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『ハーレクイン(小説)、水間朋、0~10冊(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~31件目/全31件

  • 両親亡き後、遺された農場をひとりで守るレイチェルは、元有名モデルの姉からとんでもない頼みごとをされる。密会現場を記者に撮られ、写真を夫に見られてしまったが、あれはレイチェルだったことにしてほしいと言うのだ。かくて彼女は明らかに場違いなパーティに出かけていき、件の男性、イタリア人大富豪ラファエロに事の次第を説明した。姉が人妻だったと知って激昂した彼は、なぜかレイチェルの唇を奪い、自分の屋敷に連れて帰ると、姉の代わりに婚約者のふりをしろと言う。「このままここに住み、ぼくのベッドで寝るんだ」彼はそう宣言するやレイチェルの指から安物の指輪を抜き取り、豪華なダイヤを取り出した。

    ■HQロマンスのトップ作家としてゴージャスなロマンスを数多く描く大スター、ミシェル・リード。キャロル・モーティマーがお好きな方に特におすすめです。あれよあれよという間に、ラファエルの手管に絡め取られてしまったレイチェルの運命は?
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • キャスリンは大財閥の御曹司ヒューの秘書に採用されて数カ月になる。父親に代わって巨大企業のCEOを務めることになったボスは、何よりも女性を愛するプレイボーイとして名高いが、彼女はあくまでも上司と部下の関係を貫いていた。そんなキャスリンには一刻も早く結婚したい事情があった。幼いときの自分に救いの手を差し伸べてくれた亡き恩人――その大事な思い出の家を受け継ぐには、30歳までの結婚が条件なのに、1カ月後に期限の誕生日を迎える今になっても相手が見つからない。どうしたらいいの? ある朝、泣きはらした顔で出社すると、キャスリンはボスに理由を問いつめられ、真相を告白してしまい……。

    ■秘書のキャスリンには、30歳の誕生日までに絶対に結婚したい事情がありました。それを知ったボスのヒューは、ためらいなく彼女にプロポーズします――名ばかりの結婚ながらベッドを共にする条件で。M・リーならではのセクシーなロマンスをご堪能ください。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 親友ビアンカの結婚式に招かれ、エリザベスはミラノを訪れた。結婚前のパーティが続いたある夜、ビアンカの婚約者――巨大銀行を率いるルチアーノの魅力に屈し、エリザベスは彼にキスを許してしまう。こんなの親友への裏切りだわ! 彼女は自分を激しく責めた。ところが挙式直前、エリザベスの兄がビアンカと駆け落ちするという、とんでもない事件が持ちあがった。兄は会社の金を横領したうえに花嫁を連れ去ったらしい。「兄さんを刑務所に送りたくないなら、僕と結婚しろ」脅迫めいたルチアーノの求婚に、エリザベスはなす術もなかった。

    ■ヒーローに追いつめられ、やむなく彼と結婚式を挙げたエリザベス。盛大な結婚披露パーティのあと、行き先も知らされないまま自家用ジェット機に乗せられてハネムーンへと……。圧倒的な人気を誇るミシェル・リードのドラマティックな展開に目が離せません。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • サラは、親友夫婦の船舶旅行に同行していた。ある島に寄港した一行の船の隣に、豪華なクルーザーが停泊する。クルーザーの所有者は、ナポリ名門一族の完璧な貴公子らしい。興奮ぎみな親友の言葉を、サラは聞くともなく聞いていたが、夜のパーティに現れた男性を見て、言葉を失うしかなかった。グイード・バルベリ――二度と会いたくなかった、かつての夫。身ごもっていた子を流産すると、彼の父から手切れ金を渡され、ぼろ屑同然に追い払われたのだから。泥棒猫とまで蔑まれて。身動きできないサラに、彼の怜悧な美貌が平然と微笑んでいた。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • パーティに姿を現した男性を見て、ジェイシーの鼓動は速まった。10年前に別れた、傲慢でハンサムなレオがそこにいた。目を閉じると、封印していた悦びや胸の痛みが甦ってくる。まばゆい太陽のもと、彼の魅力に抗えなかった日々が。レオとは結婚まで考えたが、彼はギリシアの大物実業家で、しかも思わぬ誤解から娼婦と侮蔑され、手酷く捨てられたのだ。それなのにいま、レオは臆面もなく彼女を誘惑してきた。微笑の裏に嘲りを潜ませて。「いつもこうしてじらすのか? じらされるのは好きじゃない」
  • テイラーは、姉の婚約者の兄であるイタリア人大富豪、ダンテに初めて出会ったときからひそかに憧れていた。数年後、彼女は思いがけない形で彼に再会する。姉夫婦が事故で亡くなり、テイラーは幼い甥を引き取ったが、それについてダンテが異議を申し立てたのだ。彼は自分にも後見人としての責任があると主張して譲らず、テイラーと甥に彼の大邸宅で一緒に暮らすよう迫った。彼の傍らで想いを抑えながら良い叔母を演じるなんて無理よ。でも、かわいい甥を一方的に奪われてしまうのは耐えられない。テイラーにはダンテの要求をのむよりほか、選択肢はなくて……。

