『恋愛、中田恵、101円~400円(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
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(これ以上すきになったら、きっと、つらくなるのに……) 真結衣は初恋の幼なじみ鷹也と再会する。立派な青年として成長した鷹也に真結衣はときめく。そして、彼の過保護なまでのやさしさに真結衣はせつなくなる。鷹也が真結衣にあたたかく接してくれるのは昔からの知りあいだから。ただそれだけ、それとも……? 気持ちのゆらぐ真結衣に鷹也はささやく。「もっとストレートに伝えないと、俺の気持ちわからない?」鷹也が急に積極的になったのには何か理由があるらしい。彼に熱く求められ、真結衣はいままで体験したことのない甘美な感覚におぼれてしまいそうになるが――!
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「お前の処女をもらうのは、オレだから」由梨をいつも守ってくれたのは、隣に住む純也だった。年上の幼なじみである純也は、由梨につらい事があると優しくなぐさめてくれた。けれど、もうすぐ社会人になる純也と今後は離れ離れになるかもしれない。もう純也に心配をかけたくないと思っていた矢先、友人から「由梨に紹介したい男性がいる」と言われる。由梨が自分から離れようとしていると感じた純也は、いままで隠していた想いを抑えることができず、彼女に熱情をぶつけていく。ふたりきりの部屋で純也から快楽を教えられる由梨。彼女の体は徐々に……。
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「次に、これで責めてやる!」神月課長は赤くて太い和蝋燭を手にしていたんです。「こ、怖いです!」神月課長は構わず、その和蝋燭に火をつけたんです。「な、何をするんです」「お前の身体に、溶けた熱い蝋燭を垂らすのだ!」「仕事のミスはお前の身体で帳消しにしてやる!」そう、課長に言われて、私は会社の帰り、SM専用のラブホに連れて行かれるんです。毎週金曜日の夜は、SMの小道具が揃ったラブホで一週間分の仕事のミスのお仕置きを受けるようになったのです。それも、とてもドSなやりかたなんです。こんなこと、社会的にいけないことなんです。でも、私は厭じゃなかったんです。ドS課長は眼鏡とスーツがとても似合うクールな超イケメン。しかも、会社の女子たちの憧れの的なんです。だから、私の身体中をいじり回しているのが憧れの課長だと思うと、とても幸せな気持ちになってしまうんです。
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二七歳にして転職四回。ファーストキスすらしていない初心なヒロイン。見た目は派手なせいで『男遊びが激しい』とない噂を立てられてしまう。曲がったことが大嫌いで理不尽だと判断すると、ずばっと言うので、勘違いされてしまう性格で、とても不器用。そんなヒロインが、とあるところでファーストキスをした。付き合っていない人とのキスに抵抗はあったが、後悔はしていない。良い思い出過ごそうと思っていたのに、ファーストキスのお相手と再会した。これは、何かあるかもしれないと、期待してしまうヒロインだが、相手は自分のことを覚えていないようで……?
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同期入社の翔と半同棲生活を送っている美和子。翔は最近大きなプロジェクトを任され、仕事を優先して美和子に構う余裕がない。周りからのプレッシャーもあり、とりあえず両親に紹介したいと美和子は翔に願い出る。一度は承諾した翔だが、食事会当日に急な仕事が入り、約束をすっぽかしてしまう。失望した美和子は、翔に別れを切り出して――。適齢期の男女の、すれ違いラブ。
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「あ、あの……菜摘に、柴田さんのを舐めさせてください」
媚びを含み潤んだ瞳で見上げ、甘い声で懇願するのは柴田の部下:圭介の妻。
『まず先に、僕の妻を抱いてください』
菜摘は夫公認の元、柴田に抱かれようとしている――。
『部長はスワッピングに興味ありませんか?』
飲み会の席で圭介からこっそり耳打ちされた柴田。
最近夜遊びが増えた妻:玲子の浮気を疑うが、柴田は問いただすことをしない。逆に浮気相手に乱れる妻の姿を想像し、欲情することを密かに楽しんでいた。
(圭介が玲子を抱くってことか……)
胸が期待に沸き立つ柴田は、その提案に乗ることにしたのだった。 -
「今日は俺に独占させて……」船に乗ったことのない麻由里に「いつか、いっしょに乗ろう」と約束してくれたのは湧馬だった。湧馬は麻由里の義理の叔父。四歳年上で憧れの相手である湧馬に麻由里は久しぶりに再会した。麻由里は自分と船に乗る約束を湧馬がおぼえていたことに感激する。だが、湧馬がチケットを用意したのは華麗な豪華客船と知り、麻由里はあわてる。すでに豪華客船での旅を経験している湧馬と違い、船内は麻由里にとって未知の世界。夢のような時間は瞬く間にすぎていく。(彼が過保護なほどやさしいのは私が姪だから?)麻由里は自問するが、二人きりのベッドで湧馬からとめどない快感をそそぎこまれていくうちに――。
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「もう誰にも、お前を渡さないから――」静菜にとって、義理の従兄である貴彦は憧れの人だった。かつての貴彦は静菜をやさしく見守ってくれた。けれど、二年前のある日から二人の関係は、ぎこちないものに変わっていく。もう貴彦とは会いたくない。そう願う静菜の前に、疎遠になっていたはずの貴彦が姿をあらわす。しかも静菜は貴彦と二人きりで、すごすことになってしまう。昔以上にイケメンに成長した貴彦は、熱く一途に静菜だけを求めてくる。(……私のことは、従妹としてしかみてなかったはずなのに、なぜ?)とまどいながらも、あらがえないほどの快感を貴彦から教えられていくうちに――!
