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『文芸・小説、潮出版社』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全141件

  • 池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長が世界に与えた影響や知られざる秘話を描く感動ドキュメンタリー。

    待望の第1巻は、小説『人間革命』の執筆――。それは恩師の正義を証明するという挑戦であり、「最も苦しんだ人を最も幸福に」との宣言でもあった。
  • 正史の省略本『十八史略』のうち、『三国志』に該当する部分

    『三国志』の前史である『後漢書』、後史『晉書』からも 抽出して読み解いていく。

    黄巾の乱から始まり、魏晋革命までの三国時代100年を扱い、
    さらに横山光輝『三国志』の名場面も加え、『三国志』の具体像に迫る!!

    漢文、現代語訳等で古典を堪能でき、解説、地図、系図、写真で
    より理解も深まる内容に!!
  • 1,630(税込)
    著者:
    西條奈加
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    江戸を舞台に、個性豊かな三人の婆たちの日常と
    その周りで起こる悲喜劇をコミカルに描く
    「女性の老後」をテーマにした長編小説。


    名手宅の祐筆(文書や記録を取り扱う職)を得て静かな余生を
    過ごしたいお麓(ろく)は、おはぎ長屋という長屋に住んでいた。

    これで老後の安泰は約束されたと思い込んでいたが、
    その平穏な暮らしはわずか一年で終わりを迎えた。

    お菅(すげ)が越してくると、さらに半年後には
    お修(しゅう)がやってきたのだ。

    二人の幼馴染はお麓の長屋を毎日欠かさず訪ねてきては、
    心底どうでもいい話をしゃべり散らす。

    お麓はこの先、二人とうまくやっていけるのか。
    安穏に暮らすはずの余生はどうなってしまうのか。
    さらには、いろいろな事件に巻き込まれていき……。
  • 2024年ドラマ主人公のモデル「三淵嘉子」。
    日本史上、女性で初めて法曹の世界に飛び込んだ
    彼女の人生を綴った長編小説。

    嘉子は、明治大学専門部女子部で学び、日本初の女性弁護士の一人となる。
    世間からも注目をされていたが、戦争に突入する時代に弁護士となった嘉子は、
    活躍の場を得られないまま終戦を迎える。
    戦争で全てを失った彼女に残されたのは、かつて学んだ法律の知識だけだった。
    多くの困難を乗り越え、念願の裁判官に就任した嘉子と彼女を慕う仲間たちは、
    苦境から抜け出せない人々を救うために、政治の力だけでは解決できない
    問題に向き合っていく。
  • 1,240(税込)
    著者:
    馬場あき子
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    2024年、大河ドラマの主人公・紫式部が紡いだ長編物語『源氏物語』
    全54帖の華麗にして深遠な世界を一冊に凝縮!

    わが国最古の長編小説といわれる『源氏物語』。
    本書はそんな『源氏物語』全部54帖を円熟の歌人・馬場あき子が、
    歌人ならではの深い洞察力と感性から掌編として紡ぎ出し、
    『源氏物語』を充分に堪能できる一書!

    加えて本書には、香老舗 松栄堂提供による京都画壇で活躍する日本画家54名が、
    『源氏物語』各帖をテーマに描き出した美しいカラーの挿絵を配しており、
    気品に満ちた文章と華麗なる日本画によって、より一層『源氏物語』の深遠な世界観を
    愉しめるものに。
    巻末には、文庫化のための著者による「あとがき」も新たに収録。

    本書は『源氏物語』に初めてふれる方から、改めて読み直そうという方まで、
    あらゆる読者に充分に満足いただけるお薦めの一冊。
  • 780(税込)
    著者:
    山本甲士
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    大ヒット作『民宿ひなた屋』著者による
    「ひなた」シリーズ待望の最新刊!!

    売れないアクション俳優を辞めて帰郷し、
    おでん屋で働き始めた独身アラフォー男。
    そこは5店舗しか残っていないシャッター通りの商店街で、
    更地にして企業誘致するという計画もささやかれていた。
    そんなときに、地元テレビ局の食レポがあり、

    女子大生にそそのかされた男は忍者装束で対応したところ、 思いもよらない方向に評判が広がって引くに引けなくなってしまい……。
    ムダな過去なんてない!人々と町の再生物語!
  • 980(税込)
    著者:
    山口恵以子
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    「食堂のおばちゃん」「婚活食堂」が大人気の著者が
    渾身の力で描く熱き人間ドラマ!!

    昭和30年、映画監督を目指す主人公の五堂顕(ごどう・あきら)は
    太平洋映画の助監督試験に落ちてしまう。
    だが、諦めきれずアルバイトを探しに来た撮影所で小火(ぼや)を消し止めたことから、
    照明部にスカウトされる。照明部のいちばん下の見習いからスタートした顕は、
    失敗を繰り返しながら現場で経験を積むうちに照明の魅力に引き込まれていく。
    まじめだが臨機応変で勉強熱心な顕は、徐々に監督や他のスタッフたちに好かれ、
    照明技師としての腕を上げていった。
    活気があり、エネルギーに満ち溢れていた映画の世界は、まさに娯楽の王様だった。
    しかし、映画の栄光は長くは続かなかった。「電気紙芝居」とバカにされていた
    テレビがカラー放送を開始し、東京オリンピックで爆発的に売れたのだ。
    映画会社の衰退は著しく、スタッフたちは事実上解雇されてしまう。
    顕は、照明技師たちは、映画界はこの先どうなってしまうのか──。
    もう一人の主役ともいえる女優の衣笠糸路(きぬがさ・いとじ)や
    初の女性脚本家、監督や俳優など、誰がモデルになっているのかを
    想像しながら読むのも楽しい。
    ただならぬオーラを放つ俳優、そして名監督たちが綺羅星のごろく存在した時代。
    そして、刻々を移りゆく時代のなかで、それでも変わらない心揺さぶるもの、
    人が懸命に生きる姿を、松本清張賞受賞作家の著者が描く。

    ──本作は誰にでも楽しめる極上の娯楽小説だと思います。
    読めば元気が湧いてくる物語に仕上がっています。
    本作が映画化・ドラマ化された暁には、衣笠糸路の役は、ぜひ私に演らせてください!
    糸路に魂を吹き込んでみせますので。(高島礼子/女優)

     ──「娯楽の王様」を支えた光当たらぬ技師たちの日々の研鑽と苦楽を照らし出し、
    映画スターが光り輝いていた時代の、明るく開放的な物語。
    (東えりか/書評家/「週刊現代」より)
  • 今の日本では、“無縁高齢化”とも呼ぶべき状況が起きている――!
    高齢者たちはどんな経緯で社会から切り離されたのか―

    誰もが最後にたどり着く高齢者福祉の“未来”を救え。

    刑務所が終の住処   介護虐待   老齢LGBTQ
    名もなき墓碑   日雇い老人の街  高度成長の闇
    自殺者ゼロの取り組み   長寿日本一の村

    世界一の高齢化大国“ニッポン”の行く末をノンフィクションの革命児が徹底取材!


