『恋愛、ハーパーコリンズ・ジャパン(マンガ(漫画)、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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君以外とは結婚しない
プティルファンタジーコミックス創刊第二弾!
次期公爵様からの溺愛+若き天才魔力使いの執着に翻弄されてしまい!?
――僕から逃げられるとは思わないで?
伯爵令嬢のアリツィアは、帳簿付けに夢中で社交界には一切興味なし。
家族からは結婚の心配をされているけれど、外国の大学に留学中のエリート貴公子・ミロスワフと密かに恋愛中なのだ。
しかし貴族でありながら魔力のないアリツィアは、国中の令嬢が憧れるミロスワフと自分が釣り合うのか自信が持てずにいる。
そんな中、開催されたミロスワフの帰国を祝う舞踏会で、アリツィアは突如乱入した若き天才魔力使い・カミルにさらわれてしまい――!? -
シリーズ2冊各660円(税込)レーベル: マーマレードコミックス出版社: ハーパーコリンズ・ジャパンおかっぱメガネ女子が超頭脳派イケメン社長に溺愛される!?
図書館司書の桃花は、本に夢中のあまり25年間恋愛経験無し。ある日、まるで恋愛小説の王子様のようなイケメン・時雄と出会う。思わず見惚れてしまう桃花だったが、時雄はなぜか桃花の名前を知っていた。さらに手を握られ、突然「デートをしよう」と誘われる!男性との初めてのデートだったけれど、時雄の紳士的な対応に緊張がほぐれていく桃花。しかもデートの最後に甘いキスをされて…!? -
私が王女の教育係!? 人生を変える恋に出逢って――
修道院の養護施設で育ち、シスター目指して修行中のアナはある日、院長から王の娘の教育係に抜擢される。だが着任したその日に、アドニス王に即刻帰るよう命じられてしまう。彼は教母である院長が花嫁候補を送りこんだと察知したのだ。そうと知らないアナは、せめて1週間の試用期間をと願い出る。おてんばだが、素直で優しいアナに王女もなつき、王宮は明るくなっていく。王として感情を捨て、冷たく閉ざしたアドニス王の心を溶かし、ふたりは一夜をともにしてしまうが…!? -
お願いします! 私の婚約を壊してくれませんか!?
親に紹介された相手と婚約したのはいいけれど、なんとその相手には恋人が!? 困った寿々は、両家の顔合わせの日に出会った初対面の昴生に、思わず助けを求めてしまう。でも、昴生が世界的に有名な企業の副社長だと知り、寿々はそんな彼に頼んでしまったことに不安になる。昴生はある条件と引き換えに、結婚話を壊してくれることになって──。 -
シリーズ18冊1,346円~3,168円(税込)レーベル: ハーパーコリンズ・ジャパン出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン『アンネの日記』を断ち切ったのは誰か?
元FBI捜査官率いるコールドケース・チームが
歴史的迷宮入り事件を徹底検証した迫真のルポ。
世界的ベストセラー『アンネの 日記』を書いた
15歳の少女を密告したのは誰なのか?
世紀の未解決事件を解明するため、
元FBI捜査官を筆頭にプロファイラー、
歴史学者、データ・サイエンティストら20名を超える各方面の専門家が結集。
最新技術とテクノロジー、プロファイリング、法医学検査、人工知能など
現代の捜査法を駆使し、真相に迫る――。
誰もが知る結末を、彼女は知らない。
“アンネ・フランクの物語”の基本的なアウトラインはほとんどの者が知っている――第二次世界大戦中、ナチスの占領下に置かれたオランダで、ユダヤ人の十代の少女が両親、姉、一家と親しくしていた何人かと共に、二年以上のあいだアムステルダムの屋根裏に隠れて暮らしていた。最後はついに密告されて全員が強制収容所送りとなり、のちに生還できたのはアンネの父親オットー・フランクだけだった。わたしたちがこうしたことを知っているのは、主として、八月のその日にナチスが人々を連行しにやってきたとき、アンネの貴重な日記が置き去りにされたからだ。(序文より)
【目次】
序文 〈追悼の日〉と自由を奪われた日々の記憶
第一部 〝密告事件〟の背景
第1章 摘発と緑衣の警官
第2章 アンネの日記
第3章 コールドケース・チーム
第4章 利害関係者たち
第5章 「あの男に何ができるか見てみよう!」
第6章 ひとときの安全
第7章 猛攻撃
第8章 プリンセンフラハト二六三番地
第9章 身を隠す
第10章 頼まれたから承知したのです
第11章 恐怖の事件
第12章 摘発の詳細
第13章 ヴェステルボルク通過収容所
第14章 帰還
第15章 対独協力者
第16章 娘たちは帰ってこない
第二部 迷宮入り事件の調査
第17章 調査
第18章 ドキュメンツ・メン
第19章 もうひとつの本棚
第20章 最初の密告
第21章 脅迫者
第22章 近所の人々
第23章 ナニー
第24章 もうひとつの説
第25章 ユダヤ人ハンターたち
第26章 V - フラウ
第27章 実質的な証拠ゼロ PartⅠ
第28章 仲間のユダヤ人のところへ行きなさいよ!
