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『恋愛、官能、101円~400円(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全232件

  • ずっと憧れてた相手に全身を激しく愛されて…この瞬間がずっと続けばいいのに――10年前に異世界に召喚された葉月さくら。聖女としての役割を無理やり押し付けられ、ついに魔王を浄化するまでに至った。その褒賞として護衛騎士・ユリウスと婚姻を望むさくらだが、その裏には世界の存亡がかかった別の目的が…!?そして迎えた結婚初夜。いつもの寡黙でクールな態度とは裏腹に、熱のこもった瞳でまっすぐ見つめるユリウス…指先と唇で焦らされたら、初めてなのにお腹の奥から気持ち良くなってしまって…?――剣と魔法の世界で繰り広げられる、命懸けの最愛。
  • 「好きだけでいい」部下の川口くんはクールで不愛想だけど私に好意を持っている。私のこと尊敬してくれるし、仕事ができても僻まない。しかも、絶食系草食男子だからセックスしなくていいでしょ? 彼は私の理想なの。でも、彼の家に押しかけて言ったら、なぜか怒られて押し倒された。嫌って言えば言うほどセックスしようとするし。まぁでも川口くんとなら…って思ったら。彼のモノが大きすぎて腕くらいあるんだけど…。え? 信じられない。うそでしょ? 無理。絶対無理。なにそれ、ありえない!?
  • 「そんな声あげんなよ。ーー理性、ぶっ飛ぶ」私たち、ただの幼馴染のはずだったのに…どうしてこんなことに!? ◆食品メーカーの企画チーフとして働いている真帆(まほ)は、美人で仕事もできて、充実した日々を送っている。しかし、高嶺の花である彼女には誰にも言えない秘密があった。それは、《28年物の処女》だということ。一生処女のままじゃ…と不安を抱える毎日だったが、ある日、幼馴染の哲也(てつや)とお互いの恋愛話になり…まさかの、哲也も童貞っ!? このまま二人とも、処女&童貞のままでは…と落ち込んでいたら、哲也からまさかの提案が…!(哲也はただの幼馴染で恋愛感情とかなくて…でも彼女いないっていうし…!)(流れでつい言っちまったけど、真帆も彼氏いないし脱処女したそうだし…!)この提案は、《win-winの関係》なのではーー!?
    勢いのままホテルに行っちゃったけど、私、本当にこのまま哲也とシちゃうの…!?
    アラサー処女OL×エリート童貞、《ハジメテ同士》のとってもエッチな初恋濃厚ラブ!
  • シリーズ8冊
    220(税込)
    著者:
    鯨川睦月
    レーベル: spicomi
    出版社: CLLENN

    「あの西園がこんなにエッチな服装でステージに立ってるなんて…」夜の店でバニーボーイとして働く響は、学生時代ひそかに思いを寄せていた俊と再会する。懐かしさに酒も進み、青春の思い出に浸ったのも束の間…豹変した俊に突然トイレで襲われてしまい――!?【セックス依存症のクズ男×世話焼きな純情バニーボーイ】アルコールと煙草と、あの頃の記憶が混ざり合う再会同棲ラブ
  • 「ね…久しぶりに『アレ』シてみようか」私の街に幼馴染の海拓くんが帰ってきた。昔から体大きかったけど、ホントに逞しくなって素敵…。彼と私には秘密がある。私の自室で二人だけの遊び…学生の頃は、彼をたくさん可愛がってあげていた。ぎこちない状態で疎遠になってしまったけど、海拓くんは絶対、私の元に帰ってくるってわかってた。彼、全く変わらず私に乳首責められて、だらしなく私にアソコをおねだりするところとか…昔のまま。すごく嬉しい。もう大人だし、もっともっと面白いこと二人でできるね…私、海拓くんのためにとっておいた処女…受け取ってほしい。本当だよ、海拓くん…。
  • 「調子に乗ったクズは大嫌い。」売れっ子ドS作家×遊び好きのタチ専ホスト。―結真はエッチ&お金大好きな遊び人。偶然にも敬愛する小説家・堤と同じバーに居合わせる。ぜひとも抱いてみたいと猛アタックするが、気付いた時には自分が押し倒されていた!無惨にもヤリ捨てされて、堤への怒りに震えるものの、体は抱かれることを望んでいるかのように疼いてしまう。それをたやすく見抜かれた結真は促されるまま悦楽に陥落していく。
  • 5年前の初体験のトラウマで男嫌いになってしまった茉優。今は新人女優のかわいい麻美に夢中。いつも丁寧な愛撫で何度も絶頂させられてしまう。互いにどこを愛撫すれば快感なのか、知り尽くした女同士の淫靡で妖しい世界。そんな時、麻美から紹介されたのは偶然にも昔の男。最後はヨリを戻して3Pで……。
  • 渚は自宅近くのデンタルクリニックで歯科衛生士として四年ほど働いている。そんな渚のもとへ歯科助手としてやってきた心愛はピチピチの十八歳。素直で真面目で、そして人懐っこい心愛は仕事の覚えがとても早かった。すっかり仲良くなった心愛に突然、「女たらしですよね」と言われて戸惑う渚。「そんなことない」と反論すると、心愛は「じゃあ、私の裸を見てもなんとも思わないですよね」と言ってナース服を脱ぎはじめて!?臆病な歯科衛生士と性欲旺盛な新人歯科助手の官能ガールズラブ!
  • 「そこじゃなくて、もっと奥……もっと、濡れているところを……」ズボンの中ですっかり怒張させている男たち。その想像の中で、私はなにをされているのだろう。妄想するだけで、ぞくぞくと背筋に快感が走る。たくさんの男たちの視線に囲まれて、絶頂に達することが、こんなに気持ちがイイなんて……ずっとこうされたかった。平凡なOLの彩香。毎日の単調な生活の中での趣味はえっちな動画を観ること。かわいい女の子が陵辱されるのを観ながら自分に置き換えてオナニーに浸る。まさか妄想が現実になるなんて。
  • 体が熱い…言い訳もできないくらい濡れて、全身で欲しがっちゃうなんて――一流企業でバリバリ働く愛莉のもとに現れたのは、海外赴任から戻ってきた同期・久我山。αでエリート街道を歩む久我山に対抗心を燃やす愛莉だったが、久我山を目の前にすると良い香りが鼻をつき、どんどんカラダが火照ってきてしまう。我慢が効かずベッドで求め合えば、これまで経験したことのないほどの快感に襲われてしまって…?
  • 「そんな風にされたら私また変な感覚が…きちゃう!」――業務成績最下位の保険外交員「水希」は名誉挽回するべく、先輩に紹介された男性客の元を訪れていた。でもまさか接客中に薬を盛られるなんて…。気がつくと怪しい地下室で拘束され、椅子に縛られ、淫らな格好で辱めを受ける水希。自由を失った身体のまま、アソコのスジを這うようにク●トリスを刺激されていく…。「セックスなんて好きじゃない…だけどそんな触り方されたら…」舌で乳首を吸われ、下半身は指で奥の一番敏感な部分を掻き回され…。そしてトロトロにほぐされた穴に印鑑のついたバイブを挿入されると…「さぁ自分で契約書に捺印しなさい」って…そんなこと出来ないっ!
  • シリーズ7冊
    220(税込)
    著者:
    穂高へき
    レーベル: spicomi
    出版社: CLLENN

