を愛することはない――初めて会った日から、ヒーローへの気持ちをひた隠しにしてきたヒロイン。けれど彼女と一夜をともにしても、ヒーローが別の男性との政略結婚を中止にすることはなく……。
  • 弟からわたしを奪いながら、どうして愛を交わしてくれないの?

    スペインの名門富豪ディエゴは、女心を弄ぶ堕天使と悪名高い。両親の愛に恵まれず、孤独な子供時代を過ごした彼は、妻が浮気相手とともに事故死して以来、愛を信じなくなった。あるとき祖父に、兄弟のうち先に結婚した者に財産を譲ると申し渡されてまもなく、疎遠な弟マティアスの婚約を知る。だが、相手が取引先の娘リリアナと聞いて絶句した。彼女はぼくに恋していたのではなかったのか?――結婚前夜、窓辺に佇むリリアナに近づく、黒い人影……。「ヘリを待たせてある。一緒に来るか?」ディエゴが言った。

    ■R-3426『拾われた男装の花嫁』でマティアスとの結婚前夜、ディエゴとともに消えてしまった美しきリリアナ。愛を否定する稀代のプレイボーイ、ディエゴはいかにして無垢なヒロインを陥落させたのでしょう? 2作あわせてお楽しみください。
  • この契約結婚が終わる日、私の心は砕け散る――

    父の死後、母が家出し、借金のかたに家屋敷を奪われたカミラ。衣食住に困って、世界的企業の総帥であるスペイン富豪、マティアスの館へ向かった。彼が女を雇わない主義と聞くや髪を切り、ぶかぶかの服で少年のふりをして使用人に雇われる。泥まみれで働くかたわらを、真っ白な手をした美しい女性とそぞろ歩くマティアスを見て、胸がざわめいたある夜――。「きみは女だな。なぜぼくを欺いた?」気づかれてしまったわ! くびを覚悟したカミラに彼は言った。「ぼくと結婚してくれ。あくまで便宜上だが」

    ■ゆえあって結婚を急ぐ富豪ヒーローは、よりによって兄に婚約者を目の前で奪われ、莫大な報酬と引き換えにヒロインと形だけの結婚をすることに。寝室は別と約束したものの、少年から愛らしい乙女へと変わっていく花嫁に目は釘づけで……。
  • あなたの生きる深い闇の世界に光を届けることが私の役目。

    父が亡くなった今、もう一度レイフに会いたい──。5年前、娘の政略結婚をもくろむシャーロットの父親によって、彼との仲を強引に引き裂かれた。その後彼女は家を出て、魔の手を逃れながら、身をひそめて生きてきたのだった。だが再会した彼は、巨万の富と引き替えに人らしい感情を失い、さらに視力まで失っていた。ショックで呆然とする彼女に、レイフは冷たく言い放った。「あの夜にやりかけたことを終わらせよう。意味はわかるな?」1カ月後、シャーロットはレイフの子を身ごもったことを知った。

    ■『闇の王子と清らな愛人』『さらわれた純潔の花嫁』に続く、メイシー・イエーツ渾身の感動作! かつての恋人の、まるで別人のように変わり果てた姿を目の当たりにしたシャーロット。ベールをはぐように、知られざる真実が次々と明かされて……。
  • 砂漠の国の王妃となった姉に代理母になってほしいと頼まれ、クロエは国王夫妻の子アデンをひそかに出産した。だがその直後に夫妻が事故死し、事情を知る者がいなくなる。貧しい学生のクロエに子どもを育てる余裕などない。途方に暮れながら必死に赤ん坊の世話をしているところへ、代理母の契約書を発見したという亡き王の弟サイードが現れた。「契約どおり、子どもは我が国に属する」冷たく宣言する彼に、クロエは懇願した。乳母でも召し使いでもいい、甥と一緒にいたいと。まさかサイードの名目だけの妻にさせられるとは、思いもせず。■ロマンスの申し子メイシー・イエーツ。国のために感情を排し生きてきた冷酷なシークと、貧しくも懸命に幼い命を育てるヒロインが赤ん坊を巡って散らす火花はやがて恋の炎となり……。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 白馬の王子の目覚めのキスは、愛なき結婚への序章。

