『暮らし・健康・子育て、角川ソフィア文庫(実用)』の電子書籍一覧
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読売・朝日・毎日で紹介された研究、新たな謎に挑む!
「自閉症の子って津軽弁話さないよね」妻の一言から調査は始まった。10年間の研究のすえ妻の正しさは証明され、この変わった研究は全国紙にも載る結果に。それから数年後、方言を話すようになった自閉症児が現れた――。多数者である私たちはどう方言を話すか、相手の意図をどう読み取っているか。そもそも「普通」の発達とは何かを問うことで、ことばの不思議から自閉スペクトラム症を捉えなおそうと試みる画期的ノンフィクション。
第I部 自閉スペクトラム症の振る舞いと認知の謎
第1章 音声の絶対音感者
第2章 自閉症は熊本弁がわからない
第3章 人はどうやってことば遣いを選ぶのか――社会的関係性と心理的関係性
第4章 なぜ、ごっこ遊びでは共通語を使うのか
第5章 印象としての方言
第6章 意図とミラーニューロン――行為を見ることの意味
第7章 意図とコミュニケーション――目標とプランの読み取り
第8章 意図と協同作業――なぜ、意図を読むことが大切なのか
第9章 ルール間の葛藤――社会的ルールとオリジナルルール
第10章 社会的手がかりへの選好のパラドクス
――わからないから注意を向けないのか、注意を向けていないからわからないのか
第11章 伝わる情報、広がる情報――ミームの概念
第12章 共同注意と情報の共有
第13章 もしも自閉スペクトラム症の子が25人、定型発達の子が5人のクラスがあったら
第14章 おさらい
第II部 新たなる謎
第15章 方言を話すようになった自閉スペクトラム症
第16章 再び調査開始
第17章 ケースの実態
第18章 なぜ、自閉スペクトラム症も方言を話すようになるのか
――社会的スキルの獲得と関係性の変化
第19章 自閉症は日本語を話さない -
「自閉症者は津軽弁を話さない」!?10年にわたる研究、話題作が文庫化!
自閉症児者が方言をしゃべらないという噂は本当なのか? 方言の社会的機能説、意図理解、自閉症児者の言語習得、自閉症児者のコミュニケーションの特異性等、筆者の飽くなき探究心から見えてきた真相とは。 -
いま注目を集める発酵食品を、第一人者が科学と歴史で紐解く!
納豆、熟鮓、ホンオ・フェ、キビヤック、シュール・ストレンミング……この世界には、強烈なにおいを放つ食べ物がある。未知なる発酵食品を求めて東奔西走する著者が、失神寸前になりながらも、かぶりつく!
発酵学の第一人者・小泉武夫が「くさいはうまい」をテーマに語るエッセイ集。味・におい・文化の魅力たっぷりの発酵ワールドへ読者を誘う。
第1章では、今注目を集める甘酒など、身近な発酵食品を、科学と歴史の両面から迫る。
第2章「くさいはうまい」は、著者が世界各地で体験してきた、くさいにまつわる強烈なエピソードを紹介。
さらに、ノンフィクション作家・高野秀行氏との「くさい」食べ物対談を新たに収録する。
(目次・抜粋)
滋養たっぷり物語…甘酒/味噌/パン/キムチ/発酵豆腐/くさや/納豆/チーズ/ヨーグルト
くさいはうまい…臭い肉、臭い酒/臭い鳥/大根と沢庵/山羊と羊/激烈臭発酵食品/臭い魚
高野秀行氏との対談…対談は西アフリカの納豆から始まる/世界一臭い納豆の登場/南米のカエルを飲み干す/強烈なにおいの熟鮓コンテスト/なぜ二人は発酵を追い求めるのか など -
日本のマメ文化もすごいが、世界のマメ文化もすごい!
醤油や味噌、豆腐に納豆、油揚げ、湯葉。これほど豆を使った料理のバリエーションを持つのは日本ぐらいだろうと思いがちだが、世界の豆の種類と豆食文化も負けていない! ヒヨコマメ・キマメ、果肉が冷たく甘いアイスクリームビーン。豆腐麺、茶で煮しめ風干しする豆腐干、臭豆腐や腐乳など、食生活を支えてきた多彩な豆食文化を求めて、中国・インド・東南アジア・南米などを探査。人間の知恵と知られざる豆のパワーに迫る。 -
科学でわかる西洋料理。肉をおいしく焼くには? オムレツをふわふわにするには?