    ■幼い甥と憧れの人と一つ屋根の下で一緒に暮らすことになったテイラー。彼女の揺れ動く心が丁寧に綴られます。人気作家ヘレン・ビアンチンが描く、せつない大人のロマンスをお楽しみください。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 旅先のイタリアで道に迷ったエリンは、黒馬にまたがったハンサムな男性、フランチェスコに助けられた。うぶな彼女はたちまち恋に落ち、翌日には彼に純潔を捧げ、5日後には結婚式を挙げていた。エリンはそのとき初めて知った。フランチェスコがイタリア名門銀行の経営者であると。かすかな動揺は、やがて夫に対する不信へと変わっていく。彼ほどすてきな人が、なぜ私を選んだのだろう?ある晩、パーティ会場で夫が別の女性とキスしているのを見て、エリンのなかで何かが壊れた。私は愛されていなかった……。彼女はすぐに家を出た──身ごもっていることを隠したまま。■浮気者の父に泣かされる母を長年支えてきたエリンにとって、夫の裏切りは残酷すぎる仕打ちでした。しかし、妻の妊娠に気づいたフランチェスコがエリンを黙って手放すはずもなく……。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • レストランを手伝うダーシーは、グラスを割って指にけがをする。居合わせた会社経営者のローガンに優しく気遣われ、無我夢中で彼の上等なシャツにすがって泣きだした。母親を亡くしたばかりなのに、父親の再婚話が持ち上がり、仕事中にもかかわらず取り乱してしまったのだ。悩んだ末、ダーシーは後日、新しいシャツを彼に送り届けた。すると血相を変えたローガンが店に現れ、若い娘が見知らぬ男に高価なシャツを贈るものではないと叱り飛ばした。ダーシーはなぜ怒られるのかもわからず、唇をわななかせた。
    *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ある日、サビーナはブライスと名乗る富豪と出会う。その威圧的な態度に怯えつつも、男らしい魅力を放つ彼にサビーナはまたたくまに惹かれていき、ブライスと過ごしたひとときのあとにはもう、離れがたく感じていた。そして別れ際、彼のまなざしに射抜かれると、落ち着かない気持ちにさせられるのだった。そんな目で見られても、私はあなたを愛せない――そう、サビーナには、ある危険から身を守るために、権力者と婚約しているという“秘密”があって……。
    *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 恋人を裏切り、女優として成功した今、彼女は失ったものの大きさに苦しんでいた。■親友ブロッドの結婚式に花婿の付き添いとして出席したレイフは、ブロッドの妹アリと再会した。かつて激しく愛しあったアリと。彼女は五年前、女優になると言って突然レイフのもとを去った。その才能は花開き、今ではテレビドラマの人気女優だ。彼女に裏切られたという思いは、レイフをずっと苛みつづけてきた。一方アリも後悔していた。彼の腕に飛びこみ、許しを請いたいと思う。レイフを求める気持ちは薄れるどころか、つのるばかりなのだから。ところが幼なじみのレイニーがレイフに恋していて、彼もレイニーを妻の有力候補と見ているらしい。もうもとの二人には戻れないの?アリの心は沈んだが、運命は彼女を見放さなかった。ストーカーに悩まされている事実をレイフに打ち明けると、彼はアリの部屋に泊まって、きみを守ると言い張ったのだ。
  • “指輪がぴったりなら一年間だけ結婚してくれ”彼女は息をのんで自分の薬指を見つめた……。■ペイジは大学を卒業し、故郷のカリフォルニアに戻ってきたが、彼女を待っていたのは過酷な現実だった。父が莫大な借金を背負い、失意のうちに亡くなったのだ。ペイジは父の協力要請を拒否した隣家の主人ブラッドを恨んだ。少女のころの憧れなんていつかはうち砕かれるもの……。そう思いつつも、密かに思いを寄せていた人の仕打ちに、ペイジは悲嘆にくれ、運命の皮肉をのろった。葡萄園も屋敷も何もかも手放すしかないと諦めていたある日、ブラッドがやってきて、家を出ていくなと引き留める。「僕のパートナーになればいい。ただし、一年間だけの結婚だ」この人は何を言いだすの? お金で私を自由にしようというの?ブラッドの驚くべき提案に、ペイジは呆然とした。
  • 一流企業のトップで、英国貴族の血を引くローガン・マッケンジーは、女性から引く手あまたの魅惑の独身貴族。そんな彼が、ある日、ランチサービスのためにオフィスに来たウエイトレスが、涙に暮れているのを見て、思わず胸に抱き慰めてしまう。ローガン・マッケンジーとあろうものが! さらに彼女、ダーシーが不倫の恋に苦しんでいると信じたローガンは、少しでも助けになりたいとダーシーの働くレストランに足を運ぶが・・・これは恋? いーや、断然違う!!
  • 出張中の恋人から2週間ぶりに電話があり、ジャーメインはいぶかった。口調があやしい。それもそのはず、出張というのは真っ赤な嘘で、彼の兄ルーカスの屋敷にいたという――ジャーメインの姉と一緒に。まただわ! 美しい姉エドウィナに、これまで何度も恋人を奪われてきた。あきれはてて別れを告げるジャーメインに、彼は懇願した。エドウィナが怪我をしたので世話をしに来てほしい、と。きっとルーカスに乗りかえるつもりの姉が、屋敷にとどまるために仮病を使って彼を操っているのだろう。頼みを断ると、今度はなんと屋敷の主のルーカスが迎えにやってきた。初めてルーカスを見たとたん、ジャーメインは息が止まりそうになり……。■美貌の姉にいつも恋人を横取りされるジャーメインが、14歳年上のルーカスの大人の魅力に圧倒されます。案の定、媚態をふりまく姉に辟易しつつも、恋に落ちていく自分も止められなくて……。
  • ■三年前につらい思いで別れたひとが、婚約したばかりの彼女の前に突然姿を見せた。■フランは宝石会社でデザイナーとして働く身だが、最近、社長のカークからプロポーズされ、婚約した。今日は彼女がデザインし直した貴重なネックレスを、依頼主であるイギリス人貴族に二人して届ける予定になっている。ところが待ち合わせ場所にカークから連絡が入り、遅れるから先に行ってくれという。やむなくタクシー乗り場に並んでいると、いきなりバッグを奪われ、道路に突き飛ばされる。ショックで呆然としながらも、彼女はとにかく依頼主の屋敷に急いだ。そこではさらにショッキングなことが待ち受けていた。フランを迎えた男性が、三年前に別れたブレイズ・ロードンだったのだ。どうしてブレイズがここに?アメリカ人のはずの彼が、なぜイギリスの貴族になったのだろう?
  • シリーズ3冊
    550660(税込)
    著者名:
    ロビン・ドナルド
    翻訳者名:
    水間朋
    レーベル: ハーレクイン

