『冒険小説・ハードボイルド、警察・刑事もの(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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横浜・元町で大学生がヘロイン中毒死した。暴力団・田家川組が事件に関与していると睨んだ神奈川県警みなとみらい署暴対係警部・諸橋は、ラテン系の陽気な相棒・城島と事務所を訪れる。ハマの用心棒――両親を抗争の巻き添えで失い、暴力団に対して深い憎悪を抱く諸橋のあだ名だ。事件を追っていた新聞記者、さらには田家川組の構成員まで本牧埠頭で殺害され、事件は急展開を見せる。
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女性の絞殺死体が公園で発見された。特別捜査本部が設置され、所轄の城東署・強行犯係長の葛木邦彦の上役にあたる管理官として着任したのは、なんと息子でキャリア警官の俊史だった。本庁捜査一課から出張ってきたベテランの山岡は、葛木父子をあからさまに見下し、捜査陣は本庁組と所轄組の二つに割れる。そんな中、第二の絞殺死体が発見された。今度も被害者は若い女性だった。
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世界最先端の施設警備システムROMES(ロメス)を擁する西日本国際空港に届いた複数の脅迫状。そしてある日、ROMES(ロメス)の警報装置が作動した! だがROMESの全貌を知るのは、西空警備チームでも最高運用責任者の成嶋優弥ただひとり。愛犬ハルとシステムしか信じない若き天才・成嶋と、テロリストたちの知と情を賭けた攻防の行方は…?
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新宿署管内のマンションで若い美容師が暴行された。そして立て続けに年頃のOLが、部屋に侵入した暴漢に襲われる。ふたつの現場に残されたのは、いずれも一輪の深紅の薔薇(ばら)。「犯行の刻印」は十四年前の未解決連続強姦殺人犯「ペルソナ」を思い起こさせた。女刑事・夏目凜子が卑劣な犯人を追う。警察庁直属の特捜チーム「α特務班」の活躍を描くクライムミステリー登場!
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塩路市は悪名高き二大暴力団・黒石組と花竜会が激しく抗争を繰り返す新興地方都市である。市政は麻痺し、市民生活は危険にさらされていた。警視庁特別監察官・滝田一郎に下った命令は「塩路市を監察せよ」というものだった。それは射殺も含め、手段・方法を選ばず、超法規的行動を認められた非情捜査を意味していた。塩路市の利権をめぐる両組の対立抗争には市警察も絡んでいるらしく、滝田は地元警察と暴力団の警戒網を突破して現地潜入を果たしたが…異才飯干晃一が放つハードアクションの白眉!
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警察小説の名手、新たな挑戦。孤独な3人の若者と孤高の警視正――命をかけた潜入捜査が幕を開ける!
家族を何者かに惨殺された過去を持つタケルは、クチナワと名乗る車椅子の刑事に、極秘の捜査チームへ誘われる。早速、“本社”と呼ばれる組織が麻薬売買目的で企画する音楽イベントへの潜入を命じられたタケルは、会場で二人の若者――中国残留孤児三世としての鬱屈を抱えるホウ、復讐のためイベント企画者の恋人を演じる美少女カスミ――と出会う。孤独な潜入捜査班の葛藤と成長を描く、エンタテインメント巨編! 解説・小島秀夫
※本書は小社より二〇一〇年十二月に刊行された『カルテット1 渋谷デッドエンド』『カルテット2 イケニエのマチ』を文庫化したものが底本です。 -
県警の相次ぐ不祥事で警察への信頼が揺らぐなか、横浜市長は「犯罪のないクリーンな国際都市」を旗印に、地域密着型の自治体警察を復活させた。治安の悪い危険なエリア天国区は別名〈ヘブンズスラム〉と呼ばれ、貧困と暴力に支配されている。管轄するのは横浜市警第3分署。殉職率の高さと地名をかけて、ここへの異動は刑事たちの間で「天国行き」と囁かれていた。警察小説、堂々開幕!
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軍需企業の開発拠点がロケットランチャーで爆破された。不可解なテロ事件解明のため、防衛省情報官・伊吹司(い ぶき つかさ)はチーム「ラバーズ」に召集される。ラバーズとは国家的危機に際し、公安、警察、防衛関連の各機関から精鋭を集め事案にあたる、民間の超法規特務機関だ。事件を追う伊吹の前に謀略と昭和戦史の闇がたちはだかる。日本の過去と現在を問う軍事謀略シリーズ第一弾!
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「おれは殺(や)っていない!」
犯人を射殺してしまった元SPの別所は酒浸りになり、生活安全課勤務となった。ある日、警視庁人事一課 監察室の矢代から、盗品横領の疑義がかけられていると知らされる。まったく身に覚えがないが、ロッカー からは別所の指掌紋が付着した証拠品が次々と見つかり……。指名手配された刑事の孤独な逃亡劇。
SP時代に正当防衛とはいえ、テロリストを射殺し、人殺しの罪悪感に苛まれている別所雄也。現在は上野署生活安全課の警部となり、やさぐれた日々を過ごしている。酒におぼれ、妻子とは別居中。そんな転落人生に追い打ちをかける事件が……。部下の土屋隆直巡査部長が絞殺されてしまったのだ。そして凶器の革紐から検出されたのは、別所の指掌紋。何者かの罠だった。殺人犯として指名手配された別所は、無実を証明すべく逃亡操作に奔走する。再起すべきときはいま! -
新妻が刺殺された。靴跡と被害者の体内から検出された血液型から、最近起きた、別の連続殺害事件と同一犯と睨んだ成瀬警部は単独で捜査を始める。しかしそこへ、犯人らしき男がマスコミに犯行声明文を送りつけてきた! 連続殺人犯と一匹狼刑事の、息詰まる攻防を描く傑作警察小説の文庫化!
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あの黒人に間違いない!――一年前、ロス滞在中にたった5ドルの金のために強盗に襲われ、娘の命と右腕を奪われた豊田。だがロス市警の捜査は遅々として進まず、しかもカリフォルニアには死刑制度がないと知り、自ら、残された左手で犯人を葬るしかないと決意。単身ロスに舞い戻り、孤独な犯人探しを続けた末、遂に標的を捕らえたのだ! ロス在住の著者が、お気軽な日本人旅行者への警鐘もこめて描く、アメリカ犯罪国家の深層!
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深夜の歌舞伎町。顔面の皮がよじれ、原型をとどめない惨殺死体が三つ発見された。上海クラブを襲ったイラン人たちが、謎の大男に素手で叩き殺されたのだ。男は広東訛りの北京語を喋っていたという。新宿署刑事捜査課一係の松崎は手がかりを求め、事件後に男を治療した外科医・犬養を訪ねる。報復が繰り返され、闇組織の抗争が激化する中、帰宅途中の犬養は例の大男に待ち伏せされ……。
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