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『エッセイ、角川文庫(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全656件

  • 660(税込)
    著者:
    穂村弘
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    永久保存用 いちばんヨクキク随筆集

    日常生活の中で感じる他者との感覚のズレ、居心地の悪さ。「ある」のに「ない」ことにされている現実……なぜ、僕はあのとき何も云えなかったのだろう。内気は致命的なのか。共感必至の新感覚エッセイ。
    装丁=横尾忠則
  • 352(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    二村ヒトシ
    著者:
    岡田 育
    著者:
    金田 淳子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    Twitter等で話題騒然!エロの三賢人が教える研究&開発の最前線!

    前立腺だって、愛されたい――。AV監督の二村ヒトシ、腐女子代表の岡田育、BL評論家の金田淳子という3巨頭が、禁断の男性の体について徹底的に語り下ろす。10年先のエロの現場まで見通せます。
  • シリーズ2冊
    748792(税込)
    著者:
    有川 ひろ
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    小説も収録! 有川ひろのエッセイ集、待望の文庫化。

    『図書館戦争』『レインツリーの国』『植物図鑑』ほか映像化続々の人気作家・初のエッセイ集が文庫化。
    日々の生きるつれづれ、創作の裏側、大好きな本や映画、敬愛する人びと、ふるさと高知のことなど、デビュー書籍刊行前から現在までに綴った90本超に、それぞれ振り返りのコメントを書き下ろし(単行本刊行時)。
    現在入手困難な「ほっと文庫」に収録された短編「ゆず、香る」と、片想いがテーマの恋愛掌編「彼の本棚」の、小説2編も特別収録。
    「文庫版のためのあとがき」を書き下ろし。当代一の人気作家のエッセンスがここに!
  • 星野源の大人気エッセイ集、書き下ろしを加え文庫化!

    星野源が、雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号より連載スタートした、エッセイ「いのちの車窓から」。
    第1巻となる単行本は2017年に刊行し、ベストセラーに。
    【累計40万部突破】となる大人気エッセイ集、待望の文庫化!


    ドラマ「逃げ恥」、「真田丸」、大ヒット曲「恋」に「紅白」出場と、
    2014年以降、怒濤の日々を送った2年間。
    瞬く間に注目を浴びるなかで、描写してきたのは、
    周囲の人々、日常の景色、ある日のできごと、心の機微……。
    その一篇一篇に写し出されるのは、星野源の哲学、そして真意。



    文庫版では、カバーを新装&10ページ(エッセイ約2本分半に相当)にわたる、長い「文庫版あとがき」を新たに収録!

    ※電子書籍限定特典として、文庫版発売にあたって著者直筆のイラストメッセージ&サインを収録しています。
  • どこから読んでも「美味しい」「面白い」「強い」208冊の出会い!

    ゆで卵、生卵、卵焼き。向田邦子のエッセイに登場する卵には、生活の匂いや味を含んでいる『嘘つき卵』。「つらい出来事は、前世だと思ってしまえば大丈夫」人生の助け船が提示される『辛酸なめ子のつぶやきデトックス』生をまっとうする人間のたくましさや哀歓が強く心を打つ写真集『釜ヶ崎語彙集 1972-1973』など。食をテーマにしたもの、暮らしをテーマにしたもの。エッセイ、小説、写真集……丁寧な文体からほとばしる本への愛を感じる208冊の紹介。「再読」するたびに書き手と自分との関係が蓄積されていくという「再読するということ」も必見。自分だけの一冊を見つけたい人にはぜひ読んで欲しい、読書欲が高まる一冊。
  • アメリカに行けば何かがある!単身渡米した先で待ち受けていたものとは……

    語学力なし、忍耐力なし。あるのは貯めたお金だけ。それでも夢を携え、単身アメリカへ!待ち受けていたのは、宿泊場所、食事問題などトラブルの数々。あるがままに過ごした日々を綴る、痛快アメリカ観察記。
  • 「ビブリア古書堂の事件手帖」の著者が選ぶベストオブブラック・ジャック

    『ビブリア古書堂の事件手帖』の中で取り上げるほど熱い思いがある「ブラック・ジャック」を、三上延が自ら厳選。各話ごと解説付きで、まだ手に取っていない人も、もう読んだ人も、十分に楽しめる一冊。
  • 836(税込)
    著者:
    中島義道
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    公共の場の、意味のないお節介放送。騒音に闘いを挑む、哲学者の名奮戦記!

    家を一歩出れば、町に溢れる案内、呼びかけ、注意。意味も効果も考えず、「みんなのため」と流されるお節介放送の暴力性に、哲学者は論で闘いを挑む。各企業はどう対処したのか。自己反省も掲載した名エッセイ!
  • 704(税込)
    著者:
    矢野徹
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    SF界の長老・矢野徹が還暦を過ぎて始めたパソコン・ゲーム。80年代PC界の熱い息吹を改めて感じる、今こそ読み返したい痛快エッセイ!