    「生徒会長がこんなことしてていいのかよ?」「だ、誰にも言わないでくれ…(計画通り)」恋した男をオトすため参考にしたのは…BL漫画!?――生徒会長の明智(あけち)は幼いころから何でもうまくいく人生を送ってきた。そんな退屈な日々の中で突然、新入生の鳳(おおとり)に恋をしてしまう。2人の関係を発展させるため、明智は完璧な計画を立て始める…が、鳳は立ったフラグをバキバキに折ってきて…?思い通りにいかない2人の、折っては勃てる青春シーソーゲーム!
  • 「今夜は一緒にいてくれる?」処女な身体を優しくひらかれて…こんな快感わすれられない――…低身長で子供っぽい容姿がコンプレックスの若葉。大企業の案件を任され、通称:ホテル王の社長・姫乃にプレゼンをすることに。出だしは好調だったのに盛大にやらかしてしまい。汚名返上のため出た言葉は、まさかの夜のお相手で!?「何をするのかわかってる?」大きな体に抱かれながら激しい愛撫でとろかされて、ハジメテなのに即絶頂!彼に教わる愉悦に染められていく。若葉とは対照的でオトナな姫乃には噂があり、そうとうな女好きらしい…。だからきっと私だけじゃないのに、彼は最後にするつもりはなくて。――悪くてズルい男の、本気の恋。
  • シリーズ11冊
    330605(税込)

    同級生で昔なじみの美緒。ある時期ちょっとイイ雰囲気になったかと思ったら安易にお金を借りていくようになり返済も遅れがちに…。もしかして俺って都合のいいおサイフだった?と情けなくなっていると、お金を返してきた美緒が「利息分はカラダで払うよ」と申し出てきた。これ幸いとベッドインした俺だが、思いがけずお互いの素直な気持ちを告白し合う流れになり、遊び半分だったはずのエッチはいつしかラブラブの本気セックスへ突入。未熟な男女がお互いの想いに揺れ動き、性愛と情欲の悦びに目覚めていく珠玉の傑作。
  • 「ごめんね。さっき話したけど、わたしちょっと変わったプレイが好きなの。今日はお姉さんに任せてくれないかな?」三十八歳で独身の友梨佳は、パリ在住のクラシック・ピアニスト。久しぶりに帰ってきた日本では、リサイタルや日本の音楽大学での公開授業などのスケデュールが詰まっていて、最後に大きな『行事』が待っていた。高級ホテルのピアノルームでそれとない練習をしていたが、どうにもノッてこないとき、ふらっと訪れた地下アーケードで、その男、芳樹を見つけてしまう。このホテルをかつてよく利用していたときの年上の特別な男、奥澤にそっくりなのだ……。甘く切ない記憶に胸の奥が疼きだす。ノリが悪いのはこのせいだ。ナンパを成功させて、れろれろと舌を這わせたり、カリ首の周りを舐め回したり、鈴口に舌を入れて我慢汁をかきだすようにしたりすると、もう趣味が止まらない。ワケアリお姉さんの渇き、第二幕開演!!

    【著者略歴】
    乃村寧音(のむらねおん) ─ チアーヌ名義で、主にロマンス小説で活躍。メディアファクトリーフルール新人賞佳作受賞。某音大の声楽学科卒。男女を問わない性愛表現に挑戦の意欲が湧き、ELへも越境。期待の女流作家。
  • 275(税込)

    奈良にある遥香の墓前で沢村に声をかけてきたのは三十を越えたばかりのその妹、美咲だった。東京へすぐには帰らず、東大寺・二月堂の「お水取り」に誘われるまま向かう時、遥香の生前、美咲と一度だけおかした過ちの夜が頭をよぎる。あの時、握られた手が、スカートの下へ導かれ……お松明の群衆の中で、再び、美咲が自身のコートをたくし上げた。つかまれた手首ごと引き寄せられ、ストッキングをまとった太腿に、手の甲が押し当てられる。苛立ちと戸惑い。沢村はスカートの中で手の甲を返し、内腿に指を挿し込む。閉じた腿のふくらみを割り、付け根に指を潜り込ませ──炎が人々の煩悩を燃やし、業を焼き尽くすといわれるお松明の紅蓮の向こうにふたりが見た過去と未来、罪と罰。爛れるほどに熱い激情の一夜を、炎が走り、火の粉を舞い散らし、やがて虚しくなろうとも、勇壮な二月堂・お松明に重ねて描き出す。著者最高傑作短編!!

    【著者略歴】
    うかみ綾乃(うかみあやの) ─ 奈良県生まれ。2011年『窓ごしの欲情』で日本官能文庫大賞新人賞を受賞。2012年『蝮の舌』で第二回団鬼六賞大賞受賞。2016年『姉の愉悦』(『溺愛』と改題)映画化。小説家、コラムニスト、ミュージシャンの顔も持つ。近著に『永遠に、私を閉じこめて』(講談社文庫)、『蜜味の指』(幻冬舎アウトロー文庫)。
  • 「あなたは感じるだけでいい」両親が亡くなった私。社長の娘として何不自由ない暮らしをしていたのに、婚約者の颯太さんに捨てられた。許嫁だったけど、会社のない私に用がないみたい。そんな私を彼の弟の伊織さんが受け入れてくれた。伊織さんは兄が嫌いで私を幸せにすることで、復讐をしたいみたい。幼いころから二人の関係を知っている私は伊織さんの話を受け入れ、彼と契約婚することに。こんな婚約だから覚悟してたんだけど、彼は私に服を買ってくれたり、デートをしてくれたり、経営する会社の人に私を紹介したり、凄く幸せな気持ちになってしまう。私が幸せになることが復讐だっていうんだけど、豪華な生活をさせてくれて、Hの時は優しくて、まだ慣れていない私を指や舌だけで凄く感じさせてくれてる伊織さん。嬉しいけど、私、本当にこのままで良いのかな…!?
  • 安住雄太がブログでゴミ箱と評した作品から未完の作品。まだ出版していない物。別のサイト、安住の過去も狭間見えるであろう作品すべてをここに。
    遺作と称するのは私が嫌だ。安住の墓を荒らすようで申し訳ないが安住ファンの為にもできることはしたい。
    安住の全てでないにしてもこれが私の知っている安住の作品です。生前の安住の作品を読んで下さり有難うございます。
    安住雄太の作品は永遠に。
  • 220(税込)
    著:
    草凪優
    レーベル: Aubebooks

    「俺はもう腹を括りましたから。百万円のセックスを……リクエスト通り、野獣のようなレイプをさせてもらいます」──六本木に仕事場を持つ三十三歳、独身の明日美は、常連となった小さなバーの雇われ店長、高見とその時を迎えたのは自然の流れだった。めちゃめちゃ好み。八歳年下、草食系のやりちん。が、彼の部屋でフェラに没頭しているとき、ビデオカメラが隠されていることに気づいた……賭麻雀の罠で負った金額が百万円。それを返すために、隠し撮りのビデオ撮影を持ちかけられていたのだ。一本の「出演」単価があまりにも安いことに腹をたてた明日美は、自分が百万で買い取るからと続きを迫る。2012年、小説「すばる」発表の純愛短編!

