『ラブストーリー、ハーレクイン、101円~400円(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
1 ~21件目/全21件
-
この世のすべてを焼き尽くすような深紅の瞳――彼になら、このまま殺されてもいいわ…。過去に交わされた声が聞こえるという特殊能力をもち、幼い頃から喧騒と孤独のなかで生きてきたアシュリン。ブダペストの古城に天使たちが住むという噂を聞き夜の森に侵入した彼女は、そこで真新しい血に染まった屈強な男の姿を目にする。殺意をむき出しにアシュリンに近づくその男性。しかし彼女が感じていたのは恐怖ではなく、完全な静寂と言いようのない安心感だった――。
-
数カ月前に引っ越してきて以来、セイディはアパートメントの魅力的な隣人バックが気になって仕方ない。それなのに彼からパーティに誘われると、内気な彼女はいつも断っていた。そんなある朝、緊急事態が起こり、裸同然のバックに助けを求めるしかなくなり……。
-
大都会シカゴで、ローリーは期待に胸を膨らませていた。もう、いい子は卒業。今日からわたしは自立した自由な女性になる。思いどおりにふるまい、欲しいものはなんでも手に入れるのだ。まずは人々を引きつけてやまない本『恋の綱渡り』に従い、セクシーな冒険をして、女性としての喜びを知りたい。だが、病弱な祖母を残してシカゴに出てきた理由はもうひとつある。十五歳で家を飛び出し、この町で暮らしているはずの双子の姉、ミッキーを捜し出して一緒に新しい生活を始めたい。なにがあっても、ふたつの夢をかなえよう。意を決してローリーは、まだ見ぬ家主の待つ部屋のドアを叩いた。
-
ぼくは愛なんて信じない。女はみんな嘘つきなんだ!
ラーマン国際銀行ロンドン・オフィスの最上階で、頭取代行のシーク・ラフィク・アル・カディムは机に新聞を叩きつけた。一面には自分のセックスフレンドが他の男と結婚するというゴシップ記事が載っている。やはり女は裏切る生き物なんだ!8年前に最愛の女性に裏切られて以来、ラフィクは女性に期待するのをやめた。信じたところで自分が傷つくだけ…。その時扉が開いた。そこには8年前に別れたときから会っていないメラニーの姿があった。今さら何をしに来たんだ? ぼくをまただまそうというのか? -
派遣看護師のメグは患者のつき添いのためクリスマスをセビリアで過ごすことになり、患者の名づけ子であるスペイン人公爵のクリスティアンと知り合った。貴族然として尊大な彼に反感を抱くメグだったが、数日後、公爵邸に招待されたとき、彼とふたりきりでエレベーターに閉じこめられてしまう。さらに驚くことに、突然唇を奪われて……。
-
母の難病を機に父が家を去って以来、ジェンは残された家族の面倒を懸命に見てきた。そのお礼として家族がプレゼントしてくれたのは、南太平洋の島で過ごす2週間の休暇! 開放的になったジェンは、魅力の塊のような男性ジークと短い恋愛を経験したが……。
-
名家の生まれながら、継母と継妹に虐げられながら暮らすバーサは、自分のバースデーパーティにもかかわらず悪趣味なドレスを着せられ立ちつくしていた。大勢の招待客が美しい継妹に興味を示し、平凡な容姿のバーサには誰も近寄ってこない。そんななか、ドクターのオリヴァーが彼女に声をかけた。「ここを抜けだして食事に行かないか?」
-
父親の決めた婚約者が不実で下劣な男だと知り、准男爵の娘セーラは息が止まるほどの衝撃を受けた。心を静めて今後のことを考えようと田舎道を進んでいたとき、目の前に覆面の男が現れる。男に唇を奪われたセーラは、われ知らずとんでもないことを口にしていた。
-
兄の結婚式に参列するため、ギャビはハワイのカウアイ島にやってきた。誘われてサーフィンの講習を受けたとき、彼女はインストラクターのフィンに心を奪われた。たくましいだけでなく知性も漂わせたフィンが、彼女の人生を激変させることになるとは知りもせず。
-
