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『文芸・小説、実業之日本社』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全612件

  • お前の病気(ナゾ)、私が診断してやろう。

    200万部突破の大人気シリーズ、第一弾!
    新カバー×書き下ろし掌編収録の完全版!!
    天久鷹央。天医会総合病院、
    統括診断部の部長を務める彼女は、
    明晰な頭脳と圧倒的な知識で、あらゆる疾患を看破する。
    そんな天才医師の元には各科で「診療困難」となった患者が集まり……。
    原因不明の意識障害。河童を目撃した少年。
    人魂に怯える看護師。
    その「謎」に秘められた「病」とは? 
    現役医師が描く本格医療ミステリー、ここに開幕!
    書き下ろし掌編「蜜柑と真鶴」収録。

    〈目次〉
    プロローグ
    Karte.01 泡
    Karte.02 人魂の原料
    Karte.03 不可視の胎児
    Karte.04 オーダーメイドの毒薬
    エピローグ
    書き下ろし掌編 蜜柑と真鶴
  • 鷹央と小鳥遊。
    二人の医師、運命の出会い。

    新カバー×書き下ろし掌編収録の完全版!!

    大学病院で外科医のキャリアを積んでいた小鳥遊優は、内科医への転科を決め、天医会総合病院の門を叩く。
    そこで彼を待っていたのは、日本最高峰の頭脳を持つ天才医師・天久鷹央だった。
    だが、傍若無人で患者との会話もままならない彼女に小鳥遊は困惑し……。
    やがて起きる院内の殺人と、数々の謎。現役医師が描く医療ミステリー、出会いの物語。書き下ろし掌編「白い粉の秘密」収録。

    <目次>
    プロローグ
    第一章 邂逅
    第二章 最小の密室
    第三章 夢幻の果て
    第四章 死天使のナイフ
    エピローグ
    書き下ろし掌編 白い粉の秘密
  • 真相にタッチ、犯人をアウト。

    のんきを絵に描いたような鯉ヶ窪学園。敗退を続ける野球部グラウンドからベースが盗まれてしまう。オレ(=赤坂通)が唯一の下級生として在籍する探偵部員の総力を結集しても謎は解けない。後日、野球部とライバル校との練習試合終盤に事件は起きた。白昼堂々、球場で発見された野球部監督の死体に騒然となる両校関係者と捜査陣。動機は不明、球場ではアリバイ実験も行われるなど混迷をきわめる事件に、オレたち探偵部三人が事件に首を突っ込んだ。しょうもない推理合戦の先に待つものは……? 本格推理界期待の新鋭が、その持ち味を生かした書き下ろしユーモア本格推理。
  • 990(税込)
    著者:
    相沢沙呼
    著者:
    青崎有吾
    著者:
    乾くるみ
    著者:
    織守きょうや
    著者:
    斜線堂 有紀
    著者:
    武田綾乃
    他1名

    話題沸騰の傑作アンソロジー待望の文庫化!
    百合って、なんだろう。
    彼女と私、至極の関係性。“観測者"は、あなた。

    新学期初日、彼女を見つけた。窓際の一番後ろの席でうたたねしている姿から目が離せなくなった…(「椿と悠」)。
    なぜ最強の姉妹は近付く“観測者”を片っ端から殺していくのか。彼女たちを追い異国の地へ…(「恋澤姉妹」)。
    百合――女性同士の関係性をモチーフに豪華作家陣が描く珠玉の七編とそれを彩る七点のイラスト。究極のコラボレーションが実現!

    相沢沙呼「微笑の対価」/扉イラスト 清原紘
    青崎有吾「恋澤姉妹」/扉イラスト 伊藤階
    乾くるみ「九百十七円は高すぎる」/扉イラスト 郷本
    織守きょうや「椿と悠」/扉イラスト 原百合子
    斜線堂有紀「百合である値打ちもない」/扉イラスト たいぼく
    武田綾乃「馬鹿者の恋」/扉イラスト けーしん
    円居挽「上手くなるまで待って」/扉イラスト toi8

    カバーイラスト/100年
    カバーデザイン/円と球
  • こいつら、最高すぎる……! 昼休みの“完全犯罪”にご用心!?
    本格ミステリ大賞受賞作家の最高到達点!

    九十九ヶ丘高校のある日の昼休み、2年の男子ふたりが体育館裏のフェンスに空いた穴から密かに学校を脱け出した。
    タイムリミットは65分、奴らのミッションは達成なるか(第1話「RUN! ラーメン RUN!」)。
    文化祭で販売する部誌の校了に追いつめられた文芸部員たち。
    肝心の表紙イラストレーターが行方不明になり、昼休みの校内を大捜索するが――(第2話「いつになったら入稿完了?」)。
    他人から見れば馬鹿らしいことに青春を捧げる高校生たちの群像劇と、超絶技巧のトリックが見事に融合。
    稀代の若き俊英が“学校の昼休み”という小宇宙を圧倒的な熱量で描いた、愛すべき傑作学園ミステリ!

    《ここまでやるか、阿津川辰海!――驚嘆の声、続々》
    「あーくやしい!『学生時代に戻りたい』なんてこの本を読むまでは一度たりとも思ったことがなかったのに!」
    ――芦沢央さん
    「日常は、解き明かされることを待っていた。何の変哲もない平凡な日々を開いてみれば、
    そこには輝くばかりのミステリーが詰まっている。阿津川辰海が教えてくれた魔法が、私達の日々まで彩っていく」
    ――斜線堂有紀さん
    「晴れ晴れとした気分になる青春ミステリ! 馬鹿らしくも愉快なアレコレに惜しみなく情熱を注ぐ高校生たちの姿は、
    まるでこの作者の創作態度を見るようだな!!」
    ――東川篤哉さん

    〈目次〉
    第1話「RUN! ラーメン RUN!」
    第2話「いつになったら入稿完了?」
    第3話「賭博師は恋に舞う」
    第4話「占いの館へおいで」
    第5話「過去からの挑戦」