    【著者略歴】
    草凪優(くさなぎ ゆう) ─ 1967年生まれ。「この文庫がすごい!2005年版」で『桃色リクルートガール』(双葉文庫)が官能文庫大賞を受賞、「この文庫がすごい!2010年版」では官能文庫大賞と金賞を同時受賞。2014年に「21世紀最強の官能小説大賞」で『どうしようもない恋の唄』(祥伝社文庫)が金賞、18年「裏八重洲本大賞」受賞。「性と生」を描き、女性読者も涙を誘われるほどに、絶大な人気と実力を誇る官能文藝の旗手。
  • 220(税込)
    著:
    草凪優
    レーベル: Aubebooks

    彼女はたしかに淫乱な好き者で、呆れるほどに床上手だった。これほど抱き心地がいい女を、僕は他に知らない──三日前の会社の飲み会で聞かされた、中途採用の二十三歳の佳奈子の行状。それは、支店の独身男性五人のうちすでに四人と寝ているというものだった。残りのひとり、兄貴分の岸本は、窘める意味で、暑い盛りのビアガーデンに彼女を誘い、問いただす。が、熱帯夜の暑さと湿気に濃厚になっていく佳奈子の匂いに、気がつけばホテルにいた……誰にでも股を開いてきたのは誘われたからなのか、それとも誘ったのか。あくまで快楽に素直で、純な佳奈子に、瞬く間にのめり込んでいく男の性を描く、2011年、小説「すばる」発表の短編快作!

    【著者略歴】
    草凪優(くさなぎ ゆう) ─ 1967年生まれ。「この文庫がすごい!2005年版」で『桃色リクルートガール』(双葉文庫)が官能文庫大賞を受賞、「この文庫がすごい!2010年版」では官能文庫大賞と金賞を同時受賞。2014年に「21世紀最強の官能小説大賞」で『どうしようもない恋の唄』(祥伝社文庫)が金賞、18年「裏八重洲本大賞」受賞。「性と生」を描き、女性読者も涙を誘われるほどに、絶大な人気と実力を誇る官能文藝の旗手。
  • 220(税込)
    著:
    草凪優
    レーベル: Aubebooks

    仕事が終わった出張先で、四十一歳の私は、地元の風俗情報誌を眺めていた。孤独な時間を満喫していたときに、ふと忍び寄るセックスへの渇望感。すべすべした肌に触りたい、柔らかい肉を揉みくちゃにしたい……やり手婆が並ぶ、田舎のあやしいそれらしき場所に足を踏み入れ、買ったのは長い黒髪に白い肌、体をやや横に向け、長い睫毛を伏せていても、はっきりと美人であることがわかる女だった。まさかこんなところに──右眼の瞳がそっぽを向く女。理由を知ったとき、先端からは熱い我慢汁が大量にあふれて、戦慄の震えがくる。やがて、いままでにない劣情の中で会心の発作が私を襲った。2010年、季刊「悦」Vol.3発表の、奇跡の熱狂短編!

    【著者略歴】
    草凪優(くさなぎ ゆう) ─ 1967年生まれ。「この文庫がすごい!2005年版」で『桃色リクルートガール』(双葉文庫)が官能文庫大賞を受賞、「この文庫がすごい!2010年版」では官能文庫大賞と金賞を同時受賞。2014年に「21世紀最強の官能小説大賞」で『どうしようもない恋の唄』(祥伝社文庫)が金賞、18年「裏八重洲本大賞」受賞。「性と生」を描き、女性読者も涙を誘われるほどに、絶大な人気と実力を誇る官能文藝の旗手。
  • シリーズ9冊
    220495(税込)
    著:
    八神淳一
    レーベル: Aubebooks

    1~3話まで完全収録版! 二十歳の真央はひとり、西国のある藩から江戸へ出てきた由緒ある武家娘だ。藩では兄たちの見よう見まねで、女だてらに剣の腕は立った。しかし、ゆえあって許嫁を斬り捨てて──「花、花はいらんかねえっ」両国広小路で、姿形を偽り、今日も朝顔を売っていた。路銀も底をついたとき、一切合切、江戸での面倒をみてくれたのは、一つ年下の沙紀という水茶屋の看板娘。が、沙紀には、悪い虫、謙吉という男がついていて──あるとき、謙吉の借金の形に連れ去られる沙紀を見つけた真央は、密かにあとをつける。すると……人気の「剣客」モノ!

    【著者略歴】
    八神淳一(やがみじゅんいち) ─ 熊本県生まれ。大学卒業後、雑誌編集者を経て作家デビュー。物語の面白さに独特の官能描写がからみつく作風は多くの読者を魅了。『艶剣客』は15巻まで続く代表作となり、映画化もされた。
  • 気に入った人間には次々と手を出す皇女アイシャ。その奔放さゆえに、彼女は「好色姫」と呼ばれていた。そんな好色姫につかえる侍女リラはアイシャからの辱めに戸惑いながらも悦び、平和な淫蕩生活を送っていた。しかしある日、アイシャに望まぬ縁談が舞い込み……!?サディスティック皇女とマゾヒスティック侍女の結婚回避のための大冒険が今はじまる!
  • 「お前はどう感じるのか、しっかりカラダで覚えろよ」ーーダメ…そこ吸っちゃ、ヘンになっちゃう! イっちゃう…!! ◆青年漫画家「苺屋耕三(いちごや・こうぞう)」として、華々しいデビューを果たした市加(いちか)は、現在スランプのド真ん中。そんな時、イトコで担当編集の宗(そう)ちゃんから、少女漫画での執筆を持ちかけられる。苺屋耕三であることを隠し、イケメン担当編集長・黒田(くろだ)との打ち合わせに出かけたが…まさかのティーンズラブ!? 恋愛すらロクにしていないのに、Hの気持ちよさなんてわからない!「じゃあ、『イク』ってなんですか!?」胸の内を打ち明けてしまった市加に、黒田の舌が体中にキスをし始めてーー。誰にも触られたことのないトコロに舌が伸び、指で弄られながら吸い上げられて…えっ、このまま…最後までシちゃうの!?
    恋愛もエッチも知らない《ウブなTL漫画家》×《エリート鬼編集長》の、快感レッスン&溺愛ラブストーリー!
  • 「胸でイかないと、触ってあげない」下も触ってほしいのに…どうして胸ばかり愛撫するの!? ◆貧乳が原因で、彼氏にフラれ続けている大学生の杏(あん)。少しでも胸を大きく見せるために、シリコンを敷き詰め合コンに参加することに。運命の合コンの日、趣味が同じ朝陽(あさひ)と仲良くなるが、コンプレックスがバレてしまう…! 引かれるのでは…!と身構える杏を優しく受けとめる朝陽。そんな彼の紳士な姿にどんどん惹かれ、ふたりはついに恋人同士に。そして初エッチ当日、誰にも触られたことのない、小さい胸を丁寧にねっとりと愛撫され、乳首を這う朝陽の舌に杏は感じてしまう…! 我慢できなくなって、あふれているアソコも触ってほしくておねだりをしちゃうのに、朝陽は胸ばかり執拗に責めてきて…!?
    「俺ので杏の胸、触ってもいい?」(もしかして朝陽くん、私の《ちっぱい》で興奮してるーー!?)
    優しい彼氏はワケありで、いじわるエッチな変態だった!?
  • 「お前を食わせろ。小夜」ある日、私のもとに昔助けられたサメだという男が現れた。普通、その場でサヨナラだけど、私は動物の気持ちや言葉が分かる。だから、彼の言葉に嘘がないと受け入れた。恩返しに来たという彼だけど、寝る寸前に豹変。本能が目覚めて私がほしくなったみたい。突然だから驚いたけど、私が彼の薬を捨てたから、サメの本能が目覚めてしまったみたい。薬を飲むか女を抱くか…責任を感じた私は彼に身を任せた。Hを始めた瞬間驚いた。挿れた瞬間に彼はイッたのに何回もそのままできちゃう…サメの習性みたいだけど、こんなに硬いのが中で何度も…サメだから妊娠の心配はないらしいけど…こんなの初めてだし、こんなにされたら…おかしくなっちゃう!?
  • 「本気で感じるセックス、教えてあげます」温かくて優しい彼の愛撫に、今までにないほど全身が敏感になって――広報部チーフで周囲から慕われている桜乃。仕事は順調だけど、エッチへの苦手意識から、恋愛に臆病になっていた。ある日、同じチームで敏腕デザイナーの藤川君に秘密を知られてしまう!笑われると思ったのに、彼は真剣に悩みを聞いてくれて…。しかもエッチの練習を提案してきた!?「俺が気持ちよくさせてあげたい」耳元で囁かれ、普段と違ってぐいぐい迫ってくる彼に触れられるたび、体の奥から甘い疼きが沸き上がってきて…どうして彼の指だけでこんなに感じてしまうの――?隠れ肉食系男子×マグロ女子の溺愛快感レッスン☆
  • 「俺がどれだけ君を好きか思い知って」広告代理店で仕事に燃える27歳の私。彼氏も随分ご無沙汰だけど、社内で完璧と噂される木吉さんに誘われた。最初の食事から私のこと好きだって言ってくれて、食事の後も誘われた。ベッドの上でも彼はとてもやさしくて、私の全身の隅々まで舐めて、イカせてくれる。ぐちゃぐちゃになるまで朝まで抱かれておつき合いすることに…。凄く嬉しかったんだけど、木吉さん、なぜか私の好きなものとか、生活とかよく知ってる…。初めてなのにこれって運命、それとも何か!? 好きになった完璧彼氏がストーカー…不器用で重くて怖いけど愛だけ満載のスパダリ彼氏が降臨!!
  • 「……好きにしろ。ただし、どうなっても知らないからな」トロトロで敏感になったナカを、長い指で奥まで刺激されたら、もうっ…。鬼のように怖い先輩が、甘いケダモノだなんて想定外!!老舗文具メーカーで働く穂乃果は、田舎出身でちょっぴり童顔がコンプレックスなごく普通の28歳。結婚しろと口うるさい両親から逃れ続けてきたけれど、とうとう見合い相手を連れて上京すると言い出した! 時間稼ぎのため恋人をでっちあげることに。大学の先輩で上司の笹塚は、出世頭でまさに婚約者にぴったりな人材。だけど自分に厳しく部下にも厳しい、穂乃果が最も恐れる上司。ひょんなことから彼氏のフリを頼み込んだら…!?スパルタ上司との思いがけない相性バツグン凸凹溺愛ハチャメチャラブ! ※本書はクリエイティブエンタテインメントより配信されていた『鬼上司は偽彼氏!? 溺甘すぎてノックダウン寸前ですっ』と収録内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。
  • 「坊っちゃん」「吾輩は猫である」「三四郎」「こころ」「それから」「草枕」「二百十日」「彼岸過迄」「行人」「道草」「明暗」など、文豪・夏目漱石の長編小説の代表作15作品を完全収録。読みやすく編集され、名作を一気に読める電子版ならではの漱石全集です。
    ●目次
    坊っちゃん
    吾輩は猫である
    三四郎
    こころ
    それから
    草枕
    二百十日
    野分
    虞美人草
    坑夫