    4歳のときに養父母に預けられ、純真な娘に育ったブライア。ある日彼女は街で、一人のハンサムな男性に目を奪われた。だが近づいてきた彼に話しかけられてパニックを起こし、車道に飛びだしてはねられ、気を失ってしまう。キスをされてブライアが目覚めると、そこは病院のベッド。傍らには彼がいて、サンタミラグロ国の皇太子フェリペだと名乗り、驚くべき真実を告げた。ブライアの実父は隣国の王だというのだ。「君は生まれたときから僕の許婚と定められていたんだ」笑みを浮かべた彼は、抗うブライアを強引に祖国へと連れ去った。

    ■『闇の王子と清らな愛人』に続く、王家を舞台に繰り広げられる濃密なロマンスをお届けします。実の両親を知らずに育ったヒロインは突然現れた異国の王子に導かれ、運命の扉を開くことに……。
  • アリソンはマキシモ・ロッシの大邸宅の前に立ちつくした。本当に、これがおなかの子の父親の家なの?仕事ひとすじの彼女は結婚せずに一人で子どもを育てようと、人工授精で妊娠したが、とんでもない過ちが起きた。間違った人物の精子が使われてしまったというのだ!然るべき検査と手続きのため、アリソンは提供者を訪ねたのだが、マキシモはまったく信じてくれず、威圧的に言い放った。不妊治療を受けていた妻が亡くなり、精子は処分されたはずだと。そしてこう続けた。「僕の正式な肩書は、トゥラン国皇太子。もし君の話が本当なら、その子は我が国の未来の君主ということだ」

    ■人工授精の間違いから始まる、ドラマティックなシンデレラ・ストーリーです。一生を独身で過ごし、シングルマザーとして子どもを育てるつもりだったヒロインが、なんと一躍王妃に?HQロマンスの人気作家による、華やかなロマンスです。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 心と体に傷を負い、野獣と呼ばれる王子。その孤独を癒やせるのは私だけ……。

    ベルはエーゲ海の島国オリンピオスに飛び、古城を訪ねた。そこに城主アダムの怒りを買ったベルの父が投獄されているのだ。残酷な事故で一瞬にして美貌と妻を失ったアダムは、悲嘆のあまり城に引きこもり、荒んだ生活を送っているという。病気の父のため、身代わりの囚人になると申し出たベルに、彼は冷酷に告げた。愛人になるなら父親を解放してやろうと。近く公の場に出るとき、自分の醜悪さを和らげる美女が必要だと。ベルは震えながらも彼の黒い瞳に澄んだ光があるのを見て取り、魅入られたように自らこの野獣の生け贄になることを決意した。

    ■愛を失い古城に引きこもる王子が出会ったのは、愛を疑わない無垢な乙女──。人気急上昇のメイシー・イエーツが贈る、『美女と野獣』を彷彿とさせる、胸に迫るせつないロマンスです。
  • シリーズ3冊
    660(税込)

    彼が運命の人に思えたのは、仮面舞踏会の魔法のせいなの?

    親が決めた政略結婚を間近に控えたアレグラは、気の進まないまま、仮面舞踏会に出席していた。そんな彼女の前に仮面の男性が颯爽と現れ、ダンスを申し込んだ。まるで運命の導きのように二人の波長はぴたりと合い、気づけば彼に促されるまま、ベッドへ運ばれようとしていた。今夜は最初で最後の特別な夜。二度と彼に会うこともない……。数週間後、妊娠した彼女は仮面の男性の正体を調べて愕然とした。クリスチャン・アコスタ──嘘でしょう? 兄の親友で、スペイン一の傲慢な公爵がおなかの子の父親だなんて!■真実の愛にたどり着いたきっかけは“妊娠”──M・イエーツが命を授かった花嫁のロマンスを描くシリーズ、〈天使のウエディング・ベル〉の第1話です。予期せぬ妊娠に動揺するアレグラに、クリスチャンは責任を取って結婚すると宣言するのですが……。
  • 初めて身も心も夢中になった人は、笑顔の裏に企みを秘めていた。

