『怪談、二見書房(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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「資料が、おしゃべりしてる――」
すべて実話! コミックエッセイ
博物館に勤務する著者だから描ける、リアルでディープな「恐怖体験」の数々。
漫画で読めば、怖さも倍増!
――人間だけ。その場の異常を感じているの
今日も博物館には「怪奇」がいっぱい!
――学芸員は粛々と役目を果たす。それだけよ
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鷹取ゆう
Yu Takatori
画家&イラストレーター。
博物館学芸員資格取得。文化財虫菌害防除作業主任者取得。日本民具学会会員。
博物館勤務の経験をもとに、2013年から博物館の資料整理を描いた漫画を同人誌即売会で発表。博物館の企画展ポスターイラストや博物館関連の漫画等も手掛けている。
2021年に本書の登場人物も描かれている「ただいま収蔵品整理中! 学芸員さんの細かすぎる日常』(河出書房新社)を刊行。現在は総合誌『REKIHAKU』(国立歴史民俗博物館)にて、漫画「ようこそ! サクラ歴史民俗博物館」を連載中。 -
稀代の呪物コレクター
初の書き下ろし怪談集
封印した話、深夜に戸を叩く者、
一〇〇枚の短冊が起こす奇跡、
何かが這いずり回る幽霊屋敷、
絶対に転んではいけない場所……他
(『あべこべ』はじめにより)
本のタイトルにもなっている「あべこべ」は私の代表作であり、怪談デビューの話でもあります。
ちょうど怪談と都市伝説の間のようなお話で、すごく気に入っています。
「あべこべ」はひっくり返る、反対、さかさなどの意味があると同時に「彼方此方(あちらこちら)」とも言い換えることができ、いろいろな場所や方向などを意味します。
本書に収めたお話はまさにいろいろな場所で、いろんな方から聞きました。
怖い話もあれば、不思議な話もあります。
いままで聞いてきたなかでも特に気に入っているお話を選びました。
此方(こちら)の世界ではなかなか体験できない、彼方(あちら)の世界のお話。
『あべこべ』の世界を読んで体験してみてください。
【目次】
あべこべ/白い手/予感/傘がない/橋津の海岸/五島のガッパ/犬を飼ってはいけない村/芋虫/転ぶな/鮎釣り/黄昏時に歩く人/迷い家/まぼろしのうどん/マナーさん/犬の話/ガジばあ伝説/シュガーポット/深夜に戸を叩く/不意な来訪者/関東の幽霊屋敷/宿直/飛び降り/高松の幽霊屋敷/沖縄の事故/知らない男がついてくる/インド逃避行記/311/犬鳴トンネル/それに会うと/抱き人形/カミサマ
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