    彼岸過迄
    行人
    道草
    明暗
  • 「女の子の大事な部分だし…異常がないかじっくり診ないとね」――健康診断を担当してくれる事になったのは、若い男のお医者さん。だけど、先生の触り方なんだか変…。じっと我慢してたら、いきなりパンツを脱がされて…!? 敏感なトコをいっぱい舐められて…弄られて…恥ずかしいけど、無理矢理気持ち良くされちゃった…。この事は誰にも言えない秘密…そう思ってたのに、意外な形で先生と再開してしまい…!?(フルカラー化)
  • “Mmm. Yes. Aoyama-san's voice is so sexy. The moment you said ‘pink’, my pink pussy was squashed by the saddle. I was completely turned on. Yes, a rodeo machine...” After being laid off from her job at a publishing company in Tokyo, Mami Aoyama was working as a telephone operator for a mail-order company in her hometown of Aomori. One day, she receives a call from a female customer who wants a rodeo machine. There was something wrong with her voice. Apparently, she was agitated by the sound of her masturbating voice and the lewd images in the product description, and she answered the call in an obscene manner, which is prohibited for an operator, and was placed on leave. Then, her feet naturally turned to Kyoto, where the female customers lived. Kyoto, a city ruled by the Lewdness art master in the Dark.... A side story of the author’s debut great work, “Revival of the Dirty Metropolitan!”
  • 「ナカ締まったね、これ好き?」爽やかな上司とエロ同人みたいな展開になるなんて――!OL・井月汐織(しおり)は、男性向けのエロ漫画が大好きという秘密があった。バレたら社会的に終わると必死に隠していたが、イケメン上司・中鳥さんに知られてしまう。絶望する汐織だったが、意外にも理解を示してくれる彼と、酔った勢いでいい雰囲気に…。実は中鳥さんにも秘密があって……?「じゃあ…私の体、使ってください」彼の指で掻き回されて、感じてる所全部見られて…恥ずかしいのに、気持ちいい…!

    【※本作は単話売り「暴いちゃダメです、中鳥さん…っ~爽やか上司と変態同人プレイ!?~」の1~7話に描き下ろしを加えた電子単行本です】
  • んんんっ。ええわ。青山さんの声、エロいわ。ピンクっていってくれはった瞬間に、ピンクのオマメがサドルにぷちゅっと潰れたんよ。うち、完全に昇ってしまったわ。ええな、ロデオマシーン──東京で出版社をリストラされたあと、青山麻美は郷里の青森で通販会社のテレフォンオペレーターとして働いていた。ある日、ロデオマシーンを所望する女性客から注文電話が入る。なにやら声がおかしい。どうやら、自慰をしながらの艶声と商品説明の淫靡な映像に煽られ、オペレーターとしては禁止行為の猥褻応対をしてしまい、休職に。そして、女性客の住む京都に自然と足は向いた。京都、そこは闇で桃園淫道家が支配する街……著者、デビュー大作『淫府再興』のサイドストーリー掌編!!

    【著者略歴】
    沢里裕二(さわさとゆうじ) ─ 青山学院大学卒業。コピーライター、編集者、音楽プロデューサーなどを経て、2012年『淫府再興』で第2回団鬼六賞優秀作受賞。軽快なお色気×エンターテインメント作品で絶大な人気を博す。「処女刑事」「満願商店街」のほか著書多数。
  • Aubebooks authorized by Oniroku Dan
    The deepest part of me is fulfilled right now. “You can touch it more, you know. You like my feet, don't you?" - Rie had an estrus period. The sensation was gradually diminishing as newcomers came into the company. That's when she went to a bar called Dianna. She used to go to the so-called "happening bar" to satisfy her lust without any regrets. One day, after indulging in the pleasures of two familiar men, she was still feeling a bit inadequate when she felt the gaze of a man. It was Nishiguchi, her junior. When she invites him into a private room to share her secret, he begs her to step on with her foot - and she realizes her first taste fills in the blank pieces. ...... A masterful short story about the depths of desire!

    <strong>Author:Safu Love</strong>
    Born in Hokkaido, Japan. She had been publishing her works under a different name, but re-launched under a new name in 2016, focusing on Otome-kei (Maiden series) and TL novels. She also began writing EL to pursue women&apos;s fundamental passions and diverse expressions of sexual love between men and women.

