『ラブストーリー、ハーレクイン(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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この世のすべてを焼き尽くすような深紅の瞳――彼になら、このまま殺されてもいいわ…。過去に交わされた声が聞こえるという特殊能力をもち、幼い頃から喧騒と孤独のなかで生きてきたアシュリン。ブダペストの古城に天使たちが住むという噂を聞き夜の森に侵入した彼女は、そこで真新しい血に染まった屈強な男の姿を目にする。殺意をむき出しにアシュリンに近づくその男性。しかし彼女が感じていたのは恐怖ではなく、完全な静寂と言いようのない安心感だった――。
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大都会シカゴで、ローリーは期待に胸を膨らませていた。もう、いい子は卒業。今日からわたしは自立した自由な女性になる。思いどおりにふるまい、欲しいものはなんでも手に入れるのだ。まずは人々を引きつけてやまない本『恋の綱渡り』に従い、セクシーな冒険をして、女性としての喜びを知りたい。だが、病弱な祖母を残してシカゴに出てきた理由はもうひとつある。十五歳で家を飛び出し、この町で暮らしているはずの双子の姉、ミッキーを捜し出して一緒に新しい生活を始めたい。なにがあっても、ふたつの夢をかなえよう。意を決してローリーは、まだ見ぬ家主の待つ部屋のドアを叩いた。
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ぼくは愛なんて信じない。女はみんな嘘つきなんだ!
ラーマン国際銀行ロンドン・オフィスの最上階で、頭取代行のシーク・ラフィク・アル・カディムは机に新聞を叩きつけた。一面には自分のセックスフレンドが他の男と結婚するというゴシップ記事が載っている。やはり女は裏切る生き物なんだ!8年前に最愛の女性に裏切られて以来、ラフィクは女性に期待するのをやめた。信じたところで自分が傷つくだけ…。その時扉が開いた。そこには8年前に別れたときから会っていないメラニーの姿があった。今さら何をしに来たんだ? ぼくをまただまそうというのか? -
なんてこと! この私がプリンセスですって――…!? 保育園で働くエリがある日帰宅すると、見知らぬ黒ずくめの男性が部屋で待ち伏せていた。驚く彼女の前でその男性はひざまずき、自分は王の戦士で、北欧の王国グランドリア王家の血をひくエリを迎えに来たのだと言う。言葉こそ柔らかいものの拒否を許さない態度と鍛え上げられた肉体――彼から逃れられる人なんているのかしら? 攫われるようにグランドリアを訪れたエリを、北欧の地で待っていた運命とは!?
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忘れられない初恋の男性。片思いはいつまで続くの?
私の人生、失敗だらけの情けない女だわ。ルーシーが親友3人で立ち上げた会社プレタ・パーティーは元夫の横領のせいで経営の危機に瀕していた。管財人であるマーカスに相談することだけは避けたい。なぜなら彼女は初めて会ったときから彼を愛していたが、ずっと甘やかされた子供扱いされていたからだ。結婚も彼への反抗心のため。ある日、パーティーで会ったマーカスに強引に送られる途中、突然キスをされる! そのまま熱い一夜を過ごすが、翌朝の彼は冷たく…!? -
彼がアルタリア次期国王のダニエル・コネリー!? がさつなアメリカ人と聞いていたのに、こんなに素敵でセクシーなんて・・・。宮中儀礼を教える為に渡米したエリンは、一緒に行動する内、彼に恋してしまう。身分違いな上に、エリンには彼を愛してはいけない理由がある。エリンは彼を陥れる命令を受けているのだ・・・!