    この人がハンター・ラドクリフ……。野性味と権力を備えた彼には、狩人(ハンター)という名前はぴったりだわ。プリンセス・ルキアは大公妃の友人で実業家の彼に会って思った。だがハンターはことさら慇懃無礼にふるまい、表情には軽蔑すら見え隠れする。それでいて、ときおり熱いまなざしで見つめてくるのだ。どうして彼がそんな態度をとるのか、無垢なルキアには想像もつかなかった。ましてや、彼の友人を翻弄して死に追いやった冷酷な女と蔑まれ、挑戦しがいのある女だと誘惑を仕掛けられていることなど。
  • サラは叔母のアンティークショップを手伝っている。仕事中毒だった夫との短い結婚生活はすでに破綻し、欲しかった赤ちゃんも流産してしまった。今の仕事は退屈だけれど、自分を取り戻しつつある毎日はとても楽しい。ある休日、サラは博物館のお気に入りの展示コーナーを訪れた。そこで急にめまいに襲われ、床に倒れてしまう。朦朧とした意識の中で、名前を呼ぶ声に目を開けると、青い瞳がじっとこちらを見つめていた。だが相手の正体がわかったとたん、サラは息をのんだ。
  • 550(税込)
    著者名:
    ダフネ・クレア
    翻訳者名:
    水間朋
    レーベル: ハーレクイン