    <strong>Translator:Mrs. Shizuko</strong>
    The second wife of Takayoshi Toyama, leader of the Toyama Zaibatsu (financial clique). She is a woman of peerless beauty, with a sculpted face, large double-lidded eyes, a noble-looking bridge of the nose, the glossy skin around the throat is just bewitching, and she is especially suited to wearing kimono. An eternal twenty-six-year-old who lived abroad as a child and talks about love in three languages besides body language.She is the absolute heroine of Dan Oniroku&apos;s immortal masterpiece “Flower and Snake”. Japan’s proudest gifted sex symbol who has escaped from the world of literature.
  • How do you like it? You look so embarrassing. But hey, give it up and be my slave tonight. I love you.... Sorry, I&apos;m getting excited too. That&apos;s why I got you to wear the ...... opening gag. Izumi, divorced, is supposed to be thought as a discreet and unassuming office worker. Her hobby was to eat boys she liked. And it&apos;s a one-night-only SM play. Tonight&apos;s victim is a new employee, Satoru-kun. It has been a long time since she has had a moe moe boy. When the company&apos;s drinking party was about to end, she forcefully took him into a cab and headed for her home. The bed has been remodeled to allow for restraints... A pop piece that depicts a realistic modern relationship between a man and a woman from the point of view of a normal, serious girl who indulges in lewd pleasure with no repercussions!

    <strong>Author:Neon Nomura</strong>
    Under the name of Chiarne, she is mainly active in romance novels. Winner of the Media Factory Fleur Newcomer Award for Honorable Mention. Graduated from the voice department of a music college. She has been motivated to try her hand at gender-neutral sexual expression, and has also crossed the border into EL. She is a promising female writer.

    <strong>Translator:Mrs. Shizuko</strong>
    The second wife of Takayoshi Toyama, leader of the Toyama Zaibatsu (financial clique). She is a woman of peerless beauty, with a sculpted face, large double-lidded eyes, a noble-looking bridge of the nose, the glossy skin around the throat is just bewitching, and she is especially suited to wearing kimono. An eternal twenty-six-year-old who lived abroad as a child and talks about love in three languages besides body language.She is the absolute heroine of Dan Oniroku&apos;s immortal masterpiece “Flower and Snake”. Japan’s proudest gifted sex symbol who has escaped from the world of literature.
  • Aubebooks authorized by Oniroku Dan
    After sublimating her desires with her boss, Tachibana, who was in his early forties, Chika suddenly was told, "I want you to end this. Please let this be the last time.” The 29-year-old Chika didn&apos;t want much. She only wanted to meet him once a week at a hotel and be hugged - Chika always came second. The owner of her part-time job, the lecturer from her college days... all the men who licked her body had a certain partner. The same goes for Tachibana. When his ex-wife died, he didn’t choose Chika as the one to remarry. When a home party was planned at Tachibana&apos;s house, Chika went there with her colleagues who knew nothing. There, Makoto, the beautiful son of Tachibana&apos;s ex-wife, saw her lasciviousness... Where does this woman&apos;s passion end?

    <strong>Author:Rui Aimi</strong>
    Born in Yokohama. Won the Grand Prize at the Kodansha-sponsored Manga Scenario Grand Prix for the first work she wrote in her life. After taking a break from writing for a while, she began writing in earnest around 2009. The following year, she won first place in the annual e-book author ranking for sensual novels for women, and is an up-and-coming female author who writes TL novels and sensual novels as well as original comic books.

    <strong>Translator:Mrs. Shizuko</strong>
    The second wife of Takayoshi Toyama, leader of the Toyama Zaibatsu (financial clique). She is a woman of peerless beauty, with a sculpted face, large double-lidded eyes, a noble-looking bridge of the nose, the glossy skin around the throat is just bewitching, and she is especially suited to wearing kimono. An eternal twenty-six-year-old who lived abroad as a child and talks about love in three languages besides body language.She is the absolute heroine of Dan Oniroku&apos;s immortal masterpiece “Flower and Snake”. Japan’s proudest gifted sex symbol who has escaped from the world of literature.
  • Women Ninja’s Code of Sex ─ Vol.1 ─

    Suppa: Twenty-five years after Sekigahara, the world was becoming peaceful, but there were still people who trained daily in a hidden village in anticipation of war. Juro was born as the only son of the Kashira of the Ubayama clan in the Odahama domain between Hakone and Ashigara, and was silently forced by his aunt Azami to endure a hard daily life since he was a small child. Now, at the age of 17, he is ready to leave for Edo. Not only to experience firsthand the workings of the world, but also to destroy his enemy, the female survivor of the Manjidani clan.... The battle begins, not only with swords, but also with In-po, which are lewd and lascivious techniques. Soon, the soft skin of the avenging enemy flushed vermilion by sex... – The first chapter of a full-length serialization of a historical-era sensual story published in the sensual literature magazine "Etsu"!

    <strong>Author:Kagerou Mutsuki</strong>
    He made his debut as a sensual writer at the age of twenty-three after working in restaurants, etc. In 2016, he has written more than 500 books. He also writes military histories and action novels under his real name, Takashi Naraya, and draws manga and illustrations under the name Takashi Naraya. He is also an expert in Iaido(art of drawing the Japanese sword).

    <strong>Translator:Mrs. Shizuko</strong>
    The second wife of Takayoshi Toyama, leader of the Toyama Zaibatsu (financial clique). She is a woman of peerless beauty, with a sculpted face, large double-lidded eyes, a noble-looking bridge of the nose, the glossy skin around the throat is just bewitching, and she is especially suited to wearing kimono. An eternal twenty-six-year-old who lived abroad as a child and talks about love in three languages besides body language.She is the absolute heroine of Dan Oniroku&apos;s immortal masterpiece “Flower and Snake”. Japan’s proudest gifted sex symbol who has escaped from the world of literature.
  • 「くぅ……う、ううっ」内側から敏感な場所を刺激してくるローターを挿入したまま、芹はご主人様の命じられるまま夜の公園を歩かされていた。羞恥にしゃがみこんだ瞬間、ご主人様が背後から抱き締めてくれた──清水と出会ったのは十六のときだ。女子大に入り十九のいまも関係は続いていて、数々のご奉仕を体験してきた。強いられてきた「行為」は嫌ではなかった。命令を聞くのは気持ちがよい。包容されているかのようなとてつもない安心感。ただ、ご主人様の恋人でもなんでもない、ただの奴隷だった──芹はある日、彼の会社のある駅前で幸せそうに清水の家族が笑顔を交わしているのをこっそりと覗きみながら……

    【著者略歴】
    深志美由紀(みゆきみゆき) ─ 神奈川県出身。2001年集英社コバルトノベル大賞佳作受賞(深志いつき名義)。2010年第一回団鬼六賞優秀作受賞。以後、官能小説を中心にティーンズラブ・恋愛小説など幅広く執筆活動中。
  • 三十年前、中学の卒業式が終わった日の夜、古賀はこっそり夜の教室に佇んでいた。桜の花びらが窓の外を、鮮烈な色彩を持って降り続けていた。そして…白川先生もひとり、教室にいた。東京の私立中学を辞めて、教員不足が深刻な故郷のために三年前に戻ってきてくれた先生。春からは東京の高校にいってしまう古賀は、育んだ恋をこの一瞬に遂げることで頭が一杯になってしまい…そして、その故郷にいま仕事で来ている。急な泊まりに宿を案内してくれた、あのときの桜を眺めていた女性──ラストに鮮やかな展開が待ち受ける、官能文芸誌「悦」掲載の、傑作短編!