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「私…も、あんなふうに……」
隣で行われている『人形』と総支配人の激しい情交を目の当たりにした女が和也に懇願する。
ここは知る人ぞ知る――『人形の館』。
反抗的な娘、何も知らない無垢な娘、軽い気持ちで来た娘。
この『館』を訪れた娘は、『淑女』になるにふさわしい『人形』として調教される。
館の総支配人:透は、首輪をつけられ『飼い主』に太い鎖で繋がれた全裸の『ペット』を預かった。
全身には傷跡があり、調教とは名ばかりの凄惨な性的虐待・暴力を加えられていたという。
最新医療技術により身体は再生したが、精神的な回復は見込まれない。
そこで、精神的な治療を施すため、透は上客である和也に『女の躾け』を頼み込んだ。
和也の躾けとは、慈悲深く、暖かい愛のある行為だった……。 -
「お前は俺のものだって教えなおさないといけないようだな」 もう会わないと決めて別れたはずの元彼、一志と再会してしまった美桜里。思わず逃げだす美桜里だが、一志に捕えられてしまう。二度と弄ばれたくないのに、かつて一志によって淫らに開発された美桜里の体は待ちわびていたように、せつなくうずきだす。青年社長である一志には、縁談話だってあったはず。なのに、なぜ美桜里を執拗に求めてくるのか?淫靡な責めに羞恥心をあおられながらも、美桜里は必死で一志から逃れようとする。けれど体に刻みこまれた快楽は、美桜里をもだえさせ、抵抗する気概さえも、とろかしていく。美桜里は、やがて一志の真意を知ることとなるが――!
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「私、本当に愛してるの。駄目だって分かってるのに、興奮して止められない」
48歳独身(バツイチ)。両手足は手錠で拘束。口には猿轡。
ありきたりな日常を過ごしてきた斎藤には、今の状況を上手く飲み込めていない。
ショーツを脱ぎ捨てた景子が、仰向けの自分に跨ろうとしている……。
景子と知り合ったのは、仕事帰りに立ち寄ったショットバー。意気投合し、自然な流れでホテルへ。
一回り年下の長身美人を抱けたことで満足した斎藤は一夜限りと割り切っていた。
しかし、景子からのアプローチが段々とエスカレートし、メール、電話、FAX……。そして監禁。
「亜美菜ちゃんて、スタイルもイイし、美少女ですね」
前妻との娘:亜美菜の情報までもが……。 -
「ずっと、お前のことが欲しかったんだ……」詩帆を幼いころから見守ってくれた隣のお兄さん、律。社会人になってから多忙が続く律だったが、休日には詩帆と苺狩りに行くと約束してくれた。ひそかに惹かれていた律との日帰り旅行に心はずむ詩帆。しかし、詩帆は律が告げていなかった秘密を知ってしまう。詩帆は動揺するが、悪天候のため期せずして二人で同じ部屋で、すごすことに。律にとって自分は妹のような存在のはず。なのに――。詩帆は、いつも理性的な律から熱くささやかれ、求められ、快楽を知ることとなる。詩帆の体にじっくりとそそぎこまれていく初めての快感。とまどいながらも詩帆はやがて……。
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片想いの彼から「俺と取引しないか?」とベッドインする契約を交わしてしまったOLの香澄。彼は誰もが憧れる若き社長。濃厚で甘い日々は幸せと切なさがせめぎ合う。私は彼に愛されているの? それともこれは、ただの契約? 愛欲のオフィスラブ。
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心が満たされる相手と身体を絡ませたい相手は違う。短大生の私には高校時代から付き合っている恋人、杏奈ちゃんがいる。数カ月前までは全てが心地良かった関係なのに最近は違和感がある。杏奈ちゃんのバイト先のオーナーは赤髪のロングヘアーをなびかせるジュンジュン。初対面ですっかりトリコになった私は杏奈ちゃんが留守の間にジュンジュンと身体の関係を持つ。私がもっと彼女に気に入ってもらえればきっと本命の恋人にしてもらえると信じて私は舌先を動かす。
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「お前の兄じゃなければいいって何度も思った」実菜穂と湊は親同士の再婚で兄妹になった。血はつながっていなくても実菜穂にとって、たった一人の大切な兄、湊。けれど、湊は数年前から実菜穂によそよそしい態度をとるようになった。今は、おたがい一人暮らしをしている二人だが、実菜穂は久しぶりに湊と再会する。すっかり大人の男性になっている義兄に実菜穂は動揺を隠せない。この再会は二人が望んだわけではない。いとこの結婚式に親族として出席する。その準備のために実家に立ち寄っただけなのだから。なのに、湊は二人きりの密室で実菜穂を執拗に求めてくる。とまどう実菜穂だが熱くとろけるような快感から逃れるすべはなくて――。