    装画/オオタガキ フミ
  • 1,980(税込)
    著者:
    知念実希人
    レーベル: ――

    ミステリを愛するすべての人へ

    当作の完成度は、一斉を風靡した
    わが「新本格」時代のクライマックスであり、
    フィナーレを感じさせる。今後このフィールドから、
    これを超える作が現れることはないだろう。 
    島田荘司

    ああびっくりした、としか云いようがない。
    これは僕の、多分に特権的な驚きでもあって、
    そのぶん戸惑いも禁じえないのだが――。
    ともあれ皆様、怪しい「館」にはご用心! 
    綾辻行人

    500ページ、一気読み!
    知念実希人の新たな代表作誕生

    作家デビュー10年 実業之日本社創業125年 記念作品

    雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。
    地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。
    ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、
    刑事、霊能力者、小説家、料理人など、
    一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。
    この館で次々と惨劇が起こる。
    館の主人が毒殺され、
    ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。
    さらに、血文字で記された十三年前の事件……。
    謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。
    散りばめられた伏線、読者への挑戦状、
    圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。
    著者初の本格ミステリ長編、大本命! 

    【目次】
    プロローグ
    一日目
    二日目
    三日目
    最終日
    エピローグ
    『硝子の塔の殺人』刊行に寄せて 島田荘司
  • 消えた向日葵、連続する不穏な事件――
    多感な少女の感情を繊細に描く、慟哭必至の傑作青春ミステリ

    父親が亡くなり、山形の集落に引っ越した小6の高橋みのり。
    初めての夏、「向日葵流し」のために育てられていた向日葵の花が、何者かによってすべて切り落とされる事件が起きる。
    みのりの周囲ではさらに不穏な事件が続き――。彼女の4年間の成長と事件の行方を瑞々しい筆致で描く、感動の長編青春ミステリ。
    第74回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門ノミネート作品。

    「これほど自然の中に多感な思いがこめられた小説も珍しいのではないか。
    自然描写をしなくなった(いや出来なくなったといったほうがいい)作家が多いなかで、
    彩坂美月は、丁寧に一人の少女の内面と、過ぎていく季節の流れを追っていき、嫋々たる余韻を残す」
    ――池上冬樹氏の解説より抜粋
  • 天才女子高生(ミミズ人間)が謎を解き明かす!
    著者史上最強!
    衝撃のスラッシャー小説×本格ミステリ!!

    「読まないと損するレベルで優れている」
    乾くるみ(小説家)絶賛!!!

    こんな小説、はじめて!?
    特殊設定×多重解決ミステリ

    自殺した妹・リチウム(ミミズ人間)の仇を討つために、
    刑事になったヒコボシ。事件を追いながら、
    リチウムを自殺に追い込んだ連中の尻尾を掴み、
    破滅させてやろうとたくらむ。
    事件の謎を解くのは、
    天才的な推理力を持つ女子高生探偵・マホマホ。
    しかし、彼女はヒコボシに監禁されていて……。
    文庫化に際し大幅改稿、著者渾身の本格ミステリ大作!
    解説/乾くるみ
    カバーイラスト/ふみふみこ

    目次
    ミミズ人間はタンクで共食い
    アブラ人間は樹海で生け捕り
    トカゲ人間は旅館で首無し
    水腫れの猿は皆殺し
    後始末
    解説 乾くるみ
  • 1,650(税込)
    著者:
    秋吉理香子
    レーベル: ――

    人生は、いつでも
    大どんでん返し。
    たとえ、余命わずかでも――

    最高の最期(エンディング)、始めますか?  
    あなたの心に火を灯す驚愕×号泣ミステリ―!

    ゾッとする終活、理想的な終活、人生を賭けた終活…
    4人の〈終活〉に待っていたサプライズとは?
    40代女性―余命をSDGs活動につぎ込む資産家の妻に望むのは…(「SDGsな終活」)
    60代男性―妻の三回忌のため息子と家のリフォームを始めたが…(「最後の終活」)
    60代女性―ベストセラー作家の遺品に心を乱された理由は?(「小説家の終活」)
    40代男性―売れない芸人の終活はお笑いグランプリの挑戦で…(「お笑いの死神」)
  • シリーズ9冊
    546792(税込)

    笑い&感動のお仕事ノベル

    市役所勤務のOLから水族館イルカ課に出向!?――市役所に務めて三年、突然水族館「アクアパーク」への出向を命じられた由香。イルカ課に配属になるが、そこには人間とのコミュニケーションは苦手な男・梶とイタズラ好きのバンドウイルカがいた。数々の失敗や挫折を繰り返しながらも、へこたれず、動物たちと格闘する女子飼育員の姿を描く笑いと感動の青春お仕事ノベル。ペンギン、ラッコら水族館の人気者たちも多数登場、水族館の舞台裏がわかる! 「アクアリウムにようこそ」改題。
  • 20××年、相馬凛子(そうま・りんこ)は42歳の若さで第111代総理大臣に選出された。
    鳥類学者の夫・日和(ひより)は、「ファースト・ジェントルマン」として妻を支えることを決意。
    妻の奮闘の日々を、後世に遺すべく日記に綴る。税制、原発、社会福祉。混迷の状況下、相馬内閣は高く支持されるが、
    陰謀を企てる者が現れ……。凛子の理想は実現するのか!? 痛快&感動の政界エンターテインメント!

    「なぜ日本の総理は当たり前のように男性なのか?それをフィクションで覆してみたかった。
    凜子は私の理想そのもので、彼女を支える夫・日和は何があっても妻を信じ、陰ながら守り抜く。
    本作は政界を舞台にした、信じ合い支え合う夫婦愛の物語である。
    日和役の田中圭さんはお茶目でまっすぐな役柄にぴったり。凛子役の中谷美紀さんは書きながらイメージしていたので
    とても嬉しい。このカップルが日本を変える、封切りの日が待ち遠しい。」
    ――原田マハ(映画化決定にあたって)

    ※本書は、2016年刊行の『総理の夫 First Gentleman』(実業之日本社文庫)と同じ内容です。
    新版刊行にあたり装幀を新たにし、国谷裕子氏による解説を収録しました。
  • この人となら―と思った瞬間、
    あなたは既に騙されている!
    人生はどんでん返しの連続だ――

    幸福を願うすべての人へ贈る
    衝撃のミステリー!!

