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『恋愛、ポーシャ・ダ・コスタ、101円~400円(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~12件目/全12件

  • 倒錯的なプレイをしてみたい――
    秘密の願望はその夜、現実のものになった。

    メアリーが部屋に入ったとき、夫は若い男性客とブランデーを楽しんでいた。
    端整な顔立ちのその青年が言った。「こちらにおいでください。あなたをじっくり拝見したいので」
    彼は近づいていったメアリーのドレスを腰まで引き下ろし、ペチコートを引きはがした。「いけませんわ……おやめになって……」
    半裸の彼女を見つめる、青年と夫の舐めるような視線。
    青年は慣れた手つきでコルセットの前のホックを外し、あらわになった乳首をつまんでひねった。
    「奥さまは、好色な方でいらっしゃいますね」
    「底なしの欲望の持ち主です。さあ、始めてくれたまえ。好きにしてくれてかまわない」
    青年が瞳をきらめかせる。「デスクの上に身を乗り出し、もたれて」
    言われたとおりにすると、ズロースのスリットを左右に大きく広げられ、ヒップを丸出しにされた。
    ゆっくり、ゆっくりとヒップを這う彼の指が、そのとき不意に振り下ろされた。「ああ、痛い!」
    洗練された外見とは裏腹に彼は容赦なかった。メアリーのヒップの隅々に強烈な打撃を繰り出し……。
  • 私…眼鏡以外、何も身につけていないわ!
    カーテンの隙間から美しい全裸の男性が見える。

    裁縫サークルに集った淑女たちは、紅茶とケーキを前に刺激的なお喋りに興じていた。
    「ルーシー、あなた、会を休んでいるあいだにアバンチュールを経験したのではない?」
    ルーシーはどきりとした。あの日、世にも美しい紳士と過ごした甘美な時間。あれは現実だったのかしら?
    興味津々の視線を浴びながら、彼女はみずからの体験を語りはじめた――
    その日、雨でぬかるんだ道を自転車で走っていたルーシーは、バランスを崩し、転んでしまった。
    天使のような微笑みを浮かべた美青年イーサンが現れたのは、そのときだった。
    逞しい腕に抱き上げられ、どこかへ運ばれていく途中で、彼女はいつしか眠りこんでいた。
    ところが目を覚まして仰天した。一糸まとわぬ姿でベッドにいる!
    カーテンで仕切られた部屋の向こうから聞こえてくるのは、水が撥ね、濡れた布が肌を打つ音。
    ベッドを抜け出し、カーテンの隙間から奥を覗き見る。そこにいたイーサンは……。
  • ハンサムで冷酷な悪党の隠れ家で、
    私を弄ぶ男がどんどん増えて…。

    「ハンサムな盗賊か海賊にさらわれて、無理やり体を奪われてみたいわ」
    たくましくて冷酷な悪党の隠れ家に閉じこめられたあげく、情熱のとりこになる。
    そのようすをほかの男たちに見られて、いけないことをされ、快感を覚える――
    そんな破廉恥な空想を、裁縫サークルで語ったプルーデンスは、帰り道でも相変わらず妄想に耽っていた。
    馴れ馴れしい愛撫やキスを受け、極限まで快感をあおりたてられる自分の姿を想像して。
    ところが、近道をしようとひとけのない裏通りに入ると、突然、背後から重い足音が聞こえてきて、羽交い絞めにされてしまった!
    目隠しをされ、乱暴に馬車に押し込まれる。「動くな」
    異国風の刺激的な香りを漂わせた男がうなり、プルーデンスを組み伏せた。
    片手で胸をわしづかみにし、反対の手は下のほうをさぐりまわす。やがて小刻みに動く指が、ついに秘密の場所にもぐりこんできた。
    「お願い……いけません……もうだめ……」言葉とは裏腹に、体は熱くなっていくばかりで……。
  • 誰にも言えない禁断のセックス・セラピー。
    極限のオーガズムに未亡人は失神して…。

