『恋愛、立石ゆかり、101円~400円(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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その夜、初めて秘密の願望を口にした。
「私の両手をベッドに縛り付けて動けないようにして」
寝室の壁に張り巡らされた巨大な鏡が見ている。夜ごと私が深紅のシーツの上で繰り広げる恋人たちとの淫靡な時間を――
金曜の夜。ジョージが来た。「その髪は何だ」富豪の彼に不機嫌に言われ、急いでポニーテールにして寝室に入る。
と、ベッドに腰かけていた彼はやおら立ち上がった。「俺の望みはわかっているだろ」
ひざまずかせた私の髪を乱暴につかんで奉仕させたあと、慌ただしく帰っていった。
月曜はカルヴィン。「オイルを塗ってくれ」たっぷり彼のものを愛撫すると、今度は彼がオイルをつけた指で私の敏感な場所を弄び始める。
アブノーマルなのが彼の好みだ。私は四つん這いにさせられ、激しく貫かれた。
そして今日は水曜日。内気なのに誰よりも貪欲なデニスは満足するまで一晩かかることもある。
「今夜は違うことをしよう」デニスが言った。
「何をしたいの?」彼はなぜかためらっている。
私は我知らず口走った。「いい考えがあるの」脈が速くなっていく。「私の両手をベッドに縛り付けて、動けないようにして」 -
むきだしのお尻を叩いて、
甘い割れ目を舐めてイカせてほしい――!
エルはある日、親友のサーシャに誘われて、彼女の知人ステファンおじさんが住むというベネチアへ行くことになった。
運河に面した大邸宅。夢のようにゴージャスな、素晴らしい休暇になる――はずだった。
ところが、その夜、遠くから女の喘ぎ声がもれ聞こえてきたのだ。
驚くエルが部屋を覗くと、そこには美しいサーシャの白い裸身が闇に浮かび上がっていた。豊かな黒髪、情熱的な黒い瞳、見たことがないほどの美貌の男ステファンの、男らしい完璧な肉体に貫かれて。
まるで何かの罰かのように、サーシャの尻の頬を激しく叩き続け、泣き声をあげさせるや、股を開かせ、「私はふしだらな女です」と口走らせるまで、尻に指を入れて突き続ける。
唇がはねあがり、面白がっているのは明らかだ。その端整なステファンの姿を見つめているうちに、エルの股間は疼き、手は知らず秘所に触れていた。
もう止められなかった。鏡の前にある大理石のテーブルに片方の足を置き、太ももを広げてショーツの上から撫で始めた……。 -
俺のペニスピアスが
彼女のスイートスポットをこすった瞬間の顔を見てみたい。
その夜もキットはクラブへ行った。お目当てはマーシー。セクシーな美女だ。
黒革のミニスカートにピンク色のホルタートップ。純情そうな顔立ちからは想像もできないほど、腰の動きに色気がある。
さりげなく近づいて、囁くのだ。俺のモノに夜通しなぶられてみたいか? と。
銀のピアスが6つ嵌まった――ベッドの相手の感度を増すためにつけた――俺の自慢のモノに。
股間はすでに脈打っていた。俺の銀のピアスがスイートスポットをこすった瞬間の彼女の顔を見たい。
キットはマーシーのところまで行くと、彼女に体を密着させた。ヒップを抱きかかえ、音楽に合わせて体を揺らしだす。
――マーシーは目を閉じ、キットの体の熱を感じていた。彼はいつも私を誘惑するのだ。目覚めているときだけでなく、夢の中でも。
彼の手が脇から背中へと滑ってホルタートップの下へと潜りこんできた。
思わず吐息をもらす。体の奥深くで悦びがつのっていき、我知らず太腿の内側に力が入る。
彼の姿を見ただけで正気を失ってしまいそうなのに、こんなふうに抱き合ったら、まともでいられるはずがない。
だが今夜のキットは容赦しなかった。もう一方の手でスカートをめくって太腿に指を這わせ……。 -
男が4人と女が1人。
体のいたるところに手が伸びてきた――。
彼の命令で。