    運命の出会いはいのちがけだった――

    沙織が地元の結婚相談所で紹介された男・杉下はハンサムで真面目、収入も十分だ。しかし、相談所に入会して三年たっても結婚相手がみつからないという。何か裏があると感じた沙織は、これまで杉下が紹介された女性たちに会いに行くが、驚愕の事実が……(「理想の男」)。婚活をめぐり、運命のどんでん返しが待ち受ける、サプライズ満載ミステリー!
  • 皆川ミステリーの極みがここにある

    降りしきる薔薇の花びらに埋もれて死ぬことを夢見た劇団員(「薔薇忌」)、濃密な淫夢に日常を侵される歌舞伎小道具屋の娘(「紅地獄」)、元スター歌手の再起に賭ける芸能プロデューサー(「化鳥」)……舞台芸能に生きる男女が織りなす世界を、幻想的な筆致で描いた珠玉の短編集。著者の独創性を世に知らしめた柴田錬三郎賞受賞作。
  • 殺人以外は何でもやる!
    特命捜査対策室 
    別班(ベッパン)、出動!

    監察官殺しの黒幕を追え!
    警察ハード・サスペンス!

    監察官殺しの黒幕は誰だ!?
    限界なしの“非合法”捜査!

    警視庁刑事部参事官直属の潜行捜査班『シャドー』は殺人以外の違法捜査が黙認されている非合法の特殊チームだ。
    警察組織内の犯罪を摘発する監察官・工藤和馬が殺された事件の黒幕を突き止めるよう、彼らに指令が下された。
    リーダーの岩城晃太ら四人のメンバーは、工藤に犯罪を暴かれ恨みを持つ悪徳刑事たちを追跡するが……傑作警察サスペンス!
    〈目次〉
    第一章 主任監察官の死
    第二章 汚れた刑事たち
    第三章 策謀の気配
    第四章 疑惑の向こう側
    第五章 堕落の構図
  • あの号泣の名作『無人駅で君を待っている』の
    著者・いぬじゅんが贈る、最新書き下ろし・超感動作!

    あなたが最期に食べるのは――
    忘れられない「あの日」の思い出ごはん。
    婚約破棄され職も失った季俣埜乃が立ち寄ったのは、キッチンカー「FINE(フィーネ)」。
    イタリア語で「終わり」を意味する店名には、

    「人生という旅の最後に、思い出の料理を出す」
    という、店主・神代悠翔の思いが込められている。
    彼が提供する懐かしい味は、傷心の埜乃を癒やすが……。

    訪れる客に最後の晩餐を提供する不思議なキッチンカー。
    そこは、人生という長い旅を終えようとする人たちとの切ない別れを優しく包み込む場所。
    でも、なぜ人は、不思議とそこに導かれてしまうのか――

    五年前のある悲しい事故が、人を繋ぎ奇跡を起こす……心揺さぶる愛と再生の物語!!
    感涙必至のヒューマンファンタジー!
  • シリーズ6冊
    880913(税込)

    愛する者を護り、生きる
    孤高の剣士の矜持

    国元・今治をひそかに脱した鷹森真九郎は二十七歳。妻の雪江と日本橋長谷川町の裏店で暮らし、大名家へ剣術指南にかよっていた。ある夜、賊に襲われた大店の主の命を助けたことから、剣客たちと刀を交えることになる。ひとたび刀を抜いたならば、生か死か、それしかない――。剣士の矜持と夫婦の情を端正な筆致で描ききった、長編時代小説。
  • 八代将軍吉宗は
    いかにして生まれたのか

    権謀術数で掴んだ天下の先に見た〈星〉とは!?
    「畢竟、これは『人は何のために生きるのか』
    を問う物語なのである」大矢博子(書評家・解説より)

    瞬く星となり
    見守っております

    紀州藩主・徳川光貞の三男として生まれながら、生母・紋の身分の低さゆえに、虐げられた扱いを受けた新之助。
    しかし、五代将軍綱吉から「高みに登れ」と声を掛けられ、運命は激しく動き出す。
    新之助の思いと野心に応え、乳兄弟の星野伊織と鉄海和尚は秘密裡に工作を重ねる。
    やがて、新之助は紀州藩主、将軍の座を掴むが、そこには新たな試練が。
  • エンタメ小説雑誌「小説TOKYO」編集長の畑は、盗作癖のある元文学青年。
    同誌は廃刊が決まっているのに、突然新人賞の募集を行った。
    男女ふたりの下読みアルバイトが選んだ10本の応募原稿から畑が入選作を決定するというのだが……。
    著者が小説誌に単発で発表した短編を、奇想天外な手法で長編に再構成。
    レジェンドの技巧が冴える傑作ユーモア・ミステリ!1986年に発表された作品、待望の初文庫化。
  • 秀吉が惚れ、
    家康が恐れた漢(おとこ)!
    “鬼の左近”、
    獅子奮迅の闘い!

    石田三成を支えた勇将の生涯!