    還暦もとうに過ぎたある日、それは突然やってきた。「それ」とは泣く子も黙るパソコンである。以来、パソコン用ゲーム「ウィザードリィ」にのめりこみ、ディスプレイの前に毎日10時間座って3カ月。ついに大魔法使いワードナーをやっつけた! だが、本当の冒険はその時から始まったのだ――! ゲームはもちろん、ワープロ・ソフト、様々なハードウェア、さらにはコンピュータ業界の内幕まで、「秒進分歩」のパソコン世界を自由自在に飛びまわる。パソコン嫌いもたちどころに治り、パソコン好きは胸がすく、痛快エッセイ。1987年、NECの88の購入からはじまるパソコン生活がユーモラスに綴られ、当時の息吹がリアルに感じられる、今、改めて読みたいパソコン・アドベンチャー!
  • 594(税込)
    著者:
    畑正憲
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「動物王国」に帰還したムツゴロウが飾らぬ感慨を綴る

    北国の大原野に広がるムツゴロウの素晴しき王国。美しく厳しい季節の移りかわりのなかで、この動物王国でくりひろげられる出会いと交流。さまざまな人と人、人と動物たち――。世界中を東奔西走するムツゴロウの胸に去来する、熱く、ときには哀しい思い――。楽しく心あたたまる、ムツゴロウとそのなかまたちの、愛と感動の動物王国ノクターン。
  • 462(税込)
    著者:
    畑正憲
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    どんべえとの奇跡の交情と突然の別れ。永遠の名作

    動物王国ムツゴロウさんの渾身のヒグマ飼育体験記。「猛獣を飼育する」というムツゴロウさんの長年の夢を、ヒグマの子供「どんべえ」の親代わりとなり世話をすることで叶えるストーリーだ。ヒグマのような野生動物が人によく慣れるのは生後4週間までだと言われながら、昼夜を問わぬ一家の献身的な世話によって、丸1年間、どんべえを飼育するという奇跡が起こった。そして悲劇的な最後。「どんべえが死んだ、死んじまった、死んじゃった…」何百万べんとなく胸の中で繰り返しつぶやいた言葉が、やっと声になって吐き出された。透明な眼で捉えた人間と動物の心の交流が秀逸!
  • 保険金はどう使われたか、彼らは余命をどう生きたか

    「あなたは余命6ヵ月です」。人によって、普段の生活のなかで大切にするものが違うように、突然、病によって人生の期限を区切られたときの行動もおのずと十人十色に分かれる。「余命6ヵ月以内」の診断によって、生前に最高3000万円程度の死亡保険金を受け取ることができる「リビング・ニーズ」という保険。従来の生命保険は、自分が死んだ後に保険金を家族に残す、つまり死んでから遺族が受け取るのが基本だった。「死」を前にした大金。本書はそれを現実に手にした5人の患者の人間ドキュメントである。
  • 子どもじゃないんだ! 赤ちゃんなんだ! ときどき切なくほろりのエッセイ集。

    究極のイケメン・アイテムを手に入れ、奇跡的につまらない映画を探し、火を噴くストリッパーを礼賛。ドラッグ禁止を訴えて、時には、恋とはなんでしょう? なんて恋愛について論じたり。音楽活動、マニア本、ちょいエロ話、ぬいぐるみ愛、UFOについてなど、単行本未収録作品も含めた“のほほん”エッセイ44本。きわめておかしく、ときどきほろりな人気エッセイ・シリーズ。
  • 青春は少しはずかしい。オーケンのお蔵出しPART2

    1)女性下着メーカーに就職する。2)ハルマゲドンの到来により世界中の男が自分一人残して消滅、人類最後の男としてやりまくりのウハウハ状態となる。3)貧血で倒れたアラブの石油王を街角で助け、お礼として財産をもらい大金持ちになる…以上が17歳当時のオーケンの野望の数々である。「なんとアホな日々だったことか!」。少年期から現在の“のほほんバンド暮らし”まで、オーケンが放つ、まぶしいくらいに爆笑と哀愁のエッセイ集!
  • シリーズ46冊
    407814(税込)
    著者:
    銀色夏生
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    何気ない日常の一瞬の煌めきを綴る銀色夏生のライフワーク!

    エッセイ風なものを書いてみました。日常生活の機微が伝わると思います。いざ書いてみると、三枚目ですが、実際は気むずかしくて風変わりなのです。――著者
  • 女性として初めて弁護士・判事・裁判所所長となった時代の開拓者の物語

    当時の女性には皆無であった法律家への道を志し、日本の法曹界で初めて女性の弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子。「五黄の寅年」の生まれで「トラママ」と称された不屈の女性の一生をたどる!
  • 880(税込)
    著者:
    酒井順子
    著者:
    関川夏央
    著者:
    原武史
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    愉快な大人の鉄道旅。三者三様の鉄道偏愛に溢れたこだわりの旅エッセイ

    「鉄道愛の方向性は人それぞれではありますが、三者三様の愛の形が混ざり合うことによって、よく知っている人と行く時には味わうことができない、オリジナルな旅ができてきたのです」(酒井順子氏)。
    鉄道の旅はいつも楽しい。東武特急スペーシア&わたらせ渓谷鐵道、磐越東線、八高線&秩父鉄道SL急行パレオエクスプレス、北陸駅そば五番勝負! 北陸本線、「名駅」「変駅」「絶景駅」を訪ねて
    名古屋鉄道&東海交通事業ほか、冬の日本海 雪と演歌と絶景の旅 五能線など。男性二人+女性一人という珍しい組み合わせでの鉄道旅。文庫版スペシャル旅として「銚子鉄道で行く、美味な日帰り旅」企画を加えた充実の一冊。ローカル列車と美味しいもの。旅のお供に、ガイドに!
  • 人口の35パーセントが外国人! ここには、あなたの街の近未来がある。