「……いかせ……て……」
その夜、ミリは、行きずりの男に禁断の愛の調教を施される。椅子に拘束され、脚を広げさせられると、その男はミリの秘部に優しく触れてきたのだ。
花びらの奥に舌を差し入れてきて、身をよじらせるミリをいままで知らなかった、悦楽の甘い官能世界へ誘ってくれた……ああ、淫靡にこすってもらえばもらうほど、もっとこすって欲しくなるの――
それなのに、どんなに懇願しても許してくれず、徹底的に我慢させられて、ミリはえんえん苦しみ続けることになる。やがて彼を欲し、愛おしいとさえ思い、自ら口淫するようになるまで……。
でも、その一夜の情事のあと、ミリの心は完全に崩壊した。
もうミリは彼なくしては夜も日もあけないのに、ジャックという名前以外、知らないのだ。結婚しているのか、都会にいるのか、田舎の片隅にいるのかも。すべてが欲しくて、世界の果てまで追いかけたいのに、何もわからない。
他の男を誘うこともできずに、ミリはしかたなく部屋に閉じこもった。
そして、濡れた花園にゆっくりと自分の指を、玩具を差し入れて、彼に貫かれる夢を見るようになるけれど……。 -
「先生、僕にお仕置きをしてくれる?
悪さをしちゃったから」
弟の結婚式の夜、寝苦しさに私は裏庭に出て長椅子に寝そべっていた。
「何をしているの?」
驚いて地面の上の眼鏡を探る。
声の主は弟の親友イーサンだった。ネクタイを締めたシャツの襟元を緩め、くつろいだ様子だ。
私は恥ずかしさのあまり顔を赤らめた。無防備なパジャマ姿でビン底のような眼鏡をかけているのだから。
彼は大きな手で私の足首をつかんで脚を持ち上げ、隣に座った。足首を握ったまま。
彼が目を閉じて、後ろ向きのまま膝に倒れこんできた。
「ブロンドの髪に大きな胸。それにセクシーだ」
私がセクシー? 「からかわないで。こんなにレンズの分厚い眼鏡をかけているのよ」
「まるでお色気たっぷりの女性教師みたいだ。目を閉じて」
弟の親友の突然の誘惑。私は度を失い、身じろぎした。ああ、神様――! -
見知らぬ男に欲情して、路上で辱められ、
あげく野次馬に見られながらイクなんて…。
私がトレーナーを務めるジムに、がっしりした体躯の客がやってきた。威圧的なオーラを放つ男だ。
「はじめまして、マイケル。ガビーよ。さあ、腕立て伏せを始めて」
腕立て伏せをする彼を見ながら、淫らな妄想に耽る。ああ、彼を縛りつけて思うままにセックスをしたい。
そのとき、急に彼が顔を上げ、私の太腿の内側を舐め上げた。
激しい快感に息をのんだが、なんとか平静を装った。「指示どおりにしないなら帰ってちょうだい!」
“続きは今夜だ”――去り際に残した言葉どおり、その夜マイケルは、ビーチへ向かう道で私を待ち伏せしていた。
目が合ったとたん膝から力が抜け、まるで催眠術にかかったように、私は彼にされるがままになった。
ブラをずらして胸をまさぐり乳首を舐め回す一方で、彼は指をスカートの中へ、そして下着の中へと入れてくる。
「ああ、いい」恍惚感にまぶたを半ば閉じ、私はぼんやりと闇を見つめた。歩いていた男たちが足を止め、私たちを見に集まってきた。
*本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『イケメンの異常な執着愛に溺れそうです』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。 -
行きずりのイケメンと、出逢いがしらのセックス。
刺激が強烈すぎてクセになりそう…。
ヴェネチア行きの寝台列車を途中下車すると、ジーナはうきうきと広場へ向かった。
お目当てのチョコレート・ジェラートを買って歩きだそうとしたとき、ヒールが石畳にひっかかり、よろけてしまった――
と、伸びてきた鋼のような腕に抱き止められた。
「ケガはない?」ハシバミ色の瞳の男性が、魅惑的なカーブを描く唇から真っ白な歯を見せて笑う。