    第一章 黒い黄昏
    刑務所という終の棲家―累犯者
    暴力化する介護―高齢者虐待
    腐朽する肉体―孤独死

    第二章 過ぎし日の記憶
    海の怪物との戦記―捕鯨
    黒いダイヤの孤島―炭鉱

    第三章 日本最大のドヤ街の今
    ドヤ街の盛衰
    命の牙城―LGBTQ高齢者介護
    名のない墓碑―葬儀

    第四章 忘れられた日本人
    隔離と爆撃―ハンセン病
    闇に花を咲かせる―ハンセン病
    祖国は幻か―中国残留日本人

    第五章 高齢者大国の桃源郷へ
    死の淵の傾聴―自殺
    もう一つの実家―介護
    村はなぜ、女性長寿日本なのか―寿命

    世界最大の高齢化大国に生きている私たちは、
    もう高齢者の身に起きている現実に背を向ける余裕はないはずだ。
    まだ目をそらして問題を先送りにするのか、
    今こそ目を見開いて未来を変えていくのか。
    日本の将来は、読者一人ひとりの決断にかかっているのだ。(著者)
  • その名は、少年勇者 ――!
    故郷を追われ、「海賊」と蔑まれた男たちの
    起死回生の物語。
    我ら、「倭寇」にあらず。運命を切り拓く者なり
    戦いに敗れた熊野衆の未来は、一人の若人の手に託された。
    「水平線の向こうには何がある――」
    時代の変革期を懸命に足掻いた者たちを迫力の筆致で描く! 渾身の書き下ろし!

    【あらすじ】
    南北朝の戦いに敗れた熊野衆は、源氏の末裔・千鶴(のちのアギ・バートル)を旗頭に
    いまだ南朝方が優勢な九州での再起を図る。
    熊野で舟指(船頭)をしていたカラスは、類まれな船捌きを買われ、次第に千鶴の片腕となっていく。
    しかし、足利幕府方の九州探題・今川了俊によって南朝方は大宰府を奪取される。
    もはや日本に安住の地はないのか。外洋航海術、大型船の建造、琉球との交渉などの困難を乗り越え、ついに彼らは外海へ――。
  • 日本の近代演劇草創期に女優として活躍した
    山川浦路(やまかわ・うらじ)を主人公とする歴史小説。
    日本人離れした体格と美貌とによって女優として高い評価を受けた山川浦路は、
    映画『バグダッドの盗賊』で知られる夫・上山草人(かみやま・そうじん)とともに
    活躍し、アメリカに渡って波瀾万丈の非常に魅力的な人生を送ったといわれる。
    また、浦路と草人の結婚の際、仲人が後に内閣総理大臣となる
    犬養毅(いぬかい・つよし)であり、女優になることをめぐって浦路が
    乃木希典(のぎ・まれすけ)と対峙しているほか、谷崎潤一郎、森鴎外などをはじめ
    歴史上の著名な人物が次々に浦路の人生にはかかわっていく。
    今まであまり知られていなかった歴史の一側面についても
    垣間見ることができる魅力のあふれる著者渾身の小説!

    【あらすじ】
    1947年、日系二世の野正琴(のまさ・こと)は、
    ロサンゼルスのリトルトーキョーを訪れていた。
    戦時中、ヒラリバー収容所に移住させられていた際に
    近所に住んでいた老女が、今はこの小さな日系人街にある
    古いガレージの二階に住んでいる。
    彼女の名は、三田千枝(みた・ちえ)。
    かつてUra.Mitaとしてハリウッド映画に出演していた女優であった。
    映画が好きな琴は千枝に、いつか女優だった頃のことを
    聞かせてほしいと頼み込んでいたのだ。
    その約束を実現してもらうためにやってきたのである。
    そんな琴に千枝の口から語られたのは、日本で山川浦路という名で
    活躍をしていた輝かしい日々のこと、
    そして千枝のかつての夫・上山草人(かみやま・そうじん)との
    関係についてだった……。
  • 980(税込)
    著者:
    車浮代
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    モデル・冨永愛さん、絶賛!
    「苦難と災害に立ち向かいながらも
    受け継がれる想いに、心に火が灯るような活力を得る!
    あぁ、日本の素晴らしさをまた知ってしまった。」

    江戸後期。知多郡半田村(現在の愛知県半田市)で酒造業を営む、
    五代・中野半左衛門の急死により、婿養子に迎えられた三六(のちの初代・中野又左衛門)は、
    酒造りの傍ら、酒粕を使った粕酢造りを思いつく。
    いまや世界で愛される日本の「寿司-SUSHI-」。その流行の淵源となった「粕酢」に生涯をかけた、
    初代から二代、三代へと受け継がれる三人の又左衛門の物語。
    巻末に女優・高島礼子氏との特別対談を収録。

    「歴史書であり、啓発書であり、企業書でもありますね。仕事に悩んでいる人に 読んでもらいたい本です」
    「私はお寿司が大好きですが、酢飯に注目して食べたことはありませんでした。これからは、酢の歴史にも思いを馳せて味わいたいと思います」
    ――女優・高島礼子さん(巻末の特別対談より抜粋)
  • 829(税込)
    著者:
    三好京三
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    2024年大河ドラマは紫式部!

    名作『源氏物語』の作者が直木賞作家の手によって等身大の女性として鮮やかに蘇る。

    時は平安時代――。藤原家に生まれた香子は、一人の女性として悩みながら、物書きの才能を開花させていく。
    彼女はいかにして「紫式部」となったのか。そして『源氏物語』の執筆の陰にある彼女自身の物語とは……。
    時の権力者道長との関わりなど、小説ならではの展開の中に実像を追う。

    作中に登場する人物たちが織りなす和歌にも注目!

    「紫式部は歴史に残る大作『源氏物語』の作者である。わが国物書きの最高峰の先達と考えていた。
    いつかは始祖紫式部の生まれ育ち、生き方について書きたい、と思うようになっていたのである」(「あとがき」より)

    解説に、中山義秀文学賞や新田次郎文学賞などで注目の作家・奥山景布子氏が特別寄稿!
  • 1,630(税込)
    著者:
    天野純希
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    吉野の山野で馬借に仕えていた少年・多聞は、野盗による襲撃から辛くも逃れる。
    行先のない多聞の前に、二人の武者が―。二人は、後醍醐帝の後胤・玉川宮敦子、後鳥羽帝の後裔・鳥羽尊秀、と名乗る。
    「そなたには見どころがある。どうだ、我らの同志にならんか?」

    弱き民草を虐げ、我が世の春を謳歌するすべての武士、公家、寺社、有徳人どもを倒し、あるべき世を作り上げる。

    吉野朝(南朝)の隠密部隊「菊童子」として訓練を受けることになった多聞は、京の将軍・足利義教の打倒と南朝の再興へ向けて尽力していく。
    暗殺、奇襲、破壊工作――その道は過酷を極めた。
    状況の打開へ、敦子と尊秀は、将軍義教の弟・義昭との接触や、鎌倉公方の籠絡、同志の拡大などを画策する。
    一方で、南朝の正統性、そして信念と志に、有力大名や国衆をはじめ「つわもの」たちが集い来る。
    ついに義教は吉野へ大軍を差し向ける。その裏には幕府方、吉野朝方、それぞれの武将たちの思惑が交錯する。
    しかし、誰も気づかぬところで、さらなる謀略が張りめぐらされており――!

