『恋愛、文学(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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此処に暮らす者は、全員「訳あり」。
大正末期、翻訳家・藤が引っ越した先は
雅趣あふれる「開花アパートメント」。
そこでは住人全員が秘密を抱えていた。
亭主を手にかけた「毒殺婦人」に歳の離れた探偵コンビ、
不自然なほどに仲睦まじい二組の夫婦……。
妖しき人間模様が絡み合う集合住宅奇縁譚。
新鋭・飴石のデビュー作、第1巻! -
私たちは再会する。再生する。俊英が綴る純文学的青春譜、上下巻同時発売。
小説家の夢を諦めかけている三ツ郎。
別れたはずの恋人から、離れられない真帆。
猫が死に、妻とうまくいかない“先生”。
再会から、再生へ。
喪っていた“私たち”を取り戻していくように、今、止まっていた時間が動き始める。
――ずっと子供では、いられないから。
初連載の新鋭が奏でる、純文学的青春譜、上下巻同時発売。
●コミックビーム 公式X(Twitter)
@COMIC_BEAM -
大学生の能登まひろはゼミの集まりの帰り道、何でも売っているという不思議なフリマで、「理想の恋人」を買った。
翌日まひろのもとには「彼氏」を名乗る見知らぬ男、秋津があらわれる。
自分の望んだ理想像に等しい秋津に困惑しつつも、惹かれていく能登。
しかし「フリマでは対価として自分の大切なものを差し出さねばならない」ということを思い出す。
酔って忘れてしまった自分が差し出した「対価」とは一体何だったのだろうか…。
twitter(現X)で連作の形で描いていた作品です。描きおろし後日談収録。 -
自宅で料理教室を開いている亜希子のもとに、ある日、不動産屋が訪ねてきた。近所の家にまつわる悪い噂について知りたいという。
亜希子は結婚していた頃、かつてそこに建っていた古い家の男と、いちどだけ関係を持ったことを思い出していた――(「幽霊」より)。
男と女の関係は静かにかたちを変えていく。
人を愛することの切なさとその愛情の儚さを描いた傑作小説集。 -
元職場の女子会で恵那は恋人に娘ができたことを知らされる。かつての父との出来事や、異性装の親友メリッサに救われた大学の飲み会、保育園で誤解を受けた保護者との関係、自身の女性性をもてあまし、生きづらさを抱える恵那の支えとなっていた恋人の裏切りを知り、自暴自棄となった恵那が伸ばす手の先にあるものは―。第31回太宰治賞受賞作がついに文庫化!
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「人を好きになる気持ちが分からないんです」海松子(みるこ)、大学一年生。他人に興味を抱いたり、気持ちを推しはかったりするのが苦手。趣味は凧揚げ。特技はまわりの人に脳内で(ちょっと失礼な)あだ名をつけること。友達は「まね師」の萌音(もね)、ひとりだけ。なのに、幼馴染の同い年男子と、男前の社会人から、気づけばアプローチを受けていて……。「あんまり群れないから一匹狼系なんだと思ってた」「片井さんておもしろいね」「もし良かったらまた会ってください」「しばらくは彼氏作らないでいて」「順調にやらかしてるね」――「で、あんたはさ、高校卒業と大学入学の間に、いったい何があったの?」。綿矢りさデビュー20周年! 他人の気持ちを読めない女子の、不器用で愛おしい恋愛未満小説。
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多様な性的アイデンティティを持つ女たちが集う二丁目のバー「ポラリス」。気鋭の台湾人作家が送る、国も歴史も超えて思い合う気持ちが繋がる7つの恋の物語。
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ハレー彗星は、宇宙をめぐり76年毎に地球へ接近して、その雄大で美しく、そして威厳のある姿を人々の前に現わします。
小説の舞台は、1910年、1933年、1986年。
そして2061年。
1910年、1986年、ハレー彗星の出現とともに恋が始まります。
1910年、天文台で出会った不思議で美しい女性、晴海。売れない小説家志望の国善。
ふとしたキッカケで麻布にある天文台で出会い、惹かれあい、すれ違う二人。
なかなか進まない晴海にかくされた謎を感じ始める国善。
時代は流れ1933年、1986年、そして次にハレー彗星が地球に接近する2061年。
晴海の謎が解かれ、再び想いが時代を超えてつながる予感が…。
※月刊誌「月刊天文ガイド」初の連載小説「麻布ハレー」に加筆し、書籍化したものです -
〈僕が死んだら、その灰をサハラにまいてくれないかな〉。亡き周の希望を叶えるために共にモロッコへと旅立つ4人。いまの恋愛関係の行き先に不安を覚える緋沙子。近づきつつある老いにおびえるゲイのフランス人、ジャン=クロード。ふとしたはずみで身体の関係ができ、気持ちの整理がつかない幼なじみの浩介と結衣。愛の深さ、強さとは。そして生きることとは。様々な愛の形を浮き彫りにする感動長編。