    日本を代表するコリアンタウンである新大久保。一方ここ十数年で、ベトナム人、ネパール人をはじめ、東南アジア、インド、中東、中国などさまざまな国の人が学び、働き、暮らすようになっている。国内有数の多国籍タウンでいったいなにが起きているのか。その実態を見てみようとこの街に引っ越した著者が、人々との触れ合いを通して多彩な様相を綴った渾身ルポルタージュ。追加取材をもとに書き下ろした新章も収録。
  • 748(税込)
    著者:
    群ようこ
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    年齢と共に、使う物も変わる。今の私にはこれが一番。

    春夏秋冬を快適に。ひと手間の中に生活の楽しさがある――。
    歳を重ねると、愛用品の使い勝手が悪くなるタイミングが訪れる。御飯がおいしく炊ける土鍋が重く感じたり、枕の高さが合わなくなったり、大好きな編み物で疲れてしまったり……。そんな時こそ、もっと素敵な物に出会うチャンスかも。こだわるうちに、若い人より残りの時間は少ないのに、手がかかることが楽しくなってきた! 今の暮らしのサイズにぴったりな品を見つけ出す、宝物探しのような日々を綴った生活実用エッセイ。人気エッセイストが実際に使った物だけを全力でオススメ!
  • 変わり続ける車窓風景に人生と日本を見た、 鉄道紀行界の巨星二人の軌道

    鉄道は楽しい。 そして、鉄道は哀しい。

    「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」内田百けん
    「鉄道の『時刻表』にも、愛読者がいる」宮脇俊三

    日本において鉄道紀行というジャンルを示した内田百けん。「なんにも用事がない」のに百けんが汽車で大阪に行っていた頃、普通の人にとって鉄道は、何かの用事を果たすために乗るものでした。それから四半世紀後、異なるアプローチでそのジャンルを背負った宮脇俊三。彼は、時刻表を小説のように愛読していたことを『時刻表2万キロ』で告白しています。鉄道や紀行文学の歴史とともに二人の足跡をたどる1冊です。
  • 世界に向かって窓は開け放たれている――

    世界に向かって窓は開け放たれている。そこから吹き込む一陣の爽やかな風は、彼の地の景色を立ち上がらせ、旅情を誘う。ラオスやミャンマーのアジアの窓からは沸き立つ活気が。ロシアや北極の北の窓からは人間の営みが。アマゾンやニューギニアの南の窓からは生命の息吹が――。49枚の写真と情味あふれる解説文の二重奏が地球を鮮やかに彩っていく。国内外をくまなく旅したシーナによる、心躍る極上フォトエッセイ!
  • 88歳の今も、私は「現在進行形」

    たらいで洗濯する背中にそっとよりかかって感じた、亡き母のぬくもりの記憶。晩酌する父のあぐらの中で毎晩座って聴いたオノマトペ。ブラジルで運命的に出会った気高い赤毛の魔女。「普通のお母さんになってよ」と小学生の娘からいわれた日。江戸川の土手に住んでいたハーちゃん。紀伊國屋書店の新入社員時代、喫茶室で見たフランス帰りの若き岡本太郎……。思い出は、よろこびだけではなく悲しみも人に力を与えてくれる。みんな今の私を作った「集まっちゃった思い出」たち。世界的児童文学作家の人生のお手本にしたい、名エッセイ集!(解説:小川 糸)
  • 旅の持つ活動的な感情が収まった後、そーっと浮かび上がってくるもの

    これは数年前に行った旅で、帰ってからすぐに原稿にまとめたのですが、なぜかすぐに発表する気持ちになれず、そのままパソコンの中に寝かせていました。
    それが今年の春、突然、あのインドの本を出したい!という思いがわき起こってきて、改めて原稿を読み返し、今の視点の解釈をところどころに追加して完成させました。
    なんというかたぶん、外に出していい時期が来たというか、旅の持つ活動的な感情が収まった後の、そーっと浮かび上がってくるものを書き残したいという思いが私にあったのではないかと思います。
  • 374(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    群ようこ
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「着たいけど着られない」はもったいない! 着物入門のための応援エッセイ

    「自分で着られない」「どこに着ていくの」「間違いを指摘されたら恥ずかしい」――寄せられる悩みの数々にこたえ、その人なりのスタイルを応援する、の群流きものエッセイ! まずはここから揃えたい、実用リストも充実!
  • 660(税込)
    著者:
    長濱 ねる
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    タレント・長濱ねるが、その日常をありのままに綴った初のエッセイ集

    「稚拙でも、独りよがりでも、矛盾していても、これが私の現在地です」。
    アイドル活動を経て、ソロタレントとして活躍の場を広げる長濱ねるが、2020年から雑誌『ダ・ヴィンチ』にて3年にわたって連載をしてきたエッセイから21編を自ら厳選。日常の出来事や、親友や家族、大切な人たちとのエピソード、時には悩み事まで。いったりきたり考えながら、それでも歩みを止めずに進んできた日々を誠実に綴った、自身初のエッセイ集。
  • 戦後日本を歌と笑顔で明るく励ました「ブギの女王」の波瀾万丈の人生を追う