    中山義秀賞をはじめ、数々の賞を受賞した歴史小説の気鋭が、
    歴史に埋もれた国家の行く末を懸けた史上最大の「ゲリラ戦」を迫力の筆致で描き出す会心作
  • 1,830(税込)
    著者:
    中原一歩
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    「山谷」の鰻、「魚河岸」のナポリタン、
    「深川」のめしや、「土手下」の焼肉、
    「三里塚」のジンギスカン、「鹿浜」のホルモン、
    「中山道」の立ち食いそば――。
    巨大都市・東京の周縁で労働者が集まる「寄せ場」こそ、人間のあらゆる欲求を本能的にむき出しにさせ、
    「食」と地続きで都市に生きる人間の「生」を作りあげている現場なのだ。
    食べるという行為が内包する「食べる喜び」と「食べなくては生きてゆけない辛さ」を、「寄せ場」で二十数年にわたって飲み食いを続けてきたノンフィクションライターが活写した。
    単なる消費のための情報ではない、切れば血の出る異色の「グルメ本」。
    月刊『潮』で3年半にわたって連載され話題を呼んだルポルタージュが書籍化。
    本書を読んだあなたは、今晩ひとりで赤提灯の暖簾をくぐりたくなるだろう。
  • 719(税込)
    著者:
    太田紫織
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』シリーズ著者・太田紫織先生、最新ミステリー。

    「人や物、物事への執着や愛情、「好き」という感情にまつわる事件を解決する。

    【あらすじ】
    幼馴染の昴と宵深は同じ高校のクラスメイト。
    ある日、学級委員の宮川ひなとの帰り道で、
    彼女の推しの男性シンガーの配信を見る。
    その配信で高額の投げ銭をするアカウントに対し、
    ひなは「この子、たぶんエリだ・・・」とつぶやく。
    ひなの心配をよそに、ある日エリは「マネージャーさん経由で連絡が来たの」と誇らしげな様子だが・・・・
  • シリーズ2冊
    880(税込)
    著者:
    鷹井伶
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    幼いころに徳川家康の家臣・服部半蔵に命を救われた瑠璃。
    その時、半蔵が見せた薬草の使い方に興味を持ち、
    保護された村で出会った師匠から本草学の書籍をもらい受け、薬師になる夢を膨らませる。
    その後、家康の祖母に小間使いとして仕え、本草学の知識を生かして体に良い茶を煎じる日々を過ごす。
    半蔵もそんな瑠璃を気にかけ、何度も様子を見に来ていた。

    一方、今川家での人質として暮らしに鬱屈していた松平元康(徳川家康)。
    今川義元の姪(瀬名・築山御前)との望まぬ婚姻が決まり、その報告に祖母の家を訪れる。
    そこで、出会ったのが小生意気な少女・瑠璃だった。

    その後、時代は流れ、桶狭間の戦いを経て戦国大名へと昇り詰めていく家康。
    しかし、決して安穏な日々ではない。武田信玄による三河侵攻、織田信長からの圧力・・。
    そして重要性を増す瑠璃の師匠がもつ各大名の病状と処方箋を記した覚書の存在。
    心労の絶えない家康の傍らで瑠璃は茶をそして薬を煎じて支える。

    戦国乱世において、家康の体調や精神を支え、共に歩んだ女性の物語。
  • 今秋放送開始 ドラマ「ブギウギ」原案本が待望の文庫化!

    戦後の混乱期に一世を風靡した大スター・笠置シヅ子。
    現代でも「ブギの女王」として知られ、「東京ブギウギ」「買物ブギー」など名曲の数々は多くの人を魅了する。
    彼女の唄と踊りは時代の大転換の中で誕生し、人々に変革をもたらす役割を担った。
    それは、どれほどの輝きであったか――。
    昭和を生き抜いた魅力的な女性の生涯を、戦後復興期という時代と
    日本人の生き方とともに解き明かし、その精神は閉塞感漂う現代日本に活力を与える!
  • 『三国志演義』『西遊記』『水滸伝』『金瓶梅』『紅楼夢』
    中国五大長篇小説の魅力を、まったく新たな切り口でひもといた名著、待望の文庫化!

    2007年1月に筑摩書房より刊行された同名作品の文庫化。
    本著は桑原武夫学芸賞(主催:潮出版社)の第10回(2007年)受賞作品でもある。
    道化師、悪戯者、詐欺師、暴力の化身、色欲魔、純粋少女──。
    これらのトリックスターたちが、中国五大白話長篇小説といわれる
    『三国志演義』『西遊記』『水滸伝』『金瓶梅』『紅楼夢』の物語世界において、どのような役割を果たしてきたのか。
    まったく新しい視点で物語の奥深さや共通する特性や連続性をひもといていく。
    『キーワードで読む「三国志」』『水滸縦横談』『史記・三国志英雄列伝』『読切り三国志』に続く、
    当社刊行の“井波中国古典文学シリーズ”の第5弾!

    文庫版巻末には桑原武夫学芸賞受賞時の著者による「受賞のことば」とともに、
    選考委員であった梅原猛氏、鶴見俊輔氏、山田慶兒氏の各選評も掲載。
    解説……松浦智子氏(神奈川大学外国語学部中国語学科 准教授)
  • 1,140(税込)
    著者:
    塚本青史
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    則天武后、楊貴妃、安禄山が繰り広げる攻防戦。
    唐帝国の繁栄と没落を招いた皇帝の生涯を描く!

    唐朝第六代皇帝・玄宗の光と影

    大唐帝国の繁栄と没落を悠然と描いた絢爛たる一大歴史絵巻!

    中国、垂拱元年(685年)、唐帝国の東部・洛陽で生を受けた李隆基は
    後に皇帝・玄宗となり、治世の前半は「開元の治」と呼ばれる善政を行ったが、
    晩年は楊貴妃を寵愛することで、「安史の乱」の原因を作り、唐の弱体化を招いてしまう──。
    大唐帝国皇帝・玄宗の一代記を中国小説の旗手が描いた歴史大作!
    解説=砂原浩太朗(作家)
  • 物語の舞台は、歴史ファンの間でも注目度の高い清代末期の光緒25 年(1899 年)。

    中国大陸に進出したイギリス、ドイツ、フランスをはじめとする西洋列強は、中国各地で分割支配を強めていた。
    そんな列強諸国に対抗すべく、「扶清滅洋(清を扶け西洋を滅ぼす)」のスローガンを掲げた「義和団」を名乗る集団が、
    山東省での暴動をきっかけに各地に広がり、社会は不安定な状況であった。
    そんななか、杭州・西湖のほとりにある孤山に暮らす数え年で二十一歳の丁仁は、
    金石学者である父・丁立誠の後を継ぎ、学究に勤しんでいた。
    ある日、生薬である「竜骨」に神秘的な図形や文字のようなものが刻まれていて、北京で騒動になっていることを耳にした丁仁は、
    丁家にかねてから出入りする北京在住の雑貨商人・元突聘に、その子細を尋ねようとする──。
  • 夜が怖い。あの人のいない夜が怖い。
    だから――わたしは書き続ける、
    彼とわたしの優しくて残酷な物語を。

    塾の教え子の父親と関係をもった凪子。
    会えない寂しさを埋めるように
    彼女は彼への想いを筆に載せる。
    この手紙は、
    彼とわたしが愛し合った確かな証。
    いつかふたりの物語を書きたい。
    夢に手が届きそうになったまさにその時――
    なぜ、こんなことが起こったのか。

    それは赦されざる恋か。
    どうしても忘れられない人がいる、すべての読者に贈る恋愛小説の不朽の名作が
    待望の文庫化!
  • のんびりした老後を夢見る59 歳の主婦・悦子。
    ところが、定年間近の夫とのビミョーな関係、就職しない息子、
    シングルマザーとして生きようとする娘、
    さらに、80代の母は恋…!? と次々に想定外の出来事が。
    平凡な家庭に巻き起こる波乱の日々は、深刻なのに、なぜか笑えて、心にしみる。
    スッキリ痛快な家族小説!