    関ヶ原で家康を討つ!
    石田三成を支えた猛将の戦い

    戦場の勇者振りで「鬼の左近」と呼ばれた嶋左近。羽柴秀吉にその才を見出され家臣となり、関東出陣を機に石田三成の寄騎となる。
    宿敵・徳川家康の引き抜きの誘いにも乗らず、側近として三成を支え続ける。
    「三成に過ぎたるものが二つあり、嶋の左近に佐和山の城」とも謳われた漢は、関ヶ原で天下分け目の戦いに臨むが――。

    (『嶋左近』改題)
  • 1,870(税込)
    著者:
    泉房穂
    著者:
    田原総一朗
    レーベル: ――

    一触即発、本音激論対談! 
    元明石市長・泉房穂×90歳ジャーナリスト田原総一朗
    「田原さん、そろそろ辞め時では?」

    ===
    「えっ、田原さんってこんな人やったん!?」
    それが深夜『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)に
    出演した率直な感想です。
    ===

    元明石市長の泉房穂氏は、
    20代半ばの若かりし頃、
    スタートしたばかりの
    「朝まで生テレビ!」の
    制作スタッフの一人だった。

    30数年の時を経て、
    明石市長時代に
    同士の少子化を食い止めた実績から
    番組にパネリストとして出演した際、
    89歳になった田原総一朗氏の
    変貌ぶりに愕然としたという。

    そして……。

    ===
    田原さんは元気のあるころの
    テレビの象徴やったが、さすがに89歳。
    今でも敬意は持っていますが、
    「去り際の美学」という言葉もあるように思う。
    ===

    月に1度、
    「朝まで生テレビ!」が放映されるたび
    田原氏の進行役としての是非を問う声、
    そして進退を問う声がネット上を駆け巡る。

    今回、泉氏が真正面から苦言を呈し、
    突き付けた“引退勧告”に
    田原氏が応戦する形で始まった対談では、
    一触即発の激論ありつつも、
    政治ジャーナリスト・田原氏が
    泉氏の政治家としての今後の展望や
    国政へのビジョンを引き出し、
    それぞれの攻め際と去り際について
    深く語り合った。

    泉氏はいつ国政へ向かうのか。
    どんな国づくりを考えているのか。

    そして90歳を迎える田原氏は
    勇退するのか、しないのか。

    その答は本書に――。

    【内容紹介】
    序章 田原総一朗への引退勧告

    第一部 わが人生の美学
    第1章 それぞれの原点
    第2章 挫折――そして転機
    第3章 紆余曲折――人生はローリングストーン

    第二部 政治の美学
    第4章 闘争――仕事はケンカだ
    第5章 このままでいいのか、日本の大メディア!
    第6章 未来へのロードマップーー令和・泉版『国盗り物語』

    終章 去り際の美学
  • 1,870(税込)
    著者:
    青柳碧人
    レーベル: ――

    容疑者は……怨霊!? 
    警察庁の本庁地下4階に存在する「第二種未解決事件整理係」。
    怪奇現象めいた未解決事件を再調査する部署で、通称「呪われ係」とも呼ばれる。
    突然配属されたベテラン刑事・只倉恵三は渋々調査を引き受けるが、愛娘の彼氏である怪談師が現れて――!? 
    古今無双の〈ミステリ×怪談〉小説誕生!

    【目次】
    第1話 繰り返す男
    第2話 猫に憑かれた女優
    第3話 トンネルとマヨイガ
    第4話 物の怪の出る廃校
    第5話 対決・仏像怪談
    第6話 生霊を追って

    装画:市川友章
  • 1,870(税込)
    著者:
    似鳥鶏
    レーベル: ――

    金髪王子とアラフィフ刑事の異色バディは、不可能トリックを解き世界を救えるか――
    超絶怒濤のアクション・ミステリ―!
    都内で起きた密室殺人。北欧のプリンスがなぜか事件現場に現れた。
    協力を命じられたベテラン刑事・本郷馨は、北欧の小国・メリニア王国のミカ第三王子と共に捜査に乗り出すが、
    連続する不可解な事件の裏には予想外の黒幕が……!?

    【目次】
    Prologue
    Case 1  嫌われる人は恨まれない
    Case 2  胡乱ろんな不在
    Case 3  二つの檻
    Epilogue
    あとがき
    装画/サイトウユウスケ
  • 江戸っ子だって
    ぐっすり眠りたい!

    心と体がほっこりする養生所、始めました!
    (眠り猫もいるよ!)

    明日のために眠りませう――
    江戸っ子のお悩み承ります!

    茶問屋の娘として育った藍は、両親を相次いで亡くし、不安で眠れぬ日々が続いていた。
    そこに帰ってきたのは、医学を学びに長崎へ行ったまま二年も家を空けていた兄の松次郎だった。
    兄に眠りの大切さを教えられた藍は、兄とともに眠り専門の養生所〈ぐっすり庵〉を開く。
    しかし、肝心の兄の生活には大きな問題が…。温かさと癒しあふれる時代小説。

    細谷正充氏絶賛の人情時代小説!

    とかくストレスの多い世の中だ。心に鬱屈があってなかなか眠れず、
    疲れが取れないこともあるだろう。そんな人にこそ本書を薦めたい。
    本書そのものが安眠枕だからだ。寝る前に読めば、
    本を閉じた後、気持ちよく眠ることができるだろう。
    ――細谷正充(文芸評論家)
  • シリーズ4冊
    847880(税込)

    三年前の凶悪事件から浮かぶ
    夫の死の真相とは!?
    シングルマザー女刑事の挑戦!

    警察ハード・サスペンス 新シリーズ開幕!

    警視庁捜査一課の刑事・波多野亮の相棒(バディ)になったのは町田署刑事課の保科志帆。
    波多野の元同僚で三年前に殉職した保科圭輔の妻だった。
    殺人事件の被害者・寺内隆幸はかつて検察事務官だったが、収入に見合わない豪邸に住み、
    高級車を乗り回していた。際どい裏稼業のトラブルが原因か。
    捜査を始めると、保科の死に関係ある人物が浮かび上がり――。
  • きれいじゃない「推し」なんかいらない。 
    ――最低。死んじゃえ。

    平凡な女子高生と、そのクラスメイトの男子生徒。
    ふたりはなぜ、人気男性アイドルの命を狙ったのか。
    愛ゆえの絶望が、彼らを凶行へと駆り立てる。
    刹那的青春。
    その狂気の果てに待っていた真実とは…!?
    青春の《歪み》と《痛み》を鮮烈に描いた
    センチメンタル・クライムストーリー!