第29章 記憶を探る
第30章 フランク一家を逮捕した男、ウィーンで発見される
第31章 ミープが知っていたこと
第32章 実質的な証拠ゼロ PartⅡ
第33章 八百屋
第34章 ユダヤ人評議会
第35章 見直し
第36章 オランダの公証人
第37章 活動を始めた専門家たち
第38章 友達のあいだのメモ
第39章 タイピスト
第40章 孫娘
第41章 ハウトスティッケル事件
第42章 爆弾
第43章 厳重に守られた秘密
おわりに 幻影の街
あとがきにかえて
謝辞
公文書館と機関
用語解説
原注
参考文献 -
俺のそばで笑っていてほしい
交際0日でプロポーズされた花澄。そのお相手は、花澄の働く喫茶店の常連客、「甘党な伯爵様」こと一弥だ。高貴で伯爵様のような雰囲気を持つ一弥が、花澄は密かに気になっていた。そんな彼に、なぜか付き合ってもいないのに、家族を作ってほしいと頼まれてしまう。27歳で恋愛経験のない花澄は、それが結婚という名の求人募集と誤解して…!? -
悪役令嬢、辞めます!
「私、悪役令嬢だったわ……」ある日、レイラ=ヴィヴィアンヌは前世が日本人であることと、今の自分が乙女ゲームの中に出てくるライバルキャラクターであることを思い出した。その乙女ゲームの中のレイラ=ヴィヴィアンヌは、攻略対象である王太子の婚約者だけど、特にヒロインをいじめたりしていないのに、兄のルート以外では死ぬ運命という不遇なキャラ。死亡フラグを回避するためにレイラは、そもそもゲームの舞台である魔術学園に“学生として”入学しなければいいのでは?と思いつく。そう、レイラは『医務室助手』として学園に入ることを選び、攻略対象たちとヒロインと関わらないようにするが…? -
「俺の恋人になってほしい」詩織は平日はOL、週末は家事代行のスタッフとして働いている。ある日、顧客であるクールなイケメン社長・二階堂から突然の告白!――実は望まぬ見合いを避けるための【契約彼女】役を頼まれただけだった。やむなく引き受けたものの、まるで本物の恋人同士のようなエスコートに甘い誘惑……週末限定の偽恋愛のはずなのに!?
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シリーズ2冊各660円(税込)レーベル: マーマレードコミックス出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン「早く俺を思い出してくれ もう二度と離さないから」
1人で子育てに奮闘中、事故で記憶を失くしてしまい…
とある事情で愛する恋人との間にできた双子を1人で産み育てている真緒は、事故に遭い最愛の彼の記憶だけ失ってしまう。
そんな真緒の元に現れた脳外科医の高倉は、自分が双子の父親だと宣言!
さらに「君と一緒に2人を育てたい」とプロポーズしてきて…!? -
条件付きの契約結婚のはずなのに、彼の腕にやさしく包まれて――
敏腕外科医・佳久と条件付きの契約結婚に踏みきった明菜は二人の未来を夢見ていた。が、佳久は結婚に愛情を求めておらず、恋愛感情ゼロの新婚生活がスタート。佳久に対して良き妻であろうとする健気な明菜との生活は、冷徹なはずの佳久に魔法をかけ、愛なき結婚が想定外の愛に包まれていった──。しかしそんな時、事件が…!? -
シリーズ2冊各660円(税込)レーベル: マーマレードコミックス出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン「俺は心から君との結婚を望んでいた」
因縁の相手との愛のない結婚――だったはずが…!?
大手不動産会社社長のお嬢様・伊織はライバル会社社長の尊成と期限付きの政略結婚をすることに。
冷徹な彼との結婚生活はすれ違いの毎日だが、離婚が決まっているのだからと割り切る伊織。
しかし彼が時折伊織に見せる素顔と優しさを知り、徐々に意識し始めてしまう。
もしかして本当は冷たい人じゃないのかもしれない――
勇気を出して彼にある提案した伊織だが、その日から尊成の態度が急に変わり…!? -
仮面舞踏会のキス――見知らぬ相手と恋に落ちて!?
夫の喪が明けた久しぶりの社交界。未亡人エンジェルの前には、その美貌と財産目当てに放蕩男たちが列をなしていた。不道徳だと敵対関係にあるペンローズ伯爵に注意されても、エンジェルは気にしなかった。だって…誰にも言えないけれど夫との結婚は最悪だったから。そんなある晩、エンジェルは仮面舞踏会で見知らぬ紳士にワルツを申し込まれ、気がつくと人気のない温室で彼の甘い口づけを受けていた。彼女は知るよしもなかった。まさか彼がペンローズ伯爵だとは! -
冷徹社長が突然、私にだけ溺甘に…
性格が正反対になってしまった大好きな人から24時間、ベッドの中でも迫られる…!?
社長秘書のかりんは、自身が秘書を担当する社長・達央に密かに恋心を抱いていた。
ある夜路上で気を失っている達央を発見。目覚めた達央は記憶を失くしていた。
彼の記憶が戻るまでの間同居することになったかりん。
ところが以前のクールな性格と真逆になった達央に迫られる溺甘な毎日が始まって…!?
しかも達央は重大な秘密を抱えていたようで…。 -
独身を謳歌する伯爵のジェイムスは病に伏す叔母の命で、半年以内に花嫁を見つけなければならなかった。市場の片隅でスケッチをしていたときに偶然出会ったのは町娘のクリスティーナ。彼女の貴族のような佇まいに興味を抱き、身代わりの花嫁に仕立て上げることにしたのだが――!?