    「ニヤニヤ笑いがとまらない。まるでテレビのホームドラマを見ているような気分だ」
    ――解説は池上冬樹氏(文芸評論家)
  • スカンダー・スミスは夢をかなえ、島でユニコーンライダーとしての訓練をはじめる。
    しかし、スカンダーと仲間たちがエアリーでの訓練2年目を迎えたとき、新たな問題が起こる。
    永遠の命を持つはずの野生のユニコーンが次々に殺され、島が災いにみまわれるとの予言のとおり、
    元素の魔法が島を破壊しはじめた。
    一方、スカンダーの姉のケンナは、ユニコーンライダーの試験に落ちてしまったが、
    島でライダーの訓練を受ける夢をあきらめきれずにいた。
    スカンダーはなんとしても姉の夢をかなえてやりたいと願いつづける。
    進みつつある島の崩壊を、スカンダーは止められるのか!? タイムリミットは迫っている!

    意外な人物の活躍、元素の魔法、空中戦、太古の秘密、凶暴なユニコーン──叙事詩を思わせる壮大な冒険ファンタジーが今再び。
  • もし彼女の働きがなかったら、日本の歴史が少し違ったことになっていたかもしれない(著者)

    52歳で志を立て、信州飯田から京へのぼった歌人・多勢子は、
    岩倉具視の命を助け、孝明天皇暗殺の幕府方の密謀を探り出すなど
    若き男性志士たちと共に命がけで国事に奔走する。

    「武士(もののふ)の 赤き心を語りつつ 明くるや惜しき、春の夜の夢」(松尾多勢子)
    随所にちりばめられる多勢子の和歌。その歌に込められた想いとは――。

    明治維新の渦中、国ために戦った女性勤王志士の物語!

    著者による「文庫版に寄せて」を加筆!
    巻末には文芸評論家の縄田一男氏による「解説」を掲載!
  • 930(税込)
    著者:
    鎌田實
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    月刊『潮』で大反響の長期連載を待望の単行本化!

    『鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」』(集英社)『認知症にならない29の習慣』(朝日出版社)『鎌田式ズボラ筋トレ』(エクスナレッジ)など、
    近年ベストセラー連発の医師・作家の鎌田實氏が贈る!
    人口減少、コロナ、孤独、死……日本社会を覆う「壁」の突破法!

    序章 この国の壁の突破法――「人口減少」がもたらす未来を回避する
    第1章 「未来を閉じる壁」を打ち崩すイノベーション
    第2章 「いろんな生き方」を実践する「壁壊し名人」
    第3章 生と死の境界線にある「壁」を崩して
    第4章 今までどおりの「壁」も壊し命を土俵際で守る
    第5章 人口減少という「壁」に負けない地域力
    第6章 心のまわりにある「壁」を壊すアートの力
  • これぞ、王道の警察小説!!
    「突破屋」の異名を持つ警視庁捜査二課第四知能犯捜査三係の
    五来太郎のもとに匿名のタレコミが入る。
    料亭を張り込むと、そこは、国運省の官僚と建設業者との会食の場だった。
    国家規模での公共事業の入札情報が特定の業者に流出している可能性が――。
    その後も密談を繰り返す両者だが、巧妙に隠される贈賄の証拠。
    途方もなく地味な捜査の積み重ねの末、癒着の現場を押さえた緊迫の瞬間に!
  • 15 年前、重篤な病に倒れ臨死体験までした著者が、食生活全般を見直し、
    自らおうちごはんを作るようになるまでを描いた同名単行本を文庫化──!

    生きることは、食べること───。
    エンディングノートより、レシピノートを書こう!

    2008 年暮れ、雪の舞う岩手県盛岡市で、急性の動脈疾患と心臓病に襲われ、
    13 時間に及ぶ緊急手術を終えて、意識不明の状態が2 週間も続き、
    「死ぬのが普通という重篤な状況だった」という内館牧子さん。
    その後、奇跡的に生還し、医師からは日頃の食生活の大切さを噛んで含めるように諭されたという。

    “食は命” と知った内館さんの食生活は一変!
    それまでの外食・美食三昧の日々から、自ら包丁を握り、だしをひき、ベランダで野菜やハーブを育て、おうちごはんを楽しむ毎日を送るように──。

    そんな経験をもとに本書に紡がれた「体が喜ぶおうちごはんのありがたさ」
    「病気を寄せつけない食べ方」等の内容は、
    家庭料理の大切さや、食に対する考え方を見つめ直すきっかけとなるに違いありません。

    巻末には「ばあば」こと料理研究家の鈴木登紀子さんとの対談を掲載し、
    文庫版だけの特別企画として、NHK『きょうの料理』や『一汁一菜でよいという提案』の著書でおなじみの
    料理研究家・土井善晴氏との対談も収録!!

    【本書内容】
    第一章 “食は命”と知る
    「一本の点滴より一口のスプーン」
    身にしみた「医食同源」
    今、改めて「食べることは生きること」
    「外ごはん愛」の女たち
    おいしく豊かな水だし生活
    牧子、還暦過ぎて油を考える

    第二章 一回でも多く、楽しく食べたい
    独りごはんに慣れるコツ
    野菜はベランダで摘み、テーブルへ
    残り物を「お洒落めし」に変身させよう
    和食器の「見立て」にハマる
    あんみつは和風スイーツ?
    ごはん党も脱帽! 今どきのパン事情
    節分に鬼もあきれるこの裏技

    第三章 おいしさを増幅する“懐かしさ”
    これまでの人生で、一番おいしかったもの
    「男の料理」は非日常
    初がつお 食べた時から初夏が始まる
    泣けるほどおいしい飲み物があった
    お弁当、詰めるはおかずか愛情か?
    神は家族の膳に宿る

    第四章 料理嫌いの“おすすめレシピ”
    おいしくなる「ほんのひと手間」
    ピンチを救った魔法の小びん
    健気(けなげ)な母がよみがえる昭和の献立
    春だけの宝石を味わい尽くす
    飲める人にも飲めない人にも、おいしい秋
    「能書き」は鍋の隠し味
    第五章 “元気で長生き”のために、何食べる?
    「重い女」脱出法とは? ―前編―
    「重い女」脱出法とは? ―後編―
    シニアよ、やっぱり肉食を
    ただ一生懸命に作り続ける

    対談1
    料理研究家 鈴木登紀子さん

    対談2
    料理研究家 土井善晴さん
  • 松尾芭蕉、正岡子規、高浜虚子、中村草田男……古今の名句をねんてん先生の軽妙な解説ともに。
    「俳句は作者を離れて鑑賞すべき文芸である」――
    自由に、口ずさんで、想像力豊かに。