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「シークと乙女」/ある日、ベアトリスは手紙で弁護士事務所に呼びだされた。通された部屋にいたのは、ザフラト国の次期国王タリク・アル・カマル。いきなり弟と別れてほしいと多額の手切れ金を提示され、ベアトリスは驚いた。彼の弟ハリッドをたぶらかす性悪女と間違われたのだ。「砂漠に咲いた愛」/ハナは奥地にある集落に短期滞在していた。妹が育児放棄をした六歳の息子ミッキーも一緒だ。そこへ突然、スレイラ国のシーク――マリク・サイディが小型ジェット機で乗り込んできて、信じられない話を告げた。ミッキーが国の王位継承者になったという。「プリンセスに選ばれて」/亡き祖母の遺品の整理中、バイオレットはアラブの短剣を見つけ、鑑定番組に出演することになった。専門家によれば、途方もない宝物らしい。その事実が新聞で報道され、バイオレットは一躍話題の人に。翌朝、アラブの王国の皇太子ファヤドが彼女の家に現れる。
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『再会のクリスマスから』―ロウィーナは夫の会社のクリスマスパーティで社長を目にした瞬間、凍りついた。キアがなぜここに? 彼はロウィーナの兄の親友で、11年前、彼女の前から突然去った元恋人だった。夫の重大な裏切りでロウィーナがぼろぼろになっていると知ると、彼は親身に相談に乗り、励ましてくれた。でも信じてはだめ。ロウィーナは揺れる心を戒めた。
『届かなかったプロポーズ』―大富豪ロッコと庭師のアンバーは身分違いの恋人同士だった。だが、アンバーがふたりの関係をゴシップ紙に売ったと誤解したロッコは、冷酷にも彼女を捨て去った──彼の子を身ごもっていると知らずに。1年半後、再会したロッコに誘惑され、アンバーは熱い夜を過ごすが、すぐに深く後悔する。彼から愛人になるよう命令されたのだ!
『イブの口づけ』―アニーは経営学を学ぶ23歳の大学院生。母が務める会社の社長の息子に憧れ、いつかは彼とカップルになることを夢見ていた。ところがイブのパーティの夜、彼女はヤドリギの下で副社長のミッチにいきなりキスをされ、これまで感じたことのない興奮を覚えて愕然とする。なんて無礼な人! でもなぜか彼の顔が頭から離れず……。
*本書に収録されている「再会のクリスマスから」は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
『クリスマスは愛のとき』―エリーは弟トビーの取った行動に唖然とした。職場のパーティーに姉をエスコートしてほしい、と尊敬する上司パトリック・マグラスに依頼したのだ。パトリックにエスコートしてもらえたら、どんなにすてきだろう。でも、彼の厚意に甘えることはプライドが許さない。すぐさまエリーは断ったものの、翌週どうしても彼に頼らなければならない事態が生じて……。
『冬の恋物語』―病院で住み込みの雑役係をしているクローディアは苛酷な労働のため、ベッドに倒れ込む日々を送っていた。世話になっていた大おじが亡くなり、その家を相続した遠縁の男性に追い出されてしまったからだ。そんなある日、大おじの診察に訪れていた医師トマスから、クローディアは唐突に形だけの結婚を申し込まれた。「結婚すればきみは自由を、ぼくはよき友人を手に入れられる」
*本書に収録されている「クリスマスは愛のとき」「冬の恋物語」は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
一流企業のトップで、英国貴族の血を引くローガン・マッケンジーは、女性から引く手あまたの魅惑の独身貴族。そんな彼が、ある日、ランチサービスのためにオフィスに来たウエイトレスが、涙に暮れているのを見て、思わず胸に抱き慰めてしまう。ローガン・マッケンジーとあろうものが! さらに彼女、ダーシーが不倫の恋に苦しんでいると信じたローガンは、少しでも助けになりたいとダーシーの働くレストランに足を運ぶが・・・これは恋? いーや、断然違う!!
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エデンバーグ国王の初孫の洗礼式を控え、幸せににぎわっていた王家の一族のもとへ、不幸な知らせが届けられた――国王が自動車事故に遭ったという。事故現場に向かおうとする王女ドミニクに同行を申し出たのは、王室の最高顧問弁護士マーカス。幼い頃から彼に憧れていた王女の心はときめくが、マーカスはひどい言葉で彼女の心を踏みにじった! ミニシリーズ「世紀のウエディング・エデンバーグ王国編」、全4部作の第1話!
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花咲き誇る美しい古城で管理人をしているジュリー。 彼女は初恋の相手、エリック王子と再会し、華やかな舞踏会でワルツを踊った。 夢見心地のジュリーに、エリック王子は信じられない申し出をする。 「私の婚約者になってもらいたい。」 偽りの恋人でもいい、あなたの傍にいられるなら・・・。 ジュリーの一途な恋の行方は・・・!?