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私まさか……痴漢の手に、感じてるの?
ショーツとストッキングの布越しだというのに……自分の手での慰めよりも、遥かに大きな快感があったのだ。その事に、驚かずにはいられない。
……イヤ……どうして? 怖いのに、気持ち悪いのに……イヤなの、に……?
気持とは裏腹に、私の身体はひどく感じていた。こんな痴漢の手によって。
仕事に関しては一切の妥協を許さない31歳のミクは、鬼主任と呼ばれているが、本人もそれなりにストレスを抱えていて発散出来ずにいた。
そしてある日を境に通勤電車で痴漢に遭うようになる。日毎に過激さを増していく痴漢の正体も掴めず、誰にも相談できずに悩みながらも、身体が反応して欲求不満を抱えていく。
そして一度自覚してしまった淫欲は確実に翻弄し、無意識の中に浸透し続けていた。 -
進学校で有名な学校の教壇に立つ、エリート女教師の恵。
悩みの種は、担当するクラスの問題児:山本誠。
真面目な生徒が大半を占める中、髪を赤く染め、非行を繰り返す異質な存在だった。
ある日、補導を受けた誠を、生徒指導室で強く指導する恵。
誠は意に介さず、笑みを浮かべながらスマートフォンを操作し、動画を再生した。
画面を見て絶句する恵……いったい何が録画されていたのか!?
【本作品はハニーロマンスVol.5に掲載されております】 -
失恋を忘れるため実家に帰省した麻美。
そこで偶然再会したのは、いとこのお兄ちゃんで、初恋の相手、拓也。
親戚一同でプールへ行くことになり、麻美と拓也はそこで急接近する。
水中で、周りに人がいるのに、拓也の指先が、硬くなった股間が……麻美を弄ぶ。
そんな拓也のウラに極道の影があることを、麻美はまだ知らない。 -
OL一年生の莉乃。
彼氏:和也の家でエッチをしている時に、一度でいいからバイブを使ってみたいと言われ、仕方なく応じるが、盛り上がらずに終わった。
ある日、高熱を出した莉乃は自宅で倒れてしまう。そこへ上司の久保が現れ、病院へ連れて行き、家に戻っても看病をしてくれた。
体温計を探すため引き出しを開ける久保。そこには持ち帰ったバイブが隠されていた。
【本作品はハニーロマンスVol.1に掲載されております。】 -
OLの陽花《はるか》は美容室帰りに取引先の営業社員の直樹《なおき》と街中でバッタリ出会う。
ワインを飲んでほろ酔い気分の二人は空きビルの屋上でキスをする。
写真モデルを頼まれた陽花は直樹の車で山奥の廃校へ辿り着いた。
シャッター音を聞くたびに陽花は胸の内に秘めた欲望をさらけ出し直樹を求める。 -
小学校のプールで、プールサイドの監視役をしている涼子。
息子達が楽しく遊んでいる姿を見下ろしながら、一人快楽に身悶えていた。
実は、パンツの奥深くには、小さなピンクローターが挿入されている……。
学生時代、肉食系女子と噂された涼子が、学校という禁断の舞台で、先生の快感命令に乱れる。
【本作品はハニーロマンスVol.2に掲載されております。】 -
新卒OLの中川ほのか。
就職したことで、地元の恋人:俊也とは遠距離恋愛になってしまった。
GWの連休に地元に帰り、俊也とデートするはずがケンカをして会わずじまいに。
酒に酔ったほのかは寂しくなり、会社の先輩、遠藤聖人に電話をかける。
遠藤と話をする内にだんだんエッチな会話になり、気が付くとほのかの下着は濡れていた。 -
高校を卒業して二年が経った。ブラスバンドのメンバーとして楽しかった日々を忘れられず、菜月は置いてきぼりにされたような気持ちでいた。そんなある日、メンバーのうちの二人が結婚することが決まった。「余興に演奏しよう」菜月に声をかけたのは、密かに想いを寄せていた聡也だった。
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「本気だしてほしいって、ねだったのはお前だろ? もう引き返せないよ」叔父の別荘に招待された香凛を待っていたのは、とろけるような快感だった。父親の再婚でできた血のつながらない叔父、英輝は七歳年上の青年。学生時代モデルをしていた英輝は、香凛にとって遠い存在の人だったのに……。二人でチェスをすることになり、英輝から「勝ったほうが『ご褒美』をもらえる」というルールを切り出される。チェスの腕前も上級者の英輝に簡単に追いつめられてしまった香凛。体の敏感な箇所を次々と刺激され、香凛は身もだえる。(いつも紳士的な英輝さんが、どうして?) 憧れの叔父に恥ずかしい姿をみられ、羞恥心をあおられながら香凛は――。