    若く裕福な未亡人ソフィアは、上流婦人の“夜の生活”について助言を受けるため、マダム・シャムフルールの屋敷を訪ねた。
    応接間に現れたのは、並はずれて美しい官能的な笑みを浮かべた紳士――アンブローズ・シャムフルール。
    彼は相談に訪れる女性を不安がらせないよう女性の名を使っていると明かし、大きな両手で彼女の手を握った。
    と、その瞬間、ソフィアの下腹部に淫らな戦慄が走った。ふしだらにも、彼の指に体のほかの部分をゆっくりとやさしく愛撫される自分の姿が頭に浮かぶ。ソフィアは頬を真っ赤に染めながら告白した。夫婦の営みに満足を見いだせず、当惑ばかりさせられていた過去を。
    「つまり、ご主人は一度も喜びを与えてくれなかったのですね?」
    彼はソフィアを立ち上がらせ、つぎつぎに服を脱がせると、シュミーズに包まれた胸のふくらみを指で愛撫しはじめた。
    経験したこともない、初めての感覚。ソフィアは両脚のあいだがゆっくりと脈打ち、濡れていくのを感じて……。
    *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『傲慢貴族の世にも淫らな官能レッスン~調教された貴婦人』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 「いい子だ――パンティを脱いで、ぼくに渡して」
    誰かが入ってきたら、どうするの…?

    高校の同窓会で、わたしは離婚した夫ジェームズと3年ぶりに再会した。
    わたしたちはカレッジを卒業後すぐ結婚したが、
    仕事が多忙だった彼は“今夜は疲れているから”と言っては、セックスを避けていたものだ。
    でも、離婚後ビジネスで成功したという今の彼に、以前の面影はまるでない。
    日に焼けた逞しい体を見ていると、下半身がうずうずしてたまらない。
    誘われるまま互いをむさぼり始めると……ベッドでの彼は180度変わっていた。
    これが本当に、あのジェームズなの?
    ――いつも青白い顔で仕事に疲弊していた彼は今や、
    元妻をいたぶり奉仕させることに歓びをみいだす、暴君と化していたのだ!
  • まだ足りないのか、この淫乱女!
    さあ、何が欲しいか言うんだ。大勢の観客の前で。

    アダルドグッズとともにスイートルームのウェルカム・バスケットの中にあった、秘密のパーティへの招待状。
    好奇心に駆られ、夫と会場へ向かったわたしは、
    部屋のあちこちで繰り広げられる淫靡なSMプレイに目を奪われた――
    メイドの制服や真っ赤なラバースーツに身に包んだ女、両手首を背後で縛られた女……
    黒いガーターベルトとハイヒールだけ身につけた拘束台の女は、
    男に乗馬鞭で打たれると、獣のような声をあげて身をよじった。
    赤い線の刻まれた肌を紅潮させ、むきだしの下半身からはいまにも蜜がしたたりそうだ。
    そのとき、夫の指がわたしのドレスの上から下着を探り、愛撫を始めた。
    それに気づいた人々が淫らな視線を向けてくる――ああ、もう我慢できない。見られてもかまわない。
    「お行儀の悪いまねはやめるんだ」夫は悪魔のような笑みを浮かべた。
  • 「さかりのついた牝犬め。我慢できないのか」
    「はい……下着はぐしょ濡れです」
    「見せてみなさい」

    スーザンは休暇先で、ある写真集を恋人の目を盗んで何度も見返していた。
    19世紀の愛らしい乙女たちが、むきだしのお尻を器具や平手で叩かれている。
    こんな変態的な行為をもとめる人たちと同じ嗜好が、わたしにもあるらしい。
    ハンサムで優しい恋人にいたぶられる自分の痴態を想像すると、どうしようもなく興奮するのだから。
    スーザンはフランス窓の外のラウンジチェアに座る恋人に視線を転じた。
    サイモン、あなたもこの本を見て興奮したの?
    その日、珍しく彼と口論になったとき、彼女はおずおずと願望を口にしてみた。
    「わたし……あの……お仕置きを受けたほうが……?」
    すると彼は眉間にしわを寄せ、使用人でも見るような目つきで腕組みした。
    「失敬な振る舞いに対しては、お仕置きが必要だ」
    愛情深い恋人は突如、尊大な暴君に変貌した。
  • 「どうしようもない変態女だな…
    しゃぶれ! 
    ぐずぐずするな」

    この椅子……サイモンとのSMプレイにうってつけだわ。
    アンティークショップに飾られた、どこか卑猥な感じのする艶やかな赤い革張りの椅子に、
    スーザンはひと目で魅了された。
    休暇中、女性のむきだしのお尻を叩く写真を食い入るように見つめていたサイモン。
    突如荒々しい暴君に変貌した彼に苦痛と歓喜に満ちたお仕置きを受けて以来、彼女は変態的なセックスの虜なのだ。
    全裸で赤い椅子に座る彼に、お尻を容赦なく叩かれる――そんな自分の恥ずかしい姿を想像すると、
    めまいがするほどの興奮に襲われ、高価なその椅子を衝動買いしてしまった。
    やがて帰宅したサイモンは、椅子を見るなり怒りをあらわにした。
    スーザンが震える声で言う。「ごめんなさい、ご主人さま……お願いです、許してください……」
    「いけない子だ」パンティをそろそろと脱ぐ彼女に、彼は命じた。「よこせ」
  • 「大きい…ああ、すごく大きいわ」
    ずっと夢見ていた――彼のモノに貫かれる瞬間を。