    【著者略歴】
    松崎詩織(まつざきしおり) ─ 2006年「フラジャイル」にて第四回幻冬舎アウトロー大賞特別賞を受賞。同年『教育実習生』(幻冬舎)でデビュー。女性の心の襞に刺さる作品に定評がある。ラストの鮮やかな展開は特徴のひとつ。
  • わたしの一番深い部分が、今はとても満ち足りているのだ。「ほら、もっと触ってみてもいいのよ? 足、好きなんでしょう」──理絵には発情期があった。その感覚は会社に新人たちが入ってくるころになると、徐々に狭まっていた。そんなときに顔を出すのが、ディアーナというバー。いわゆるハプニング・バーで後腐れの無い情欲を満たしていた。ある日、馴染の男二人と享楽に耽った後、まだ何かもの足りなさを感じていた彼女は一人の男の視線を感じる。なんと後輩の西口くん。秘密を共有化しようと個室に誘い入れると、足で踏みつけることを乞われ──初めての趣向が、空白のピースを埋めてくれることに気がついて……。欲望の深奥を描く傑作短編!!

    【著者略歴】
    沙布らぶ(さふらぶ) ─ 北海道出身。別名義にて作品を発表していたが、2016年より新名義で乙女系・TL小説を中心に再デビュー。女性の根底的な情欲や、男女の多様な性愛表現を追求するためにELの執筆も開始。
  • 220(税込)
    著:
    末廣圭
    レーベル: Aubebooks

    六十六歳の城内邦人は一カ月に二度か三度、浜松からセールスのために上京をする小さな食品加工会社の社長だ。しかし、酒席があったり女遊びに興じたことは一度もない。それが、その夜に限って、セレブ人妻派遣を謳うデリバリー・ヘルスに電話を入れていた。性欲はとうの昔に無くしていた。ほんの気まぐれ…。二十八歳、由香というキュートで性格も悪くない女性だった。話相手になってもらって、時間がくれば帰ってもらおう。「もう、役立たずだから」という邦人に、由香は「挑戦したくなりました」と応じ、ゆっくりと…。回春官能の逸品!

    【著者略歴】
    末廣圭(すえひろけい) ─ 1940年、京都生まれ。学業半ばより編集者に憧れ、約40年間雑誌畑を渡り歩く。1998年、男性総合月刊誌の編集長を辞任。転じて作家活動を開始する。『仕事部屋』をフィリピンに構え、鮮烈で密度の高い官能小説を次々と書下ろし読者を魅了している。
  • シリーズ6冊
    220253(税込)
    著:
    乃村寧音
    レーベル: Aubebooks

    どう? すごぉく、恥ずかしい格好だよ。でもね、諦めて、今夜はわたしの奴隷になってね。大好き……。ごめんね、わたしも興奮してきちゃったの。だから……開口ギャグ、つけてもらったんだぁ。ふふ、──目立たず地味なOLと思われているはずでバツイチの泉。彼女の趣味は、気に入った男の子を食べちゃうことだった。しかも、一夜限りのSMプレイ。今夜の獲物は新入社員の悟くん。久しぶりの萌え萌え男子だった。会社の飲み会がお開きになるときに、強引にタクシーに乗せ、向かう先は自宅。ベッドは拘束できるような仕様に改造済だ──リアルな現代男女関係の一コマを、軽妙に、後腐れなく淫楽を貪る、普通で真面目な女子視点で描くポップな快作!

    【著者略歴】
    乃村寧音(のむらねおん) ─ チアーヌ名義で、主にロマンス小説で活躍。メディアファクトリーフルール新人賞佳作受賞。某音大の声楽学科卒。男女を問わない性愛表現に挑戦の意欲が湧き、ELへも越境。期待の女流作家。
  • 新入社員の康夫は同僚たちと部長宅に招かれ、部長夫人の香澄に手料理をご馳走になる。他の同僚が舌鼓を打つなか、康夫は香澄のエプロン姿に心を打たれた。彼はなによりも、女性のエプロン姿がツボだったのだ。しかも美人で、料理は上手ときている。まさに理想の奥さんが、目の前にいた。その夜から康夫は香澄の裸エプロン姿を想像し、その妄想をふくらませていく。そんなある日の昼下がり、康夫は街で香澄を見かけ、部長以外の男とラブホテルに入る現場を画像に収めた。それをネタにエッチは無理としても、念願の裸エプロンは叶えられるかもしれないと彼女を呼び出し──。女性の裸エプロン姿に執着する童貞男の願いは果たして……。鬼才による珠玉の短編!蒼磨を! 調教して欲しい」と頼まれると、ま、わたしも楽しんじゃえばいいか、と作戦を練った。会員制ラブホテルのSM部屋。さすが、自ら基礎化粧品の会社を起こし、ドカンと成功している琴乃だ。古い洋館のような調度の部屋で、泉ちゃんのテクがイケメンホスト相手に今晩も炸裂する!!

    【著者略歴】
    八神淳一(やがみじゅんいち) ─ 熊本県生まれ。大学卒業後、雑誌編集者を経て作家デビュー。物語の面白さに独特の官能描写がからみつく作風は多くの読者を魅了。『艶剣客』は15巻まで続く代表作となり、映画化もされた。
  • テニス部のキャプテン、学年でベストスリーに入る加奈子。一方、僕はさえない、いじめの対象になりかねなかった中学時代。接点はたった一度、僕の親友の写真を撮って欲しいと頼まれ卒業式の前に渡したことだった。その加奈子が、東京での生活に病み、福岡に戻ってきていた。元気づけようと開かれた同窓会。そして別れ際の携帯──カップル喫茶、公園、ハプバー、過激な下着に、数々のLOVEグッズ──その夜から、僕は“人間バイブ”のような存在になり、加奈子と東京の旦那は異常なまでのプラトニックさに貫かれていて……飾りのない博多弁で描かれる解放の情愛小説!

    【著者略歴】
    宝生マナブ(ほうしょうまなぶ) ─ 週刊誌記者、出版社勤務などを経て、2008年『ママと女教師と』(マドンナメイト)でデビュー。週刊誌連載や、官能小説誌で作品を発表し、癒し系官能の担い手として注目された気鋭。
  • シリーズ4冊
    4401,100(税込)
    著:
    館淳一
    レーベル: Aubebooks

    「人妻みゆき編」「女子大生綾乃編」「社長秘書絵里編」完全収録版! メールを介して、相手を調教、馴到する…ブルゴン商事に勤める酒巻春夫はふと耳にしたサイト、「ダーク・ダンジョン」にアクセスしてみた。《ここは女を支配したい男と、男に支配されたい女が出会う場です》。「志願者陳列室」という掲示板に何十人もの女たちの写真が並ぶ。29歳、人妻、みゆき。20歳、女子大生、綾乃。スパンキング、露出放尿、レズアナル拡張…女たちからの羞恥の告白とあられもない画像に、陶酔を次第に深める春夫。そして26歳、社長秘書の絵里とはついに、乱交ピスプレイを現実に──。

    【著者略歴】
    館淳一(たてじゅんいち) ─ 北海道生まれ。日大芸術学部放送学科卒。出版社勤務、芸能記者をつとめ脱サラ。長野県で別荘管理人、などを経て再上京。SM小説を書き、蘭光生氏に認められ、1975年雑誌デビュー。
  • 永浦は身を横向きにして、涎でぬらついた玲子の頬を優しく撫でてくる。「おまえの中で、イキたい」その言葉がじんと、胸を蕩かす──三年前流れ着いた倉庫街のコンビニで働く玲子の前に、ある日突然現れた男、永浦は倉庫勤めの帰りに、三日に一度モンブランを買っていく。お互いに世を忍ぶふたりが、距離を縮めるのにさして時間はかからなかった。残してきた子供と横領事件。それぞれに切ない過去が交差するとき、時が動き出す。異形の愛は一気に激しく燃え上がり──「まん・なか You&apos;re My Rock」でコンビを組んだ高原秀和が再びメガホンを取り、「悶憮乱の女 ~ふしだらに濡れて~」として公開、ピンク映画ベストテン2020 桃熊賞受賞作品原作。著者、情愛短編の金字塔!