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「君にパーティプランナーを頼みたいんだ」。 ケイティは、名家の御曹子アダムからの突然の電話に驚いた。私はただのウエイトレスよ。アダムの情熱に負け、誤解されたまま仕事を引き受けたケイティ。 冷徹なビジネスマンの彼とはきっと上手くいかないわ・・・。しかし、共に時を過ごすうちに、彼の意外な素顔に心ときめいて!?
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「僕たちは結婚しなければならない」。 ウエスト家の三兄弟は、難病を患った家政婦エイダを救うために望まぬ結婚を決意した・・・・・・。一方、三兄弟の長男ジェイコブの住み込みアシスタントとなったクレア。 気難しさと複雑な魅力を併せ持った彼の不可解な態度に戸惑いながらも、次第に心惹かれていく・・・。でもクレアは「決して恋はしない」と心に決めていて!?
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女優サンドリンはオーストラリアで映画のクランクインを迎えた。今回の仕事に反対する実業家の夫ミシェルとは激しい口論の末、書き置きを残して彼の元を去った。 だが6週間後、資金難に陥った映画を救うスポンサーとして現れたのは・・・ミシェルだった! パーティーの席上で強引に交わされたキスには彼の怒りが込められていて・・・。
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派遣看護師のメグは患者のつき添いのためクリスマスをセビリアで過ごすことになり、患者の名づけ子であるスペイン人公爵のクリスティアンと知り合った。貴族然として尊大な彼に反感を抱くメグだったが、数日後、公爵邸に招待されたとき、彼とふたりきりでエレベーターに閉じこめられてしまう。さらに驚くことに、突然唇を奪われて……。
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母の難病を機に父が家を去って以来、ジェンは残された家族の面倒を懸命に見てきた。そのお礼として家族がプレゼントしてくれたのは、南太平洋の島で過ごす2週間の休暇! 開放的になったジェンは、魅力の塊のような男性ジークと短い恋愛を経験したが……。
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血のつながらない義兄への恋。それは、かなうことのない永遠の片思い。4年前の忌まわしい出来事以来、一度も会っていなかった義兄マイカが、突然、キャリーの前に現れた。その時の彼の忠告どおり、数日後、麻薬組織の一味に誘拐されてしまったキャリーは乱暴される寸前、覆面姿の男に救出される。覆面を外した彼の顔を見て、キャリーは驚いた。彼はなんと、彼女が世界でただ一人愛する義兄その人だったのだ!
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名家の生まれながら、継母と継妹に虐げられながら暮らすバーサは、自分のバースデーパーティにもかかわらず悪趣味なドレスを着せられ立ちつくしていた。大勢の招待客が美しい継妹に興味を示し、平凡な容姿のバーサには誰も近寄ってこない。そんななか、ドクターのオリヴァーが彼女に声をかけた。「ここを抜けだして食事に行かないか?」
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父親の決めた婚約者が不実で下劣な男だと知り、准男爵の娘セーラは息が止まるほどの衝撃を受けた。心を静めて今後のことを考えようと田舎道を進んでいたとき、目の前に覆面の男が現れる。男に唇を奪われたセーラは、われ知らずとんでもないことを口にしていた。
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兄の結婚式に参列するため、ギャビはハワイのカウアイ島にやってきた。誘われてサーフィンの講習を受けたとき、彼女はインストラクターのフィンに心を奪われた。たくましいだけでなく知性も漂わせたフィンが、彼女の人生を激変させることになるとは知りもせず。
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ウィルがこの病院に戻ってくるなんて……。看護師のルーは1年前に別れた恋人の復職に動揺していた。亡き姉夫婦の代理出産を控えた今、小児科医の彼と一緒に働く自信はない。怯える彼女に、ウィルは酷薄な言葉を浴びせた。「すぐに次の男を見つけたようだな」
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18歳の夏、シルヴィは任地から帰国中の伯爵クリスチャンと出会った。たちまち恋に落ちて身を捧げた彼女は、任地に戻っていった彼からの連絡を待ったが、手紙1通届かない。弄ばれたと沈みつつ4年を過ごしたあと、シルヴィの目の前にクリスチャンが現れた。