    第1章 春
    第2章 夏
    第3章 秋
    第4章 冬
  • 1,530(税込)
    著者:
    久田恵
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    シングルマザーとして奮闘してきたカヤノは、
    70代の今、都会から移住した「サ高住」で気ままに暮らしていたが……。
    個性的な住人たちとのやりとり、
    娘や息子との関係、予期せぬトラブル、ときめく出会い。
    風光明媚な丘陵地の「サ高住」を舞台に、いまどきシニアの日常生活を軽妙なタッチで描いた物語。

    月刊「パンプキン」連載時から話題を集めた小説の単行本化!
  • 1,030(税込)
    著者:
    村田喜代子
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    樹は何を想い、そこに立つのか―
    人と樹が織りなす不思議な物語の世界へ
    「深い夜の木」 など全18編を収録! 生命(いのち)と魂を紡ぐ珠玉の連載短編集!
  • 780(税込)
    著者:
    山本甲士
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    舞台は佐賀県! 積み重ねてきたものは、いつか役に立ってくれる。 夢破れたアラフォー男と、希望を見いだせない不登校の女子中学生。 〔負け組〕コンビが奇跡を起こす! プロの釣り師になる夢がかなわず、実家の民宿を継ぐことにした男。 宿泊客は減り続け、両親はとっくに閉店ガラガラモード。 が、男の経験と、不登校女子の好奇心がリンクしての逆転劇が始まる! 『ひなた弁当』『ひなたストア』の著者が描く再生の物語。
  • 814(税込)
    著者:
    古川智映子
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    聖教新聞紙上に掲載され大好評を博した「古川智映子の負けない人生」の内容に著者みずから大幅に加筆し、一冊のエッセイ集に。

    最愛の夫の裏切り、次々に襲いかかる病魔、NHK朝ドラ『あさが来た』の原案作『小説 土佐堀川』創作秘話まで。 日々を生きていくなかで著者が常に心に留めていたのは、「幸福になりたい」「負けない」という2つの言葉でした。 多くの人との出会い、そして人生の師匠からの励ましによって、著者の波瀾万丈の人生はやがて大きく拓かれていくことに。 すべての病魔を見事に克服し、90歳の現在を元気に溌剌と過ごしている著者・古川智映子さんのこれまでの「負けない人生」は、 行く先不透明で困難な時代を生きる私たちの生き方に、大きなヒントを与えてくれるに違いありません。
  • 1,140(税込)
    著者:
    谷村志穂
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    北海道・大沼湖畔に佇む2つの児童自立支援施設。そこではさまざまな事情で親元を離れた少年少女たちが、自立のために職員たちと一つ屋根の下で暮らしていた。 施設を束ねる藤城遼平の娘・ゆきは札幌の病院で働く新人の理学療法士。偶然、父の教え子である同世代の摩耶が歌うYou Tubeを見たことから、摩耶そして同じく教え子である兄・拓弥の兄妹と出会い物語は動き始めていく……。
    「非行児はずっと非行児」と、登場人物の一人は投げかける。人は変われるのか、傷を負った子供の心を大人は癒すことができるのか――。実在の児童自立支援施設を取材し、児童福祉を巡る現実とともに、愛を求めて傷つき、もがき、それでも生きていく若者たちの繊細な心情を描き上げた著者渾身の一作。
    待望の文庫化。
  • 1,140(税込)
    著者:
    井上荒野
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    映画『あちらにいる鬼』(2022年11月全国ロードショー)の原作者が紡ぐ、 「おいしいもの」にまつわる50の風景。食卓のおかげで、私たちは「家族」だった──。
    2014年9月に刊行された、単行本『荒野の胃袋』の文庫化。 直木賞をはじめ、数多くの文学賞を受賞し、随筆やエッセイ、絵本の翻訳でも高い評価を受ける井上荒野さんは、食べることが大好きで、料理上手でも有名。そんな著者が軽妙な筆致で描き出す、「おいしいもの」にまつわる50のショート・エッセイ。
    食べ物の記憶にはいつも味や匂いとともに、ステキな情景や思い出もついてくる――。本文に紹介された一品をおいしく作れるレシピを、色鮮やかなカラーイラストとともに収録。
    巻末には文庫化のための豪華特別対談 角田光代 × 井上荒野「生きること 食べること」を収録!!

    【本書内容】全50のテーマ項目を「春」「夏」「秋」「冬」に分けて構成。 ◎井上家の家訓 春 にぎやかな筍 ◎今年もお弁当 ◎にぎやかな筍 ◎キングオブエビフライ ◎フランスうどんの音 ◎うどん問題、あるいはルーツ ◎ステーキバトル ◎コンビーフ自分史 ◎塗りものと二日酔い ◎煮干しはえらい ◎混ぜごはんの領土問題 ◎クレッソンとサラドと鰐梨と ◎ササミ礼賛 夏 切ない梅酒 ◎外食考 ◎大人な茄子 ◎昔のとうもろこし ◎切ない梅酒 ◎香ばしき魂 ◎裏通りの冷やし中華 ◎ひみつのカニカマ ◎「しぼりたて」と「てかてか」 ◎王女様のチーズサンド ◎麦茶、あるいは敬意の問題 ◎青春のインスタントラーメン 秋 夜とロシアとコロッケと ◎ろくちゃんの茄子 ◎煮込みの明日 ◎キングオブ干物 ◎ケーキを焼く理由 ◎幻のミートパイ ◎ひとり羊 ◎夜とロシアとコロッケと ◎なんちゃってポルチーニの幸福 ◎パーフェクトな秋刀魚 ◎絶滅危惧種の卵 ◎男らしさと油揚げ ◎じゃがいもをする話 ◎母と食べる 冬 おせちを作る理由 ◎「ごろっとしたごはん」考 ◎レディとトランプのスパゲッティ ◎主婦の昼ごはん ◎葱の青いところ ◎孤高の牡蠣ごはん ◎干鱈と闘う ◎大晦日の鰤かぶら ◎悩ましきお雑煮 ◎黒豆の心 ◎おせちを作る理由 ◎元旦と甘酒 ◎がり餅と火鉢 ◎納豆と想像力 ◎最後の晩餐
  • シークワーサーの台木に、甘い蜜柑の穂木を接ぐ接ぎ木の映像を見た主人公は、幼い頃の生々しい匂いが満ちた混乱の記憶を呼び起こしてしまう「接ぎ木」。

    聡子の友だちは14歳になってすぐに病気で亡くなってしまうが、数日後の夕方、誰もいない音楽室から知っているピアノの曲が聞こえて、亡くなった友だちに思いを馳せる「迷鳥(まよいどり)」。

    死者に触れてしまったことでしばらくの期間、物忌みの日々を過ごさなければならなかった平安時代の貴公子・在原業平は、その日々を手の先からするりと消える蛍になぞらえた。現代にもまた、儚い思い出から抜け出そうと生きる男がいる「蛍」

    などをはじめ、場所も時代も立場も様々な人間模様を、まるで空想と現実が混ざり合ったような不思議な物語として描く珠玉の短編24編を収録。
  • 世界の美術業界に革命をもたらした陶板技術。その技術を発見し、美術作品として活用することで、世界に類を見ない規模の美術館として広く知られている鴻塚国際美術館。その設立に尽力した人々の姿を描くことで、「陶板」という、一つのおおきなムーヴメントを起こした先見性、可能性、将来性を、老若男女問わず、アートに興味をもつ世界中の人々に訴える。
    当時の陶板制作の現場担当者、版権取得に関する交渉話、美術館建設に関する話を、関係者への取材に基づき描いたアート小説。
  • 話題作が待望の文庫化!
    ノンフィクション界の“革命児”が挑む児童福祉の現場の光りと影! !

