『SF、ディスカヴァー・トゥエンティワン(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
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■■バルザック研究の第一人者・私市保彦がおくる、
現代と過去を融合させた冒険ファンタジー■■
つらいイジメに悩んだ過去を今も引きずる高校生・タケシ。あるときから、彼の住む町では<影が薄くなる>という不思議な病が蔓延しはじめる。影が薄くなった人は、しまいには亡くなってしまうのだ。
タケシの妹・マリーは、「豊年満作」を祈願する祭で、金のバチで太鼓を打つ聖女に選ばれていた。ある日突然、金のバチが盗まれ、マリーも姿を消す。実は、これらはすべて、地底の龍魔王の仕業だった。龍魔王は、聖女・マリーに霊力のある金のバチで太鼓を打たせ、地底と地上の世界を悪で支配することを企んでいたのだ。
タケシはマリーを救うため、ふしぎなきっかけで自分と合体した先祖の「三郎蛇」とともに、地底の龍魔王を倒す旅に出ることになる。地底では、霊力をもった鹿族の長老「鹿男」や、三郎の地底での妻の妹「月姫」と出会い、助けられながら龍魔王の潜む地底の奥深い地へ向かうが、途中、龍魔王の手下たちからさまざまに攻撃をうける。
また、龍魔王のせいで大切な資源を失い、災厄に襲われている「桶造りの里」と「紙漉きの里」を訪れ、その被害を目の当たりにして、タケシは怒りを募らせる。
龍魔王のもとへ行くには、三つの厳しい山、「炎の山」、「氷雪の山」、「〈大化け〉の山」を越えねばならなかった。臆病で、自分に自信を持てないタケシだったが、妹・マリーのため、自分を信頼し、助けてくれる地底の人々のため、それぞれの山に挑み、龍魔王に立ち向かうことを決意する――。 -
「それはUFOだったのか」
「この宇宙に生命が存在する意味とは……。」
「うつろ舟」の伝説を追った若き物理学者と生物学者が、地球外生命体の謎を解き明かし、
遙かな時空へと導かれていく。
物理学・生物学などの専門的な観点から描く新感覚理論派SF。
(※本書は2021/6/10に株式会社 リーブルより発売された書籍を電子化したものです) -
第12回ノベラボグランプリ最優秀賞受賞作品!
地球外から飛来した謎の柱状物体を前に、人類は危機に瀕していた。
特殊部隊「不比等」を率いる田嶋は、困難なミッションの成功と引き替えに選り抜きの部下全員を失う。
一人生還し除隊を決意した田嶋に、視力を失った少年を医療施設へ護送せよという最後の任務が与えられる。その行程は1500km。果たして田嶋は少年を無事に送り届けることができるのか。隠された任務の真の目的は何か。
一気読み必至のアクションSF。 -
西暦2061年、ウェアラブル機器と高度な人工知能「カミサマ」によって緩やかな情報管理が行われる時代。「僕」は先生から頼まれたお遣いで、ウェアラブル機器を持っていない少女、サラガネ・サラサと出会う。
近未来の一夏を舞台に、過去と未来、サイエンスフィクションと甘酸っぱい恋が交錯する青春小説。
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