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『この街に、私の本当の家族がいるのかも・・・』母親の死を機に、自分が養女だったことを知ったサラは、わずかな手がかりを頼りにテキサスを訪れた。 ところが着いた早々、見知らぬ男性ルーカスに、失踪した彼の婚約者・アナリスと間違われてしまう! ・・・・私にそっくりな婚約者ですって!?・・・・ 戸惑いながらもサラは、アナリスの代役を演じることに!次々と発覚するアナリスとの類似点に、“本当の家族”への期待が高まるサラ。 だが一方で、誠実で優しいルーカスに心惹かれていく・・・。
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田舎町の診療所で看護師として働くララ。今年のクリスマスにはドクターの息子ニックが帰ってくるという。七年前のイブの日にダンスパーティでニックに恋したララは、次の日からダイエットに励んだ。今はもう太って未熟な少女ではないわたしを、彼はどう思ってくれるかしら。ララは期待に胸を高鳴らせるが、現実はあまりに残酷なものだった。
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リサは恋人の実家で開かれた晩餐会で、オリヴァー・ダヴェンポートの姿を見つけて愕然とした。先日、偶然出会った大富豪のオリヴァーは、リサを金目当ての女のように扱った傲慢な男だ。しかも彼のせいで二人の仲を誤解され、彼女は恋人に捨てられてしまう。屋敷を飛び出したリサは、その憎らしいオリヴァーに助けられるはめになり……。
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弟が仕事のトラブルでトルコに拘束されていると知り、弁護士のリジーはイスタンブールへ飛んだ。人々にスルタンと呼ばれる大物実業家ケマルと交渉するが、らちが明かない。そこで彼女は、クリスマスまでに弟を帰国させたい一心で、自分が人質になると申し出た。圧倒的な権力を誇るケマルのもと、絢爛豪華なハーレムでの暮らしが始まった。
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カイリーは結婚式の直前に婚約者の裏切りを知った。式を即刻中止して婚約者に別れを告げたものの、衝撃はおさまらない。自暴自棄になった彼女は、職場の上司でありアラブの国のプリンスでもあるラフィクに懇願してしまった。“あなたの愛人にしてほしいの”と。
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ビクトリアはエルデハリアの王宮で秘書を務めている。ある日、音信不通だった父親がふらりと現れ、王子の一人であるケイテブと賭をした。いかさまを見破られて投獄を言い渡された父親を助けるために、ビクトリアはケイテブの愛人として砂漠で暮らすことになる。
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悲しい生い立ちがもとで、男性に心を開くことができなくなったメリッサ。冷めた態度は、興味を示す相手をことごとく引き下がらせてきた―ただ一人、ロバートを除いて。実業家である彼は、たびたびメリッサの鎧にひびを入れようとし、ついには仕事にかこつけて彼女をカリブの島へと連れていく。そこは彼女にとって、忘れたい過去が眠る場所だった。
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社交に明け暮れる母の企みにより、ジュヌヴィエーヴは有力な一族の御曹司と結婚させられようとしていた。だが、結婚式の前日になって、自分が本当に心を寄せている相手は、幼いころからずっと見守っていてくれたブレーンであることに気づく。式を中止にしたい。もともとこの結婚に反対だったブレーンに相談すると、彼は思いもかけない行動に出た。
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マニング公爵の花嫁となるために、ケイトはその居城へと向かっていた。ところが、ロンドンのはるか北方にある森の中で盗賊の一味に襲われ、身代金をせしめるために誘拐されてしまう。盗賊の首領はシャドーという名で、富める者を狙う悪党として有名だった。どうしても公爵のもとに行かねばならない事情があるケイトは、監禁された小屋から逃亡をくわだてた。
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秘書として働くナイアは、常に上司のジェイクから厄介な存在として見られてきた。初対面のときでさえ“きみは赤毛じゃないか”と責めるような口調で言われたのだ。彼のことは好きですらないけれど、あのハンサムな顔に浮かぶ非難が自分に向けられるのはつらい。不当な扱いに対する我慢も限界に近づいたある日、二人の関係を変える出来事が起こる。