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里沙は、ずっと幼なじみの圭介に片想いしている。恋人になれたらいいけれど、家族ぐるみのつきあいであることを考えるとなかなか言い出せなくて。彼のワガママにふりまわされながらも、ずっとこのままいられると思っていたのに……。ある日、彼に真剣な交際をする彼女ができたと聞いて里沙も新しい道を踏み出すことを決める。なのに、合コン帰りに会った圭介は急に不機嫌になって。幼なじみのちょっぴり苦くて甘いラブストーリー。
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雛子の初恋は、隣に住むお兄ちゃん。十二歳年上で、優しい眼差しの人。けれど、雛子が中学を卒業する頃に結婚して家を出た。早く忘れようとしたけれど、初恋の面影はなかなか消え失せてくれない。それから七年。離婚して、隣の家に戻って来た。雛子の胸が再びときめく。
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紀美は図書館で働く司書。地味で、くすんだ格好をしているけれど、図書館の仕事に誇りを持ちながら働いている。それに、紀美には密かな楽しみがあった。週末に図書館を訪れる男性がとても気になっていたからだ。知的な風貌で長身の人。ちらりとでも見かけることができたら、幸せな気分に浸れる。ある日、返却された本を書棚に戻している時に、その男性から思いがけず声をかけられた。
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まりあは高校時代にアキレス腱のケガでバスケを続けるのを諦めた。落ち込んでいる時にまりあを救ったのは高校の同級生のゆかだった。ゆかはショートカットのまりあと対照的にロングヘアの茶髪をなびかせて歩いている可憐な女の子だった。二人はじゃれ合う内に友達以上の深い仲になる。卒業式の夜にまりあはゆかに嘘をついて打ち上げを途中で抜け出す。まりあを誘惑する妖艶なラブちゃんの甘い囁きに負けてしまった。専門学校に入学をしたまりあはそこで大人の女性の味を知る。
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麻里は化粧品会社でヒット商品を生み出そうと努力の日々を過ごしていた。ある日憧れの上司がアメリカに転勤をすると知ってショックを受ける。更に上司には婚約者がいて急遽日本で結婚式を挙げることに……。2人の誓いのキスシーンを見た途端に麻里は泣き出しそうになった。そんな傷心の麻里の前に現れたのは年下の大学生、信也だった。初めてのデートで強引に口説かれてキスをされる内に麻里の心は揺らいでゆく。寂しいからといって相手が誰でも良いわけじゃない。仕事もしたいし恋もしたいし幸せになりたいと思っているけれど麻里の本心はどこにあるのか。
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初めての就職先は社長が倒れてしまい会社が閉鎖。無職になった星野みさきは家の近くのコンビニで地道にアルバイトをしながら就活を続けて新しい職場をゲット! 初出勤の後でみさきは入社祝いをしようと言われて係長に誘われ食事に出かける。2次会は会員制のオシャレなバーに行こうと誘われて断りそびれた。甘いカクテルを飲む内にほろ酔い気分になりいつの間にか係長とキスをして……抵抗する気力を失ったみさきは係長に肩を抱かれてバーの個室に消えてゆく。翌日、主任の残業を手伝うようにと頼まれたみさきは一生懸命に仕事を手伝うのだが主任の目的は別のところにあった。
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人生で一度も彼氏がいないエリ。OLになったのに恋をする間もなく家族の問題がエリに重くのしかかる。ある日バイト帰りに人懐っこいスカウトマンに誘われて風俗店で働くことに。人気嬢になったエリは次の目標を見つけて上京することになった。
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「そんな顔をされたら、もっと感じさせてあげたくなる…」――『王子』と呼ばれる会社の後輩と甘く淫らな取材旅行!