    「もし、人をひとりだけ殺していいって言われたら、誰を殺す?」
    クラスメイトの男子――月宮夜舟にそう問われ、庄司波菜子が真っ先に思い浮かべたのは、アイドルグループ「バックトゥザナウ」の推しメン・藤川勇の顔だった。
    不可思議な友情で結ばれた高校生男女の犯罪計画は、驚くべき大胆さで実行に移されていくが…。

    『16歳の遺書』『ひとりぼっちの殺人鬼』など、これまでにも《青春の狂気と死》を描いてきた櫻井千姫が放つ、衝撃の青春クライム・ノベル爆誕!!
  • 誰かを救う、殺しであれ――
    殺意と命のミステリー

    「僕は殺し屋です。あなたの両親と妹を殺した犯人の殺害を承りました」。
    表参道で突然目の前に現れた美青年・久遠(くどう)はそう言って、自分たちが受け継いできた「五つの約束」を語り始めた。
    戦後の混乱期から、バブル期、現在、そして未来まで、うつろう時代の闇で「久遠」の名を継いでゆく殺し屋たちの願いとは――
    心に迫る殺意と命のミステリー。

    ※『エターナル』改題
  • 1,870(税込)
    著者:
    車浮代
    レーベル: ――

    希代の絵師・葛飾北斎とその娘・お栄。
    数十年にわたる奇妙な親子の絆。
    そして蔦重や写楽、歌麿らとの
    交わりのなかで浮かび上がる、驚愕の真実とは?

    25年大河ドラマ主人公・蔦屋重三郎も登場の傑作時代小説!

    あんたは私で私はあんた――

    絵師・葛飾北斎は後妻の連れ子であるお栄(後の葛飾応為)と初めて出会ったとき、
    手本と寸分たがわぬ線で蛇の絵を見事に描く姿に驚く。
    お栄が酒癖の悪い実の父親から虐待を受けていたことを告白すると、
    北斎は一生をかけてお栄を守ると誓うが…
    合わせ鏡のような北斎とお栄の奇妙な親子関係と版元の蔦屋重三郎、東洲斎写楽、喜多川歌麿、渓斎英泉ら絵師との交わりのなかで、
    ある驚愕の真実が浮かび上がる――綿密な時代考証と斬新な着想で描く傑作長編小説!

    「「狂」を生きる北斎の知られざる豊かなエピソードを活写した傑作」
    菊池仁(文芸評論家)
  • シリーズ13冊
    436770(税込)

    花嫁さんお買い上げ!?

    友人と入ったパーラーで「愛人契約」の現場を目撃した水畑貴士。女に契約を持ちかけていたのは、中学生時代に世話になっていた家庭教師・落合だった。突如放たれた銃弾から、咄嗟に恩師をかばった水畑は――。一方、落合の紹介で老人と契約を結んだ双葉あゆみは奇妙な「愛人生活」に困惑。老人の企みとは? 女子大生・亜由美は友人の水畑、同じ名のあゆみを救うために大奮闘! 表題作ほか「泣きぬれた花嫁」収録。
  • 目には見えないが……
    確かに感じる、怪異の臭い!?
    訳アリなふたりが探るのは、人知を超えた「怪異の謎」。

    「お困りごと、承ります。
     ようこそ、怪異相談処、がらくた堂へ」


    薄暗く埃っぽい古民家で営む「杠葉古物堂」、人呼んで「がらくた堂」。
    万年閑古鳥が鳴くその店の主・杠葉伊織は、怪異の相談を受けている。
    それは杠葉自身に悲しい過去をもたらした”とある怪異”を探すためでもあった。
    相棒は、人ならざるものの気配を感知できる遊馬悠人。
    大切な人を奪われ、幸せな日常を破壊された者たちを救うべく、彼らは立ち向かう――この世ではない不思議な世界へ。

    切なくも哀しい想念の果てにある真実とは……!?
    沖田 円、渾身の最新作!!
  • まがい物? 偽金? 値段が高すぎる!
    その値段には裏がある―!?
    人情と算盤で謎を弾く!
    名手の傑作時代小説

    正しい値で売らないと悪行になっちまう――
    「私には物たちの声が聞こえてくるのですよ。辛く悲しい声です」物の値段を見張り、
    店に指導する役回りの諸色調掛(しょしきしらべがかり)同心を務める澤本神人。
    今日も子分の庄太と江戸の町を見まわるが、値段の裏にあるさまざまな人情や思惑がからみあい、
    神人を悩ませる謎と悪事が次々と待ちうけていた。同役だった父の代から未解決の贋金騒動の真相にも迫るが――。
    (本書は2016年刊行『商い同心 千客万来事件帖』の新装版です)

    〈目次〉
    「雪花菜」
    「犬走り」
    「宝の山」
    「鶴と亀」
    「幾世餅」
    「富士見餅」
    「煙に巻く」
    解説/細谷正充
  • 紫式部、あなたが書くのよ。
    あの史上最高の物語を――!!

    大学院生の藤原弥生は『源氏物語』が大好き。
    日本最古にして最高の女性作家・紫式部は、弥生にとって最愛の「推し」だ。
    ある日、発熱して平安時代の幻を見た弥生は、目覚めると本当にその時代にタイムスリップ!!
    なんと紫式部の親友として、彼女の執筆活動を支えるという夢のような大役を担うことに!?
    千年を超えて「推し」と邂逅する奇跡の物語!!

    令和と平安、時代を超えた友情を描いた傑作ファンタジー!
    もうひとつの「紫式部物語」が今ここに!
  • わたしのことも、
    慰めていただけませんか?
    悩みを抱える人妻、
    純真無垢な仲居、
    憧れの若女将
    ポツンと温泉旅館で、
    心も体もほっかほっか!!

    濡れたバスタオルが
    肌にぴったり貼りつき……

    雪景色を眺めながら、
    吾郎は列車に揺られていた。
    突然、札幌に転勤になった彼は、
    大学の卒業旅行以来、
    思い出の温泉旅館を訪れることになったのだ。
    10年前、温泉で慰めてくれた
    年上の若女将はいるのだろうか--。
    旅館では、悩みを抱える37歳の人妻、
    元気いっぱいのかわいい仲居とも出会い……。
    読めば元気が湧いてくる、
    ハートウォーミング温泉官能!