肉料理、魚料理からソースまで、西洋料理の調理法や技術にまつわる「コツ」や「なぜ?」を分かりやすく科学の目で解明・解説する。
素材別、ジャンル別に、すぐに使えるコツと裏技を徹底網羅し、その一つひとつに科学的な裏付けを解説した新しいタイプの秘伝書。プロの技と、明確な料理の科学で、ジューシーなハンバーグもふわふわオムレツも、お手のもの。理屈が分かれば、レストランに行ったときの楽しみも倍増する。知れば知るほど料理作りに挑戦したくなる、辻調直伝の凄技満載の実践バイブル。 -
「育児の神様」が綴ったホッとする育児書。日本小児科医推薦図書。
この本に書かれた内藤先生のメッセージが凝縮された新「育児の原理」十二則の一部をご紹介。
第二則
育児の原理は、愛情を伝えるお母さんと赤ちゃんの目と目の対話「まなかい」です。まだ言葉がわからない赤ちゃんに、お母さんのやさしい目で話しかけてあげてください。
「まなかい育児」で赤ちゃんに健やかな体とあたたかい心が育まれ、母と子の絆が強く結ばれます。
第七則
ゼロ歳から一歳過ぎの赤ちゃんのしつけは愛情を伝えるお母さんと赤ちゃんの目と目の対話をしながら「まなかい抱っこ」だけで十分です。「どんぶらこ、どんぶらこ」と赤ちゃんを、ゆっくり、ゆっくりあやします。おだやかなお母さんの声や顔そして肌から、赤ちゃんはあたたかい心を吸収していきます。大切なのはお母さんが、いつもゆったりと、かまえていることです。
第八則
心の傷跡が残りやすい一歳半から二歳頃のしつけは、命令や否定ではなく、「あなたならできるよね」と、根気よくお願いします。自我の芽を大切にしてあげると、子どものいろいろな能力が引き出され、伸ばされます。この頃、自我の芽を押さえつけると反抗心となり、いずれ復讐心にかわることさえあります。自己制御できるようになる四歳以降、お友達の悩みや苦しみを理解できるようになるためにも二歳児前後の心の育児はとても大切です。 -
国民食のラーメンは和食か? 歴史がつくった食文化、日本の味のなぞを解く。
世界無形文化遺産「和食」はどのようにかたちづくられたか。素材を活かし、旨みを引き立て、栄養バランスにすぐれた食文化が、いつどんな歴史のもとに生まれたかを探り、その成り立ちの意外な背景を描く。 -
あなたも長寿エリートになれる!
自分は何歳まで生きられるのか。寿命を決めるのは遺伝か環境か。発見されたさまざまな寿命制御遺伝子は、普通の人間にも長寿をもたらしてくれるのか。加齢医学の専門家が健康長寿の秘密に多方面から迫る!※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。 -
東洋思想と西洋思想を踏まえ、心とからだの関係をあきらかにする。
人間の体の不調を引き起こす精神的ストレス、脳(神経)と心の関係性、老化とボケの問題など、いまだ謎の多い人間の心と体にまつわる様々な疑問に答え、日々の健康維持に役立つヒントを提示する医学エッセイ。 -
親子で読める! 驚きと不思議がいっぱいのオモシロ生き物エッセイ
四つ葉のクローバーが見つかりやすい場所があるって知っていますか? テントウムシの派手な模様は何のため? 散歩の途中で見かける身近な生き物たちの、知られざる日常や自然界を生き抜く知恵が楽しくわかる。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。 -
昔の日本人はいかに植物とともに生きてきたか?
なぜ桃太郎はミカンではなく桃から生まれたか。なぜ門松なのに竹を飾るのか――。日本人の暮らしや文化と、植物との意外で密接な繋がりを紹介。植物の優れた特性が身近なエピソードとともに楽しめる30篇。 -
アンドロメダは、意外と近かった!? 手に取るように宇宙が分かる!
銀河系が直径10センチのどら焼きなら、アンドロメダは2メートル離れた同じ大きさのどら焼き――。銀河や、惑星、ブラックホールなどの宇宙の不思議を身近なものにたとえて分かりやすく解説する科学エッセイ。 -
時間と空間を超えた科学的探検!
1万8000年もの間、シベリアの凍土に埋もれていたマンモスは、現代の日本でどのようによみがえったのか? 各国の科学者たちが最先端の技術と知恵で解き明かしていくマンモスの実態を総合的に解説。
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