カルロと名乗ったハンサムなイタリア人男性は、同じ列車に乗り込み、ジーナの隣の席に座った。
サンドレスの下の太腿と、硬いデニム地で隠れた彼の腿が列車の振動でこすれるたび、電気ショックのような衝撃が走る。
やがて日が落ち、外は暗くなった。
そっと伸びてきた彼の手が、ゆっくりと官能的に膝を撫ではじめる。
「君を悦ばせたい」耳元に感じる熱い吐息。次の瞬間、大きな手が太腿の間に滑り込んできて……。 -
毎週水曜日の淫らなごっこ遊び。
ある時は変態司祭に懺悔する罪人に。またある時は発情した泥棒猫に。
毎週水曜日。それはフレイヤたち“プレイメイト”の約束の日。
ソールとジェイソンというハンサムでセクシーな同僚ふたりと彼女は、
毎週水曜の夜になると、それぞれのセクシーなアイディアを持ち寄り、
役になりきって互いの秘密の願望を叶えてやる。
たとえば、きょうのフレイヤは、地下室のワイン倉庫に監禁されたOL。
同僚のソールに仕事のミスという弱みを握られ、椅子に縛りつけられたまま、
ワンピースを引き裂かれ、彼に陵辱の限りを尽くされるという役どころだ。
ところがその夜、事態は予定されていた筋書きとは違う展開を見せた。
撮影に徹するはずのジェイソンが、いいアイディアがあるとばかりに割り込んでくると、
彼女を四つん這いにして後ろから犯し、ソールには前を攻めろと言い……。
*本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『小悪魔OLはエリートCEOに執着されています』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。 -
「隠れてないで出てこいよ――
スカートを脱いで、パンティに手を入れて」
ドリューはルームメイトだけれど、私たちはそれほど親しいわけじゃなかった。
彼はハンサムで、体もたくましくて、寡黙だけれど女の子にモテるタイプ。
ある日、ランドリールームから間違って彼の洗濯物を持ってきてしまった。
私はそれを彼のクローゼットに返そうとしたのだけれど……。
部屋のドアが開いた勢いでクローゼットの扉が閉まり、ドリューが入ってきたのがわかった。
とっさに振り返った私の目に、扉のブラインド越しでもそれははっきりと映った。
彼がシャツを脱ぎ捨てたのが。こんな状況、誰だって出ていくタイミングを逸してしまう。
私は目を見開いていた。息を殺して。彼がベッドに腰かけ、ファスナーを下ろし、
見事に屹立したアレを取りだす。そして彼はそれを握って、さすり始めた……。
恍惚の表情を浮かべて……。 -
「そろそろフェラチオを教えてやろう」
「どなたですか?」
「人ではない」
2週間前、モリーはアッシュフォード・ホールのメイドに雇われた。
美しい容貌の主アッシュフォード卿は、堕天使さながら気に入らないことがあれば使用人たちを容赦なく怒鳴りつけ、激しく叱責する。
ある日、図書室ではしごのてっぺんに立ち、本の埃取りをしていたモリーは、物音に気づいて振り返った。ご主人様のブルーの目がモリーを見上げていた。
はしごの一番下の段に乗ったご主人様の手が、スカートの下を這い上ってくる。
逃げるべきなのはわかっていた。でも……相手はご主人様だ。
「旦那様、失礼いたしました。あとで戻ってまいります」
「だめだ」ブルーの瞳がきらりと光る。
「まだアッシュフォード・ホールへの歓迎のもてなしがすんでいない」
そう言うとアッシュフォード卿ははしごを上りながら、モリーの真っ白なふくらはぎから太腿へと指を――。 -
ご主人様の指がコルセットの中へ滑り、
乳首をつままれた瞬間にイってしまったのは秘密。
貧しく、読み書きもできないメイドのアメリアは、
毎週火曜日の朝、黒いヴェールで顔を隠し、読めもしない詩集を手にして、
ベンチに腰かけ、伯爵のエイドリアンが馬車で通るのを待つ。
彼の姿を、人目を気にせず見つめたい――ただそれだけの理由で。