    モザイク画を専門にしている美術家のリアノンは、ふだんは絶対に使わないエレベーターに乗った。タイルのつまった重い箱を抱えていたからだ。だがエレベーターに乗り合わせた男性から、手伝おうかと言われた瞬間、身を震わせてバランスを崩してしまう。落とした箱を拾い、車で送ろうと申し出る彼を無視して、リアノンはその場から走り去った。数日後、偶然再会したとき、彼は自分の会社のホールをモザイク画で飾りたいと申し出る。いったい彼の目的は何? リアノンはただ不安におののいた。
  • ジャンカルロは義兄が経営する会社の重役用ルームに入ると、若く美しい赤毛の女性に目をとめ、顔をしかめた。あれが社長秘書のナタリア・デイトン――義兄の愛人ともっぱらの噂で、僕の姉を苦しませている女か。鋭い視線に気づいたのか、そのときナタリアが振り向いた。青く魅惑的な彼女の瞳に、一瞬、呼吸すら忘れそうになる。ジャンカルロはそんな自分に腹を立てつつも、ほくそえんだ。不届きな愛人など金で追い払うつもりだったが、計画は変更だ。もっと愉しい方法で、彼女には罪を償ってもらおう。
  • メガンが自宅のアトリエに引きこもるようになって、もう三カ月になる。流産の傷はとうに癒えたが、心の傷は治るどころかますます深くなるばかりだ。これまで優しく見守ってくれていた夫のジェイムズも、いよいよ焦りを感じ始めているらしい。ある朝、ジェイムズはメガンに意外な提案をしてきた。「きみを二度目のハネムーンに連れていく」一瞬心を躍らせたメガンだったが、はっと思いとどまった。夫は何かをたくらんでいるのかもしれない。だって、ジェイムズは私のことなど愛していないのだから……。■「復讐のための結婚」、「ボスに捧げた夜」の関連作をお届けします。周囲の誰もが不安視していたジェイムズとメガン夫妻の微妙な関係が揺らぎ始めて……。
  • 姉の婚約パーティで初めて会って以来、テイラーは義兄の兄、ダンテに憧れていた。数年後、彼女は思いがけぬ形でダンテと再会する。事故死した姉夫婦の遺児ベンの後見問題で話し合う必要が生じたのだ。作家としてデビューしたばかりのテイラーはシドニー住まい、世界的な実業家、ダンテの本拠地はフィレンツェだ。そんな二人が共同でベンを養育できるはずがない。「ベンの面倒を見るために、二人で同じ家に住もう」正気なの? でも彼の提案に従わなければ、愛する甥を手放すしかないとしたら……。■皆さまをめくるめく愛の世界にいざなうヘレン・ビアンチン。お待ちかねの新作をお届けします。美貌のヒロインを魅了するイタリア人ヒーローにご注目ください。
  • 660(税込)
    著者名:
    ミランダ・リー
    翻訳者名:
    水間朋
    レーベル: ハーレクイン