    夢を実現するための資金調達に四苦八苦するアビーの前に、突然、潤沢な資金を提供するという救世主が現れた。名門ディ・シオーネ家の御曹司で、投資会社社長のマッテオだ。プレイボーイだと噂される彼は、実際に会ってみると寛大で率直な魅力にあふれたすてきな男性で、過去の出来事から男性不信に陥っていたアビーの心さえ動かした。さっそく食事に誘われ、彼女は生まれて初めて胸をときめかす。だが、マッテオの狙いをこのときのアビーはまだ知らなかった。そう、愛が憎しみに変わるほどの残酷な真の目的を……。■今作からスタートするミニシリーズ〈ディ・シオーネの宝石たち〉は、イタリアの名門一族ディ・シオーネ家に伝わる秘宝を捜す過程で巻き起こる恋愛模様を描いたシリーズです。豪華な人気作家たちの競演も見どころのひとつ。どうぞご期待ください!
  • たとえ家族が破滅に追いやられても、秘めてきた彼への愛は変わらない。

    父の会社は今や義兄アポロの脅威にさらされている。エルが14歳のとき父が再婚し、継母の連れ子であるアポロ──その名に違わぬ神々しい魅力を放つ彼と義兄妹になった。だが12年後、彼は突如反旗を翻し、牙をむいたのだ。アポロは父の経営する会社を次々と買収し、すべてを手中に収めていった。彼はなぜ変わってしまったの?見かねたエルは説得のためアポロを訪ねるが、言い争いになり、怒りはやがて情熱の炎となって、気づけば2人は体を重ねていた。数週間後、エルはあってはならない体の変化に気づいて……。■義兄妹の激しくも切ないラブストーリーをお届けします。太陽神と同じ名を持つ義兄に会ったときから、ほのかに想いをよせていたヒロイン。ようやく結ばれても、彼に愛されていないと思い知り……。
  • 甘美な夢に溺れていたい――あなたの記憶が戻る日までは。

    父の命令に従い、ローズは愛なき結婚をした。夫となったのはレオン・カリディス――情熱的な黒い瞳の、傲慢でセクシーな億万長者だ。ローズはさえない少女だった頃から密かに彼に恋していたが、結婚式の夜、汚れなき妻の待つ部屋にレオンは現れなかった。それから2年経ってもレオンは外出がちで、妻に指一本触れなかった。惨めで孤独な日々に耐えかねたローズが離婚を決意した矢先、レオンは交通事故に遭い、いっさいの記憶を失ってしまう。別人のように優しい彼は激しく妻を求め、ローズは甘い衝撃に震えた。■記憶を失った夫レオンに誘惑され、15年来の憧れの人である彼とついに結ばれたローズ。記憶喪失という運命のいたずらにより不幸な結婚に光が宿る、熱く切ない愛の軌跡をご堪能ください。
  • 憎い仇との結婚か、監獄行きか。彼女に課せられた究極の選択。

    それは、6歳のサマラにとってむごすぎる現実だった。彼女の父が統治するジャハールと隣国のカドラが争い、父は死亡。サマラと母はすんでのところで国外に逃れた。その後、逃避行の途中で母も亡くなり、彼女は天涯孤独となった。21歳になったサマラはいま、カドラの宮殿に密かに忍び込み、国王フェランへ復讐する機会を狙っていた。仇を討てば、天国の父と母は褒めてくれるだろうか?だがすぐにサマラは捕らえられ、フェランから意外な言葉を聞く。「君を利用する方法を思いついた。僕の婚約者として公表する」

    ■わずか6歳にして残酷な運命に投げ込まれたサマラ。父と母の復讐だけを糧に成長した彼女が思いがけず恋に落ちた相手は、まさにその仇、国王フェラン。ふたりの運命は……?
  • シリーズ5冊
    1,1001,320(税込)
    著者名:
    キム・ローレンス
    著者名:
    メレディス・ウェバー
    著者名:
    リズ・フィールディング
    翻訳者名:
    高木晶子
    翻訳者名:
    原淳子
    翻訳者名:
    矢部真理
    レーベル: ハーレクイン

    「シークと乙女」/ある日、ベアトリスは手紙で弁護士事務所に呼びだされた。通された部屋にいたのは、ザフラト国の次期国王タリク・アル・カマル。いきなり弟と別れてほしいと多額の手切れ金を提示され、ベアトリスは驚いた。彼の弟ハリッドをたぶらかす性悪女と間違われたのだ。「砂漠に咲いた愛」/ハナは奥地にある集落に短期滞在していた。妹が育児放棄をした六歳の息子ミッキーも一緒だ。そこへ突然、スレイラ国のシーク――マリク・サイディが小型ジェット機で乗り込んできて、信じられない話を告げた。ミッキーが国の王位継承者になったという。「プリンセスに選ばれて」/亡き祖母の遺品の整理中、バイオレットはアラブの短剣を見つけ、鑑定番組に出演することになった。専門家によれば、途方もない宝物らしい。その事実が新聞で報道され、バイオレットは一躍話題の人に。翌朝、アラブの王国の皇太子ファヤドが彼女の家に現れる。
  • そう、私は詐欺師の娘。でも妊娠したのは嘘なんかじゃない。