    【著者略歴】
    うかみ綾乃(うかみあやの) ─ 奈良県生まれ。2011年『窓ごしの欲情』で日本官能文庫大賞新人賞を受賞。2012年『蝮の舌』で第二回団鬼六賞大賞受賞。2016年『姉の愉悦』(『溺愛』と改題)映画化。小説家、コラムニスト、ミュージシャンの顔も持つ。近著に『永遠に、私を閉じこめて』(講談社文庫)、『蜜味の指』(幻冬舎アウトロー文庫)。
  • 「ッお、おぉっ……! 射精るッ……絵理沙っ……」きつく体を抱きしめられ、ゴム越しの熱が膣内で弾ける。何度か駄目押しに腰を打ちつけられ、体がビクビクと痙攣する──広告代理店で働く絵理沙はいつでも『強い女』を目指す、三十歳。担当プロジェクトの社外パートナーとして招かれた石館の存在がどうにも気に食わない。茶髪で軽薄な笑い方をする年下のくせに、実力があった。ある夜、成り行きで石館のマーケター的なセックスに触れ、できる男の寂しさに気づく。同時に自分の強さも嘘っぽかった。男と女の交歓に「ニーズ」などという言葉は存在しないハズ……。正直に欲望をぶつけ始めたとき、歓喜の奔流がふたりを飲み込んでいく!!

    【著者略歴】
    沙布らぶ(さふらぶ) ─ 北海道出身。別名義にて作品を発表していたが、2016年より新名義で乙女系・TL小説を中心に再デビュー。女性の根底的な情欲や、男女の多様な性愛表現を追求するためにELの執筆も開始。
  • 大学のラグビー部時代、チーム一タフだった宮木正太郎の通夜の席、井ノ原圭吾は陰影に富んだ魅力を白い横顔に湛える喪主の女に、10年ぶりに会った。大学卒業の夜のたった一度の過ちが、葬り去ったはずの過去が去来する。マネージャーだった牧さやか…。通夜の挨拶を終え、駅前のひと気のない公園のベンチに腰を降ろした圭吾は当時を振り返っていた──四十九日法要の葉書を一度は捨てた圭吾。しかし、やはり出向いてしまった。ひとり、侘しくさやかの住むアパートに──長い時間の、お互いの偽り、そして悦楽に飛び込むふたりには……。

    【著者略歴】
    渡辺やよい(わたなべやよい) ─ 十九歳で「花とゆめ」にて漫画家デビュー。レディスコミック創世記に活躍し、「レディコミの女王」と呼ばれる。2003年『そして俺は途方に暮れる』で「R-18文学賞」読者賞受賞。
  • 220(税込)
    著:
    逢見るい
    レーベル: Aubebooks

    “痛み”を感じる一瞬のためだけに31歳の萌美は、身体中にピアスの穴を開けていた。そして痛みは知らぬうちに快感へと変わって、萌美の秘所をひっそりと濡らしていた。穴を開けると、安心できた。そこが塞がって“しこり”になると、何故か上手に息をすることができたのだ──ネットで知り合った男たちとの複数プレイ。爛れれば爛れるほど、それはSEXではなく、強烈な自慰となって智美に快感をもたらす──萌美を慕ってくれる部下の恵美には彼氏がいた。爛れるだけの快楽から、自分を引き上げてくれるように思えた機会が訪れるが……。

    【著者略歴】
    逢見るい(あいみるい) ─ 横浜出身。講談社主催の漫画シナリオ大賞にて、生まれて初めて書いた作品で最優秀賞を受賞。しばらく休筆期間をおき、2009年頃から本格的に書き始める。翌年には、女性向け官能小説にて電子書籍著者年間ランキング1位獲得。TL小説や官能小説を精力的に執筆、コミック原作なども手掛ける気鋭の女流作家。
  • 220(税込)
    著:
    藍川京
    レーベル: Aubebooks

    凌霄花。橙色で漏斗状のこの花は──太腿を押し開かれた奈月で、そこに躰を潜り込ませている揚羽蝶は、奈月の蜜を味わっている吉武だ──独身OL時代に旅先で知り合った妻子持ちの吉武との五年間は奈月に、強烈な潤いの時を与えてくれた。吉武への思いを持ち続けたまま山瀬とは結婚した。が、凌霄花の蜜を吸う揚羽蝶を見て三日後に、吉武に電話をかけた。すべて了解の上で付き合い、裏切りも約束もなにもない別れから知らずに疼いていた隙間、あの濃密な時間をひとときでも取り戻そうと……。

    【著者略歴】
    藍川京(あいかわきょう) ─ 1989年『卒業』(二見書房)で作家デビュー。現代女流官能作家の第一人者。しっとりと情感あふれる耽美的作品からハードSM系、コミカル官能まで幅広い作風を持ち、多くの読者を魅了し続けている。
  • 220(税込)
    著:
    橘真児
    レーベル: Aubebooks

    愛花は、ボーイフレンドの徳司のモノをマジマジと今日も観察していた。まだ、カラダは許していないし、彼も無理にとは言ってこない。いわゆるBまでの関係だ。ただ、徳司には気持ち良くなって欲しいから、白濁液は絞り出してあげていた。そんなある日、クラスメートの美和子から、喪失時の恐怖にも似た痛みを聞き、いたって楽観的に考えていた、来るべき初体験を恐れ、悩み始める。とりあえず、次は口に入れて舐めてあげればいいか……彼のは普通の男子より大きいのか、大きいのは本当に挿いるのか、そのときどれほど痛いのか──処女と童貞の高校生同士の、その時を迎えるまでの悪戦苦闘?を、女の子目線でコミカルに描き出す快作短編!