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蜜子は31歳。作家浅野稀と共棲みして5年。つつましいアパートから始まった暮らしは、稀が売れっ子になるにつれて豊かになっていく。甘え上手で子どものように寄りかかってくる男との生活。だが最近、彼は独身を装い、蜜子の存在を世間に隠すようになった。心に少しずつ澱を感じ始めた蜜子の前に、味わい深い中年男と少年らしさを残した青年が現れて……。華やかな都会を舞台に描くほろ苦い恋物語。
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朝ごはんを一緒においしく食べられる人と住みたい――。そんな思いが叶って野百合は仕事で知り合った子持ちの律と同居をはじめるが…。10歳の宵太の世話をやき、元気の素の食事を作る暮らしはなかなか素敵で心弾む。が、ふとなしくずしに男の人生に取りこまれていくような不安を感じる。私はなぜここに居るのだろうか。女が美しさを求めて、自分の納得のいく居場所を模索する愛の長編小説。
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斉坂すみれ34歳。会社の仕事はそつなくこなし、重宝がられているのに、女もこの年齢で独身となると生きにくくなる。愛想がよければ男狂いと言われ、ちょっと冷たくすればヒステリー、質素にすれば色気がない――。ある旅先で、ひとまわり年下の大学生・矢富ワタルと出会い、不覚にも恋に落ちてしまった。若い男の子の顔色に一喜一憂する女の甘やかな恋心を笑いの渦に巻き込んで描く傑作恋愛小説。
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いま17歳になったら、何がいちばんしたい? 47歳バツイチの柊子と幼い頃に別れた17歳の娘、美羽。久しぶりに再会した二人は、事故で心と体が入れ替わってしまう。青春時代に戻った柊子と、大人の世界に放り込まれた美羽の運命は?
47歳の経験と知恵があって、身体が17歳だったとしたら。あの頃、躊躇してできなかったこと、悔いの残ったことを、もう一度やり直せるとしたら。バツイチの柊子と、幼い頃に手放した娘の美羽の身体が、ある日、入れ替わった。久しぶりの学校の試験に四苦八苦しながらも若さを楽しむ柊子。一方いきなり30歳も身体だけが歳をとってしまった美羽は……。母と娘、女と女として向き合うふたりの運命は? -
39歳、独身。結婚って、幸せですか? 「結婚小説」を書くためにリサーチを始めた作家の貴世。潜入した蕎麦打ち合コンで、ある男性と出会い、遥か遠くにあった結婚がついに現実に!? 幸せのかたちを模索する恋愛小説。
貴世は39歳、独身、小説家。体験のない「殺人」は書けても、体験のない「結婚」が書けずに悩んでいる。そんな貴世が、結婚小説のリサーチのため蕎麦打ち合コンに潜入。なんと急性蕎麦アレルギーを発症するものの、朦朧とする意識の中で、ある男性と出会い……。出会いをよせつけない磁場を抜け出して、遠かった「結婚」がついに現実に!? 幸せを求めて、貴世が選んだ「私らしい結婚」の答えとは? -
一度でも恋に溺れた経験は、きっと人生を豊かにします。「いいえ、私は何も後悔しない」と言ったエディット・ピアフ、「けっして彼は私の人生から消えることはないだろう」と20歳で決めたボーヴォワール。極上の女たちの人生を参考にして、恋の「倦怠期について」「結婚について」「依存について」などを語る、究極の示唆に満ちた一冊。
Scene1◎とびきりの恋をする才能とは/Scene2◎生き方に妥協をせずにいることが、運命の恋をひきよせる/Scene3◎一度でも恋に溺れた経験は、その人を豊かにする/Scene4◎「恋愛のときめき」は本当に数年で終わってしまうのか/Scene5◎成熟した大人の失恋の痛手は深い、深くて当然/Scene6◎人間性が問われる「恋の想像力」/Scene7◎「精神的な依存」について・・・男好きな女から出るのが「色気」、腐る恋と熟成する恋の見きわめ方、どんな恋も後悔をしない「極意」。「私の人生の最大の成功は『彼』です」。この言葉を言える人生になれる、示唆に満ちた一冊です -
性愛・愛執・救済、逢瀬の場面に鋭く立ち現れる女の生きざま。源氏物語研究の第一人者が読み解く物語の秘所。
源氏物語研究の第一人者が読み解く物語の秘所。逢瀬、すなわち男女の情交の場面は、男と女が一対一で向き合う緊迫した真剣勝負の場である。そこでは光源氏の物語の中での役割を超えて、女君一人ひとりの個性的な感性・心情・ふるまいなどが、おのずと際立って現れる。そこにこそ、それぞれの女君が源氏との関係を生かされることで背負わなければならない問題、女の生き方の問題がおのずと鋭く現れる。
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