『ラブストーリー、ダイレクト出版、1001円~(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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《たしかに、知っていた。その唇の味を。》
結婚式場で会うたびに、歯の浮くような褒め言葉ばかりを唇にのせているブライダルフォトグラファー。
イベントがつらいです!とわあわあ喋るイベント会社員。
深夜の停電に見舞われ、会社の冷蔵庫を物色しはじめるデザイナーとコーダー。
撮影中にキスマークを付けられるパーツモデル。
さっぱりと軽いシアーなものから、甘くて苦いマットなものまで、たくさんの「唇にできること」をまとめました。
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【Lips -唇にできる17のこと-】
1.褒める(Wednesday 時雨×綾子)
2.喋る(Monday 舞夏×冬歌)
3.歌う(Saturday 紫×千海)
4.つぐむ(Saturday 楓×桔梗)
5.食べる(REFACTORS 桜音×菜々)
6.嘘を吐く(Wednesday 凪×ひなた)
7.キスマーク(Saturday 千海+月果+葉子)
8.飲む(Saturday 紫×くるみ)
9.微笑む(Saturday 千海×桔梗)
10.微笑まない(Monday 舞夏+二葉+千秋)
11.くっつく(Saturday 楓×千海)
12.苦笑する(ALL YOU!! 涼川+湊)
13.尖らせる(Wednesday 柚×吹雪)
14.触れる(Monday 舞夏×冬歌)
15.深く口付ける(Saturday 楓×桔梗+夕陽)
16.噛む(Saturday 葉子×楓)
17.挨拶をする(Saturday くるみ×夕陽)
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同サークルのこれまでのシリーズ作品がごちゃまぜになったオムニバスです。それぞれの元のお話を知らなくても読んでいただけますが、元の漫画・小説を読んでくださっていると、より楽しめるようになっている、といいな…と思います。
文・星羅にな
絵・綺月るり -
神様の子!輝け!
K大学文学部哲学科2年の陽子はマリーという犬を連れておばけの出そうな長屋に引越してきた。大家のおばあさんが「付き合わない方がいい」と言った向かえの夫婦、橘龍之介と美津子は「暴力団関係」だった。陽子は怖がりもせず、仲良くなった。大学での授業が難解で、単調で冷静なのに反して、長屋では次々に物騒な事件がおこる。ある日、出入りしていた達也が小指をつめて帰ってくる。陽子は心配しながら達也を好きになる。子供と大人の狭間で陽子にとっては蝉が殻をでるときの様に貴重な時である。ユーモア溢れる会話と美しい情景描写で、人間愛溢れる昭和の終わりの懐かしい物語。人は皆神様に選ばれてうまれた。皆大切な人だ。神様の子輝け! -
本格的ショートショート。一度で良いから、読んで欲しい!
「しっかり落ちのある、ちゃんとしたショートショートを読みたい」あなたへ。星新一憧れの、プロライターが頭から血が吹く程度は本気で書いた、本物のショートショートです。
※カクヨムで無料展開中。経済関連のライターなのに、コロナ禍で経済的に恵まれていないので、ご購入して頂いたお金は大事に創作に打ち込むために使わせて頂きます。
※comsickでTwitterしてます。購入された方で連絡取りたい方は、ぜひ! -
世田谷一家四人惨殺事件(第一部)遂に迷宮を土壇場でひっくり返す真犯人断定!!真犯人は当時大日本印刷市ヶ谷工場日雇いアルバイトのホームレスの男!!これが動かぬ真犯人と一致する四十五点の絶対的な証拠近日逮捕切迫!!