ウィルがこの病院に戻ってくるなんて……。看護師のルーは1年前に別れた恋人の復職に動揺していた。亡き姉夫婦の代理出産を控えた今、小児科医の彼と一緒に働く自信はない。怯える彼女に、ウィルは酷薄な言葉を浴びせた。「すぐに次の男を見つけたようだな」
-
18歳の夏、シルヴィは任地から帰国中の伯爵クリスチャンと出会った。たちまち恋に落ちて身を捧げた彼女は、任地に戻っていった彼からの連絡を待ったが、手紙1通届かない。弄ばれたと沈みつつ4年を過ごしたあと、シルヴィの目の前にクリスチャンが現れた。
-
田舎町の診療所で看護師として働くララ。今年のクリスマスにはドクターの息子ニックが帰ってくるという。七年前のイブの日にダンスパーティでニックに恋したララは、次の日からダイエットに励んだ。今はもう太って未熟な少女ではないわたしを、彼はどう思ってくれるかしら。ララは期待に胸を高鳴らせるが、現実はあまりに残酷なものだった。
-
弟が仕事のトラブルでトルコに拘束されていると知り、弁護士のリジーはイスタンブールへ飛んだ。人々にスルタンと呼ばれる大物実業家ケマルと交渉するが、らちが明かない。そこで彼女は、クリスマスまでに弟を帰国させたい一心で、自分が人質になると申し出た。圧倒的な権力を誇るケマルのもと、絢爛豪華なハーレムでの暮らしが始まった。
-
悲しい生い立ちがもとで、男性に心を開くことができなくなったメリッサ。冷めた態度は、興味を示す相手をことごとく引き下がらせてきた―ただ一人、ロバートを除いて。実業家である彼は、たびたびメリッサの鎧にひびを入れようとし、ついには仕事にかこつけて彼女をカリブの島へと連れていく。そこは彼女にとって、忘れたい過去が眠る場所だった。
-
社交に明け暮れる母の企みにより、ジュヌヴィエーヴは有力な一族の御曹司と結婚させられようとしていた。だが、結婚式の前日になって、自分が本当に心を寄せている相手は、幼いころからずっと見守っていてくれたブレーンであることに気づく。式を中止にしたい。もともとこの結婚に反対だったブレーンに相談すると、彼は思いもかけない行動に出た。
-
マニング公爵の花嫁となるために、ケイトはその居城へと向かっていた。ところが、ロンドンのはるか北方にある森の中で盗賊の一味に襲われ、身代金をせしめるために誘拐されてしまう。盗賊の首領はシャドーという名で、富める者を狙う悪党として有名だった。どうしても公爵のもとに行かねばならない事情があるケイトは、監禁された小屋から逃亡をくわだてた。
-
秘書として働くナイアは、常に上司のジェイクから厄介な存在として見られてきた。初対面のときでさえ“きみは赤毛じゃないか”と責めるような口調で言われたのだ。彼のことは好きですらないけれど、あのハンサムな顔に浮かぶ非難が自分に向けられるのはつらい。不当な扱いに対する我慢も限界に近づいたある日、二人の関係を変える出来事が起こる。
-
悩んだ末、キャサリンはイタリアのナポリを訪れた。亡くなる直前の母親からその存在を知らされた実の父親に会うために。ところが待ち合わせ場所のホテルに実父は現れない。緊張を募らせた彼女は、アレッサンドロ・ルチェッシという男性から不意に声をかけられる。
-
FBI特別捜査官のカートは休暇に故郷の家を訪ね、不審な人物を見つける。最近向かいの家に引っ越してきた美女メアリーが、庭で違法薬物を育てているようなのだ。カートはその苗を引き抜くが、まったくの勘違いでメアリーを怒らせたうえ、彼女が地区の検事長代理とわかる。決してかかわるまいと誓うが、トラブルが二人を引き寄せ……。
-
亡父の代から続く会社の経営者ジョンは身勝手な義弟の言動に苦悩している。日頃のストレスを解消すべく大自然の中で休暇をとっていたとき、意外な人物が現れた。半年前まで自分の秘書であり恋人でもあった女性――自分を裏切って義弟の味方についたロビンが。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。