    単行本時から反響の声が続々!
    「虐待や貧困だけでなく、子どもたちの未来のためにも大人が関心をもって見守ることが必要だと感じました」
    「私自身、児童福祉の現場の人間ですが、現場の人間が1番伝えてほしいことを丁寧に取材されている」etc


    児童相談所に寄せられる虐待相談件数、年間20万件(令和2年時点)
    国内のシングルマザーの数、123万人(平成30年時点)
    ひとり親家庭の2組に1組、子どもの6人に1人が貧困。
    小中学校を長期欠席している生徒、約29万人(令和2年時点)
    通常学級の生徒の15人に1人が発達障害。

    この現状を見過ごせますか――?
    女子少年院、児童養護施設、赤ちゃんポスト、子供ホスピタル、子供食堂、発達障害、フリースクール…
    レールを外された子どもはどのような世界を生きているのか―!
    「1人でも多くの人たちが、当事者として子どもたちに関わっていくことが必要不可欠だ。それができた時、日本は誰にとっても希望がもてる国になるに違いない」(著者)
  • 「おなごはいくさの役には立たぬかもしれぬ。
    だが、もっと大きな働きで陰の役割を担うこともできるのじゃ」(徳川家康)

    関ケ原後、いまだ不穏な動きを見せる奥州。
    家康の画策で津軽藩主・信枚に嫁いだ満天姫。

    慣れない最果ての地での正室としての暮らし。
    前夫である福島家の息子の存在。
    襲い来る飢饉。
    信枚への想い――
    そして大切な人たちの死。

    すべては江戸と津軽のために。
    これは――女の関ヶ原!
    「争うよりも、相手の真心を引き出し、いかようにして味方につけていくか。そこに思いをいたさねばならぬ。相手ではない。自らの生き方にかかわることじゃ」(満天姫)

    波乱に満ちた家康の養女の生涯!
    巻末には、直木賞候補でいま大注目の作家・永井紗耶子氏による特別解説を掲載!
  • 1,140(税込)
    著者:
    井波律子
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    1989年9月に筑摩書房より刊行され、92年10月に同社より文庫化された同名作品の新装版。
    本著は金沢の「北國新聞」に1988年1月から12月までの一年間、毎日曜に計51回連載されたものがベースとなっている。
    壮大な中国の歴史の中で、日本人に一番なじみの深い「三国志」に登場する絢爛豪華な英雄武将たちの生の軌跡を、
    西晋の陳寿の正史「三国志」をもとに明の羅貫中の小説「三国演義」を織り交ぜながら描き出されたのが本書。

    乱世をたくましく生き、戦い抜いた漢(おとこ)たちの波瀾万丈、痛快無比な生き様を、歯切れのよい名調子で語り尽くす!!!
    『キーワードで読む「三国志」』『水滸縦横談』『史記・三国志英雄列伝』に続く、当社刊行の“井波中国古典文学シリーズ”の第4弾!
    本文内容にあわせて図版を新たに加え、全話に掲載! ビジュアル的にもより深く広く「三国志」の世界を堪能できること必至!
  • 1,030(税込)
    著者:
    高樹のぶ子
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    数々の文学賞を受賞した物語の匠が、一瞬にして日常から幻想的な非日常の世界へと連れていってくれる、珠玉の短編11編を収録。
    常に家族写真に写っていた火鉢をきっかけに、家族の出生の秘密を探っていた主人公は、いつの間にか自らがその古い火鉢のなかに入り込んでいた(「旅する火鉢」)。還暦を迎え、これまでの秩序、精神を崩したいと願う主人公。血のような赤い椅子を得て、最高の快楽を古い記憶とともに夢想する(「ポンペイアンレッド」)。困っているセミを助けようとするも突如仇討ちされ、過去の男への加害を思い出す(「散歩」)。幼少期から青春時代に愛した、男たちとの煌めくような記憶。年老いた主人公は彼らの記憶を養分として、トマトを作り続ける(「私が愛したトマト」)。不治の病で入院している少女は、医者から一匹の蚕を贈られる。蚕は美しい絹を吐き出すと、自らの宿命を知っていたかのようい生を終え……(「蚕起食桑──かいこおきてくわをはむ」)。楽して生きることばかり考えている、どうしようもない若者・翔は、東北のある町で気のいい女性に会って徐々に変わっていき、大地震の日、女性の家族を助けようと危険のなかへ向かっていく(「翔の魔法」)。子どもの頃、心にひっかかっていた出来事は、大人になり人生に迷ったとき思わぬ形で幼馴染と再開したことにより、すべてが希望へと変わっていく(「かぐや姫」)。
    表題作「私が愛したトマト」をはじめ、幻想と郷愁、現実と非現実、人とモノ、過去と未来といった日常の境界線があいまいになっていく不思議な世界を美しい文で描く。
  • 日本人の母親とアフリカ系アメリカ人の父のもと、日本で生まれ育ったミックスルーツの副島淳さん。副島さんが物心ついた時には父親はおらず、小学校時代は壮絶ないじめにも遭い、次第に周囲に心を閉ざすように。そんな副島さんにお母さんは「いじめられるのはみんなが淳に興味をもっているから。いつか必ず状況はよくなるよ」と励まし続けたといいます。そんなお母さんの言葉通り、中学に入学して消去法で選んだ部活をきっかけに状況は一変します──。
    今ではバラエティー番組やドラマ、映画などで独特の存在感を発揮し、活躍している副島淳さん。そんな副島さんからは想像もできない、「いじめ」「差別」「家庭環境」など、これまでの“山あり谷あり”の人生を全編『本音全開』で語り尽くします。各章の最後には、コラム(「副島 淳 魂の叫び」)を挿入し、さらに深く副島さんが考えていること理解いただけること請け合いです。
    自分のことが好きになれない、自分に自信が持てない、自分らしさって何だろう──。そんな悩みを抱えるあなたの心に優しく寄り添ってくれる一書です。
    巻末には、副島さんが「芸能界の姉」と慕う、タレント・LiLiCoさんとのスペシャルトークも収録!!!
  • 乱歩賞作家が満を持して贈る
    純文学ミステリーの最高傑作!