あの懸賞あ金2000万、世田谷一家四人惨殺事件の真犯人が、遂に断定。これは犯行現場に残された数々の遺留物から、真犯人は印刷会社の従業員ということが、判明します。実にと真犯人と45点の絶対証拠が一致したのです。そこで重大な物証の一つ、問題のヒップバックです。 1600粒の微粒子がこの中から発見され、この内にと、紙の表面加工に使われる、チタン酸バリウムという、白い粉末。これこそ印刷会社を決定づける、有力な物証となりました。 そしてさらにと、印刷機のインキ汚れ防止のための、特殊フィルムだった。犯人はこのフィルムから、ガラス球五、六個を剥ぎ取りしまい込んでいた。 この男当時着の身着のままでやって来た、ホームレスでした。この大日本印刷との関係は、すぐにと日雇い日払いのアルバイトにと、就いたことにと、事は始まります。 そこにはこのホームレスの男と、真犯人を結び付ける実にと45点の一致点があったのです。 印刷会社に潜り込んで、消却法捜査という手法により、次第次第に暴かれていきます。 犯人が犯行現場に放置した、遺留物のほとんどが、JR荻窪駅の駅ビルにある、タウンセブンと同センターに隣接する、西友荻窪店でと扱っていたからです。 ならばこの男この荻窪駅を、大日本印刷市ヶ谷本社工場にと、日雇い日払いのアルバイトに出勤するための、拠点にと使っていたのです。 まずはこの男犯人と断定すべく、身長、ヒップバックのベルトの長さから、推定ウェスト70センチの痩せ形、当時20代前半という年齢的一致。 ラグランシャツ(トレーナー)を着たこの男、大日本印刷市ヶ谷本社工場内で目撃される。 インキの付着していた部分から検出された特殊洗剤。 この発見こそ、大日本印刷市ヶ谷本社工場印刷課と、犯人とこの男を結び付ける、一つの重大な要素と取って代わるのです。 問題のヒップバックが、この男が付けていたヒップバックと形、色、製造年月日が一致したのです。この男と真犯人を結び付ける45の一致点をみたのです。これぞ世紀の大スクープです。 -
あなたはこの物語を読むことをずっと待っていた。何年も何百年も前から
そろそろ読む準備はできましたか?
これはあなたの本当の願いを叶える物語。
猫が二足歩行を始めて踊り出した意味を知った時の、
究極の絶望、そして… …。
人類には耐えられない、或いは理解したくない、
故に理解できない秘密。
全世界に偏在する、すべての物語に共通する情念は、「読まれたい」という宿命的な欲望でしょう。みなが物語の裡に、その想いを秘めています。 悲しいことに「ルビヤの石」にはそれがありません。「読まれまい」という、物語の本質にあるまじき反対の欲求に支配されているのです。「ルビヤの石」はありとあらゆる手法を用いて、読者の皆様にこの物語を読むことを放棄させようと試みます。そしてなんと恐ろしいことに、それは概ね成功してしまっていたのでした……。読むことを諦めてしまった読者の皆様を、「ルビヤの石」はしたり顔で眺めているのです。誤解のないように申し上げなけばならないのですが、作者である私と「ルビヤの石」は全く異なる考えを持っています。私は「ルビヤの石」を最後まで「読んでほしい」と願っています。すべての物語作家が、そうであるように私もまた。 誰が自分では読まれたくないと思うような物語を、書いたりすることができるでしょうか?
「反対に訊くが何故お前は、お前の著作物を読まれたいと望んだのだ? お前は小説を書いているときが一番幸せだと俺に言ったはずだ。外部に読んでいる者がいようがいまいが、お前の幸せな世界とやらとは、一切関わりを持たないはずだろう? それにすべての物語が『読まれたい』と望んでいる、などと、お前はすべての本から、その答えを訊いて回ったのだろうか?」 -
「雅昭さん。貴方に子供は、いるのですか」父がいた女と、娘がいなかった男。壊して壊して、生きる。
内容紹介
大手出版社主催、新人賞通過作品。
一部改稿。
何処かの誰かに、貴方に、届けたい物語がある。
三十歳の私は真夜中、焦燥感に襲われていた。
原稿の結末が書けずにいるのは、幼き自分が記した日記帳に在る、過去と現在が絡み合う為だった。
実の父親を知らずに生きていた十八歳の紗依は、モデルの仕事が始まる矢先に、口腔内の出来物の存在に気がつく。
病院へ向かうと、酷く冷淡で人間味の無い医師と出逢う。
その主治医を“ノッポ”と心の中で名付けた。手術当日に見せた、ノッポの笑顔とぶっきらぼうな優しさに惹かれて、徐徐に紗依の心にはノッポが住む様になる。
ある日、紗依は雅昭の嘘を知り、一つの嘘は全ての嘘に通じるのかと疑心暗鬼に陥る。
真実を訊きたくて六年ぶりに雅昭に逢いに行く。
友人の奈央、恩師、章太郎おじさんとの交流の中で、紗依は逡巡を続ける。結局、訊くのは止めると一度は決意した言葉を、雅昭に投げ掛けてしまう。
数年後。駅構内で紗依は瞬き動揺をきたす。
何故ならば……
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