    「東京ブギウギ」や「買い物ブギー」など、敗戦から復興へと進む日本社会を、明るい歌声と笑顔で励まし勇気づけた、笠置シヅ子。いま、朝の連続ドラマで注目される「ブギの女王」はどんな人物だったのか?
  • 「記憶を語り継ぐことだけが、師匠たちを死なせない唯一の方法だ――」

    学者で漫才師(米粒写経)のサンキュータツオによる、初めての随筆集。著者本人の人生をたどり、幼少時から今までの「別れ」をテーマに綴った傑作選。キュレーションを務める「渋谷らくご」でお世話になった喜多八、左談次の闘病と最期、小学生の頃に亡くなった父との思い出、そして京都アニメーションの事件で生きる気力を失ったサンキュータツオ自身の絶望と再生……。自分の心の奥に深く踏み込み、向き合い、そのときどう感じたのか、今何を思うのかを率直に描き出す。これまで「学問×エンタメ」を書いてきた著者の新境地!

    【内容例】
    「これやこの」…渋谷らくごを引っ張ってくれた喜多八、左談次二人の師匠
    「幕を上げる背中」…米粒写経として駆け出しの頃を支えたライブスタッフ
    「黒い店」…上野御徒町の古本屋「上野文庫」の店主と大学生だった自分
    「バラバラ」…「早稲田文学」で出会った作家・向井豊昭さん
    「時計の針」…大人になった今思い出す、中学校教師の話
    「明治の男と大正の女」…祖父母にしかわからない二人の話
    「空を見ていた」…仲良しだったいとこが残した一枚の写真
    「鈍色の夏」…2019年夏、生きる気力を失った自分を助けてくれたもの ほか
  • 682(税込)
    著者:
    群ようこ
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    誰もが気になるお金の問題にズバリ斬り込む実録エッセイ!

    お金は貯めるより使ってきた群さん。同年代がリタイアを始めるこの頃、まだまだ現役で働きながら、老後も気になってきた。さらについて回る身内との金銭トラブル……年金、保険、親の介護、実家の相続など、山積の問題さあどうする?
    「老後2000万円問題」が取り沙汰され老後の不安が増す中でも、読むだけで肩の力がちょっと抜ける。お金にまつわる視野が広がる実録エッセイ!
  • 戦国時代のネタ本はこれだ!

    「織田信長はうつけ者(愚か者)を演じていた?」「人たらしの豊臣秀吉は残酷?」「徳川家康はドケチだった?」などなど、ドラマや小説に登場する戦国武将たちのエピソードは、幕末の館林藩士・岡谷繁実が著した『名将言行録』がネタ本だった! 刊行当時、伊藤博文が感動し、大隈重信に「不朽の真理を含蓄した書」と言わしめた名著を、超現代訳と4コマ漫画でわかりやすく解説。戦国時代がますます面白くなる!
  • 花・草・木に魅せられ、愛情をそそぎ続けた“天真らんまん”に輝くその生涯

    1500種類以上の新種を発表し、40万点以上の植物標本をつくった「日本植物学の父」牧野富太郎。高知の富裕な商家に生まれて、家業を継ぐことを約束されていたが、おさまらない植物研究への情熱は、彼を、東京での学究生活、日本全国での植物採集へと駆り立てた。「雑草という草はない」と植物の多様性をたたえ、妻や子、家族、そして幾万の草花と、自分の「好き」をつらぬいた、愛に彩られた人生の軌跡。
  • 「死」そして、その日までを「生きる」という、人間に課せられた任務とは?

    「死」というものについて日本人が真正面から対峙せず、避けて通ろうとしてきたことに、私は長い間馴染まないでいたーー。
    幼い頃からキリスト教で死を学び、13歳で終戦を迎え、3人の親を自宅で看取ってきた著者が、夫の最期の日をまたいで2年間、対峙し綴ってきた「死ぬ」という務めとそれまでを「生きる」ことについて語り尽くす。
    文庫化にあたり、阿川佐和子と内藤啓子による対談を収録。
  • 音楽家にして作家。尾崎世界観が紡ぐ、前代未聞の“事故啓発”エッセイ!

    鮮烈なロックサウンドと叙情的な歌詞で多くの音楽ファンを魅了し続けてきたクリープハイプ。フロントマンにして芥川賞にもノミネートされた尾崎世界観が、他人に笑われても「好きなもの」を大事にする強さの根源と、その裏にひそむ葛藤を明らかにした。生きづらさを抱えるすべての人に共感をもたらす、日々を剥き出しにつづった挑発的エッセイ。書き下ろし作品を特別に収録した豪華版! 解説 安本彩花(私立恵比寿中学)
  • 家を買う前にゴミ集積所を見よ。お笑い芸人がゴミ清掃で発掘したゴミ学

    ツイッターで話題沸騰! お笑い芸人の滝沢秀一がゴミ清掃を始めてたどりついたゴミエッセイ。お笑い芸人をしながら、定収入を得るために辿り着いたゴミ清掃員という仕事。
    始めてみたら、なんとも奥深い人間観察ならぬ、社会考察につながっていく滝沢流ゴミ学。お笑いネタから深刻な人類存続の危機への警告まで、滝沢秀一の人気ツイートが、イラストを加えて単行本化。本書はその書籍に大幅に書き下ろしを加えて待望の文庫化!
    ゴミから見る格差社会や、ゴミ清掃員おすすめの物件、ゴミ清掃業界のとび抜けた人材など、読めば、明日からのゴミ捨ての意識変革がおこること間違いなし! 
    ためになる蘊蓄満載。ゴミから始まる現代社会学!
  • 748(税込)
    著者:
    小倉ヒラク
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    発酵デザイナーによる、日本の発酵文化をリサーチする、8か月間の旅の記