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ギャビーはアラブの王国ザンタラに飛んできた。旅行中の兄が麻薬所持の嫌疑で逮捕されてしまったのだ。冤罪を晴らして兄を釈放してもらうには、国王に直訴するのが一番だろう。そこでギャビーは金色に輝く宮殿に忍び込んだが、皇太子ラフィークに見つかり……。
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悩んだ末、キャサリンはイタリアのナポリを訪れた。亡くなる直前の母親からその存在を知らされた実の父親に会うために。ところが待ち合わせ場所のホテルに実父は現れない。緊張を募らせた彼女は、アレッサンドロ・ルチェッシという男性から不意に声をかけられる。
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ボディガードの危険な誘惑! 王女は禁断の恋に落ちた。
頭上で稲妻が光ったその瞬間、ボディガードの煽情的な瞳が見えて、王女シャンタルの体を官能の電流が貫いた。王室専用機が不時着した小島でふたりきり。彼は私に怪我がないか確認するため肌に触れているだけ…。けれどその行為は、シャンタルが夫を亡くしてから封印してきた感情を刺激した。「ここには誰もいない」ボディガードの危険な甘い囁き…。王女は誘惑に抗えず、ついに禁じられた一線を越えてしまう!! それが残酷な未来を招くとは思いもよらずに…。 -
愛することも、愛されることも危険すぎる!
その男は危険すぎた。何者にも負けない強烈な意志と涼やかな美貌の持ち主ルーク。海軍特殊部隊に所属する彼は、フリーの記者であるシドを、軍が関与するある事件の調査から追い払うためだけに、まるで烙印のように熱いキスを仕掛けてきた! 堅物と呼ばれるシドは、自分がキスひとつでとろけてしまいそうになったことに衝撃を受けた。一方、ルークも愕然としていた。懲らしめを与えようと軽い気持ちでシドの唇を奪った途端、予期せぬ情熱が体を駆け抜けたのだ! -
ハリールは砂漠の国のたくましいシーク。外交官として世界を飛びまわる彼に魅せられて恋に落ちたジェイドは、彼とともにアテネで暮らしている――もう2年も。ハリールは優しく、ジェイドを特別な存在に思わせてくれるが、愛していると言われたことは一度もない。やがて彼女は悲しい事実を悟った。わたしはただの愛人に過ぎないのだわ。
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FBI特別捜査官のカートは休暇に故郷の家を訪ね、不審な人物を見つける。最近向かいの家に引っ越してきた美女メアリーが、庭で違法薬物を育てているようなのだ。カートはその苗を引き抜くが、まったくの勘違いでメアリーを怒らせたうえ、彼女が地区の検事長代理とわかる。決してかかわるまいと誓うが、トラブルが二人を引き寄せ……。
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「きみのことは女性とは思えないから、そばにいても安全だ」知り合いの男性コナーの言葉に、エマは唖然とした。彼は兄弟と賭けをしていて、3カ月間禁欲生活を続けられたら、大おじの遺産を独り占めできるというのだ。激怒したエマは彼を懲らしめようと決める。
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数カ月前に引っ越してきて以来、セイディはアパートメントの魅力的な隣人バックが気になって仕方ない。それなのに彼からパーティに誘われると、内気な彼女はいつも断っていた。そんなある朝、緊急事態が起こり、裸同然のバックに助けを求めるしかなくなり……。
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亡父の代から続く会社の経営者ジョンは身勝手な義弟の言動に苦悩している。日頃のストレスを解消すべく大自然の中で休暇をとっていたとき、意外な人物が現れた。半年前まで自分の秘書であり恋人でもあった女性――自分を裏切って義弟の味方についたロビンが。
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社長秘書のタラが会社を辞めたのは、社長の息子ランドのせいだった。ふたりはつきあっていたが、将来を口にした途端、彼に別れを告げられ、タラは辞表を提出したのだから。だが5年後、突然ランドがやって来て、亡き父の奇妙な遺言の条件を満たしてほしいと言う。できなければ彼が地位も財産も失うその条件とは、1年間タラが彼の秘書となること。神様、これはチャンスですか? 1度は失った彼の愛を手に入れるため、タラは大胆すぎる提案を彼に申し出た!
