『ハーレクイン(小説)、伯爵夫人の縁結び、新着を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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縁結びの達人と名高い伯爵未亡人フランチェスカはめずらしく沈んでいた。かつて彼女は幼なじみのロックフォード公爵と婚約していたが、彼と愛人の密会を目撃して打ちのめされ、一方的に婚約破棄した。ところが今になってその愛人が、あれは一人芝居だったと告白したのだ。彼はフランチェスカの不当な仕打ちのせいで女性を信用できなくなり、いまだに独身なのかもしれない。せめてもの罪滅ぼしに、ロックフォードにふさわしい若くて完璧な妻を見つけて幸せにしよう。胸をちくりと刺す痛みを無視して、彼女は花嫁探しに乗り出した。
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公爵令嬢カリーは結婚を望んでいるが、言い寄ってくるのは家名や持参金目当ての男性ばかり。自分自身を愛してくれる人はいないのかと嘆いていたとき、仮面舞踏会で見知らぬ男からダンスに誘われる。仮面越しにもかかわらず、たちまち惹かれ合った二人は、テラスの陰で素顔を明かして名乗り合う。ブロムウェル伯爵はカリーの美しさに目を奪われているようだ。ところがそこへ兄が現れ、彼女の言い分も聞かずにブロムウェルを罵った。彼に会うことを禁じられて激怒したカリーは、縁結びの達人フランチェスカのもとへ駆け込み……。
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社交界で縁結びの達人としてひそかに知られるフランチェスカは、ラドバーン伯爵ギデオンの親戚から伯爵の花嫁探しを頼まれた。わずか4歳のときに誘拐され行方不明になっていたギデオンは、つい最近、27年ぶりに見つかった噂の人物だ。爵位も財産もある立派な花婿候補だが、貴族の枠にはまらない性格が災いして難航しているらしい。そんな彼が意外にも、勝ち気な性格で紳士を寄せつけない令嬢アイリーンを花嫁候補リストに加えるよう言ってきた。フランチェスカが期待を寄せて紹介したものの、二人は早々に口論になって……。
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未亡人ながら変わらぬ美貌で、社交界の名花であり続けるフランチェスカにはひとつの才覚があった。それは、恋に不慣れな男女の縁談をとりまとめること。あるパーティの席、旧知のロックフォード公爵に挑発された彼女は、勢いで彼と賭をしてしまう――このシーズンが終わるまでに、彼が選んだ女性を婚約させてみせる、と。そして公爵が指さしたのは、父の看病で行き遅れ、財産もなくて壁の花となっている冴えない令嬢コンスタンスだった。ところがフランチェスカの思惑に反し、コンスタンスは予想外の男性と恋に落ちてしまい……。
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