    京都の小さな町で、遺書らしきメモとともに34 歳の女性・小倉由那の遺体が発見された。それから数日後、同じ町で心療内科を開業する本宮慶太郎のもとを、女子高生の棚辺春来が母親に連れられて訪ねてくる。彼女の不調の原因を探ろうとする慶太郎は、春来の口から由那の死に関する驚くべき疑念を聞いてしまう。摂食障害の女子高生と、命を落としたパート女性の間には何があったのか――。
  • 829(税込)
    著者:
    小島環
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    第9回小説現代長編新人賞を受賞した新進気鋭の作家による、史実とファンタジーが織り交ざった切なくも美しい明代末期の物語。

    舞台の中心は中国・北京の紫禁城。泰昌元年(1620年)、皇帝の息子である朱由検(しゅ・ゆうけん)はある日、何者かに井戸へ突き落とされ生死を彷徨う。目を覚ました時、そこには見たことがない一人の女性が立っていた。しかし、初めて見るその女性は、この世の者ではないという。朱由検は、彼にしか見えず、敵か味方かもわからない謎の美女・懐允(かいいん)に次第に惹かれてゆく。
    時は経ち、皇帝・崇禎帝(すうていてい)となった朱由検は政務に行き詰まっていた。弩爾哈赤(ヌルハチ)率いる後金軍からの攻撃、臣下の裏切り、国内で蔓延する疫病など、手の打ちようが無い状態が続くが、いつも心の支えとなっていたのは、懐允の存在だった。
    この手で触れ、温もりを感じることの出来る妃と、触れることは出来ないが唯一心を許すことのできる懐允の狭間で揺れる恋の葛藤。刻一刻と迫りくる明代絶滅の危機。
    ──孤独な皇帝が最期に放った言葉は、ある女性への愛、そして民衆への愛だった。
  • 1,830(税込)
    著者:
    中江有里
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    百花と千愛は3つ違いの姉妹。両親のもと成長していたが、ある日両親が離婚する。
    父の元へ引き取られた百花と、母の元へ引き取られた千愛。離れて暮らすようになって30年が過ぎ、39歳となった百花は、制作会社の契約社員として働いている。
    ある日、担当している番組の百花宛に1通の手紙が届く。長らく会っていない妹・千愛からの手紙に驚きながらも、手紙の内容から千愛からのものだと確信し、返信にメールアドレスを書いておいた。
    それから2人のメールのやり取りが始まる。千愛はすぐに、重大な事実を知らせる。
    会えなかった間の30年の間を埋めるように、互いの辿った道を綴る。
    父の再婚相手との関係がうまくいかず、早くに自立した百花。母子家庭で困窮状態にあったが、結婚を経て、1児の子育てに忙しい千愛。最初に語り合ったのは、そんな表向きのこと――。
    距離が近づいていくうちに、心の底に仕舞った思いをぶつけあっていく2人。
    共有できない母との思い出、途切れた時間は再びつながるのか……。
  • 2,240(税込)
    著者:
    深井律夫
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    しのぎを削る通貨革命!中国が見つめる未来とは――
    中国はいち早く「デジタル人民元」の運用を開始し、世界の覇権を握ろうとしてる。
    出遅れる日本のメガバンクに勤める加賀俊彦は、ある日、中国に出向を命じられる。策謀、裏切り、逆転ーー迫真のストーリーで、いま世界で起きている通貨革命のリアルを描いた国際経済小説!
  • 大型ファンタジーシリーズ第1巻
    2022年4月28日世界同時発売! !

    ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントによる映画制作も決定!

    ≪あらすじ≫
    子供も大人も憧れるユニコーンライダー。しかし、ある日のユニコーンレースで国民がテレビの前で見守る中、優勝したユニコーンが何者かにさらわれてしまう…

    主人公のスカンダーは、父と姉の3人暮らし。いじめられっ子だが心優しく、ユニコーンライダーに憧れる13歳の男の子。
    子供たちは13歳でライダーの適正試験を受ける権利が与えられる。しかし、スカンダーは試験会場に入ることすらできず、理由もわからず追い返されてしまう。
    落ち込んでいたその夜、一人の女性ライダーがユニコーンに乗ってスカンダーの前に。
    彼女は「おまえは特別なんだ」「母親からおまえのことを頼まれている」と言いスカンダ―を連れ出そうと…

    ユニコーンをさらった者の正体をめぐるミステリー。スカンダーが様々な仲間と出会い成長していく物語、母親の謎と自身のルーツをさがす冒険物語など、いくつもの要素で楽しめる内容です。
  • 930(税込)
    著者:
    長田弘
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    詩人であり、絵本や随筆の傑作も多い長田弘氏。1999年6月に刊行され、2013年5月に新装版が刊行されたエッセー集『私の好きな孤独』、待望の文庫化!!

    「孤独」はいまは、むしろのぞましくないもののようにとらえられやすい。けれども、本来はもっとずっと生き生きと積極的な意味だった。

    「たった一軒のカフェに親しむだけで、知らなかった街が、ふいにどれほど、
    じぶんに親しい街に変わってゆくことか。朝の清潔な孤独を味わえる街の
    店に座っていると、そのことが浸みるようにわかってくる」
    ( 本書収録「朝のカフェ」より)

    音楽、珈琲、旅、酒、読書──。
    孤独を慈しみ味わうために必要な「小道具」たちをモチーフに、いまなお多くの人に愛されつづける「言葉の魔術師」が詩的魅惑を豊かにたたえながら紡ぎ出し指南する、「孤独」との明るく前向きな付き合い方。
  • 719(税込)
    著者:
    外山滋比古
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    ベストセラー『思考の整理学』の著者が贈る、“こころの散歩”と“あたまの寄り道”のススメ

    本書のために書き下ろされた表題作を含む珠玉のエッセイ27編を収録!

    われわれは、忘却によって、頭がよくなっている。
    忘れるのを恐れるのは誤りである。
    そういえば、かつては、よく忘れるのを
    “健忘”といい、健忘症という言い方があった。
    健という文字はダテではないような気がする。
  • 独身時代を「第一の人生」、子育てと仕事をしている時期を「第二の人生」とすれば、僕はまさにいま、「第三の人生」を歩み出したところである。
    これまで生きてきた人生の中で一番短くて、だけど、人生の総仕上げをすべき一番大事な期間でもある。「昔はよかった」とは言いたくない。「いまが最高!」と思って人生を終えることこそが、一人の人間として見事な“生涯現役” を貫くことなのだと思っている。

    「ちびまる子ちゃん」の声を担当しているTARAKO さん推薦!
  • 829(税込)
    著者:
    高橋直樹
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    「2022年ドラマ主人公」。時代小説の旗手が満を持して長編書き下ろし!
    鎌倉幕府第二代執権・北条義時。源頼朝の伊豆での旗揚げ時から忠義を尽くし、
    頼朝にすべてを学んだ男。常におごらず、源三代の「鎌倉殿」に仕えながら、
    時に影の如き冷徹さを兼ね備えた武将である。
    頼朝死後、繰り返される権力の座を巡る幕府内の抗争。次々と滅んでいく幕府開闢の功労者たち。
    そして三代将軍実朝が暗殺され、朝廷が義時追討の宣旨を発した時、
    「不動」の男がついに動く!
    迫る朝廷軍。承久の乱を目前に義時は――
    はたして義時は「運」だけでのし上がったのか、それとも……
  • 829(税込)
    著者:
    長田弘
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    珠玉の言の葉たちが、心を優しく包み込む
    “ことばの魔術師"最後のエッセー集、待望の文庫化!