    目次
    第一章 湯けむりの若女将
    第二章 一夜だけの情交
    第三章 仲居さんのお願い
    第四章 女将の矜持
    第五章 十年目の交わり
  • 先輩と懇ろになるはずが、突然、美女達が現れて……
    大学生の仙場文夫に憧れの先輩・江利香と懇ろになるチャンスが訪れた。
    期待に胸を膨らませ、部屋に向かっていると、彼女が息を呑んでその場に立ちすくむ。
    そこは仏間で、四十代前後の美女と髪をお下げに結った美少女が、困惑した様子で立っていた。
    話を聞くと江利香の先祖だと分かるが、なぜ過去から現れたのか? 仏間に妖しい秘密があるようで…。
  • きく屋の思い出料理は、大切な人との味と時間が蘇る
    おかみのおきくと料理人の幸太郎の夫婦が営む料理屋「きく屋」。
    二人の子宝に恵まれたが、病で立て続けに亡くしてしまう。
    子をしのぶおかみの姿を見た常連は、きく屋だけの料理を出してはと提案する。
    それは、亡き大切な人との味を再現する「おもひで料理」だ。
    食すと、不思議なことに味だけでなく、大切な人と過ごした時間が蘇ったように感じー。
  • 東京オリンピック前夜に起きた連続殺人事件
    ハーフの県警刑事と日系三世の米軍基地捜査官
    が相棒となり真相に迫るが、
    捜査を阻む立入禁止(オフリミッツ)の壁とは?

    著者初の現代×警察ミステリー
    二人のアウトサイダーが挑む
    連続殺人事件の真相は!?

    東京五輪を翌年に控えた横浜港で女性の全裸死体が発見された。
    日米のハーフで神奈川県警外事課のソニー沢田は面倒な捜査を命じられるが、やがて米軍関係の容疑者が浮かびあがる。
    しかし、捜査の壁は厚く、沢田は米軍横須賀基地の犯罪捜査官で日系三世のショーン坂口に協力を仰ぎ…
    著者初の近現代を舞台にした警察ミステリー。
    「二人のアウトサイダーを生き生きと描いた作者初の近現代ミステリーは、
    忖度と無責任が横行する現代社会に一石を投じる作品でもあるのだ。
    そして横浜に生まれ育ち、長らく歴史・時代小説の傑作をものしてきた作者が、
    いつか書かねばならなかった「時代」の物語でもあるのだ。」
    ――西上心太(文芸評論家・解説より)

    「横浜1963」改題。
  • 偽物?ご禁制?値段が高すぎる!

    物の値上がりを取り締まる
    商い同心・澤本神人が
    算盤と人情の謎解きで
    江戸の暮らしを守り抜く!

    名手の傑作時代小説!

    浅草に現れた評判の女易者を「いんちき」と断ずる男の言い分は?(「女易者」)。
    高価なはずの薬用人参が安値で売られている。本物か、重罪となる偽薬なのか…(「御種人参」)。
    北町奉行所で市中の物の値が適正かどうかを調べ、
    無許可の出版物等の差し止めを行う諸色調掛同心(しょしきしらべがかりどうしん)・
    澤本神人(さわもとじんにん)が子分の庄太と江戸の商売の不正と謎を暴く。
    次々起こる事件には、なぜか元南町奉行・跡部良弼(あとべよしすけ)の影が…。

    【目次】
    「女易者」
    「母子像」
    「御種人参」
    「口入れ屋」
    「落とし穴」
    「五方大損」
  • 1,870(税込)
    著者:
    山本幸久
    レーベル: ――

    アラサー女子が、ある日突然…
    あっつあつに、
    恋をした。

    今宵も営業中のおでん屋台には変わり種な客が…
    心に沁みてます!
    満腹ハートフルストーリー

    伊竹市銀座商店街の一角でおでん屋台「かいっちゃん」を営む静香。働いていた東京の大手商社を退職して伊竹にUターン、
    しばらく母親が切り盛りする実家の「有野練物」の手伝いをしていたが、
    一念発起して町おこしプロジェクトに応募、屋台を開くことに。
    経営は常にギリギリだが、店には今宵も個性(と悩み)あふれる常連客、
    そして高校時代につきあっていたDJポリスの六平太もやってきて……。
    デビュー20周年『ある日、アヒルバス』『花屋さんが言うことには』著者の真骨頂!

    〈お品書き〉
    第1話 ちくわぶ
    第2話 こんにゃく
    第3話 がんもどき
    第4話 餃子巻
    第5話 東京揚げ
    第6話 大根
    第7話 さつま揚げ
  • TBS系日曜劇場『VIVANT』(2023年9月現在)公安監修者・元公安警察官の勝丸円覚による前作『警視庁公安部外事課』(光文社)に続く待望の最新作。

    スパイ取材の第一人者である山田敏弘(国際ジャーナリスト)が構成として参画。

    スパイ業界最強のタッグが放つ「スパイ本」の決定版!!

    各国のスパイたちが日本でどのように動いているのか、その瞬間をとらえた鮮烈な筆致で描かれている。一度手にすれば、日本がいかにしてスパイたちの天国となっているかが明らかになるだろう。

    これぞリアル『VIVANT』だ。

    ・スパイが入国する際は申告制
    ・尾行・盗聴・ハッキング・・・スパイ活動の実態
    ・自衛隊の秘密組織「別班」は実在する
    ・スパイに公安の自宅がバレると猫の死体が届く!?
    ・CIA支局長が断言「日本はスパイが活動しやすい国」
    ・CIAに協力している日本人は多くいる!?
    ・日本の有名女優似の留学生がハニートラップを仕掛ける
    ・日本では数万人規模の中国スパイが活動している
    ・ウクライナ侵攻後、日本で見せたロシアスパイの不穏な動き
    ・日本のドラマに出演していたロシア人俳優がスパイだった
    ・日本人のビットコインを盗む北朝鮮ハッカー
  • 1,870(税込)
    著者:
    佐藤青南
    レーベル: ――

    この犬さえいれば、人生勝ち組――
    人間の欲望と犬の純真が交差したとき、嘘・罪・謎が加速する。
    疾走感No.1作家が放つ、傑作サスペンス!