    元バックパッカーの小倉ヒラクが2018年夏から8カ月かけて全国の発酵の現場を訪ね歩いた旅行記。本書『日本発酵紀行』はD&DEPARTMENTが手がけるd47 MUSEUMの企画展「Fermentation Tourism Nipponー 発酵から再発見する日本の旅ー」の公式書籍として誕生しました。発酵を通して日本の文化の深層に出会い、今を見つめなおす旅の記録。醤油、味噌、酒といった日本のソウルフードだけでなく、お菓子、漬物、激レア激ウマ発酵食品までを隅々まで歩き出会い食べつくす!
  • 旅に終わりなし、道はどこまでも続いていく――

    国内はもちろん、チベット、シベリア、パタゴニア……世界中のさまざまな道を歩いてきた。訪れる土地土地には、人の、動物の、あらゆる生き物の営みがあった――。カメラのレンズを通してその躍動を見つめてきた著者が、スケール感のある写真と瑞々しい文章で綴った地球の記録。命の輝きに触れ、思いがけない光景に出会える紙上のワールドツアーにいざ出発。どこまでも行こう、目の前に広がる果ての知らないこの道を!
  • 天下人から学ぶ「人づかい」の技術! 徳川家康の人心掌握術を徹底解説

    三河の小豪族にすぎなかった徳川家康は、どうして天下人になることができたのか。その秘密は究極の部下管理術にあった。先輩たちから反感を買う新参者(井伊直政)、自分に逆らった過去を持つ年長の部下(本多正信)、家柄の良い貴公子(石川数正)……。癖だらけのチームをまとめ上げた家康の人心掌握術を、10人の家臣たちの生涯を通して徹底解剖。歴史に学ぶビジネスマン必読、すぐに活かせる天下人のリーダーシップ論!
  • 880(税込)
    著者:
    和嶋 慎治
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    世界的「怪奇派」ロックバンド・人間椅子はこうして生まれた!

    国内外で高い評価を受ける唯一無二の怪奇派ロックバンド・人間椅子。長年バンドを牽引してきたフロントマンの和嶋慎治が、曲がりくねった人生を振り返った。下駄にモンペ姿でギターを背負った中学時代、初の自作曲「女なんて」を作曲した高校時代、人間椅子の結成、そして現在……。ロック界で異彩を放ち続ける“怪物”誕生の秘密を明かした、比類なき自伝エッセイ。みうらじゅん、じろう(シソンヌ)との特別対談も収録。
  • 770(税込)
    著者:
    沢野ひとし
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「山で口にするものはどれもこれも美味しく、忘れられない」

    山で口にするものはどれもこれも美味しく、忘れられない。自分で背負っていく以外、山では食料にありつけないので、ありがたさは倍増する。遠くの峰を見つめながら口にしたミカンやアメ玉のひと欠片が体中に沁み込み、再び力が湧いてくる。山登りの食事はまさに至福の時間といえる――。さりげなく出てくる「山のごはん」に食欲が湧き上がる! 著名なイラストレーターであり、半世紀にわたる登山歴を持つ著者の、山の食べ物に焦点を当てたイラスト&エッセイ集。
  • 880(税込)
    著者:
    藤野可織
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    幽霊探しに余念のない著者。芥川賞作家が蒐集した怖い話

    私は幽霊を見ない。見たことがない。さらに目が悪い。心眼でも見えないし、知覚する脳の器官も機能しない……。だけどいつでもどこでも怖がっている筋金入りの怖がりだ。そんな著者は怪談専門誌で怪談実話を連載することに。そこで小学校時代からの恐怖体験を紹介。築百二十年の小学校の女子トイレには、“四時ばばあなる老怪女”や“病院で死んだ三つ子の霊”が出現すること。大学時代の友人たちから怖い話を聞き取りしたこと。友達の友達のお姉さんがイギリスのホテルで胸苦しくて目覚めると、金髪の白人女性がなにかをまくしたてながら首を絞めてきた話や、所属していたカメラクラブの部室の廊下を首のない女が走るという話などを思い出す。芥川賞を受賞し、上京した際には、編集者や出会った人たちからの聞き取りを怠らなかった。タクシー運転手が背負った自殺者の霊の話、マン島で見た妖精のような小さい人と目が合うとウインクしてどこかへ消えた話、自分が殺される夢を見たその夜に殺人事件が起こった話、深夜誰もいないトイレで鳴らされたナースコールなど。心霊体験をしたいがために、徳島県の廃墟ホテル訪問したり、レジデンスで訪れたアメリカで出ると言われているホテルに泊まったが幽霊には出会えず。幽霊には会えていないけれど、幽霊とは何かという問いの答えは知っている。“幽霊とは、生きているときに上げられなかった声”だ。私たちは誰であれ今でも、上げられない声を抱えながら生きているから、こんなにも幽霊を追い求めるのだろう。著者の幽霊探しの旅は続く。文庫化にあたり、書下ろし収録。【解説】朝吹真理子 【カバー絵】アンジェラ・ディーン
  • 他人の言うことさえ気にしなければ、人生はいたって幸福だ

    ある夜に覚えた孤独感に導かれ、たどり着いた自然農の世界。最初は野菜の葉の区別もつかずタネの撒き方もわからなかった。
    日々、新しい発見と失敗を繰り返し、次第に豊かに育っていく野菜を眺めては、その味をかみしめ、思いは深くまた沈む。
    必要があって自然に生まれるものはどんなことでも大変じゃない。ゆっくりやればやるほど、その途中にあるものがよく見える。
    土を触りながら草を刈りながら実感した出来事の1年間の記録。
  • 836(税込)
    著者:
    水木 悦子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    娘から見た大漫画家・水木しげるの意外な素顔とは!?

