『思想、梅原猛(実用、新書)』の電子書籍一覧
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梅原学の神髄ここにあり。不透明な時代こそ心に還れ。日本人の魂に訴えかける決定版!
今、私たちに求められているのは、次の時代を生き抜くための新しい世界観の構築であると言えるだろう。……私たちはよく、「自然との調和」ということを称えるが、そうではなく、一歩進んで、人間もまた自然の「循環の体系」の一部であると考える必要があるのである。21世紀へ向かう新しい世界観は、その考えを基本に作り上げられるべきなのである。――(本文より) -
2019年1月、哲学者の梅原猛氏が93歳で亡くなった。
西洋哲学から出発し、仏教思想、古代史とフィールドを広げ、「梅原日本学」と呼ばれる独自の地平を切り開いた。初期の『地獄の思想』や『隠された十字架』から晩年の主著『人類哲学序説』まで、50年間にわたり発表された著作は枚挙に暇がない。
東日本大震災の翌年、東浩紀が聞き手となってインタビューが収録された。
震災と原発事故に対する思いに始まり、梅原氏の哲学的来歴、そして洋の東西を超えた「人類哲学」の構想について、46歳の年齢差を超えて交わされた対話。そこには氏の思想の根底にある人間観・文明観が語られている。
2万字のロングインタビューに加え、東浩紀による追悼文と著作紹介を収録。圧倒的スケールで展開された梅原哲学のための、最適の入門書。電子書籍オリジナル版。
【目次】
はじめに
インタビュー「草木の生起する国」 梅原猛 聞き手・東浩紀
追悼・梅原猛氏をしのんで 東浩紀
梅原猛の世界 東浩紀
初出一覧
著者プロフィール -
初期仏教から親鸞・日蓮まで。日本を代表する仏教者たちが、思想としての仏教をその源流から初めて解明した名著。待望の全12冊合本版!
仏教の思想 1_知恵と慈悲<ブッダ>
仏教の思想 2_存在の分析<アビダルマ>
仏教の思想 3_空の論理<中観>
仏教の思想 4_認識と超越<唯識>
仏教の思想 5_絶対の真理<天台>
仏教の思想 6_無限の世界観<華厳>
仏教の思想 7_無の探求<中国禅>
仏教の思想 8_不安と欣求<中国浄土>
仏教の思想 9_生命の海<空海>
仏教の思想 10_絶望と歓喜<親鸞>
仏教の思想 11_古仏のまねび<道元>
仏教の思想 12_永遠のいのち<日蓮>
※本電子書籍は「仏教の思想 1」~「仏教の思想 12」をまとめて1冊とした合本版です。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
(C)Naoki MATSUTANI, Takeshi UMEHARA, Akira SAKURABE, Shihoko UEYAMA, Hiroko KAJIYAMA, Masaaki HATTORI, Ayako NAMIKI, Mayumi KAMATA, Mariko NUMABE, Shizue YANAGIDA, Takako MANO, Yuko MIYASAKA, Chudo TAKASAKI, Kikue KINO -
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哲学者としての思索と実践の軌跡をふりかえりながら、著者独特の人生観、世界観を語り、さらに、人類文明史の誤謬を指摘し、21世紀文明を導く新しい哲学…共生と循環を原理とする自然哲学を提唱する。
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梅原猛は「梅原日本学」から飛翔して、アイヌ文化=縄文文化を手がかりに、もっぱら人類普遍の哲学を求めて思索を深めてきた。本書はその一つの到達点であり、われわれが歩むべき道筋を具体的に指し示す。
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