    10年目の同窓会に、会いたい人はただひとり――。

    同窓会は、高校のホールで開かれた。
    私はいつ“彼”が現れるかとそわそわしながら、入り口のほうばかり見ている。
    ドリュー・ハートリー。学校一のハンサムで、バスケのスター選手だった。
    当時、彼とひょんなことから体育倉庫でふたりきりになったとき、
    私たちは舌を絡め合ってキスをして、彼は私の下着に手を入れた。
    もうすごく濡れてて、彼がオシリの穴を触ってくるだけでイキそうだったのに、
    突然入ってきたスティーヴに邪魔さえされなければ、きっと最後までいっていたのに……。
    10年も経って、いまだ引きずっているなんてバカげてると思うかもしれないけれど、
    まさかその夜、同じ体育倉庫で、同じシチュエーションになるなんて。
    しかも今度はあのとき邪魔をしたスティーヴも、ドリューと一緒に私を愛撫して……。
  • 「爆発しそうでぎりぎりなんだ。
    パンティを脱がせてもいいだろう?」

    10年目の同窓会に、会いたい人はただひとり――。

    ミスター・ローレンス――高校3年のときの、数学の先生。
    当時から、授業中に目が合うたび、ほかの誰とも感じられない何かを感じていた。
    先生との間にはきっと何かがある、きっと先生も同じ気持ちでいるはず、と思っていた。
    高潔な先生は何もしなかったけれど、私は違う。いつも思い描いていた。
    先生が私にキスするところ。先生が私の胸を揉みしだき、いやらしいことを呟く。
    もうたまらないというように乱暴に脚を開いて、私の中に入ってくるところ……。
    10年経っても色褪せないこの想いを、まさか先生も抱いてくれていたなんて。
    当時の教え子に囲まれていた先生は、私を見つけるなり「失礼」と輪を抜けだし、
    まっすぐこちらへ歩いてきた。その数十秒後。私たちは廊下の角を曲がるなり、
    激しく腰をぶつけ合いながら舌を絡め合っていた――。ひとりの男と女として。
  • 下着を脱いで、窓から捨てて。
    いや待って…なんていやらしい匂いだ。

    パトリック・ダヴは、とてもハンサムで有能な私の個人秘書。
    くせ毛の淡い金髪に、スポーツ選手みたいにしなやかな身体つき。
    どんなにきつい会議でヘトヘトになっても、彼がデスクの脇で静かに微笑み、「おつかれさまです、ボス」と迎えてくれるだけで、重たい気分は霧のように消え去る。
    ある日、いつにも増して疲労困憊した私を見かね、パトリックが静かに言った。
    「あなたを数時間ほど連れ出したほうがよさそうだ」
    カフェにでも行くのかと顔を上げると、彼は見たこともないまなざしで私を見ている。
    えっ……もしかして彼、イケナイこと考えてる? 
    私の脚の間が、じゅっと音をたてたように疼き、彼はそれを見透かしたかのように、かすかな笑みを浮かべた。
    ええ、そうよ。私をここから連れ去って、車の中でもホテルでもいい、何もかも忘れられるくらいイカせてほしい……!
    *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『極上イケメン秘書がまさかのドSでした』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 「脱ぎなさい。隠してはならない」
    「はい…ご主人様。あっ…」

    イギリスの由緒正しき侯爵邸でメイドをしているローズは、雇い主の侯爵の私室でビデオテープの山を見つけた。
    誘惑に駆られて再生したそのテープには、普段はクールで貴族然とした侯爵自身が女性の尻を平手で打つ、衝撃的なセックスシーンが映っていた!
    以来、ローズは屋敷に誰もいないときを見計らっては部屋に忍び込み、そのビデオを見るようになった――
    まだ自覚すらしていない、ほのかな憧れと欲望を内に秘めて。
    そしてある日、突然帰宅した侯爵に見つかったとき……。
    *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『うぶなメイドは侯爵様に抗えない』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。

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