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キング家の「冒険家のプリンセス」としてマスコミを賑わせているブランディにとって、父の右腕として働くクリントは、10代の頃からいつも危険な魅力にあふれた大人の男だった。彼が結婚し、幼い恋が破れた後も、いまだに忘れられない。その彼が、妻を亡くしてうちひしがれている。大好きな父に頼まれたブランディは、隠遁生活を送るクリントのもとを訪れた。7年ぶりの再会。陰りを漂わせ、いっそう魅力を増したクリント。惹かれてはだめ、と必死に言い聞かせるが…!!
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砂漠の国ズーラン。自然科学の研究のため訪れたカトリーナは、野外市場で一人の男性に目を奪われた。 瞳は琥珀色に輝き、砂漠に生きる者の力強さが漂っている。 武装した兵士に追われていた彼はカトリーナに近づき、恋人のふりをさせて場を切り抜けようと情熱的なキスをした。偽りの行為なのに、なぜこんなに胸が熱く高鳴るの・・・!?
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大学院生のシャノンのアルバイト先に、突然アロビティア国の女官と伯爵が訪ねてきた。シャノンがイリアナ王女にそっくりなので替え玉役になってほしい、というのだ。多額の報酬と冒険心から行方不明の王女役をひき受けたシャノンだが、ほどなく舞踏会という試練が…。ナボタビアの皇太子マルコが結婚を前提にして会いにきたのだ。正体がばれたら大変。身の縮む思いのシャノンに向かって、マルコは「君が異性関係にだらしないという噂は本当か」と問いただしたのだ!?
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この国を立て直すためならなんだってするわ。たとえどんな花婿が現れようと。ヘレニア王国の王女ジャズミンは、まだ見ぬ人と結婚を命じられ、悲壮な決意を抱いていた。相手は先日見つかった皇太子で、彼自身も自分が王家の一員だと知ったばかりだという。彼が到着した瞬間、ジャズミンはハンサムな彼に息をのむと同時に、動揺した。あんな鋭い目つきの荒々しい人と結婚しなければならないなんて! でも苦手なハイヒールにつまずいた私を支えてくれた手は温かくて…!?
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マリサはモンテネヴァダ王国の片隅で途方に暮れていた。どうやら鞄を盗まれたときに頭を打ち、記憶を失ってしまったらしい。かすかに思い出せるのは甘いチョコレートの味だけ。そんな彼女に手をさしのべてくれたのは麗しき金髪の王子ニコ。そのやさしい微笑みに淡く胸をときめかせるが、しかし、スカートに縫いつけられていた暗号文のせいでスパイ容疑をかけられ、マリサは王宮に幽閉されてしまう! 私は本当は誰なの? そして、このお腹にいる赤ちゃんの父親は!?
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NYの高級アパートメント<パークアベニュー721>に住むジュリアは、カフェで出会った富豪マックスと魔法のような一夜を過ごし、彼の子を宿してしまう。しかし、思いきって妊娠を告白しても彼は「自分の子であるはずがない」の一点張り。あの夜には特別な意味があると感じたのは自分だけだったのかと落胆するジュリア。そんな折、差出人のない1通の手紙が届く。「妊娠を世間にバラされたくなければ、100万ドル用意しろ」突然の脅迫状にジュリアは息をのんだ…!
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「今すぐこの城から出ていくんだ、財産目当てのハゲタカどもめ…!」妊娠中の妹スージーを連れ、オーストラリアの海辺の小さな村へとやって来たカースティ。事故で夫を亡くし意気消沈したスージーのため、亡き夫の伯父であるアンガス伯爵を訪ねてきたのだ。だが何を誤解したのか、伯爵の主治医だというジェイクはカースティたちを、死期の近い伯爵の財産を狙ってやって来た親族たちだと思い込んでいる。憤慨するカースティだが、病床の伯爵の看病のため、しばらく館に留まることになってしまい…!?
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ハイダル王国の若き女王ライラは、婚礼準備の真っ最中だった。自らを犠牲にしても国民を幸せに――そんな女王のつとめに従い、彼女は子供の頃に決められた政略結婚の相手、クセイ王国の王ザヴィアンと今夜、結ばれるのだ。1度も言葉を交わしたことのない相手との緊張に満ちた初夜。だが、思いがけないやさしさに触れ、ライラはザヴィアンに強く惹かれていく自分に気づく。けれど、彼の瞳にはいつも暗い陰が宿っている。私に言えない、何か秘密があるのかしら?