    チャリティは幼いころから詐欺師である父の言うなりに、詐欺の片棒を担がされてきた。実母の顔も知らない彼女にとって、唯一の家族である父に認められることは何より重要だったのだ。だがとうとう父と決別する日が訪れた。イタリア人富豪ロッコの財産を騙し取ったあと、父は姿を消した──よりによって、娘にすべての罪をなすりつけて……。ホテルの一室で憤怒に燃えるロッコに責められ、揉み合ううちに、あろうことか彼女はバージンを捧げてしまった。なぜだかわからないが、そうすることが自然に思えたのだ。2カ月後、妊娠に気づいたチャリティは怯えながら彼を訪ねるが……。

    ■詐欺師の娘に生まれ、他に寄る辺なく、つらい幼少期を過ごしてきたチャリティ。じつは富豪のロッコにも秘密の過去があって……。M・イエーツらしい、躍動感あるロマンスをお楽しみください。
  • シリーズ3冊
    660(税込)

    ――私は半年後に結婚する。国王である父の決めた相手と。それが20歳のエヴァに課せられた運命だった。けれども、せめて結婚までは自由に生きてみたいと、護衛の目をかすめては、城の外を出歩くようになる。そんな娘を案じて、国王が監視につけたのがマックだった。彼は独力で警護の会社をおこして大富豪となった有能な人物。氷のように感情を見せず、鉄のように厳しい。なのに惹かれるのはなぜ?だが彼のあまりの隙のなさに、エヴァは反抗的な言葉を投げつけてしまう。「何も感じないあなたに、私の気持ちなんてわからないでしょうね」すると、つねに冷静だったマックの瞳に、不穏な炎が燃えあがった!■今月と来月で、M・イエーツの2部作をお届けします。舞台はエーゲ海に浮かぶ島国キョーノス。1話目は、政略結婚から逃れられない定めの王女が、目付け役の大富豪に禁断の恋心を抱く物語です。終盤の切なすぎる展開に胸がキュンと締めつけられます。
  • 『放蕩領主と美しき乙女』 キャロル・モーティマー作■貴族のグレイは亡兄から相続した領地を初めて訪れた。暗い屋敷に足を踏み入れると、亡兄の義理の娘アミーリアに悪漢と間違われ発砲される。お仕置きとばかりに抱きすくめ明かりをつけると、彼が2年前に会った17歳の少女は、見違えるほど美しく成長していた。■『イヴに天使が舞いおりて』 レベッカ・ウインターズ 作■挙式寸前に婚約を破棄された痛手から立ち直ろうとしていたブルック。クリスマスイヴの夜、彼女は吹雪の中で泣いている少女を発見した。少女を自宅で保護して警察に連絡すると、魅力あふれる男性ヴァンスが事情聴取に現れた。もしかして、わたしの運命の人?■『花嫁にメリー・クリスマス』 マリオン・レノックス作■2年前に夫を亡くしたジェニーは経営するブライダルサロンの売却を決めた。亡夫と共に事故に遭って火傷を負った息子の治療費を捻出するためだ。だが売却先の会社の社長ガイが店に現れ、傍若無人な態度をとった。ジェニーが激怒すると、突然彼に唇を奪われ……。■『純情なシンデレラ』 エリザベス・ロールズ 作■裕福な家の娘ポリーは不運に見舞われた。父の遺産を全部失ったうえ、住みこみの家庭教師の職も解雇されたのだ。心優しい教区牧師のアレックスに相談すれば、新設される学校の教師として雇ってもらえるかもしれない……。しかし、彼女の期待は見事に裏切られる。 4話収録。
  • 彼は私を誘拐して、幽閉した。体だけでなく心までも。