    【著者略歴】
    橘真児(たちばなしんじ) ─ 1964年、新潟県生まれ。教員をしながら96年に『ロリータ粘液検査』(マドンナ社)で作家デビュー、2003年から専業作家に。学園モノからヒップモノ、また美少女レーベルなど、様々なエロティック小説を発表し、広い人気を獲得している。
  • 大学生の野島恭介は、大阪時代の同級生で、短大を出たあとOLをしている花村美奈を下北沢駅前で待っていた。憧れの同級生だったが、結局、片思い…連絡は美奈から突然きた。そして年上の男との失恋直後であることを恭介は知っていた──気取ることのない昼食のあと恭介の部屋にいく。…「私が教えてあげようか?」おそらく美奈を振った男へのあてつけ、恨みそういった感情から──しかし、恭介も既に女は知っていた。その巧みな性戯にいつしか社会人としての飾り、と先輩面が剥がれ落ち、本当の快楽に身が晒されるにつれ大阪弁が……。

    【著者略歴】
    越後屋(えちごや) ─ 2005年、『夜の飼育』で第三回幻冬舎アウトロー大賞特別賞を受賞し、作家デビュー。男くさい主人公やハードボイルドな作風の一方で、繊細な若者の感情を描いた作品なども得意とする。
  • 沙智が初めて愛した人、それは実の兄、医学部へ通う翔だった。もちろん誰にも言えずに。が、兄の名前を口にしながら快楽に耽った激しい自慰を、偶然、覗かれた夜、一度だけギリギリの願いが……直後、家を出た兄は事故で死ぬ。夏、暑い盛りのことだった。その日から、沙智は声を失った。大学生になったとき、そんな沙智を愛してくれる人が現れる。初めて結ばれる夜、彼は幼い頃に心臓移植で生き延びていたことを彼女に話して聞かせるのだったが……

    【著者略歴】
    松崎詩織(まつざきしおり) ─ 2006年「フラジャイル」にて第四回幻冬舎アウトロー大賞特別賞を受賞。同年『教育実習生』(幻冬舎)でデビュー。女性の心の襞に刺さる作品に定評がある。ラストの鮮やかな展開は特徴のひとつ。
  • 220(税込)
    著:
    藍川京
    レーベル: Aubebooks

    夫・広幸の三回忌を終えた三十代半ばの春菜は、数年ぶりに生まれ育った地に足を運んだ.向かった先は幼馴染の拓磨の家。そこには幼い頃と変わらずダリアの花が咲き誇っていた。拓磨の母親に花をもらおうとインターホンを押すと、そこには四十半ばとなった拓磨の姿があった。「お袋が亡くなる前、ダリアをもらいに来る人がいるから、その人が来るまでは大事に育てろと言われたんだ」昔から決まっていた居場所で抱き寄せられた春菜は……。

    【著者略歴】
    藍川京(あいかわきょう) ─ 1989年『卒業』(二見書房)で作家デビュー。現代女流官能作家の第一人者。しっとりと情感あふれる耽美的作品からハードSM系、コミカル官能まで幅広い作風を持ち、多くの読者を魅了し続けている。
  • 二週間のうちに、契約を上げてこないと盛岡に転勤──ブラック企業丸出しの住宅販売会社の上司からそう告げられ、焦るリストラ対象の有希。元々せっぱつまった家庭状況にあった彼女は、そう言われた飲み会をフラフラと抜け出し、入り込んだのは「出来る男性先輩」の机の前。PCを勝手に覗き、顧客リストや仕事の仕方を盗もうと……。しかし、あとをつけてきたその男、斉田にPCを見ているところを見つけられてしまい──弱みにつけこまれ、夜のオフィスで、二人だけの「プレイ」が始まった!

    【著者略歴】
    乃村寧音(のむらねおん) ─ チアーヌ名義で、主にロマンス小説で活躍。メディアファクトリーフルール新人賞佳作受賞。某音大の声楽学科卒。男女を問わない性愛表現に挑戦の意欲が湧き、ELへも越境。期待の女流作家。
  • 220(税込)
    著:
    子母澤類
    レーベル: Aubebooks

    真一は、今は亡き父の愛人だった桐野小夜子の家に向かっていた。これで二度目だ。一度目は父の死の知らせを受けたとき。今回は妾宅に関して遺言状に記された話をつけるためだった。大学の助教授をしていた、まじめだけが取り柄だった父はなぜ、小夜子にのめりこんだのか…この女の故郷にいついた理由は──いつの間にか、真一の前に酒が用意されていた。「お月見には、お酒がなくてはいけません」。妾宅から川を挟んで見える月はきれいだった。しみじみとうまかった。徐々に割れる足、息づく女の部分が、月明かりに照らされる。ほとばしりそうなほどの強い欲情が真一に取り憑く──父を奪った女に恋情を抱き始めた真一のとった道は……。

    【著者略歴】
    子母澤類(しもざわるい) ─ 建設設計会社勤務の傍ら、小説を執筆、1996年雑誌「小説クラブ」でデビュー。単行本、雑誌、スポーツ新聞にて作品を発表。加賀・金沢を舞台にしっとりとした作品に魅了される読者多数。
  • 220(税込)
    著:
    藍川京
    レーベル: Aubebooks

    知り合いの展覧会の二次会から逃げ出した三十九歳のイラストレーター雪菜は、以前住んでいた阿佐ヶ谷の行きつけの店「バー ぼけ」に同じイラストレーターの春佳と足を運んだ。ママの千江はサスペンス作家の立科一平の奥方──雪菜は立科と、作家と挿絵画家という関係の中、二回だけ唇を合わせたことがあった。千江に対する後ろめたさと仄かな期待…。しかし、その日はなにごともなく、思いを断ち切ろうと思ったその翌日、立科から一本の電話が雪菜に入った。「店に来たんだってな」──10年近い埋火がどちらからともなく燃え上がり……。

    【著者略歴】
    藍川京(あいかわきょう) ─ 1989年『卒業』(二見書房)で作家デビュー。現代女流官能作家の第一人者。しっとりと情感あふれる耽美的作品からハードSM系、コミカル官能まで幅広い作風を持ち、多くの読者を魅了し続けている。
  • 男の人たちはこういう所で心の服を脱ぎ、勃起して射精しているのね──地方の開業医、女医の凜子は一人で医院を切り盛りしていた。問題行動の多い患者や看護師……家に帰ると大学の医局にいたときに患者として知り合った一馬が、ストレスを癒してくれる日々。ある日、二次元でしかイケない男の子の「治療」を、出入り業者に覗かれてしまい人生が狂い始める──弱みを握られ男たちの獣欲に次々と翻弄されながらも、その男たちを和らげていく健気な女医・凜子の性活。連載中より、「発狂する唇」の佐々木浩久監督が着目、早川瑞希主演で映画化が決まったジェットコースター&淫情物語! 新聞連載時には描かれなかった後半を大幅加筆した完全版!! 最終書き下ろし作品!!

    【著者略歴】
    滝川杏奴(たきがわあんぬ) ─ 旧にっかつ社員(企画宣伝部)から転身。第8回小説すばる新人賞を『バーバーの肖像』(集英社)で受賞。「天使が濡れるまで」(辰巳出版)で官能デビュー。講演、スポーツ紙連載作品映画化(2019年)など広く活躍中。
  • 吉井祐希は、高校を卒業して一浪目の夏を、近くの川の堤で迎えようとしていた。七夕の夜、いまは短大に通い始めた大沢麻衣を待ち構えているのだ。人気のない、寂しい堤を彼女は必ず通って家路につく。この三年間の思いを果たすことが叶えば、この堤は二人の人生にとって思い出の場所になる。こちらには愛があるのだ──麻衣が案の定やってきたそのとき、白いセダンが彼女と接触した。狭い堤通り。彼女は転倒して斜面をころげ落ちる。ああっ! 一旦、停まった車のナンバー、その数字に祐希は覚えがあった。持主は黒島恵理子。高校時代の独身の国語教師──麻衣を介抱する一方で、祐希の頭の中では姦計が頭をもたげ始める! タイトルの裏側にある、男の思いを描きだす、中編快作!

    【著者略歴】
    睦月影郎(むつきかげろう) ─ 飲食店勤務等を経て二十三歳で官能作家デビュー。匂いのあるフェチックな作風で読者の支持を得る。2016年、著作は500冊を超える。本名の奈良谷隆では戦記やアクション小説、ならやたかし名義ではマンガやイラストも描く。居合道にも精通。

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