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。 -
今も昔も彼しかいないのに、裏切ったと言われ――
ダックス。彼の姿を見るだけで心がざわめく。かつてジリアンが心から愛した人。「結婚してほしい」と囁かれたときは天にも昇る心地だった。なのに…「よくも裏切ってくれたな。君と弟が愛しあっていたなんて?」恐ろしい誤解の果てに、彼は家業も何もかもを捨てて去っていった。ふたりの結婚式の1週間前のことだった。あれから7年。ダックスの弟の葬儀で再会し、憎しみのこもった瞳でみつめられたジリアンは言葉をなくして彼の前に立ち竦むしかなかった。 -
「ずっと会いたかったんだ」
甘いマスクのCEOに強引に誘われ、ドラマみたいな恋が始まる!?
超お嬢様学校を卒業しお菓子作り専門の家政婦をしている陽菜。ごく一般の家庭で育つも、周りには良家のお嬢様で恋愛も結婚も自由がない友人が多く“陽菜にはドラマみたいな恋をしてほしい”と期待を寄せられている。ロクに出会いもない陽菜だが、ある日、甘いマスクのイケメンに花束を渡される。その後も陽菜の前に現れ執着する彼は陽菜に”恋人になろう”と迫り…!? -
シリーズ2冊各660円(税込)レーベル: マーマレードコミックス出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン妾の娘が身分を偽りエリート大尉と政略結婚
溺愛されて 初めての愛に溺れる――
お前のその濡れ髪は なまめかしくて困る
時は大正。良家の娘でありながら女中として扱われてきた楓は、家業の為、華族で陸軍大尉・雪禎の妻となることに。しかし身分を偽り、正式な令嬢として嫁ぐことが条件。素性がバレることは絶対に許されない。
秘密を抱えて始まった結婚生活。罪悪感を覚えつつも、過保護に甘やかしてくれる雪禎に、楓は次第に溺れていき―…。 -
私の弱さも悲しみも、なぜあなたは優しく受け止めてくれるの?
フルールロイヤルホテルに勤務する長沢遊は、同僚たちに嫌われていた。過去のトラウマから感情を表に出すことができず、無表情・無口のせいで何かと誤解されてしまう自分に一向に自信が持てない。ある日、体調を崩したところを容姿端麗な男性に助けられるもその男性は新任のホテル支配人、氷上正臣で氷上財閥の御曹司!? 偶然の出会いと正臣の言葉をきっかけに遊の意識と恋心が動きはじめ――…? -
傷ついた伯爵が恋したのは、理由ありの庭師で!?
庭師として働くシンシアは、次期伯爵として帰ってきたロバートと出会う。ロバートは明るく真っ直ぐな彼女に惹かれていくが、彼女には人に言えない秘密があり…。 -
エキゾチックなシークとの愛、完全版!!
「あなたが欲しかったから」甘いセリフとともにアシュレイが館長を務める美術館を買収したザハブ王国の王子ファルーク。家庭教師をしていた頃は女の子と見まがうほどだっだが、10年を経て、美しく精悍な大人に成長した彼に戸惑いばかりで…。(年下シークの熱愛)
ザハブ王国の王子ファルークと国際美術館で働くアシュレイ。二人は身分と年齢の違いを乗り越え愛を育んでいた。しかしアシュレイの前に元上司で元恋人のダリルが現れた事で二人の関係がギクシャクし始めて…。(年下シークの寵愛) -
10億ドルが当選! お金目当てに求婚されて!?
10億ドルの宝くじが当選したジェニファーの人生は一夜にして激変! お金目当ての男たちから求婚される毎日に疲れ、L.A.の病院へ転職することに。しかし、そこでもカリスマ院長のダニエルから求婚されて…!? -
絶世の歌姫を襲った悲劇――身分差を超えた愛…!
ピアノの才能を認められ、資産家の養子に迎えられたダグラス。スランプに悩んでいたある日、海で美しき歌姫を助ける。この出会いは運命か、それとも破滅の恋か…!? -
身代わりで王子の花嫁に!? でも、本当に好きなのは…
おひとよしなエリザベスは、自分とそっくりの友人パリスの婚約パーティでクァナモ島へ。その夜、浜辺で魅力的な男性と出会い心ときめくが、同じ夜にはめをはずして知らない男性と寝てしまったパリスの身代わりをすることになってしまう。“一夜を共にしたことになった”相手サヴィーンは一国の王子様!? さらにサヴィーンの隣には浜辺で出会った彼がいて…。 -
「未来の約束もできない男より俺のそばにいればいい」
咲菜は会社の上司である康太と結婚の約束をしていた。しかしある日康太が妊娠中の婚約者を会社に連れてきた!
ショックのあまり仕事を抜け出し泣きくずれる咲菜の元に、突然社長の透吾が現れる。
初対面のはずなのにキスで慰められ、翌日には透吾の秘書に抜擢されてしまい戸惑う咲菜。
さらに透吾は咲菜を家まで迎えに来て、そのまま2人きりの「お泊り出張」に連れ出して…!? -
「大切にする。だから僕を刻み付けさせて」
花菜は父亡きあと、窮地に立たされた法律事務所を守るため、超エリート弁護士の遼河と政略結婚をする。ひそかに恋をしていた幼馴染の彼との初めての夜、「君をかならず幸せにする」とささやかれ…。子どもも授かり幸せな彼女の前に謎の女が現れ、遼河には愛する女性が他にいるという。この愛なき結婚に終止符を打たなければ…でも、彼の猛愛は止まらなくて──。 -
「求められているのは体だけなの!?」出会ってすぐに惹かれた相手に、軽い女だと思われてしまい…?