    ヒューはシドニーのパーキンソン・メディア財閥の御曹司であり、現在は父親に代わって臨時のCEOを務めている。仕事よりも女性を愛するプレイボーイの彼にとって、有能な秘書キャスリンの存在はまさに諸刃の剣になりつつあった。これまで彼が遊びに費やしていた時間はすべてキャスリンによって仕事へと振り分けられたというのに、彼女を恨むどころか逆にどんどん惹きつけられて、近頃ではほかの女性が目に入らないほどなのだ。ある朝、あざのできた顔で泣きはらすキャスリンを見て、抑えてきたヒューの思いがいっきにあふれ出した。■『復讐のための結婚』の関連作品です。プレイボーイのヒューが秘書のキャスリンにプロポーズ……? ミランダ・リーらしい情感豊かな熱いロマンスをご堪能ください。
  • オーストラリアの真珠会社で宝飾デザイナーとして働くルビーは、社長ロレンスの突然の死に呆然とし、深い悲しみに暮れていた。彼を父とも慕い、大切な友人と思ってきたから。ロレンスの妻はすでに亡く、ひとり息子のゼインは、九年前に家を飛びだし、今ではロンドンで投資銀行の会長をしている。急ぎ帰郷したゼインの態度は冷たく敵意に満ちていた。明らかにルビーを父親の愛人と見なしている。会社を辞めて疑いの目から逃れよう。そう決心したルビーの望みを、ロレンスの不可解な遺言状が打ちくだいた。会社の株を大量に遺され、ゼインと協力せざるをえなくなったのだ!
  • 伯父から引き継いだ会社を売却したヴェリティは、再出発を図ろうとロンドンから故郷の町へと引っ越した。ところが帰郷初日、彼女の運転する車に、ローラースケートを履いた少女がぶつかってきて、病院に連れていく羽目に陥る。その少女の素性を知って、ヴェリティは愕然とした。彼女を捨てて別の女性と結婚したサイラスの娘だったのだ。もう関わりたくないと願った矢先、彼が訪ねてくる。「君は変わったな。BMWの最高級車で町中を飛ばすとは!」その罵声が、信じられない再会の始まりだった。■ベテラン作家ペニー・ジョーダンの読み応え満点の再会物語をお届けいたします。ヒーローとヒロインのすれ違う心と愛ゆえの苦悩が鮮やかな筆致で描かれています。どうぞお見逃しなく。
  • 親友夫妻の事故死の報を受け、キャリーはギリシアへ向かった。夫妻には生後六カ月のリリーがおり、彼女は赤ん坊を引き取って育てる決意を固めていた。ところが現地へ着くなり、キャリーは冷酷な現実に直面する。リリーの伯父アンドレアスが、頑として赤ん坊を手放さないというのだ。あきらめきれないキャリーは必死に頼みこんだが、そんな彼女を嘲笑うかのように、アンドレアスはさらにとんでもない条件をつきつけてきた。彼と結婚し妻として赤ん坊の世話をするか、即刻ロンドンへ帰り二度とリリーに会わないか、どちらかを選べと。
  • タイで孤児院の運営を手伝っているニコルは、継父の会社が倒産し、屋敷が差し押さえられたことを知らされる。彼女は自分の荷物を取るために帰国し、無人の屋敷に直行するが、もはやわが家でないと知りつつ、ついバスルームでシャワーを浴びた。そこにノックの音が! 屋敷の購入主だというラッセルが現れた。事情を話すニコルに、彼が示したのは敵意さえ感じさせる冷たい態度。このとき彼女は知る由もなかった。ラッセルが屋敷を買ったのは彼女の継父への復讐の一環だったことを。そして先ほどシャワーを浴びる美しい彼女の姿を垣間見て、ラッセルが強い欲望にとらわれたことも。
  • 660(税込)
    著者名:
    ミシェル・リード
    翻訳者名:
    水間朋
    レーベル: ハーレクイン