    六本木のセレブ妻という設定で、SNSにマンガ〈保護犬さくら、港区女子になる〉を投稿している梨沙。
    ある日、出版社の編集者から書籍化のオファーが来る。動画サイトで人気になれば億単位の収入も夢ではないという。
    年収一億円を夢見る梨沙は大胆な行動に出るが、想定外の“事件”に巻き込まれ……。
    殺人者は誰か、嘘をついているのは誰か? 
    一度読みだしたらページをめくる手が止められない、疾走感満点の傑作長編ミステリー!
  • 1,870(税込)
    著者:
    木爾チレン
    レーベル: ――

    小説を書くことに翻弄される二人の女。
    どうしようもなく背負ってしまう因果。
    無傷ではいられないのに、
    それでも私は書き続けるのだ、
    という覚悟。
    そのすべてを封じ込めた物語を
    チレンさんは書いてしまった。
    ――――窪美澄(作家) 

    彼女は己の何もかもを削ぎ落しながら、
    美しく繊細な物語を紡ぐ。
    そうして生まれた作品は眩いばかりの光を放ち、
    同時に深い闇を孕む。
    この作品は、まさしく木爾チレンそのものだ。    
    ――――町田そのこ(作家)


    窪美澄さん、町田そのこさんも激賞!!
    一気読み必至!! 2023年の大本命!!
    最旬にして俊豪・木爾チレンの真骨頂、
    深き心の闇に愛憎蠢くヒューマンミステリー!!
    女にだけわかる、狂気。
    過剰な嫉妬は、やがて強大な殺意へ…。

    若くして小説家デビューを果たし、その美貌と才能で一躍人気作家となった東山冴理。
    しかし冴理は人気絶頂のさなか、突然、筆を断った――。
    やがて三十年の時が経ち、冴理のもとに、ひとりの女性編集者が執筆依頼に訪れる。
    「私には書く権利がないの」そう断る冴理に、
    「それは三十年前―白川天音先生が亡くなったことに関係があるのでしょうか」編集者は問う。
    「あなたは、誰かを殺したいと思うほどの絶望を味わったことってあるかしら」
    ――そして、この時を待っていたというように、冴理は語り始める。
    高校文芸部の後輩、白川天音が「天才小説家」として目の前に現れてから、
    全ての運命の歯車が狂ってしまった過去と、その真実を……。
    希望と絶望、 羨望と嫉妬……
    これは、ふたりの女性作家が、才能を強く信じて生きた物語。

    すべてを読み終えたあと、
    あなたはタイトルに託された"切ない意味"を知り、
    ぎゅっと、胸を締め付けられる。

    ヒット作『みんな蛍を殺したかった』の俊英女性作家による、
    1年ぶりの書き下ろし長編小説。
    満を持して、待望の最高傑作、降臨!!
  • 光さす未来が見えない――絶望の先に、待っているものとは!?
    終末の空の下、恋をして、
    僕は君と「生きる」と決めた。

    「世界の終わり」に、僕は君と一生分の恋をする!

    人生が嫌になり、この世から消えようとしていた「僕」――三枝翔の前に、
    ある日、真っ白な少女が現れた。
    彼女の名は、那由。
    自分は世界を創った神だと名乗る彼女は、僕に提案する。
    「どうせ死んじゃうなら、私の最後の七日間に付き合ってよ」
    …どうやら僕が自死を選ぶまでもなく、世界はあと七日で終わるらしい。
    でも本当に?
    ――これは孤独な僕らの前に時を超えてやってきた、
    究極に切ない「ボーイ・ミーツ・ガール」。

    世界を変える感動のラブストーリー!
  • 新宿歌舞伎町のホストクラブから女がさらわれた。ビル一棟を破壊し、女を拉致したのは、「横浜舞闘会」の総長・黒井健人と若頭。しかし、ふたりの本当の目的は、歌舞伎町中華街構想を阻止し、外国マフィアの領土侵略に歯止めをかけることだった――。スペクタクルな展開、度胆を抜くアクション、甘く激しいエロス、明かされる衝撃の真実! 渾身の超絶警察小説!!  「処女刑事」著者の新境地!
  • 十津川警部、北の大地へ飛ぶ!

    東京の下町で居酒屋「北国」を営む合田勝郎。彼がどこで生まれ、どこで育ったのか、どんな経歴かを、周囲の誰も知らなかった。その彼のもとに、訳ありげな若い女・水沼江美が転がり込む。だが食事に誘おうとした日に、突如失踪してしまう。女も自分と同じ小樽出身であることを男が知った翌日、新小樽新聞の東京支社長・池永実が四谷の支社内で何者かに殺される。池永は小樽出身の作家・小野寺圭に新聞連載「小樽ストーリー」を依頼し、資料集めに奔走していた。この作品で、小野寺は、明治時代の政治家で北海道開拓長官を務めた黒田清隆はじめ、小樽の問題点を正面から書くと勢い込んでいた。ふたつの事件につながりはあるのか? 男はなぜ故郷を追われたのか? 捜査を開始した十津川警部は、事件の真相を探るため小樽に飛ぶが、新聞社の周辺ではさらに不審な動きが……。
  • 一年前の自分に転生(タイムリープ)した不良刑事だが
    俺を殺したのは誰だ!?
    エロス × ミステリー × タイムトラベル

    一年前に転生(タイムリープ)して
    迷宮入り事件解決!?

    金と女には弱いが、困っている人を放っておけない不良刑事・如月。
    ある日、ワイロを受け取った帰り道に殺されてしまうが、気が付くと転生(タイムリープ)して、一年前の自分になっていた。
    自分が誰に殺されるのか捜査するうちに、数年前迷宮入り未解決事件、大物政治家の思惑とオレオレ詐欺、宗教団体の秘密など、
    謎が謎を呼び、思わぬ真実が明らかになってー。
  • シリーズ3冊
    605924(税込)

    箱根駅伝“敗れた強者”学連選抜!