──私、初めて本気で男の人を好きになってるの?
バーで出会った美しくミステリアスな蓮に、惹かれずにはいられない遥香。
意地悪なことばかり言う彼と、なぜか遥香は一夜をともにしてしまう。
そして、いつの間にか蓮を本気で好きになっているとわかり、
彼を思うだけで夜も眠れなくなる。
なのに蓮は、遥香の前から姿を消して…? -
目覚めたら…イケメン後輩のベッドに!?
強がり女子と料理男子の甘々飯テロラブ
「俺ハジメテだったんですよね。責任とってください」
二日酔いで目覚めた市子は、同じ会社の山田と同じベッドにいると気づいてしまう。昨夜はいったい何があったの!? まったく思い出せない!社内でもモテている彼のハジメテを奪ってしまった代償は、毎晩一緒にご飯を食べること──!?付き合ってもいないふたりの間に奇妙な関係が始まり、市子の心は揺れ動くようになって…。 -
会社を継ぐための条件。それは、偽りの結婚――!!
SKYテレビの社長に就任したローズの悩みの種は、前CEOの遺言! 追い詰められた彼女が結婚を申し込んだ相手は掃除夫!? 彼をどこに出しても恥ずかしくないフィアンセにみがきあげなくては! -
砂漠の国の王子様と、禁断の身分差愛!!
世界中の子供たちに夢を届けたい。アリシアは子供の頃、自分に夢を与えてくれた遊園地を作るため、砂漠の国イウサール王国を訪れる。しかし、クライアントであるシークは傲慢冷徹で、ファーストコンタクトは最悪。そんなシークの情熱的な誘惑に、しだいに見も心も囚われていくアリシアだったが、それがあらぬスキャンダルに発展して…!? -
華麗なる2作のロマンス収録!
アラブから来たスーパーVIPのシークに振り回される、ホテルコンシェルジュのリサ。彼が持ちかけてきた賭けに負けたリサは、シークの故郷に連れ去られ…?(傲慢シークの華麗なる賭け)
誰もが恋に落ちる街パリでプリマにあこがれるアナ。そんな彼女に名前のない手紙が届く。謎に包まれた想い人の正体とは…?(エトワールの恋人)
両作品の後日談が読めるハッピーアフターストーリーもついてます。 -
クールな不動産王と秘密の恋
マンハッタンでフラワーショップを営むローズ。経営難の店を立て直すため、不動産王ダニエル・ゴールドに売り込みをかける。あえなく撃沈…と思いきや、有名フラワーアーティストと間違われ、屋上庭園の仕事を任されることに!? 真実を言い出せないまま、いつしかダニエルに心惹かれはじめ…。 -
真冬に輝く、恋の結晶――
雪で交通機関が停止した、ボストンのとある町。息子のアレックスと二人暮らしのジェシカは、行き倒れていたレイを助ける。豪雪がおさまるまでの同居生活で、彼の存在に心揺れるジェシカだったが、レイは一切の素性を明かさず…。 -
突如始まったイケメン上司との期間限定の
偽装婚約&同居生活の行方は…!?
社内ではクールな大人の女性と思われている静葉だけど、実は恋愛経験のない真面目が取りえの不器用な性格。ストーキング被害に遭って困っているところを、上司の初倉伊紀に助けられ、ある契約を持ちかけられる。それは伊紀が海外支社へ出向するまでの三カ月間、彼と偽装婚約し同居すること。悩んだ末に、その申し出を受けることにしたけれど……!? -
社長令嬢の朱音に突然告げられた見合い話。相手は親会社の社長令息で、朱音に断る余地などない。
会社のためにと決意するが、それでも一度だけ自由なことをしてみたくて朱音は一人夜の街へ。
そこで危ないところを助けてくれた秋哉に惹かれ、そのまま一夜をともにする。
もう会うことのない男性――のはずが見合いの席でまさかの再会!
彼はお見合い相手の弟だった。秋哉は、自分を選べと熱く迫ってきて…!? -
秘書として働く真実子は、取引先の大企業の御曹司・将人との仕事でミスをしてしまう。将人からフォローする代わりに偽の婚約者の役を頼まれ、責任感から引き受けることに。一緒に過ごすうちに、真実子は将人の優しさを知り、誰よりも大切に触れられて――どんどん彼に惹かれていく。そんな時「俺は真実子を愛してる」と熱い瞳で甘く告白されて……!?
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社内恋愛はしないよ。
でも、結婚ならいいでしょ――?
「そんな目で見つめられたら、勘違いしてしまいそうになる……。」手芸が大好きで、念願のヘアアクセサリーブランド『ブラウンシュガーハニー』の企画部に勤めている真香。創業者で若きCEOである行尽に憧れていたが、彼が社内恋愛をしない主義だと知り、秘かに自分の恋心に蓋を閉じ、仕事に没頭することに。なのに、行尽に切ない声で名前を呼ばれ、優しく手を繋がれ…どんどん距離を詰められていくうちに、諦めかけた恋心が再び――…。 -
亡き親友の娘アナベルを引き取った女性弁護士のスコット。アナベルと2人で過ごす幸福な日々に満足していたのに、ある日、アナベルの伯父と名乗る巨大グループのCEO・アレクシスがスコットのもとを訪れる。アナベルを引き取りたいと言われて反発するスコットだったが、そんな彼女を助けたいという求婚者が続々と現れて!?