    「ラファエロ・ヴィラーニを誘惑してちょうだい」彼との浮気が夫にばれそうになった姉に偽装工作を頼まれ、レイチェルは場違いな豪華パーティに出席した。おずおずと声をかけてみても、相手が応えてくれるはずもなく、焦ったレイチェルは無理やり彼に抱きついてキスしてしまう。その不意討ちに、ラファエロはひどく腹を立て、半ば拉致するようにレイチェルを自宅へと連れ帰った。彼女から事情を聞き出して、いきさつを知ると、ラファエロは追ってきた報道陣の前に出て、突然、宣言した。「僕たちは婚約しました。どうか祝福してほしい」★イタリア人富豪ラファエロと心ならずもかかわることになったレイチェルは、予想のつかない彼の言動に翻弄されるばかり。情熱のストーリーで魅了するミシェル・リードの新作です!★
  • 親友ビアンカの結婚式に招かれ、エリザベスはミラノへと発った。結婚前のパーティが続いたある夜、ビアンカの婚約者、ルチアーノの魅力に屈し、エリザベスは彼にキスをしてしまう。これはまさに親友に対する裏切りだ。彼女は自分を激しく責めた。だが挙式直前、エリザベスの兄がビアンカと駆け落ちするという、とんでもない事件が持ちあがった。兄は会社の金を横領したうえに花嫁を連れ去ったらしい。「兄さんを刑務所に送りたくないなら、僕と結婚しろ」脅迫めいたルチアーノの求婚に、エリザベスはなす術もなかった。★ヒーローに追いつめられるエリザベス。ドラマティックな恋を描いて人気のミシェル・リードの新作をお届けいたします。★
  • 親友のパットに料理の腕を見込まれたサラは、彼女とその夫が企画した船舶旅行に、シェフとして同行していた。旅行も大詰め、明日はいよいよイギリスに帰るという日、マリョルカ島に寄港した一行の船の隣に、豪華なクルーザーが停泊する。クルーザーの所有者はものすごくゴージャスな男性らしく、夜に行われる最後のパーティに彼も招待したと、パットは言う。サラは興味なく親友の話を聞いていたが、現れた男性を見て愕然とした。グイード・バルベリ……二度と会いたくなかった、かつての夫だ。言葉もなく立ちつくすサラに向かって、グイードは笑みを浮かべた。まるで獲物を見つけた獣のように。
  • 旅先のイタリアで道に迷ったエリンを救ってくれたのが彼、黒馬にまたがった驚くほどハンサムな男性だった。うぶなエリンはたちまち恋に落ち、翌日には二人は結ばれた。そして五日後には結婚式――。出会ったとき、彼はフランチェスコと名乗り、独身だと言ったが、真実はそれくらいで、あとはことごとく偽りだった。案の定、土台の弱い結婚はすぐに危機に直面する。夫の浮気を疑って、エリンは早々にイギリスに帰り、フランチェスコも妻を連れ戻しに行こうと思わなかった。しかし偶然、妻の秘密を知った彼は、怒りに駆られてイギリスに旅立つ。
  • ソフィーは憂鬱だった。ラファエル・ローロに二週間も同行取材をしなければならないとは。出版社で働く彼女は、実業界の大物の特集記事を担当することになった。その話を聞きつけた母の親友が、息子に取材を受けるよう命じたのだ。ラファエルはソフィーが少女のころからの憧れだった。でも野暮ったい彼女に見つめられたら物笑いの種になると言われ、繊細な乙女心は粉々に砕け散った。それ以来、彼には近寄らないようにしてきたのに。久しぶりに再会したラファエルの態度は相変わらず冷ややかだった。「きみには来てほしくなかった。だがほかに選択肢はないんでね」
  • 660(税込)
    著者名:
    ヘレン・ブルックス
    翻訳者名:
    水間朋
    レーベル: ハーレクイン

    彼が振り向いてくれないなら、故郷を去るしかない。社長の息子、ハリーへの片思いに苦しむジーナは、秘書の職をなげうち、ロンドンへ移り住む決意を固めた。会社を去る日、ジーナはハリーからディナーに誘われる。上司としての義務感から誘っただけだと知りつつも、最後の思い出にと、ジーナは承諾した。だが、その席でハリーが口にした言葉に、ひどく動揺する。「ロンドンに行くのは、恋人に裏切られたせいか?」恋人なんていないのに。皮肉な誤解を解く気にもなれず、ジーナは永遠の別れを覚悟したが……。

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