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『ハーレクイン(小説)、情熱の国の人、401円~500円、配信予定を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 情熱と洗練さを併せ持つラテンの男。だが、その仮面の下には恐るべき企みが。■ダンテ・ガルバン伯爵と結婚した姉のデイジーに会うため、ゾーイ・コリングズワースはブエノスアイレスを訪れた。出迎えの魅力的な男性に案内されてヘリコプターに乗ったとたん、彼の態度が豹変し、凄みのある声が彼女の胸を突き刺した。「静かにしろ。言うとおりにすれば何も心配はいらない」こみあげる恐怖とともに、ゾーイは誘拐されたことを悟った。街から隔絶された豪邸でとらわれの身となった彼女は、男の素性を問い詰め、信じられない言葉を聞く。「ぼくはガルバン・エンタープライズの社長だ」なんですって……お義兄さんの会社の社長?その男ラサロ・エレラはさらに驚くべきことを告げた。「今度の計画はダンテが仕組んだ」度重なるショックに、ゾーイはもはや失神寸前だった。
  • 感情を持ち込んではいけないと知りつつもキスへの誘惑は抗いがたく……。■世間には伏せているけれどデイジーの父はアルツハイマーを患っており、正常な判断ができない状態で不利な契約を結んでしまった。法外な額を支払わなければならないが、なかなか思うようにいかない。とうとう契約相手の息子ダンテ・ガルバン伯爵が取り立てにやってきた。応対に出たデイジーは彼の魅力に圧倒され、ダンテも彼女の美しさに思考力を奪われそうになる。ふたりの間に性的緊張が高まるなか、彼は気持ちを引き締めた。あやうく唇を触れ合わせそうになった瞬間も切り抜けて、ダンテは無慈悲を押し通した。だが後日、あるパーティでデイジーに会うと、もはやダンテはキスの誘惑に勝てなかった。そのキスは彼を望ましくない方向に導くだろうとわかっていながら。
  • アルゼンチンの伯爵家に生まれたアナは、身分が違うという理由でルシオとの交際を家族に反対され、駆け落ちを決意したものの失敗に終わった。それでもアナは彼が迎えに来てくれるのを待ち焦がれていた。願いはかない、ルシオはやってきたが、どこか様子がおかしい。問い詰めたアナは驚くべき事実を知らされた。彼女は脳炎を患い、過去五年の記憶をすべて失っていたのだという。ルシオとはすでに結婚しているばかりか、二人は離婚寸前だったのだ。心は十七歳のままのアナはパニックに陥った。

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