    日々の暮らしの光景に四季の彩りとアクセントをもたらしてきた「果実」と「花実」。
    食卓のささやかな悦びと至福の味の記憶を綴る――
    苺、白桃、葡萄、柿、栗、ミカン、バナナ、梨、落花生、笹の葉、茄子、アスパラガス、ふきのとう、納豆等。
    全38テーマを「ことばの果実」「ことばの花実」として構成。
    美しい文章とともにカラー挿絵も魅力。長田氏の世界観とマッチした挿絵は単行本時から好評!
    解説は落合恵子氏。
  • 欧米で絶賛された小説が遂に日本上陸! !
    新進気鋭のイギリス人作家が描く「地獄のなかでも失われなかった人々の愛」

    イギリスのひなびた町アンバーサイド。
    夜のお祭り会場がテロリストに襲撃される。理由もわからないまま、あたら多くの命が失われた。
    予想だにしない大惨事に警察も対応が遅れ、地獄と化すアンバーサイド。
    犯人が捕まり平穏を取り戻したあとの5人の若者が、それぞれの記憶から事件を語る言葉だけで物語は進む。共通点のなかった彼らが事件のなかでつながり、生き延びるために助け合っていく姿を、愛と希望とユーモアあふれる筆致で描く衝撃の感動傑作。
  • 人生をより豊かに楽しむための“旅の極意”満載!
    NHK「ラジオ深夜便」で月1回放送中の「旅の達人 全国鉄道紀行」書籍化!!
    JR、私鉄の「全線完乗」を達成した筋金入りの鉄道マニア・宮村一夫がいざなう、機知に富んだ達人ワザが、滋味あふれる鉄道の旅を創造する!
    「夏のいざない」「秋のまねき」「冬のあじわい」「春のおとずれ」という「四季」にあわせた4章立てで構成。
    四季それぞれの味わい深い旅を楽しむための最適な路線選びのヒントが満載!
  • 東アジア、特に中国の歴史を抜きにして、日本の歴史と文化は理解できないという問題意識を30 年来持ち続けた直木賞作家がユーラシアの天地に立つ。
    仏教伝来の足跡を求めて、集大成となる小説構想を描いた延べ20 日間にわたる取材紀行。

    写真はすべてカラーで収録。
    シルクロードへのあこがれを満たす美しい写真の数々。
    安部龍太郎先生と同行編集者のやり取りも必見!
  • 遺族とともに法の不条理に立ち向かった著者だけが書けた「鎮魂の書」

    2013 年、愛知県南知多町の山中で、名古屋市の漫画喫茶女性従業員の遺体が発見された。
    傷害致死容疑で逮捕直後は犯行を認めていた経営者夫婦が「黙秘」に転じ、” 死因不明” で不起訴となる。
    真実を求める被害者遺族らの闘いを追った『黙秘の壁 名古屋・漫画喫茶女性従業員はなぜ死んだのか』を、加害者親族の手記や弁護士との対話などを加筆し文庫化。
  • 930(税込)
    著者:
    村木嵐
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    帝国憲法が発布された年に生まれた南原繁は、やがて一高で新渡戸稲造、内村鑑三らの師や生涯の親友と出会い、学問とキリスト教の道へ。
    次第に軍国化してゆく日本は、政治学徒となった南原の人生や学問の砦・東京帝国大学にも暗い影を落とし始める。
    言論や研究の自由が脅かされ、教え子が次々と戦地へと送られる苦悩のなか、南原は絶望のなかで「最高善」を目指して格闘し続けるのだった。
    東大教授・宇野重規氏が解説!
  • シリーズ2冊
    880930(税込)
    著者:
    池永陽
    レーベル: 潮文庫
    出版社: 潮出版社

    ただ、優しくて――笑いと涙が溢れてくる。
    “昭和"が大好きなおっさんたちに、レトロな男子と奔放な女子高生が加わって、町おこしが始まった。
    ザ・昭和な「映画館」「角打ち酒場」「歌声喫茶」などを舞台に綴られる、切なくも心温まる恋と人情の連作集。

    廃れゆく商店街をなんとかしようと独り身のおっさんたちが「町おこし推進委員会」を結成したが……。
    自らの過ちで娘を死なせた裕三は、二十数年の間、苦悩の底にいた。
    いまや絶滅危惧種ともいえる謎のおっさん源次は、生死の狭間でもがいていた。
    そして、平成生まれの高校生だけど昭和が大好きな翔太と幼馴染の桐子。
    翔太は、レコード店の七海に恋をするが……。
    それぞれが自らの弱さと向き合いながら、支え合い、真っ直ぐに生きる「昭和ときめき商店街」の仲間たち。その絆は、町おこしを通じて深まり輝いていく――。
    その絆は、町おこしを通じて深まり、輝いていく――。◎解説=池上冬樹
  • 880(税込)
    著者:
    椙本孝思
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    「東京オリンピックを中止しろ、さもなくば新国立競技場を爆破する。」
    という犯行声明とともに爆破された札幌時計台。「死の聖火ランナー」のごとく徐々に新国立競技場に迫りながら各地の五輪会場で爆発事故が発生。警視庁捜査一課の足利義松と阿桜藍花は犯人を追い、列島を疾走する!
  • 月刊「潮」2021年7月号 主な内容

    【特別企画】日本社会 変革の焦点
    資本主義の先にあるもの――「未来の他者」のために。大澤真幸
    ストップ地球温暖化!日常生活からの挑戦。 蟹江憲史
    恐怖や不安が「世論」を暴走させる。 真山 仁
    迅速な接種体制と国産ワクチン開発へ、公明党の緊急提言。 石井啓一

    【特集】世界を読む
    混迷続くミャンマー 最悪のシナリオは回避できるのか。 春日孝之
    プーチンに命懸けで挑むナワリヌイ。 塩原俊彦
    和解の日は訪れるか――英王室のゆくえ。 多賀幹子
    人工知能大国 中国の「アキレス腱」とは。 福田直之vs田原総一朗

    【人間探訪】椎名 誠
    湿っぽくない海洋散骨はもっと流行ってもいいんじゃないかなぁ。

    【シリーズ】シニアのための「生き生き」講座
    「老い」を楽しんだほうが、心身ともにラクになる! 和田秀樹

    連載ドキュメンタリー企画125
    民衆こそ王者 池田大作とその時代 希望をつなぐ人篇(4)

    【特集】ニュースの深層
    ルポ 「げんきカレー」がつなぐ未来へのチケット。 粟野仁雄
    ルポ 「学校内性暴力」がもたらした深い傷痕。(上) 渋井哲也
    ルポ 一〇年目の被災地を歩く。(下) 青柳雄介

    【クローズアップ】トクサン
    ユーチューブで創大「人間野球」の精神を伝えたい。

    鎌田實の「希望・日本」14
    “一人でいるって楽しいことね。”  鎌田 實

    【連載】高島礼子の歴史と美を訪ねて10
    三〇〇〇年を貫く物語に挑む。 山本一力vs高島礼子
    【好評連載】
    世界への扉57 ミャンマー内戦に見る「権力者の不安」。 三浦瑠麗

    師弟誓願の大道――小説『新・人間革命』を読む25
    「ムイト・マイス・ダイモク」。 佐藤 優

    大相撲の不思議67 雷電為右衛門。 内館牧子

    【連載小説】
    蒼天有限――雲ぞ見ゆ24 山本一力
    水の月12 中江有里
    吉野朝残党伝6 天野純希
  • 創学120 年の節を刻んだ岩手医科大学。
    専門分野の垣根を超える「チーム医療」の先駆けとして、
    いまや日本随一の地域医療の拠点として知られている。

    その大学病院改革のキーパーソンを担ったのが、小川彰理事長である。
    本書は、小川氏の一代記と、岩手医大改革の物語である。

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