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。 -
病院の不正に心身ともに疲弊した医者のルークは休暇でイングランドのある島を訪れた。そこでロンドンの社交界にはいない、しなやかな女性のメリーと出会う。ルークは彼女の仕事に対する気持ちに感動し、仕事の手伝いを買って出る。次第に心が通じ合う2人だったが彼にはロンドンに許嫁がいて…。
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。 -
『女神』と呼ばれた大女優を母に持つサントマリー公国の姫君・ヴィオレッタは、ハリウッドを訪れた。出迎えるのは、母国の映画祭でヴィオレッタを挑発した張本人である、俳優のようにハンサムな敏腕映画監督のリチャード。実は彼女は知らぬうちに映画のヒロインに抜擢されていて!?
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。 -
それは、世界で一番気高く美しい恋。無垢な想いが起こす愛の奇跡がここに…。不思議な指輪を手にした恋人たちの数奇な運命、漆黒のユニコーンに恋をした乙女の一途な愛、妖魔とじゃじゃ馬娘の時空を超えた約束…。稀代のストーリーテラー響直美が贈る珠玉の短編集!
※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。 -
一途すぎる弁護士×鈍感女子のじれじれ両片思い
幼い頃から兄の親友・京志郎にずっと片思いをしている花蓮。1年前から彼の法律事務所で一緒に働く事になったけど、関係は何も変わらずにいた。彼はモテるし自分は妹みたいな存在なのかなと落ち込む時もあるけれど、京志郎の役に立ちたい一心で一生懸命働く花蓮。
しかし京志郎も花蓮に対してかなり特別な想いがあるようで――。 -
この再会は、できすぎた偶然? それとも…運命の出会い?
人生初のお見合いに遅刻してしまった綾把を待ち受けていたのは“お断り”のひと言だった。もう二度と会うことはないと思っていた翌日、お見合い相手の御曹司・笠間光顕に再会する。できすぎた偶然に、綾把が仕組んだことかと光顕に勘繰られ…綾把は反発! 怒りをぶつけて立ち去るものの、数日後、光顕が綾把の前に再び現れ…「君に会いに来た」と告げて!? -
倒錯的なプレイをしてみたい――
秘密の願望はその夜、現実のものになった。
メアリーが部屋に入ったとき、夫は若い男性客とブランデーを楽しんでいた。
端整な顔立ちのその青年が言った。「こちらにおいでください。あなたをじっくり拝見したいので」
彼は近づいていったメアリーのドレスを腰まで引き下ろし、ペチコートを引きはがした。「いけませんわ……おやめになって……」
半裸の彼女を見つめる、青年と夫の舐めるような視線。
青年は慣れた手つきでコルセットの前のホックを外し、あらわになった乳首をつまんでひねった。
「奥さまは、好色な方でいらっしゃいますね」
「底なしの欲望の持ち主です。さあ、始めてくれたまえ。好きにしてくれてかまわない」
青年が瞳をきらめかせる。「デスクの上に身を乗り出し、もたれて」
言われたとおりにすると、ズロースのスリットを左右に大きく広げられ、ヒップを丸出しにされた。
ゆっくり、ゆっくりとヒップを這う彼の指が、そのとき不意に振り下ろされた。「ああ、痛い!」
洗練された外見とは裏腹に彼は容赦なかった。メアリーのヒップの隅々に強烈な打撃を繰り出し……。 -
その夜、初めて秘密の願望を口にした。
「私の両手をベッドに縛り付けて動けないようにして」
寝室の壁に張り巡らされた巨大な鏡が見ている。夜ごと私が深紅のシーツの上で繰り広げる恋人たちとの淫靡な時間を――
金曜の夜。ジョージが来た。「その髪は何だ」富豪の彼に不機嫌に言われ、急いでポニーテールにして寝室に入る。
と、ベッドに腰かけていた彼はやおら立ち上がった。「俺の望みはわかっているだろ」
ひざまずかせた私の髪を乱暴につかんで奉仕させたあと、慌ただしく帰っていった。
月曜はカルヴィン。「オイルを塗ってくれ」たっぷり彼のものを愛撫すると、今度は彼がオイルをつけた指で私の敏感な場所を弄び始める。
アブノーマルなのが彼の好みだ。私は四つん這いにさせられ、激しく貫かれた。
そして今日は水曜日。内気なのに誰よりも貪欲なデニスは満足するまで一晩かかることもある。
「今夜は違うことをしよう」デニスが言った。
「何をしたいの?」彼はなぜかためらっている。
私は我知らず口走った。「いい考えがあるの」脈が速くなっていく。「私の両手をベッドに縛り付けて、動けないようにして」 -
念入りなマッサージをお願い。
敏感な部分は指と舌で、ゆっくりと。
ワーカホリック気味のキャリアウーマン、アレクシアはひとときたりとも携帯電話を手放せない。たとえヴァカンスの最中でも……ほら、また電話がかかってくるわ――
だが、いまはそれどころではない。さきほどバーで知り合ったホテルのオーナー、逞しい肉体を持つリヴェラに魅入られて、ロビーの一角で抱きすくめられているのだから。
誰かが角を曲がると、丸見えだと思うと鼓動が高まるけれど、それでもリヴェラの執拗な指がレースの布片を横にずらすと、ぞくぞくする。
繊細な蕾がほとんどあらわになって脈打つと、リヴェラが指を止め、アレクシアを抱き上げて、夢のような屋上薔薇園へと誘うのだった……。
辺り一面、酔わせるような薔薇の香りが漂うけれど、薔薇の茂みにはもう、花ひとつ、咲き誇ってはいなかった。リヴェラがアレクシアのために、花をすべて摘み取り、急ごしらえのベッドにまき散らしたから。
逃れられないように覆いかぶさってくるリヴェラの美しい横顔から、どれほどの美しい声が漏れでるだろうと期待するのに、いつまでたっても何も言ってくれないのだ。だから、アレクシアは脚を大きく広げ、自ら哀願するように囁いた。
愛・し・て・ほ・し・い、と―― -
「口を開いて。ぼくをいい気持ちにさせて」
やがて口いっぱい何か温かいものが広がって…。
エリザベスにある日、見目麗しい公爵との縁談が舞い込んだ。
後継ぎをもうけるため花嫁を迎えたいという公爵は、同性愛者だという噂。
その証拠に、いつもそばにアーサーという美青年がぴたりとくっついている。
いったいどうやって後継ぎをつくるのかしら?