    記者のソフィーは〈チャッツフィールド〉の情報を集めていた。いま彼らが買収を目論んでいるのは、ソフィーの親友一族の会社。それを阻止するために、彼らの弱点をつかんでおく必要があるのだ。その日も取材をしていたソフィーは、ニューヨークの路地裏で〈チャッツ〉の関係者と何者かが言い争っている場面にでくわし、思わず物陰に身をひそめた。あれはまさか……スルハーディの国王ザイン・アル‐アフマル!?彼はすぐにソフィーの存在に気づき、厳めしい顔で近づいてきた。「どこまで話を聞いたんだ?」ソフィーが口ごもっていると、ザインは彼女を強引に自分のリムジンに押し込み、連れ去った。

    ■2015年の1月から連続でお届けした〈ホテル・チャッツフィールド〉の関連作です。偶然、ある話を立ち聞きしてしまったソフィー。いきなり異国へ連れ去られてしまった彼女の運命は……?
  • 花嫁道具など何もない。花嫁自身が、ただの道具なのだから。

    天使のような愛らしい外見と才能に恵まれたノエルは、9歳にして天才少女ピアニストとして華々しくデビューした。あれから12年――もう少女ではない彼女は世間から忘れられ、あげく母に全財産を持ち逃げされて、今や貧乏のどん底にある。そこへ現れたのが、母の元愛人の息子だというイーサン・グレイ。家庭を顧みなかった父親に復讐するため、妻になってくれと彼は言う。父の愛人だった女の娘なら、復讐の道具としてうってつけだと。住む家もなく、コーヒー1杯買うお金もなく、ピアノしか知らない、少女のまま大人になったようなノエルに、選択肢はなかった。恋をしたことすらないまま、彼女は見ず知らずの富豪の妻になった。

    ■影武者が何人もいて代わる代わる執筆しているのでは? と思わせるほど、バラエティに富んだ設定を書く作家は過去にも多くいますが、メイシー・イエーツもそんな期待をさせる若手作家の1人です。無力なヒロインが非情な実業家の心を愛で満たす、奇跡のロマンスです。
  • シリーズ9冊
    330660(税込)

    愛しいボスと火遊びなどできない。
    わたしはきっと、灰になってしまう。

    日曜日の朝6時、電話が鳴り響く。「エラ、今すぐ来てくれ」
    サント・コレッティの個人秘書として働くようになって4カ月、
    時間外の呼び出しには慣れっこになっていた。
    イタリアなまりの強い、深みのある低い声が寝起きの耳を愛撫する。
    どんなに傲慢で、わがままで、女ぐせが悪くても、
    サントはシチリア名家の御曹司として眩しいほどのオーラを放ち、
    エラの心を惑わせる。ボスにこんな感情を抱くのは禁物なのに。
    いいえ、それもあと少しのこと。エラは仕事を辞めようと思っていた。
    だが駆けつけた先でサントのある姿を見たとたん、エラは胸をつかれ、
    彼のもとを離れることなどできないと悟った。もしかしたら、永遠に。
  • 妻になっても、愛されることはない。
    私は姉の身代わりでしかないのだから。