屋敷の鼠くらいの存在でしかない私が、伯爵に恋をしているなんて知られたら……。
ああ、それなのに。まさか彼にずっと見られていたなんて。
「きみは誰なんだ? ぼくはもう自分を抑えられない――!」
石の壁に押しつけられ、彼は抗えないアメリアのスカートをまくり上げる。
ズロースの上から熱く濡れた秘所に唇を強く押し当てられ、アメリアは悶えた。
彼は息を荒らげながら言う。「きみもぼくと同じくらい求めているね――」
*本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『無垢なメイドは傲慢伯爵に溺愛される』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。 -
老齢の王への貢ぎ物にされる前夜――
筋骨たくましい兵士が、寝室に現れた。
「女にとっての“肉体の悦び”をぼくが教える」
明日、フィロミーナは見知らぬ男ベンヴェヌート王の妃となる。
少女の頃から、自分には愛する人との結婚という選択肢がないことはわかっていた。
もっと大人になると、女の悦びを求めることも叶わないことを知った。
フィロミーナは、王宮の回廊に立つ、りりしい戦士の裸像を見つめながら思った。
あんなにたくましく、硬い肉体を持つ男性に抱かれたら、どんな感じがするのかしら?
彼女の夫となる男は、国を治めるほどの地位にあるのだから、きっと老齢だろう。
国の平和のため、王を支え、よき妻になろう――そう心に誓っていても、
戦士の像を見る度に、フィロミーナの胸は疼き、唇からは切ないため息がもれた。
そんな彼女をいつも見守っていた侍従は、その夜、フィロミーナにある贈り物をする。
戦士の像に似た兵士ダンテを彼女の寝室に手向けたのだ。一夜限りの悦びを授けるために。 -
毛むくじゃらの手で愛撫され、
美女は快感で絶頂に達した。
囚われの身である私に対して、野獣は常に紳士的に振る舞った。
毎夜プロポーズを拒んでも、彼は決して逆上したりなどしなかった。
だがある晩、うなされる野獣の声にいてもたってもいられず
彼の寝室に飛び込んだ私は、大きな間違いを犯したことを悟る。
野獣は、乳首も脚のあいだの陰りも完全に透けた私のナイトドレス姿を見て
恐ろしいうめき声をあげ、警告した。
「それを破られたくなかったら、むこうを向いて膝をつけ」
恐怖のあまり身がすくんで動けないはずの私の下腹部で
熱い血潮がふつふつと沸きだし、奇妙な疼きが広がる――
私は興奮していた。野獣の猛々しい愛が、欲しくて……。
*本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『囚われの無垢な乙女は絶倫野獣に恋をする』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。 -
見られることがこの上ない歓び――
異常な性癖をもつ皇后様は、熱い快感に酔い痴れ…。
召使いたちの前で、こんなことをされるなんて!
その皇后は国でたいそう人気があった。美しく機知に長け、夫の皇帝とも仲睦まじい。
だが皇后にはひとつだけ、奇妙な性癖があった。
それは、見られることに異常なまでの歓びを見出す“露出癖”があること。
ある晩、ついに皇后は生まれたままの姿で晩餐会に現れた。
「どう? 新しい仕立て屋につくらせた特別なドレスなの」
息をのむ貴族たちを前に満足げな皇后を見て、さすがに皇帝は案じた。
せめて公衆の面前では、愛する妻が“見られる歓び”を追求せずにすむよう、
私が手を打たねば――。皇帝は城の中に秘密の劇場をつくらせ、家臣を招いた。
あの“ドレス”を着た妻を舞台に上げ、私も同じ“衣装”で彼女の背後に立つ。
後ろから突かれ、エクスタシーに悶える姿を観客に見られ、妻はどんなに歓ぶだろう……!
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