そして、迎えた初夜。夫妻はベッドに入ったものの――案の定うまくいかない。
「ここで待っていてくれ」公爵はベッドを出て、自分の寝室へ。
なかなか戻らない夫が気になり、エリザベスが公爵の部屋のドアを開けると……
公爵の正面にひざまずくアーサーが、夫の一物を口ですっぽりと咥えている――!
ああ、なんてこと!
「ようこそ、リジー」アーサーは頭を傾け、エリザベスを見あげてにやりとした。
「こっちへおいで」
ハンサムで、美しく男らしい体つきの二人は猛々しい兵士のようだ。
エリザベスは陶然となって一歩前に踏み出し……。 -
スカートを脱がせる。
淫らなTバックがあらわになる。
ぼくは人差し指を下へずらし…。
アムステルダムへ向かう列車で、セクシーなブロンドの青年が向かいに座った。
彼――チャドとの会話は弾んだが、何事もなく駅で別れた。当然だった。私には夫がいる。
翌朝、散歩中に財布をすられたことに気づいてホテルに戻ろうとしたとき、私の財布を手にチャドが現れた。
いたずらのお詫びにコーヒーをおごると誘われ、カフェに入った。
「あの……」彼は照れくさそうに言った。「すごく惹かれてるんだ。モーガン、もっとあなたが見たい。意味わかるよね」
夫を裏切る気はなかった。「話をするだけなら問題ないわ」
「それなら、もしも一緒にあなたの部屋に行ったら、僕があなたをどんなふうにファックするか、詳しく話してもいい?」
心臓が早鐘を打ちはじめた。肉体的な関係には進まないのだ。あと数分くらい……。「いいわよ、チャド」
「僕はあなたを壁に押しつけ、両手で顔をはさむ。それから舌であなたの唇を開き、じっくりとキスをする」
私は彼の目を見た。欲望の波が体の奥深くからこみ上げてくる。
「あなたの喉に歯を立てたいと言ったら?」低く甘い囁きに、私は催眠術にかかったようになって……。 -
「もっと締めつけろ」「もっと強く」
秘密の恋人が王妃に命じる。
私の盗み見に気づいた彼は――!
「もっと締めつけろ。もっと強く」
秘密の愛人が王妃マリー・アントワネットに荒々しく命じる声がもれ聞こえて、今宵も侍女アラベルは頬を染めずにはいられない。男の体から立ち込める甘い麝香の香り――
ため息をついて廊下を歩いていると、黒い人影があらわれ、アラベルは捕まえられる。見知らぬ男はアラベルを抱えあげると、腰に尖ったモノをこすりつけてきた。
冷たい床に押しつけられて、いまや、アラベルの下半身はむき出しだ。
男の指先が襞をかき分け、ピンク色に腫れあがった欲望の芯にたどりついた。花芯を軽く摘ままれると、思わず喘ぎ声が出てしまう。
アラベルが可愛いお尻をよじったそのとき、大きくて長い蛇にいっきに貫かれたのに気づいて、はっと息をのんだ。
ヘアブラシの柄や、ときには侍女たちに指を入れてもらったことはあるけれど、男性自身を差し入れられたことは一度もないのに……。
アラベルが処女だとわかると、いっそう興奮をかき立てられたのか、男は激しい挿入を繰り返し始める。
そして、男からは麝香の甘い香りが……。 -
きみが組み伏せられて、
プッシーをなめられたり
ペニスを押し込まれたりするのを見たい。
他の男とセックスするわたしを見ること。
それが、ゲイブがわたしに望んだ愛し方だ。美青年のナイルに貫かれるさまを、彼は見るだけ。
キスしたい、彼を愛撫したい……それなのに、触れさせてくれないゲイブの狡い愛し方に、わたしは多少なりとも傷ついていた。
「両手で自分の胸をいじるんだ」
羞恥に眩む想いで、ゲイブに言われるままに――むっちりとしたわたしが唯一、自慢できる――豊満な胸を露出させ、尖った乳首を親指と人差し指で何度もいじくった。ノーマルとは言いがたい性交のせいで、引き攣るように身悶えて、知らぬ間に締めつけている。
こうして、いけない官能に溺れ、飼育されていくのだ。
だがやがて、わたしは気づいてしまう。ゲイブの目がナイルを……熱を孕んだまなざしで、ナイルの美貌を陶然と見つめていることを。
ナイルの尻をなでまわしながら、もう一方の手をシャツの裾から背中にすべりこませているのを。
ゲイブが欲しいのは、本当にわたしなのだろうか――それともナイル? -
むきだしのお尻を叩いて、
甘い割れ目を舐めてイカせてほしい――!