    大漫画家であると同時に二人の娘の父であった水木しげる。その姿は、次女からどう見えていたのか!?
    幼少期の思い出から、父・逝去後まで……娘としてずっと傍で”お父ちゃん”を支えてきたからこそ書ける、水木サンの魅力的な素顔に迫るエッセイ集。
    家族のこと、仕事のこと、すきな食べ物のことなど、家族でしかしならいレアエピソード満載。
    貴重な写真の数々も収録。生誕100周年の記念文庫化にあわせて、悦子さんの書下ろしエッセイを収録。
  • シリーズ2冊
    6601,012(税込)
    著者:
    西村賢太
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    新時代の無頼派作家、西村賢太の生活と意見。

    2011年3月から2012年5月までを綴った、平成無頼の私小説家・西村賢太の虚飾無き日々の記録。賢太氏は何を書き、何を飲み食いし、何に怒っているのか。あけすけな筆致で綴る、ファン待望の異色の日記文学、第一弾。
  • 一生に一度は読みたいミステリがここに。ファン必携のミステリ・ガイド!

    クリスティー、クイーンなど、海外の古典的名作から、松本清張、綾辻行人、皆川博子、今村昌弘など日本のミステリまで……。新しい才能への目配りを常に忘れない、本格ミステリのプロフェッショナルが愛をこめて執筆した、国内外の名作に寄せた解説集! 優れたミステリ・ブックガイドとしても最適の1冊。単行本刊行後に新たに執筆した解説3本と、杉江松恋との読書対談も加えた文庫増補版。
  • 880(税込)
    著者:
    葉室麟
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    葉室麟と古都の魅力を味わい尽くす。珠玉の京都案内

    人は美しく生きねばならない。義に生きる武士たちの清廉な生き様を描いた時代小説や、人生観揺るがす骨太の歴史小説で多くの読者を魅了し続けてきた作家・葉室麟。遺された作品の数々を紐解くことで、主人公に託した思いから、創作のなかでたどり着いた珠玉の人生観までを明らかにする。小説ゆかりの京都の名所案内を兼ねた、何度でも読み返したい一冊。澤田瞳子ほか、豪華対談とコラム「現代のことば」を書籍初収録!
  • 924(税込)
    著者:
    中野京子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    社会現象を巻き起こした、異色の美術展の「恐怖」と「興奮」がよみがえる!

    美女の口元から垂れた生贄の血が、点々と羽毛に染みを作る『飽食のセイレーン』──作品に込められた重要なダブル・イメージとは? その酒を飲めば豚に変えられてしまう『オデュッセウスへ杯を差し出すキルケ―』──妖艶な魔女の背景に描かれた、数々のアイテムが示す意味とは? 入場者数68万人超、最長3時間半待ちの大行列。美術史に残る大ヒットとなった「怖い絵」展を監修者の著者が解説。リアルに匹敵する、永久保存版「読む」展覧会!
  • 大ヒットシリーズ『ハゲタカ』の著者、初の社会派エッセイ!

    新型コロナウイルス感染症の流行によって、2020年は時代の分岐点となった。社会に潜んでいた様々な課題が露わになり、対立と分断が進んだ。しかし問題
    の萌芽は、すでにコロナ前にあったのではないか……? 激動の現在を経て日本はどこへ向かうのか。震災被災地や沖縄、韓国など、国内外の話題の現場を
    歩き、過去を巡って国の行く末を展望する――。数々の社会派小説を世に送り出してきた著者が刻む、未来への提言。
  • 682(税込)
    著者:
    酒井順子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ジットリ紫式部先輩にも、 パリピな清少納言姉さんにも、共感の嵐!

    「人が眉毛を抜くときの顔ってなんともいえないよね」と日常を切り取る天才だった清少納言は、歌道の家に生まれ、「私はあえて歌なんか詠まない」と宣言し、随筆で結果を残したロックな女だった――。
     『枕草子』の清少納言、『紫式部日記』の紫式部、『和泉式部日記』の和泉式部、『蜻蛉日記』の藤原道綱母、『更級日記』の菅原孝標女。今から1000年以上前に生きた女性たちは、一体どんな悩みを抱え、どのような恋愛をし、いかなる人生を送ったのだろう? 日記や随筆などの作品を読み解けば、彼女たちの性格が手にとるように見えてくる!

    【誰とガールズトークしてみたい?】
    「あるある」の元祖、女子に人気のリア充 清少納言
    ねっとり濃厚な性質、内に秘めるタイプ 紫式部
    負けず嫌いな“出家してやる詐欺”美女 藤原道綱母
    平安の“中二病”夢みる物語オタク 菅原孝標女
    モテと才能に恵まれるも、なぜか不幸体質 和泉式部
  • シリーズ2冊
    396792(税込)
    著者・イラスト:
    はらだ有彩
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ヤバい、つまり、最高。人生の波を乗り切るため”ヤバい”女子の声を聞け!