【電子書籍限定短編】『すごく濡れてる』夢の中で囁かれ、私は蕩けてしまう――。編集者7年目の私・百合亜は、会社の後輩・瀬戸康介にヒミツの恋をしている。社内の誰もが憧れる優しいイケメンの彼のあだ名は「王子」。私は夢の中で彼の「お姫様」として、甘くてちょっとHなひと時を遊ぶだけ……。そんなある日、同行した取材旅行先で彼と二人きりに。「僕だって男だ」と突然のS王子モードで迫られて!? ☆甘々書き下ろし&お風呂シーンイラスト付き☆ -
21歳のOL瀬川彩《せがわあや》は二週間前に彼氏と別れた。同期の黒澤裕典《くろさわゆうすけ》は遠距離恋愛の彼女とケンカ中だと愚痴をこぼすが彩は逆にそれを慰める。残業が終わりかけた頃に主任の佐野元《さのはじめ》が顔を出し落ち込んでいる二人を食事に誘う。佐野は途中で泣き出した彩を応接室に呼び出し、元・彼のことを忘れるように強く言いながらも優しく彩を抱きしめる。がっしりした男らしい佐野の腕の中でつい気持ちが揺らいで身を任せてしまう彩。気が付くとストッキングを脱いで大理石のテーブルに横たわり佐野と激しく抱き合っていた。喘ぎ声に気が付いた黒澤が慌てて部屋に駆けつけるとそこには乱れた制服姿の彩が…。
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結婚願望が強い佐奈26歳は、いまだにバージン。過去にあることがキッカケでなかなかバージンを卒業出来ず、そのために縁談があっても躊躇していた。その秘密を知ったイケメンアルバイトの工藤に、脱バージンの提案を持ちかけられる。断ろうと思ったのに「バラすよ」と脅された佐奈は工藤とホテルへ。しかし、最後までされなかった。それから何度も二人きりで会っては気持ち良くしてくれる。いつも敏感なところに触れて帰って行く。いつも優しいしだんだんと工藤に惹かれていくが、相手はアルバイトの年下くんと言うことで気持ちを抑えていた。どんどん甘い罠にハマっていく――。そんな時、工藤の思惑を知ってしまう。
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「たとえ血はつながっていなくても、お前は俺の大切な姪だ。なのに俺は……」二十代の学生、衣知佳にとって、秋司は五才年上の義理の叔父。そして、憧れの人。彼の経営するカフェに招かれ、美味しいケーキを食べていたはずが、アルコールに弱い衣知佳は、洋酒入りのサヴァランで酔ってしまう。意識を取りもどしたときは、秋司の自室のベッドの上……。秋司にやさしく介抱されるうちに、衣知佳は身も心も、ほてりだす。さらに、いままで衣知佳を子ども扱いしていたはずの秋司から熱くささやかれる。衣知佳は、ずっとすきだった相手から未知の快感を教えられる。そして、秋司のカフェに招待された本当の目的も――。
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上司である浅村室長に入社以来ずっと片想いしている花愛。しかし、花愛はとろく地味で、彼に注意されてばかり。彼に好かれているはずがない。この恋は叶わないと信じていたある日、メイクの魔法で別人のように変身した花愛に、花愛だと気づいていない室長が迫ってきて、シンデレラのような夢の一夜を過ごすことができたが……
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高校時代、樹里には三年間ずっと好きだった人がいた。玲志はテニス部のエースで、クラスでも目立つ存在だった。けれど、玲志には彼女がいた。打ち明けられるはずもなく、樹里はひっそりと卒業した。あれから七年。真夏にクラス会が開かれることになった。「きっと、わたしのことなんて忘れているだろうな」ドキドキしながら出席したら、玲志の方から樹里に話しかけて来た。「あれ? 久しぶりだね」思いがけず二人きりで話すことになり、樹里は舞い上がる。
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碧(あお)はクラスのイケメンで幼馴染の朧(おぼろ)に、彼の家の神事に出るように言われる。ためらう碧に朧は強引に話を決めてしまう。一週間の粛清の時に、二人きりにされてしまい、碧は朧に神事の手順を教わるが、同時に女としての性感帯も開拓されていってしまう。何故自分が選ばれたのかも気になり、戸惑いながらも拒否出来ない碧。やがて神事になり―――
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フラワーアレンジメントの講師をしていた希美は、ある日一人の男性と出会う。軽い口調と甘い微笑み。今までの自分の周りにいなかったタイプの男性に戸惑いを感じながら、少しずつ心惹かれていく。ひょんなことから仕事を手伝い、彼の会社の友人と一緒に旅行に出かける羽目になる。ドライブの途中ブライダルフェアの市場調査をしたいと頼まれ、彼とカップルのふりをすることになるけれど……