    結婚式当日、花嫁になるはずのリアの姉が失踪した──
    よりによって、花婿の仕事上のライバルと一緒に。
    花婿のアイアス・クーロスはリアの幼い頃からの憧れの人。
    彼はリアの父から経営を学び、結婚後は会社を引き継ぐはずだった。
    そうしなければ、会社はすぐさま他人の手に渡ってしまうのだ。
    でも、私に何ができるの? 美人の姉の陰で地味に生きてきた私に。
    アイアスの面目を保ち、父の会社を守る方法があるとすれば……
    次の瞬間、リアの口から意外な言葉がこぼれ出た。
    「アイアス、わたしがあなたと結婚するわ」
    それは彼女にとって、人生で初めての大胆な決意だった。
  • 生まれて初めての一人旅に、イザベッラはわくわくしていた。プリンセスがパリに無断で外出なんて言語道断なのはわかっているけれど、政略結婚で新たな鳥かごに閉じこめられる前に、最後の自由を味わいたい。ところがようやくたどり着いたホテルに、一人の男性が現れる。褐色の肌のあちこちに傷があり、危険な雰囲気を漂わせたアドハムは、イザベッラの婚約者の命令により、彼女を迎えに来たという。エッフェル塔を見て、プランタンでお買い物をする。そんなささやかな願いが、私のわがままだというの?必死に逃げようとする彼女に、アドハムは容赦なかった。プリンセスを追いつめ、その唇を自分の唇でふさいだのだ!
  • 名前を借りただけのつもりが、まさか記事になるなんて。大手デパートで働くペイジは、社長ダンテの前でうなだれた。目の前に置かれた新聞にでかでかと躍る見出しには“ダンテ・ロマーニが従業員と婚約!”とある。亡き親友の赤ん坊を養子にするには、独身では無理だと役所で言われ、ペイジはとっさに、勤め先の社長と婚約中だと言ってしまった。いつも女性たちの注目の的である彼が怒るのも無理はない。解雇を覚悟しつつも、必死に事情を説明するペイジを見ながらダンテはしばらく考えていたが、やがて思惑ありげな顔で言った。「きみの処分を決めた。僕の妻になれ――報道されたとおりに」
  • 切望していた子供を持てないまま夫を亡くしたジェイダは、生まれたばかりの女の子を引き取り、リーナと名づけた。ところが1年後、大富豪の実業家アリク・ヴァシンがリーナの実の父親と判明し、裁判所は彼に親権を与えてしまう。いくら血のつながりがあるうえに巨万の富の持ち主だとはいえ、アリクは見るからに傲慢で、その体躯のたくましさは恐ろしいほどだ。こんな人に、かわいいリーナを渡さなければならないなんて!ジェイダは絶望に泣き崩れ、リーナは母と離され泣き叫んだ。アリクはそんな2人をじっと見ていたが、やがて冷たく言い放った。「そんなにこの子と一緒にいたいのなら、ぼくの妻になれ」
  • 砂漠の国の王妃となった異母姉に代理母になってほしいと言われ、クロエは国王夫妻の子、アデンをひそかに出産した。だがその直後に夫妻が事故死し、事情を知る者がいなくなる。貧しい学生のクロエに子どもを育てる余裕はない。途方にくれながらも、必死に赤ん坊の世話をしているところへ、代理母の契約書を発見したという、亡き王の弟サイードが現れた。「契約どおり、子どもは我が国に属する」彼が宣言すると、アデンの身を案じたクロエは必死にすがった。それならば自分も一緒に砂漠の国へ行かせてほしい、と。「論外だ」そう冷徹に言い捨て、サイードは赤ん坊のいる部屋へ向かった。■ロマンスの申し子、メイシー・イエーツが放つ、権力をほしいままにする誇り高き男たちを描く2部作の第1弾です。国のために感情を排し生きてきた冷酷なシークと、貧しくも懸命に幼い命を育てるヒロインが赤ん坊を巡って散らす火花は、やがて恋の炎となり……。
  • 固い決意を胸に、砂漠の国ハジャールを訪れたカタリーナ妃は、宮殿のさびれた様子に呆然と立ち尽くした。室内は暗く静まり返り、人影はまばらで、みな暗い顔をしている。5年前のあの事件以来、民衆には決して姿を見せぬまま宮殿の奥にこもって国を治めているというザーヒルのせいだろうか。顔に傷を負った孤独なシーク、“ハジャールの野獣”と恐れられる彼に、カタリーナはすがらなければならない運命にあった。自国は今、王である父が病に倒れ、内乱の危機にさらされている。彼女の美貌をもってザーヒルと結婚し、国を守ってもらわなければ。だが彼は氷のように冷たい一瞥をくれ、言った。「妻など欲しくない」■昨年のデビュー以来多くの作品を書き、人気急上昇中のメイシー・イエーツが、プリンセスとシークが織りなす新感覚の『美女と野獣』物語を書きました。
  • マルコは私を求めている! エレインは危うくそう信じそうになった。流行のレストランで、彼がエレインの指に見事な指輪をすべらせる。集まった記者たちが一斉にカメラのシャッターを切り始めた。ニューヨークで不動産会社を経営し、伝説的なビジネスの才能同様、女性との噂でも名高いマルコ。彼がついに結婚することになったのだ。でも、相手は噂の美女とは比べものにならない、地味な私――。もちろん、この結婚は事前に取り決められた形だけのもの。1年後には離婚し、エレインは彼が買収した念願の父の会社を譲り受け、マルコは結婚したことで交渉先の信用を得て、大きな契約を勝ち取る。だから、この指輪が本物になることなど絶対にありえないのよ……。店内の騒ぎをよそに、エレインは強く自分に言い聞かせていた。■ハーレクイン・ロマンスから期待の新人作家メイシー・イエーツがデビューを飾ります。ビジネスの世界で、セクシーなヒーローと元気なヒロインが繰り広げる、白熱の恋の行方にご期待ください。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。