    「昔々、マジで信じられないことがあったんだけど聞いてくれる?」昔話という決められたストーリーを生きる女子の声に耳を傾け、慰め合い、不条理にはキレる。エッセイ界の新星による、現代のサバイバル本!
  • かけがえのないあなたの人生を生きるための、 吉本ばななさんからの贈り物

    「違うこと」とは、
    “その人の生き方の中で、今ここでするべきではない”こと。
    →→「なんか違う。」その直感がそう教えても、義理とかしがらみ、習慣に縛られて、我慢したり、そんな風に思う自分を責めたりしていませんか。自分を生きるって、むずかしいこと。これをすれば幸せになれるとか、これをやめないと不幸になるとかではありません。自分を生きるためには、まずは自分に正直であること。本来の自分を生きるには違うことをしないことが大切なのです。
    その生き方のヒントがこの本にはあります。文庫化にあたり、書下ろしも充実。新たに25問、読者からの質問にばななさんが答えます。文庫版おわりにも書下ろし収録。
  • 「でも、誰もがいいこと、言ってるよね」 詩人×音楽プロデューサー

    詩人と音楽プロデューサーが、人生を旅するように、自由にしゃべりました。ものを作ることや、ものを作っている人が、好きです。銀色夏生のおしゃべり本。
  • 猫も老いてはまるくなる? 飼い猫との日々を綴るユーモラスなエッセイ集。

    出かけようと思えば唸り、帰ってくると騒ぐ。しおらしさの一つも見せず、女王様気取り。長年ご近所最強の猫だったしい。老猫となったしいとの生活を、時に辛辣に、時にユーモラスに描くエッセイ。
  • 770(税込)
    著者:
    沢野ひとし
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    街から山に行き、山から街に帰る――。

    街から山に行き、山から街に帰る――。登山前の心配、不安、期待、憧れは、下山後には高揚した疲労感と安堵感を伴って酒の味を美味しくさせる。山への飽くなき憧憬と、町田の酒場で抱く日々の感慨。その間を振り子のように行き来する哀愁画伯は、今日も山で過ごした忘れがたい記憶をたどり、抒情を綴る。約70点のイラストと長年の登山経験に基づく実になるコラムを収録。熾火のような熱い気持ちが胸に沸く、珠玉のエッセイ集。
  • 748(税込)
    著者:
    寺山修司
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    最も“カッコイイ”文学者が描く、型破りな紀行文!

    稀代の文学者・寺山修司が旅した日本各地に存在する不可思議な世界。
    自らの手で集めた資料をもとに、奇妙な風習の謎を解き明かしていく。
    日本人の血の原点を探った、寺山流のユニークな紀行文学。
  • 「怖い絵」の中野京子による、絵画でオペラを解説する初心者向け入門書!

    「怖い絵」シリーズで大人気の著者がクラシック・オペラをオールカラーで解説。
    「椿姫」はマネの描いた「ナナ」を彷彿とさせる。「蝶々夫人」にドラクロワの「怒れるメディア」をイメージするのはなぜか? 他にも「ファウスト」に「空飛ぶメフィストフェレス」などオペラと名画をコラボさせて解説。オールカラーになって読みやすく美しい初心者向けクラシック・オペラの解説書。「怖い絵」の著者だから読める音楽と名画のコラボに酔いしれよう! オペラがぐっと身近になる究極の1冊!
  • 僕たちは、未来をどう生きるか。今、本当のやさしさが求められている。

    立教大学名誉教授、自由学園最高学部学部長、元立教新座中学校・高等学校校長の渡辺憲司は、2011年3月、立教新座高等学校の卒業式が中止となり、卒業生へのメッセージをインターネット上に公開した。TwitterをはじめネットやSNSで話題となり、3月16日の一日だけで30万ページビュー、合計で80万回以上の接続数を記録。その力強く優しいメッセージに老若男女が感動した。2020年3月、自由学園最高学部長ブログ146回「今本当のやさしさが問われている コロナ対策に向けて」が再び話題に。本書は当時のメッセージを再録しブログ原稿を採録、書下ろしを加えて再編成した。混迷の時代に、生きることの意味を問う、多くの気づきと自信を与えてくれる人生哲学書。
    【本書の一部を紹介】
    誤解を恐れずに、あえて、象徴的に云おう。
     大学に行くとは、「海を見る自由」を得るためなのではないか。
     言葉を変えるならば、「立ち止まる自由」を得るためではないかと思う。現実を直視する自由だと言い換えてもいい。(略)
    時に、孤独を直視せよ。海原の前に一人立て。自分の夢が何であるか。海に向かって問え。青春とは、孤独を直視することなのだ。直視の自由を得ることなのだ。大学に行くということの豊潤さを、自由の時に変えるのだ。
    (本書「卒業式を中止した立教新座高校三年生諸君へ。」より)
    【解説:池上彰(ジャーナリスト)】
  • 682(税込)
    著者:
    岡本太郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    どう生きるか。今を生きるすべての人に贈る”岡本太郎という生き方”