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「オレのほうが、兄貴なんかよりずっと優衣さんのことすきでも、ダメ?」優衣のもとに現れた元彼の弟、和臣。どうやら和臣には事情があるらしい。元彼の聡も和臣の行方を捜していた。和臣のことが心配で自分の家に引き止める優衣。再会した和臣の成長ぶりに優衣は懐かしさ以上にときめきを感じてしまう。(和臣くんは聡の弟。別れたっていっても元彼の兄弟なのに……)とまどいを必死に隠す優衣。だが、ある出来事がきっかけとなり、和臣は優衣が今でも自分の兄である聡をすきなのではないかと疑いだす。自分のほうがずっと優衣をすきだったと告げる和臣に優衣は強引に迫られる。執拗に情熱をぶつけられていくうちに優衣は……。
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「恥ずかしがらずに、もっと俺に聴かせてごらん……」優乃の憧れはピアノ教師、実弦 響。週に一度、優乃はピアノ教室で響からレッスンを受けている。友人の、はからいで、ピアノ教室以外の場所でも響とすごすことになった優乃。響に対してますますときめきが抑えられなくなってしまう。やがて、ある出来事がきっかけとなり、響から『特別な個人レッスン』をほどこされる優乃。(せつなさも、気持ちいいことも、全部先生が教えてくれた――)ベッドで味わう初めての快感に、優乃の体は熱く反応してしまう。夢のような甘美な時間に優乃は身も心も、とろけていくが……。
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早朝通勤の途中で爽やかな青年に声をかけられたくるみ。青年が口にした言葉は「あなたのストッキングを売ってもらえませんか」だった。どこにでもいる平凡なOLのくるみがM男君という存在を知り女王様を紹介される。女王様にあなたは素質があると言われたくるみは恐る恐るアブノーマルな世界に足を踏み入れてゆくと、そこで出会う人々はくるみと同じように普通の日常を送っているがスイッチが入ると違う世界に入ってゆくのだった。女王様として恋をする日が訪れて戸惑うくるみは。
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「亜紀先生って、オレだから、気持ちよくなっちゃうの? それとも他のヤツにされても、さっきみたいにキスだけでへろへろになっちゃうの?」ハロウィンの日。亜紀のバイト先のカフェに客として現れた美青年、蓮。彼は、かつて亜紀が家庭教師をしていたときの教え子だった。亜紀は動揺から、ハロウィンシーズン中に店内で配っているお菓子を蓮にだけ渡しそびれてしまう。あやまる亜紀に彼は、「お菓子くれなかったんだからイタズラしていいよね?」と言い出し強引に迫ってくる。好青年だと思っていた蓮に、体の芯から熱くなるような快感を教えられ、とまどう亜紀。蓮は「オレがこんなことするのは、全部亜紀先生のせいだよ」とささやくが――。
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美奈代は19歳の短大一年生。一つ年上の大学生、陸斗《りくと》と付き合い始めて一ケ月後に初エッチをする。飲み会で酔った帰りに陸斗の家に泊まり意識が遠のく中で最後の一線を越えて目が覚めると二回目のエッチに…その時襖の隙間から覗く陸斗の父親と目が合ってしまう。数週間後、美奈代は陸斗の家でバイトに行った陸斗の帰りを待ちながらお風呂に入っていると陸斗のパパが突然現れた。抱きしめるだけでいいからと言われ何とか逃れようとするが強く抵抗できずにいた。しばらくするとパパの手は勝手に美奈代の乳房に伸びてきて耳や首筋にキスしながら優しく愛撫し始める。
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「試してみる? 元彼と俺、どっちのほうが気持ちいいか」智香は二十代の会社員。失恋の傷を癒す為に、傷心旅行として祖母の別荘を訪れる。別荘で智香は、初恋の従兄である高校教師、章真と二人きりになってしまう。伯父の再婚で従兄になった章真は、血のつながりのない異性。昔以上の美青年になっている彼に、恋はもうしたくないと思っていたはずの智香の心は揺れる。そんな中、智香のかつての恋人の存在を章真が知ることになると、おだやかだった章真は一変した。身も心もすべて求められ、強引に快感をそそぎこまれる智香。失恋以来、誰かと恋愛関係になることを恐れる智香は別荘を去ろうとするが――!