エルはある日、親友のサーシャに誘われて、彼女の知人ステファンおじさんが住むというベネチアへ行くことになった。
運河に面した大邸宅。夢のようにゴージャスな、素晴らしい休暇になる――はずだった。
ところが、その夜、遠くから女の喘ぎ声がもれ聞こえてきたのだ。
驚くエルが部屋を覗くと、そこには美しいサーシャの白い裸身が闇に浮かび上がっていた。豊かな黒髪、情熱的な黒い瞳、見たことがないほどの美貌の男ステファンの、男らしい完璧な肉体に貫かれて。
まるで何かの罰かのように、サーシャの尻の頬を激しく叩き続け、泣き声をあげさせるや、股を開かせ、「私はふしだらな女です」と口走らせるまで、尻に指を入れて突き続ける。
唇がはねあがり、面白がっているのは明らかだ。その端整なステファンの姿を見つめているうちに、エルの股間は疼き、手は知らず秘所に触れていた。
もう止められなかった。鏡の前にある大理石のテーブルに片方の足を置き、太ももを広げてショーツの上から撫で始めた……。 -
俺のペニスピアスが
彼女のスイートスポットをこすった瞬間の顔を見てみたい。
その夜もキットはクラブへ行った。お目当てはマーシー。セクシーな美女だ。
黒革のミニスカートにピンク色のホルタートップ。純情そうな顔立ちからは想像もできないほど、腰の動きに色気がある。
さりげなく近づいて、囁くのだ。俺のモノに夜通しなぶられてみたいか? と。
銀のピアスが6つ嵌まった――ベッドの相手の感度を増すためにつけた――俺の自慢のモノに。
股間はすでに脈打っていた。俺の銀のピアスがスイートスポットをこすった瞬間の彼女の顔を見たい。
キットはマーシーのところまで行くと、彼女に体を密着させた。ヒップを抱きかかえ、音楽に合わせて体を揺らしだす。
――マーシーは目を閉じ、キットの体の熱を感じていた。彼はいつも私を誘惑するのだ。目覚めているときだけでなく、夢の中でも。
彼の手が脇から背中へと滑ってホルタートップの下へと潜りこんできた。
思わず吐息をもらす。体の奥深くで悦びがつのっていき、我知らず太腿の内側に力が入る。
彼の姿を見ただけで正気を失ってしまいそうなのに、こんなふうに抱き合ったら、まともでいられるはずがない。
だが今夜のキットは容赦しなかった。もう一方の手でスカートをめくって太腿に指を這わせ……。 -
んんっ…声が出ちゃう…。
隣室でお祖父ちゃんが寝てるのに。
妹に比べて不完全な人間で、吃音もあるわたしは誰にも愛されない――そんな思いに、物心ついたときからずっと苛まれてきた。妹のほうが美しくて、賢くて、今日、結婚も先を越されてしまった。
そんなことをつらつら考えていると、一睡もできなくなって、暑苦しくて……だめ、のどが乾いてたまらない。
「ル、ルーカス。ど、どうして、こ、ここに?」
驚きのあまり、声がもれた。キッチンに降りると、もう帰ったと思っていた、片恋相手のルーカスが目の前になぜかいて、ショートパンツしか身につけていない姿で立っていたから。
そういうわたしもネグリジェが汗だくで、ぴったり張りついて、裸同然だ。胸の膨らみを慌てて腕で隠しても、ルーカスには丸見えだろう。彼に触れられるのを乞い願い、乳首がつんと尖っているのが。
ルーカスがショートパンツをすばやく足首までおろすと、黒々とした股間が露わになり、わたしはあっと声をあげそうになった。
逃れるようにキッチン・カウンターに乗り上げると、ルーカスの指がついてくるように伸びてきて……胸にされる甘やかな愛撫に我を忘れて、すがろうとするけれど、なめらかな表面の上では支えになるものなど何も見つからない。
ネグリジェをまくりあげられて、腕にからみついたまま全裸にされると、恥ずかしくて、手のひらに爪が食い込むまでこぶしを握りしめた。
これから何をするつもりなの? その答えはわからない――だけど、彼のさらなる愛撫を心の底から求めていることだけははっきりとわかる。 -
ある日、裸の男が天から降ってきた。
たくましい体。情欲に燃える目。
「ぼくの任務は、君がしてほしいことをすること」
ブリザード吹き荒れる凍えるような夜、
雷鳴とともに、裏庭に大きな何かがおちてきた。
物だと思ったら――裸の男だった。
豊かな黒髪と、光る肌。広い肩と胸。引き締まった腰。たくましい太腿。
きれいに筋肉がついた丸い尻。男性器は……。
リリーは驚いて彼を家に入れた。毛布を着せかけ、ココアをいれる。
ザカライアと名乗った男を、リリーはザックと呼ぶことにした。
大雪が降っているのに、彼には雪のかけら一つついていない。
いったい何者? 宇宙人? 未来人? それとも――。