     半世紀の時空を超えて、太郎の言葉はぼくたちの胸にまっすぐ届きます。むしろ先の見えない不安な時代だからこそ、ズシッと響くのかもしれません。そして読み進むうちに、いつのまにか自信が湧いてきて、誇らかな気持ちになる。不思議な感覚です。 
     やっと時代が太郎に追いついた。そう言う人もいるけれど、ぼくの見方は少しちがいます。追いつく対象ならやがて追い抜かれるはずだけれど、けっしてそうはならないと考えているからです。
    再生を果たした太陽の塔が50年のときを超えてぼくたちを挑発するのは、太郎が未来を先取りしていたからではありません。太郎は生涯をとおして「人間とはなにか」「芸術とはなにか」を考えつづけただけです。
    人間の本質は千年や二千年では変わりません。太陽の塔がいつまでも古くならないのは、きわめて高度な普遍性を備えているから。おなじように太郎の言葉も古くなりようがないのです。
    平野暁臣(文庫版「おわりに」より)

     太陽の塔から半世紀を超えた今尚、岡本芸術は「人間とはなにか」「芸術とはなにか」を挑発し続けてくる。世界のパラダイムが大きく変換する混迷の時代だからこそ読みたい岡本太郎の言葉。それらは迷ったとき、困ったとき、ブレそうになったとき、生きることの真の意味を教え、自分の芯を思い出させてくれる。心に響く普遍的な言葉の数々は、読む人の血肉となり、明日を生きる自信や誇りとなる。
    書籍未収録原稿を収録し、再編集した充実の人生論。
  • 792(税込)
    著者:
    椎名誠
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    旅はまだ続く――行動派作家の軌跡

    世界中のまずいビールからはじまり、かつて社員旅行で訪れた名湯・伊香保温泉での珍騒動、メコンにシベリアにアリューシャン、南の島の妄想を含んだ回想記など全15編を収録。世界を飛び回って出会ったヒト・モノ・コトが軽快な筆致により躍動する、著者の旅エッセイの本領。旅の軌跡を振り返る一編一編に笑いと哀愁、そしてこれからも旅に生きる覚悟が込められている。読めば探検・行動意欲が湧き上がること必須の1冊。
  • やなこと全部、スワイプして消すよ。軽快に真理とつながる生き方エッセイ

    5刷15万部突破!
    kemio独自のリズミカルな語彙が脳に雪崩れ込む話題書『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』が待望の文庫化。
    NYへの引っ越し、日々変わりゆく世界で今感じること……新規の書き下ろしエッセイと撮り下ろし写真を新たに収録!

    毎日が「口から文化祭」状態! SNSやYouTubeの発信にとどまらず、歌手、モデルとしても活躍。
    独自のボキャブラリーや、「意外に深い」名言で若者の支持を集めるkemioによる待望のエッセイです!
    もともとポジティブだったわけじゃない。物心がつく前に両親が亡くなって、「当たり前」なんてわからないし、
    クラスでは「変な人」扱いされて、無視されたこともあった。
    芸能界に憧れたけど、オーディションには落ち続けて、自信をなくしたことも数えきれないほど。
    だけど人生は環境じゃなくて、すべてやり方次第。自分でカスタムした武器で、この世の中を生き抜いていく!
    人間関係や将来、恋愛・・・・・・目の前のあなたの悩みを、新機軸に吹き飛ばせる令和のバイブル。

    1章―私の、私だけの人生
    引かれたレールを走るだけなんてガラケーちっくじゃね?

    2章―人間関係わんこそば
    私を泣かせる相手に恨みはないの、強くしてくれてありがとうなの

    3章―恋なんて、、
    一生 #出口の見えないカンバセーション だわ

    4章―ウチら棺桶まで永遠のランウェイ
    知恵とか勇気とかなんでもいいから、自分でカスタムした武器で世界を壊してこ

    +後日談エッセイ7篇+文庫版あとがきを収録。
    NYでの生活、最近の恋愛事情、コロナ禍に思うこと……今のkemioが1冊に。
  • 「永遠の後輩」な私たち。愛と羞恥でバブル世代を斬る 新・世代論

    子どもに就活アドバイスができずに悩む「親バブル子ゆとり」、平野ノラの芸がイタくもあり嬉しくもある「ディスコの灯を守り続け」、とんねるずとフジテレビの運命に無常を見る「女子大生ととんねるず」、奥田民生に学べ!バブル崩壊後のナチュラルブーム――「ナチュラルの波を乗りこなせ」……など、全20章を収録。受験戦争はらくらく通過、就職活動は売り手市場。苦労知らずで、おめでたくて、50代になっても後輩気分……そんな駄目な世代を自認する酒井順子が見る、バブル世代の功罪とは。団塊・新人類世代と氷河期・ゆとり世代にはさまれたバブル世代。消費に積極的でコミュニケーション能力が高くて肉食、というイメージはどうしてできたのか。メディア、ファッション、名付け、IT、出世……あらゆるテーマでバブル世代を振り返る、バブル世代もそうでない世代も、おもわず頷く新しい愛ある世代論!
  • 昭和の演劇界で異色の輝きを放った“おちえさん”のたくましく美しい生涯

    辛い幼少期を経て、やがて少女は舞台のスポットライトを浴びる。松竹新喜劇の旗揚げから、溝口健二や小津安二郎、黒澤明ら巨匠たちの名作映画への出演まで。昭和を彩った、大阪の名女優の波瀾万丈の軌跡。

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