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七菜《なな》と剛《ごう》は恋人同士。剛の仕事が忙しいために、今年のクリスマスは一緒に過ごすことができなかった。「せめて新しい年が来る前に顔を見たいのに」ずっと待ち続けても、剛はメール一本送ってくれない。「これって、私なら放っておいても平気っていう意味」クリスマスは恋人たちにとって特別な日。大晦日とお正月は家族が身を寄せ合って過ごす時。「私たちって中途半端な関係だわ……」切ろうと思えばいつでも切ることができる。別離と背中合わせの関係。不安でいっぱいの七菜に合コンの誘いが舞い込み、断る口実も浮かばずに参加した。
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奈緒は結婚したばかりの新妻。夫の宏哉は高校時代の教師で、数学を担当していた。三年間ずっと好きだった宏哉と結婚できて、奈緒は幸せいっぱいだったが、ある日、教え子たちが「奥さんを見たい」とマンションへやって来た。特進科で数学が得意だという英玲奈は、奈緒に対して挑戦的な目を向けた。「奥さんって、数学が苦手だったんでしょう?」自信に満ちあふれた英玲奈を見て、奈緒は不安になった。※本作品は「愛しのMyティーチャー」の改稿版になります。ご購入の際は十分お気を付け下さい。
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涼花《さやか》は経理部に勤めるOL。結婚式のひと月前に、元カノに婚約者を奪われてしまった。失意のまま同じ会社に勤め続ける涼花。同僚の深雪は「新しい恋をしなくちゃ」と励ましてくれるけれど、もう誰も愛せない、信じられないと落ち込んでいる。そんなある夜、会社の帰り道に酔っ払いにからまれた涼花を、長身の男性が救い出してくれた。「二度と傷つきたくない」頑なに思い込んでいたけれど……。
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私を溶かす哲也さんの指づかいと甘い吐息。短大生の私は有名なモデルになることを夢見て地元のオーディションを受ける日々だった。そんな時に雑誌の撮影でメイクの助手をしていた哲也さんの指先とさり気ない優しさに心が癒された。いつも励ましてくれる美容師の母とメイクアップアーティストを目指す哲也さんに愛されて私は幸せな夏を過ごした。夏の終わりと共に私と哲也さんの関係に微妙な変化が訪れる。私がテレビの旅行番組のロケから戻ると哲也さんはいつもと様子が違っていた。何が違うのかはっきりとはわからないけれど何かが確実に変わっていた。
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誰にも知られてはいけない秘密の関係が3姉妹をトリコにする。身近な男に翻弄される次女。男を手玉に取る三女。夫に従順な長女。見た目も性格も違う3姉妹それぞれに忍びよる誘惑の魔の手。
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大学院を中退してOLになった杏理《あんり》は残業中に会社の休憩室で荻沢主任にキスをされて仕方なく応じてしまう。杏理が彼氏の部屋を訪ねると隣の部屋から男女の愛し合う声が聞こえた。彼氏の浮気にショックを受けた杏理に主任から電話が来て二人は真夜中のドライブへ出かける。
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研修医として病院に赴任してきたその日、桃花は院長の甥に犯されそうになっていたところを凄腕でイケメンの外科医、蛍が助けてくれる。しかし今度は蛍にキスをされ、襲われそうになってしまう。なんとか難を逃れたものの、桃花の指導医が蛍に決まったことを聞く。その後、ささいなミスがきっかけで、蛍は桃花を連れ出し指でイかせてしまった。それから何かにつけ、桃花は蛍に院内で指や舌を使ってイかされてしまう。そんなある日、二人がキスをしているところを院長の娘であり蛍の婚約者だという、七海に見られてしまい―――
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唇が触れた瞬間に始まる恋。23歳のOLあゆみは優しい上司に手ほどきを受けて同性愛に目覚める。順調な2人の関係に忍び寄る第3の女の影。
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(義理の弟と、こんなことになるなんて――!)未央は二十代の会社員。仕事の関係で一人暮らしすることになる。引っ越しを手伝ってくれたのは、親の再婚で出来た大学生の義弟、陽壱。陽壱は未央の新居で二人きりになると、未央に自分の想いを告白した。義弟の本心が見えない未央は、その告白を冗談だと受け流すが、陽壱は自分を「男」として意識させたくて、強引に未央に迫っていく。二人だけの部屋で羞恥心をあおられながら、とめどない快楽を体に刻み込まれる未央。快感の波に流されないように必死に理性を保とうとする未央だったが、陽壱から「感じていることを認めるまで、ここから帰らない」と宣言され……!
