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『哲学、上村忠男(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • シリーズ34冊
    7742,090(税込)

    ワイルド、ロレンス、フォースターら、近代英米文学の巨匠たちの「ゲイ小説」が一堂に会して登場。大作家の「読み直し」として、またゲイ文学の「古典」としても必読の書。これぞゲイ・キャノン。
  • イタリアの思想家が注目を浴びるようになって、すでに久しい。中でも世界の思想を中心で牽引してきたのが、ジョルジョ・アガンベン(1942年生)である。そして、今日に至るまで多数の著作をコンスタントに発表し続けてきたアガンベンの代表作が《ホモ・サケル》と題された全4巻計9冊に及ぶプロジェクトであることに異論はないだろう。その構成は、以下のとおりである。

    I『ホモ・サケル』1995年(邦訳:以文社)
    II-1『例外状態』2003年(邦訳:未来社)
     2『スタシス』2015年(邦訳:青土社)
     3『言語活動の秘跡』2008年
     4『王国と栄光』2007年(邦訳:青土社)
     5『オプス・デイ』2012年(邦訳:以文社)
    III『アウシュヴィッツの残りのもの』1998年(邦訳:月曜社)
    IV-1『いと高き貧しさ』2011年(邦訳:みすず書房)
     2『身体の使用』2014年(邦訳:みすず書房)

    1995年から2015年まで、実に20年をかけて完結したこのプロジェクトは、いったい何を目指したのか? 日本語訳も残すところ1冊となったいま、《ホモ・サケル》に属する4冊のほか、アガンベンの翻訳を数多く手がけてきた著者が、その全容を平明に解説する。
    プロジェクトの表題として掲げられた「ホモ・サケル(homo sacer)」とは、ローマの古法に登場する、罪に問われることなく殺害でき、しかも犠牲として神々に供することのできない存在のことである。ミシェル・フーコーが「生政治(biopolitique)」と名づけて解明に着手したものの完遂することなく終わった問いを継承するアガンベンは、この「ホモ・サケル」に権力の法制度的モデルと生政治的モデルの隠れた交点を見る。裸のまま法的保護の外に投げ出された「ホモ・サケル」の「剥き出しの生(la nuda vita)」の空間が政治の空間と一致するようになり、排除と包含、外部と内部、ビオスとゾーエー、法権利と事実の区別が定かでなくなること――それが近代における政治の特徴にほかならない。
    現在進行形の重大な問いを壮大な思想史として描き出した記念碑的プロジェクトは、われわれにとって尽きせぬヒントにあふれている。その最良の道標となるべき1冊が、ここに完成した。

    [本書の内容]
    プロローグ アガンベンの経歴
    第I章 〈閾〉からの思考
    第II章 証 言
    第III章 法の〈開いている〉門の前で
    第IV章 例外状態
     補論 「夜のティックーン」
    第V章 オイコノミア
    第VI章 誓言と任務
    第VII章 所有することなき使用
    第VIII章 脱構成的可能態の理論のために
    エピローグ 「まだ書かれていない」作品
  • 稀代の革命家アントニオ・グラムシ(1891-1937年)が1914年10月から逮捕・収監される直前の1926年10月に残した論考群。イタリア共産党結成に参加し、逮捕状を出されながらもムッソリーニのファシスト政権と対決し続けたグラムシは執筆活動でも戦闘を展開した。のちの「獄中ノート」に結実する独自の思想の土壌を形成する時期の論考を精選・収録した本書は、その大部分が本邦初訳となる第一級の文献である。

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