「どうしてここに来たの?」「君がしたいことをするためだ」
「もし出ていけと言ったら?」「ぼくは任務に失敗しない」
彼の黒い目に何かが光った。
大きくてたくましい手が伸びてきて……!? -
家庭教師の白い肌に舌を這わすと、
お尻が震え、喘ぎ声が漏れた。
「お兄様に秘密にしていただけるなら、この体を閣下に差しだしますわ」
木登りをしていた淑女を引きずり下ろすと、伯爵家の次男ウィリアムの掌中にすっぽりとおさまり、妖艶なまなざしでそう訴えた。
彼女の名はクリスティン。まもなくウィリアムの兄と結婚する見目麗しい婚約者だったが、なぜか兄を忌み嫌い、家庭教師となって逃げていたところを、ウィリアムが捕らえたのだ。
シャワーを浴びながらも、ウィリアムはクリスティンのことが気になってたまらない。いまから彼女のドレスを剥ぎ取り、裸にさせ、男をまだよく知らない白い貞淑な肉体に、思うままに快楽を注ぐ――そう考えるだけで股間が熱くなり、思わず慰めていた。
そのときふと、“彼女も自分で自分を慰め、悦びを得たことがあるだろうか?”とウィリアムは思いつき、その考えに囚われた……。
バスルームから出たウィリアムは、巨大なベッドの真ん中に横たわったクリスティンの裸身を見下ろし、甘い言葉で囁いた。「自分の体に触れてみてくれ」
予想していた以上に、淫らな色香を滲ませる肢体の持ち主――クリスティンが腹部から胸へと両手を這いのぼらせ、手のひらで豊満な乳房を包み込むと、親指で乳首のまわりに弧を描き始めた。さらに唇をわななかせて、あられもなく脚を広げるさまに、ウィリアムの理性はいっきに吹き飛んだが、ひとつだけ決めていたことがあった。
彼女が自慰でイッたことがあるかどうか――なんとしても、その答えだけは見つけださなくてはならない。 -
彼の指が下着の中へ滑り込む。
だめ…カメラの前でイっちゃう。
「おっぱい」と聞くだけで、顔を赤らめる清楚女優――そんなわたしをたった4日で、本能のままの獣に変えた男。
知性派俳優ミハエル・サマーヴィル――セクシーな魅力を放つ色男が、官能芸術映画の撮影中、衣装のボディスに指を滑り込ませてきたのだ。
ミハイルの親指が硬くなった蕾を刺激するだけで、わたしの乳首に命が吹き込まれる。鋭いまなざしで見つめられるだけで、骨の髄までとろかされる。
事実、この4日間、“アレ”を思い出しては、丁寧に擦る、甘ったるい彼の指ばかりをわたしは考えている。
撮影のあいまに行った海で、ミハイルはビキニの結び目をほどきながら、もう片方の手でわたしのいやらしい場所を包み込んだ。
伸縮性のある布地を必死で横にずらそうとして、指の先端や関節が花芯にあたるたびに、あられもなく嬌声をあげ、体をのたうたせるわたしがいる。ついにミハイルは完全に布地をずらすことに成功し――彼の指がゆっくりと差し込まれてきた……。
そんな淫靡な“アレ”の記憶にたゆたっているときに、監督の声が突然響いた。
「君たちが本当にやっているところを、撮影したい」 -
このひとの喉元に蜂蜜を垂らし、
舌先で舐めてみたい……今すぐ。
「きみの土曜日の夜の習慣を教えてくれ。不道徳な習慣を」
「毎週土曜日の夜、マスターベーションするわ」目を伏せて答えると、マルコが、目を細めてわたしをじっと見つめる。
脚の間がしっとりと濡れるのを感じる。立ち上がって、黒いレースのショーツをおろし、わたしが脚を広げて見せると、マルコのうめき声がする。
マルコは、コーヒーテーブルを脇へ押しやり、わたしの両脚を肩にかけ、手を押しのけると、舌をリズミカルに動かして花の蕾を舐めたり吸ったりしながら、皿の上にあったピクルスに手を伸ばし、わたしの奥深くへ挿入し始めた。
手からこぼれ落ちたラベンダー色の革製ノートパッド――わたしの成功の象徴――が転がっていき、彼の屋敷のプールの底へ沈んでいく……。
昨夜のパーティで、謎めいたハンサムな大富豪マルコが、官能的な笑みを浮かべながら声をかけてきたのだ。
“一晩だけ、僕のいいなりになれば、きみにぼくの屋敷をあげよう”と――
でも、よく知らない彼に何をされるというの? もしも四肢を縛られて、鞭や鎖が出てきたら――そのときのわたしは頭がおかしくなっていたに違いない。いままで無難に生きてきたわたしなのに、知らぬ間に頷いていたのだ。
完全にプールの底に沈んでいる、ノートパッド。あれはわたし? 危険に飛び込んだあげく、永遠に使い物にならなくなってしまった……わたし―― -
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