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姉の婚約者に憧れる短大生の恵美は、ある日姉が会社の上司と不倫している姿を目撃。恵美は上司に連絡をして姉と別れるように懇願するが反対に姉との秘密動画を見せられて動揺する。
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「警戒しなくても『あの日』のことなら誰にも話してないよ」(どうして、この人に『あの日』の相手が私だってバレちゃってるの?)ビルのエレベーターで、大学生の花緒理は美貌の青年と二人きりになる。青年は、以前花緒理が顔もフルネームも知らないまま、声だけでイかされてしまった相手『ユウヤ』だった。その秘密を知られていた事を驚く暇もなく、エレベーターの中に閉じ込められてしまう花緒理。ユウヤは甘い声と羞恥心をあおる言葉で、とまどう花緒理の体にかつてない興奮をあたえていく。(誰か来たら扉、開いちゃうかもしれないのに……)頭では理解していてもユウヤから身も心も、とろけるような快楽を教えられた体は、やがて……。
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瀬奈はOL二年生。社員旅行の温泉で自分の部屋に戻ると先輩の美恵子と猪瀬課長が激しく愛し合っていた。部屋を出ると十河主任と新人の杉澤に出くわして誘われるまま貸切風呂へ移動する。三人は酒に酔っていつの間にか瀬奈はタオルを剥がされて記憶を失う。目を覚ますと瀬奈は十河と体の関係を持った後だった。
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愛する婚約者と充実した仕事に追われる日々。23歳のOL里桜の恵まれた日常は音を立てて崩れていく。信頼していた姉の裏切りと婚約者の嘘。全てが信じられなくなった里桜は人生をリセットする旅に出かける。行く当ての無い旅路の果てに里桜が手にしたものは幸福と呼べる人生なのだろうか。
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(いや……。こんなにいやらしい私を、先輩にみられたくないのに――)季菜は所属する演劇部では地味で目立たない存在。ある日彼女は、大学の演劇部の部長で、女子学生の間で圧倒的人気を持つ塔也の自宅に招かれる。そこで彼女を待っていたのは二人きりの性的なレッスン。目の前の鏡に自分の淫らな姿を映されながら、誰とも経験したことのない季菜の無垢な体が淫らに開発されていく。「ほら、よく見てごらん。すごくきれいだから」塔也は言葉責めや指先で、季菜の中に眠っていた官能を引きずり出していく。あらがえない快感に身も心も支配され、押し寄せる恍惚感に震える季菜。やがて彼女は、ある事実を知ることになり……。
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鑑《かがみ》セリカは高校三年生。爽やかな季節だというのに憂鬱。何故なら、自分の進路を決めかねているためだ。セリカは、祖母と両親の四人家族。両親はエステサロンを経営していて、家事の全てをセリカに頼んでいる。自分はこのまま家事手伝いを続けるのだろうか。広い世界で羽ばたきたいと思うけど、夢見ることは許されないのだろうか。そんなセリカに、クラスメイトの真人は「モデルになって」と急接近。真人は大阪出身で、転校経験が豊かな「自称・超無国籍博愛主義者」。カメラマン志望の真人は「一枚の雄弁さ」をセリカに熱く語る。
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