    箱根駅伝の出場を逃した大学のなかから、予選で好タイムを出した選手が選ばれる混成チーム「学連選抜」。究極のチームスポーツといわれる駅伝で、いわば“敗者の寄せ集め”の選抜メンバーは、何のために襷をつなぐのか。東京~箱根間往復217.9kmの勝負の行方は――選手たちの葛藤と激走を描ききったスポーツ小説の金字塔。
  • 無限に襲いかかる虫!虫!虫!
    死の孤島で生き残れ!

    『アリアドネの声』で話題の著者最新文庫
    衝撃の音楽(ムシカ)×パニックホラー

    スランプに悩む音楽大学の同級生グループが夏休みに訪れたのは小さな無人島。
    そこには霊験あらたかな音楽の神が祀られているという。
    しかし、上陸し神社をお参りする彼らを待っていたのは、カメムシの大群だった。
    カマキリ、スズメバチ、ムカデ……次々と襲撃される彼らの前に現れたのは謎の巫女。虫の怒りを鎮める音楽「鎮虫譜」の真実とは?
    解説/若林踏
  • 学校の七不思議、背筋が凍る体験談、心霊写真、こわさもページ数もたっぷりの恐怖マンガを掲載。学校の怪談の決定版!
  • 無国籍で摩訶不思議 華麗でクレイジーな変奏曲集! 

    指や手の形をした巨岩があちこちから生える奇妙な村に、妻と私はやって来た(「観光旅行」)。後期ロト7の当箋通知が届いた。まさか、この俺が?(「当箋者」)。大人なんだから不用意な発言はやめてほしいよ。だって僕らは…(「夕飯は七時」)。恩田ワールドの原点<異色作家短篇集>への熱きオマージュ。小説のあらゆるジャンルに越境し読者を幻惑する15篇。

    新装版刊行に当たって、書評家・杉江松恋氏が解説「パレードは世界の果てまでも」を寄稿。また、2010年版の表紙に使用されたジョセフ・クーデルカの写真作品を斬新なデザインで再構成し、パッケージの奇想度合いもバージョンアップした「ジャケ買い」必至の一冊です。
  • ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。

    ウェブ上に起こる恐怖のデジタルホラーなど、思わずビビる怖い話やマンガを多数掲載。人気の都市伝説・学校の怪談!
  • 1,760(税込)
    著者:
    朝比奈あすか
    レーベル: ――

    ひと振りの香水で 明日のわたし、もっと輝く! 
    ベストセラー『翼の翼』『君たちは今が世界』で大躍進の著者がすべての女性に贈るエール。

    食品会社同期でワーキングマザーの菜々と愛美。アロマデザイナーに転身した元同期の麻衣。
    菜々たちと同い歳の派遣社員・彩子。
    働くスタイルや活躍の場が異なる四人のアラサー女性は、新型肺炎が蔓延し、混沌とした時代の波に揉まれ、変化を余儀なくされる。
    焦りや不安、重圧のなかで、彼女たちが拠りどころにしたものとは!?

    「香水は、使われている成分の揮発性に細かい差があり、時間とともに香り方が変化してゆく。
    肌につけた時、最初の数分の香りをトップノートというそうで、
    次にくるのがミドルノート、その先にラストノートと呼ばれる香りがあって、
    最後の香りがずっと続く(中略)とはいえ、ミドルノートも、ラストノートの手前の大事な香りです。
    強く香ることも多いので、やっぱりミドルノートがその香水の中心っていうか、
    わたしはミドルノートを基準に香水を選ぶことが多いかなって感じがします。」(本文より)
    社会人同期として、同じスタート地点(トップノート)から歩み始めたのに、
    結婚、出産、昇進、転職など、それぞれが別々の道を進んでいる――
    人生の「ミドルノート」で試行錯誤する女性たちは、この先どこへ向かうのか。
  • 「仕事をやめよう」「どうせみんな死ぬ」「単純作業をしよう」。異色の宗教家であり哲学博士・中田考先生による究極の30講義。
  • 下町人情探偵、奔る!

    いじめ「駆け込み寺」と女性撲殺事件のつながりは!? 東京・亀有で探偵事務所を開く小仏太郎。かつての警視庁の同僚・安間善行から受けた依頼は、調布市にある謎の家の主・宇堂忠次の正体を調べてほしいというものだった。〈予修寮〉と呼ばれるその家は「駆け込み寺」と呼ばれ、いじめで学校をやめた少年少女数人が住んでいるらしい。部下の下地に聞き込みをさせたところ、寮で家庭教師を務める女は北海道・旭川の出身だという。そんななか、その旭川に近い大雪山の麓にある層雲峡温泉で、ホテル従業員の内村京子が殺される事件が発生。しかも彼女はかつて予修寮に勤務していた過去が。事件と謎の家とのかかわりは…!?
  • 「学校」「遊び」など4つのテーマで四字熟語を紹介。その成り立ちや意味を子どもが10分で読める内容で紹介。
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  • カブトムシの能力を人間サイズで考えたら…。小さな昆虫たちの持つ能力のすごさがよくわかる、空想昆虫図鑑!

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  • 自然や生きもの、地球・宇宙など、子どもが抱く科学の疑問に答える、朝の読書にぴったりな一冊。執筆は現役の小学校の先生が担当。
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  • ピラミッドをはじめ古代から現代まで時代を超えて存在する建造物を建てるとしたら…。その技術・仕組みを図解で解説する図鑑。

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  • それぞれの歌にまつわるエピソードを詠み手である歌人が語りかけるように解説。歌の意味、詠み手の人物像がよくわかる一冊。
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  • 暮らしや仕事、歴史、遊びにまつわる素朴な疑問にわかりやすく答える一冊。小学校1年生版。
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  • 足し算、引き算、かけ算、わり算という基本の計算から、つるかめ算、仕事算などの特殊算まで。苦手な子でも読めば一気に理解できる「計算」の本。
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  • 「絶滅の危機に瀕した動物が裁判をおこしたら?」。そんなありえない設定で絶滅の危機に至った原因を真面目に探る新感覚図鑑。
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