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キスさえ知らない純真な花嫁は、夢見心地で王家に嫁いだ――モーガンアイルの若き統治者フィリップは、1度挨拶を交わしたきりのハンナの婚約者。8年前、まだ16になったばかりの彼女は、気品と色気の入り交った神秘的なフィリップの眼差しに捕らわれて、言葉を交わすより早く恋に落ちたのだった。逞しく成長した彼の姿にハンナの胸は高鳴るが、再会間もなく彼女が知ることになったのは、数多の女性を弄びながら、愛を信じることのできない冷たいプリンスの本性で!?
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玄関のドアを開けて、カルメンは息をのんだ。憎しみに満ちた目でファルークが自分を見下ろしていた! 1年半前、国際会議で砂漠の国の王子ファルークと出会い、恋に落ち、そして妊娠した。けれど身分違いの彼と結婚などあり得ない。カルメンは妊娠を隠して身をひいた。今、事情を知ったファルークは娘をひき取りに来たと言う。抵抗しても無駄だった。腕をとられ荒々しく唇を奪われると、体中から力が抜けていく。彼の圧倒的な魅力に抗える女などいるはずがないのだ。
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ギリシア人大富豪クリュザンダーとマーリーは、彼がNYに来たときだけ熱いひとときを過ごしていた。しかし、マーリーは彼に「僕らには“関係”なんかない。君は愛人だ」という辛辣な言葉をかけられたうえ、なぜか突然ペントハウスから追いだされる。ショックを受け、夜の街をさまよう彼女はあやしげな男たちに誘拐されてしまう! 3か月後、クリュザンダーのもとに届いたニュースは――発見されたマーリーは記憶を失くしており、しかも妊娠しているという!
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"古城の改装の仕事を請けたサラは、現場のイリュリア公国に向かった。この公国の王子のゲイブとサラは、かつて婚約していた。しかし、ゲイブが彼女に貸した家宝のネックレスが紛失してしまい、サラはその犯人と決めつけられて婚約は破棄された。王子と一介のデザイナーではもう会う機会も無いと思っていたサラだったが、彼女を待っていたのは、忘れもしないゲイブだった。そして彼は冷徹な眼をして、紛失したネックレスを返すまで城から出さないと宣言した!
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亡き姉の息子ジョシュをひとり育てるジュリー。ある雨の日、仕事に疲れきって家路を急ぐ彼女の前に長身でエキゾチックな顔立ちの男性が現れた。「僕はロッコ・オパルディ。その赤ん坊のことで話がしたい」ジュリーはその姓を姉から聞いていた。この男性はジョシュの父親の身内なのだ。そして彼は母国シチリアでDNA鑑定をしたいと申し出る。愛する甥を奪われるかと恐れつつも、ジュリーは魅力的逆らいがたい雰囲気の彼とシチリア行きを決意し…。
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マナーがよくて話し上手でキスが巧み。しかも有能な実業家でとてもハンサム。そんな男性に「君が欲しい」と言われて断れる女性がいるだろうか? ネルソン家3姉妹の長女ジュリーは、疎遠だった富豪の祖母から持ちかけられた、大金がらみの結婚話にしぶしぶ乗ったのだが、現れたのがあまりにも魅力的な男性だったため、すっかり心奪われ、初めて会ったその夜のうちに身も心も捧げてしまった! その魅力的な男性トッドの正体を確かめもせずに…。
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奔放なハリウッド女優だった母の遺した莫大な借金を返すため、NYを訪れたアレクサンドラ。そこで彼女は運命的なめぐりあわせでカステルマーレ公国の皇太子ルッカに出会う。彼女の苦境を知ったルッカは、借金の肩代わりを条件に驚くべき提案を口にした。「僕の情報機関の調査によれば君の亡き父上は貴族だと証明された。僕は愛のない契約結婚を承諾してくれる高貴な血筋の女性を探していた。君はぴったりだろう?」彼は戸惑うアレクサンドラを強引につれ去って!?
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